JP2009037394A - 保険契約管理システム及びその処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保険代理店等への支払を適正正確に行うと共に、保険加入者からの保険料徴収が円滑に実施でき、保険料額の多少に関わらずコストパフォーマンスに優れた保険契約を消費者に提供可能な保険契約管理システム及びその処理方法を提供すること。
【解決手段】 保険契約を管理する保険契約管理処理方法において、保険代理店等が配布する広告媒体に保険代理店等を識別可能な識別符号を含むアドレス情報を備える。そして、保険加入者の携帯電話で保険契約の申込情報を入力した後、保険契約申込処理部から保険契約管理サーバに保険契約申込信号を送信する。保険契約管理サーバ10では、保険契約受理部101が、保険契約申込信号を受信し、識別符号抽出処理部102が、アドレス情報から、符号を抽出する。さらに、加入者データベース131に加入者について保険契約情報識別を格納すると共に、支払金額算出部103が、識別符号に基づいて保険代理店等への支払金額を算出する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、各種保険契約に係る事務を管理する保険契約管理システムとその処理方法に関し、より詳しくは、保険代理店や保険外交員が広告を行った際に、保険会社から保険代理店等への報酬等の支払を確実かつ簡便に行うための技術である。
生命保険や損害保険などの保険契約の際には、従来は保険代理店や保険外交員が職場や家庭などを訪問して契約を結んだり、最近ではインターネットを用いたオンライン上での契約も広く利用されている。前者の場合には保険料が比較的高額で複雑な保険内容を丁寧に説明しながら契約を締結できるメリットがある反面、外交員の人件費が高く、営業経費の占める割合が大きくなる。このため、結果的に保険料を押し上げる原因となっている。後者の場合には、営業経費は最小限に抑制できるが、テレビコマーシャルやネットワーク広告を用いて全国又は広域の一律の広告になじみやすく、保険代理店等が広告を行っても、その貢献を的確に判断する方法がなかった。
保険代理店等が紙の申込書を配布する形態であれば、そこに予め代理店コードを記入しておくことで保険会社はどの保険代理店の広告の成果であるのか容易に判別でき、報酬等を支払うことができる。一方、オンライン契約の場合には消費者が代理店コードを入力するのは煩雑なため実際には入力してもらえなかったり、誤った番号を入力される恐れがある。入力を必須とすれば、代理店コードが分からない、面倒である、などの理由で契約数が減少してしまう恐れすらある。
また、保険料が月額数百円など低額に設定される保険の場合には、一契約にかけられる営業コストは非常に限定されているため、オンライン契約に立ち会いながら代理店コードを入力することも困難である。
しかし一方で、低額な保険契約であっても、保険代理店等が狭い地域や職場における特性を考慮しつつ、最適な保険の広告を行えることは保険契約数の増加だけでなく、消費者のニーズに応えるという要請を満たすものであり、広域に一律に行われる広告とは別の効果がある。従って、低額のオンライン契約による保険契約であっても、保険代理店等が関与できるシステムが求められる。
これらの問題と共に、毎月の保険料の徴収に銀行引き落としで集金する方法では集金コストが高くなる問題もあり、低額の保険料の場合にも効率よく集金し、保険料を抑制可能な方法が必要とされる。
保険契約をオンラインで行うシステムで従来公知と特許文献は以下の通りである。
特許文献1に記載の保険契約等手続方法では、保険会社や代理店が、顧客からの保険 契約申込み情報に基づいて、インターネット等の通信ネットワークを介して顧客端末へ契約情報を送信する構成が開示されている。本文献では、顧客端末に契約した保険内容にとって必要な約款および特約条項のみを送信したり、契約情報を顧客がインターネットを介して閲覧できるようにしている。
また、特許文献2に記載の構成は、代理店サーバが利用者に合った保険商品情報、制御プログラム及び記憶部を含むソフトウェアコンポーネントを生成して、携帯端末にインストールする構成を開示している。利用者は、インストールされた制御プログラムを起動し、選択した保険商品の情報、入力した保険金額等のデータ、ユーザプロファイル、制御プログラムで生成した保険番号および記憶部の内容から、新規契約、契約変更等にかかる保険の契約内容を生成し、ネットワーク経由で保険サーバへ送信するようにしている。

