JP4108209B2 - 糸通し具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中通し竿の内部に釣糸を通すために用いられる中通し竿の糸通し具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の振出形式の中通し竿は、竿体内部に釣糸通路を有する元竿と、元竿の穂先側に連結され竿体内部に竿体通路を有する元上竿と、元上竿の穂先側に連結される複数の中竿及び穂先竿とを有している。この元竿は、竿体外周面に固定されたリールと、リールの穂先側に設けられ糸挿通路内に釣糸を導入するための糸導入孔を有している。また、穂先竿の穂先側先端には釣糸を外部に導き出す糸導出口が設けられている。このような中通し竿では、リールからの釣糸は糸導入孔を通して竿体内部の釣糸通路に導入され、穂先竿の穂先の糸導出口から外部に導出される。
【0003】
この種の中通し竿において、糸導入孔を通して釣糸通路に釣糸を導入し、さらに糸導出口から取り出すために糸通し具が用いられる。従来の糸通し具は、複数の素線をよって形成されたワイヤで形成されている。ワイヤの長さは、収納時の糸導入孔から糸導出口までの長さより長くなっている。このワイヤの後端には釣糸を係止可能な糸係止部が設けられている。また、ワイヤの先端にはワイヤの素線が広がるのを防止するキャップが固定されている。
【0004】
このような糸通し具を用いて釣糸を中通し竿に通す場合(以下「釣糸挿通操作」という)には、穂先竿及び中竿を順次竿元側の竿体に収納して、元竿の穂先側に元上竿のみが突出した状態にする。一方で、糸通し具の糸係止部に釣糸を係止する。次に、糸通し具の先端を元竿の糸導入孔から内部の糸挿通路に挿入する。そして、糸通し具を穂先竿の釣糸通路に挿入しながら穂先側に送ってゆき、糸通し具の先端を糸導出口から外部に導出する。その後、糸通し具の先端を外部から引っ張って、釣糸係止部に係止されている釣糸を糸導出口から導出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
釣糸挿通操作時に竿元側の他の竿体に収納される穂先竿は、その穂先側先端が他の竿体内部に収納されず、穂先側先端が飛び出した状態で収納されるように配置されている。これは、穂先竿の穂先側先端が突出していなければ釣糸挿通操作終了後に穂先竿を再度引き出すのが困難だからである。
【0006】
しかし、穂先竿の穂先側端部が他の竿体内に収納されないと、各竿体を順次収納した運搬時等において、突出した穂先竿の穂先側端部を他のものにぶつけて破損してしまう恐れがある。
【0007】
本発明の課題は、中通し竿の穂先側端部を痛めることなく、釣糸挿通操作を容易に行うことができる糸通し具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
発明1にかかる糸通し具は、竿元側竿体に糸導入孔を有するとともに穂先竿先端部に糸導出口を有する複数の竿体からなる中通し竿であり、各竿体を竿元側の竿体に順次収納した状態において穂先竿の穂先側端部が竿元側の竿体内に収納される中通し竿内部の糸挿通路に釣糸を通すために用いられる糸通し具である。そして、屈曲自在な線状の本体部と、本体部の後端に設けられた釣糸係止部と、本体部の先端に設けられたキャップ部と、本体部の前記キャップ部から所定量の後方の位置に設けられキャップ部が穂先竿先端部の糸導出口から突出した状態で穂先竿内部の釣糸通路内周面に係止して、前記穂先竿を前記竿体の元上竿から引き出すことが可能でありかつ糸導出口から引出可能な係止部材とを備え、前記穂先竿が前記竿元側の竿体に収納されている状態であっても釣糸挿通操作ができるようにしたことを特徴とする
【0009】
この糸通し具を用いて以下のように釣糸挿通操作を行う。
【0010】
