JP5119818B2 - クーポン流通システム、クーポン流通方法および携帯端末 - Google Patents

クーポン流通システム、クーポン流通方法および携帯端末 Download PDF

Info

Publication number
JP5119818B2
JP5119818B2 JP2007235692A JP2007235692A JP5119818B2 JP 5119818 B2 JP5119818 B2 JP 5119818B2 JP 2007235692 A JP2007235692 A JP 2007235692A JP 2007235692 A JP2007235692 A JP 2007235692A JP 5119818 B2 JP5119818 B2 JP 5119818B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupon
information
coupon information
mobile terminal
management device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007235692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009069985A (ja
Inventor
重博 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2007235692A priority Critical patent/JP5119818B2/ja
Publication of JP2009069985A publication Critical patent/JP2009069985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5119818B2 publication Critical patent/JP5119818B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電子的なクーポンを流通させ、流通の履歴に関する分析を行うことができるクーポン流通システム、およびクーポン流通システムに適用される携帯端末、クーポン流通方法、携帯端末用プログラムに関する。
電子的なクーポンや、商品の広告となる情報を利用者に配布する技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、サーバへの負担を最小限とし、広告を受ける人の不快感が少なくかつ効率的に広告を行うことができる広告方法が記載されている。特許文献1に記載の広告方法では、紹介元ユーザの携帯端末が広告用サーバに商品画像ファイルを要求し、広告用サーバは、広告主にアクセスするための接続先情報が書き込まれた商品画像ファイルを紹介元ユーザの携帯端末に送信し、携帯端末はその商品画像ファイルを保存する。紹介元ユーザの携帯端末は、商品画像ファイルを添付したメールを紹介先ユーザの携帯端末に送信し、紹介先ユーザの携帯端末は接続先情報に基づいて広告主にアクセスする。そして、紹介元ユーザの携帯端末への商品画像ファイルを添付したメールの送信等の実績に応じて紹介元ユーザに対して特典を付与する。
また、特許文献2には、クーポンの発行およびクーポン情報の送受信を繰り返すことなく、紹介者と被紹介者とを仲介して、簡便に紹介者に特典を付与することができる特典情報生成方法が記載されている。特許文献2に記載の方法では、中央処理装置は、被紹介者の紹介を欲する紹介者の携帯電話機に仲介情報を送信する。中央処理装置は、被紹介者の携帯電話機から送信された仲介情報が、紹介者に送信した仲介情報と一致する場合、仲介情報に基づいて紹介者と被紹介者とを関連付けるとともに、被紹介者の携帯電話機に所望の優待情報を送信する。被紹介者の携帯電話機に送信した優待情報が利用された場合、中央処理装置は、仲介情報に基づいて、紹介者に付与する特典を特定する特典情報を生成する。
特許文献3には、顧客がクーポン情報を検索・閲覧し、クーポン情報を取得した時に、情報処理装置がクーポン情報の検索・閲覧から取得に至るまでの履歴に係る情報を、必要に応じて顧客の個人情報とともに記憶することが記載されている。また、顧客がクーポン情報を使用した時は、クーポン情報の取得から使用に至る情報を記憶することも記載されている。
また、特許文献4には、消費者の携帯電話端末がクーポンの使用をクーポン管理会社のWebサイトに要求したときに、ユーザがクーポンを使用したことをデータベースに登録することが記載されている。
また、特許文献5には、電子バリュー流通システムにおいて、2人以上のユーザ間で電子クーポンの譲渡を行うことによって電子クーポンを流通させることが記載されている。
特開2003−296623号公報(図1) 特開2006−221373号公報(段落0025−0085) 特開2002−149937号公報(段落0025,0030) 特開2005−108078号公報(段落0009) 特開2005−301586号公報(段落0030)
特許文献5には、2人以上のユーザ間で電子クーポンの譲渡を行うことによって電子クーポンを流通させることが記載されている。特許文献5に記載された電子バリュー流通システムは、電子バリューの流通状況を電子バリューの発行者が取得できるようにするシステムであるが、電子バリューの流通状況の取得目的は、譲渡に関係したユーザの嗜好情報に電子クーポンを反映させることであり、電子クーポンが流通した過程における電子クーポン授受の状況を把握することはできなかった。
そこで、本発明は、クーポンが流通した過程におけるクーポン授受の状況を収集することができるクーポン流通システム、およびそのクーポン流通システムに適用される携帯端末、クーポン流通方法、携帯端末用プログラムを提供することを目的とする。
本発明のクーポン流通システムは、使用済みか否かを示すフラグを含むクーポン情報を携帯端末に配信するクーポン管理装置と、携帯端末同士でクーポン情報を送受信可能な携帯端末と、商品またはサービスを提供する店舗に配置され、携帯端末からクーポン情報を受信し、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末とを備え、携帯端末が、クーポン情報を記憶するクーポン情報記憶手段と、クーポン管理装置にクーポン情報を要求し、要求したクーポン情報をクーポン管理装置から受信する第1受信手段と、他の携帯端末にクーポン情報を送信する第1送信手段と、他の携帯端末からクーポン情報を受信する第2受信手段と、第1受信手段が受信したクーポン情報または第2受信手段が受信したクーポン情報に、当該クーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加し、クーポン情報記憶手段に記憶させる情報追加手段と、店舗端末からの要求に応じて、クーポン情報記憶手段に記憶されているクーポン情報を店舗端末に送信する第2送信手段と、クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する第3の送信手段と、クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン情報記憶手段から削除するクーポン削除手段とを備え、店舗端末が、携帯端末から受信したクーポン情報のフラグを使用済みに変更するフラグ変更手段と、前記クーポン情報をクーポン管理装置に送信する使用済みクーポン送信手段とを備え、クーポン管理装置が、クーポン情報を記憶する管理装置用クーポン記憶手段と、店舗端末からクーポン情報を受信したときに当該クーポン情報を管理装置用クーポン記憶手段に記憶させるクーポン処理手段とを備えることを特徴とする。
本発明の携帯端末は、クーポン情報を配信するクーポン管理装置からクーポン情報を受信し、携帯端末同士でクーポン情報を送受信可能な携帯端末であって、クーポン情報を記憶するクーポン情報記憶手段と、クーポン管理装置にクーポン情報を要求し、要求したクーポン情報をクーポン管理装置から受信する第1受信手段と、他の携帯端末にクーポン情報を送信する第1送信手段と、他の携帯端末からクーポン情報を受信する第2受信手段と、第1受信手段が受信したクーポン情報または第2受信手段が受信したクーポン情報に、当該クーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加し、クーポン情報記憶手段に記憶させる情報追加手段と、携帯端末からクーポン情報を受信して当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末からの要求に応じて、クーポン情報記憶手段に記憶されているクーポン情報を店舗端末に送信する第2送信手段と、クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する第3の送信手段と、クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン情報記憶手段から削除するクーポン削除手段とを備えることを特徴とする。
本発明のクーポン流通方法は、使用済みか否かを示すフラグを含むクーポン情報を携帯端末に配信するクーポン管理装置と、携帯端末同士でクーポン情報を送受信可能な携帯端末と、商品またはサービスを提供する店舗に配置され、携帯端末からクーポン情報を受信し、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末とを備えたクーポン流通システムに適用されるクーポン流通方法であって、携帯端末同士が、クーポン管理装置が一の携帯端末に配信したクーポン情報を送受信し、クーポン情報を受信した携帯端末が、当該クーポン情報に、当該クーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加し、携帯端末が、店舗端末から要求されたクーポン情報を店舗端末に送信し、店舗端末が、携帯端末から受信したクーポン情報のフラグを使用済みに変更し、前記クーポン情報をクーポン管理装置に送信し、携帯端末が、当該携帯端末のクーポン情報記憶手段に記憶しているクーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信するとともに、クーポン情報記憶手段から前記クーポン情報を削除し、クーポン管理装置が、店舗端末から受信したクーポン情報を記憶することを特徴とする。
