JP4098678B2 - バスバー装置および電気接続箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車の電子機器などに用いられ、バスバーの配索が確実に行われることのできるバスバー装置および電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来のブスバー雄端子を示す斜視図である(引用文献1参照)。
回路板501上に配設されたブスバー503の端部から雄端子505が立上げ連成されている。この端子505の側面から、屈折されて突出されたストッパ511が延設されている。また、このストッパ511の下端面は、回路板501の上面に当接されている。ストッパ511の上端面は、端子505の雄形接続部に嵌着される不図示の雌形端子の弾性挟持腕に当接される。
【0003】
また、図11は、従来のブスバー雌端子を示す斜視図である(引用文献1参照)。回路板502上に配設されたブスバー504の端部から雌端子506が立上げ連成されている。この端子506の側面から、屈折されて突出されたストッパ512が延設されている。また、このストッパ512の下端面は、回路板502の上面に当接されている。ストッパ512の上端面は、端子506の雌形接続部に設けられた弾性挟持腕508に当接されている。
【0004】
図10,図11に示されるブスバー端子形状のものは、ブスバー端子が雄雌いずれの場合においても、雌端子の弾性挟持腕の損傷およびブスバー端子の傾倒が発生されることのないものとされている。
【0005】
上記形態以外に、例えば引用文献2には、防水効果が大きく、組立も簡単で汚され難い電気接続箱の防水構造について記載されている。
また、引用文献3には、端子収容室などから進入された水滴が、最上層ブスバー回路上に落ち込むことも漏れ込むこともない構造とされ、ブスバー回路およびタブ端子に、リーク電流が発生されることを防止させた電気接続箱について記載されている。
また、特許文献4には、ワイヤハーネスの相互接続に用いられる電気接続箱において、その内部回路を構成する積層ブスバーの改良に関するものが記載されている。
また、特許文献5には、バスバーにレーザー溶接させたタブ端子の溶接外れを防止可能とさせた電気接続箱のバスバー構造について記載されている。
【0006】
【特許文献1】
実開昭63−128672号公報(第1,3頁、第1図〜第5図)
【特許文献2】
実開昭61−126730号公報(第2頁、第1,2図)
【特許文献3】
実開昭63−172216号公報(第4頁、第1,3図)
【特許文献4】
実開平4−61417号公報(第4頁、第1図)
【特許文献5】
特開平11−220825号公報(第2頁、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10,図11に示される上記従来のブスバー端子にあっては、ブスバー端子の傾倒が生じることのないものとされているが、ブスバー端子の形状が簡素化されると共にブスバー端子が傾倒され難いものが要求されてきている。
本発明は、上記した点に鑑み、バスバーの配索が確実に行われることのできるバスバー装置および電気接続箱を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るバスバー装置は、基部と該基部の一端から立ち上げ形成された圧接端子部とを有するバスバーと、該バスバーを取り付ける取付体と、を備えるバスバー装置において、前記取付体は、前記基部に対応した凹部を有する基壁と、該基壁から起立した壁とを有し、前記壁には、前記バスバーが前記凹部に配置された状態で前記圧接端子部の後方部が当接される前面部と、該前面部から突設されて前記圧接端子部の両側面を支持する一対のリブとを設けると共に、前記一対のリブには、前記圧接端子部の前方部の一部を覆う先端部を有する延長部を互いに対向するように設け、前記バスバーは、前記基部と前記圧接端子部との間の屈曲部より前記立ち上げ方向の前記先端部の長さに相当する位置まで前記互いに対向する方向の前記先端部の長さに相当する幅で前記両側面から切り欠いた第1の段差部と、前記屈曲部より前記先端部の厚さに相当する位置まで前記第1の段差部と同じ幅で前記第1の段差部と連続した第2の段差部とからなる切欠部を有することを特徴とする。
上記構成により、バスバーに設けられた圧接端子部が、圧接端子部の後方および横に倒されるということは、未然に防止されることとなる。圧接端子部が傾倒されることを防止する壁が、取付体に設けられているから、バスバーが取付体に配索されるときに、バスバーの圧接端子部は、圧接端子部の後方に位置する壁に案内されながら、バスバーの配索が行われることとなる。従って、圧接端子部の後方に向けて、バスバーの圧接端子部が傾倒されるということは、取付体の壁により未然に防止されることとなる。また、バスバーの圧接端子部に電線が圧接されるときに、バスバーが倒されるということは、防止されることとなる。
また、圧接端子部が傾倒されることを防止するリブに、バスバーの一端部の前方を覆う延長部が設けられたことにより、バスバーの一端部の圧接端子部が前方に傾倒されるということは、未然に防止されることとなる。従って、バスバーの一端部の圧接端子部は、より安定した状態で取付体に固定されることとなる。
また、バスバーは、容易に取付体に装着可能となる。延長部を備えるリブが設けられた取付体に、バスバーが装着されるときに、リブの延長部に対応した切欠部がバスバーに設けられているから、リブの延長部にバスバーが干渉されるということは回避され、バスバーは、スムーズに取付体に装着されることとなる。
【0011】
請求項2に係るバスバー装置は、請求項1に記載のバスバー装置において、前記壁は、前記圧接端子部のスロット部近傍まで立設されたことを特徴とする。
上記構成により、バスバーの圧接端子部に電線が圧接されるときに、圧接端子部が傾倒されることを防止する壁と、電線とが干渉されて、圧接端子部に電線が圧接され難くされるということは回避される。圧接端子部が傾倒されることを防止する壁は、電線の圧接作業に影響を及ぼさない程度の高さに設定される。
【0012】
請求項3に係るバスバー装置は、請求項1又は2に記載のバスバー装置において、前記取付体は、箱体とされ、前記圧接端子部が傾倒されることを防止する前記壁および前記リブは、該箱体を構成する壁に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、箱体を構成する壁にバスバーが配索されて、箱体の壁からバスバーの圧接端子部が突出されるときに、箱体を構成する壁に設けられた圧接端子部の傾倒を防止する壁およびリブにより、バスバーの圧接端子部の傾倒は、確実に防止されることとなる。
【0013】
