JP4097682B2 - ペイパービジット広告システム - Google Patents

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Description

本発明は、インターネット等の広告に基づき実際に顧客が店舗に来店した実績に応じて広告主に課金を行うようにしたペイパービジット(Pay Per Visit)広告システムに関する。
インターネットを利用した広告ビジネスが普及するに至っており、デスクトップ型のPC(Personal Computer)からのみではなく、インターネットアクセスが可能な携帯電話等の携帯端末からの広告参照も増えている。
インターネットを利用した広告は、一般に、ポータルサイト(インターネットの入り口となる巨大なWebサイトであり、検索エンジンやリンク集を核として、ニュースや株価等の情報提供サービス、ブラウザから利用できるWebメールサービス、電子掲示板、チャット等、ユーザがインターネットで必要とする機能を無料で提供するサイト)を運営する事業者の有料サービスとして提供され、広告を申し込んだ広告主の広告内容を簡略に表示した画像を主たる記事の上端等にバナー広告やリンクとして埋め込み、このバナー広告等を一般ユーザがクリック(選択)することで広告主のWebページに誘導するようになっている。また、バナー広告等はアフィリエイト(affiliate)として個人のブログや電子メールにも掲載されることが多い。
広告主への課金は、バナー広告等の掲載対象や掲載数等に応じた固定額による場合もあるが、広告効果に応じた従量制課金とするのが合理的である。
従来、バナー広告等のクリック回数に基づく課金(ペイパークリック方式:Pay Per Click)が広く行われており、バナー広告等のクリック回数を広告主毎にサーバ側でカウントし、そのカウント数に応じて所定期間を単位に課金を行っていた。これは、広告主のWebページにジャンプしたことをもって、広告の効果が発揮されたとするものである。
また、最近では上記のペイパークリック方式に加え、広告内に記載された所定の電話番号への電話着信数等に応じた課金(ペイパーコール方式:Pay Per Call)も提供されるに至っている(例えば、特許文献1を参照。)。これは、広告に基づいて広告主に対して商品等の問い合わせの電話着信があったことをもって、広告の効果が発揮されたとするものである。
更に、実際に店舗において商品の購入等を行ったことを把握する手法としてクーポンの発行がある。すなわち、広告に含まれるクーポンを提示した商品の購入等を行わせることにより、広告に基づく最終的な効果を測定することができる。
特開2001−312649号公報
上述したように、従来の広告主への課金方式としてはペイパークリック方式とペイパーコール方式があり、クーポンによる商品の購入等の実績の測定手法も存在したが、次のような問題点が指摘されていた。
(1)ペイパークリック方式は、単に広告主のWebページにジャンプしたということがわかるだけであり、広告内容を十分に読んだかどうかは定かではなく、広告の効果としては十分ではない。
(2)ペイパーコール方式は、一般ユーザが広告に基づいて積極的に電話をかけたことから、広告内容に対して相当な興味を示したことまでは推測できるが、必ずしも商品の購入等に結びつくものではなく、やはり広告の効果としては十分ではない。
(3)クーポンによる商品の購入等の実績の測定は、店舗側でのデータ集計等の協力がなければ行えず、また、クーポンによる値引き等を行わない場合については適用できず、広告主への課金の根拠データとしては適用しにくい。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、顧客が店舗において実際に商品の購入等を行ったかどうかという店舗側の実状には立ち入ることなく、インターネット等の広告に基づき実際に顧客が店舗に来店した実績に応じて広告主に課金を行うことのできるペイパービジット広告システムを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムであって、ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動されるGPS受信により取得された位置データとを含む来店情報を受信する来店情報受信手段と、受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗位置情報を広告主DBを参照して取得し、上記来店情報の位置データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する確認手段と、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応る来店数データ1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データ現来店数に対応する値に更新する更新手段とを備えるペイパービジット広告システムを要旨としている。
また、請求項2に記載されるように、Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムであって、ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動されるカメラ機能により撮影された店舗アイテムの読取コードとを含む来店情報を受信する来店情報受信手段と、受信した上記来店情報の読取コードが所定の真正なコードであるか否かを検証することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する確認手段と、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する更新手段とを備えるようにすることができる。
また、請求項3に記載されるように、Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムであって、ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動される近隣アクセスポイント検索により取得された識別子データとを含む来店情報を受信する来店情報受信手段と、受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗アクセスポイント識別子データを広告主DBを参照して取得し、上記来店情報の識別子データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する確認手段と、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する更新手段とを備えるようにすることができる。
また、請求項4に記載されるように、Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムであって、ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記ユーザを識別するユーザIDとを含む来店情報を受信する来店情報受信手段と、受信した上記来店情報のユーザIDに基づき、ユーザDBから対応するMACアドレスを取得し、当該MACアドレスによりアクセスが行なわれたアクセスポイントのシスログを集計サーバから参照して該当するアクセスポイントの識別子データを取得する識別子取得手段と、受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗アクセスポイント識別子データを広告主DBを参照して取得し、上記集計サーバから取得した識別子データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する確認手段と、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する更新手段とを備えるようにすることができる。
また、請求項5に記載されるように、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のペイパービジット広告システムにおいて、上記来店情報には、上記ユーザを識別するユーザIDが含まれており、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、ユーザDB上の該当するユーザ情報のポイントデータを所定数加算した値に更新するポイント付与手段を備えるようにすることができる。
また、請求項6に記載されるように、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のペイパービジット広告システムにおいて、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、ユーザDBから上記ユーザのメールアドレスを取得し、当該メールアドレス宛に上記店舗において特典を受けることのできるクーポンデータを送信するクーポン送信手段を備えるようにすることができる。
また、請求項7に記載されるように、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のペイパービジット広告システムにおいて、上記広告主DBは、自己のWebページにバナー広告を掲載することで上記店舗への顧客の誘導に協力し、その誘導の成果に応じて報酬支払対象となるプロモーションオーナを識別するプロモーションIDを広告主IDに対応付けて保持するようにすることができる。
また、請求項8に記載されるように、請求項7に記載のペイパービジット広告システムにおいて、ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた登録ボタンの選択により当該登録ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記ユーザを識別するユーザIDと、上記登録ボタンに埋め込まれたプロモーションIDとを含む、広告対象の店舗へ出向く意思があることの登録要求を受け付け、上記広告主DBから上記プロモーションIDを参照し、当該プロモーションIDに上記ユーザIDを対応付けて登録する登録手段を備えるようにすることができる。
