JP4165958B2 - 中通し竿 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は釣竿、特に、リールからの釣糸を内部に挿通可能な釣糸通路を有する中通し竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
中通し竿は、内部に釣糸を挿通可能な釣糸通路を有する竿体と、竿体に脱着自在に固定されたリールと、前記リールの穂先側の竿体外周面に形成された釣糸導入口と、竿体の穂先側端部に形成されたトップガイドとを有している。このような中通し竿では、リールからの釣糸を釣糸導入口より釣糸通路に導入し、穂先側のトップガイドより外部に釣糸を導出する。
【0003】
一般的に、このような中通し竿において釣糸を釣糸通路に挿通させるためには、例えば、金属ワイヤ製の糸通し具が用いられる。糸通し具の終端に釣糸を係止して、糸通し具の先端を釣糸導入口より釣糸通路に導入する。そして、トップガイドから糸通し具を引き抜いて釣糸を釣糸通路に挿通させる。
具体的には、複数の竿体が振出形式に連結された中通し竿において糸通し具を用いて釣糸を釣糸通路に挿通する場合(以下、「釣糸挿通操作」という)、図4に示すように、穂先竿5,第2中竿4を順次第1中竿3に収納し、釣糸導入口9が形成された元上竿2の穂先側に第1中竿3のみ引き延ばした状態で釣糸挿通操作を行う。ここで、穂先竿5の竿元側端部は第1中竿3の竿元側に配置された尻栓50の収納部51に収納される。そして、釣糸導入口9からのぞき込みながら、糸通し具200の先端を尻栓50の貫通孔を通して穂先竿5内に挿入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、小さな釣糸導入口9から竿体内をのぞき込み、糸通し具200を穂先竿5の釣糸通路に挿入するのは、初心者にとって困難な場合がある。特に、尻栓50にはセラミックリング52がはめ込まれているが、糸通し具200を穂先竿5内に円滑に挿入させるためには、このセラミックリング52の内径は穂先竿5の内径に合わせる必要があり小径に形成せざるを得ない。このように小径のセラミックリング52に直接糸通し具200を挿入するのは一定の技術を必要とする。
【0005】
本発明の課題は、容易に釣糸挿入操作が行える中通し竿を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1にかかる中通し竿は、外周面にリールを装着可能でありリールからの釣糸が通過可能な釣糸通路を内部に有する中通し竿であって、釣糸通路に釣糸を導入可能な釣糸導入口を穂先側外周面に有する第1竿体と、第1竿体の穂先側に振出形式で直接連結され、竿元側端部に配置された大径尻栓を有し、第1竿体から穂先側に引き出された状態で大径尻栓が釣糸導入口の穂先側に位置する第2竿体と、第2竿体の穂先側に振出形式で連結され、竿元側端部に配置された小径尻栓を有する第3竿体とを備えている。そして、大径尻栓は、軸方向に貫通するとともに竿元側ほど内径が大径となる貫通孔を有する筒状の本体部と、本体部内にはめ込まれ内径が第3竿体の竿元側内径より大きな内径を有する釣糸案内部材と、本体部の穂先側に釣糸案内部材に隣接して形成され小径尻栓を収納可能な収納部とを有し、
小径尻栓は、軸方向に貫通し釣糸が挿通可能であり竿元側ほど内径が大径になる貫通孔を有する本体部を有し、前記小径尻栓は、前記本体部が前記収納部に収納可能なものであり、前記小径尻栓の前記貫通孔の竿元側端部の内径は、収納された状態において、前記釣糸案内部材の内径とほぼ一致して連通するように形成されている
ことを特徴とする
【0007】