請求項4に係るバスバー装置は、請求項1又は2に記載のバスバー装置において、前記取付体は、配線板とされ、前記圧接端子部が傾倒されることを防止する前記壁および前記リブは、該配線板を構成する絶縁基板に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、バスバーが配線板の絶縁基板に配索されて、配線板の絶縁基板からバスバーの圧接端子部が突出されるときに、絶縁基板に設けられた圧接端子部の傾倒を防止する壁およびリブにより、バスバーの圧接端子部の傾倒は、確実に防止されることとなる。
【0014】
請求項5に係る電気接続箱は、請求項1〜4の何れか1項に記載のバスバー装置を備えることを特徴とする。
上記構成により、バスバーの圧接端子部が傾倒され難い電気接続箱が提供されることとなる。
また、請求項3記載の発明が請求項7記載の発明に適用されることで、電気接続箱内に装備される配線板の厚さは、薄いものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係るバスバー装置および電気接続箱の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るバスバー装置の第一の実施形態を示す斜視図、図2は、第一種のバスバーを示す斜視図、図3は、第一種のバスバー及び第二種のバスバー及び第三種のバスバーが取付体に装着された状態を示す斜視図、図8は、本発明に係る電気接続箱の取付体の一実施の形態を示す平面図、図9は、図8のA−A断面図である。バスバーは、導電性金属板により電気回路網を構成する。
【0016】
バスバー10(図1〜図3),20(図3)の第一屈曲部17a,27aを基準としたときに、第一屈曲部17a,27aからバスバー10,20の基部17,27が延設された側を前方もしくは前側とし、これの反対の方向を後方もしくは後側とする。また、取付体50(図8)として例示されたインナカバー50の基壁51Aに対し、バスバー10,20,30(図3)の圧接端子部12,22,32が突出された側を上方もしくは上側とし、これの反対の方向を下方もしくは下側とする。また、第一種のバスバー10から第二種のバスバー20に沿った方向を左右方向とする。なお、この明細書における「前後」、「上下」、「左右」の定義は、図面を用いてバスバーを説明するための便宜上のものとされる。
【0017】
バスバー装置の第一の実施形態に用いられる各バスバー10,20,30(図3)について説明する。
先ず、第一種の金属製バスバー10について説明する。
図1〜図3,図9の如く、バスバー10の一端側に、略直角に曲げられた第一屈曲部17aが設けられている。また、バスバー10の一端部11に、圧接端子部12(図1〜図3)が設けられている。バスバー10の圧接端子部12は、バスバー10の基部17に連成されたものとして形成されている。バスバー10の一端部11と、バスバー10の基部17との間に、略直角に折り曲げられた第一屈曲部17aが設けられている。バスバー10の圧接端子部12は、バスバー10の第一屈曲部17aの近傍から上方に向けて延設された部分とされている。
【0018】
また、図1〜図3,図9の如く、バスバー10の他端側に、略直角に曲げられた第二屈曲部17pが設けられている。バスバー10の他端部14は、タブ状の雄端子部15を備えるものとして形成されている。バスバー10の雄端子部15は、バスバー10の基部17に連成されたものとして形成されている。バスバー10の他端部14と、バスバー10の基部17との間に、略直角に折り曲げられた第二屈曲部17pが設けられている。
【0019】
図2の如く、バスバー10の雄端子部15は、バスバー10の第二屈曲部17pから下方に向けて延設された部分とされている。バスバー10の雄端子部15は、相手側雌端子(図示せず)に対応した電気接触部15として形成されている。図9に示す如く、合成樹脂製のインナカバー50の基壁51Aに対し、バスバー10の雄端子部15は、下方に向けられた状態で固定される。
【0020】
図2,図9の如く、バスバー10の一端部11と、バスバー10の他端部14とは、略平行とされると共に、基部17から互いに上下逆向きに延設されている。また、バスバー10の一端部11およびバスバー10の他端部14が延設された方向に対し、略直交する方向に沿ってバスバー10の基部17が形成されている。
【0021】
バスバー10がインナカバー50に配索されるときに、バスバー10の第一屈曲部17a近傍の後方部17b(図1〜図3)および圧接端子部12の後方部13bの一部と、バスバー10の圧接端子部12の側方部13cの一部とを覆い、バスバー10の圧接端子部12が傾倒されることを防止する壁61(図1,図3)およびリブ71が、インナカバー50の基壁51Aに設けられている。
【0022】
各圧接端子部12の背面側に、バスバー10の圧接端子部12の倒れ防止用の壁61が設けられている。図1の如く、圧接端子部12の後方部13bは、圧接端子部12が傾倒されることを防止する壁61の前面部61bに当接または向い合せられる。また、この壁61に対して略直交する方向に各リブ71が突設されている。各リブ71は、前記壁61の前方に向けて前記壁61から突出形成されている。また、各リブ71は、上下方向に沿って前記壁61に突設されている。各リブ71の上下方向の高さと、前記壁61の上下方向の高さとは、等しい高さとされている。バスバー10の圧接端子部12の側方に、リブ71が位置するものとされている。
【0023】
バスバー10がインナカバー50に配索されるときに、インナカバー50に対するバスバー10の座りを確保させるために、インナカバー50の基壁51Aに立設された壁61に、バスバー10の倒れを防止する各リブ71が設けられている。インナカバー50の基壁51Aに対し、バスバー10の圧接端子部12は、上方に向けられた状態で固定される。
【0024】
図2の如く、バスバー10の基部17における前後方向の長さL3よりも、バスバー10の一端部11における上下方向の長さL1のほうが、長い寸法に設定されている。また、バスバー10の基部17における前後方向の長さL3よりも、バスバー10の他端部14における上下方向の長さL2のほうが、長い寸法に設定されている。このような形態のバスバー10をインナカバー50(図1,図3)に安定して装着させるために、壁61およびリブ71がインナカバー50に設けられている。
【0025】
次に、第二種の金属製バスバー20について説明する。
図3の如く、バスバー20の一端側に、略直角に曲げられた第一屈曲部27aが設けられている。また、バスバー20の一端部21に、圧接端子部22が設けられている。バスバー20の圧接端子部22は、バスバー20の基部27に連成されたものとして形成されている。バスバー20の一端部21と、バスバー20の基部27との間に、略直角に折り曲げられた第一屈曲部27aが設けられている。バスバー20の圧接端子部22は、バスバー20の第一屈曲部27aの近傍から上方に向けて延設された部分とされている。
【0026】