本発明の携帯端末用プログラムは、クーポン情報を配信するクーポン管理装置からクーポン情報を受信し、携帯端末同士でクーポン情報を送受信可能な携帯端末に搭載される携帯端末用プログラムであって、コンピュータに、クーポン管理装置にクーポン情報を要求し、要求したクーポン情報をクーポン管理装置から受信する第1受信処理、他の携帯端末にクーポン情報を送信する第1送信処理、他の携帯端末からクーポン情報を受信する第2受信処理、第1送信処理で受信したクーポン情報または第2受信処理で受信したクーポン情報に、当該クーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加し、クーポン情報記憶手段に記憶させる情報追加処理携帯端末からクーポン情報を受信して当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末からの要求に応じて、クーポン情報記憶手段に記憶されているクーポン情報を店舗端末に送信する第2送信処理、クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する第3の送信処理、およびクーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン情報記憶手段から削除するクーポン削除処理を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、クーポンが流通した過程におけるクーポン授受の際の状況を収集することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明のクーポン流通システムの例を示すブロック図である。本発明のクーポン流通システムは、クーポン管理サーバ(クーポン管理装置)1と、携帯端末11と、店舗端末21とを備える。クーポン管理サーバ1と、携帯端末11と、店舗端末21とは、通信ネットワーク31を介して接続される。図1では、2台の携帯端末11を示しているが、携帯端末11の台数は、2台に限定されず、1台であってもよく、あるいは3台以上であってもよい。また、図1では、1台の店舗端末21を示しているが、店舗端末21の台数は1台に限定されず、2台以上であってもよい。店舗端末21は、商品やサービスを提供する店舗に設けられる。
通信ネットワーク31は、例えば、公衆無線ネットワークや携帯電話網等であるが、通信ネットワーク31の形態は特に限定されない。
クーポン管理サーバ1は、携帯端末11に対してクーポン情報を配信する。クーポン情報は、所定の場所(本実施形態では店舗)において使用することで特典が得られることを示す電子データである。クーポン情報は、商品やサービスの広告としても用いられ、広告の電子データの一種である。また、クーポン管理サーバ1は、店舗端末21が携帯端末11から受信したクーポン情報を、店舗端末21から受信する。そして、クーポン管理サーバ1は、受信したクーポン情報に関する分析を行い、分析結果をクーポン管理サーバ1の管理者に表示する。
図1に示すように、クーポン管理サーバ1は、サーバ制御部2と、ネットワークインタフェース部3と、記憶部4と、データベース部5と、入力部6と、表示部7とを備える。
サーバ制御部2は、記憶部4が記憶するクーポン管理プログラムに従って動作する。クーポン管理プログラムは、携帯端末11へのクーポン情報の送信、店舗端末21から受信したクーポン情報の登録、クーポン情報の分析等の本実施形態に示す処理をサーバ制御部2に実行させるためのプログラムである。記憶部4は、クーポン管理プログラムを記憶する記憶装置である。サーバ制御部2は、例えば、コンピュータのCPUによって実現される。
ネットワークインタフェース部3は、通信ネットワーク31を介して他の装置と情報を送受信する。
データベース部5は、携帯端末11に配信するクーポン情報や、店舗端末21から受信したクーポン情報を記憶する記憶装置である。店舗端末21から受信したクーポン情報の集合をデータベースとしてデータベース部5に記憶することが好ましい。なお、記憶部4とデータベース部5とが同一の記憶装置によって実現されていてもよい。
入力部6には、例えば、クーポン管理サーバ1の管理者によって生成されるクーポン情報が入力される。入力部6は、例えば、キーボード等の入力デバイスによって実現されるが、入力部6の態様は、キーボード等に限定されない。
表示部7は、ディスプレイ装置であり、クーポン情報の分析結果等を表示する。
携帯端末11は、クーポン管理サーバ1からクーポン情報を受信し、保持する。また、携帯端末11は、他の携帯端末11に対してクーポン情報を送信する。携帯端末11は、他の携帯端末11からクーポン情報を受信したときにもそのクーポン情報を保持する。また、携帯端末11は、店舗端末21からの要求に応じてクーポン情報を店舗端末21に送信する。
携帯端末11として使用される情報処理装置の例として携帯電話機が挙げられるが、携帯端末11は携帯電話機に限定されない。例えば、携帯端末11は、PDA(Personal Digital Assistants )等であってもよい。
図1に示すように、携帯端末11は、携帯端末制御部12と、ネットワークインタフェース部13と、端末用プログラム記憶部14と、クーポン記憶部15と、近接通信部16と、操作部17と、位置取得部18と、タイマ19とを備える。
携帯端末制御部12は、端末用プログラム記憶部14が記憶する端末用プログラムに従って動作する。端末用プログラムは、クーポン管理サーバ1からのクーポン情報の受信、他の携帯端末11とのクーポン情報の送受信、店舗端末21へのクーポン情報の送信等の本実施形態に示す処理を携帯端末制御部12に実行させるためのプログラムである。端末用プログラム記憶部14は、端末用プログラムを記憶する記憶装置である。携帯端末制御部12は、例えば、携帯端末11として使用される情報処理装置のCPUによって実現される。
ネットワークインタフェース部13は、通信ネットワーク31を介して他の装置と情報を送受信する。
クーポン記憶部15は、クーポン管理サーバ1または他の携帯端末11から受信したクーポン情報を記憶する記憶装置である。端末用プログラム記憶部14とクーポン記憶部15とが同一の記憶装置によって実現され、端末用プログラムおよびクーポン情報が同一の記憶装置に記憶されていてもよいが、携帯端末11が携帯電話機でありSIMカードまたはUSIMカードを備えている場合にには、SIM(Subscriber Identity Module)カードまたはUSIM(Universal Subscriber Identity Module)カードをクーポン記憶部15として用いてもよい。また、非接触ICカードをクーポン記憶部15として用いてもよい。
近接通信部16は、他の携帯端末11と近接通信を行う近接通信用インタフェースである。近接通信部16は、例えば、bluetooth(登録商標)による短距離無線通信を行ってもよい。あるいは、赤外線通信やNFC(Near Field Communication)等の他の態様で近接通信を行ってもよい。携帯端末制御部12は、近接通信部16を介して、他の携帯端末11とクーポン情報を授受する。クーポン記憶部15が非接触ICカードによって実現されている場合、携帯端末11は近接通信部16として非接触ICカードのリーダ/ライタを備えていてもよい。
なお、携帯端末11は近接通信部16を備えずに、ネットワークインタフェース部13および通信ネットワーク31を介して、他の携帯端末11とクーポン情報を送受信してもよい。
操作部17は、携帯端末11の利用者によって操作される入力デバイスである。操作部17は、キーボードやテンキー等の入力デバイスであるが、操作部17の態様はキーボードやテンキー等に限定されない。
位置取得部18は、携帯端末11自身の位置情報を特定する。例えば、位置取得部18は、GPS(Global Positioning System )衛星からの信号に基づいて位置情報を導出するGPS装置によって実現される。位置情報は、例えば緯度および経度によって表されるが、緯度および経度以外の情報であってもよい。また、携帯電話サービスを提供する携帯電話サービス事業者が携帯電話機に対して位置情報を位置情報を通知するサービスを提供していることもある。位置取得部18は、携帯電話サービス事業者が設けたサーバ(図示せず)から位置情報を受信する構成であってもよい。
タイマ19は、現在日時を計時する。
図1に示すように、店舗端末21は、店舗端末制御部22と、ネットワークインタフェース部22と、記憶部24とを備える。
店舗端末制御部22は、記憶部24が記憶する店舗端末用プログラムに従って、携帯端末11に対するクーポン情報の要求、携帯端末11から受信したクーポン情報のフラグ(使用済みフラグ)の変更、クーポン管理サーバ1へのクーポン情報の送信等を行う。クーポン情報に含まれる使用済みフラグについては後述する。店舗端末制御部22は、例えば、コンピュータのCPUによって実現される。
記憶部24は、店舗端末用プログラムや、携帯端末11から受信したクーポン情報を記憶する記憶装置である。
ネットワークインタフェース部23は、通信ネットワーク31を介して他の装置と情報を送受信する。
なお、店舗端末制御部22は、例えば、ネットワークインタフェース部23を介して、携帯端末11からクーポン情報を受信するが、店舗端末21が携帯端末11と同様に近接通信部を備え、近接通信部を介して携帯端末11からクーポン情報を受信してもよい。
また、店舗端末21は、店舗端末21の管理者によって操作される入力デバイスは、クーポン情報等を表示するディスプレイ装置を備えていてもよい。
次に、本発明で使用されるクーポン情報について説明する。図2は、クーポン情報の例を示す説明図である。図2に例示するクーポン情報は、クーポンIDと、クーポンの説明と、特典情報と、有効期限と、使用済みフラグとを含む。さらに、クーポン情報は、クーポン管理サーバ1から携帯端末11に配信されたり、ある携帯端末11から別の携帯端末11に送信されたときに、クーポン情報を受信した携帯端末11によって、利用者識別子と、利用者属性情報と、取得時状況情報との組が追加される。従って、クーポン情報が流通し、携帯端末から別の携帯端末に送信される回数が多くなるほど、クーポン情報に含まれる利用者識別子と利用者属性情報と取得時状況情報との組の数は多くなる。最初にクーポン管理サーバ1が配信するクーポン情報には利用者識別子と利用者属性情報と取得時状況情報との組は含まれていない。
クーポンIDは、クーポン情報の種類を識別する識別情報である。クーポン管理サーバ1は、クーポンIDによってクーポン情報の種類を一意に識別する。
クーポンの説明は、クーポンによって広告する商品、サービスや、割引等の特典が付与される商品、サービスに関する説明である。クーポンの説明は、例えば文字や画像を含む。
特典情報は、商品やサービスを購入したとき等にクーポン情報の利用者に付与される特典の内容を示す情報である。特典情報は、例えば文字や画像を含む。
有効期限は、クーポン情報の有効期限である。すなわち、その期限を経過するとクーポン情報が利用できず、特典が得られなくなることを示す。有効期限は、例えば、日時等の期限を表す文字や数字で表される。