また、請求項9に記載されるように、Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムのコンピュータプログラムによる自動的な管理方法であって、ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動されるGPS受信により取得された位置データとを含む来店情報を受信する工程と、受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗位置情報を広告主DBを参照して取得し、上記来店情報の位置データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する工程と、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する工程とを備えるペイパービジット広告管理方法として構成することができる。
また、請求項10に記載されるように、Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムのコンピュータプログラムによる自動的な管理方法であって、ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動されるカメラ機能により撮影された店舗アイテムの読取コードとを含む来店情報を受信する工程と、受信した上記来店情報の読取コードが所定の真正なコードであるか否かを検証することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する工程と、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する工程とを備えるようにすることができる。
また、請求項11に記載されるように、Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムのコンピュータプログラムによる自動的な管理方法であって、ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動される近隣アクセスポイント検索により取得された識別子データとを含む来店情報を受信する工程と、受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗アクセスポイント識別子データを広告主DBを参照して取得し、上記来店情報の識別子データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する工程と、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する工程とを備えるようにすることができる。
また、請求項12に記載されるように、Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムのコンピュータプログラムによる自動的な管理方法であって、ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記ユーザを識別するユーザIDとを含む来店情報を受信する工程と、受信した上記来店情報のユーザIDに基づき、ユーザDBから対応するMACアドレスを取得し、当該MACアドレスによりアクセスが行なわれたアクセスポイントのシスログを集計サーバから参照して該当するアクセスポイントの識別子データを取得する工程と、受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗アクセスポイント識別子データを広告主DBを参照して取得し、上記集計サーバから取得した識別子データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する工程と、上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する工程とを備えるようにすることができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。
図1において、ペイパービジット広告システムは、インターネット等のネットワーク3に接続され、広告主への課金等の処理を行う広告管理サーバ1と、同じくネットワーク3に接続され、広告主のWebページ等を提供するWebサーバ2とを備えている。
また、ネットワーク3は携帯電話事業者等のネットワーク4と接続され、ネットワーク4には、ユーザUの所持する携帯端末(携帯電話等)8との間で無線通信を行う基地局5と、ユーザUの携帯端末8で受信したGPS(Global Positioning System)衛星7の信号に基づいて携帯端末8の位置情報を提供する位置データ取得サーバ6とが接続されている。なお、参照符号9で示すのは広告主の店舗である。
一方、広告管理サーバ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される来店管理部11と、広告主情報を保持する広告主DB12と、ユーザ情報を保持するユーザDB13とを備えている。
来店管理部11は、広告(Web上の広告もしくは紙媒体の広告の両者を含む)の閲覧時に携帯端末8あるいはPC等の固定端末から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して広告対象の店舗へ出向く意思(Wish)があることの登録要求を受け付けて広告主DB12に登録を行うウイッシュ登録部110を備えている。また、来店管理部11は、携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して来店情報を受信する来店情報受信部111と、広告主DB12から広告主情報を参照する広告主情報参照部112と、来店情報受信部111で受信した来店情報に含まれる位置情報と広告主情報に含まれる店舗位置とを比較する位置比較部113とを備えている。また、来店管理部11は、位置比較部113の比較により広告主の店舗9へのユーザUの来店を確認した場合に、広告主DB12の該当する広告主の来店数を更新する来店数更新部114と、来店数に応じて広告主DB12の該当する広告主の課金額を更新する課金処理部115とを備えている。また、来店管理部11は、ユーザDB13の来店したユーザUのポイント値を更新するポイント付与部116と、来店したユーザUにその店舗9で使用できるクーポンを送信(携帯端末8から広告管理サーバ1への来店時アクセスに対するレスポンスの表示データとしてクーポンのURL(Uniform Resource Locator)を送信するか、別途、電子メールによってユーザUにクーポンのURLを送信)するクーポン送信部117とを備えている。
図2は広告主DB12の例を示す図であり、広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主の店舗の位置(緯度経度)を示す「店舗位置」フィールドと、広告主の広告用WebページのURLを示す「URL」フィールドと、現時点の累積来店数を示す「来店数」フィールドと、来店者を識別する「来店者ID」フィールドと、広告主への課金額を示す「広告主課金」フィールドと、広告主の店舗において使用できるクーポンのデータを保持するURLを示す「クーポンURL」フィールドと、広告主のページへ誘導するバナー広告、QRコード等の掲載を行うプロモーションを識別する「プロモーションID」フィールドとを含んでいる。
「広告主ID」は広告主の申請に基づいてシステム運用者側で発行され、「店舗位置」は広告主の申請する住所から割り出した値が設定される。また、「URL」「クーポンURL」は広告主の申請に基づいて設定される。「来店数」「来店者ID」「広告主課金」の初期値はブランクである。
「プロモーションID」フィールドの各プロモーションIDには、ウイッシュ登録を行ったユーザIDを示す「ウイッシュID」フィールドと、ウイッシュ登録を行ったユーザの来店状況を示す「来店」フィールドとが対応付けられている。「プロモーションID」は、広告主のページへ誘導するバナー広告、QRコード等の掲載を行うプロモーションに参加するプロモーションオーナ(事前登録)に対し、広告主(店舗)毎あるいは更に細かくプロモーション形態毎に発行されるものである。また、「ウイッシュID」「来店」は初期状態ではブランクである。
図3はユーザDB13の例を示す図であり、ユーザを識別する「ユーザID」フィールドと、現時点の累積ポイントを示す「ポイント」フィールドと、ユーザの所持する携帯端末の電子メールアドレスを示す「メールアドレス」フィールドとを含んでいる。「メールアドレス」はユーザ登録時等に設定される。
図4は携帯端末8の構成例を示す図であり、GPS衛星7(図1)からの信号を受信するGPS受信部81と、基地局5(図1)との間で音声および非音声のデータ送受信を行うセルラー送受信部82と、音声および非音声のデータ処理を行うデータ処理部83と、データ処理の過程で使用されるデータを保持する記憶部84と、デジタルカメラ機能を提供するカメラ部85と、現在日時情報を出力する時計部86と、取得したデータ内容および機器状態を表示する液晶パネル等よりなる表示部87と、テンキー等よりなる操作部88と、マイク、スピーカを含む通話部89とを備えている。
図5は第1の実施形態におけるウイッシュ登録の処理例を示すフローチャートである。なお、予め広告主のWebページがWebサーバ2のいずれかに設けられ、当該Webページへのリンクを含むバナー広告が他のWebサーバ2に設けられ、広告管理サーバ1の広告主DB12に当該広告主の広告主情報が登録されているものとする。また、ユーザUのユーザ情報についても広告管理サーバ1のユーザDB13に登録されているものとする。
図5において、ユーザUがWebサーバ2から携帯端末8等で閲覧したページに表示されるバナー広告を選択すると(ステップS11)、広告主ページにジャンプし、閲覧が可能になる(ステップS12)。図6は携帯端末8に表示される画面例を示す図であり、KK(a)はバナー広告を示し、(b)はジャンプした先の広告主ページを示している。広告主ページには広告の対象となる店舗への来店の意思があることを登録するための「Wish登録」ボタンが設けられている。「Wish登録」ボタンにはアクセス先である広告管理サーバ1のURLと該当するプロモーションIDが組み込まれている。