特開2002-133098号公報 特開2003-168002号公報
本発明は上記の従来技術が有する問題点に鑑みて創出したものであり、保険代理店等への支払を適正正確に行うと共に、保険加入者からの保険料徴収が円滑に実施でき、保険料額の多少に関わらずコストパフォーマンスに優れた保険契約を消費者に提供可能な保険契約管理システム及びその処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は次のような手段を用いる。
請求項1に記載の発明は、保険会社が保険契約を管理する保険契約管理システムであって、該システムはネットワークで接続された保険会社の保険契約管理サーバと、保険加入者が所持する携行型端末装置からなる。また本システムにおいて保険契約の少なくとも広告業務を行う保険代理店又は保険外交員(以下、保険代理店等と言う。)が掲示又は配布する広告媒体を用いる。
広告媒体には、保険会社の保険契約管理サーバのネットワークアドレスと共に保険代理店等を識別可能な識別符号を含むアドレス情報を備える。
そして、保険加入者の携行型端末装置には、保険契約の申込情報を入力する入力部と、ネットワークを介して該ネットワークアドレスに対し、申込情報を含む保険契約申込信号を送信する保険契約申込処理部とを備える。
また、保険契約管理サーバには、保険契約申込信号を受信する保険契約受理部と、アドレス情報から、識別符号を抽出する識別符号抽出処理部と、加入者について保険契約情報を格納する加入者データベースと、識別符号に基づいて該保険代理店又は保険外交員への支払金額を算出する支払金額算出部とを備える。
請求項2に記載の発明によれば、携行型端末装置に携帯電話端末を用いることができる。そして前記のアドレス情報が、ネットワークアドレスに保険代理店等の識別符号を引数として付加したものをバーコードで表した画像情報とすることができる。バーコードとしては二次元コード、例えばQRコード(登録商標)を用いてもよい。
請求項3に記載の発明によれば、本発明の保険契約管理サーバにおいて、携帯電話端末固有の端末識別情報を取得し、携帯電話事業者のサーバ装置に対して端末識別情報と共に、保険契約料金情報を送信する保険料請求処理部を備える。
これによって携帯電話事業者が携帯電話料金と共に保険契約料金を保険加入者から徴収可能になる点に特徴を有する。
本発明は次のとおりコンピュータを用いた保険契約管理処理方法を提供することができる。
すなわち、請求項4に記載の発明では、上記同様に、保険契約の少なくとも広告業務を行う保険代理店又は保険外交員が掲示又は配布する広告媒体を用い、広告媒体には、保険会社の保険契約管理サーバのネットワークアドレスと共に該保険代理店又は保険外交員を識別可能な識別符号を含むアドレス情報を備える。
そして保険契約管理処理方法において、保険加入者が所持する携行型端末装置において、保険加入者が入力部を用いて保険契約の申込情報を入力した後、保険契約申込処理部が、ネットワークを介して該ネットワークアドレスに対し、該申込情報を含む保険契約申込信号を送信する保険契約申込処理ステップを行う。
次いで、保険契約管理サーバにおいて、保険契約受理部が、保険契約申込信号を受信する保険契約受理ステップ、識別符号抽出処理部が、該アドレス情報から、該識別符号を抽出する識別符号抽出処理ステップ、加入者データベースに該加入者について保険契約情報を格納する保険契約情報格納ステップ、支払金額算出部が、該識別符号に基づいて該保険代理店又は保険外交員への支払金額を算出する支払金額算出ステップの各処理を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、上記の携行型端末装置が携帯電話端末とし、アドレス情報が、ネットワークアドレスに識別符号を引数として付加したものをバーコード(二次元コードを含む)で表した画像情報にした構成を用いてもよい。
請求項6に記載の発明によれば、上記の保険契約管理処理方法において、保険契約管理サーバが、保険契約申込処理ステップにおいて携帯電話端末固有の端末識別情報を取得すると共に、識別符号抽出処理ステップの後のいずれかの時点において、保険料請求処理部が、携帯電話事業者のサーバ装置に対して該端末識別情報と共に、保険契約料金情報を送信する保険料請求処理ステップを有するようにしてもよい。これによって、携帯電話事業者が携帯電話料金と共に該保険契約料金を保険加入者から徴収可能な保険契約管理処理方法を提供することができる。