使用済みフラグは、クーポン情報が使用されたか否かを識別するフラグである。使用済みフラグは、「未使用」を表す値と、「使用済み」を表す値のいずれかが設定される。
利用者識別子は、クーポン情報を受け取った利用者の識別情報である。携帯端末11は、予め利用者識別子を例えばクーポン記憶部15に保持する。携帯端末がSIMカードやUSIMカードが装着される携帯電話機である場合、SIMカードやUSIMカードの識別子を利用者識別子として用いることができる。あるいは、携帯電話機の電話番号を利用者識別子として用いることもできる。また、SIMカード等の識別子や電話番号以外の情報を利用者識別子としてもよい。
利用者属性情報は、クーポン情報を受け取った利用者の属性を表す情報である。利用者属性情報の例として、例えば、利用者の性別、年齢、職業等が挙げられるが、他の情報を利用者属性情報としてもよい。利用者属性情報は、例えば、操作部17を介して予め携帯端末11に入力され、携帯端末制御部12が携帯端末11の記憶装置に記憶させる。利用者属性情報は、クーポン記憶部15に記憶されていてもよいし、携帯端末11が備える他の記憶装置に記憶されていてもよい。
取得時状況情報は、携帯端末11がクーポン管理サーバ1または別の携帯端末11からクーポン情報を受信した時の状況を示す情報である。取得時状況情報の例として、例えば、携帯端末11がクーポン管理サーバ1または別の携帯端末11からクーポン情報を受信した時の日時や場所を示す情報が挙げられる。以下の説明では、携帯端末11がクーポン情報を受信した時の日時およびクーポン情報を受信した携帯端末11の位置情報を取得時状況情報とする場合を例にする。
次に、動作について説明する。
本発明のクーポン流通システムでは、クーポン管理サーバ1がクーポン情報を登録し、携帯端末11にクーポン情報を配信する。クーポン情報が使用されると、クーポン管理サーバ1は使用されたクーポン情報を受信し、クーポン情報に追加された情報を用いてクーポン情報の流通に関する分析を行う。クーポン管理サーバ1におけるクーポン情報の登録から分析までの動作は、以下の各動作に分けられる。
まず、クーポン管理サーバ1がクーポン情報を登録する動作(以下、クーポン登録手順と記す。)が行われる。次に、携帯端末11がクーポン管理サーバ1から通信ネットワーク31を介してクーポン情報を受信し、クーポン記憶部15に記憶させる動作(以下、クーポン情報取得手順と記す。)が行われる。次に、クーポン情報を受信していない携帯端末11が、クーポン情報を記憶している携帯端末11からクーポン情報を受信し、クーポン記憶部15に記憶させる動作(以下、クーポン流通手順と記す。)が行われる。クーポン流通手順が行われる回数は特に制限されず、また、クーポン流通手順は行われなくてもよい。次に、店舗端末21が携帯端末11に対して特定のクーポン情報を記憶しているか否かを問い合わせ、店舗端末21がそのクーポン情報を記憶している場合にはそのクーポン情報を店舗端末21に送信し、店舗情報21が受信したクーポン情報の使用済みフラグを「使用済み」に変更して記憶する動作(以下、クーポン使用手順と記す。)が行われる。次に、店舗情報21が、記憶したクーポン情報をクーポン管理サーバ1に対して送信する動作(以下、クーポン回収手順と記す。)が行われる。続いて、クーポン管理サーバ1が店舗端末21から受信した使用済みのクーポン情報を分析する動作(以下、クーポン分析手順と記す。)が行われる。以下、これらの各動作を説明する。
図3は、クーポン登録手順の例を示すフローチャートである。
まず、クーポン情報により広告を行おうとする広告主や広告配信業者が流通させたいクーポン情報を作成する。新たな種類のクーポン情報を作成する場合、既に作成されているクーポン情報とは異なるクーポンIDを割り当てる。クーポンの説明、特典情報、有効期限は、広告主等が定めればよい。例えば、店舗にて利用者がクーポン情報を提示した場合に、そのクーポン情報に対応する商品の代金を割り引くという一般的な特典を付与するとする。この場合、クーポンの説明として、割引対象の商品の商品名やその商品の画像を用いればよい。特典情報として、割引金額を定めればよい。有効期限として、例えば、発行日(クーポン管理サーバ1が携帯端末11にクーポン情報を配信した日)から1ヶ月後等の年月日を指定する等の規則を定めておけばよい。また、具体的な有効期限が明示されていてもよい。だたし、ここで挙げたクーポンの説明、特典情報、有効期限の定め方は例示であり、クーポンの説明、特典情報、有効期限の内容は特に限定されない。
使用済みフラグは、初期値として「未使用」に設定される。
クーポン管理サーバ1の入力部6に、作成されたクーポン情報が入力されると(ステップS1)、サーバ制御部2は、入力されたクーポン情報をデータベース部5に記憶させる(ステップS2)。この結果、クーポン管理サーバ1から携帯端末11にクーポン情報を配信可能な状態となる。
クーポン管理サーバ1に入力されるクーポン情報には、利用者識別子と利用者属性情報と取得時状況情報との組は含まれていない。従って、ステップS2でデータベース部5に記憶されるクーポン情報は、利用者識別子と利用者属性情報と取得時状況情報との組を含んでおらず、その状態でクーポン情報は携帯端末11に配信されることになる。
次に、クーポン情報取得手順について説明する。図4は、クーポン情報取得手順の例を示すフローチャートである。携帯端末制御部12は、操作部17を介して、携帯端末11の利用者から所望のクーポン情報を指定され、指定されたクーポン情報のクーポンIDをクーポン管理サーバ1に送信する(ステップS11)。ステップS11において、携帯端末11は、クーポンIDを送信することによって、そのクーポンIDによって特定されるクーポン情報の配信を要求する。
携帯端末11の利用者が所望のクーポン情報を指定する態様は、特に限定されない。例えば、携帯端末制御部12がクーポン管理サーバ1に対して、記憶しているクーポン情報の一覧情報を要求し、クーポン管理サーバ1から受信したクーポン情報の一覧情報を携帯端末11のディスプレイ装置(図示せず。)に表示させ、一覧情報の中から利用者に選択されたクーポン情報をクーポン管理サーバ1に要求してもよい。一覧情報は、例えば、クーポンID、クーポンの説明、特典情報等のクーポン情報の一部を列挙した情報であればよい。携帯端末制御部12が一覧情報を要求するときには、キーワードを指定し、クーポンの説明等にキーワードを含んでいるクーポン情報の一覧情報を要求してもよい。なお、クーポン管理サーバ11からクーポン情報が配信されていることを情報誌等で紹介し、携帯端末11の利用者に、一覧情報の取得や、クーポン情報のキーワード検索等を促してもよい。
また、クーポン管理サーバ1から一覧情報を取得して、一覧情報の中から利用者がクーポン情報を選択するのではなく、携帯端末制御部12は、操作部17を介して、利用者によってクーポンIDを直接入力(指定)されてもよい。携帯端末制御部12は、携帯端末11の利用者にクーポン情報を指定されると、指定されたクーポン情報のクーポンIDをクーポン管理サーバ1に送信する。
サーバ制御部2は、携帯端末11からクーポンIDを受信すると、そのクーポンIDによって特定されるクーポン情報をデータベース部5から読み込み、携帯端末11に送信する(ステップS12)。すなわち、携帯端末11から要求されたクーポン情報を携帯端末11に送信する。このとき、有効期限として、発行日から所定期間後等の年月日を指定する等の規則が定められている場合、サーバ制御部2は、その規則と現在の日付とに基づいて、クーポン情報の有効期限を具体的な有効期限に書き換えてからクーポン情報を送信する。携帯端末制御部12は、このクーポン情報を受信する。
次に、携帯端末制御部12は、クーポン情報に追加する情報を特定する(ステップS13)。クーポン情報に追加される利用者識別子、利用者属性情報、取得時状況情報のうち、利用者識別子および利用者属性情報は、携帯端末11が例えばクーポン記憶部15(携帯端末11が備える他の記憶装置でもよい。)に予め記憶させておけばよい。例えば、クーポン記憶部15がSIMカードあるいはUSIMカードである場合、それらのカードが、利用者の識別情報である利用者識別子を予め記憶しておけばよい。
ステップS13では、携帯端末制御部12は、予めクーポン記憶部15(他の記憶装置でもよい。)が記憶している利用者識別子および利用者属性情報を読み込み、取得時状況情報を特定すればよい。ここでは、取得時状況情報としてクーポン情報を受信した日時および場所を特定する場合を例に説明する。携帯端末制御部12は、クーポン管理サーバ1からクーポン情報を受信すると、位置取得部18に現在の位置情報を導出させ、タイマ19により現在の日時を参照する。既に説明したように、位置取得部18は、GPS衛星からの信号に基づいて位置情報を導出するGPS装置であってもよい。あるいは、携帯電話サービス事業者が設けたサーバ(図示せず)から位置情報を受信する構成であってもよい。
携帯端末制御部12は、ステップS13で読み込んだ利用者識別子および利用者属性情報と、ステップS13で特定した携帯端末11の位置情報および日時情報を含む取得時状況情報との組をクーポン情報に追加し、クーポン記憶部15に記憶させる(ステップS14)。
なお、取得時状況情報に日時を含めない場合には、携帯端末11はタイマ19を備えていなくてもよい。取得時状況情報に位置情報を含めない場合には、携帯端末11は位置取得部18を備えていなくてもよい。
次に、クーポン流通手順について説明する。図5は、クーポン流通手順の例を示すフローチャートである。ある携帯端末11内に記憶されているクーポン情報を別の携帯端末11に送信して別の携帯端末11に記憶させるという操作は、クーポン情報を送受信する携帯端末の利用者同士が会話をした上で行われることが一般的と考えられる。すなわち、各携帯端末の利用者同士が会話を行い、一方の利用者にとって不要となったクーポン情報を他の利用者が使用したいと考えていることが明らかになったときに、クーポン情報を記憶している方の携帯端末が別の携帯端末にクーポン情報を送信する。また、一方の携帯端末が他方の携帯端末にクーポン情報を送信する送信態様の他、携帯端末同士がそれぞれ、保持しているクーポン情報を他の携帯端末に送信して、クーポン情報を交換する送信態様であってもよい。
クーポン流通手順では、クーポン情報の送信側の携帯端末11は、利用者に操作部17を操作され、クーポン記憶部15に記憶しているクーポンの中から送信するクーポン情報を指定される(ステップS21)。送信するクーポン情報として指定されるクーポン情報の数は、1つであっても複数であってもよい。
クーポン情報の受信側の携帯端末11の携帯端末制御部12は、利用者の操作に従い、送信側の携帯端末11に対して、クーポン情報の送信を要求する(ステップS22a)。送信側の携帯端末11の携帯端末制御部12は、受信側の携帯端末11からの要求に応じて、ステップS21で指定されたクーポン情報を送信する(ステップS22b)。受信側の携帯端末11の携帯端末制御部12は、このクーポン情報を受信する。携帯端末11巻のクーポン情報の送受信の動作は、ステップS21〜S22bの動作に限定されず、他の態様で携帯端末11同士がクーポン情報を送受信してもよい。