図5に戻り、ユーザUがウイッシュ(Wish)登録ボタンを選択すると(ステップS13)、携帯端末8等は広告管理サーバ1に対してユーザIDとプロモーションIDを伴うウイッシュ登録要求を送信する(ステップS14)。
広告管理サーバ1では、来店管理部11のウイッシュ登録部110がウイッシュ登録要求を受信すると(ステップS15)、広告主DB12に対してウイッシュ登録を行う(ステップS16)。すなわち、ウイッシュ登録部110は、広告主DB12のプロモーションIDに関連付けてユーザIDを登録する。
なお、ウイッシュ登録ボタンの操作によりウイッシュ登録をする場合について説明したが、ウイッシュ登録ボタンの操作を省略し、広告主ページの閲覧と連動して自動的にウイッシュ登録を行うようにしてもよい。また、プロモーションとして、Webページ上のバナー広告の掲載を例に説明したが、バナー広告に代えてホットテキストによるリンクでもよく、また、Webページに限らず電子メールに埋め込んだリンク等でもよい。更に、電子媒体に限らず、紙媒体に掲載したQRコード等でもよい。QRコードの場合、携帯端末8等のカメラ機能によりQRコードを読み込むことで、広告主ページの閲覧およびウイッシュ登録を行うことができる。
図7は図1に示した第1の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。なお、予め広告主のWebページがWebサーバ2のいずれかに設けられ、当該Webページへのリンクを含むバナー広告が他のWebサーバ2に設けられ、広告管理サーバ1の広告主DB12に当該広告主の広告主情報が登録されているものとする。また、ユーザUのユーザ情報についても広告管理サーバ1のユーザDB13に登録されているものとする。
今、ユーザUは予め広告主の店舗9の広告用WebページをWebサーバ2から携帯端末8等で閲覧した上で、実際に店舗9に来店したものとする。図8は携帯端末8に表示される画面例を示す図であり、(a)に示すようなバナー広告を選択することで、(b)に示すような広告主ページが表示される。広告主ページには来店時に操作するQRコードからなる携帯端末用来店ボタンが設けられている。このQRコードには、アクセスすべき広告管理サーバ1のURL、広告主ID等の情報が埋め込まれている。あるいは、QRコードではなく、ボタンをクリックすることにより、広告管理サーバ1に、広告主ID等の情報が送信される仕組としてもよい。
図7において、ユーザUは店舗9の内部もしくは外部近傍(ウインドウショッピング等も来店と判断)において自己の携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介してWebサーバ2にアクセスし、図8(b)に示したような広告主ページを閲覧し(ステップS101)、携帯端末用来店ボタンを選択する(ステップS102)。なお、携帯端末8において広告主ページを表示した際に、ページに組み込まれたスクリプト等により携帯端末用来店ボタンを選択するのと同様の動作をさせてもよい。この場合、携帯端末用来店ボタンを表示する必要はない。
これに応じ、携帯端末8はGPS衛星7からのGPS信号を受信し(ステップS103)、このGPS信号を伴う位置データ要求を基地局5、ネットワーク4を介して位置データ取得サーバ6に行い(ステップS104)、位置データ取得サーバ6から現在の位置情報(緯度経度)を受信する(ステップS105)。なお、位置データ取得サーバ6に要求して位置情報を取得しているのは、GPS衛星7のGPS信号から位置情報の算出および補正等を行う処理負荷が高く、携帯端末8側で単独で行うのが困難なためである。ただし、携帯端末8の高機能化によりGPS衛星7のGPS信号から独立して位置情報を取得できる場合には、位置データ取得サーバ6を介在させる必要はない。
次いで、携帯端末8は、携帯端末用来店ボタンのQRコードに含まれる広告管理サーバ1のURLに対し、広告主ID、ユーザUのユーザID、位置情報等を含む来店情報を送信する(ステップS106)。
広告管理サーバ1では来店管理部11の来店情報受信部111が携帯端末8からの来店情報を受信すると(ステップS107)、広告主情報参照部112は来店情報に含まれる広告主IDに基づいて広告主DB12から該当する広告主情報を参照する(ステップS108)。
次いで、位置比較部113は来店情報に含まれる位置情報(ユーザ現在位置)と広告主情報の店舗位置とが一致するかどうか比較を行う(ステップS109)。ここで、ユーザ現在位置と店舗位置とが一致しない場合(ステップS109のNo)は処理を終了する。
ユーザ現在位置と店舗位置とが一致する場合(ステップS109のYes)、ユーザUが店舗9に来店したと判断し、来店数更新部114は広告主DB12の該当する広告主情報の来店数をカウントアップし(ステップS110)、課金処理部115は広告主課金を更新する(ステップS111)。また、ポイント付与部116は、来店情報に含まれるユーザIDに基づいてユーザDB13からユーザ情報を特定し、該当するユーザ情報のポイントを所定数加算する(ステップS112)。更に、クーポン送信部117は携帯端末8から広告管理サーバ1へのアクセス(ステップS106、S107)に対するレスポンスとして表示するページの表示データとしてクーポンURL(図2)を送信するか、別途、電子メールによってユーザUのメールアドレス(図3)にクーポンURLを送信する(ステップS113)。ユーザUはクーポンURLを辿って表示されるクーポンを店舗9の店員に提示することにより、代金割引、特別サービス(販促品の取得等)等を受けることができる。図9は携帯端末8に表示されたクーポンの例を示すものであり、「○○○○○○へのご来店を確認しました。下のクーポンを店の担当にご提示ください。」等のメッセージとともに、クーポンの内容が表示される。
なお、同じユーザが同じ店舗に何度も来店することで不当にポイントやクーポンを取得することを防止する必要がある場合には、二度目以降の来店は処理対象としない(所定期間内での二度目以降の来店を処理対象としない場合には、広告主DB12(図2)の「来店者ID」において来店日時も併せて管理)ようにすることができる。
このように、位置情報に基づき、広告主の広告を経由してユーザUが店舗9に来店したことを検出し、広告主に対して適切な課金を行うことができる。また、ユーザUにもポイントが付与されるとともに、店舗9において使用できるクーポンが取得できることから、積極的な利用が期待できる。更に、店舗9への誘導に協力したプロモーションオーナに対しても、広告主から回収する広告料の一部を来店数等に応じて分配することで、広告効果の向上が達成できる。
また、変形例として、ユーザUが店舗9に来店した際に、広告主の広告を経由することなく処理を起動する形にしてもよい。この場合、広告主の広告に対するユーザUの閲覧履歴を広告管理サーバ1側で管理しておき、来店情報に含まれる位置情報から特定される店舗9に対応する広告の閲覧履歴が存在する場合に有効な来店と判断し、来店数カウントアップ、課金、ポイント付与、クーポン送信の処理対象とする。なお、この場合は来店情報に広告主IDを含ませる必要はない。
<第2の実施形態>
図10は本発明の第2の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。
図10において、ペイパービジット広告システムは、インターネット等のネットワーク3に接続され、広告主への課金等の処理を行う広告管理サーバ1と、同じくネットワーク3に接続され、広告主のWebページ等を提供するWebサーバ2とを備えている。
また、ネットワーク3は携帯電話事業者等のネットワーク4と接続され、ネットワーク4には、ユーザUの所持する携帯端末(携帯電話等)8との間で無線通信を行う基地局5が接続されている。
また、広告主の店舗9の各所(ウインドウの一部、店内等)には、ペイパービジット広告システムで管理される真性な店舗であることを示す店舗アイテム91が設けられている。図11は店舗アイテム91の例を示す図であり、携帯端末8のデジタルカメラ機能により撮影して読み込まれるQRコードを含んでいる。このQRコードには、真性な店舗アイテムであることを示すコード、広告主ID等の情報が埋め込まれている。なお、撮影されたQRコードが転送されて悪用されないようにするため、著作権管理の仕組み(例えば、特開2004−194293号公報を参照)を使用してQRコード画像の保存・転送が行えないようにすることが望ましい。また、上記のQRコードに代え、同様な情報を送信する無線タグ等の無線デバイスを用いることもできる。
一方、図10において、広告管理サーバ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される来店管理部11と、広告主情報を保持する広告主DB12と、ユーザ情報を保持するユーザDB13とを備えている。
来店管理部11は、広告(Web上の広告もしくは紙媒体の広告の両者を含む)の閲覧時に携帯端末8あるいはPC等の固定端末から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して広告対象の店舗へ出向く意思(Wish)があることの登録要求を受け付けて広告主DB12に登録を行うウイッシュ登録部110を備えている。また、来店管理部11は、携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して来店情報を受信する来店情報受信部111と、来店情報に含まれる真性な店舗アイテムであることを示すコードに基づいて店舗アイテムを認証する店舗アイテム認証部118と、広告主DB12から広告主情報を参照する広告主情報参照部112とを備えている。また、来店管理部11は、店舗アイテム認証部118での認証により広告主の店舗9へのユーザUの来店を確認した場合に、広告主DB12の該当する広告主の来店数を更新する来店数更新部114と、来店数に応じて広告主DB12の該当する広告主の課金額を更新する課金処理部115と、ユーザDB13の来店したユーザのポイント値を更新するポイント付与部116とを備えている。また、来店管理部11は、ユーザDB13の来店したユーザUのポイント値を更新するポイント付与部116と、来店したユーザUにその店舗9で使用できるクーポンを送信(携帯端末8から広告管理サーバ1への来店時アクセスに対するレスポンスの表示データとしてクーポンのURLを送信するか、別途、電子メールによってユーザUにクーポンのURLを送信)するクーポン送信部117とを備えている。