例えば、穂先竿及び中竿を順次竿元側の竿体に収納して、元竿の穂先側に元上竿のみが突出した状態にする。この状態で穂先竿は元上竿内に収納されており、穂先竿の穂先側端部も突出せず元上竿内に収納されている。
【0011】
一方で、糸通し具の糸係止部に釣糸を係止し、糸通し具のキャップ部を元竿の糸導入孔から内部の糸挿通路に挿入する。そして、糸通し具を穂先竿の釣糸通路に挿入しながら穂先側に送ってゆき、糸通し具の先端を糸導出口から外部に導出する。この状態で、糸通し具の本体部に設けられた係止部材が穂先竿の釣糸通路内周面を係止する。その後、糸通し具のキャップ部を引っ張って穂先竿を元上竿から引き出すと共に、さらに力を込めて穂先竿の糸導出口から糸通し具を引き出し、糸通し具の釣糸係止部に係止されている釣糸を糸導出口から導出する。
【0012】
このように、釣糸挿通操作時において係止部材が穂先竿を係止しながら穂先側に引き出すので、穂先竿が竿元側の竿体の内部に完全に収納されていても容易に釣糸挿通操作ができる。この結果、中通し竿としては、穂先竿を他の竿体内に完全に収納できるので穂先竿の穂先側端部を痛めることはなく、かつ釣糸挿通操作も容易に行うことができる。
【0013】
発明2にかかる糸通し具は、発明1の糸通し具であって、係止部材は穂先竿内径にほぼ合致する外径を有する弾性部材である。
【0014】
この場合には、弾性部材が穂先竿内部の釣糸通路に係止されて穂先竿を元上竿から引き出す。さらに力を込めて穂先竿の糸導出口から糸通し具を引き出すと、弾性部材の弾性によって穂先竿に対する係止が解除され、釣糸係止部に係止されている釣糸を糸導出口から導出可能である。
【0015】
発明3にかかる糸通し具は、発明2の糸通し具であって、弾性部材は球状である。
【0016】
この場合には、弾性部材は球状であるので、中通し竿の内周面を損傷することなく釣糸挿通操作を行うことができる。
【0017】
発明4にかかる糸通し具は、発明1の糸通し具であって、係止部材は、前記本体部の径方向外方にかつ前記キャップ部方向に先端部が傾いて設けられた屈曲自在なフック状部材である。
【0018】
この場合には、フック状部材が穂先竿内部の釣糸通路に係止されて穂先竿を元上竿から引き出す。さらに力を込めて穂先竿の糸導出口から糸通し具を引き出すと、フック状部材は屈曲して穂先竿に対する係止が解除され、釣糸係止部に係止されている釣糸を糸導出口から導出可能である。
【0019】
発明5にかかる糸通し具は、発明1の糸通し具であって、係止部材は穂先竿の内径にほぼ等しい径を有するコイル部材である。
【0020】
この場合には、コイル部材が穂先竿内部の釣糸通路に係止されて穂先竿を元竿から引き出す。さらに力を込めて穂先竿の糸導出口から糸通し具を引き出すと、コイル状部材は変形して穂先竿に対する係止が解除され、釣糸係止部に係止されている釣糸を糸導出口から導出可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0022】
(中通し竿の構成)
本発明の第1実施形態を採用した中通し竿は、図1に示すように、元竿1と、元竿1の穂先側に連結された元上竿2と元上竿2の穂先側に連結された第1中竿3,第2中竿4と、第2中竿4の穂先側に連結された穂先竿5とを有している。これら元竿1〜穂先竿5は炭素繊維またはガラス繊維等に合成樹脂を含浸させたプリプレグから形成される先細り筒状部材であって、内部に釣糸通路100を有する(図2等参照)。そして、元上竿2〜穂先竿5は穂先側から順次竿元側の竿体の内部に挿入され出し入れ自在になっており、いわゆる振出形式で連結されている。
【0023】