受信側の携帯端末11の携帯端末制御部12は、クーポン情報を受信すると、そのクーポン情報に追加する情報を特定する(ステップS23)。ステップS23の処理は、ステップS13と同様である。すなわち、受信側の携帯端末11の携帯端末制御部12は、予めクーポン記憶部15(他の記憶装置でもよい。)が記憶している利用者識別子および利用者属性情報を読み込み、取得時状況情報を特定すればよい。取得時状況情報としてクーポン情報を受信した日時および場所を特定する場合を例にして説明すると、携帯端末制御部12は、位置取得部18に現在の位置情報を導出させ、タイマ19により現在の日時を参照すればよい。
次に、受信側の携帯端末11の携帯端末制御部12は、ステップS23で読み込んだ利用者識別子および利用者属性情報と、ステップS23で特定した携帯端末11の位置情報および日時情報を含む取得時状況情報との組を、受信したクーポン情報に追加し、そのクーポン情報をクーポン記憶部15に記憶させる(ステップS24)。ステップS24の処理は、ステップS14と同様である。
なお、送信側の携帯端末11の携帯端末制御部12は、クーポン情報を別の携帯端末11に送信した後、そのクーポン情報をクーポン記憶部15から削除してもよい。あるいは、送信したクーポン情報をクーポン記憶部15に記憶したままにしてもよい。
また、携帯端末11同士がクーポン情報を送受信する際、各携帯端末11の携帯端末制御部12は、ネットワークインタフェース部13および通信ネットワーク31を介して、クーポン情報を送受信すればよい。このとき、通信相手の宛先アドレスは、例えば、利用者によって操作部17を介して入力されればよい。
あるいは、各携帯端末11の携帯端末制御部12は、近接通信部16を介してクーポン情報を送受信してもよい。近接通信部16による携帯端末同士の近接通信は、例えば、bluetooth(登録商標)による短距離無線通信であってもよく、また、赤外線通信であってもよい。また、クーポン記憶部15が非接触ICカードによって実現され、クーポン情報が非接触ICカードに記憶される場合には、近接通信部16として非接触ICカードのリーダ/ライタを携帯端末11に設け、受信側の携帯端末11のリーダ/ライタが送信側の携帯端末11の非接触ICカードからクーポン情報を読み取ってもよい。
多くの利用者の携帯端末間でクーポン流通手順(ステップS21〜S24)が実行されることで、クーポン情報が多くの携帯端末に受け渡されていく。クーポン情報は、ある携帯端末11から別の携帯端末11に送受信される毎にステップS23で、利用者識別子と、利用者属性情報と、取得時状況情報との組が追加される。よって、携帯端末間で送受信されたクーポン情報ほど、追加される利用者識別子と利用者属性情報と取得時状況情報との組が多くなる。
クーポン流通手順までの間に、使用済みフラグが変更されることはない。すなわち、使用済みフラグは「未使用」のままである。
次に、クーポン使用手順について説明する。図6は、クーポン使用手順の例を示すフローチャートである。例えば、店舗において携帯端末21の利用者が商品またはサービスを購入する際、店舗端末21の店舗端末制御部22は、携帯端末11に対してクーポンIDを送信する(ステップS31)。店舗端末制御部22は、クーポンIDを送信することによって、そのクーポンIDによって特定されるクーポン情報を携帯端末11が保持しているか否かを問い合わせ、保持している場合には店舗端末21に送信することを要求する。例えば、店舗端末21が、商品のバーコードを読み取るバーコードリーダ(図示せず。)を備えたPOS端末であるとする。この場合、店舗端末制御部22は、商品のバーコードをバーコードリーダで読み取り、そのバーコードに応じて予め定められたクーポンIDを携帯端末11に送信すればよい。
携帯端末11の携帯端末制御部12は、ステップS31でクーポンIDを受信すると、クーポン記憶部15に記憶しているクーポン情報の中に、クーポンIDが受信したクーポンIDと一致しているクーポン情報があるか否かを判定する。そして、携帯端末制御部12は、クーポンIDが一致するクーポン情報があれば、そのクーポン情報を店舗端末21に送信する(ステップS32)。この場合、店舗は携帯端末11の利用者に、クーポン情報で定められた特典を付与する。また、クーポンIDが一致するクーポン情報がなければクーポン使用手順を終了し、その場合、店舗は携帯端末11の利用者に特典を付与しない。
店舗端末21の店舗端末制御部22は、携帯端末11からクーポン情報を受信すると、そのクーポン情報の使用済みフラグを「使用済み」に変更し、記憶部24に記憶させる(ステップS24)。
上記のステップS31,S32において、店舗端末21の店舗端末制御部22は、ネットワークインタフェース部23および通信ネットワーク31を介してクーポンIDを送信し、携帯端末11の携帯端末制御部12も、ネットワークインタフェース部13および通信ネットワーク31を介してクーポン情報を送信してもよい。この場合、受信側の携帯端末11は、例えば、ステップS31において携帯端末11の宛先アドレスを入力され、その宛先アドレスに対してクーポンIDを送信すればよい。同様に、携帯端末11は、例えばステップS32において店舗端末21の宛先アドレスを入力され、その宛先アドレスに対してクーポン情報を送信すればよい。
また、店舗端末21が、携帯端末11と近接通信をするための近接通信部を備え、携帯端末11との近接通信によってクーポン情報を送受信してもよい。例えば、店舗端末21が、bluetoothあるいは赤外線通信のための通信インタフェースを近接通信部として備え、店舗端末制御部22は、その近接通信部を介して携帯端末11にクーポンIDを送信してもよい。そして、携帯端末11の携帯端末制御部12も、近接通信部16を介して店舗端末21にクーポン情報を送信してもよい。また、店舗端末21は近接通信部として非接触ICカードのリーダ/ライタを備えていて、携帯端末11のクーポン記憶部15が非接触ICカードによって実現されている場合、リーダ/ライタによって非接触ICカードからクーポン情報を受信してもよい。
次に、クーポン回収手順について説明する。図7は、クーポン回収手順等の例を示すフローチャートである。店舗端末21の店舗端末制御部22は、ステップS33で記憶したクーポン情報を、通信ネットワーク31を介してクーポン管理サーバ1に送信する(ステップS41)。店舗端末制御部22は、携帯端末11からクーポン情報を受信する毎に、使用済みフラグを「使用済み」に変更したクーポン情報をクーポン管理サーバ1に送信してもよい。あるいは、店舗端末制御部22は、定期的に、クーポン管理サーバ1に未送信のクーポン情報を記憶部24から読み込み、クーポン管理サーバ1に送信してもよい。
クーポン管理サーバ1のサーバ制御部2は、店舗端末21からクーポン情報を受信すると、そのクーポン情報をデータベース5に記憶させる(ステップS42)。この後、サーバ制御部2は、店舗端末21から受信したクーポン情報の分析を行う(ステップS43)。ステップS43は、クーポン分析手順である。
ステップS42までの動作により、クーポン管理サーバ1は、携帯端末11に配信した後に使用されたクーポン情報を店舗端末21から回収し、保持する。
また、携帯端末11のクーポン記憶部15にクーポン情報が記憶されたまま、クーポン情報の有効期限が過ぎることもある。携帯端末11の携帯端末制御部12は、クーポン記憶部15に保持しているクーポン情報のうち、有効期限が過ぎたクーポン情報を削除してもよい。あるいは、有効期限が過ぎたクーポン情報をそのままクーポン記憶部15に保持したままとしてもよい。
また、携帯端末11のクーポン記憶部15にクーポン情報が記憶されたまま有効期限が過ぎた場合、携帯端末制御部12は、ネットワークインタフェース部13および通信ネットワーク31を介して、有効期限が過ぎたクーポン情報をクーポン管理サーバ1に送信してもよい。このクーポン情報の使用済みフラグは「未使用」である。クーポン管理サーバ1のサーバ制御部2は、携帯端末11から有効期限切れのクーポン情報を受信すると、そのクーポン情報をデータベース部5に記憶させる。この有効期限切れとなった未使用のクーポン情報にも、利用者識別子と利用者属性情報と取得時状況情報との組が追加されている。クーポン管理サーバ1は、未使用のまま有効期限切れとなったクーポン情報もデータベース部5に記憶させることで、未使用のクーポン情報の分析も行うことができる。よって、携帯端末11は有効期限が過ぎたクーポン情報をクーポン管理サーバ1に送信し、クーポン管理サーバ1はそのクーポン情報も記憶することが好ましい。
次に、クーポン分析手順について説明する。クーポン管理サーバ1のサーバ制御部2は、店舗端末21から受信してデータベース部5に記憶させたクーポン情報の分析を行う。この分析の態様は、特に限定されない。クーポン情報が携帯端末間で送受信される毎にクーポン情報に取得時状況情報等の組が付加されるので、それらの組の数や取得時状況情報からクーポンが流通した過程におけるクーポン授受の状況に関する分析を行うことができる。以下、分析の具体例を説明する。サーバ制御部2は、店舗端末21から受信したクーポン情報を分析するが、使用済みフラグが「未使用」であり有効期限切れとなったクーポン情報を携帯端末11から受信する場合には、それらのクーポン情報を分析対象としてもよい。
サーバ制御部2は、クーポン情報を使用した利用者までのクーポンの流通に関与した利用者を特定してもよい。使用済みフラグが「使用済み」であるクーポン情報に追加されている利用者識別子のうち、最後の利用者識別子はクーポンを使用した利用者を表し、他の利用者識別子は、クーポン情報を使用した利用者までのクーポンの流通に関与した利用者である。よって、サーバ制御部2は、例えば、クーポン情報に追加されている利用者識別子のうち、最後の利用者識別子以外の利用者識別子を抽出することによって、クーポンの流通に関与した利用者を特定すればよい。クーポン情報を使用した利用者までのクーポンの流通に関与した各利用者は、クーポン情報を使用した利用者にクーポン情報を紹介した紹介者であるとみなすことができる。よって、上記のように、流通に関与した各利用者を特定することにより、その各利用者に対して、紹介料を支払う等の特典を付与することができる。