広告主DB12は図2に示したものと同様であるが、「店舗位置」フィールドは不要である。ユーザDB13は図3に示したものと同様である。また、携帯端末8の構成は図4に示したものと同様である。
動作にあたり、来店前のウイッシュ登録については図5および図6に示したものと同様であるため、その説明は省略する。
図12は図10に示した第2の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。なお、予め広告主のWebページがWebサーバ2のいずれかに設けられ、当該Webページへのリンクを含むバナー広告が他のWebサーバ2に設けられ、広告管理サーバ1の広告主DB12に当該広告主の広告主情報が登録されているものとする。また、ユーザUのユーザ情報についても広告管理サーバ1のユーザDB13に登録されているものとする。
今、ユーザUは予め広告主の店舗9の広告用WebページをWebサーバ2から携帯端末8等で閲覧した上で、実際に店舗9に来店したものとする。携帯端末8の画面例は図8に示したのと同様であり、図8(a)に示すようなバナー広告を選択することで、図8(b)に示すような広告主ページが表示される。広告主ページには来店時に操作するQRコードからなる携帯端末用来店ボタンが設けられている。このQRコードには、アクセスすべき広告管理サーバ1のURL、広告主ID等の情報が埋め込まれている。
図12において、ユーザUは店舗9の内部もしくは外部近傍(ウインドウショッピング等も来店と判断)において自己の携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介してWebサーバ2にアクセスし、図8(b)に示したような広告主ページを閲覧し(ステップS201)、携帯端末用来店ボタンを選択する(ステップS202)。なお、携帯端末8において広告主ページを表示した際に、ページに組み込まれたスクリプト等により携帯端末用来店ボタンを選択するのと同様の動作をさせてもよい。この場合、携帯端末用来店ボタンを表示する必要はない。
次いで、ユーザUは携帯端末8のデジタルカメラ機能(図4のカメラ部85)により図11に示したような店舗アイテム91のQRコードを読み取る(ステップS203)。
次いで、携帯端末8は、携帯端末用来店ボタンのQRコードに含まれる広告管理サーバ1のURLに対し、ユーザUのユーザID、店舗アイテム91のQRコードに含まれる真性な店舗アイテムであることを示すコード、広告主ID等を含む来店情報を送信する(ステップS204)。
広告管理サーバ1では来店管理部11の来店情報受信部111が携帯端末8からの来店情報を受信すると(ステップS205)、店舗アイテム認証部118は来店情報に含まれる真性な店舗アイテムであることを示すコードに基づいて正規の店舗アイテムであるかどうか確認する(ステップS206)。ここで、正規の店舗アイテムでない場合(ステップS206のNo)は処理を終了する。
正規の店舗アイテムである場合(ステップS206のYes)、ユーザUが店舗9に来店したと判断し、広告主情報参照部112は来店情報に含まれる広告主IDに基づいて広告主DB12から該当する広告主情報を参照して特定する(ステップS207)。
次いで、来店数更新部114は広告主DB12の該当する広告主情報の来店数をカウントアップし(ステップS208)、課金処理部115は広告主課金を更新する(ステップS209)。また、ポイント付与部116は、来店情報に含まれるユーザIDに基づいてユーザDB13からユーザ情報を特定し、該当するユーザ情報のポイントを所定数加算する(ステップS210)。更に、クーポン送信部117は携帯端末8から広告管理サーバ1へのアクセス(ステップS204、S205)に対するレスポンスとして表示するページの表示データとしてクーポンURL(図2)を送信するか、別途、電子メールによってユーザUのメールアドレス(図3)にクーポンURLを送信する(ステップS211)。ユーザUはクーポンURLを辿って表示されるクーポンを店舗9の店員に提示することにより、代金割引、特別サービス(販促品の取得等)等を受けることができる。
なお、同じユーザが同じ店舗に何度も来店することで不当にポイントやクーポンを取得することを防止する必要がある場合には、二度目以降の来店は処理対象としない(所定期間内での二度目以降の来店を処理対象としない場合には、広告主DB12(図2)の「来店者ID」において来店日時も併せて管理)ようにすることができる。
このように、店舗アイテム91に基づき、広告主の広告を経由してユーザUが店舗9に来店したことを検出し、広告主に対して適切な課金を行うことができる。また、ユーザUにもポイントが付与されるとともに、店舗9において使用できるクーポンが取得できることから、積極的な利用が期待できる。更に、店舗9への誘導に協力したプロモーションオーナに対しても、広告主から回収する広告料の一部を来店数等に応じて分配することで、広告効果の向上が達成できる。
また、変形例として、ユーザUが店舗9に来店した際に、広告主の広告を経由することなく処理を起動する形にしてもよい。この場合、広告主の広告に対するユーザUの閲覧履歴を広告管理サーバ1側で管理しておき、来店情報に含まれる真性な店舗アイテムであることを示すコードから特定される店舗9に対応する広告の閲覧履歴が存在する場合に有効な来店と判断し、来店数カウントアップ、課金、ポイント付与、クーポン送信の処理対象とする。なお、この場合は来店情報に広告主IDを含ませる必要はない。
<第3の実施形態>
図13は本発明の第3の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。
図13において、ペイパービジット広告システムは、インターネット等のネットワーク3に接続され、広告主への課金等の処理を行う広告管理サーバ1と、同じくネットワーク3に接続され、広告主のWebページ等を提供するWebサーバ2とを備えている。
また、ネットワーク3は携帯電話事業者等のネットワーク4と接続され、ネットワーク4には、ユーザUの所持する携帯端末(携帯電話等)8との間で無線通信を行う基地局5が接続されている。
また、店舗9には無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイント92が設けられており、アクセスポイント92はネットワーク3と接続されている。なお、アクセスポイント92とネットワーク3の接続を破線で示しているのは、本実施形態の主要機能としてはアクセスポイント92とネットワーク3の間の通信は発生しないためである。
一方、広告管理サーバ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される来店管理部11と、広告主情報を保持する広告主DB12と、ユーザ情報を保持するユーザDB13とを備えている。
来店管理部11は、広告(Web上の広告もしくは紙媒体の広告の両者を含む)の閲覧時に携帯端末8あるいはPC等の固定端末から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して広告対象の店舗へ出向く意思(Wish)があることの登録要求を受け付けて広告主DB12に登録を行うウイッシュ登録部110を備えている。また、来店管理部11は、携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して来店情報を受信する来店情報受信部111と、広告主DB12から広告主情報を参照する広告主情報参照部112と、来店情報受信部111で受信した来店情報に含まれる店舗9のアクセスポイント92の識別子(MAC(Media Access Control)アドレス、固定グローバルIP(Internet Protocol)アドレスもしくはホスト名)と広告主情報に含まれる識別子(MACアドレス、固定グローバルIPアドレスもしくはホスト名)とを比較する識別子比較部119とを備えている。また、来店管理部11は、識別子比較部119の比較により広告主の店舗9へのユーザUの来店を確認した場合に、広告主DB12の該当する広告主の来店数を更新する来店数更新部114と、来店数に応じて広告主DB12の該当する広告主の課金額を更新する課金処理部115とを備えている。また、来店管理部11は、ユーザDB13の来店したユーザUのポイント値を更新するポイント付与部116と、来店したユーザUにその店舗9で使用できるクーポンを送信(携帯端末8から広告管理サーバ1への来店時アクセスに対するレスポンスの表示データとしてクーポンのURLを送信するか、別途、電子メールによってユーザUにクーポンのURLを送信)するクーポン送信部117とを備えている。
ユーザDB13は図3に示したものと同様である。
図14は広告主DB12の例を示す図であり、広告主を識別する「広告主ID」フィールドと、広告主の店舗に設置されたアクセスポイントの識別子(MACアドレス、固定グローバルIPアドレスもしくはホスト名)を示す「店舗アクセスポイント識別子」フィールドと、広告主の広告用WebページのURLを示す「URL」フィールドと、現時点の累積来店数を示す「来店数」フィールドと、来店者を識別する「来店者ID」フィールドと、広告主への課金額を示す「広告主課金」フィールドと、広告主の店舗において使用できるクーポンのデータを保持するURLを示す「クーポンURL」フィールドと、広告主のページへ誘導するバナー広告、QRコード等の掲載を行うプロモーションを識別する「プロモーションID」フィールドとを含んでいる。
「広告主ID」は広告主の申請に基づいてシステム運用者側で発行される。「店舗アクセスポイント識別子」「URL」「クーポンURL」は広告主の申請に基づいて設定される。「来店数」「来店者ID」「広告主課金」の初期値はブランクである。