また、バスバー20の他端側に、略直角に曲げられた第二屈曲部27pが設けられている。バスバー20の他端部24は、タブ状の雄端子部25を備えるものとして形成されている。バスバー20の雄端子部25は、バスバー20の基部27に連成されたものとして形成されている。バスバー20の他端部24と、バスバー20の基部27との間に、略直角に折り曲げられた第二屈曲部27pが設けられている。
【0027】
バスバー20の雄端子部25は、バスバー20の第二屈曲部27pから下方に向けて延設された部分とされている。バスバー20の雄端子部25は、相手側雌端子(図示せず)に対応した電気接触部25として形成されている。合成樹脂製のインナカバー50の基壁51Aに対し、バスバー20の雄端子部25は、下方に向けられた状態で固定される。
【0028】
バスバー20の一端部21と、バスバー20の他端部24とは、略平行とされると共に、基部27から互いに上下逆向きに延設されている。また、バスバー20の一端部21およびバスバー20の他端部24が延設された方向に対し、略直交する方向に沿ってバスバー20の基部27が形成されている。
【0029】
バスバー20がインナカバー50に配索されるときに、バスバー20の第一屈曲部27a近傍の後方部27bおよび圧接端子部22の後方部23bの一部と、バスバー20の圧接端子部22の側方部23cの一部とを覆い、バスバー20の圧接端子部22が傾倒されることを防止する壁62およびリブ72が、インナカバー50の基壁51Aに設けられている。
【0030】
各圧接端子部22の背面側に、バスバー20の圧接端子部22の倒れ防止用の壁62が設けられている。また、この壁62に対して略直交する方向に各リブ72が突設されている。各リブ72は、前記壁62の前方に向けて前記壁62から突出形成されている。また、各リブ72は、上下方向に沿って前記壁62に突設されている。各リブ72の上下方向の高さと、前記壁62の上下方向の高さとは、等しい高さとされている。バスバー20の圧接端子部22の側方に、リブ72が位置するものとされている。
【0031】
バスバー20がインナカバー50に配索されるときに、インナカバー50に対するバスバー20の座りを確保させるために、インナカバー50の基壁51Aに立設された壁62に、バスバー20の倒れを防止する各リブ72が設けられている。インナカバー50の基壁51Aに対し、バスバー20の圧接端子部22は、上方に向けられた状態で固定される。
【0032】
第二種の金属製バスバー20(図3)の一端部21の長さは、第一種の金属製バスバー10(図2)の一端部11の長さL1と略同じ長さに設定されている。また、第二種の金属製バスバー20(図3)の他端部24の長さは、第一種の金属製バスバー10(図2)の他端部14の長さL2と略同じ長さに設定されている。また、第二種の金属製バスバー20(図3)の基部27の長さは、第一種の金属製バスバー10(図2)の基部17の長さL3と略同じ長さに設定されている。このような形態のバスバー20(図3)をインナカバー50に安定して装着させるために、壁62およびリブ72がインナカバー50に設けられている。
【0033】
バスバー10,20の圧接端子部12,22が傾倒されることを防止する壁61,62およびリブ71,72が、インナカバー50の基壁51Aに設けられているから、バスバー10,20に設けられた圧接端子部12,22が、圧接端子部12,22の後方および横に倒されるということは、未然に防止される。
【0034】
バスバー10,20の圧接端子部12,22が傾倒されることを防止する壁61,62が、インナカバー50の基壁51Aに立設されているから、バスバー10,20がインナカバー50に配索されるときに、バスバー10,20の圧接端子部12,22は、圧接端子部12,22の後方に位置する壁61,62やリブ71,72に案内されながら、バスバー10,20の配索が行われる。
【0035】
従って、圧接端子部12,22の後方または左右に向けて、バスバー10,20の圧接端子部12,22が傾倒されるということは、インナカバー50の基壁51Aに立設された壁61,62により未然に防止される。また、バスバー10,20の圧接端子部12,22に電線5(図1)が圧接されるときに、バスバー10,20(図3)が倒されるということは、防止される。
【0036】
これにより、バスバー10,20の配索が確実に行われることのできるバスバー装置またはバスバーの配索構造を有するものを提供することができる。
第一種のバスバー10の一端部11と、第二種のバスバー20の一端部21とは、略同じ形状のものとして形成されているが、第一種のバスバー10の基部17と、第二種のバスバー20の基部27とは、異なる形状のものとされている。また、第一種のバスバー10の他端部14(図1)と、第二種のバスバー20の他端部24(図3)とは、異なる形状のものとされている。
【0037】
殆どのバスバー10の圧接端子部12の両側方に、一対のリブ71,71が位置するものとされている。殆どのバスバー10の圧接端子部12の一部は、バスバー10の傾倒を防止する壁61の一対のリブ71,71間に収容されている。一部のバスバー10の圧接端子部12においては、圧接端子部12の片側だけにリブ71が位置されたものも設定されている。
【0038】
図1の如く、リブ71は、バスバー10の傾倒を防止する壁61の前面部61bの根元部71bから前方に向けて先端部71aまで突出されている。また、リブ71は、基壁51Aの下端部71dから上方に向けて延長形成され、リブ71の上端部71cは、バスバー10の圧接端子部12が傾倒されることを防止する壁61の上端部61aと同じ高さとされている。各リブ71は、バスバー10を案内する略直方体状の突条として形成されている。
【0039】
例えば各バスバー10の一端部11が、インナカバー50の基壁51Aに立設された壁61の一対のリブ71,71間に、隙間なく嵌め付けられていれば、各バスバー10は、ぐらつくことなく、より確実にインナカバー50に固定される。
【0040】
また、殆どのバスバー20の圧接端子部22の両側方に、一対のリブ72,72が位置するものとされている。殆どのバスバー20の圧接端子部22の一部は、バスバー20の傾倒を防止する壁62の一対のリブ72,72間に収容されている。一部のバスバー20の圧接端子部22においては、圧接端子部22の片側だけにリブ72が位置されたものも設定されている。
【0041】
各リブ72は、バスバー20を案内する突条として形成されている。
例えば各バスバー20の一端部21が、インナカバー50の基壁51Aに立設された壁62の一対のリブ72,72間に、隙間なく嵌め付けられていれば、各バスバー20は、ぐらつくことなく、より確実にインナカバー50に固定される。
【0042】
次に、第三種の金属製バスバー30について説明する。