また、使用されたクーポン情報毎に、支払う紹介料が一定額とすることも考えられる。この場合には、サーバ制御部2は、紹介者の数に応じて紹介料を計算すればよい。クーポン情報の紹介者数は、クーポン情報配信後、そのクーポン情報が店舗端末21に送信されるまでの間にクーポン情報を取得してきた携帯端末11から最後の携帯端末11を除いた数である。すなわち、紹介者数は、クーポン情報に追加されている利用者識別子のうち最後の利用者識別子以外の利用者識別子の数である。サーバ制御部2は、クーポン情報毎に定額の紹介料を紹介者数で除算して、個々の紹介者に支払う紹介料を計算してもよい。クーポン情報を使用した利用者に至るまでの紹介者数が少ないほど、紹介者一人当たりの貢献度が大きいとみなして、このように紹介料を計算してもよい。
また、サーバ制御部2は、各利用者毎にクーポン情報を保持していた時間を計算してもよい。すなわち、各利用者の携帯端末11がクーポン情報を取得してから別の携帯端末11にクーポン情報を送信するまでの時間を計算してもよい。サーバ制御部2は、クーポン情報に順次追加された取得時状況情報に含まれている日時情報の差をそれぞれ計算すればよい。また、最後の利用者がクーポン情報を保持していた時間を計算する場合、サーバ制御部2は、例えば、店舗端末21からクーポン情報を受信したときにその受信日時を記憶しておき、クーポン情報に最後に追加された取得時状況情報に含まれている日時と、その受信日時との差を計算し、その計算結果を最後の利用者がクーポン情報を保持していた時間とみなせばよい。有効期限切れのクーポン情報の受信時に、各利用者がそのクーポン情報を保持していた時間を計算する場合にも、同様に計算すればよい。最後の利用者がクーポン情報を保持していた時間を計算する場合、サーバ制御部2は、例えば、携帯端末11からクーポン情報を受信したときにその受信日時を記憶しておき、クーポン情報に最後に追加された取得時状況情報に含まれている日時と、その受信日時との差を計算すればよい。
クーポン情報を保持していた時間が短い利用者は、クーポン情報の流通の促進に寄与していると考えることができる。よって、サーバ制御部2は、クーポン情報を保持していた時間が短い利用者を特定してもよい。例えば、クーポン情報を保持していた時間が所定時間よりも短い利用者の利用者識別子をクーポン情報から抽出してもよい。クーポン情報の流通の促進に寄与していると判断される利用者と特定すれば、広告主等は、そのような利用者に個別にクーポン情報を配信して、クーポン情報による広告効果の増大に役立てることができる。
また、サーバ制御部2は、クーポン情報を送受信したときの携帯端末の位置を表示してもよい。例えば、クーポン管理サーバ1は記憶部4に予め地図の画像情報を保持して、地図の画像上に、クーポン情報内の各取得時状況情報に含まれている位置情報が示す位置を表した地図を表示部7に表示させてもよい。サーバ制御部2は、位置情報が示す位置に、利用者属性情報を表示させてもよい。携帯端末11は近接通信部16を介してクーポン情報を送受信することもあるので、地図上に示された位置は、利用者同士が直接会ってクーポン情報を授受している場所であると推定することができる。
サーバ制御部2は、分析結果を表示部7に表示させる。
クーポン管理サーバ1が受信したクーポン情報には、そのクーポンの流通に寄与した各利用者の利用者識別子、利用者属性情報、取得時状況情報が追加されているので、その情報を用いて、クーポンの流通の履歴を判別(分析)することができる。サーバ制御部2は、1つのクーポン情報だけで分析を行うのでなく、多数のクーポン情報について同様の分析を行ってもよい。多数のクーポン情報について分析を行うことで、利用者のグループを割り出すことができる。そして、割り出したグループに属する利用者がどのクーポン情報を授受していたかを分析することができる。このような分析を行うことにより、広告主等は、割り出したグループにはどのようなクーポンや広告が効果的であるのかを判断して、クーポン情報による広告効果の増大に役立てることができる。
サーバ制御部2は、多数のクーポン情報に対して解析を行えるようにするため、受信したクーポン情報の集合をデータベースとしてデータベース部5に保持しておくことが好ましい。
以下に、上記の実施形態の具体例を説明する。以下に示す具体例では、クーポン情報を店舗端末21に送信した利用者(商品やサービスを購入した利用者)にそのクーポン情報を媒介した利用者に対して、広告主が紹介料として金銭を提供する場合を例にする。また、携帯端末11がbluetooth(NFC規格でもよい)による近接通信を行う近接通信部16を備えた第3世代携帯電話機である場合を例にする。既に説明したように、携帯電話機に挿入されるSIMカードまたはUSIMカードの識別子を利用者識別子としてもよい。また、電話番号を利用者識別子としてもよい。第3世代携帯電話機では、USIMカードを差し替えれば、新たにUSIMカードを挿入した携帯電話機でも、それまでと同じ電話番号を利用できることが多い。本発明では、携帯電話機という装置自体の履歴を追跡するのではなく、クーポン情報を流通させる利用者の履歴を追跡することが重要であるので、USIMカード等の識別子や電話番号を利用者識別子とすることが好適である。また、携帯電話機が内蔵している記憶装置にクーポン情報を記憶させたり、携帯電話機に非接触ICカードが設けられている場合には非接触ICカードにクーポン情報を記憶させることもできるが、携帯電話機の買い換えとともにクーポン情報も移動させることを考慮すると、クーポン記憶部15をUSIMカードによって実現し、USIMカードにクーポン情報を記憶させることが好ましい。
利用者の所望のクーポン情報をクーポン管理サーバ1に要求する態様の具体例を示す。まず、携帯端末制御部12は、利用者の操作に従って、クーポン管理サーバ1にクーポン情報の一覧情報を要求する。サーバ制御部2は、この要求に応じて、クーポン登録手順で登録したクーポン情報の一覧情報を、例えばHTML(Hypertext Markup Language )ブラウザで表示可能なデータとして送信する。携帯端末制御部12は、受信した一覧情報を携帯電話機に搭載されているHTMLブラウザにより表示する。携帯端末制御部12は、利用者によって、ブラウザで表示した一覧情報の中からクーポン情報を指定されると、そのクーポン情報のクーポンIDをクーポン管理サーバ1に送信する。
サーバ制御部2は、そのクーポンIDによって特定されるクーポン情報を携帯電話機に送信する。携帯端末制御部12は、クーポン管理サーバ1から受信したクーポン情報に利用者識別子、利用者属性情報および取得時状況情報を追加して、USIMカードに記憶させる。
なお、携帯電話機のHTMLブラウザが、受信したクーポン情報をUSIMカードに記憶させる機能を有していない場合もある。携帯電話機には携帯電話機用のアプリケーションプログラムの実行環境が備えられていて、Webブラウザ上で利用者がアプリケーションプログラムを選択すると、アプリケーションプログラムを実行するためのパラメータをアプリケーションプログラムに引き渡しつつアプリケーションプログラムを実行できる構成になっていることが多い。サーバ制御部2は、このようなアプリケーションプログラムに従って、クーポンIDをクーポン管理サーバ1に送信し、受信したクーポン情報をUSIMカードに記憶させてもよい。
図8は、クーポン情報の一例を示す説明図である。携帯電話機がクーポン乖離サーバ1からクーポン情報を受信して記憶したときには、図8に例示する最初の利用者識別子(090-1234-XXXX )、利用者属性情報(男・30歳)、取得時状況情報(田町駅・・・)が追加されている。
クーポン流通手順の具体例を示す。クーポン情報の送信側の携帯電話機は、利用者に操作部17を操作され、クーポン記憶部15に記憶しているクーポンの中から送信するクーポン情報を指定されると、携帯端末制御部12は、アプリケーションプログラムに従って、近接通信部16の近接通信機能を送信状態とする。また、クーポン情報の受信側の携帯電話機の携帯端末制御部12は、近接通信による受信を指示する操作が利用者によってなされると、近接通信部16の近接通信機能を受信状態とする。この状態で、送信側の携帯端末制御部12は近接通信部16を介してクーポン情報を送信し、受信側の携帯端末制御部12は近接通信部16を介してクーポン情報を受信する。受信側の携帯端末制御部12は、受信したクーポン情報に利用者識別子、利用者属性情報および取得時状況情報を追加してUSIMカードに記憶させる。
携帯電話機間でクーポン情報が送受信される毎に、クーポン情報には、利用者識別子と利用者属性情報と取得時状況情報の組が追加される。本例では、携帯電話機間でのクーポン情報の送受信が2回行われ、最後にクーポン情報を受信した携帯電話機に、図3に例示するクーポン情報が記憶されているとする。
本例では、店舗端末21が、商品のバーコードを読み取るバーコードリーダ(図示せず。)を備えたPOS端末であるとする。最後にクーポン情報を受信した携帯電話機の利用者が、店舗で商品を購入する際、店舗端末21の店舗端末制御部22は、店員の操作に従い、バーコードリーダで商品のバーコードを読み取る。店舗端末制御部22は、そのバーコードに対応したクーポンIDを携帯電話機に送信することにより、そのクーポンIDによって特定されるクーポン情報を携帯端末11が保持しているか否かを問い合わせ、保持している場合には店舗端末21に送信することを要求する。本例では、店舗端末21が近接通信部を備え、近接通信部を介して携帯電話機と通信を行うものとする。携帯電話機は、店舗端末11から受信したクーポンIDに合致するクーポン情報を記憶しているか否かを判定し、記憶していればそのクーポンIDを近接通信部16を介して店舗端末21に送信する。
店舗端末制御部22は、携帯電話機から受信したクーポン情報の使用済みフラグを「使用済み」に変更し、通信ネットワーク31を介して、クーポン管理サーバ1に送信する。
サーバ制御部2は、受信したクーポン情報から利用者識別子、利用者属性情報、取得時状況情報の各組を取り出し、分析を行う。ここでは、商品購入の際にクーポン情報を提示した利用者がいた場合に、広告主が1つのクーポン情報当たり定額の紹介料(50円とする)を紹介者に支払うものとしているとする。サーバ制御部2は、クーポン情報に追加されている利用者識別子のうち最後の利用者識別子以外の利用者識別子の数を計数し、1つのクーポン情報当たり定額の紹介料をその数で除算して、紹介者一人当たりに支払う紹介料を計算する。本例では、最後の利用者識別子以外の利用者識別子の数は2であるので、サーバ制御部2は、50円を2で除算し、紹介者一人当たりに25円支払うと決定する。
次に、本発明の実施形態の変形例について説明する。
携帯端末11の携帯端末制御部12は、クーポン記憶部15に記憶しているクーポン情報を利用者の操作に従って削除してもよい。すなわち、操作部17を介して利用者からクーポン情報の削除指示が入力されると、その指示に応じてクーポン情報を削除する。ただし、携帯端末制御部12は、削除を指示されたクーポン情報を、ネットワークインタフェース部13および通信ネットワーク31を介してクーポン管理サーバ1に送信した上で、クーポン情報をクーポン記憶部15から削除する。