元竿1は、外周面に形成されリールを脱着自在に装着可能なリールシートと、穂先側外周面に形成されリールからの釣糸Lを竿体内部に導入する釣糸導入孔8が形成されている。この釣糸導入孔8には釣糸Lとの接触から周縁部を保護するための保護リングP(図2参照)が周縁部に填め込まれている。また、元竿1には釣糸導入孔8を覆うように配置された釣糸ガイド9が固定されている。さらに、穂先竿5の穂先側端部にはトップガイド10が取り付けられており、リールから之釣糸Lは釣糸ガイド9及び釣糸導入孔8を通り釣糸通路100に導かれて、穂先側のトップガイド10より外部へ導かれる。
【0024】
図2に示すように、釣糸ガイド9は、金属製のリング状部材であるリング部11と、リング部11からその周方向外方に連続して形成されリング部11を支持するように元竿1の軸方向に伸びて形成された脚部12と、脚部12の両先端を元竿1の周面に沿うようにそれぞれ折り曲げて形成された固定部13とを有している。リング部11は、例えば、Ti合金やTi−Ni合金等の金属からなる部材であって、リング部11のリング状内周には硬質セラミック製のセラミックリングがはめ込まれて固定されている。また、脚部12はリング部11と一体で形成され、釣糸導入孔8を覆うアーチを形成している。この脚部12の先端部分が竿体1の周面に配置され固定されており、固定部13となっている。そして、この固定部13は巻糸(図示せず)及び接着剤等によって元竿1に固定されている。
【0025】
図2に示すように、元上竿2は内部に釣糸通路100を有する筒状部材であって、元竿1の穂先側に振出形式で連結されている。そして、元上竿2の竿元側端部には尻栓20がはめ込まれている。元上竿2は元竿1の穂先側に引き出されて連結された状態において、竿元側端部が元竿1の釣糸導入孔8の穂先側に位置するようになっている。この尻栓20は、元上竿2の竿元側にはめ込まれ軸方向に貫通した貫通孔21aが形成された筒状の本体部21と、本体部21の穂先側に貫通孔21aに連続して形成され穂先竿5を収納可能な収納部22を有している。さらに、貫通孔21aには硬質のセラミックリングPがはめ込まれている。
【0026】
また、穂先竿5はもっとも穂先側に連結される竿体であって、穂先側端部にはトップガイド10が固定されている。この穂先竿5の穂先側端部は、各竿体を順次竿元側の竿体に収納した場合において、突出することなく元上竿2内部に収納される。具体的には、図2に示すように、穂先竿5の穂先側端部が元上竿2の穂先側端部より竿元側に位置するように収納される。
【0027】
(糸通し具の構成)
糸通し具30は、図2に示すように、屈曲自在な線状の本体部31と、芯材31の先端に固定されたキャップ部32と、本体部31の後端に設けられた釣糸係止部33とを有している。そして、本体部31の穂先側にはゴム部材34が固定されている。
【0028】
本体部31は、複数の素線をよって形成されたワイヤで形成されており、表面には所定の樹脂がコートされている。本体部31の径は0.2〜0.5mm程度であり、もっとも径の小さい穂先竿5の釣糸通路100を挿通可能になっている。また、各竿体の釣糸通路100に沿って自由に屈曲可能になっている。なお、超弾性を有する形状記憶合金を用いて本体部31を形成してもよい。
【0029】
キャップ部32は、スチールまたはこれらの合金若しくは合成樹脂から形成される円筒形の部材である。本体部31を構成する素線が広がらないように本体部31の先端部を覆うように配置される。そして、もっとも径の小さい穂先竿5の釣糸通路100を挿通可能なように外径が設定されている。また、釣糸係止部33は本体部31の後端に設けられた屈曲自在なリング状の部材であり、釣糸Lを係止可能になっている。
【0030】
ゴム部材34は本体部31が貫通するようにして本体部31上に固定された球状のゴム製部材である。本体部31のキャップ部32のやや後方の位置に固定されている。ゴム部材34の外径は穂先竿5の内径にほぼ合致している。また、ゴム部材34はその弾性によって伸縮可能である。
【0031】
(釣糸挿通操作)
次に、本実施形態にかかる糸通しを用いて行う釣糸挿通操作について説明する。