バスバー30の一端側に、略直角に曲げられた第一屈曲部37aが設けられている。また、バスバー30の一端部31に、圧接端子部32が設けられている。バスバー30の圧接端子部32は、バスバー30の基部37に連成されたものとして形成されている。バスバー30の圧接端子部32は、バスバー30の第一屈曲部37aの近傍から上方に向けて延設された部分とされている。バスバー30の一端部31と、バスバー30の基部37との間に、略直角に折り曲げられた第一屈曲部37aが設けられている。インナカバー50の基壁51Aに対し、バスバー30の圧接端子部32は、上方に向けられた状態で固定される。
【0043】
また、バスバー30の他端側に、略直角に曲げられた第二屈曲部37pが設けられている。バスバー30の他端部34は、タブ状の雄端子部35を備えるものとして形成されている。バスバー30の雄端子部35は、バスバー30の基部37に連成されたものとして形成されている。バスバー30の他端部34と、バスバー30の基部37との間に、略直角に折り曲げられた第二屈曲部37pが設けられている。
【0044】
バスバー30の雄端子部35は、バスバー30の第二屈曲部37pから下方に向けて延設された部分とされている。バスバー30の雄端子部35は、相手側雌端子(図示せず)に対応した電気接触部35として形成されている。合成樹脂製のインナカバー50の基壁51Aに対し、バスバー30の雄端子部35は、下方に向けられた状態で固定される。
【0045】
バスバー30の一端部31と、バスバー30の他端部34とは、略平行とされると共に、基部37から互いに上下逆向きに延設されている。また、バスバー30の一端部31およびバスバー30の他端部34が延設された方向に対し、略直交する方向に沿ってバスバー30の基部37が形成されている。
【0046】
第一種のバスバー10を形成する一端部11の上下方向の長さや、第二種のバスバー20を形成する一端部21の上下方向の長さに比べ、第三種のバスバー30を形成する一端部31の上下方向の長さは、短い長さに設定されている。このことから、第三種のバスバー30の圧接端子部32が傾倒されることを防止する壁およびリブは、インナカバー50の基壁51Aに設けられておらず省略されている。なお、電気接続箱などの設計仕様などにより、第三種のバスバー30の圧接端子部32が傾倒されることを防止する壁およびリブが、インナカバー(50)の基壁(51A)に設けられたものも使用可能とされる。
【0047】
図4は、本発明に係るバスバー装置の第二の実施形態を示す斜視図である。
図1に示す第一の実施形態のバスバー装置に用いられたバスバー10に対し、図4に示す第二の実施形態のバスバー装置に用いられたバスバー240に切欠部234が設けられたという点で、バスバー10(図1)と、バスバー240(図4)とは、異なるものとされているが、他の部分において、両者は共通した形状のものとされている。
各圧接端子部12の背面側に、バスバー240の圧接端子部12の倒れ防止用の壁61が設けられている。図4の如く、圧接端子部12の後方部13bは、圧接端子部12が傾倒されることを防止する壁61の前面部61bに当接または向い合せられる。また、この壁61に対して略直交する方向に各リブ271が突設されている。各リブ271は、前記壁61の前方に向けて前記壁61から突出形成されている。また、各リブ271は、上下方向に沿って前記壁61に突設されている。各リブ271の上下方向の高さと、前記壁61の上下方向の高さとは、等しい高さとされている。バスバー240の圧接端子部12の側方に、リブ271が位置するものとされている。
即ち、壁61には、バスバー240がインナカバー50の基壁51Aの凹部81に配置された状態で圧接端子部12の後方部13bが当接される前面部61bと、該前面部61bから突設されて圧接端子部12の両側面を支持する一対のリブ271とが設けられている。
【0048】
また、図1に示す第一の実施形態のバスバー装置に用いられたインナカバー50のリブ71に対し、図4に示す第二の実施形態のバスバー装置に用いられたインナカバー150のリブ271は、延長部276を備えるものとして形成されている点で、インナカバー50(図1)と、インナカバー150(図4)とは、異なるものとされているが、他の部分において、両者は共通した形状のものとされている。
【0049】
図5は、第四種のバスバーを示す斜視図である。
図5に示す第四種のバスバー240が、図4の如く、取付体150として例示されたインナカバー150に装着される。
第四種のバスバー240は、基部247と、この基部247から延長形成され且つ圧接端子部12が設けられた一端部241と、前記基部247から延長形成され且つタブ状の雄端子部15として形成された他端部14とを備えるものとして形成されている。
【0050】
図5の如く、バスバー240の基部247における前後方向の長さL3よりも、バスバー240の一端部241における上下方向の長さL1のほうが、長い寸法に設定されている。また、バスバー240の基部247における前後方向の長さL3よりも、バスバー240の他端部14における上下方向の長さL2のほうが、長い寸法に設定されている。このような形態のバスバー240を、より安定した状態でインナカバー150(図4)に装着させるために、壁61と、延長部276を備えるリブ271とが、インナカバー150に設けられている。
【0051】
図6は、第五種のバスバーを示す斜視図である。
第五種のバスバー250も、同じく基部257と、この基部257から延長形成され且つ圧接端子部12が設けられた一端部251と、前記基部257から延長形成され且つタブ状の雄端子部15として形成された他端部14とを備えるものとして形成されている。
【0052】
図6の如く、バスバー250の基部257における前後方向の長さL3よりも、バスバー250の一端部251における上下方向の長さL1のほうが、長い寸法に設定されている。また、バスバー250の基部257における前後方向の長さL3よりも、バスバー250の他端部14における上下方向の長さL2のほうが、長い寸法に設定されている。このような形態のバスバー250を、より安定した状態でインナカバー150(図4)に装着させるために、壁61と、延長部276を備えるリブ271とが、インナカバー150に設けられている。
【0053】
図7は、第六種のバスバーを示す斜視図である。
第六種のバスバー260も、同じく基部267と、この基部267から延長形成され且つ圧接端子部12が設けられた一端部261と、前記基部267から延長形成され且つタブ状の雄端子部(図示せず)として形成された他端部(図示せず)とを備えるものとして形成されている。
【0054】
図7の如く、バスバー260の基部267における前後方向の長さL3よりも、バスバー260の一端部261における上下方向の長さL1のほうが、長い寸法に設定されている。このような形態のバスバー260を、より安定した状態でインナカバー150(図4)に装着させるために、壁61と、延長部276を備えるリブ271とが、インナカバー150に設けられている。