削除を指示されたことによって携帯端末制御部12がクーポン管理サーバ1に送信するクーポン情報は、使用済みフラグが「未使用」となっている。クーポン管理サーバ1のサーバ制御部2は、携帯端末11から削除に伴い送信されたクーポン情報を受信すると、そのクーポン情報もデータベース部5に記憶させる。そして、サーバ制御部2は、そのクーポン情報に対する分析も行う。この分析の内容は特に限定されず、既に例示した分析と同様であってもよい。例えば、地図の画像上に、クーポン情報内の各取得時状況情報に含まれている位置情報が示す位置を表した地図を表示部7に表示させるようにしてもよい。また、各利用者毎にクーポン情報を保持していた時間を計算してもよい。最後の利用者がクーポン情報を保持していた時間を計算する場合、サーバ制御部2は、例えば、携帯端末11からクーポン情報を受信したときにその受信日時を記憶しておき、クーポン情報に最後に追加された取得時状況情報に含まれている日時と、その受信日時との差を計算すればよい。
その他の点については、既に説明した実施形態と同様である。
上記のような動作により、クーポン管理サーバ1は、店舗において使用されたクーポン情報だけでなく、未使用のまま携帯端末11で削除されたクーポン情報の分析も行うことができる。
次に、本発明の実施形態の他の変形例について説明する。上記の実施形態では、携帯端末間でクーポン情報が授受される毎に、クーポン情報に利用者識別子と利用者属性情報と取得時状況情報との組が追加される場合を示した。これらの情報の他に、携帯端末間でのクーポン情報の送受信が近接通信部16を介した近接通信によって行われたか、あるいは、ネットワークインタフェース部13および通信ネットワーク31を介して行われたを示す通信種別情報もクーポン情報に追加してもよい。
クーポン流通手順(図5参照)において、携帯端末同士がクーポン情報を送受信する場合、受信側の携帯端末11の携帯端末制御部12は、受信したクーポン情報に追加する情報を特定する際に(ステップS23)、近接通信部16を介してクーポン情報を受信したか、あるいは、通信ネットワーク31およびネットワークインタフェース部13を介してクーポン情報を受信したかを判定する。携帯端末制御部12は、近接通信部16を介してクーポン情報を受信していたならば、「近接通信」を示す通信種別情報を生成する。また、通信ネットワーク31およびネットワークインタフェース部13を介してクーポン情報を受信していたならば、「非近接通信」を示す通信種別情報を生成する。そして、受信側の携帯端末11の携帯端末制御部12は、近接通信部16を介してクーポン情報を受信していたならば、クーポン情報に利用者識別子と利用者属性情報と取得時状況情報との組を追加する際(ステップS24)、通信種別情報もその組に含めてクーポン情報に追加し、クーポン記憶部15に記憶させる。
他の動作は、既に説明した実施形態と同様である。
この場合、クーポン管理サーバ1のサーバ制御部2は、「近接通信」となっている通信種別情報に対応する利用者識別子、利用者属性情報、取得時状況情報のみを分析対象としてもよい。例えば、サーバ制御部2は、クーポン情報内の各取得時状況情報に含まれている位置情報が示す位置を地図の画像上に表した地図を表示部7に表示させる際、近接通信によってクーポン情報が送受信された位置のみを表示させてもよい。具体的には、サーバ制御部2は、地図の画像上に、「近接通信」を示す通信種別情報と対応付けられている取得時状況情報に含まれている位置情報が示す位置を表した地図を表示部7に表示させてもよい。この結果、クーポン管理サーバ1の管理者(広告主等)に、利用者同士が直接会ってクーポン情報を授受している場所を明示的に示すことができる。
図9は、本発明の概要を示す説明図である。
本発明のクーポン流通システムは、使用済みか否かを示すフラグを含むクーポン情報を携帯端末に配信するクーポン管理装置1と、携帯端末同士でクーポン情報を送受信可能な携帯端末11と、商品またはサービスを提供する店舗に配置され、携帯端末からクーポン情報を受信し、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末21とを備える。
携帯端末11は、クーポン情報を記憶するクーポン情報記憶手段61と、クーポン管理装置1にクーポン情報を要求し、要求したクーポン情報をクーポン管理装置から受信する第1受信手段63と、他の携帯端末にクーポン情報を送信する第1送信手段64と、他の携帯端末からクーポン情報を受信する第2受信手段65と、第1受信手段63が受信したクーポン情報または第2受信手段65が受信したクーポン情報に、そのクーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加し、クーポン情報記憶手段61に記憶させる情報追加手段62と、店舗端末21からの要求に応じて、クーポン情報記憶手段61に記憶されているクーポン情報を店舗端末21に送信する第2送信手段66とを備える。
店舗端末21は、携帯端末11から受信したクーポン情報のフラグを使用済みに変更するフラグ変更手段71と、そのクーポン情報をクーポン管理装置1に送信する使用済みクーポン送信手段72とを備える。
クーポン管理装置1は、クーポン情報を記憶する管理装置用クーポン記憶手段51と、店舗端末からクーポン情報を受信したときにそのクーポン情報を管理装置用クーポン記憶手段51に記憶させるクーポン処理手段52とを備える。
このような構成により、クーポン管理装置1の管理装置用クーポン記憶手段51には、携帯端末がクーポン管理装置または他の携帯端末からクーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加されたクーポン情報が蓄積される。よって、クーポンが流通した過程におけるクーポン授受の状況を収集することができる。
本発明は、クーポン情報を流通させるクーポン流通システムに好適に適用される。
本発明のクーポン流通システムの例を示すブロック図である。 クーポン情報の例を示す説明図である。 クーポン登録手順の例を示すフローチャートである。 クーポン情報取得手順の例を示すフローチャートである。 クーポン使用手順の例を示すフローチャートである。 クーポン流通手順の例を示すフローチャートである。 クーポン回収手順等の例を示すフローチャートである。 クーポン情報の一例を示す説明図である。 本発明の概要を示す説明図である。
符号の説明
1 クーポン管理装置
11 携帯端末
21 店舗端末
51 管理装置用クーポン記憶手段
52 クーポン処理装置
61 クーポン情報記憶手段
62 情報追加手段
63 第1受信手段
64 第1送信手段
65 第2受信手段
66 第2送信手段
71 フラグ変更手段
72 使用済みクーポン送信手段

Claims (8)

  1. 使用済みか否かを示すフラグを含むクーポン情報を携帯端末に配信するクーポン管理装置と、
    携帯端末同士でクーポン情報を送受信可能な携帯端末と、
    商品またはサービスを提供する店舗に配置され、携帯端末からクーポン情報を受信し、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末とを備え、
    携帯端末は、
    クーポン情報を記憶するクーポン情報記憶手段と、
    クーポン管理装置にクーポン情報を要求し、要求したクーポン情報をクーポン管理装置から受信する第1受信手段と、
    他の携帯端末にクーポン情報を送信する第1送信手段と、
    他の携帯端末からクーポン情報を受信する第2受信手段と、
    第1受信手段が受信したクーポン情報または第2受信手段が受信したクーポン情報に、当該クーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加し、クーポン情報記憶手段に記憶させる情報追加手段と、
    店舗端末からの要求に応じて、クーポン情報記憶手段に記憶されているクーポン情報を店舗端末に送信する第2送信手段と
    クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する第3の送信手段と、
    クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン情報記憶手段から削除するクーポン削除手段とを備え、
    店舗端末は、
    携帯端末から受信したクーポン情報のフラグを使用済みに変更するフラグ変更手段と、
    前記クーポン情報をクーポン管理装置に送信する使用済みクーポン送信手段とを備え、
    クーポン管理装置は、
    クーポン情報を記憶する管理装置用クーポン記憶手段と、
    店舗端末からクーポン情報を受信したときに当該クーポン情報を管理装置用クーポン記憶手段に記憶させるクーポン処理手段とを備える
    ことを特徴とするクーポン流通システム。
  2. クーポン管理装置は、クーポン情報に追加された情報を分析する分析手段を備え、
    携帯端末は、当該携帯端末の利用者の利用者識別子を記憶する利用者識別子記憶手段を備え、
    情報追加手段は、第1受信手段が受信したクーポン情報または第2受信手段が受信したクーポン情報に前記利用者識別子を追加し、
    分析手段は、クーポン情報から利用者識別を抽出することによって、当該クーポン情報の流通に関与した携帯端末の利用者を特定する
    請求項に記載のクーポン流通システム。
  3. クーポン管理装置は、クーポン情報に追加された情報を分析する分析手段を備え、
    携帯端末は、現在日時を計時するタイマを備え、
    情報追加手段は、第1受信手段または第2受信手段がクーポンを受信したときの日時を当該クーポン情報に追加し、
    分析手段は、クーポン情報に追加された各日時の差を計算することによって、当該クーポン情報の流通に関与した携帯端末の利用者がクーポン情報を保持していた時間を計算する
    請求項1または請求項2に記載のクーポン流通システム。
  4. クーポン管理装置は、クーポン情報に追加された情報を分析する分析手段を備え、
    携帯端末は、当該携帯端末の位置情報を導出する位置導出手段を備え、
    情報追加手段は、第1受信手段または第2受信手段がクーポンを受信したときにおける携帯端末の位置情報を当該クーポン情報に追加し、
    分析手段は、地図の画像上に、クーポン情報に追加された位置情報が示す位置を表した地図を出力する
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載のクーポン流通システム。
  5. クーポン管理装置は、クーポン情報に追加された情報を分析する分析手段を備え、
    第1送信手段は、近接通信または、通信ネットワークを介した非近接通信のいずれかでクーポン情報を送信し、
    第2受信手段は、近接通信または、通信ネットワークを介した非近接通信のいずれかでクーポン情報を受信し、