本発明は、請求項7に記載のように、請求項1ないし3の保険契約管理システムに用いる広告媒体を提供することができる。該広告媒体は、保険会社の保険契約管理サーバのネットワークアドレスと共に該保険代理店又は保険外交員を識別可能な識別符号を含むアドレス情報を備えたことを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成されているので、次のような作用効果を奏する。
請求項1又は4に記載の発明によると、保険代理店等の識別符号をネットワークアドレスと共に送信できるので保険契約管理サーバが確実に保険契約を担当した保険代理店等を記録することができる。その際に、保険加入者は保険契約に当たり代理店コードなどを記入する必要もなく、簡便な保険契約が実現される。
保険代理店等としても、広告媒体に識別符号を含んだアドレス情報を広告媒体に載せるだけでよく、確実に手数料等を得られるので、低料金の保険であっても保険会社の契約サイトを宣伝するメリットが生じ、保険商品の適切な営業活動に寄与する。
保険契約の申込に携行型端末装置を用いることにより、確実に個人が特定され、適正な保険契約に寄与する。また、保険の内容を第三者に知られることがなく、プライバシーも保護される。
請求項2又は5に記載の発明によると、携帯式端末に携帯電話を用いることで、すでに携帯電話事業者によって身分の確認された個人を対象に保険契約を締結することができる。また、携帯電話は個人単位で所有するのが一般的であるから、個人に帰属する保険契約との整合がよく、第三者への秘匿性も高い。
アドレス情報を二次元コードを含むバーコードで表示することができるため、周知のように携帯電話を用いてごく簡便に読み取ることができる。また、バーコード化することで識別符号を改変・削除されることがなく、識別符号の確実な送信に寄与する。
請求項3又は6に記載の発明によると、保険料課金方法として携帯電話料金からの徴収が可能であり、ごく低額の保険料でも低コストで集金することができる。保険加入者としては、携帯電話を通して簡便に申込ができ、しかも料金の支払いに別途の手続きを要さず、携帯電話料金と同時に支払うことができる。
請求項7に記載の発明によると、保険代理店や保険外交員は自己の識別符号を入れた広告媒体を配布し、本発明システムに用いることができる。
本発明の実施形態を図面を示しながら説明する。なお、請求項記載の範囲において実施態様は適宜変更することができる。
図1は、本発明システムを適用する当事者の関係を説明する説明図である。当事者としては、保険会社(1)、保険会社と代理店契約を行い保険商品の広告業務を行う保険代理店(2)、保険契約の加入者(3)がある。保険会社(1)は図2に示す保険契約管理サーバ(10)を運営し、加入者(3)は図3に示す携帯電話端末(以下、携帯電話と言う。)(20)を所持する。
本実施例で保険代理店(2)は保険会社と別法人の法人又は自然人であるが、本発明の実施においては保険代理店以外に、保険会社(1)に所属する保険外交員でもよい。また、別の保険代理店から2次的、3次的に代理権を与えられた保険代理店も含む。これら保険会社と様々な契約形態の者を総称して保険代理店等と呼び、複数の契約形態の者が組み合わさっていてもよい。
また、以下では携帯式端末装置として携帯電話(20)を用いているが、PHSを含むことはもちろん、ノートパソコンやPDA(携帯情報端末)など、インターネット等のネットワークに接続できるものは全て含まれる。また、本システムの保険契約管理サーバ(10)に対して、携帯式端末装置以外の端末、例えばデスクトップパソコンからアクセス可能であっても当該システムは本発明から除外されない。
保険代理店(2)が消費者に対して配布(S1)するチラシ(4)には図示のように二次元コードが記載されている。ここで二次元コードには、"www.abcde.jp/keiyaku?dairi=12345"のアドレス情報が含まれており、www.abcde.jpの部分が保険会社の保険契約管理サーバ(10)(以下、単に管理サーバと言う。)のインターネットアドレスであり、引数としてdairi=12345を管理サーバ(10)に引き渡すようになっている。この12345が保険代理店の識別符号である。識別符号としては数字に限らず、任意の文字符号を用いることができる。保険代理店(2)はチラシを配布するほか、ポスターを掲示してもよい。