「プロモーションID」フィールドの各プロモーションIDには、ウイッシュ登録を行ったユーザIDを示す「ウイッシュID」フィールドと、ウイッシュ登録を行ったユーザの来店状況を示す「来店」フィールドとが対応付けられている。「プロモーションID」は、広告主のページへ誘導するバナー広告、QRコード等の掲載を行うプロモーションに参加するプロモーションオーナ(事前登録)に対し、広告主(店舗)毎あるいは更に細かくプロモーション形態毎に発行されるものである。また、「ウイッシュID」「来店」は初期状態ではブランクである。
図15は携帯端末8の構成例を示す図であり、外部の無線LANのアクセスポイント92(図13)との間でデータ送受信を行う無線LAN送受信部801と、基地局5(図1)との間で音声および非音声のデータ送受信を行うセルラー送受信部82と、音声および非音声のデータ処理を行うデータ処理部83と、データ処理の過程で使用されるデータを保持する記憶部84と、現在日時情報を出力する時計部86と、取得したデータ内容および機器状態を表示する液晶パネル等よりなる表示部87と、テンキー等よりなる操作部88と、マイク、スピーカを含む通話部89とを備えている。
動作にあたり、来店前のウイッシュ登録については図5および図6に示したものと同様であるため、その説明は省略する。
図16は図13に示した第3の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。なお、予め広告主のWebページがWebサーバ2のいずれかに設けられ、当該Webページへのリンクを含むバナー広告が他のWebサーバ2に設けられ、広告管理サーバ1の広告主DB12に当該広告主の広告主情報が登録されているものとする。また、ユーザUのユーザ情報についても広告管理サーバ1のユーザDB13に登録されているものとする。
今、ユーザUは予め広告主の店舗9の広告用WebページをWebサーバ2から携帯端末8等で閲覧した上で、実際に店舗9に来店したものとする。携帯端末8の画面例は図8に示したのと同様であり、図8(a)に示すようなバナー広告を選択することで、図8(b)に示すような広告主ページが表示される。広告主ページには来店時に操作するQRコードからなる携帯端末用来店ボタンが設けられている。このQRコードには、アクセスすべき広告管理サーバ1のURL、広告主ID等の情報が埋め込まれている。
図13において、ユーザUは店舗9の内部もしくは外部近傍(ウインドウショッピング等も来店と判断)において自己の携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して、あるいは、可能であれば店舗9のアクセスポイント92、ネットワーク3を介してWebサーバ2にアクセスし、図8(b)に示したような広告主ページを閲覧し(ステップS301)、携帯端末用来店ボタンを選択する(ステップS302)。なお、携帯端末8において広告主ページを表示した際に、ページに組み込まれたスクリプト等により携帯端末用来店ボタンを選択するのと同様の動作をさせてもよい。この場合、携帯端末用来店ボタンを表示する必要はない。
これに応じ、携帯端末8は無線LAN送受信部801により周辺に存在するアクセスポイントを発見できるまで所定時間探索する(ステップS303、S304)。そして、アクセスポイント92を発見できた場合(ステップS304のYes)、アクセスポイント92の識別子(MACアドレス、固定グローバルIPアドレスもしくはホスト名)を取得する(ステップS305)。取得した識別子を取得識別子と呼ぶこととする。
次いで、携帯端末8は、携帯端末用来店ボタンのQRコードに含まれる広告管理サーバ1のURLに対し、広告主ID、ユーザUのユーザID、取得識別子等を含む来店情報を送信する(ステップS306)。
広告管理サーバ1では来店管理部11の来店情報受信部111が携帯端末8からの来店情報を受信すると(ステップS307)、広告主情報参照部112は来店情報に含まれる広告主IDに基づいて広告主DB12から該当する広告主情報を参照する(ステップS308)。
次いで、識別子比較部119は来店情報に含まれる取得識別子と広告主情報の店舗アクセスポイント識別子とが一致するかどうか比較を行う(ステップS309)。ここで、取得識別子と店舗アクセスポイント識別子とが一致しない場合(ステップS309のNo)は処理を終了する。
取得識別子と店舗アクセスポイント識別子とが一致する場合(ステップS309のYes)、ユーザUが店舗9に来店したと判断し、来店数更新部114は広告主DB12の該当する広告主情報の来店数をカウントアップし(ステップS310)、課金処理部115は広告主課金を更新する(ステップS311)。また、ポイント付与部116は、来店情報に含まれるユーザIDに基づいてユーザDB13からユーザ情報を特定し、該当するユーザ情報のポイントを所定数加算する(ステップS312)。更に、クーポン送信部117は携帯端末8から広告管理サーバ1へのアクセス(ステップS306、S307)に対するレスポンスとして表示するページの表示データとしてクーポンURL(図14)を送信するか、別途、電子メールによってユーザUのメールアドレス(図3)にクーポンURLを送信する(ステップS313)。ユーザUはクーポンURLを辿って表示されるクーポンを店舗9の店員に提示することにより、代金割引、特別サービス(販促品の取得等)等を受けることができる。携帯端末8でのクーポンの表示例は図9に示したものと同様である。
なお、同じユーザが同じ店舗に何度も来店することで不当にポイントやクーポンを取得することを防止する必要がある場合には、二度目以降の来店は処理対象としない(所定期間内での二度目以降の来店を処理対象としない場合には、広告主DB12(図14)の「来店者ID」において来店日時も併せて管理)ようにすることができる。
このように、店舗9に設置されるアクセスポイント92の固有の識別子に基づき、広告主の広告を経由してユーザUが店舗9に来店したことを検出し、広告主に対して適切な課金を行うことができる。また、ユーザUにもポイントが付与されるとともに、店舗9において使用できるクーポンが取得できることから、積極的な利用が期待できる。更に、店舗9への誘導に協力したプロモーションオーナに対しても、広告主から回収する広告料の一部を来店数等に応じて分配することで、広告効果の向上が達成できる。
また、変形例として、ユーザUが店舗9に来店した際に、広告主の広告を経由することなく処理を起動する形にしてもよい。この場合、広告主の広告に対するユーザUの閲覧履歴を広告管理サーバ1側で管理しておき、来店情報に含まれる識別子から特定される店舗9に対応する広告の閲覧履歴が存在する場合に有効な来店と判断し、来店数カウントアップ、課金、ポイント付与、クーポン送信の処理対象とする。なお、この場合は来店情報に広告主IDを含ませる必要はない。
<第4の実施形態>
図17は本発明の第4の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。
図17において、ペイパービジット広告システムは、インターネット等のネットワーク3に接続され、広告主への課金等の処理を行う広告管理サーバ1と、同じくネットワーク3に接続され、広告主のWebページ等を提供するWebサーバ2とを備えている。
また、ネットワーク3は携帯電話事業者等のネットワーク4と接続され、ネットワーク4には、ユーザUの所持する携帯端末(携帯電話等)8との間で無線通信を行う基地局5が接続されている。
また、店舗9には無線LANのアクセスポイント92が設けられており、アクセスポイント92はネットワーク3と接続されている。
一方、広告管理サーバ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される来店管理部11と、広告主情報を保持する広告主DB12と、ユーザ情報を保持するユーザDB13とを備えている。
来店管理部11は、広告(Web上の広告もしくは紙媒体の広告の両者を含む)の閲覧時に携帯端末8あるいはPC等の固定端末から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して広告対象の店舗へ出向く意思(Wish)があることの登録要求を受け付けて広告主DB12に登録を行うウイッシュ登録部110を備えている。また、来店管理部11は、携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して来店情報を受信する来店情報受信部111と、広告主DB12から広告主情報を参照する広告主情報参照部112と、来店情報受信部111で受信した来店情報に含まれる店舗9のアクセスポイント92の識別子(MACアドレス、固定グローバルIPアドレスもしくはホスト名)と広告主情報に含まれる識別子(MACアドレス、固定グローバルIPアドレスもしくはホスト名)とを比較する識別子比較部119とを備えている。また、来店管理部11は、識別子比較部119の比較により広告主の店舗9へのユーザUの来店を確認した場合に、広告主DB12の該当する広告主の来店数を更新する来店数更新部114と、来店数に応じて広告主DB12の該当する広告主の課金額を更新する課金処理部115とを備えている。また、来店管理部11は、ユーザDB13の来店したユーザUのポイント値を更新するポイント付与部116と、来店したユーザUにその店舗9で使用できるクーポンを送信(携帯端末8から広告管理サーバ1への来店時アクセスに対するレスポンスの表示データとしてクーポンのURLを送信するか、別途、電子メールによってユーザUにクーポンのURLを送信)するクーポン送信部117とを備えている。
広告主DB12は図14に示したものと同様であり、ユーザDB13は図3に示したものと同様である。また、携帯端末8の構成は図15に示したものと同様である。
動作にあたり、来店前のウイッシュ登録については図5および図6に示したものと同様であるため、その説明は省略する。