    情報追加手段は、第2受信手段が受信したクーポン情報に、当該クーポン情報を近接通信と非近接通信のどちらで受信したかを示す通信種別情報を追加し、
    分析手段は、近接通信を示す通信種別情報とともにクーポン情報に追加された位置情報が示す位置を、地図の画像を上に表した地図を出力する
    請求項に記載のクーポン流通システム。
  6. クーポン情報を配信するクーポン管理装置からクーポン情報を受信し、携帯端末同士でクーポン情報を送受信可能な携帯端末であって、
    クーポン情報を記憶するクーポン情報記憶手段と、
    クーポン管理装置にクーポン情報を要求し、要求したクーポン情報をクーポン管理装置から受信する第1受信手段と、
    他の携帯端末にクーポン情報を送信する第1送信手段と、
    他の携帯端末からクーポン情報を受信する第2受信手段と、
    第1受信手段が受信したクーポン情報または第2受信手段が受信したクーポン情報に、当該クーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加し、クーポン情報記憶手段に記憶させる情報追加手段と、
    携帯端末からクーポン情報を受信して当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末からの要求に応じて、クーポン情報記憶手段に記憶されているクーポン情報を店舗端末に送信する第2送信手段と
    クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する第3の送信手段と、
    クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン情報記憶手段から削除するクーポン削除手段とを備える
    ことを特徴とする携帯端末。
  7. 使用済みか否かを示すフラグを含むクーポン情報を携帯端末に配信するクーポン管理装置と、携帯端末同士でクーポン情報を送受信可能な携帯端末と、商品またはサービスを提供する店舗に配置され、携帯端末からクーポン情報を受信し、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末とを備えたクーポン流通システムに適用されるクーポン流通方法であって、
    携帯端末同士が、クーポン管理装置が一の携帯端末に配信したクーポン情報を送受信し、
    クーポン情報を受信した携帯端末が、当該クーポン情報に、当該クーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加し、
    携帯端末が、店舗端末から要求されたクーポン情報を店舗端末に送信し、
    店舗端末が、
    携帯端末から受信したクーポン情報のフラグを使用済みに変更し、前記クーポン情報をクーポン管理装置に送信し、
    携帯端末が、
    当該携帯端末のクーポン情報記憶手段に記憶しているクーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信するとともに、クーポン情報記憶手段から前記クーポン情報を削除し、
    クーポン管理装置が、店舗端末から受信したクーポン情報を記憶する
    ことを特徴とするクーポン流通方法。
  8. クーポン情報を配信するクーポン管理装置からクーポン情報を受信し、携帯端末同士でクーポン情報を送受信可能な携帯端末に搭載される携帯端末用プログラムであって、
    コンピュータに、
    クーポン管理装置にクーポン情報を要求し、要求したクーポン情報をクーポン管理装置から受信する第1受信処理、
    他の携帯端末にクーポン情報を送信する第1送信処理、
    他の携帯端末からクーポン情報を受信する第2受信処理、
    第1送信処理で受信したクーポン情報または第2受信処理で受信したクーポン情報に、当該クーポン情報を受信した時の状況に関する情報を追加し、クーポン情報記憶手段に記憶させる情報追加処理
    携帯端末からクーポン情報を受信して当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する店舗端末からの要求に応じて、クーポン情報記憶手段に記憶されているクーポン情報を店舗端末に送信する第2送信処理
    クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン管理装置に送信する第3の送信処理、および
    クーポン情報の削除の指示が入力されたときに、当該クーポン情報をクーポン情報記憶手段から削除するクーポン削除処理
    を実行させるための携帯端末用プログラム。
JP2007235692A 2007-09-11 2007-09-11 クーポン流通システム、クーポン流通方法および携帯端末 Expired - Fee Related JP5119818B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007235692A JP5119818B2 (ja) 2007-09-11 2007-09-11 クーポン流通システム、クーポン流通方法および携帯端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007235692A JP5119818B2 (ja) 2007-09-11 2007-09-11 クーポン流通システム、クーポン流通方法および携帯端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009069985A JP2009069985A (ja) 2009-04-02
JP5119818B2 true JP5119818B2 (ja) 2013-01-16

Family

ID=40606198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007235692A Expired - Fee Related JP5119818B2 (ja) 2007-09-11 2007-09-11 クーポン流通システム、クーポン流通方法および携帯端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5119818B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015006513A1 (en) * 2013-07-09 2015-01-15 Tapcentive, Inc. Distributed generation of a coupon
WO2015172051A1 (en) * 2014-05-08 2015-11-12 Miller Kenneth C Process of sponsorship of a purchase
US9639865B2 (en) 2013-07-09 2017-05-02 Tapcentive, Inc Distributed generation of a coupon
US9911274B2 (en) 2013-07-09 2018-03-06 Tapcentive, Inc. Secure distributed gambling using stand-alone gambling platforms formed by independently operating coupled pairs of gambling microprocessors and mobile computing devices
US10593153B2 (en) 2013-07-09 2020-03-17 Tapcentive, Inc. System and method for allowing a consumer to play a plurality of virtual instant tickets that are loaded into a microprocessor and that is physically provided to the consumer

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10657561B1 (en) 2008-08-20 2020-05-19 Modiv Media, Inc. Zone tracking system and method
US8783561B2 (en) 2006-07-14 2014-07-22 Modiv Media, Inc. System and method for administering a loyalty program and processing payments
US11257094B2 (en) 2002-10-23 2022-02-22 Catalina Marketing Corporation System and method of a media delivery services platform for targeting consumers in real time
US10430798B2 (en) 2002-10-23 2019-10-01 Matthew Volpi System and method of a media delivery services platform for targeting consumers in real time
US9811836B2 (en) 2002-10-23 2017-11-07 Modiv Media, Inc System and method of a media delivery services platform for targeting consumers in real time
JP5563842B2 (ja) * 2010-02-08 2014-07-30 フェリカネットワークス株式会社 携帯端末、情報送受信方法、サーバ装置、リーダライタ及び会員特典取得システム
JP5691447B2 (ja) * 2010-11-30 2015-04-01 セイコーエプソン株式会社 電子クーポン発行方法、電子クーポン発行システム、及びその端末装置
JP5736751B2 (ja) * 2010-12-03 2015-06-17 セイコーエプソン株式会社 電子クーポン発行方法、電子クーポン発行装置、電子クーポン発行システム、及びその端末装置
JP5793322B2 (ja) * 2011-03-28 2015-10-14 Necパーソナルコンピュータ株式会社 電子クーポン利用システム
JP2013033353A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Sii Data Service Kk 管理サーバ、管理システム、及び管理方法