二次元コードは一部分が汚れたり破れたりして失われても読み取り精度が高く、印刷などによる大量の配布が容易である一方、人手によって改変するのは不可能であるから、加入者(4)が携帯電話(20)で読み取った後に、故意に修正してから保険契約管理サーバ(10)にアクセスしなければ除去されない。
なお、本発明では一次元コードのバーコードを用いてもよい。
以下、管理サーバ(10)、携帯電話(20)の構成を示す図2、図3と、本システムにおける処理フローチャートを示す図4を用いて、処理の詳細を説述する。
まず、各構成要素について説明すると、管理サーバ(10)は公知のパーソナルコンピュータなどで実現されるサーバ装置であり、CPU(10)と共に、インターネット(5)に接続するネットワークアダプタ(LANボード)(11)、画面表示を行うモニタ(12)、ハードディスクなどの外部記憶装置(13)の他、ユーザが入力するためのキーボード、マウス(図示しない)、CPU(10)と協働して情報を格納するメモリ(図示しない)などを備えている。
CPU(10)には、保険契約受理部(101)、識別符号抽出部(102)、支払金額算出部(103)、保険料請求処理部(104)の各処理部が設けられており、これらは外部記憶装置(13)内に格納されるプログラムによって実現されている。
本実施例ではネットワーク(5)としてインターネットを用いているが、任意の通信ネットワーク(携帯電話回線網、専用通信回線網等も含む)を用いても良い。
また、携帯電話(20)の構成も公知であるが、CPU(20)、インターネット(5)に接続可能なネットワークアダプタ(21)、液晶表示モニタ(22)、主に数字キーとスクロールキー、いくつかのファンクションキーからなるキーボード(23)、カメラ部(24)、図示しないメモリを備える構成が一般的である。なお、ここでネットワークアダプタ(21)には携帯電話の基地局と通信する通信処理モジュールを含めている。周知のように、携帯電話においては基地局と無線通信を行う携帯電話回線の通信が確立した上で、インターネットにデータ通信(パケット通信)が可能になるが、本発明ではこのような構成を前提としてすでにインターネットに接続可能なものとして説明する。
公知のように、CPU(20)には、カメラ部(24)で撮像した画像からバーコード認識を行うバーコード読み取り部(201)、インターネット接続し、ウェブを表示するブラウザ表示部(202)が備えられる他、本発明では、保険契約申込処理部(203)を備えている。該保険契約申込処理部(203)はウェブブラウザ上で実行されるJAVAアプリケーションなどによって実現される。
図1に従って説明を進めると、加入者(3)は携帯電話(20)のカメラ部(24)で同二次元コードを読み取り(S2)、バーコード読み取り部(201)の処理により上記したアドレス情報が取得される。一般に携帯電話(20)ではそのアドレスに直接アクセスできるようになっており、加入者(3)が同操作をすることで、管理サーバ(10)から申込画面を受信できる。
この際、申込画面は申込に必要な申込情報を書き込むためのフォームと、申込ボタンがHTML形式で記載されており、申込ボタンを押すことで申込情報が管理サーバ(10)の保険契約受理部(101)に向けて送信されるようになっている。
その際に、管理サーバ(10)のアドレスに引数として識別符号が含まれるように、申込ボタンのリンクとして"www.abcde.jp/keiyaku?dairi=12345"が用いられる。本構成を実現するために、初めに携帯電話からアクセスした際に管理サーバ(10)において識別符号抽出部(102)が引数を抽出し、その引数がボタンのリンク先に含まれるようにCPU(10)のHTML生成部(図示しない)によって申込画面のHTMLを生成することで実現できる。
あるいは管理サーバで初めのアクセス時の引数を抽出してその識別符号を保持しておき、後に申込ボタン押下時に送信される申込情報と関連づけて用いても同等である。これらは周知技術により適宜実現することができる。
ブラウザ表示部(202)で表示された申込画面に対して、加入者(3)がキーボード(23)を用いて必要事項を入力する。一般的に必要な事項は、保険の種類(保険商品毎の専用画面の場合には不要)、氏名、年齢、性別、住所、職業などの他、生命・入院保険であれば健康状態、既往症、自動車保険であれば、車種、車両番号、使用者・所有者、車検期日、補償額、車両保険の有無、その他の損害保険であれば、物品名、種類、補償額などである。その他、特約等に関する情報を付加してもよい。(申込情報入力ステップ:S10)