【0055】
図1に示されるリブ71に対し、図4に示されるリブ271は、延長部276を備えるものとして形成された点で、リブ71(図1)と、リブ271(図4)とは、異なるものとされているが、他の部分において、両者は共通した形状のものとされている。
図4〜図7において、図1〜図3に示される部分と略同一とされる部分については、同一の符号を付しその詳細な説明を省略した。
【0056】
図4の如く、リブ271は、バスバー240の一端部241に設けられた圧接端子部12の前方部13aの一部を覆う延長部276を備えるものとして形成されている。
【0057】
延長部276は、リブ本体271eの略上半部271fに設けられている。また、延長部276は、リブ271の先端部271aに位置する根元部276bから壁61に沿って延長部276の先端部276aまで延設されている。延長部276の根元部276bは、リブ271の曲部276bとして形成されている。図示される如く、一対の延長部276が、リブ271の先端部271aから一対のリブ271の内側に向けて延ばされている。延長部276を備えるリブ271は、略鉤状に形成されている。
即ち、一対のリブ271には、圧接端子部12の前方部13aの一部を覆う先端部276aを有する延長部276が互いに対向するように設けられている。
【0058】
図4に示される第四種のバスバー240(図5)に代えて、例えば図6に示される第五種のバスバー250が、図4に示されるバスバー装置に用いられたものも使用可能とされる。また、図4に示される第四種のバスバー240(図5)に代えて、例えば図7に示される第六種のバスバー260が、図4に示されるバスバー装置に用いられたものも使用可能とされる。
【0059】
圧接端子部12が傾倒されることを防止するリブ271に、バスバー240,250,260の一端部241,251,261の圧接端子部12の前方部13aの一部を覆う延長部276が設けられたことにより、バスバー240,250,260の一端部241,251,261の圧接端子部12が前方に傾倒されるということは、未然に防止される。従って、バスバー240,250,260の一端部241,251,261の圧接端子部12は、より安定した状態でインナカバー150に固定される。
【0060】
図4の如く、一対の延長部276の先端部276aは、離されて位置するものとされている。設計仕様などにより、例えば延長部(276)が一側のリブ本体(271e)から他側のリブ本体(271e)にかけて、左右方向に連結されたものも使用可能とされる。
【0061】
図4に示される前記一対の延長部276に対応して、図4,図5の如く、第四種のバスバー240に一対の切欠部234が設けられている。この切欠部234は、バスバー240の基部247からバスバー240の一端部241にかけて連成されている。図5の如く、バスバー240の基部247に段差部17tが設けられ、バスバー240の一端部241に段差部17uが設けられることで、バスバー240に切欠部234が形成されている。
即ち、バスバー240は、基部247と圧接端子部12との間の屈曲部17aより、圧接端子部12の立ち上げ方向の延長部276の先端部276aの長さに相当する位置まで互いに対向する方向の先端部276aの長さに相当する幅で圧接端子部12の両側面から切り欠いた段差部17u(第1の段差部)と、屈曲部17aより先端部276aの厚さに相当する位置まで段差部17uと同じ幅で段差部17uと連続した段差部17t(第2の段差部)とからなる切欠部234を有する。
【0062】
図5に示す第四種のバスバー240が、インナカバー150(図4)の上側から図5に示される状態の姿勢で略垂直に降ろされてインナカバー150(図4)に装着されるときに、前記一対の切欠部234(図5)によりバスバー240の基部247に形成された括れ部248が、一対の延長部276の先端部276a間を通過し、さらにバスバー240が下降されることで、バスバー240は、インナカバー150(図4)に容易に取り付けられる。
【0063】
バスバー(240)の設計仕様などにより、例えば次の手順により、図5に示す第四種のバスバー(240)を、図4に示すインナカバー(150)に装着させることも可能とされる。まず図5に示される姿勢の第四種のバスバー(240)を、図4に示すインナカバー(150)の壁(61)の前側から後側に略平行移動させて、前記一対の切欠部(234)(図5)によりバスバー(240)の一端部(241)に形成された括れ部(248)を、一対の延長部(276)(図4)の先端部(276a)間に通過させる。次に、図5に示される姿勢でバスバー(240)を略垂直に降ろし、バスバー(240)をインナカバー(150)(図4)に装着させるといった取付方法も実施可能とされる。
【0064】
また、図4に示される前記一対の延長部276に対応して、図6の如く、第五種のバスバー250に一対の切欠部235が設けられている。この切欠部235は、バスバー250の基部257に設けられている。バスバー250の基部257に段差部17tが設けられることで、バスバー250に切欠部235が形成されている。
【0065】
例えば図6に示す第五種のバスバー250が、インナカバー150(図4)の上側から図6に示される状態の姿勢で略垂直に降ろされてインナカバー150(図4)に装着されるときに、前記一対の切欠部235(図6)によりバスバー250の基部257に形成された括れ部258が、一対の延長部276(図4)の先端部276a間を通過し、さらにバスバー250が下降されることで、バスバー250は、インナカバー150(図4)に容易に取り付けられる。
【0066】
また、図4に示される前記一対の延長部276に対応して、図7の如く、第六種のバスバー260に一対の切欠部236が設けられている。この切欠部236は、バスバー260の一端部261に設けられている。バスバー260の一端部261に段差部17uが設けられることで、バスバー260に切欠部236が形成されている。
【0067】
次の手順により、図7に示す第六種のバスバー260を、インナカバー150(図4)に装着させる。まず図7に示される姿勢の第六種のバスバー260を、インナカバー150(図4)の壁61の前側から後側に略平行移動させて、前記一対の切欠部236(図7)によりバスバー260の一端部261に形成された括れ部268を、一対の延長部276(図4)の先端部276a間に通過させる。次に、図7に示される姿勢でバスバー260を略垂直に降ろし、バスバー260をインナカバー150(図4)に装着させる。
【0068】
前記切欠部234(図5),235(図6),236(図7)がバスバー240(図5),250(図6),260(図7)に設けられていれば、バスバー240,250,260は、容易で迅速にインナカバー150(図4)に装着可能となる。
【0069】
