JP2002163565A - 電子商取引システム及び方法並びに変換サーバ - Google Patents
電子商取引システム及び方法並びに変換サーバInfo
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Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全く新しいマーケティングシステムを実現す
る。 【解決手段】 このシステムは、媒体に印刷されたバー
コードをスキャンするためのバーコードリーダを備える
利用者のパソコンと、前記バーコードをURLに変換す
る変換サーバと、前記URLに基づき前記パソコンがア
クセスするWWWサーバと、前記利用者の行動分析を行
う分析サーバとを備える。前記パソコンは、スキャンさ
れた前記バーコードのデータを送信し、前記変換サーバ
は、前記バーコードのデータに基づき、対応するURL
及び前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を
得るとともに、前記パソコンに前記URLのデータを送
信し、前記パソコンは、前記URLに基づき所定のWW
Wサーバにアクセスし、前記WWWサーバは利用者の行
動に関するデータを送信し、前記分析サーバは、前記利
用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき前記利用者
の行動分析を行うとともに媒体の媒体効率分析を行う。
る。 【解決手段】 このシステムは、媒体に印刷されたバー
コードをスキャンするためのバーコードリーダを備える
利用者のパソコンと、前記バーコードをURLに変換す
る変換サーバと、前記URLに基づき前記パソコンがア
クセスするWWWサーバと、前記利用者の行動分析を行
う分析サーバとを備える。前記パソコンは、スキャンさ
れた前記バーコードのデータを送信し、前記変換サーバ
は、前記バーコードのデータに基づき、対応するURL
及び前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を
得るとともに、前記パソコンに前記URLのデータを送
信し、前記パソコンは、前記URLに基づき所定のWW
Wサーバにアクセスし、前記WWWサーバは利用者の行
動に関するデータを送信し、前記分析サーバは、前記利
用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき前記利用者
の行動分析を行うとともに媒体の媒体効率分析を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
/イントラネットなどの通信ネットワークを利用して商
取引をおこなうための電子商取引システム及び方法並び
に変換サーバに関する。
/イントラネットなどの通信ネットワークを利用して商
取引をおこなうための電子商取引システム及び方法並び
に変換サーバに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットにおける商品紹介システ
ムとして、アフィリエイト・プログラムが知られてい
る。これは商品の実際の売上に応じて紹介手数料を支払
うものであり、低コストかつ効果的なマーケティング方
法として注目されている。例えば、インターネット上の
販売店(電子商取引のウエブ)が、ある会社の製品を自
分のページで紹介する。例えば、当該製品のバナーを貼
ったり、その評価コメントを掲載したりする。その販売
店を訪れた利用者が当該商品を購入したくなったとき
は、利用者はそのバナーをクリックして前記会社のペー
ジを訪れ、当該製品を購入することができる。この場
合、前記会社は前記販売店に対して当該製品の売上の一
部を紹介料として支払う。その代わり、売上がないとき
は、前記会社は前記販売店に対して何ら報酬を支払わな
い。これがアフィリエイト・プログラムの概要である。
ムとして、アフィリエイト・プログラムが知られてい
る。これは商品の実際の売上に応じて紹介手数料を支払
うものであり、低コストかつ効果的なマーケティング方
法として注目されている。例えば、インターネット上の
販売店(電子商取引のウエブ)が、ある会社の製品を自
分のページで紹介する。例えば、当該製品のバナーを貼
ったり、その評価コメントを掲載したりする。その販売
店を訪れた利用者が当該商品を購入したくなったとき
は、利用者はそのバナーをクリックして前記会社のペー
ジを訪れ、当該製品を購入することができる。この場
合、前記会社は前記販売店に対して当該製品の売上の一
部を紹介料として支払う。その代わり、売上がないとき
は、前記会社は前記販売店に対して何ら報酬を支払わな
い。これがアフィリエイト・プログラムの概要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアフィリエイト
・プログラムは、アフィリエイト・サイトと呼ばれるW
WWサーバにより提供されるページ上のバナー広告を経
由して利用者を所定のページに誘導するものであった。
いわば、インターネット内において完結したものであ
り、従来の媒体と一線を画したものであった。
・プログラムは、アフィリエイト・サイトと呼ばれるW
WWサーバにより提供されるページ上のバナー広告を経
由して利用者を所定のページに誘導するものであった。
いわば、インターネット内において完結したものであ
り、従来の媒体と一線を画したものであった。
【0004】しかし、アフィリエイト・プログラムは広
告の効果を測定する手段として優れたものであり、この
手段を雑誌等の従来の媒体に適応できればその影響は計
り知れないものとなる。従来のアフィリエイト・プログ
ラムをこのような用途に用いることは考慮されていなか
った。
告の効果を測定する手段として優れたものであり、この
手段を雑誌等の従来の媒体に適応できればその影響は計
り知れないものとなる。従来のアフィリエイト・プログ
ラムをこのような用途に用いることは考慮されていなか
った。
【0005】この発明は、アフィリエイト・プログラム
を、雑誌、カタログ等の従来の媒体と結びつけることを
可能にし、これにより全く新しいマーケティング方法を
実現することができる電子商取引システム及び方法を提
供することを目的とする。
を、雑誌、カタログ等の従来の媒体と結びつけることを
可能にし、これにより全く新しいマーケティング方法を
実現することができる電子商取引システム及び方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】係る課題を解決するため
に、本発明に係る電子商取引方法は、媒体に印刷された
バーコードをスキャンするステップと、スキャンされた
前記バーコードのデータを送信するステップと、前記バ
ーコードのデータを受信するステップと、前記バーコー
ドのデータに基づき、対応するURL及び前記バーコー
ドが印刷された前記媒体に係る情報を得るステップと、
前記URLのデータを送信するステップと、前記URL
のデータを受信するステップと、前記URLに基づき所
定のWWWサーバにアクセスするステップと、前記WW
Wサーバにおける利用者の行動に関するデータを送信す
るステップと、前記利用者の行動に関するデータを受信
するステップと、前記利用者の行動及び前記媒体に係る
情報に基づき前記利用者の行動分析を行うステップと、
を備えるものである。
に、本発明に係る電子商取引方法は、媒体に印刷された
バーコードをスキャンするステップと、スキャンされた
前記バーコードのデータを送信するステップと、前記バ
ーコードのデータを受信するステップと、前記バーコー
ドのデータに基づき、対応するURL及び前記バーコー
ドが印刷された前記媒体に係る情報を得るステップと、
前記URLのデータを送信するステップと、前記URL
のデータを受信するステップと、前記URLに基づき所
定のWWWサーバにアクセスするステップと、前記WW
Wサーバにおける利用者の行動に関するデータを送信す
るステップと、前記利用者の行動に関するデータを受信