加入者(3)が入力後、画面上の申込ボタンを押下することによって保険契約申込処理部(203)が保険契約申込信号をネットワークアダプタ(21)から送出する。(保険契約申込処理ステップ:S11)
保険契約申込信号は管理サーバ(10)の保険契約受理部(101)が受信する。(保険契約受理ステップ:S12)
以上により、図1のおける申込(S3)が完了する。
本発明においては、管理サーバ(10)の保険契約受理部(101)は単に承諾を通知して保険契約を成立(S4)させてもよいし、あるいは別に保険契約判定処理部(図示しない)を設けて、保険契約における加入者(3)の適格性を自動審査するようにしてもよい。
すなわち、保険契約受理ステップ(S12)において外部記憶装置(13)に備えた契約条件データを参照し、例えば、既往症の有無や年齢、性別、職業、住所などの契約者の属性に応じて保険契約の締結条件を満たしているか保険契約判定処理部が判定し、契約を締結する場合には次のステップ(S13)に、締結条件を満たしていない場合には、不受理通知を加入者(3)にメール等で通知する。(不受理通知ステップ:S17)
本発明では契約条件を設けるか否か、どのように判定するかにつき任意である。
保険契約申込信号を受理すると管理サーバ(10)の識別符号抽出部(102)が識別符号を抽出する。抽出方法はHTML、CGI、JAVA等による公知の方法で引数(パラメータ)を抽出すればよい。(識別符号抽出処理ステップ:S13)
そして、保険契約受理部(101)が、外部記憶装置(13)の加入者データベース(131)に申込情報を格納する。(保険契約情報格納ステップ:S14)
さらに、支払金額算出部(103)が、外部記憶装置(13)の代理店データベース(132)を参照して抽出された識別符号に対応する代理店ごとに保険契約に係る手数料や報酬を計算する。保険会社(1)から保険代理店(2)等には、契約数や契約金額に応じて契約手数料や、報酬等のさまざまな名目で料金が支払われており、本支払金額算出部(103)は保険会社が定めている支払基準に従って計算処理する。(支払金額算出ステップ:S15)
本発明では、このように識別符号を用いることで保険代理店(2)を確実に把握することができるため、支払金額算出部(103)により正確な計算処理が実現できる。
本発明は以上の通り実施することができるほか、さらに次の実施形態を備えてもよい。
すなわち、CPU(10)の保険料請求処理部(104)において、上記の保険契約に係る保険料を、携帯電話事業者のサーバ装置(図示しない)に対して通知することができる。携帯電話事業者のサーバ装置とはインターネット又は専用回線網を用いて接続し、所定のプロトコルで通知する。
携帯電話事業者において契約者に課金するには携帯電話番号、あるいは携帯電話端末自体やそのSIMカードに格納された端末識別情報と、請求額が少なくとも必要であり、保険料請求処理部(104)はネットワークアダプタ(11)の情報等から端末識別情報を取得する。この方法については公知である。
その上で、端末識別情報とともに保険料額を通知する。(保険料請求処理ステップ:S16)
本構成のとおり保険料請求処理を行うことで、携帯電話事業者が携帯電話料金に加算して保険料を代行集金するため、簡便に集金処理が行える。加入者(3)としても、携帯電話料金から保険料が引き落とされるため、新たに引き落とし、カード払いなどの手続きを行う必要がない。
以上説述したとおり、本発明は携行型端末装置が個人単位で使用される点に着目し、個人性の強い保険契約を行うことに特徴がある。そして、バーコードを用いることで保険代理店等の識別符号が失われにくく、携帯電話での読み取りも公知技術によって簡便に行うことができる。
特に、低料金の保険料の場合に、携帯電話料金への課金は保険会社・加入者共に利点があり、効果的である。
本発明システムを適用する当事者の関係を説明する説明図である。 本発明の保険契約管理サーバの構成図である。 本発明の保険加入者の携帯電話端末の構成図である。 本発明に係る保険契約管理処理方法のフローチャートである。
符号の説明
10 CPU
101 保険契約受理部
102 識別符号抽出部
103 支払金額算出部
104 保険料請求処理部
11 ネットワークアダプタ
12 モニタ
13 外部記憶装置
131 加入者データベース