延長部276を備えるリブ271が設けられたインナカバー150に、バスバー240,250,260が装着されるときに、リブ271の延長部276に対応した切欠部234,235,236が、バスバー240,250,260に設けられているから、リブ271の延長部276にバスバー240,250,260が干渉されるということは回避され、バスバー240,250,260は、スムーズにインナカバー150に装着される。
【0070】
このように、バスバーの基部もしくは一端部の何れか一方、又は、バスバーの基部および一端部に、一対の切欠部が設けられていれば、バスバーは、容易にインナカバー150(図4)に装着されることとなる。
【0071】
電気接続箱などの設計仕様などにより、例えば上記バスバー10,20,30,240,250,260の他端部14,24,34に設けられたタブ状雄端子部15,25,35に代えて、上記圧接端子部(12),(22),(32)が、バスバー(10),(20),(30)の他端部(14),(24),(34)に設けられたものも使用可能とされる。
【0072】
電気接続箱は、コネクタ、リレー、ヒューズなどが、電線、バスバーなどによって通電可能に接続されて回路が構成され、これらのものがカバーなどの箱体内に組み付けられて構成された箱状のものとされている。電気接続箱は、一般にワイヤハーネスを分割させるものとして用いられる。
【0073】
図1,図4の如く、電線5は、電気信号などが送信される導体5aの周囲に、前記導体5aを保護する絶縁被覆体5bが設けられることで構成された線状体とされている。絶縁被覆体5bを備える電線5に代えて、例えば導体だけの裸電線(図示せず)や、導体の表面に例えばエナメル材の層が設けられた電線(図示せず)も使用可能とされる。
【0074】
各圧接端子部12,22,32(図3)は、電線5(図1,図4)が圧接端子部12,22,32に圧接されるときに、電線5の絶縁被覆体5bが切り込まれて電線5の導体5aを露出させると共にスロット部42に圧接収容させる一対の圧接刃部40(図1〜図7)を備えるものとして形成されている。
【0075】
また、各圧接端子部12(図1,図4),22,32(図3)の圧接刃部40は、電線5(図1,図4)が圧接収容されるスロット部42と、電線5がスロット部42に挿着され易いものとさせる内側の電線案内用の傾斜部41aと、上側の端部41cと、外側の傾斜部41bとを備えるものとして形成されている。
【0076】
圧接刃部40の外側の傾斜部41bは、作業者によってバスバー10,20,30が取り扱われるときに、作業者が手に怪我をするといった心配がなく、安心して作業者がバスバー10,20,30を取り扱うことができるようにされた面取り部41bとされている。
【0077】
圧接接続が行われるときに、圧接端子部12(図1,図4),22,32(図3)を構成する一対の圧接刃部40,40およびスロット部42により、電線5(図1,図4)の絶縁被覆体5bが切り込まれることで、絶縁被覆体5b内の導体5aと、圧接端子部12,22,32(図3)のスロット部42とが通電可能に接触される。このような状態で、電線5(図1,図4)は、スロット部42に圧接収容される。スロット部42は、略U字状に形成され、スロット部42の奥端部42aは、略湾曲状に形成されている。
【0078】
バスバー30(図3)の圧接端子部32に、インナカバー50の基壁51Aに対する第一層の電線5(図1)が圧接接続される。また、バスバー10(図1〜図3)の圧接端子部12と、バスバー20(図3)の圧接端子部22とに、インナカバー50の基壁51Aに対する第二層の電線5(図1)が圧接接続される。
【0079】
図1,図3,図4の如く、バスバー10の圧接端子部12が傾倒されることを防止する壁61は、インナカバーの基壁51Aから上側に向けて立設され、この壁61の上端部61aは、圧接端子部12のスロット部42の奥端部42a近傍まで立設されている。バスバー10の圧接端子部12が傾倒されることを防止する壁61は、圧接端子部12のスロット部42に干渉されない高さまで延設されている。圧接端子部12のスロット部42の奥端部42a(図1,図4)は、バスバーの圧接端子部12が傾倒されることを防止する壁61の上端部61aよりも上側に位置するものとされている。
【0080】
また、図3の如く、バスバー20の圧接端子部22が傾倒されることを防止する壁62は、インナカバー50の基壁51Aから上側に向けて立設され、この壁62の上端部62aは、圧接端子部22のスロット部42の奥端部42a近傍まで立設されている。バスバー20の圧接端子部22が傾倒されることを防止する壁62は、圧接端子部22のスロット部42に干渉されない高さまで延設されている。圧接端子部22のスロット部42の奥端部42a(図1)は、バスバー20(図3)の圧接端子部22が傾倒されることを防止する壁62の上端部62aよりも上側に位置するものとされている。
【0081】
圧接端子部12,22が傾倒されることを防止する壁61,62の高さが制限されることで、バスバー10,20,240,250,260の圧接端子部12(図1〜図7),22(図3)に電線5(図1,図4)が圧接されるときに、圧接端子部12,22が傾倒されることを防止する壁61,62と、電線5とが干渉されて、圧接端子部12,22に電線5が圧接され難くされるということは回避される。圧接端子部12,22が傾倒されることを防止する壁61,62は、電線5の圧接作業に影響を及ぼさない程度の高さに設定されている。
【0082】
図8および図9の如く、インナカバー50は、電気接続箱1の箱体を構成する一部のものとされている。例えば、インナカバー50や、インナカバー50が組み付けられるロアカバー(図示せず)や、前記ロアカバーに組み付けられるアッパカバー(図示せず)に、各種電気・電子部品や、各種機器などが装備され、インナカバー50と、不図示のロアカバーと、不図示のアッパカバーとが組み上げられることで、電気接続箱1が構成される。
【0083】
図1,図3,図4の如く、圧接端子部12が傾倒されることを防止する壁61およびリブ71(図1,図3),271(図4)は、電気接続箱1の箱体を構成するインナカバーの基壁51A上に突設されている。また、図3の如く、圧接端子部22が傾倒されることを防止する壁62およびリブ72も、同じく電気接続箱1の箱体を構成するインナカバー50の基壁51A上に突設されている。
【0084】
電気接続箱1の箱体を構成するインナカバーの基壁51A上に、圧接端子部12,22の傾倒を防止する壁61,62およびリブ71,72(図3),271(図4)が設けられていれば、インナカバー50,150の基壁51A上にバスバー10,20,240,250,260が配索されて、インナカバー50,150の基壁51Aからバスバー10,20,240,250,260の圧接端子部12,22が突出されるときに、インナカバー50,150の基壁51Aに設けられた圧接端子部12,22の傾倒を防止する壁61,62およびリブ71,72,271により、バスバー10,20,240,250,260の圧接端子部12,22の傾倒は、確実に防止される。