この中通し竿は、収納時には第3竿体,第2竿体をそれぞれ順次第1竿体内に収納してコンパクトな状態になり、使用時には第3竿体,第2竿体を第1竿体の穂先側に引き延ばして1本の竿体として用いられる。また、釣糸挿通操作時においては、第3竿体を第2竿体内に収納し第2竿体を第1竿体の穂先側に引き延ばして用いられる。具体的には、第2竿体はその竿元側端面が第1竿体の釣糸導入口の穂先側に位置するように連結され、第3竿体はその小径尻栓が第2竿体の大径尻栓の収納部に収納されるように第2竿体内に挿入される。
【0008】
この中通し竿では、釣糸挿通操作時において、糸通し具を釣糸導入口から第2竿体の竿元側端部に配置された大径尻栓の本体部内の釣糸案内部材に向けて挿入する。そして、大径尻栓を穂先側に向けて挿通した糸通し具は収納部内の小径尻栓内に挿入され、さらに第3竿体の竿体内へ挿入される。ここで、釣糸案内部材は第3竿体の竿元側内径より大きな内径を有しており糸通し具を挿入しやすく、また、釣糸案内部材に挿入された糸通し具は、小径尻栓の貫通孔に案内されて釣糸案内部材に比べてさらに小径の第3竿体内に容易に挿入される。また、釣糸導入口より挿入する糸通し具を、竿体の軸方向に平行に近づくように寝せながら釣糸挿通操作を行うことができ、釣糸挿通操作がより容易になる。
【0009】
発明2にかかる中通し竿は、発明1の中通し竿であって、釣糸案内部材の内径は第3竿体の竿元側内径より大きく第3竿体の竿元側外径より小さい。
この場合には、釣糸案内部材の内径が第3竿体の竿元側外径より小さく、釣糸案内部材と第3竿体との間に不要な段差が生じにくいので、釣糸挿通操作がより容易になる。
【0010】
発明3にかかる中通し竿は、発明1または2の中通し竿であって、釣糸案内部材は硬質セラミックリングである。
この場合には、硬質セラミックリングが、中通し竿使用時において釣糸が尻栓を損傷するのを抑える。また、糸通し具が貫通孔を通過する際に尻栓を傷付けるのも防止できる。
【0011】
発明4にかかる中通し竿は、発明3の中通し竿であって、小径尻栓は貫通孔にはめ込まれた硬質セラミックリングをさらに備えている。
【0012】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用した中通し竿は、図1に示すように、元竿1と、元竿1の穂先側に連結された元上竿2と元上竿2の穂先側に連結された第1中竿3及び第2中竿4と、第2中竿4の穂先側に連結された穂先竿5とを有している。これら元竿1〜穂先竿5は炭素繊維またはガラス繊維等に合成樹脂を含浸させたプリプレグから形成される先細り筒状部材であって、内部に釣糸通路100を有する(図2等参照)。そして、元上竿2〜穂先竿5は穂先側から順次竿元側の竿体の内部に挿入され出し入れ自在になっており、いわゆる振出形式で連結されている。
【0013】
元竿1は外周面に形成されリール7を脱着自在に装着可能なリールシート8を有し、竿元側端部には元竿尻栓10が脱着自在に装着されている。また、元上竿2の穂先側外周面にはリール7からの釣糸Lを竿体内部に導入する釣糸導入口9が形成されており、さらに、釣糸導入口9を覆うように配置された釣糸導入ガイドGが固定されている。また、釣糸導入口9の竿元側周縁部にはセラミック製のガイド11(図2参照)がはめ込まれている。この元上竿2の釣糸通路100は釣糸導入口9の穂先側において段が形成され、穂先側に比べて竿元側が大径に形成されている。一方、穂先竿5の穂先側端部にはトップガイド6が取り付けられており、リール7からの釣糸Lは釣糸導入ガイドG及び釣糸導入口9を通り釣糸通路100に導かれて、穂先側のトップガイド6より外部へ導かれる。
【0014】
図2に示すように、釣糸導入ガイドGは、釣糸導入口9の穂先側において元上竿2に固定される前固定部12と、釣糸導入口9の竿元側において元上竿2に固定される後固定部13と、釣糸導入口9を跨ぎながら前固定部12と後固定部13とを連結しかつ釣糸導入口9上空において孔部14aが形成された連結部14と、連結部14の竿元側に設けられた釣糸案内リング15とを有している。