【0032】
まず、図2に示すように、穂先竿5及び第2中竿4,第1中竿3を順次竿元側の竿体に収納して、元竿1の穂先側に元上竿2のみが突出した状態にする。この状態で穂先竿5は元上竿2内に収納されており、穂先竿5の穂先側端部も突出せず元上竿2内に収納されている。
【0033】
一方で、糸通し具30の糸係止部33に釣糸Lを係止し、糸通し具30のキャップ部3を元竿1の糸導入孔8から内部の糸挿通路100に挿入する。そして、図3(a)に示すように、糸通し具30を穂先竿5の釣糸通路100に挿入しながら穂先側に送ってゆき、糸通し具30の先端をトップガイド10から外部に導出する。この状態で、糸通し具30の本体部31に設けられたゴム部材34が穂先竿5の釣糸通路内周面に係止される。その後、図3(b)に示すように、糸通し具30のキャップ部32を引っ張って穂先竿5を元上竿2から引き出すと共に、図3(c)に示すように、さらに力を込めて穂先竿5のトップガイド10から糸通し具30を引き出す。ここで、ゴム部材34の弾性を利用してゴム部材34の穂先竿5に対する係止を解除し、釣糸係止部33に係止されている釣糸Lをトップガイド10から導出する。
【0034】
以上のように、本実施形態に係る糸通し具30では、釣糸挿通操作時においてゴム部材34が穂先竿5を係止しながら穂先側に引き出すので、穂先竿5が元上竿2の内部に完全に収納されていても容易に釣糸挿通操作ができる。この結果、中通し竿としては、穂先竿5を他の竿体内に完全に収納できるので穂先竿5の穂先側端部を痛めることはなく、かつ釣糸挿通操作も容易に行うことができる。
【0035】
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0036】
本発明の第2実施形態を採用した糸通し具40は、図4(a)に示すように、屈曲自在な線状の本体部41と、芯材41の先端に固定されたキャップ部42と、本体部41の後端に設けられた釣糸係止部(図示せず)とを有している。そして、本体部41の穂先側には屈曲自在でありかつ先端がフックに形成されたフック状部材44とを有している。
【0037】
本体部41は、複数の素線をよって形成されたワイヤで形成されており、表面には所定の樹脂がコートされている。キャップ部42は、スチールまたはこれらの合金若しくは合成樹脂から形成される円筒形の部材である。本体部41を構成する素線が広がらないように本体部41の先端部を覆うように配置される。また、釣糸係止部(図示せず)は、第1実施形態と同様に、本体部41の後端に設けられた屈曲自在なリング状の部材であり、釣糸Lを係止可能になっている。
【0038】
フック状部材44は、本体部41の穂先側に本体部41の径方向外方かつキャップ部42方向に先端側が傾いて設けられている。例えば、細かい金属線を寄り合わせたものや、弾性を有する合成樹脂等から形成され、大きな力が加えられると屈曲可能になっている。高さはほぼ穂先竿5の内径程度であり、先端はフック状に形成されている。
【0039】
(釣糸挿通操作)
次に、本実施形態にかかる糸通しを用いて行う釣糸挿通操作について説明する。
【0040】
まず、第1実施形態と同様に、穂先竿5及び第2中竿4,第1中竿3を順次竿元側の竿体に収納して、元竿1の穂先側に元上竿2のみが突出した状態にする。この状態で穂先竿5は元上竿2内に収納されており、穂先竿5の穂先側端部も突出せず元上竿2内に収納されている。
【0041】
一方で、糸通し具40の釣糸係止部に釣糸Lを係止し、糸通し具40のキャップ部41を元竿1の糸導入孔8から内部の糸挿通路100に挿入する。そして、図4(a)に示すように、糸通し具40を穂先竿5の釣糸通路100に挿入しながら穂先側に送ってゆき、糸通し具40の先端をトップガイド10から外部に導出する。この状態で、糸通し具40の本体部41に設けられたフック状部材44が穂先竿5の釣糸通路内周面に係止される。その後、図4(b)に示すように、糸通し具40のキャップ部42を引っ張って穂先竿5を元上竿2から引き出すと共に、図4(c)に示すように、さらに力を込めて穂先竿5のトップガイド10から糸通し具40を引き出す。ここで、フック状部材44を屈曲させて穂先竿5に対する係止を解除し、釣糸係止部に係止されている釣糸Lをトップガイド10から導出する。