図18は第4の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。なお、予め広告主のWebページがWebサーバ2のいずれかに設けられ、当該Webページへのリンクを含むバナー広告が他のWebサーバ2に設けられ、広告管理サーバ1の広告主DB12に当該広告主の広告主情報が登録されているものとする。また、ユーザUのユーザ情報についても広告管理サーバ1のユーザDB13に登録されているものとする。
今、ユーザUは予め広告主の店舗9の広告用WebページをWebサーバ2から携帯端末8等で閲覧した上で、実際に店舗9に来店したものとする。携帯端末8の画面例は図8に示したのと同様であり、図8(a)に示すようなバナー広告を選択することで、図8(b)に示すような広告主ページが表示される。広告主ページには来店時に操作するQRコードからなる携帯端末用来店ボタンが設けられている。このQRコードには、アクセスすべき広告管理サーバ1のURL、広告主ID等の情報が埋め込まれている。
図18において、ユーザUは店舗9の内部もしくは外部近傍(ウインドウショッピング等も来店と判断)において自己の携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して、あるいは、可能であれば店舗9のアクセスポイント92、ネットワーク3を介してWebサーバ2にアクセスし、図8(b)に示したような広告主ページを閲覧し(ステップS401)、携帯端末用来店ボタンを選択する(ステップS402)。なお、携帯端末8において広告主ページを表示した際に、ページに組み込まれたスクリプト等により携帯端末用来店ボタンを選択するのと同様の動作をさせてもよい。この場合、携帯端末用来店ボタンを表示する必要はない。
これに応じ、携帯端末8は無線LAN送受信部801により周辺に存在するアクセスポイントを発見できるまで所定時間探索する(ステップS403、S404)。そして、アクセスポイント92を発見できた場合(ステップS404のYes)、アクセスポイント92の識別子(MACアドレス、固定グローバルIPアドレスもしくはホスト名)を取得する(ステップS405)。取得した識別子を取得識別子と呼ぶこととする。
次いで、携帯端末8は、携帯端末用来店ボタンのQRコードに含まれる広告管理サーバ1のURLに対し、無線LAN送受信部801によりアクセスポイント92およびネットワーク3を介して、広告主ID、ユーザUのユーザID、取得識別子等を含む来店情報を送信する(ステップS406)。
広告管理サーバ1では来店管理部11の来店情報受信部111が携帯端末8からの来店情報を受信すると(ステップS407)、広告主情報参照部112は来店情報に含まれる広告主IDに基づいて広告主DB12から該当する広告主情報を参照する(ステップS408)。
次いで、識別子比較部119は来店情報に含まれる取得識別子と広告主情報の店舗アクセスポイント識別子とが一致するかどうか比較を行う(ステップS409)。ここで、取得識別子と店舗アクセスポイント識別子とが一致しない場合(ステップS409のNo)は処理を終了する。
取得識別子と店舗アクセスポイント識別子とが一致する場合(ステップS409のYes)、ユーザUが店舗9に来店したと判断し、来店数更新部114は広告主DB12の該当する広告主情報の来店数をカウントアップし(ステップS410)、課金処理部115は広告主課金を更新する(ステップS411)。また、ポイント付与部116は、来店情報に含まれるユーザIDに基づいてユーザDB13からユーザ情報を特定し、該当するユーザ情報のポイントを所定数加算する(ステップS412)。更に、クーポン送信部117は携帯端末8から広告管理サーバ1へのアクセス(ステップS406、S407)に対するレスポンスとして表示するページの表示データとしてクーポンURL(図14)を送信するか、別途、電子メールによってユーザUのメールアドレス(図3)にクーポンURLを送信する(ステップS413)。ユーザUはクーポンURLを辿って表示されるクーポンを店舗9の店員に提示することにより、代金割引、特別サービス(販促品の取得等)等を受けることができる。携帯端末8でのクーポンの表示例は図9に示したものと同様である。
なお、同じユーザが同じ店舗に何度も来店することで不当にポイントやクーポンを取得することを防止する必要がある場合には、二度目以降の来店は処理対象としない(所定期間内での二度目以降の来店を処理対象としない場合には、広告主DB12(図14)の「来店者ID」において来店日時も併せて管理)ようにすることができる。
このように、店舗9に設置されるアクセスポイント92の固有の識別子に基づき、広告主の広告を経由してユーザUが店舗9に来店したことを検出し、広告主に対して適切な課金を行うことができる。また、ユーザUにもポイントが付与されるとともに、店舗9において使用できるクーポンが取得できることから、積極的な利用が期待できる。更に、店舗9への誘導に協力したプロモーションオーナに対しても、広告主から回収する広告料の一部を来店数等に応じて分配することで、広告効果の向上が達成できる。
また、変形例として、ユーザUが店舗9に来店した際に、広告主の広告を経由することなく処理を起動する形にしてもよい。この場合、広告主の広告に対するユーザUの閲覧履歴を広告管理サーバ1側で管理しておき、来店情報に含まれる識別子から特定される店舗9に対応する広告の閲覧履歴が存在する場合に有効な来店と判断し、来店数カウントアップ、課金、ポイント付与、クーポン送信の処理対象とする。なお、この場合は来店情報に広告主IDを含ませる必要はない。
<第5の実施形態>
図19は本発明の第5の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。
図19において、ペイパービジット広告システムは、インターネット等のネットワーク3に接続され、広告主への課金等の処理を行う広告管理サーバ1と、同じくネットワーク3に接続され、後述する店舗9に設けられた無線LANのアクセスポイント92から送信されるシステムログ(System Log(Syslog):システムの動作状況やメッセージなどの記録)を集計する集計サーバ10と、同じくネットワーク3に接続され、広告主のWebページ等を提供するWebサーバ2とを備えている。
また、ネットワーク3は携帯電話事業者等のネットワーク4と接続され、ネットワーク4には、ユーザUの所持する携帯端末(携帯電話等)8との間で無線通信を行う基地局5が接続されている。
また、店舗9には無線LANのアクセスポイント92が設けられており、アクセスポイント92はネットワーク3と接続されている。
一方、広告管理サーバ1は、主にコンピュータプログラムによって実現される来店管理部11と、広告主情報を保持する広告主DB12と、ユーザ情報を保持するユーザDB13とを備えている。
来店管理部11は、広告(Web上の広告もしくは紙媒体の広告の両者を含む)の閲覧時に携帯端末8あるいはPC等の固定端末から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して広告対象の店舗へ出向く意思(Wish)があることの登録要求を受け付けて広告主DB12に登録を行うウイッシュ登録部110を備えている。また、来店管理部11は、携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して来店情報を受信する来店情報受信部111と、集計サーバ10にアクセスしてシステムログを参照するシスログ参照部120と、広告主DB12から広告主情報を参照する広告主情報参照部112と、来店情報受信部111で受信した来店情報に含まれるユーザIDに対応する携帯端末8のMACアドレスをキーにシスログ参照部120によりシステムログから取得されたアクセスポイント92の識別子(MACアドレス、固定グローバルIPアドレスもしくはホスト名)と広告主情報に含まれる識別子(MACアドレス、固定グローバルIPアドレスもしくはホスト名)とを比較する識別子比較部119とを備えている。また、来店管理部11は、識別子比較部119の比較により広告主の店舗9へのユーザUの来店を確認した場合に、広告主DB12の該当する広告主の来店数を更新する来店数更新部114と、来店数に応じて広告主DB12の該当する広告主の課金額を更新する課金処理部115とを備えている。また、来店管理部11は、ユーザDB13の来店したユーザUのポイント値を更新するポイント付与部116と、来店したユーザUにその店舗9で使用できるクーポンを送信(携帯端末8から広告管理サーバ1への来店時アクセスに対するレスポンスの表示データとしてクーポンのURLを送信するか、別途、電子メールによってユーザUにクーポンのURLを送信)するクーポン送信部117とを備えている。
広告主DB12は図14に示したものと同様である。
図20はユーザDBの例を示す図であり、ユーザを識別する「ユーザID」フィールドと、ユーザの使用する携帯端末のMACアドレスを示す「MACアドレス」フィールドと、現時点の累積ポイントを示す「ポイント」フィールドと、ユーザの所持する携帯端末の電子メールアドレスを示す「メールアドレス」フィールドとを含んでいる。「MACアドレス」と「メールアドレス」はユーザ登録時等に設定される。
また、携帯端末8の構成は図15に示したものと同様である。
動作にあたり、来店前のウイッシュ登録については図5および図6に示したものと同様であるため、その説明は省略する。
図21は第5の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。なお、予め広告主のWebページがWebサーバ2のいずれかに設けられ、当該Webページへのリンクを含むバナー広告が他のWebサーバ2に設けられ、広告管理サーバ1の広告主DB12に当該広告主の広告主情報が登録されているものとする。また、ユーザUのユーザ情報についても広告管理サーバ1のユーザDB13に登録されているものとする。
今、ユーザUは予め広告主の店舗9の広告用WebページをWebサーバ2から携帯端末8等で閲覧した上で、実際に店舗9に来店したものとする。携帯端末8の画面例は図8に示したのと同様であり、図8(a)に示すようなバナー広告を選択することで、図8(b)に示すような広告主ページが表示される。広告主ページには来店時に操作するQRコードからなる携帯端末用来店ボタンが設けられている。このQRコードには、アクセスすべき広告管理サーバ1のURL、広告主ID等の情報が埋め込まれている。