【0085】
例えば箱体を構成するインナカバー(50)(図3,図8,図9)の側壁(52A)が、圧接端子部12,22の傾倒を防止する壁(61),(62)を兼ねたものとして形成され、圧接端子部12,22の傾倒を防止するリブ(71),(72)が、インナカバー(50)の側壁(52A)に設けられたものも使用可能とされる。
【0086】
また、例えば射出成形が可能な熱可塑性の合成樹脂材料が用いられて上記インナカバー50,150が射出成形され、圧接端子部12,22の傾倒を防止する壁61,62およびリブ71,72,271は、インナカバー50,150に一体成形されたものとして形成されていれば、製造工程が煩雑化されるということは回避され、圧接端子部12,22の傾倒を防止する壁61,62およびリブ71,72,271を備えるインナカバー50,150は、効率よく大量に生産されることとなる。
【0087】
図8,図9の如く、インナカバー50は、略矩形状の基壁51Aと、この基壁51Aに対し略直交し、この基壁51Aの周縁部に設けられた各側壁52A,52B,52C(図8)と、前記基壁51Aから延設される段差壁51B(図9)と、前記段差壁51Bから延設される他の段差壁51Cと、前記側壁52Aから延設され前記基壁51Aと略平行とされる他の壁51D前記他の壁51Dの外周縁部に設けられた他側壁52Dとを備えるものとして形成されている。
【0088】
インナカバー50の基壁51Aを補強する各リブ51r(図3,図8,図9)が、インナカバー50の基壁51Aの上側に設けられている。符号57(図8,図9)は、例えば相手組付け体(図示せず)に対する取付部57とされる。また、インナカバー50が、例えば相手側カバー(図示せず)等と係合されるための各係止部58(図8)、係合部59A,59Bが、インナカバー50に設けられている。
【0089】
インナカバーの基壁51A(図1,図4)の上側に、バスバー10(図2),20(図3),30(図3),240(図5),250(図6),260(図7)に対応した凹部81(図1,図3,図4),82,83(図3)が設けられている。凹部81,82,83の下側に、バスバー10,20,30,240,250,260の基部17,27,37,247,257,267を支える座80(図9)が設けられている。
【0090】
また、各凹部81,82,83に、ハウジング部90(図9)の収容部92に続く開口部(図示せず)が設けられている。不図示の前記開口部は、バスバー10,20,30,240,250,260の他端部14,24,34を形成する雄端子部15,25,35が、インナカバーの基壁51Aを挿通可能な貫通孔として設けられている。
【0091】
また、上記バスバー10,20,30,240,250,260の基部17,27,37,247,257,267に、段差部17s(図1〜図7),27s,37s(図3)が設けられている。バスバー10,20,30の段差部17s,27s,37sに対応して、上記インナカバーの基壁51A(図1,図3,図4)の凹部81,82,83に、段差部81s(図1,図3,図4),82s,83s(図3)が設けられている。
【0092】
例えば各バスバーの基部が、インナカバーの基壁51Aの凹部81(図1,図4),82(図3),83(図3)に、隙間なく嵌め付けられていれば、各バスバー10(図2),20(図3),30(図3),240(図5),250(図6),260(図7)は、ぐらつくことなく確実にインナカバーに固定される。
【0093】
各バスバーは、インナカバーの基壁51Aの各凹部81(図1,図3,図4),82(図3),83(図3)の下側に設けられた開口部(図示せず)から延出される。
【0094】
図9の如く、インナカバー50の下方に、各バスバー10,20,30の雄端子部15,25,35を取り囲むハウジング部90が設けられている。
上記各バスバー10,20,30の雄端子部15,25,35は、全てインナカバー50の下側の設けられたハウジング部90(図9)の収容部92内に位置するものとされている。
【0095】
インナカバー50のハウジング部90(図9)は、圧接端子部12,22,32(図3)および雄端子部15,25,35を有するバスバー10,20,30が装着されるインナカバー50の基壁51Aの一部と、全ての雄端子部15,25,35を囲む周壁91(図9)とを備えるものとして形成されている。
【0096】
インナカバー50のハウジング部90に各バスバー10,20,30(図3)が装着されて、前記ハウジング部内に各バスバー10,20,30の雄端子部15,25,35が位置することで、インナカバー50にコネクタ部100(図9)が構成される。このコネクタ部100に、相手側コネクタ(図示せず)が取り付けられる。
【0097】
各バスバー10,20,30,240,250,260の雄端子部15,25,35は、ECUターミナルとされている。ECUは、電子制御装置を意味し、「electronic control unit 」の略称とされる。
インナカバー50(図9)の上方側の空間部55aに各電線5(図1)などが配索される。また、インナカバー50の下方側の空間部55bに、ECU(図示せず)などの電子ユニットなどが装備される。
【0098】
また、電気接続箱1の箱体内に、配線板(図示せず)などが収容される。配線板は、バスバー、電線などが保持され、絶縁機能を備えたプレート状のものとされている。
例えば前記インナカバー50に代えて、圧接端子部12,22が傾倒されることを防止する壁(61),(62)およびリブ(71),(72)は、不図示の配線板を構成する絶縁基板(図示せず)に設けられたものも使用可能とされる。また、例えば図4に示すインナカバー150に代えて、圧接端子部12が傾倒されることを防止する壁(61)およびリブ(271)は、不図示の配線板を構成する絶縁基板(図示せず)に設けられたものも使用可能とされる。
【0099】
前記インナカバー50,150に代えて、前記配線板を構成する前記絶縁基板に、圧接端子部12,22が傾倒されることを防止する壁(61),(62)およびリブ(71),(72),(271)が設けられていれば、バスバーが前記配線板の前記絶縁基板に配索されて、配線板の絶縁基板からバスバーの圧接端子部が突出されるときに、絶縁基板に設けられた圧接端子部の傾倒を防止する壁(61),(62)およびリブ(71),(72),(271)により、バスバーの圧接端子部の傾倒は、確実に防止される。
【0100】
上記バスバー装置またはバスバーの配索構造を有するものは、インナカバー50(図1,図8,図9),150(図4)などが組み付けられる電気接続箱1に備えられる。これにより、バスバーの圧接端子部が傾倒され難い電気接続箱1が提供される。
【0101】