【0015】
前固定部12,後固定部13,連結部14は、チタン,アルミニウム,スチール等の金属から一体形成された部材であって、例えば、前固定部12及び後固定部13は巻糸(図示せず)等によって元上竿2の所定の位置に固定されている。連結部14は前固定部12からなだらかに隆起しながら釣糸導入口9を跨ぎ、傾斜しながら後固定部13へ至っている。この連結部14は全体としてアーチ状ブリッジ型である。この連結部14の釣糸導入口9上には孔14aが形成されており、また、後固定部13へ至る傾斜した部分には孔が設けられ、硬質セラミック製の釣糸案内リング15がはめ込まれて固定されている。この釣糸導入ガイドGの連結部14の傾斜部分が後固定部13へ折れ曲がり元上竿2へ当接する折曲部分14bは、釣糸導入ガイドGの他の部分より肉厚に形成されている。
【0016】
図2に示すように、第1中竿3は内部に釣糸通路100を有する筒状部材であって、元上竿2の穂先側に振出形式で連結されている。そして、第1中竿3の竿元側端部には大径尻栓20がはめ込まれている。大径尻栓20は、第1中竿3の竿元側端部に形成された切欠にはめ込まれ固定された略筒状の固定部21と、固定部21の内側にビス等で固定され軸方向に貫通した貫通孔を有する筒状の本体部22と、本体部22内にはめ込まれた第1セラミックリング(釣糸案内部材)23とを有している。本体部22は合成ゴム等の弾性部材からなり、その筒状内部の穂先側部分は穂先竿5の竿元側を収納可能な収納部22aとなっている。一方、筒状内部の竿元側部分は徐々に竿元側ほど内径が大径になるように湾曲して形成されている。また、第1セラミックリング23は本体部22の内部に接着剤等で接着され固定されたリング状部材である。その内径は本体部22の内径よりやや小径であって、かつ後述する穂先竿5の竿元側内径より大径で穂先竿5の竿元側外径より小径に形成されている。
【0017】
なお、この大径尻栓20は第1中竿3に固定されたものである。従って、後述する釣糸挿通操作時や魚釣りを行う際の状態である第1中竿3を元上竿2の穂先側に延伸させて固定させた状態においては、図2に示すように、大径尻栓20は釣糸導入口9の穂先側付近に位置する。一方、第1中竿3を元上竿2内に挿入して収納する際には、第1中竿3とともに元上竿2の内部を竿元方向に移動して、大径尻栓20は釣糸導入口9の竿元側へ位置することになる。
【0018】
穂先竿5は、図2に示すように、内部に釣糸通路100を有する筒状部材であって、第2中竿4の穂先側に振出形式で連結されている。そして、穂先竿5の竿元側端部には小径尻栓30がはめ込まれている。小径尻栓30は、穂先竿5の竿元側端部に形成された切欠にはめ込まれ固定された、軸方向に貫通した貫通孔を有する筒状の本体部31と、本体部31内にはめ込まれた第2セラミックリング32とを有している。本体部31は合成ゴム等の弾性部材からなり、前述の大径尻栓20の収納部22aに収納可能になっている。また、その筒状内部の貫通孔は徐々に竿元側ほど内径が大径になるように湾曲して形成されている。そして、その竿元側端部の内径は、前述の第1セラミックリング23の内径とほぼ一致するように形成されている。また、第2セラミックリング32は本体部31の穂先側内部に接着剤等で接着され固定されたリング状部材である。その内径は本体部31の内径よりやや小径である。
【0019】