132 代理店データベース

Claims (7)

  1. 保険会社が保険契約を管理する保険契約管理システムであって、
    保険契約の少なくとも広告業務を行う保険代理店又は保険外交員が掲示又は配布する広告媒体を用い、
    該広告媒体には、保険会社の保険契約管理サーバのネットワークアドレスと共に該保険代理店又は保険外交員を識別可能な識別符号を含むアドレス情報を備える構成において、
    保険加入者が所持する携行型端末装置には、
    保険契約の申込情報を入力する入力部と、
    ネットワークを介して該ネットワークアドレスに対し、該申込情報を含む保険契約申込信号を送信する保険契約申込処理部と
    を備え、
    該保険契約管理サーバには、
    保険契約申込信号を受信する保険契約受理部と、
    該アドレス情報から、該識別符号を抽出する識別符号抽出処理部と、
    該加入者について保険契約情報を格納する加入者データベースと、
    該識別符号に基づいて該保険代理店又は保険外交員への支払金額を算出する支払金額算出部と、
    を備えた
    ことを特徴とする保険契約管理システム
  2. 前記携行型端末装置が携帯電話端末であって、
    前記アドレス情報が、前記ネットワークアドレスに前記識別符号を引数として付加したものをバーコード(二次元コードを含む)で表した画像情報である
    請求項1に記載の保険契約管理システム
  3. 前記保険契約管理サーバにおいて、
    携帯電話端末固有の端末識別情報を取得し、携帯電話事業者のサーバ装置に対して該端末識別情報と共に、保険契約料金情報を送信する保険料請求処理部を備え、
    携帯電話事業者が携帯電話料金と共に該保険契約料金を保険加入者から徴収可能にした
    請求項2に記載の保険契約管理システム
  4. 保険会社が保険契約を管理するコンピュータの保険契約管理処理方法であって、
    保険契約の少なくとも広告業務を行う保険代理店又は保険外交員が掲示又は配布する広告媒体を用い、
    該広告媒体には、保険会社の保険契約管理サーバのネットワークアドレスと共に該保険代理店又は保険外交員を識別可能な識別符号を含むアドレス情報を備える構成において、
    保険加入者が所持する携行型端末装置において、
    保険加入者が入力部を用いて保険契約の申込情報を入力した後、
    保険契約申込処理部が、ネットワークを介して該ネットワークアドレスに対し、該申込情報を含む保険契約申込信号を送信する保険契約申込処理ステップ、
    該保険契約管理サーバにおいて、
    保険契約受理部が、保険契約申込信号を受信する保険契約受理ステップ、
    識別符号抽出処理部が、該アドレス情報から、該識別符号を抽出する識別符号抽出処理ステップ、
    加入者データベースに該加入者について保険契約情報を格納する保険契約情報格納ステップ、
    支払金額算出部が、該識別符号に基づいて該保険代理店又は保険外交員への支払金額を算出する支払金額算出ステップ
    を有する
    ことを特徴とする保険契約管理処理方法。
  5. 前記携行型端末装置が携帯電話端末であって、
    前記アドレス情報が、前記ネットワークアドレスに前記識別符号を引数として付加したものをバーコード(二次元コードを含む)で表した画像情報である
    請求項4に記載の保険契約管理処理方法。
  6. 前記保険契約管理処理方法において、
    前記保険契約管理サーバが、
    前記保険契約申込処理ステップにおいて、携帯電話端末固有の端末識別情報を取得すると共に、
    前記識別符号抽出処理ステップの後のいずれかの時点において、
    保険料請求処理部が、携帯電話事業者のサーバ装置に対して該端末識別情報と共に、保険契約料金情報を送信する保険料請求処理ステップを
    有して携帯電話事業者が携帯電話料金と共に該保険契約料金を保険加入者から徴収可能にした
    請求項5に記載の保険契約管理処理方法。
  7. 前記請求項1ないし3の保険契約管理システムに用いる広告媒体であって、
    保険会社の保険契約管理サーバのネットワークアドレスと共に該保険代理店又は保険外交員を識別可能な識別符号を含むアドレス情報を備えた
    ことを特徴とする保険契約管理システム用広告媒体。
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