また、圧接端子部の傾倒を防止する壁(61),(62)およびリブ(71),(72),(271)は、電気接続箱1の箱体内部に装備される不図示の配線板の絶縁基板に設けられることなく省略され、電気接続箱1の箱体を構成するインナカバーの基壁51Aや側壁52Aなどの部分に、圧接端子部の傾倒を防止する壁61,62およびリブ71,72,271が設けられていれば、電気接続箱1内に装備される不図示の配線板の厚さは、薄いものとさせることができる。
【0102】
電気接続箱1の箱体内部に、不図示の配線板、電子ユニット、電子機器などの各種電気・電子部品などが収容される。このような電気接続箱は、例えば自動車などの各電気配線に接続されるジャンクションボックス(J/Bと略称する)として用いられる。
【0103】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、バスバーに設けられた圧接端子部が、圧接端子部の後方および横に倒されるということを、未然に防止させることができる。圧接端子部が傾倒されることを防止する壁が、取付体に設けられているから、バスバーが取付体に配索されるときに、バスバーの圧接端子部は、圧接端子部の後方に位置する壁に案内されながら、バスバーの配索が行われる。従って、圧接端子部の後方に向けて、バスバーの圧接端子部が傾倒されるということは、取付体の壁により未然に防止される。また、バスバーの圧接端子部に電線が圧接されるときに、バスバーが倒されるということを防止させることができる。
また、圧接端子部が傾倒されることを防止するリブに、バスバーの一端部の前方を覆う延長部が設けられたことにより、バスバーの一端部の圧接端子部が前方に傾倒されるということは、未然に防止される。従って、バスバーの一端部の圧接端子部を、より安定した状態で取付体に固定させることができる。
また、容易にバスバーを取付体に装着させることができる。延長部を備えるリブが設けられた取付体に、バスバーが装着されるときに、リブの延長部に対応した切欠部がバスバーに設けられているから、リブの延長部にバスバーが干渉されるということは回避され、バスバーは、スムーズに取付体に装着される。
【0106】
請求項2記載の発明によれば、バスバーの圧接端子部に電線が圧接されるときに、圧接端子部が傾倒されることを防止する壁と、電線とが干渉されて、圧接端子部に電線が圧接され難くされるということを回避させることができる。圧接端子部が傾倒されることを防止する壁は、電線の圧接作業に影響を及ぼさない程度の高さに設定される。
【0107】
請求項3記載の発明によれば、箱体を構成する壁にバスバーが配索されて、箱体の壁からバスバーの圧接端子部が突出されるときに、箱体を構成する壁に設けられた圧接端子部の傾倒を防止する壁およびリブにより、バスバーの圧接端子部の傾倒は、確実に防止される。
【0108】
請求項4記載の発明によれば、バスバーが配線板の絶縁基板に配索されて、配線板の絶縁基板からバスバーの圧接端子部が突出されるときに、絶縁基板に設けられた圧接端子部の傾倒を防止する壁およびリブにより、バスバーの圧接端子部の傾倒は、確実に防止される。
【0109】
請求項5記載の発明によれば、バスバーの圧接端子部が傾倒され難い電気接続箱を提供することができる。
また、請求項3記載の発明が請求項5記載の発明に適用されることで、電気接続箱内に装備される配線板の厚さを薄くさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバスバー装置の第一の実施形態を示す斜視図である。
【図2】第一種のバスバーを示す斜視図である。
【図3】第一種のバスバー及び第二種のバスバー及び第三種のバスバーが取付体に装着された状態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るバスバー装置の第二の実施形態を示す斜視図である。
【図5】第四種のバスバーを示す斜視図である。
【図6】第五種のバスバーを示す斜視図である。
【図7】第六種のバスバーを示す斜視図である。
【図8】本発明に係る電気接続箱の取付体の一実施の形態を示す平面図である。
【図9】図8のA−A断面図である。
【図10】従来のブスバー雄端子を示す斜視図である。
【図11】従来のブスバー雌端子を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電気接続箱
10 第一種のバスバー(バスバー)
11,21,241,251,261 一端部
12,22 圧接端子部
13c,23c 側方部
17a,27a 第一屈曲部(屈曲部)
17b,27b 後方部
20 第二種のバスバー(バスバー)
42 スロット部
50,150 インナカバー(取付体)
51A 基壁(壁)
61,62 壁
71,72,271 リブ
234,235,236 切欠部
240 第四種のバスバー(バスバー)
250 第五種のバスバー(バスバー)
260 第六種のバスバー(バスバー)
276 延長部
Claims (5)
- 基部と該基部の一端から立ち上げ形成された圧接端子部とを有するバスバーと、
該バスバーを取り付ける取付体と、を備えるバスバー装置において、
前記取付体は、前記基部に対応した凹部を有する基壁と、該基壁から起立した壁とを有し、前記壁には、前記バスバーが前記凹部に配置された状態で前記圧接端子部の後方部が当接される前面部と、該前面部から突設されて前記圧接端子部の両側面を支持する一対のリブとを設けると共に、前記一対のリブには、前記圧接端子部の前方部の一部を覆う先端部を有する延長部を互いに対向するように設け、
前記バスバーは、前記基部と前記圧接端子部との間の屈曲部より前記立ち上げ方向の前記先端部の長さに相当する位置まで前記互いに対向する方向の前記先端部の長さに相当する幅で前記両側面から切り欠いた第1の段差部と、前記屈曲部より前記先端部の厚さに相当する位置まで前記第1の段差部と同じ幅で前記第1の段差部と連続した第2の段差部とからなる切欠部を有することを特徴とするバスバー装置。 - 前記壁は、前記圧接端子部のスロット部近傍まで立設されたことを特徴とする請求項1に記載のバスバー装置。
- 前記取付体は、箱体とされ、前記圧接端子部が傾倒されることを防止する前記壁および前記リブは、該箱体を構成する壁に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のバスバー装置。
- 前記取付体は、配線板とされ、前記圧接端子部が傾倒されることを防止する前記壁および前記リブは、該配線板を構成する絶縁基板に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のバスバー装置。
- 請求項1〜4の何れか1項に記載のバスバー装置を備えることを特徴とする電気接続箱。
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