この中通し竿では、金属製ワイヤ等からなる糸通し具200を用いて、以下のように釣糸挿通操作を行う。図2に示すように、まず、穂先竿5及び第2中竿4を第1中竿3内に収納し、第1中竿3を元上竿2の穂先側に延伸させる。即ち、第1中竿3の竿元側端部を釣糸導入口9の穂先側に位置させ、穂先竿5の竿元側端部の小径尻栓30を第1中竿3の大径尻栓20の収納部22a内に収納する。続いて、糸通し具200の竿元側の釣糸係止部にリール7からの釣糸Lを係止し、釣糸案内リング15を挿通させて釣糸導入口9から糸通し具200の先端部を挿入する。そして、糸通し具200を大径尻栓20の本体部22に向けて挿通し、第1セラミックリング23を挿通させて穂先側にさらに挿入する。こうして、糸通し具200は収納部22a内の小径尻栓30内に挿入され、さらに穂先竿5の竿体内へ挿入される。
【0020】
ここで、第1セラミックリング23は穂先竿5の竿元側内径より大きな内径を有しており糸通し具200を挿入しやすく、また、第1セラミックリング23に挿入された糸通し具200は、小径尻栓30の本体部31の貫通孔に案内されて第1セラミックリング23に比べてさらに小径の第2セラミックリング32及び穂先竿5内に容易に挿入される。
【0021】
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の第2実施形態を採用した中通し竿は、第1実施形態と同様に、元竿1と、元竿1の穂先側に連結された元上竿2と元上竿2の穂先側に連結された第1中竿3及び第2中竿4と、第2中竿4の穂先側に連結された穂先竿5とを有している。そして、これらの竿体はいわゆる振出形式で連結されている。
【0022】
図3に示すように、第1中竿3は内部に釣糸通路100を有する筒状部材であって、元上竿2の穂先側に振出形式で連結されている。そして、第1中竿3の竿元側端部には大径尻栓20がはめ込まれている。大径尻栓20は、第1中竿3の竿元側端部に形成された切欠にはめ込まれ固定された略筒状の固定部21と、固定部21の内側にビス等で固定され軸方向に貫通した貫通孔を有する筒状の本体部22と、本体部22内にはめ込まれた第1セラミックリング(釣糸案内部材)23とを有している。本体部22は合成ゴム等の弾性部材からなり、その筒状内部の穂先側部分は穂先竿5の竿元側を収納可能な収納部22aとなっている。一方、筒状内部の竿元側部分は徐々に竿元側ほど内径が大径になるように湾曲して形成されている。また、第1セラミックリング23は本体部22の内部に接着剤等で接着され固定されたリング状部材である。その内径は本体部22の内径よりやや小径であって、かつ後述する穂先竿5の竿元側内径より大径で穂先竿5の竿元側外径より小径に形成されている。
【0023】
第2中竿4は、図3に示すように、内部に釣糸通路100を有する筒状部材であって、第1中竿3の穂先側に振出形式で連結されている。そして、第2中竿4の竿元側端部には小径尻栓40がはめ込まれている。小径尻栓40は、第2中竿4の竿元側端部にはめ込まれ固定された、軸方向に貫通した貫通孔を有する筒状の本体部41と、本体部41内にはめ込まれた第2セラミックリング42とを有している。本体部41は合成ゴム等の弾性部材からなり、前述の大径尻栓20の収納部22aに収納可能になっている。本体部41の貫通孔の穂先側は、他の部分の比べて内径がやや大径に形成され穂先竿5の竿元側端部が収納可能な収納部41aとなっている。また、本体部41内部の貫通孔は第2セラミックリング42から徐々に竿元側ほど内径が大径になるように湾曲して形成されている。そして、その竿元側端部の内径は、前述の第1セラミックリング23の内径とほぼ一致するように形成されている。また、第2セラミックリング42は本体部41の貫通孔の軸方向中央付近内部に接着剤等で接着され固定されたリング状部材である。
【0024】