するステップと、前記利用者の行動及び前記媒体に係る
情報に基づき前記利用者の行動分析を行うステップと、
を備えるものである。
【0007】本発明に係る電子商取引方法は、媒体に印
刷されたバーコードをスキャンするステップと、スキャ
ンされた前記バーコードのデータを送信するステップ
と、前記バーコードのデータを受信するステップと、前
記バーコードのデータに基づき、対応するURL及び前
記バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を得るス
テップと、前記URLに基づき所定のWWWサーバにア
クセスするステップと、前記WWWサーバにおける利用
者の行動に関するデータを送信するステップと、前記利
用者の行動に関するデータを受信するステップと、前記
利用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき前記利用
者の行動分析を行うステップと、を備えるものである。
刷されたバーコードをスキャンするステップと、スキャ
ンされた前記バーコードのデータを送信するステップ
と、前記バーコードのデータを受信するステップと、前
記バーコードのデータに基づき、対応するURL及び前
記バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を得るス
テップと、前記URLに基づき所定のWWWサーバにア
クセスするステップと、前記WWWサーバにおける利用
者の行動に関するデータを送信するステップと、前記利
用者の行動に関するデータを受信するステップと、前記
利用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき前記利用
者の行動分析を行うステップと、を備えるものである。
【0008】本発明に係る電子商取引方法は、媒体に印
刷されたバーコードをスキャンするステップと、スキャ
ンされた前記バーコードのデータを送信するステップ
と、前記バーコードのデータを受信するステップと、前
記バーコードのデータに基づき、対応するURL及び前
記バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を得るス
テップと、前記URLのデータを送信するステップと、
前記URLのデータを受信するステップと、前記URL
に基づき所定のWWWサーバにアクセスするステップ
と、前記WWWサーバにおける利用者の行動を通知する
ステップと、前記利用者の行動の通知に基づき、前記利
用者の行動に関するデータを生成するステップと、前記
利用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき前記利用
者の行動分析を行うステップと、を備えるものである。
刷されたバーコードをスキャンするステップと、スキャ
ンされた前記バーコードのデータを送信するステップ
と、前記バーコードのデータを受信するステップと、前
記バーコードのデータに基づき、対応するURL及び前
記バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を得るス
テップと、前記URLのデータを送信するステップと、
前記URLのデータを受信するステップと、前記URL
に基づき所定のWWWサーバにアクセスするステップ
と、前記WWWサーバにおける利用者の行動を通知する
ステップと、前記利用者の行動の通知に基づき、前記利
用者の行動に関するデータを生成するステップと、前記
利用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき前記利用
者の行動分析を行うステップと、を備えるものである。
【0009】好ましくは、前記バーコードを印刷すべき
媒体及びその印刷位置を選定し、これらを前記媒体に係
る情報とするステップと、前記バーコードに対応付ける
URLを選定するステップと、前記媒体に係る情報及び
前記URLに基づきバーコードを生成するステップと、
生成された前記バーコード、前記媒体に係る情報及び前
記URLをバーコード−URL変換用データベースに格
納するステップと、をさらに備える。
媒体及びその印刷位置を選定し、これらを前記媒体に係
る情報とするステップと、前記バーコードに対応付ける
URLを選定するステップと、前記媒体に係る情報及び
前記URLに基づきバーコードを生成するステップと、
生成された前記バーコード、前記媒体に係る情報及び前
記URLをバーコード−URL変換用データベースに格
納するステップと、をさらに備える。
【0010】好ましくは、生成された前記バーコードの
印刷イメージを作成するステップと、前記媒体に印刷す
るために作成された前記バーコードの印刷イメージを送
信するステップと、をさらに備える。
印刷イメージを作成するステップと、前記媒体に印刷す
るために作成された前記バーコードの印刷イメージを送
信するステップと、をさらに備える。
【0011】好ましくは、利用者の行動に関するデータ
は、利用者がどのページを閲覧したか、どのボタンをク
リックしたか、どの商品・サービスを購入したかあるい
は購入しなかったのか、のうちの少なくともいずれかを
含む。
は、利用者がどのページを閲覧したか、どのボタンをク
リックしたか、どの商品・サービスを購入したかあるい
は購入しなかったのか、のうちの少なくともいずれかを
含む。
【0012】好ましくは、前記利用者の行動分析を行う
ステップは、雑誌を含む紙媒体のどの頁の広告が最も多
くの利用者を誘導するか、同じ広告を複数出した場合、
どの紙媒体が最も多くの利用者を誘導するか、同じ紙媒
体においてどの位置の広告が最も多くの利用者を誘導す
るかの少なくともいずれかについて分析する。また、前
記バーコードが印刷された媒体を提供する媒体提供者に
対し前記利用者の行動に応じてインセンティブを与える
ようにしてもよい。
ステップは、雑誌を含む紙媒体のどの頁の広告が最も多
くの利用者を誘導するか、同じ広告を複数出した場合、
どの紙媒体が最も多くの利用者を誘導するか、同じ紙媒
体においてどの位置の広告が最も多くの利用者を誘導す
るかの少なくともいずれかについて分析する。また、前
記バーコードが印刷された媒体を提供する媒体提供者に
対し前記利用者の行動に応じてインセンティブを与える
ようにしてもよい。
【0013】本発明に係る電子商取引システムは、媒体
に印刷されたバーコードをスキャンためのバーコードリ
ーダを備える利用者のパソコンと、前記バーコードをU
RLに変換する変換サーバと、前記URLに基づき前記
パソコンがアクセスするWWWサーバと、前記利用者の
行動分析を行う分析サーバとを備え、前記パソコンは、
スキャンされた前記バーコードのデータを送信し、前記
変換サーバは、前記バーコードのデータに基づき、対応
するURL及び前記バーコードが印刷された前記媒体に
係る情報を得るとともに、前記パソコンに前記URLの
データを送信し、前記パソコンは、前記URLに基づき
所定のWWWサーバにアクセスし、前記WWWサーバは
利用者の行動に関するデータを送信し、前記分析サーバ
は、前記利用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき
前記利用者の行動分析を行う、ことを特徴とするもので
ある。
に印刷されたバーコードをスキャンためのバーコードリ
ーダを備える利用者のパソコンと、前記バーコードをU
RLに変換する変換サーバと、前記URLに基づき前記
パソコンがアクセスするWWWサーバと、前記利用者の
行動分析を行う分析サーバとを備え、前記パソコンは、
スキャンされた前記バーコードのデータを送信し、前記
変換サーバは、前記バーコードのデータに基づき、対応
するURL及び前記バーコードが印刷された前記媒体に
係る情報を得るとともに、前記パソコンに前記URLの
データを送信し、前記パソコンは、前記URLに基づき
所定のWWWサーバにアクセスし、前記WWWサーバは
利用者の行動に関するデータを送信し、前記分析サーバ