図21において、ユーザUは店舗9の内部もしくは外部近傍(ウインドウショッピング等も来店と判断)において自己の携帯端末8から基地局5、ネットワーク4、ネットワーク3を介して、あるいは、可能であれば店舗9のアクセスポイント92、ネットワーク3を介してWebサーバ2にアクセスし、図8(b)に示したような広告主ページを閲覧し(ステップS501)、携帯端末用来店ボタンを選択する(ステップS502)。なお、携帯端末8において広告主ページを表示した際に、ページに組み込まれたスクリプト等により携帯端末用来店ボタンを選択するのと同様の動作をさせてもよい。この場合、携帯端末用来店ボタンを表示する必要はない。
これに応じ、携帯端末8は無線LAN送受信部801により周辺に存在するアクセスポイントを発見できるまで所定時間探索する(ステップS503、S504)。
そして、アクセスポイント92を発見できた場合(ステップS504のYes)、携帯端末8は、携帯端末用来店ボタンのQRコードに含まれる広告管理サーバ1のURLに対し、無線LAN送受信部801によりアクセスポイント92およびネットワーク3を介して、広告主ID、ユーザUのユーザID等を含む来店情報を送信する(ステップS505)。
一方、アクセスポイント92は店舗9からのアクセス内容(自装置の識別子および携帯端末8のMACアドレス、アクセス日時等を含む)を記録したシステムログを集計サーバ10に送信する(ステップS506)。集計サーバ10は受け取ったシステムログを集計・管理する。
広告管理サーバ1では来店管理部11の来店情報受信部111が携帯端末8からの来店情報を受信すると(ステップS507)、来店情報に含まれるユーザIDに対応するMACアドレス(ユーザDB13から取得)に基づいて、シスログ参照部120により集計サーバ10を参照し、そのMACアドレスによるアクセスのあったアクセスポイントの識別子を取得する(ステップS508)。取得した識別子を取得識別子と呼ぶこととする。
次いで、広告主情報参照部112は来店情報に含まれる広告主IDに基づいて広告主DB12から該当する広告主情報を参照する(ステップS509)。
次いで、識別子比較部119はシスログ参照部120で取得した取得識別子と広告主情報の店舗アクセスポイント識別子とが一致するかどうか比較を行う(ステップS510)。ここで、取得識別子と店舗アクセスポイント識別子とが一致しない場合(ステップS510のNo)は処理を終了する。
取得識別子と店舗アクセスポイント識別子とが一致する場合(ステップS510のYes)、ユーザUが店舗9に来店したと判断し、来店数更新部114は広告主DB12の該当する広告主情報の来店数をカウントアップし(ステップS511)、課金処理部115は広告主課金を更新する(ステップS512)。また、ポイント付与部116は、来店情報に含まれるユーザIDに基づいてユーザDB13からユーザ情報を特定し、該当するユーザ情報のポイントを所定数加算する(ステップS513)。更に、クーポン送信部117は携帯端末8から広告管理サーバ1へのアクセス(ステップS505、S507)に対するレスポンスとして表示するページの表示データとしてクーポンURL(図14)を送信するか、別途、電子メールによってユーザUのメールアドレス(図20)にクーポンURLを送信する(ステップS514)。ユーザUはクーポンURLを辿って表示されるクーポンを店舗9の店員に提示することにより、代金割引、特別サービス(販促品の取得等)等を受けることができる。携帯端末8でのクーポンの表示例は図9に示したものと同様である。
なお、同じユーザが同じ店舗に何度も来店することで不当にポイントやクーポンを取得することを防止する必要がある場合には、二度目以降の来店は処理対象としない(所定期間内での二度目以降の来店を処理対象としない場合には、広告主DB12(図14)の「来店者ID」において来店日時も併せて管理)ようにすることができる。
このように、店舗9に設置されるアクセスポイント92の固有の識別子に基づき、広告主の広告を経由してユーザUが店舗9に来店したことを検出し、広告主に対して適切な課金を行うことができる。また、ユーザUにもポイントが付与されるとともに、店舗9において使用できるクーポンが取得できることから、積極的な利用が期待できる。更に、店舗9への誘導に協力したプロモーションオーナに対しても、広告主から回収する広告料の一部を来店数等に応じて分配することで、広告効果の向上が達成できる。
また、携帯端末8から広告管理サーバ1に送信する来店情報にアクセスポイント92の識別子を含ませる必要がないため、送信データ(携帯端末8の送信履歴に残ったデータ)を再利用して悪用する行為(店舗9に来店していないにもかかわらず来店しているようにみせかける等)を防止することができる。
また、変形例として、ユーザUが店舗9に来店した際に、広告主の広告を経由することなく処理を起動する形にしてもよい。この場合、広告主の広告に対するユーザUの閲覧履歴を広告管理サーバ1側で管理しておき、アクセスポイント92の識別子から特定される店舗9に対応する広告の閲覧履歴が存在する場合に有効な来店と判断し、来店数カウントアップ、課金、ポイント付与、クーポン送信の処理対象とする。なお、この場合は来店情報に広告主IDを含ませる必要はない。
<来店確認の他の例>
店舗側の協力(承諾)が得られる場合には、店舗に設置される決済装置(電子マネー決済端末、クレジットカード決済端末等)と接続された決済会社のサーバから広告管理サーバ1(図1、図10、図13、図17、図19)に購入情報(電子マネー、クレジットカード等の決済IDと店舗IDとを含む)を来店情報として送信することで、広告管理サーバ1において広告主DB12の該当するデータにつき来店数カウントアップ、課金、ポイント付与、クーポン送信等の処理対象とすることができる。この場合、広告管理サーバ1側に、決済ID(決済会社の管理下)と購入者(来店者)のユーザIDとの対応テーブルを設けるとともに、店舗ID(決済会社の管理下)と広告主IDとの対応テーブルを設けることで、広告主DB12の該当するデータを特定することができる。
あるいは、Felica(不揮発メモリと無線通信チップを内蔵した樹脂製のカードで、読み取り端末にかざすだけで料金の精算等のデータのやり取りができるようにしたもの)やRFID(Radio Frequency Identification)等の非接触IC技術を組み込んだ携帯電話とその情報読み取り装置を利用したサーバへの情報送信処理を活用し、広告管理サーバ1に来店情報を送信することもできる。
また、広告主DB12に「来店数」「来店者ID」フィールドとは別に「購入者」「購入者ID」フィールドを追加し、単なる来店と購入まで至った場合とを区別して管理することにより、よりきめ細かい課金、報酬支払等を行うことができる。
<総括>
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本発明の第1の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。 広告主DBの例を示す図である。 ユーザDBの例を示す図である。 携帯端末の構成例を示す図である。 第1の実施形態におけるウイッシュ登録の処理例を示すフローチャートである。 携帯端末に表示される画面例を示す図(その1)である。 第1の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。 携帯端末に表示される画面例を示す図(その2)である。 携帯端末に表示される画面例を示す図(その3)である。 本発明の第2の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。 店舗アイテムの例を示す図である。 第2の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。 広告主DBの例を示す図である。 携帯端末の構成例を示す図である。 第3の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。 第4の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。 本発明の第5の実施形態にかかるペイパービジット広告システムの構成例を示す図である。 ユーザDBの例を示す図である。 第5の実施形態における来店時の処理例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 広告管理サーバ
11 来店管理部
110 ウイッシュ登録部
111 来店情報受信部
112 広告主情報参照部
113 位置比較部
114 来店数更新部
115 課金処理部
116 ポイント付与部
117 クーポン送信部
118 店舗アイテム認証部
119 識別子比較部
120 シスログ参照部
12 広告主DB
13 ユーザDB
2 Webサーバ
3、4 ネットワーク
5 基地局
6 位置データ取得サーバ
7 GPS衛星
8 携帯端末
81 GPS受信部
82 セルラー送受信部
83 データ処理部
84 記憶部
85 カメラ部
86 時計部
87 表示部
88 操作部
89 通話部
801 無線LAN送受信部
9 店舗
91 店舗アイテム
92 アクセスポイント
10 集計サーバ
U ユーザ

Claims (12)

  1. Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムであって、
    ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動されるGPS受信により取得された位置データとを含む来店情報を受信する来店情報受信手段と、
    受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗位置情報を広告主DBを参照して取得し、上記来店情報の位置データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する確認手段と、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応る来店数データ1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データ現来店数に対応する値に更新する更新手段とを備えたことを特徴とするペイパービジット広告システム。