この中通し竿では、金属製ワイヤ等からなる糸通し具を用いて、第1実施形態と同様に、以下のように釣糸挿通操作を行う。図3に示すように、まず、穂先竿5及び第2中竿4を第1中竿3内に収納し、第1中竿3を元上竿2の穂先側に延伸させる。即ち、第1中竿3の竿元側端部を釣糸導入口9の穂先側に位置させ、穂先竿5の竿元側端部を第2中竿4の小径尻栓40の収納部41aに収納し、かつ第2中竿4の小径尻栓40を大径尻栓20の収納部22a内に収納する。続いて、糸通し具の竿元側の釣糸係止部にリール7からの釣糸Lを係止し、釣糸案内リング15を挿通させて釣糸導入口9から糸通し具の先端部を挿入する。そして、糸通し具を大径尻栓20の本体部22に向けて挿通し、第1セラミックリング23を挿通させて穂先側にさらに挿入する。こうして、糸通し具は収納部22a内の小径尻栓40内に挿入され、本体部41に誘導されて穂先竿5の竿体内へ挿入される。
【0025】
ここで、第1セラミックリング23は穂先竿5の竿元側内径より大きな内径を有しており糸通し具を挿入しやすく、また、第1セラミックリング23に挿入された糸通し具は、小径尻栓40の本体部41の貫通孔に案内されて第1セラミックリング23に比べてさらに小径の第2セラミックリング42及び穂先竿5内に容易に挿入される。
【0026】
[他の実施形態]
(a)中通し竿の竿体の数は上記実施の形態に限定されるものではなく、任意の数の竿体を用いることができる。また、元上竿に釣糸導入口を設けるものに限定されない。
(b)尻栓20には特に収納部22aを設けなくともよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明に係る中通し竿によれば、容易に釣糸挿入操作が行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した中通し竿の全体図。
【図2】図1の釣糸導入口付近の拡大断面図。
【図3】本発明の第2実施形態を採用した中通し竿の全体図。
【図4】従来の中通し竿の釣糸導入口付近の拡大断面図。
【符号の説明】
1 元竿
2 元上竿
3 第1中竿
4 第2中竿
5 穂先竿
釣糸導入口
釣糸導入ガイド
20 大径尻栓
22 本体部
22a 収納部
23 第1セラミックリング
30,40 小径尻栓
31,41 本体部
32,42 第2セラミックリング

Claims (4)

  1. 外周面にリールを装着可能であり前記リールからの釣糸が通過可能な釣糸通路を内部に有する中通し竿であって、
    前記釣糸通路に釣糸を導入可能な釣糸導入口を穂先側外周面に有する第1竿体と、
    前記第1竿体の穂先側に振出形式で直接連結され、竿元側端部に配置された大径尻栓を有し、前記第1竿体から穂先側に引き出された状態で前記大径尻栓が前記釣糸導入口の穂先側に位置する第2竿体と、
    前記第2竿体の穂先側に振出形式で連結され、竿元側端部に配置された小径尻栓を有する第3竿体とを備え、
    前記大径尻栓は、軸方向に貫通するとともに竿元側ほど内径が大径となる貫通孔を有する筒状の本体部と、前記本体部内にはめ込まれ内径が前記第3竿体の竿元側内径より大きな内径を有する釣糸案内部材と、前記本体部の穂先側に前記釣糸案内部材に隣接して形成され前記小径尻栓を収納可能な収納部とを有し、
    前記小径尻栓は、軸方向に貫通し釣糸が挿通可能であり竿元側ほど内径が大径になる貫通孔を有する本体部を有し、
    前記小径尻栓は、前記本体部が前記収納部に収納可能なものであり、
    前記小径尻栓の前記貫通孔の竿元側端部の内径は、収納された状態において、前記釣糸案内部材の内径とほぼ一致して連通するように形成されている
    ことを特徴とする中通し竿。
  2. 前記釣糸案内部材の内径は前記第3竿体の竿元側内径より大きく前記第3竿体の竿元側外径より小さい、請求項1に記載の中通し竿。
  3. 前記釣糸案内部材は硬質セラミックリングである、請求項1または2に記載の中通し竿。
  4. 前記小径尻栓は前記貫通孔にはめ込まれた硬質セラミックリングをさらに備えている、請求項3に記載の中通し竿。
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