【0042】
[他の実施形態]
(a)図5に示すように、糸通し具50の本体部51の穂先側付近にコイル状部材54を設けてもよい。このコイル状部材54の径は、穂先竿5の内径とほぼ一致しており、コイル部材54は穂先竿5に係止可能である。また、本体部51を強く引くとコイル部材54は屈曲変形されて、穂先竿5への係止が解除される。(b)弾性部材の形状は球状に限定されるものではなく、例えば、円柱状,立方体,直方体等の様々な形状とすることができる。
(c)本体部上において弾性部材を任意の位置に移動可能にしてもよい。
【0043】
例えば、ゴム部材に本体部よりやや小径の貫通孔を設けて、強くゴム部材を押すことによって任意の箇所にゴム部材を移動可能としてもよい。この場合には、釣人の任意の箇所において糸通し具が穂先竿を係止することができ、操作性がさらに向上する。
【0044】
【発明の効果】
本発明にかかる糸通し具によれば、穂先竿が竿元側の竿体内に完全に収納される中通し竿にあっても、容易に釣糸を糸挿通路内に導入できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中通し竿の全体図。
【図2】本発明の第1実施形態を採用した糸通し具の作業を説明するための中通し竿の正面断面部分図。
【図3】本発明の第1実施形態を採用した糸通し具を用いて釣糸挿通操作を行う状態を示した図。
【図4】本発明の第2実施形態を採用した糸通し具を用いて釣糸挿通操作を行う状態を示した図。
【図5】本発明の他の実施形態を採用した糸通し具を用いて釣糸挿通操作を行う状態を示した図。
【符号の説明】
1 元竿
2 元上竿
3 第1中竿
4 第2中竿
5 穂先竿
30,40,50 糸通し具
31,41,51 本体部
32,42 キャップ部
33 釣糸係止部
34 ゴム部材
44 フック状部材
54 コイル部材

Claims (5)

  1. 竿元側竿体に糸導入孔を有するとともに穂先竿先端部に糸導出口を有する複数の竿体からなる中通し竿であり、各竿体を竿元側の竿体に順次収納した状態において穂先竿の穂先側端部が竿元側の竿体内に収納される中通し竿内部の糸挿通路に釣糸を通すために用いられる糸通し具であって、
    屈曲自在な線状の本体部と、
    前記本体部の後端に設けられた釣糸係止部と
    前記本体部の先端に設けられたキャップ部と、
    前記本体部の前記キャップ部から所定量の後方の位置に設けられ、前記キャップ部が前記穂先竿先端部の糸導出口から突出した状態で前記穂先竿内部の釣糸通路内周面に係止して、前記穂先竿を前記竿体の元上竿から引き出すことが可能でありかつ前記糸導出口から引出可能な係止部材とを備え、
    前記穂先竿が前記竿元側の竿体に収納されている状態であっても釣糸挿通操作ができるようにした
    ことを特徴とする糸通し具。
  2. 前記係止部材は前記穂先竿内径にほぼ合致する外径を有する弾性部材である、請求項1に記載の糸通し具。
  3. 前記弾性部材は球状である、請求項2に記載の糸通し具。
  4. 前記係止部材は、前記本体部の径方向外方にかつ前記キャップ部方向に先端部が傾いて設けられた屈曲自在なフック状部材である、請求項1に記載の糸通し具。
  5. 前記係止部材は前記穂先竿の内径にほぼ等しい径を有するコイル部材である、請求項1に記載の糸通し具。
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