  2. Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムであって、
    ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動されるカメラ機能により撮影された店舗アイテムの読取コードとを含む来店情報を受信する来店情報受信手段と、
    受信した上記来店情報の読取コードが所定の真正なコードであるか否かを検証することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する確認手段と、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する更新手段とを備えたことを特徴とするペイパービジット広告システム。
  3. Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムであって、
    ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動される近隣アクセスポイント検索により取得された識別子データとを含む来店情報を受信する来店情報受信手段と、
    受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗アクセスポイント識別子データを広告主DBを参照して取得し、上記来店情報の識別子データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する確認手段と、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する更新手段とを備えたことを特徴とするペイパービジット広告システム。
  4. Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムであって、
    ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記ユーザを識別するユーザIDとを含む来店情報を受信する来店情報受信手段と、
    受信した上記来店情報のユーザIDに基づき、ユーザDBから対応するMACアドレスを取得し、当該MACアドレスによりアクセスが行なわれたアクセスポイントのシスログを集計サーバから参照して該当するアクセスポイントの識別子データを取得する識別子取得手段と、
    受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗アクセスポイント識別子データを広告主DBを参照して取得し、上記集計サーバから取得した識別子データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する確認手段と、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する更新手段とを備えたことを特徴とするペイパービジット広告システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のペイパービジット広告システムにおいて、
    上記来店情報には、上記ユーザを識別するユーザIDが含まれており、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、ユーザDB上の該当するユーザ情報のポイントデータを所定数加算した値に更新するポイント付与手段を備えたことを特徴とするペイパービジット広告システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のペイパービジット広告システムにおいて、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、ユーザDBから上記ユーザのメールアドレスを取得し、当該メールアドレス宛に上記店舗において特典を受けることのできるクーポンデータを送信するクーポン送信手段を備えたことを特徴とするペイパービジット広告システム。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のペイパービジット広告システムにおいて、
    上記広告主DBは、自己のWebページにバナー広告を掲載することで上記店舗への顧客の誘導に協力し、その誘導の成果に応じて報酬支払対象となるプロモーションオーナを識別するプロモーションIDを広告主IDに対応付けて保持することを特徴とするペイパービジット広告システム。
  8. 請求項7に記載のペイパービジット広告システムにおいて、
    ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた登録ボタンの選択により当該登録ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記ユーザを識別するユーザIDと、上記登録ボタンに埋め込まれたプロモーションIDとを含む、広告対象の店舗へ出向く意思があることの登録要求を受け付け、上記広告主DBから上記プロモーションIDを参照し、当該プロモーションIDに上記ユーザIDを対応付けて登録する登録手段を備えたことを特徴とするペイパービジット広告システム。
  9. Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムのコンピュータプログラムによる自動的な管理方法であって、
    ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動されるGPS受信により取得された位置データとを含む来店情報を受信する工程と、
    受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗位置情報を広告主DBを参照して取得し、上記来店情報の位置データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する工程と、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応る来店数データ1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データ現来店数に対応する値に更新する工程とを備えたことを特徴とするペイパービジット広告管理方法。
  10. Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムのコンピュータプログラムによる自動的な管理方法であって、
    ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動されるカメラ機能により撮影された店舗アイテムの読取コードとを含む来店情報を受信する工程と、
    受信した上記来店情報の読取コードが所定の真正なコードであるか否かを検証することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する工程と、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する工程とを備えたことを特徴とするペイパービジット広告管理方法。
  11. Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムのコンピュータプログラムによる自動的な管理方法であって、
    ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記来店ボタンの操作により起動される近隣アクセスポイント検索により取得された識別子データとを含む来店情報を受信する工程と、
    受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗アクセスポイント識別子データを広告主DBを参照して取得し、上記来店情報の識別子データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する工程と、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する工程とを備えたことを特徴とするペイパービジット広告管理方法。
  12. Webページに付加されたバナー広告の閲覧を監視する機能と、当該バナー広告の広告対象である店舗への広告閲覧者の来店行動を監視する機能とを備えるコンピュータシステムのコンピュータプログラムによる自動的な管理方法であって、
    ユーザの操作する携帯端末から、上記バナー広告の選択により表示される広告主ページに埋め込まれた来店ボタンの選択により当該来店ボタンに埋め込まれた宛先に送信される、上記来店ボタンに埋め込まれた広告主IDと、上記ユーザを識別するユーザIDとを含む来店情報を受信する工程と、
    受信した上記来店情報のユーザIDに基づき、ユーザDBから対応するMACアドレスを取得し、当該MACアドレスによりアクセスが行なわれたアクセスポイントのシスログを集計サーバから参照して該当するアクセスポイントの識別子データを取得する工程と、
    受信した上記来店情報の広告主IDに対応する店舗アクセスポイント識別子データを広告主DBを参照して取得し、上記集計サーバから取得した識別子データと比較することにより、上記ユーザが上記店舗に所在することを確認する工程と、
    上記ユーザが上記店舗に所在することが確認された場合に、上記広告主DB上の上記広告主IDに対応する来店数データを1を加算した値に更新するとともに、上記広告主DBの上記広告主IDに対応する広告主課金額データを現来店数に対応する値に更新する工程とを備えたことを特徴とするペイパービジット広告管理方法。
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