は、前記利用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき
前記利用者の行動分析を行う、ことを特徴とするもので
ある。
【0014】本発明に係る変換サーバは、バーコードに
対応するURL及び前記バーコードが印刷された前記媒
体に係る情報を格納するバーコード−URL変換用デー
タベースと、前記利用者の行動分析を行うために前記媒
体に係る情報を送信する分析用データ送信部と、前記U
RL及び前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情
報を受信してバーコード−URL変換用データベースに
格納する情報媒体特定用データ受信部と、前記バーコー
ドのデータに基づき、前記バーコード−URL変換用デ
ータベースから対応するURLを検索し、これを前記利
用者に送信するとともに、前記バーコードが印刷された
前記媒体に係る情報を得る処理部とを備えるものであ
る。
対応するURL及び前記バーコードが印刷された前記媒
体に係る情報を格納するバーコード−URL変換用デー
タベースと、前記利用者の行動分析を行うために前記媒
体に係る情報を送信する分析用データ送信部と、前記U
RL及び前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情
報を受信してバーコード−URL変換用データベースに
格納する情報媒体特定用データ受信部と、前記バーコー
ドのデータに基づき、前記バーコード−URL変換用デ
ータベースから対応するURLを検索し、これを前記利
用者に送信するとともに、前記バーコードが印刷された
前記媒体に係る情報を得る処理部とを備えるものであ
る。
【0015】本発明に係る変換サーバは、バーコードに
対応するURL及び前記バーコードが印刷された前記媒
体に係る情報を格納するバーコード−URL変換用デー
タベースと、前記利用者の行動分析を行うために前記媒
体に係る情報を送信する分析用データ送信部と、前記U
RL及び前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情
報を入力するための媒体特定用データ入力ページを提供
するページ提供部と、前記バーコードのデータに基づ
き、前記バーコード−URL変換用データベースから対
応するURLを検索し、これを前記利用者に送信すると
ともに、前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情
報を得る処理部とを備えるものである。
対応するURL及び前記バーコードが印刷された前記媒
体に係る情報を格納するバーコード−URL変換用デー
タベースと、前記利用者の行動分析を行うために前記媒
体に係る情報を送信する分析用データ送信部と、前記U
RL及び前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情
報を入力するための媒体特定用データ入力ページを提供
するページ提供部と、前記バーコードのデータに基づ
き、前記バーコード−URL変換用データベースから対
応するURLを検索し、これを前記利用者に送信すると
ともに、前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情
報を得る処理部とを備えるものである。
【0016】好ましくは、前記バーコード−URL変換
用データベースは、前記バーコードに対応する、UR
L、媒体名、掲載位置、広告主、商品・サービス、発行
日及びインセンティブに関するデータを格納する。
用データベースは、前記バーコードに対応する、UR
L、媒体名、掲載位置、広告主、商品・サービス、発行
日及びインセンティブに関するデータを格納する。
【0017】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.以下、発明
の実施の形態に係るシステム及び方法について、図面を
参照して説明する。
の実施の形態に係るシステム及び方法について、図面を
参照して説明する。
【0018】図1はこのシステムの全体を示す。図1に
おいて、符号1は利用者のパーソナルコンピュータ(以
下、単にパソコンとする)である。パソコン1は通常の
入力装置とともにバーコードリーダ1aを備える。バー
コードリーダ1aを用いて雑誌、カタログ等に印刷され
たバーコードをスキャンすると、そのデータをパソコン
1に取り込むことができる。符号2はスキャンされたバ
ーコードを所定のURLに変換するサーバである。符号
3は追跡機能付きWWWサーバである。このサーバ3は
例えば商品・サービスを提供する電子商取引のためのサ
ーバである。前記URLにより利用者のパソコン1は追
跡機能付きWWWサーバ3に誘導される。利用者がサー
バ3により提供されるページでどのような行動をとった
かは、サーバ3内のトラッキング・プログラムにより逐
次把握されるとともに、その情報が分析サーバ4に通知
される。符号4はサーバ3に対する利用者の行動を分析
するとともに、その結果に基づき雑誌、カタログ等の広
告の評価を行い、それらに対する報酬額を求める分析サ
ーバである。
おいて、符号1は利用者のパーソナルコンピュータ(以
下、単にパソコンとする)である。パソコン1は通常の
入力装置とともにバーコードリーダ1aを備える。バー
コードリーダ1aを用いて雑誌、カタログ等に印刷され
たバーコードをスキャンすると、そのデータをパソコン
1に取り込むことができる。符号2はスキャンされたバ
ーコードを所定のURLに変換するサーバである。符号
3は追跡機能付きWWWサーバである。このサーバ3は
例えば商品・サービスを提供する電子商取引のためのサ
ーバである。前記URLにより利用者のパソコン1は追
跡機能付きWWWサーバ3に誘導される。利用者がサー
バ3により提供されるページでどのような行動をとった
かは、サーバ3内のトラッキング・プログラムにより逐
次把握されるとともに、その情報が分析サーバ4に通知
される。符号4はサーバ3に対する利用者の行動を分析
するとともに、その結果に基づき雑誌、カタログ等の広
告の評価を行い、それらに対する報酬額を求める分析サ
ーバである。
【0019】従来のアフィリエイト・プログラムは、ア
フィリエイト・サイトと呼ばれるバナーを貼り付けたペ
ージを提供するサーバに対する報酬額を求めていた。こ
れに対し、本発明の実施の形態によれば、従来の媒体に
よるアクセス元の測定及び追跡、すなわち、雑誌、カタ
ログ等の従来の紙媒体の広告による顧客誘導状況及びそ
の結果について個別にその評価を行うことができる。こ
れは画期的なことである。例えば、この発明の実施の形
態によれば、どの雑誌の何頁の広告が最も多くの利用者
を誘導するかを知ることができるし、同じ広告を複数出
した場合、どの雑誌が最も多くの利用者を誘導するかも
知ることができる。さらに細かく、表紙裏の掲載スペー
スと裏表紙の掲載スペースのどちらがより効果的かも評
価できる。そして、同一ページに同一の広告を複数箇所
に掲載すれば、どの掲載位置が最も広告の効果が高いか
も知ることができる。例えば、A雑誌のB頁のC欄のバー
コードから、ショッピングサイトを利用した利用者の数
はX人であり、その実際の商品購入率はY%であった、
というような評価が可能になるのである。従来の紙媒体
の広告に関して、このような精密な評価は全く不可能で
あった。
フィリエイト・サイトと呼ばれるバナーを貼り付けたペ
ージを提供するサーバに対する報酬額を求めていた。こ
れに対し、本発明の実施の形態によれば、従来の媒体に
よるアクセス元の測定及び追跡、すなわち、雑誌、カタ
ログ等の従来の紙媒体の広告による顧客誘導状況及びそ
の結果について個別にその評価を行うことができる。こ
れは画期的なことである。例えば、この発明の実施の形
態によれば、どの雑誌の何頁の広告が最も多くの利用者
を誘導するかを知ることができるし、同じ広告を複数出
した場合、どの雑誌が最も多くの利用者を誘導するかも
知ることができる。さらに細かく、表紙裏の掲載スペー
スと裏表紙の掲載スペースのどちらがより効果的かも評
価できる。そして、同一ページに同一の広告を複数箇所
に掲載すれば、どの掲載位置が最も広告の効果が高いか
も知ることができる。例えば、A雑誌のB頁のC欄のバー
コードから、ショッピングサイトを利用した利用者の数
はX人であり、その実際の商品購入率はY%であった、
というような評価が可能になるのである。従来の紙媒体
の広告に関して、このような精密な評価は全く不可能で
あった。
【0020】バーコード−URL変換サーバ2は、利用者
のパソコン1からのバーコードデータをデコードすると
ともに、下記のデータを分析サーバ4に引き渡す。 ・当該バーコードデータが印刷された媒体を特定するコ
ード(例えば、媒体種別:雑誌、チラシ、カタログ・・
・、印刷場所:何頁のどの部分、発行日) ・バーコードリーダ1aのID(これにより装置を特定で
きる) ・利用者のパソコン1を特定するためのID ・ジャンプ先のURL ・バーコード−URL変換サーバの固有のID
のパソコン1からのバーコードデータをデコードすると
ともに、下記のデータを分析サーバ4に引き渡す。 ・当該バーコードデータが印刷された媒体を特定するコ
ード(例えば、媒体種別:雑誌、チラシ、カタログ・・
・、印刷場所:何頁のどの部分、発行日) ・バーコードリーダ1aのID(これにより装置を特定で
きる) ・利用者のパソコン1を特定するためのID ・ジャンプ先のURL ・バーコード−URL変換サーバの固有のID
【0021】上記処理を行うため、サーバ2は、バーコ
ードごとに媒体を特定するコード、ジャンプ先のURL
の情報を予め格納する図示しないデータベースを備える
(詳細は後述する)。
ードごとに媒体を特定するコード、ジャンプ先のURL
の情報を予め格納する図示しないデータベースを備える
(詳細は後述する)。
【0022】利用者の誘導の際には、利用者の管理だけ
でなく、アフィリエイト・プログラムの管理に必要な情
報も一緒にWWWサーバ3へと送り出されている。この処
理を行うのがトラッキング・プログラムである。トラッ
キング・プログラムはWWWサーバ3上で常に動作してい
る。追跡機能付きWWWサーバ3は、利用者に対して商品
・サービスを購入するためのページを提供するととも
に、トラッキング・プログラムにより以下の処理を行
う。 (1)誘導されたクライアントがどのような行動をとっ
たかといったデータの取得(例えば、どのページを閲覧
したか、どのボタンをクリックしたか、商品・サービス
を購入したか、・・・) (2)そのデータの分析サーバ4への転送
でなく、アフィリエイト・プログラムの管理に必要な情
報も一緒にWWWサーバ3へと送り出されている。この処
理を行うのがトラッキング・プログラムである。トラッ
キング・プログラムはWWWサーバ3上で常に動作してい
る。追跡機能付きWWWサーバ3は、利用者に対して商品
・サービスを購入するためのページを提供するととも
に、トラッキング・プログラムにより以下の処理を行
う。 (1)誘導されたクライアントがどのような行動をとっ
たかといったデータの取得(例えば、どのページを閲覧
したか、どのボタンをクリックしたか、商品・サービス
を購入したか、・・・) (2)そのデータの分析サーバ4への転送
【0023】分析サーバ4は以下の処理を行う。 ・アフィリエイト・プログラムの運用・管理 ・媒体の募集・管理 ・応募してきた媒体の申し込み審査 ・利用者の行動の分析 ・広告効果の測定 ・媒体の集計レポート ・WWWサーバ3からの成功報酬の対象となる情報の取
得 ・媒体への成功報酬額の算出
得 ・媒体への成功報酬額の算出
【0024】次に、全体処理を示す図2を参照してこの
発明の実施の形態に係るシステム及び方法の動作を説明
する。
発明の実施の形態に係るシステム及び方法の動作を説明
する。
【0025】利用者は、バーコードリーダ1aで雑誌等
に印刷されたバーコードをスキャンする(S1)。尚、
雑誌等には、所定の広告の箇所又は本文中の所定の箇所
にバーコードが印刷されている。バーコードは、1次元
バーコードの他、2次元バーコードでもよく、その形式
は問わない。スキャンに応じて、パソコン1においてブ
ラウザが自動的に起動される(S2)。もっとも先にブ
ラウザが起動されていてもよい。
に印刷されたバーコードをスキャンする(S1)。尚、
雑誌等には、所定の広告の箇所又は本文中の所定の箇所
にバーコードが印刷されている。バーコードは、1次元
バーコードの他、2次元バーコードでもよく、その形式
は問わない。スキャンに応じて、パソコン1においてブ
ラウザが自動的に起動される(S2)。もっとも先にブ
ラウザが起動されていてもよい。
【0026】パソコン1から読み込まれたバーコードデ
ータがバーコード−URL変換サーバ2に送られる(S
3)。変換サーバ2はデータベースを検索して、バーコ
ードデータを対応するURLに変換し(S4)、当該U
RLを利用者のパソコン1に送信する(S5)。同時
に、変換サーバ2は、どの利用者すなわちどのパソコン
1及び/又はバーコードリーダ1aが前記バーコードを
スキャンしたか、その結果どのWWWサーバにアクセス
しようとしているのか、そのバーコードはどの媒体のど
の部分に印刷されたものであったか、などの情報を生成
し(S4)、これら情報を分析サーバ4へ送信する(S
6)。
ータがバーコード−URL変換サーバ2に送られる(S
3)。変換サーバ2はデータベースを検索して、バーコ
ードデータを対応するURLに変換し(S4)、当該U
RLを利用者のパソコン1に送信する(S5)。同時
に、変換サーバ2は、どの利用者すなわちどのパソコン
1及び/又はバーコードリーダ1aが前記バーコードを
スキャンしたか、その結果どのWWWサーバにアクセス
しようとしているのか、そのバーコードはどの媒体のど
の部分に印刷されたものであったか、などの情報を生成
し(S4)、これら情報を分析サーバ4へ送信する(S
6)。
【0027】変換サーバ2からのURLに基づき、パソ
コン1は所定のWWWサーバ3にアクセスする。WWW
サーバ3が電子商取引のサイトであれば、利用者はここ
で商品・サービスの情報の入手を行ったり、商品・サー
ビスを購入したりする(S7、S8)。WWWサーバ3
のトラッキング・プログラムは、WWWサーバ3におけ
る利用者の行動を逐一把握し、その結果を分析サーバ4
へ通知する(S9)。分析サーバ4は、変換サーバ2か
らのデータ及びWWWサーバ3からのデータに基づき、
利用者の行動を分析し、バーコードの印刷された広告の
効果を測定し、その広告の報酬額を算出する(S1
0)。分析の内容として、実際の成功報酬額の日ごと、
月ごとの表示、キャンセル率、インプレッション率、ク
リック数、リード数などが算出される。
コン1は所定のWWWサーバ3にアクセスする。WWW
サーバ3が電子商取引のサイトであれば、利用者はここ
で商品・サービスの情報の入手を行ったり、商品・サー
ビスを購入したりする(S7、S8)。WWWサーバ3
のトラッキング・プログラムは、WWWサーバ3におけ
る利用者の行動を逐一把握し、その結果を分析サーバ4
へ通知する(S9)。分析サーバ4は、変換サーバ2か
らのデータ及びWWWサーバ3からのデータに基づき、
利用者の行動を分析し、バーコードの印刷された広告の
効果を測定し、その広告の報酬額を算出する(S1
0)。分析の内容として、実際の成功報酬額の日ごと、
月ごとの表示、キャンセル率、インプレッション率、ク
リック数、リード数などが算出される。
【0028】上述のトラッキング方式について説明を加
える。トラッキングの方式には次のようなものがある。
える。トラッキングの方式には次のようなものがある。
【0029】・CGIセッション方式 CGI(Common Gateway Interface)もしくはASP(Active
Server Page)等で生成される画面に、必要なデータ
(アフィリエイト・サイトIDなど)を保持させる方式で
ある。クッキー方式と違い、ユーザーがクッキーをOFF
にした際にも対応できる。また、クッキーを利用しない
インターネット携帯電話用のサイトにおいてアフィリエ
イト・プログラムを運営する際に問題が生じない。CGI
等の自動生成画面以外の画面にユーザーがアクセスした
場合には、そのセッションが切れるために、データを保
持できなくなる。そのため、対象となるすべてのページ
をCGI等の自動生成画面にする必要がある。
Server Page)等で生成される画面に、必要なデータ
(アフィリエイト・サイトIDなど)を保持させる方式で
ある。クッキー方式と違い、ユーザーがクッキーをOFF
にした際にも対応できる。また、クッキーを利用しない
インターネット携帯電話用のサイトにおいてアフィリエ
イト・プログラムを運営する際に問題が生じない。CGI
等の自動生成画面以外の画面にユーザーがアクセスした
場合には、そのセッションが切れるために、データを保
持できなくなる。そのため、対象となるすべてのページ
をCGI等の自動生成画面にする必要がある。
【0030】・クッキー方式 クッキーによるデータ(アフィリエイト・サイトIDな
ど)保持方式。CGIセッション方式と違い、新たに自動
生成画面を準備する必要もなく、広告主の負担が少な
い。一方、クッキーをOFFにされると全くトラッキング
できなくなる。
ど)保持方式。CGIセッション方式と違い、新たに自動
生成画面を準備する必要もなく、広告主の負担が少な
い。一方、クッキーをOFFにされると全くトラッキング
できなくなる。
【0031】・IPアドレスマッチング方式 クッキー方式を補完するために用いられる方式である。
ユーザーのパソコンに割り当てられたIPアドレスを、ユ
ーザーが最初にWWWサーバ(広告主サイト)を訪れた
際と購入完了時点でマッチングされる方式。利用者がIS
P経由でインターネットに接続する場合、IPアドレスで
個人を特定することは難しい。そこで、一定時間内であ
れば同じIPアドレスが同じ個人を意味すると推定して処
理を行う。その推定精度を上げるには、例えば、ブラウ
ザのバージョンやリファラーの内容などをマッチング項
目に加える。
ユーザーのパソコンに割り当てられたIPアドレスを、ユ
ーザーが最初にWWWサーバ(広告主サイト)を訪れた
際と購入完了時点でマッチングされる方式。利用者がIS
P経由でインターネットに接続する場合、IPアドレスで
個人を特定することは難しい。そこで、一定時間内であ
れば同じIPアドレスが同じ個人を意味すると推定して処
理を行う。その推定精度を上げるには、例えば、ブラウ
ザのバージョンやリファラーの内容などをマッチング項
目に加える。
【0032】前記トラッキング・プログラムでサーバ側
に集められた必要なデータをもとに媒体に掲載された広
告への成功報酬が計算される。
に集められた必要なデータをもとに媒体に掲載された広
告への成功報酬が計算される。
【0033】アフィリエイト・プログラムをスタートさ
せるまでの流れをまとめると次のようになる。 (1)サービスの申し込み (2)プログラム内容の決定 ・対象サービス・商品 ・成果報酬額 ・提携サイトの基準 ・プログラムの運営期間 (3)トラッキングソフトの組み込み ・電子商取引の成果データをチェックする仕組みの設定 (4)分析サーバへの必要情報の登録 (5)媒体へのプログラム開始のアナウンス (6)媒体からの提携の申し込み (7)媒体の承認作業 (8)媒体と変換サーバ2、WWWサーバ3、分析サーバ
4の間での提携構築(バーコード、URL、媒体情報の
相互の関連づけ)
せるまでの流れをまとめると次のようになる。 (1)サービスの申し込み (2)プログラム内容の決定 ・対象サービス・商品 ・成果報酬額 ・提携サイトの基準 ・プログラムの運営期間 (3)トラッキングソフトの組み込み ・電子商取引の成果データをチェックする仕組みの設定 (4)分析サーバへの必要情報の登録 (5)媒体へのプログラム開始のアナウンス (6)媒体からの提携の申し込み (7)媒体の承認作業 (8)媒体と変換サーバ2、WWWサーバ3、分析サーバ
4の間での提携構築(バーコード、URL、媒体情報の
相互の関連づけ)
【0034】本発明の実施の形態のシステム/方法にお
いて、雑誌・カタログ等の媒体に掲載する広告とそのバ
ーコードの印刷と、バーコード−URL変換サーバ2のデ
ータベースの内容は互いに関連づけられていなけれなら
ない。すなわち、バーコードは広告の内容・掲載位置な
どを特定するものでなければならず、データベースにそ
れらの内容を予め記憶しておかなければならない。これ
らが一致しなければ本システム/方法は機能しない。
いて、雑誌・カタログ等の媒体に掲載する広告とそのバ
ーコードの印刷と、バーコード−URL変換サーバ2のデ
ータベースの内容は互いに関連づけられていなけれなら
ない。すなわち、バーコードは広告の内容・掲載位置な
どを特定するものでなければならず、データベースにそ
れらの内容を予め記憶しておかなければならない。これ
らが一致しなければ本システム/方法は機能しない。
【0035】次に、バーコードのデータと広告の内容・
掲載位置等を一致させる手順について図3に基づき説明
する。
掲載位置等を一致させる手順について図3に基づき説明
する。
【0036】バーコードとURL及び媒体の対応づけは広
告代理店(広告主)が行うことが望ましい。図示しない
広告代理店のサーバ(パソコン)は変換サーバ2にアク
セスできるようになっている。広告代理店は自社が扱う
広告の内容・掲載位置などの情報を把握している。そこ
で、広告代理店のサーバは変換サーバ2にアクセスして
これらの情報をデータベースに書き込む。例えば、図3
に示すように、広告を掲載する媒体を選定し(S1
1)、当該広告にリンクするURLを選定し(S1
2)、そしてこれらの情報をバーコードに変換する(S
13)。変換されたバーコードは、リンクすべきURL
とともに広告が掲載された媒体を特定する情報を含む。
広告代理店のサーバは、変換サーバ2に対して変換され
たバーコードと、それに対応するURL及び媒体を特定
する情報を送信する(S14)。これを受けて、変換サ
ーバ2はバーコード及び媒体を特定する情報をデータベ
ースに格納する。
告代理店(広告主)が行うことが望ましい。図示しない
広告代理店のサーバ(パソコン)は変換サーバ2にアク
セスできるようになっている。広告代理店は自社が扱う
広告の内容・掲載位置などの情報を把握している。そこ
で、広告代理店のサーバは変換サーバ2にアクセスして
これらの情報をデータベースに書き込む。例えば、図3
に示すように、広告を掲載する媒体を選定し(S1
1)、当該広告にリンクするURLを選定し(S1
2)、そしてこれらの情報をバーコードに変換する(S
13)。変換されたバーコードは、リンクすべきURL
とともに広告が掲載された媒体を特定する情報を含む。
広告代理店のサーバは、変換サーバ2に対して変換され
たバーコードと、それに対応するURL及び媒体を特定
する情報を送信する(S14)。これを受けて、変換サ
ーバ2はバーコード及び媒体を特定する情報をデータベ
ースに格納する。
【0037】以上の手順により、バーコードのデータと
広告の内容・掲載位置等を一致させることができる。
広告の内容・掲載位置等を一致させることができる。
【0038】なお、バーコードの印刷イメージ及びその
印刷レイアウト(印刷位置など)に関するデータを、直
接、印刷会社のサーバに送信すれば、手間が省けるとと
もに、正確なデータを送信できて便利である。S16は
そのための手順を示す。
印刷レイアウト(印刷位置など)に関するデータを、直
接、印刷会社のサーバに送信すれば、手間が省けるとと
もに、正確なデータを送信できて便利である。S16は
そのための手順を示す。
【0039】図3に示す例では、広告代理店のサーバに
より、広告を掲載する媒体を選定していたが(S1
1)、広告を掲載する媒体は、広告代理店以外の第三者
であってもよいため、当該第三者の端末より広告を掲載
する媒体を選定するようにしてもよい。この場合には、
まず、広告を提供する広告代理店等の広告提供者が、リ
ンクするURLをバーコード−URL変換サーバ2に送
信し、登録する。当該第三者は、予め用意された所定の
Webページにアクセスし、バーコードを印刷しようと
する媒体を特定する情報を入力する。当該変換サーバ2
は、広告提供者により登録されたURLと当該媒体特定
情報の双方に基づいてバーコードデータを生成し、当該
第三者の端末に対して送信する。当該第三者は、当該バ
ーコードデータを受信し、媒体に印刷する。このとき、
媒体には、例えば、駅前で配られるチラシ、ポケットテ
ィッシュ、新聞の折込広告、個人的に作成したチラシ、
自身の名刺、個人的に発行している同人誌等が含まれ
る。このように、第三者が作成した媒体に印刷されたバ
ーコードを利用者がスキャンし、URL先にアクセスし
た場合や、さらにURL先で商品・サービスの購入等を
行った場合には、当該媒体を提供した第三者に対して報
酬、即ちインセンティブが与えられる。従って、第三者
にとっても、新たに個人でチラシ等の媒体を作成し、ア
フィリエイトサイトとなることにより、報酬を得ること
ができ、新たなビジネスが誕生する。特に媒体が紙の場
合には、第三者の投資額は極めて低い。また、上述のよ
うに、所定のWebページにアクセスして、媒体情報を
入力することにより得られたバーコード情報を印刷さえ
すればよいため、非常に容易にアフィリエイトサイトに
なりうる。
より、広告を掲載する媒体を選定していたが(S1
1)、広告を掲載する媒体は、広告代理店以外の第三者
であってもよいため、当該第三者の端末より広告を掲載
する媒体を選定するようにしてもよい。この場合には、
まず、広告を提供する広告代理店等の広告提供者が、リ
ンクするURLをバーコード−URL変換サーバ2に送
信し、登録する。当該第三者は、予め用意された所定の
Webページにアクセスし、バーコードを印刷しようと
する媒体を特定する情報を入力する。当該変換サーバ2
は、広告提供者により登録されたURLと当該媒体特定
情報の双方に基づいてバーコードデータを生成し、当該
第三者の端末に対して送信する。当該第三者は、当該バ
ーコードデータを受信し、媒体に印刷する。このとき、
媒体には、例えば、駅前で配られるチラシ、ポケットテ
ィッシュ、新聞の折込広告、個人的に作成したチラシ、
自身の名刺、個人的に発行している同人誌等が含まれ
る。このように、第三者が作成した媒体に印刷されたバ
ーコードを利用者がスキャンし、URL先にアクセスし
た場合や、さらにURL先で商品・サービスの購入等を
行った場合には、当該媒体を提供した第三者に対して報
酬、即ちインセンティブが与えられる。従って、第三者
にとっても、新たに個人でチラシ等の媒体を作成し、ア
フィリエイトサイトとなることにより、報酬を得ること
ができ、新たなビジネスが誕生する。特に媒体が紙の場
合には、第三者の投資額は極めて低い。また、上述のよ
うに、所定のWebページにアクセスして、媒体情報を
入力することにより得られたバーコード情報を印刷さえ
すればよいため、非常に容易にアフィリエイトサイトに
なりうる。
【0040】また、図3に示す例では、広告代理店のサ
ーバにおいて、バーコードに変換していたが、バーコー
ド−URL変換サーバ2において、この変換処理を実行
するようにしてもよい。この場合には、広告代理店のサ
ーバからリンクすべきURL情報と広告が掲載された媒
体を特定する情報を変換サーバ2に対して送信する。そ
して、これらの情報を受信した変換サーバ2がバーコー
ドに変換し、広告代理店のサーバに対して送信する。
ーバにおいて、バーコードに変換していたが、バーコー
ド−URL変換サーバ2において、この変換処理を実行
するようにしてもよい。この場合には、広告代理店のサ
ーバからリンクすべきURL情報と広告が掲載された媒
体を特定する情報を変換サーバ2に対して送信する。そ
して、これらの情報を受信した変換サーバ2がバーコー
ドに変換し、広告代理店のサーバに対して送信する。
【0041】以上の処理を行うための変換サーバ2の内
部構成を図4に示す。処理部21は上述した各種処理を
実行する。データベース22は上述した各種処理を実行
するためのデータを格納する。データベースの内容の一
例を図5に示す。当該データベースは、「バーコー
ド」、「URL」、「媒体名」、「掲載位置」、「広告
主」、「商品・サービス」、「発行日」、「インセンテ
ィブ」に係る情報を格納する。通信接続部23は利用者
のパソコン1及びWWWサーバ3と通信を行うためのも
のである。分析用データ送信部24は、前述の分析に用
いるデータを分析サーバ4へ送信する。
部構成を図4に示す。処理部21は上述した各種処理を
実行する。データベース22は上述した各種処理を実行
するためのデータを格納する。データベースの内容の一
例を図5に示す。当該データベースは、「バーコー
ド」、「URL」、「媒体名」、「掲載位置」、「広告
主」、「商品・サービス」、「発行日」、「インセンテ
ィブ」に係る情報を格納する。通信接続部23は利用者
のパソコン1及びWWWサーバ3と通信を行うためのも
のである。分析用データ送信部24は、前述の分析に用
いるデータを分析サーバ4へ送信する。
【0042】媒体特定用データ受信部25は、前述の媒
体を特定するための情報を広告代理店のサーバから受信
する。媒体特定用のデータは、電子メール等の手段で送
られても良いし、変換サーバ2が提供するWebページ
上で入力されてもよい。媒体特定用データ入力ページ提
供部26及び媒体特定用データ入力ページ27はそのた
めのものである。
体を特定するための情報を広告代理店のサーバから受信
する。媒体特定用のデータは、電子メール等の手段で送
られても良いし、変換サーバ2が提供するWebページ
上で入力されてもよい。媒体特定用データ入力ページ提
供部26及び媒体特定用データ入力ページ27はそのた
めのものである。
【0043】以上のように、本発明の実施の形態のシス
テム/方法によれば、アクセス元の測定及び追跡、すな
わち、雑誌、カタログ等の従来の紙媒体の広告について
個別にその評価を行うことができる。これは画期的なこ
とである。例えば、この発明の実施の形態によれば、ど
の雑誌の何頁の広告が最も多くの利用者を誘導するかを
知ることができるし、同じ広告を複数出した場合、どの
雑誌が最も多くの利用者を誘導するかも知ることができ
る。さらに細かく、表紙裏の掲載スペースと裏表紙の掲
載スペースのどちらがより効果的かも評価できる。例え
ば、新聞や雑誌では、見開きの左側のページと右側のペ
ージの広告の効果の比較も可能となる。そして、同一ペ
ージに同一の広告を複数箇所に掲載すれば、どの掲載位
置が最も広告の効果が高いかも知ることができる。さら
に、また、複数の案件の広告出稿の利用者数の平均値に
より、その媒体の媒体効率を出すこともできる。そし
て、広告がカラーで製作された場合と、モノクロで製作
された場合とでどちらがどの程度広告効果が高いかを定
量的に評価することができる。このような広告の評価に
応じて広告料の決定に対して反映させることもできる。
テム/方法によれば、アクセス元の測定及び追跡、すな
わち、雑誌、カタログ等の従来の紙媒体の広告について
個別にその評価を行うことができる。これは画期的なこ
とである。例えば、この発明の実施の形態によれば、ど
の雑誌の何頁の広告が最も多くの利用者を誘導するかを
知ることができるし、同じ広告を複数出した場合、どの
雑誌が最も多くの利用者を誘導するかも知ることができ
る。さらに細かく、表紙裏の掲載スペースと裏表紙の掲
載スペースのどちらがより効果的かも評価できる。例え
ば、新聞や雑誌では、見開きの左側のページと右側のペ
ージの広告の効果の比較も可能となる。そして、同一ペ
ージに同一の広告を複数箇所に掲載すれば、どの掲載位
置が最も広告の効果が高いかも知ることができる。さら
に、また、複数の案件の広告出稿の利用者数の平均値に
より、その媒体の媒体効率を出すこともできる。そし
て、広告がカラーで製作された場合と、モノクロで製作
された場合とでどちらがどの程度広告効果が高いかを定
量的に評価することができる。このような広告の評価に
応じて広告料の決定に対して反映させることもできる。
【0044】発明の実施の形態2.発明の実施の形態1
ではトラッキング・プログラムをWWWサーバ3に置い
た。一方、トラッキング・プログラムを変換サーバ2に
置くことも可能である。この場合、パソコン1は、変換
サーバ2を経由してWWWサーバ3にアクセスする。こ
の場合のフローチャートを図6に示す。
ではトラッキング・プログラムをWWWサーバ3に置い
た。一方、トラッキング・プログラムを変換サーバ2に
置くことも可能である。この場合、パソコン1は、変換
サーバ2を経由してWWWサーバ3にアクセスする。こ
の場合のフローチャートを図6に示す。
【0045】図6に示されるようにパソコン1から送信
された所定のURLへのデータリクエストは、変換サー
バ2を経由してWWWサーバ3に送信される(S7)。
また、WWWサーバ2からのレスポンスも変換サーバ2
を経由して利用者のパソコン1に送信される(S8)。
このとき、当該データリクエスト及びレスポンスは、変
換サーバ2のトラッキング・プログラムにより所定の記
憶領域に格納される。そして、このトラッキング・プロ
グラムにより利用者の行動に関する情報が分析サーバ4
に送信される(S9)。
された所定のURLへのデータリクエストは、変換サー
バ2を経由してWWWサーバ3に送信される(S7)。
また、WWWサーバ2からのレスポンスも変換サーバ2
を経由して利用者のパソコン1に送信される(S8)。
このとき、当該データリクエスト及びレスポンスは、変
換サーバ2のトラッキング・プログラムにより所定の記
憶領域に格納される。そして、このトラッキング・プロ
グラムにより利用者の行動に関する情報が分析サーバ4
に送信される(S9)。
【0046】あるいは、パソコン1はWWWサーバ3に
アクセスし、そこでの行動(購入ボタンを押したかどう
かなど)に関する情報をWWWサーバ3は変換サーバ2
に送信するようにしてもよい。この場合のフローチャー
トを図7に示す。
アクセスし、そこでの行動(購入ボタンを押したかどう
かなど)に関する情報をWWWサーバ3は変換サーバ2
に送信するようにしてもよい。この場合のフローチャー
トを図7に示す。
【0047】図7に示されるように利用者のパソコン1
からの所定のURLへのデータリクエストは、直接WW
Wサーバ3に対し送信される(S7)。そして、WWW
サーバ3からのレスポンスも利用者のパソコン1に対し
て直接送信される(S8)。このとき、WWWサーバ3
のトラッキング・プログラムは、当該利用者の行動を逐
一把握し、変換サーバ2に通知する(S9a)。変換サ
ーバ2は、この利用者の行動に関する情報を分析サーバ
4に送信する(S9)。
からの所定のURLへのデータリクエストは、直接WW
Wサーバ3に対し送信される(S7)。そして、WWW
サーバ3からのレスポンスも利用者のパソコン1に対し
て直接送信される(S8)。このとき、WWWサーバ3
のトラッキング・プログラムは、当該利用者の行動を逐
一把握し、変換サーバ2に通知する(S9a)。変換サ
ーバ2は、この利用者の行動に関する情報を分析サーバ
4に送信する(S9)。
【0048】本発明は、以上の実施の形態に限定される
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
ことなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内
で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内
に包含されるものであることは言うまでもない。
【0049】また、本明細書において、手段とは必ずし
も物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
も物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アフ
ィリエイト・プログラムを、雑誌、新聞、カタログ等の
従来の媒体と結びつけることを可能にし、これにより全
く新しいマーケティング方法を実現することができる。
ィリエイト・プログラムを、雑誌、新聞、カタログ等の
従来の媒体と結びつけることを可能にし、これにより全
く新しいマーケティング方法を実現することができる。
【図1】この発明の実施の形態に係るシステムのブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係る方法のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】この発明の実施の形態1に係る方法のフローチ
ャートである(バーコードと媒体の対応付けに関する部
分)。
ャートである(バーコードと媒体の対応付けに関する部
分)。
【図4】この発明の実施の形態1に係るバーコード−U
RL変換サーバのブロック図である。
RL変換サーバのブロック図である。
【図5】この発明の実施の形態1に係るバーコード−U
RL変換用データベースの内容の一例を示す図である。
RL変換用データベースの内容の一例を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態2に係る方法のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】この発明の実施の形態2に係る他の方法のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1:パソコン、 1a:バーコードリーダ、 2:バー
コード−URL変換サーバ、 3:WWWサーバ、
4:分析サーバ、 5:インターネット
コード−URL変換サーバ、 3:WWWサーバ、
4:分析サーバ、 5:インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 310 G06F 17/30 310C G06K 7/00 G06K 7/00 U (72)発明者 名取 仁 東京都中央区入船2丁目9番5号 エフメ ディア株式会社内 (72)発明者 大沼 克生 神奈川県横浜市港北区下田町6丁目24番36 号 (72)発明者 柳澤 安慶 東京都渋谷区神宮前6丁目18番1号 クレ インズパーク4階 株式会社ファンコミュ ニケーションズ内 (72)発明者 新堂 太郎 東京都中央区入船2丁目9番5号 エフメ ディア株式会社内 (72)発明者 鹿児島 浩志 東京都中央区入船2丁目9番5号 エフメ ディア株式会社内 (72)発明者 土田 勲 東京都中央区入船2丁目9番5号 エフメ ディア株式会社内 (72)発明者 松本 洋志 東京都渋谷区神宮前6丁目18番1号 クレ インズパーク4階 株式会社ファンコミュ ニケーションズ内 Fターム(参考) 5B072 BB00 CC24 5B075 PP05 PP12 PP25
Claims (12)
- 【請求項1】 コンピュータ及び通信ネットワークを用
いて商取引を行うための方法であって、 媒体に印刷されたバーコードをスキャンするステップ
と、 スキャンされた前記バーコードのデータを送信するステ
ップと、 前記バーコードのデータを受信するステップと、 前記バーコードのデータに基づき、対応するURL及び
前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を得る
ステップと、 前記URLのデータを送信するステップと、 前記URLのデータを受信するステップと、 前記URLに基づき所定のWWWサーバにアクセスする
ステップと、 前記WWWサーバにおける利用者の行動に関するデータ
を送信するステップと、 前記利用者の行動に関するデータを受信するステップ
と、 前記利用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき前記
利用者の行動分析を行うステップと、を備える電子商取
引方法。 - 【請求項2】 コンピュータ及び通信ネットワークを用
いて商取引を行うための方法であって、 媒体に印刷されたバーコードをスキャンするステップ
と、 スキャンされた前記バーコードのデータを送信するステ
ップと、 前記バーコードのデータを受信するステップと、 前記バーコードのデータに基づき、対応するURL及び
前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を得る
ステップと、 前記URLに基づき所定のWWWサーバにアクセスする
ステップと、 前記WWWサーバにおける利用者の行動に関するデータ
を送信するステップと、 前記利用者の行動に関するデータを受信するステップ
と、 前記利用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき前記
利用者の行動分析を行うステップと、を備える電子商取
引方法。 - 【請求項3】 コンピュータ及び通信ネットワークを用
いて商取引を行うための方法であって、 媒体に印刷されたバーコードをスキャンするステップ
と、 スキャンされた前記バーコードのデータを送信するステ
ップと、 前記バーコードのデータを受信するステップと、 前記バーコードのデータに基づき、対応するURL及び
前記バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を得る
ステップと、 前記URLのデータを送信するステップと、 前記URLのデータを受信するステップと、 前記URLに基づき所定のWWWサーバにアクセスする
ステップと、 前記WWWサーバにおける利用者の行動を通知するステ
ップと、 前記利用者の行動の通知に基づき、前記利用者の行動に
関するデータを生成するステップと、 前記利用者の行動及び前記媒体に係る情報に基づき前記
利用者の行動分析を行うステップと、を備える電子商取
引方法。 - 【請求項4】 前記バーコードを印刷すべき媒体及びそ
の印刷位置を選定し、これらを前記媒体に係る情報とす
るステップと、 前記バーコードに対応付けるURLを選定するステップ
と、 前記媒体に係る情報及び前記URLに基づきバーコード
を生成するステップと、 生成された前記バーコード、前記媒体に係る情報及び前
記URLをバーコード−URL変換用データベースに格
納するステップと、をさらに備えることを特徴とする請
求項1乃至請求項3記載の電子商取引方法。 - 【請求項5】 生成された前記バーコードの印刷イメー
ジを作成するステップと、 前記媒体に印刷するために作成された前記バーコードの
印刷イメージを送信するステップと、をさらに備えるこ
とを特徴とする請求項4記載の電子商取引方法。 - 【請求項6】 利用者の行動に関するデータは、利用者
がどのページを閲覧したか、どのボタンをクリックした
か、どの商品・サービスを購入したかあるいは購入しな
かったのか、のうちの少なくともいずれかを含むことを
特徴とする請求項1乃至請求項3記載の電子商取引方
法。 - 【請求項7】 前記バーコードが印刷された媒体を提供
する媒体提供者に対し前記利用者の行動に応じてインセ
ンティブを与えるステップをさらに備えたことを特徴と
する請求項1乃至請求項3記載の電子商取引方法。 - 【請求項8】 前記利用者の行動分析を行うステップ
は、新聞、雑誌を含む紙媒体のどの頁の広告が最も多く
の利用者を誘導するか、同じ広告を複数出した場合、ど
の紙媒体が最も多くの利用者を誘導するか、同じ紙媒体
においてどの位置の広告が最も多くの利用者を誘導する
かの少なくともいずれかについて分析することを特徴と
する請求項1乃至請求項3記載の電子商取引方法。 - 【請求項9】 コンピュータ及び通信ネットワークを用
いて商取引を行うためのシステムであって、 媒体に印刷されたバーコードをスキャンためのバーコー
ドリーダを備える利用者のパソコンと、 前記バーコードをURLに変換する変換サーバと、 前記URLに基づき前記パソコンがアクセスするWWW
サーバと、 前記利用者の行動分析を行う分析サーバとを備え、 前記パソコンは、スキャンされた前記バーコードのデー
タを送信し、 前記変換サーバは、前記バーコードのデータに基づき、
対応するURL及び前記バーコードが印刷された前記媒
体に係る情報を得るとともに、前記パソコンに前記UR
Lのデータを送信し、 前記パソコンは、前記URLに基づき所定のWWWサー
バにアクセスし、 前記WWWサーバは利用者の行動に関するデータを送信
し、 前記分析サーバは、前記利用者の行動及び前記媒体に係
る情報に基づき前記利用者の行動分析を行う、ことを特
徴とする電子商取引システム。 - 【請求項10】 バーコードに対応するURL及び前記
バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を格納する
バーコード−URL変換用データベースと、 前記利用者の行動分析を行うために前記媒体に係る情報
を送信する分析用データ送信部と、 前記URL及び前記バーコードが印刷された前記媒体に
係る情報を受信してバーコード−URL変換用データベ
ースに格納する情報媒体特定用データ受信部と、 前記バーコードのデータに基づき、前記バーコード−U
RL変換用データベースから対応するURLを検索し、
これを前記利用者に送信するとともに、前記バーコード
が印刷された前記媒体に係る情報を得る処理部とを備え
る変換サーバ。 - 【請求項11】 バーコードに対応するURL及び前記
バーコードが印刷された前記媒体に係る情報を格納する
バーコード−URL変換用データベースと、 前記利用者の行動分析を行うために前記媒体に係る情報
を送信する分析用データ送信部と、 前記URL及び前記バーコードが印刷された前記媒体に
係る情報を入力するための媒体特定用データ入力ページ
を提供するページ提供部と、 前記バーコードのデータに基づき、前記バーコード−U
RL変換用データベースから対応するURLを検索し、
これを前記利用者に送信するとともに、前記バーコード
が印刷された前記媒体に係る情報を得る処理部とを備え
る変換サーバ。 - 【請求項12】 前記バーコード−URL変換用データ
ベースは、前記バーコードに対応する、URL、媒体
名、掲載位置、広告主、商品・サービス、発行日及びイ
ンセンティブに関するデータを格納することを特徴とす
る請求項10又は請求項11記載の変換サーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360754A JP2002163565A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 電子商取引システム及び方法並びに変換サーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000360754A JP2002163565A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 電子商取引システム及び方法並びに変換サーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002163565A true JP2002163565A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18832297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000360754A Pending JP2002163565A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 電子商取引システム及び方法並びに変換サーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002163565A (ja) |
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- 2000-11-28 JP JP2000360754A patent/JP2002163565A/ja active Pending
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