WO2014014221A1 (ko) * 2012-07-19 2014-01-23 에스케이플래닛 주식회사 Nfc 단말 간의 쿠폰 양도 및 양수 시스템 및 그 방법
JP2014056283A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Dainippon Printing Co Ltd クーポン提供システム、クーポン提供方法およびプログラム
JP2014075077A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Yahoo Japan Corp 広告システムおよび広告方法
JP6024362B2 (ja) * 2012-10-09 2016-11-16 大日本印刷株式会社 データ処理システム、インフルエンサ抽出のためのサーバ、方法、及びプログラム
KR101504657B1 (ko) * 2012-12-14 2015-03-23 주식회사 케이티 쿠폰 전달 서비스 제공 방법 및 시스템
US20140283025A1 (en) * 2013-03-14 2014-09-18 Toshiba Global Commerce Solutions Holdings Corporation Systems and methods for monitoring activity within retail environments using network audit tokens
JP5877809B2 (ja) * 2013-03-22 2016-03-08 ヤフー株式会社 端末装置、クーポンサーバ装置、クーポン使用装置、クーポン使用履歴サーバ装置、およびクーポンシェアシステム
JP5459435B1 (ja) * 2013-10-10 2014-04-02 大日本印刷株式会社 コンテンツ授受履歴収集システム、コンテンツ管理装置、コンテンツ管理方法、およびプログラム
JP6267947B2 (ja) * 2013-11-29 2018-01-24 チームラボ株式会社 デジタル聖火リレーシステム
JP2017204117A (ja) * 2016-05-11 2017-11-16 大日本印刷株式会社 クーポン配信装置及びクーポン配信プログラム
JP6931502B2 (ja) * 2016-08-24 2021-09-08 株式会社ビーマップ キャンペーン管理システム
JP6791742B2 (ja) * 2016-12-13 2020-11-25 株式会社Nttドコモ 情報処理装置
JP6705792B2 (ja) * 2017-11-20 2020-06-03 株式会社ぐるなび 特典情報管理システム、施設端末プログラム、ユーザ端末プログラム、及び特典情報管理方法
JP2020095545A (ja) * 2018-12-13 2020-06-18 株式会社ユナイテッドスマイルズ 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム
JP6977095B2 (ja) * 2020-03-30 2021-12-08 Line株式会社 プログラム、情報処理方法、端末
JP6977096B2 (ja) * 2020-03-30 2021-12-08 Line株式会社 プログラム、情報処理方法、端末
WO2021199630A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 Line株式会社 プログラム、情報処理方法、端末
JP2023142682A (ja) * 2022-03-25 2023-10-05 東芝テック株式会社 携帯端末装置およびプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001351001A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Kyocera Communication Systems Co Ltd 電子クーポン管理サーバ、電子クーポンシステム及び電子クーポン流通方法
JP2002083213A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Fuji Xerox Co Ltd ネットワーク広告方法及びシステム
JP4549517B2 (ja) * 2000-11-24 2010-09-22 トヨタ自動車株式会社 クーポン情報処理システム
JP2003157401A (ja) * 2001-11-21 2003-05-30 Ntt Docomo Inc クーポン券配布システム、コンテンツサーバ、携帯情報端末およびクーポン券管理プログラム
JP4314907B2 (ja) * 2003-07-18 2009-08-19 株式会社日立製作所 広告表示システム及び方法
JP2005215849A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 Seiko Epson Corp クーポン配信装置、携帯端末、pos端末、クーポン配信システムおよびクーポン配信プログラム
JP4522103B2 (ja) * 2004-02-02 2010-08-11 大日本印刷株式会社 利用者端末、履歴解析装置、プログラム及び流通システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015006513A1 (en) * 2013-07-09 2015-01-15 Tapcentive, Inc. Distributed generation of a coupon
US9639865B2 (en) 2013-07-09 2017-05-02 Tapcentive, Inc Distributed generation of a coupon
US9911274B2 (en) 2013-07-09 2018-03-06 Tapcentive, Inc. Secure distributed gambling using stand-alone gambling platforms formed by independently operating coupled pairs of gambling microprocessors and mobile computing devices
US10360577B2 (en) 2013-07-09 2019-07-23 Tapcentive, Inc. Distributed generation of a coupon using a game of chance, a random number generator and a payout table to determine the value of the coupon
US10593153B2 (en) 2013-07-09 2020-03-17 Tapcentive, Inc. System and method for allowing a consumer to play a plurality of virtual instant tickets that are loaded into a microprocessor and that is physically provided to the consumer
WO2015172051A1 (en) * 2014-05-08 2015-11-12 Miller Kenneth C Process of sponsorship of a purchase

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009069985A (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5119818B2 (ja) クーポン流通システム、クーポン流通方法および携帯端末
JP4097682B2 (ja) ペイパービジット広告システム
JP4862567B2 (ja) 情報提供システム、情報提供方法、メモ情報管理装置、及び販促情報管理装置等
KR20110133339A (ko) 무선 네트워크 서비스 사용자에게 광고를 제공하는 시스템 및 방법
JP2011100182A (ja) リコメンド情報配信システム、サーバ、携帯端末、リコメンド情報配信方法、そのプログラムおよび記録媒体
US20170053340A1 (en) Electric commerce support system
JP2009009175A (ja) 位置検出システム
JP4861010B2 (ja) 販売促進システム
WO2013129956A1 (ru) Система и способ повышения лояльности клиентов
JP2014032567A (ja) 広告配信システム、広告配信方法、端末装置及び通知プログラム
JP2007280290A (ja) 地域広告システム
JP2007041663A (ja) 広告配信システム及び方法並びにプログラム
JP2014132506A (ja) 広告配信システム、広告配信方法、端末装置及び通知プログラム
JP5342815B2 (ja) 広告配信装置、方法、及びコンピュータプログラム
JP2005202734A (ja) インターネットを利用した販売支援システムおよび販売支援方法
KR20130033501A (ko) 모바일 멤버십 서비스 제공 시스템 및 방법
US20090259542A1 (en) System for Managing Incentive Programs via Mobile Networks
KR20120108515A (ko) 광고 추천 시스템 및 방법
CN114677156A (zh) 信息通信系统和信息通信方法
JP2009037394A (ja) 保険契約管理システム及びその処理方法
JP2005301586A (ja) 電子バリュー流通システム,ユーザ携帯端末,電子バリュー流通装置,電子バリュー流通方法およびコンピュータプログラム
KR20150094884A (ko) 무선 데이터 제공 방법 및 장치
JP7189980B2 (ja) 情報通信システム、及び情報通信方法
JP7105843B2 (ja) 情報処理装置、方法及びプログラム
JP5786223B2 (ja) 情報提供システム、特典付与装置、及び情報配信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120925

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121008

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees