JP3584970B2 - 定義された(小売)環境内で商品の位置を伝える方法 - Google Patents

定義された(小売)環境内で商品の位置を伝える方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に割引商品の購入に関し、詳細には商品購入用クーポンを効率よく使用する方法およびシステムに関する。より詳細には、商品購入中に使用する、コンピュータ化クーポン償還方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明は、本明細書に記載の譲受人に譲渡された、以下の同時係属の米国特許出願の主題に関する。「Electronic Redeeming of Coupons and Product Discounts Utilizing a Networked Products Database」( 日出願、第 号(IBM整理番号AT9−99−379))、「Personal Product Locator on Store−Owned Shopping Aid」( 日出願、第 号(IBM整理番号AT9−99−525))、「Personal Shopping Tool for Aiding in Product Location and Discount Redemption」( 日出願、第 号(IBM整理番号AT9−99−527))、「Method and System for Identifying a Location of a Product in a Retail Environment」( 日出願、第 号(IBM整理番号AT9−99−546))。これら同時係属の特許出願の内容を、参照により本明細書に組み込む。
【0003】
商品クーポンや割引クーポンなどの償還可能なクーポンは、特定の商品または特定ブランドの商品を購入するよう消費者の気をそそるために、しばしば使用される。広告主は、印刷されたクーポンを常に発行または刊行しており、こうしたクーポンは、小売店などの償還センタへ持参し、何らかの価額で、または何らかの品目購入に対する割引として償還することができる。この方法が有効であることはわかっているが、利用者、償還センタまたは小売店、ならびに広告主自身にとって、このプロセスには多くの欠点がある。
【0004】
利用者によるクーポンの切抜きに関する問題は、多方面にわたる。まず利用者は、刊行物を購入またはその他の方法で入手し、自分にとって有意または有用とおぼしきクーポンを刊行物の中から探し出さなければならない。次に利用者は、様々な物理的サイズのクーポンを切り抜かなければならず、大量の紙くずが生じ、刊行物のページに穴が開くことになる。広告主によっては、折りたたみ広告またはビラを使用しており、これによって探し出す作業は比較的容易になるが、クーポンを切り抜かなければならないという問題は残る。これは往々にして煩わしい作業であり、貴重な時間を浪費する結果となる。サイズおよび属する商品の種類が異なるので、利用者はクーポンを商品別に分類した上で、可能な限り束ねておかなければならない。次いで利用者は、これらの紙切れを何らかの場所に保管しておかなければならない。いよいよ店に向かう段になると、利用者は、保管しておいたこれらのクーポンをポケットまたは財布に詰め込む。クーポンのうち少なくともいくつかを償還できる特定の小売店に到着すると、利用者は一群のクーポンを探り、店内で商品を見つけ出そうとする。利用者が店のレイアウトに慣れていない場合、またもや貴重な時間の膨大な浪費となる。さらに店毎に商品のレイアウトならびに商品および商品ブランドの品揃えが異なるので、利用者は希望の品目のために複数の店を探す必要性を感じるかもしれない。いよいよ商品を手押しカートまたは買物かごに集める段になると、利用者は、各商品用のクーポンを選択して店員または会計係に提示するという問題に直面する。
【0005】
次いでこのことは、クーポンの償還に関連する次なる問題を招く。すなわち店員は、クーポンを仕分けし、それが購入商品に関するものか、有効期日は適正かを確認し、(通常はバー・コード・スキャナによって)割引情報をコンピュータに入力しなければならない。償還プロセスのこの部分は、精算係から貴重な時間を奪い、並んで精算を待つ他の人々をイライラさせる。顧客が去った後も、小売店は依然として従業員の貴重な時間の更なる浪費を免れない。というのも小売店が償還を受けるには、今度は小売店にたまったクーポンをメーカー毎に分類した上で、スコア・シートに記入し、またはコンピュータに入力し、あるいは仲買業者に提出し、メーカーに送付しなければならないからである。
【0006】
これまでいくつかの特許が、より効率よくクーポンを扱う方法を生み出そうと試みている。米国特許第5806044号は、クーポン情報を受信し、バイナリ形式に変換した上で、携帯用顧客カード上に符号化し、この携帯用顧客カードを紙のクーポンの代わりに精算時に使用する、パーソナル・コンピュータ・システムを開示している。米国特許第5287181号は、テレビジョン伝送信号をデコーダ/レコーダと共に使用して、Qカードと呼ばれる(IDカードなどの)磁気ストライプ付きカード上にクーポン情報を符号化し、このQカードをキャッシュ・レジスタでカード読取装置に通すことができる、電子クーポン作成システムを開示している。
【0007】
最も急速に成長している通信分野の1つが、インターネットまたはワールド・ワイド・ウェブ(WWW)である。インターネットは、急成長している電子商取引を介する商品の販売に広く利用されている。ワールド・ワイド・ウェブは、インターネット用の対話式グラフィック・インターフェースである(インターネットという用語は、本明細書を通じてウェブと交換可能に用いる)。ウェブに接続されたデータ処理システム上には、ウェブに接続されたサーバにアクセスするために使用される様々なコンピュータ・プログラム・アプリケーション(ウェブ・ブラウザ・クライアント、以下ウェブ・ブラウザと呼ぶ)がある。今日では、ほとんどのネットワークは、インターネットに接続されており、ウェブ・ブラウザによって開く/アクセスすることができるホーム・ウェブ・ページを有する。ウェブ・ページは、通常は共にリンクされ、ウェブ・ブラウザを使用してデータ処理システムにダウンロードできるグラフィックな表示である。各ウェブ・ページには、ウェブ内での一義的アドレス、すなわちユニバーサル・リソース・ロケータ(URL)を有し、通信ネットワークおよびモデムを介して転送制御プロトコル/インターネット・プロトコル(TCP/IP)・トランザクションを使用することによって、アクセスすることができる。このアドレスによって、ウェブ・ブラウザは、ウェブを介してハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)・サーバと接続および通信することができる。
【0008】
急成長しているウェブ活動によって、多くの企業は商品をインターネットで宣伝するようになっている。しかし小売業に従事するほとんどの企業は、依然として前述のような紙クーポンのシステムに多くの資源を費やしている。現在、ウェブを介してクーポンを効果的に提供する方法で、クーポンをサイトからプリント・アウトする必要、および前述のような時間のかかるプロセスを経る必要なくユーザが選択できる方法はない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
したがって本発明は、ウェブを使用して償還可能なクーポンをより効率よく配布する方法およびシステムがあれば、有利であることを認識したものである。またこのような方法およびシステムによって、ユーザがウェブを介して希望のクーポンを電子的に選択および保管することができれば、有利であろう。自分の持つ電子的に償還可能なクーポンの対象商品がどこにあるかを顧客が特定する助けとなる方法およびシステムがあれば、さらに有利であろう。
【0010】
したがって本発明の目的の1つは、割引商品を購入する、改良された方法およびシステムを提供することである。
【0011】
本発明の別の目的は、商品購入用のクーポンを効率よく使用する方法およびシステムを提供することである。
【0012】
本発明の別の目的は、商品購入中に使用する、コンピュータ化された電子クーポン償還方法およびシステムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
これらの目的は、以下のようにして達成される。電子的に償還できる割引情報またはクーポンを備えた買物商品の電子データベースを作成する方法を開示する。各顧客は、電子的に記憶されている顧客識別(ID)にリンクした顧客アカウントを与えられる。希望の商品またはクーポンあるいはその両方が、顧客によってデータベースから選択され、その商品の購入に先立って顧客アカウントに記憶される。顧客アカウントは小売店と接続され、顧客IDによって小売店からアクセスすることができる。参加する小売店は、顧客が買物する際に割引/クーポン対象商品の位置を容易に特定できる仕組みを提供する。最後に小売店の精算システムによって、顧客は自分の顧客IDを使って、記憶された電子クーポンを償還することができる。
【0014】
本発明の一実施形態では、汎用製品コード(UPC)または商品を識別する他の情報が、制御された環境の一領域に投射され、その中を顧客が進む。使用する送信装置は、凹部に設置された修正赤外光(IR)発光ダイオード(LED)である。修正赤外光を使用して、投射領域における商品の位置を示す。この実施形態では、顧客は携帯用機構を提供され、この機構は、修正赤外光を受信および解読し、顧客の近づく領域に希望の商品があることを顧客に信号で知らせる。
【0015】
別の実施形態では、顧客の個人IDを使用して、買物カート上のIR受信装置などの買物ツールを作動させる。個人IDはIDカードに記憶され、このIDカードをIR受信装置に接続されたカード読取装置に通す。IR受信装置は、UPCおよび他の情報を含む修正IR信号を認識し、希望する商品の位置を識別することができる。
【0016】
別の実施形態では、顧客はパームトップ・コンピュータなどの携帯用読取装置を有し、この読取装置は、送信された修正IR信号に出会うと、デジタル化された商品情報を有する修正IR信号を認識し、これが希望の商品と一致するかメモリのチェックを開始する。次いで携帯用読取装置は顧客に商品の位置を知らせる。
【0017】
最後の実施形態では、制御された環境に顧客がアクセスできる商品位置特定装置が提供される。この商品位置特定装置は、商品および対応する商品位置のデータベースに接続されたデータ処理システムでよい。顧客は自分の一義的IDを入力し、希望の商品およびその具体的な位置の視覚的出力を提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】
ここで図、特に図1を参照すると、本発明の好ましい実施形態で使用するデータ処理システム20の基本構造が示されている。データ処理システム20は、筐体22に収納された少なくとも1つの中央処理装置(CPU)またはプロセッサを有する。CPUは、ユーザ・インターフェースのために、表示モニタ96、キーボード82、グラフィカル・ポインティング・デバイス84、プリンタ94などの入出力装置を含む複数の周辺装置に接続されている。またデータ処理システムのオペレーティング・システムおよびユーザ・プログラム/アプリケーションを記憶する(ハード・ディスクなどの)永続記憶装置と、プログラム命令を実行するためにCPUが使用する(ランダム・アクセス・メモリ、すなわちRAMなどの)一時記憶装置も筐体22に収納されている。CPUは、バスや直接チャネル(バス・ブリッジを使用して複数のバスを提供することができる)を含む様々な手段によって、周辺装置と通信する。
【0019】
データ処理システム20は、たとえばモデム92やCD−ROM78との接続用のシリアル・ポート、並列ポート、USBポートなど、図示されていない多数の追加コンポーネントを有することができる。本発明の好ましい実施形態では、データ処理システム20への通信は、モデム92を介して可能になり、このモデム92は、地上回線または無線セルラー電話システムに接続され、それを介してインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)などのローカル・ネットワーク・プロバイダに接続される。さらにデータ処理システム20は、イーサネット/ネットワーク・カードまたはアダプタ90を介してネットワークに接続することもできる。通信データは、モデムまたはネットワーク・カードに着信し、データ処理システムのCPUまたは他のソフトウェア・アプリケーションが受信できるように処理される。
【0020】
さらに図1のブロック図に示すコンポーネントと共に使用できる他のコンポーネントがあることを、当業者なら理解するだろう。たとえばプロセッサに接続されたディスプレイ・アダプタは、ビデオ表示モニタ30を制御するために使用することができ、メモリ・コントローラは、一時記憶装置とCPUの間のインターフェースとして使用することができる。またデータ処理システム20は、最初に起動すると常に周辺装置の1つ(通常は永続記憶装置)からオペレーティング・システムを探し出してロードすることを主目的とするファームウェアを含む。好ましい実施形態では、データ処理システムは、比較的高速のCPU、十分な容量の一時記憶装置、永続記憶装置の十分な空き容量、および他の必要なハードウェア・コンポーネントを含む。
【0021】
通常のデータ処理システムは、ユーザに情報を提示するために、しばしばグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)を採用する。このGUIは、データ処理システムにロードされるソフトウェア、特にアプリケーション・プログラムと共に動作するデータ処理システムのオペレーティング・システムによって生成される。周知のGUIとして、OS/2(インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションの商標)とWindows(マイクロソフト・コーポレーションの商標)の2つがある。
【0022】
モデム92を使用して、データ処理システム20をオンライン情報サービス・プロバイダやインターネット・サービス・プロバイダに接続することができる。こうしたサービス・プロバイダは、モデム92を介してデータ処理システム20にダウンロードできるソフトウェアを提供することができる。またモデム92は、サーバ、電子掲示板(BBS)、インターネット(ワールド・ワイド・ウェブを含む)など、他のソフトウェア供給源への接続を提供することができる。
【0023】
本発明の実施は、前述のような複数のデータ処理システムで行われる。しかし前述の基本コンポーネントをいくつか装備できる他のタイプのデータ処理システムも可能なことを理解されたい。後述のように、一実施形態では、商品の位置を特定する間、携帯用データ処理システムを使用する。携帯用システムには、パームトップ・コンピュータおよびラップトップ・コンピュータが含まれる。
【0024】
本発明は3つの主な構成要素を有する。第1に、本発明によってユーザ/顧客は、コンピュータによる何らかの行為の結果として、ある商品、ある商品セット、あるブランドの商品に対して割引を成立させることができる。第2に、本発明は買物の際に顧客が割引商品の位置を特定するのを助ける。第3に、本発明によって購入商品のクーポンを電子的に償還することが可能となる。説明をわかりやすくするため、本開示を次の3つの主要素に分ける。A.ウェブに基づくコンピュータ化されたクーポン・ネットワーク・データベース、B.小売環境における商品位置特定システム、C.商品および割引の電子的償還
【0025】
A.ウェブに基づくコンピュータ化されたクーポン・ネットワーク・データベース
ウェブに基づくクーポン・システムの好ましい実施形態では、商品およびクーポンのデータベースが、インターネットを介して特定の小売店(たとえばHEB、Albertsons、Randalls)のウェブ・サイト、メーカーのウェブ・サイト、商品/ブランドのウェブ・ページにおいて、オンラインで利用できる。通常、小売店はチェーン店として営業しており、同じ地域または同じ国では、同じクーポンを提供している。また店舗間は、しばしばコンピュータ・ネットワークを介して相互に接続されている。好ましい実施形態を実施できるコンピュータ・ネットワークを図2に示す。
【0026】
図2は、複数のネットワーク・サーバ4、6、8および個々のクライアント・コンピュータ12から構成される。1台のメイン・ネットワーク・サーバ8は、本発明で使用する、商品、顧客ID、クーポン/割引情報のデータベース用のメモリ記憶場所として機能する。メイン・ネットワーク・サーバ8は、商品を製造する現場(すなわちメーカーの製造部門)に設置することができ、そこで本発明で使用するデータベースにクーポン情報を入力する。あるいはメイン・ネットワーク・サーバ8は、商店や小売店などのサーバ設置場所の1つに設置することもできる。相互接続されたネットワーク・コンピュータを有する、HEBやTargetなどのネットワーク化された小売チェーンは、当業者ならよく知っている。ローカル・サーバ4および6は、それぞれ店舗領域5および7に設置され、各領域で顧客が買物をする。店舗領域はクライアント・コンピュータ12を含み、クライアント・コンピュータ12は、メイン・ネットワーク・サーバ8のデータベースから顧客の割引/クーポン情報にアクセスするUPCスキャナ/顧客ID認識装置(読取装置)(スキャナと同一の場合もある)を備えた、コンピュータ化されたキャッシュ・レジスタであることが好ましい。またメイン・ネットワーク・サーバ8と相互接続された位置特定装置13が、図2に示されている。後述のように、顧客は位置特定装置13を使用して小売環境の中で位置を特定する。
【0027】
図示されているように、メイン・ネットワーク・サーバ8はインターネット9に接続され、インターネット9は、メイン・ネットワーク・サーバ8に記憶された企業(商店チェーンやメーカー)のウェブ・ページをウェブ・ブラウザ・アプリケーションに表示する。したがってウェブ・ブラウザ・アプリケーションのユーザは、前述のように自分の顧客IDを使って、商品のデータベースにアクセスすることができる。図1に示すように、ウェブ・ブラウザ・アプリケーションはデスクトップ・コンピュータに設置することができる。しかし好ましい一実施形態では、ウェブ・ブラウザ・アプリケーションは、インターネットへのアクセス機能を有するPalm Pilot(3 Comが製造)などの携帯用ハンドヘルド(パームトップ)・コンピュータに設置される。このシステムの可搬性は、後述する本発明の好ましい一実施形態を説明する上で重要である。
【0028】
本発明のウェブに依存しない応用例では、コンピュータ・ネットワークはローカル・エリア・ネットワーク(LAN)でよい。LANは、このシステムおよびデータベースへのリモート・ログインを可能にするログイン用電話番号および関連するログイン用IDを備える。
【0029】
本発明の一実施形態では、顧客のコンピュータはアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)などの外部の接続ポイントを有し、これによって小型のハンドヘルド・スキャナをシステムに接続することができる。この小型のハンドヘルドUPC/クーポン・コード・スキャナを使用して、日曜日の新聞や商店のクーポンちらしで見つけた紙のクーポンから、UPCまたは他のクーポン情報を走査することができる。クーポン情報は、メイン・ネットワーク・サーバ8やローカル・ネットワーク・サーバ4、6の顧客アカウント、または(携帯用ハンドヘルド・システムの場合は)ローカル・システムに記憶される。このようにしてクーポンは顧客ID番号と電子的に結び付き、後述のように使用される。あるいは顧客がクーポン・コードをタイプ入力することもでき、この場合、特別なスキャナを購入する必要はなくなる。
【0030】
メイン・ネットワーク・サーバ8は、顧客の入力する地理的情報に基づいてローカル・サーバ4、6において顧客情報を記憶することができる。これによって、メイン・ネットワーク・サーバ8が大容量記憶装置を備える必要がなくなる。
【0031】
好ましい実施形態では、ユーザは、自宅に設置しているシステムを介してウェブ・サイトに入り、自分の顧客IDを入力する。顧客IDは、具体的にユーザを識別する英数字のセットである。IDは、オンラインで、または店舗内で、または郵便による請求などで入手することができる。一実施形態では、スワイプ・カードを介してIDを発行し、このスワイプ・カードは顧客に郵送されるか、または小売環境において顧客に与えられる。データベースは、クーポン情報などを含む商品情報を記憶する記憶場所(メモリ)である。また一実施形態では、データベースは、すべての顧客IDおよび対応する顧客アカウントの情報を記憶する。ユーザは、ウェブ・サイトにアクセスすると、(視覚的に表示されるクーポンをクリックするか、商店や新聞などから入手した紙のクーポンからクーポン情報を入力するかのどちらかによって)特定の商品を選択し、クーポンの割引を要求することができる。あるいはウェブ・サイトが対話式であり、商品を識別する情報(名前、ブランドなど)を顧客が入力すると、適用可能なすべての割引や利用可能なすべてのクーポンに関する情報が直ちに提供される。顧客が行った選択は、クーポンの割引有効期限までの間、顧客アカウントに記憶される。ユーザが期限を超えて自分のアカウントを使用したり、自分のアカウントにクーポンを貯め込みすぎないように、期限を遵守させることができる。
【0032】
好ましい実施形態では、顧客アカウントに記憶される商品情報は、一時ファイルまたは永続ファイルに記憶することができる。一度だけ希望する商品は、一時ファイルに記憶される。顧客が繰り返し購入する商品は、永続ファイルに記憶される。ユーザは、商品または割引を選択すると、その商品を永続的に記憶したいかどうかを選択するよう要求される。ユーザは、複数回購入するレギュラー・品目として、その商品を選択することができる。この記憶方法の機能および使用方法は、後述する本開示のセクションCにおいて、いっそう明らかになるだろう。
【0033】
別の実施形態では、メーカー主体のシステム(すなわち小売店主体のシステムではない)を使用し、ウェブ活動には、商品/ブランドのウェブ・ページの訪問、調査情報の入力、ISP情報の提供が含まれる。その結果ブランドは、ウェブ活動中の選択時に挿入する更なる広告をユーザに対して送信することができる。ユーザはこれと引換えに、インターネットに基づくその商品またはブランド用の割引を与えられる。さらに顧客は調査書やアンケートを記入するよう要求されることがあり、これに回答すると、結果として仮想クーポンが発行される。この仮想クーポンは、顧客IDを入力することによって、顧客アカウントに入力することができる。
【0034】
好ましい実施形態では、手続き中にユーザを識別するため、IDカードが必要になる。ICカードであれば最も理想的だが、ICカードがない場合は、他のもので代用することもできる。たとえば顧客のクレジット・カード番号(おそらく有効期限なしで)や雑貨店の割引カードを使用することができる。顧客は、商店やブランドのウェブ・サイトで情報を入力する際、自分のクレジット・カード番号または雑貨店の割引カード番号を自分のIDとして提供することができる。ユーザ用の地理的情報も必要になる。所与の地理的場所に対応するID番号のセットをローカルに記憶しておき、精算中のアクセスをより迅速にすることができる。特定の地理的領域と選択した商品とにリンクしたIDまたはダウンロードされたIDのファイルが、店のコンピュータにローカルに記憶され、このコンピュータがすべての精算レジスタに接続されるのが最適である。
【0035】
顧客に基づく情報を記憶する2つの方法を開示する。第1の方法は小売店のデータベースを使用する。しかし小売チェーン店は顧客数が多いので、この方法はメモリ記憶領域に膨大な容量を必要とし、非常に高価な試みであることがわかる。一実施形態では、特定の地理的場所を顧客に選択させることによって、この点が緩和される。そしてより小規模な場所は、他のデータベースと相互接続された顧客アカウントのデータベースをそれぞれ独自に備え、顧客はぶらつく(すなわち自分の地理的領域の外で買物をする)ことができる。
【0036】
一実施形態では、小型のハンドヘルド/携帯用データ処理システムを使用する。このシステムは、インターネット機能を備えたパームトップ・コンピュータまたは類似の携帯用ミニコンピュータ・システムでよい。ユーザは、店に向かう前に、インターネットに容易にログオンし、希望の割引クーポンを入手し、パームトップ・コンピュータにダウンロードおよび記憶することができる。
【0037】
ユーザ情報をデータベースに記憶する第2の方法では、ユーザ・アカウントにアクセスする手段も必要になる。好ましい実施形態では、ユーザはやはり、自分の英数字のIDを含むIDカードを提供される。IDカードは、磁気ストリップを有するIDカードでよい。このIDカードは、図2に示すように、顧客アカウントを記憶するデータベースに電子的に接続されたカード読取装置(位置特定装置)を通して容易に走査することができる。前記読取装置を介してアクセスを確立する1つの方法は、店舗位置に端末を有するLANなどのコンピュータ・ネットワークにデータベースを接続することである。これらの端末は、データベースにアクセスする専用のソフトウェアを備えたキャッシュ・レジスタとすることができる。カード読取装置の使用は当業界で知られており、小売店で現在利用されている。しかし本発明では、割引商品を含む記憶された顧客アカウントに顧客IDをリンクさせることによって、その機能を拡張する。顧客が必要な商品の位置を特定できるように、カード読取装置を店内の他の場所に設置することができる。この点については、後述のセクションBで論じる。
【0038】
B.小売環境における商品位置特定システム
図3は、一連の棚203に商品を保管している小売店における棚201を示している。棚ユニット201は、通路214の片側に置くか、または店内の奥の壁とすることができる。棚ユニット201に沿った通路214の上方に特定の間隔で、凹部領域に設置された複数の赤外光(IR)発光ダイオード(LED)221が配置されている。IR LED221は、デジタル信号で変調された赤外光を放出する。このデジタル信号は、その領域の棚に保管された商品のUPCコード、価格、適用可能なクーポン/割引情報、および他の情報を搬送している。LED信号の変調は、データ処理システムによって行われ、このデータ処理システムは、既知の商品情報をデジタル・フォーマットに変換する。このデジタル・フォーマットは、赤外光にリンクされ、赤外光と共に放出することができる。データベースに変更を加えると、それに対応して変調信号も変化する。商品の位置を正確に伝えるため、このプロセスはシステム・マネージャによって制御されることが好ましい。
【0039】
図4は、天井223の凹部領域に設置された赤外光(IR)発光ダイオード(LED)221として、UPCエミッタを表示している。凹部領域に設置されたIR LED221は、円錐形のIR信号を生成し、IR LED221の下方の地面に投射する。IR信号は、棚ユニット201の前に位置する通路214の円形領域213に当たる。好ましい実施形態では、IR LED221が凹部領域に設置されるので、投射されたIR信号は、隣のIR LED221の信号と交差しない。IR LED221は、小売店の照明設備内に設置することが好ましい。地上のIR信号領域は円形領域として描かれているが、長方形の領域など、異なる形状の領域に投射するように信号を構成できることを理解されたい。
【0040】
小売環境において修正IR信号を使用する追加の実施形態は、IR LEDを小売環境のドライブ・アップ領域に設置するステップを含む。顧客は携帯用IR受信装置を持ち、携帯用IR受信装置に予めプログラムされた希望する商品の存在または位置あるいはその両方を知らされる。IR LED信号が放出されている円形領域中の通路を顧客が進むにつれて、IR信号の強度によって顧客の注意を喚起することができる。この特徴について小売環境における適用例に関して説明したが、修正IR信号の特徴は、小売環境以外でも利用することができる。たとえばIR LEDを交通信号内に設置し、番地情報を送信することができる。専用の携帯用IR受信装置を有する人は、予めプログラムされた特定の番地への方向を指示される。この環境では、IR受信装置が携帯用番地特定装置を使用可能にする。
【0041】
図3に戻ると、顧客は、買物中に選択した品目/商品を運ぶための補助として、買物カートや買物かごなどの専用買物補助具209を使用することができる。一実施形態では、専用買物補助具209にIR受信装置211が取り付けられており、このIR受信装置211は、特定のIR信号ブロードキャスト領域で棚203から降ろされた商品のUPCコードで変調されたIR信号を受信する。IR受信装置は、データベースに接続された商品位置特定装置の一部であり、本明細書では商品位置特定装置の携帯ユニットとも呼ぶ。商品位置特定装置の基本ユニットは、カートに直接設置されるか、または小売環境の別の領域に離れて設置される。この基本ユニットは、その設置場所によって、直接または間接的に携帯ユニットに結合される。商品位置特定装置は、予め選択した/希望の商品情報にリンクした顧客IDを与えると、作動する。顧客は、買物カートに取り付けられたIR受信装置211に対して、自分のスワイプIDカードをスライドさせることによって、自分を識別する。この際のIDカードは、クレジット・カードでもよい。このIDを使用して、データベースにアクセスし、顧客に対してどの商品を通知すべきかを判断する。
【0042】
一実施形態では、IR受信装置211は無線接続を介して基本ユニットに接続されており、基本ユニットは、顧客のクーポン情報に迅速にアクセスするために顧客アカウントを保持しているデータベースに接続されている。またIR受信装置は、どの商品がその価格割引情報および位置と一致するかを顧客に対して識別する出力メカニズムを有する。円形領域213を通過する間、IR受信装置211は、放出されたIR信号を受信する。放出されるIR信号から識別された商品と、顧客の希望商品のリストとの比較が、基本ユニットで行われる。またこの比較によって、顧客がクーポン割引を選択した商品(または顧客の雑貨リスト)が検索される。放出されるIR信号中に希望の商品情報が見つかると、買物補助具の利用者は商品の存在を知らされる。IR受信装置211は、(ビープ音を介するなどして)聴覚的に、または(表示モニタ上で、あるいはプリントアウトによって)視覚的に、商品の存在を顧客に知らせる。IR受信装置211は、買物中に商品に関する情報(たとえば価格)を読み取るスキャナ機能を組み込んだ組合せ装置でもよい。
【0043】
代替実施形態では、専用買物補助具に特定のタグが与えられ、このタグによって買物補助具を電子的に識別することができる。専用買物補助具は、電子的にモニタされる領域に配置される。モニタされる領域には、小売店のコンピュータに接続されたIDカード読取装置がある。顧客は、カートの使用を望む場合、まず自分のIDカードを読取装置に通すか、または読取装置に接続されたパンチ・パッドに自分のIDカード情報を入力しなければならない。これによって、特定のカートが(そのタグを介して)特定の顧客IDとリンクする。この実施形態では、各通路または小売環境の入口で、位置特定装置を介して商品位置情報を利用することができる。顧客はやはり自分の顧客IDを入力し、希望する商品、小売店におけるその位置、および他の情報をプリントアウトされるか、または視覚的に表示される。これによって顧客は、希望する商品の位置を迅速に特定することができる。顧客が買物補助具をキャッシュ・レジスタに持っていくと、キャッシュ・レジスタで読取装置がタグを自動的に読み取る。コンピュータは、タグにリンクされた顧客IDによって顧客を識別することができ、適用可能なクーポン/割引を購入商品に適用することができる。
【0044】
好ましい実施形態では、商品位置特定装置の代わりにパームトップ・コンピュータを使用する。パームトップ・コンピュータを使用して、顧客品目のリスト(買物リスト)および電子クーポン/割引を記憶する。この要素は、顧客の商品情報を記憶するメモリを備えたデータ・プロセッサとして動作するパームトップ・コンピュータの機能を使用する。前述のように、本発明のステージAの間、パームトップ・コンピュータはインターネットに接続され、電子クーポンがダウンロードされる。あるいはパームトップ・コンピュータの入力装置を使用して、クーポンを手で入力するか、または走査することができる。さらに顧客の雑貨リストなど、他の商品情報をパームトップ・コンピュータに記憶することができる。パームトップ・コンピュータは、そのIRポートを使用して変調IR信号を検出する。パームトップ・コンピュータは、変調IR信号から受信した情報と、予め記憶された顧客の商品情報のリストとを比較するようにプログラムされる。比較の結果、商品が一致すると、商品ならびに適用される価格および割引が、パームトップ・コンピュータの表示画面に表示される。したがって顧客は、近くの棚や商品領域に特定の商品が存在することを知らされ、同時に関連するすべての価格情報および割引情報を提供される。通常パームトップ・コンピュータは、顧客の所有する装置である。
【0045】
次に図3および図4に戻り、より具体的な例を提供する。この例では、顧客が商品Aに対する20%割引のクーポンを入手すると仮定する。顧客は、自分の顧客IDで店のウェブ・サイトにアクセスすることによって、インターネットを介してオンラインでクーポン情報を入力する。その商品のクーポンは、顧客が入力する地理的情報に基づいて、メイン・サーバのデータベースまたはローカル・サーバのデータベースに記憶される。顧客は、店に行くと、IR受信装置(またはタグ)が取り付けられた買物かごを手に取る。顧客は、IR受信装置のスライド領域に自分のICカードをスライドさせるか、またはIR受信装置のパンチ・パッドにID情報を手で入力する。こうすると、自動的にデータベースに無線接続され、顧客の希望する商品およびクーポンに関する情報が検索される。IRエミッタ207は、領域(A、B、C、D)における全商品用にUPCコードで修正されたIR信号を放出する。顧客が買物かごを押して、ビームの放出されている領域213に入ると、IR受信装置は商品のUPCコードを受信し、データベースへ送信して比較する。データベースの検査アルゴリズムは、4つの商品をすべて顧客の商品およびクーポンに関する情報と照合し、商品Aが20%のクーポン割引と一致したと回答する。この情報は、可聴信号またはIR受信装置上の視覚表示を介して顧客に中継される。顧客は精算カウンタ(レジ)に行くと、カード読取装置に自分のカードを通すか、またはパンチ・パッドに自分の顧客IDを入力する。キャッシュ・レジスタは、データベースにリンクしたコンピュータを内蔵しており、このコンピュータが商品Aに対する20%の割引を自動的に顧客に与える。レシートのプリント・アウトが、この割引と、クーポンの償還に基づく割引総額とを表示する。
【0046】
本発明の別の実施形態では、スワイプ領域またはパンチ・パッドを有するモニタ装置が各通路に設置されている。顧客はモニタ装置の所に行き、2つの入力方法のうち1つを介して、自分の顧客IDを入力する。これによって、通路の両側の商品の中から一致する商品の検索が始まる。一致する商品が見つかると、希望の商品および適用される割引のプリントアウトまたは視覚的表示が、価格、通路における位置、割引等と共に、顧客に対してモニタ上に提示される。またこの実施形態では、データベースまたはメモリ記憶場所へアクセスする必要があり、通路の全商品の位置を電子的に記録しておかなければならない。
【0047】
図5、図6、図7は、本発明の実施に使用する様々なプロセスを示している。図5は、クーポン情報を入力するプロセスを示している。ユーザが店のウェブ・ページにログインし、自分の顧客IDを入力して自分の顧客アカウントを開く(ステップ303)と、このプロセスが始まる(ステップ301)。次いでユーザはクーポン情報を入力する(ステップ305)。パンチ/キーパッド、またはスキャナ、またはマイクなどの他の入力装置を使用して、このプロセスを補完することができる。あるいは関連する商品およびクーポンをクリックするよう顧客に要求することによって、クーポン情報をオンラインで利用することもできる。次いでクーポン情報は、店のローカル・データベース/コンピュータ・システムにリンクした(ステップ309)サーバ・データベースの顧客アカウントに記憶される(ステップ307)。こうしてこのプロセスは終了する(ステップ311)。
【0048】
図6は、店内で割引商品の位置を特定するプロセスを示している。顧客が自分の顧客IDをIR受信装置に入力する(ステップ403)と、このプロセスが始まる(ステップ401)。顧客アカウントがアクセスされる(ステップ405)。IRエミッタは、通路の棚にある商品のUPCを送信する。顧客が信号の領域に入ると、UPCが読み取られ、顧客の商品および割引に関する情報と一致するかどうか(ステップ409)が比較される。一致すると、顧客は品目の位置および他の関連する情報の信号を受信する(ステップ411)。こうしてこのプロセスは終了する(ステップ413)。
【0049】
C.商品および割引の電子的償還
顧客が店で精算する際、商品を走査する間、キャッシュ・レジスタは、商品に対する割引を受ける権利がユーザにあるかどうかをチェックする。割引を受ける権利がある場合、割引価格が適用され、ブランドXXXの商品を購入したことにより一定の金額を割り引いた旨が、レシートの終わりに記載される。
【0050】
図7は、割引品目で精算するプロセスを示している。顧客IDが読み取られ、顧客アカウントにアクセスする(ステップ503)と、このプロセスが始まる(ステップ501)。走査されている品目に適用できるクーポン割引があるかどうかを判断するアルゴリズムをデータベースが実行する(ステップ505)。割引がない場合、このプロセスは終了する(ステップ513)。しかしその商品に適用できるクーポン割引がある場合、その品目に割引が電子的に適用される(ステップ507)。その時点での割引総額が、レジのコンピュータに記憶される(ステップ509)。割引合計が顧客に出力され(ステップ511)、このプロセスは終了する(ステップ513)。
【0051】
使用する商品位置特定方法に応じて様々な精算プロセスが実施される。より一般的な適用例では、位置情報を必要とせず、顧客は商品の精算中に自分の顧客IDを入力するだけである。適用できる割引情報が、データベースから自分の買物に自動的に適用される。
【0052】
顧客の所有する携帯用位置特定装置(すなわちパームトップ・コンピュータ)を使用する実施形態では、位置特定装置は信号送信装置を装備することができ、この信号送信装置は、記憶された割引情報をキャッシュ・レジスタへ送信し、キャッシュ・レジスタは信号を受信および解読することができる。そして自動的に割引が適用される。
【0053】
買物補助具のタグまたはIR受信装置を使用する実施形態も、一般的な適用例と同様に機能するが、キャッシュ・レジスタの読取装置によって、タグまたはIR受信装置から顧客IDを読み取る点が異なる。そして適用できる割引情報を求めてデータベースがアクセスされる。
【0054】
好ましい実施形態では、データベースまたは携帯用装置は、商品の購入を識別すると、その商品およびクーポン/割引に関する情報を、顧客が選択した商品のデータベースから削除する。しかし永続ファイルに記憶されている商品は、削除されない。つまり商品リストは、一時ファイルに記憶されている場合のみ、購入時に顧客IDから自動的に削除される。
【0055】
本発明には顕著な利点がいくつかある。本発明を使用すると、顧客は、どの商品がセール中かを思い出すためにクーポンを持ち歩く必要はない。また顧客は、特定の商品が割引の対象になるかどうか調べ、マークがついていない場合、価格はいくらかを知るためにスキャナを持ち歩く必要もない。これによって、店はより大胆かつ柔軟性に富んだ価格決定構造を維持することができる。
【0056】
本発明では更なる適用例も可能である。従来のクーポンによる購入では、顧客名がわからなかったが、本発明によって、実際どのユーザが自分たちの商品を買ったかをメーカーは知ることができる。量の限度を電子的に設定することができる。あるユーザがより多くの量を購入する場合、更なる割引を与えることができる。また店は、ユーザが店内を進む際に使用できる商品スキャナを提供することもできる。そしてユーザは、割引を受ける権利を有する品目を知らされる。
【0057】
本発明によって、紙のクーポンを扱う必要がなくなる。クーポンの発行者は、クーポンに対する顧客の反応に関してよりよい情報を入手し、顧客に対する基準をよりよく設定することができる。またすべてが電子的に完了するので、精算カウンタでのより簡便な精算およびより迅速なクーポンの清算が可能になる。もはや清算係は各クーポンを個々に走査する必要はない。
【0058】
まとめとして、本発明の構成に関して以下の事項を開示する。
【0059】
(1)制御された環境内で商品の位置を伝える方法であって、
前記制御された環境内で赤外光をブロードキャストできる位置に赤外光(IR)発光ダイオード(LED)を設置するステップと、
商品の情報および位置を含むように前記赤外光を修正するステップと、
所定の領域内で前記赤外光をブロードキャストし、顧客が前記商品の位置を特定できるようにするステップとを含む方法。
(2)IR受信ユニットが、修正赤外光を受信するように適合され、かつ位置特定アルゴリズムにリンクされており、前記位置特定アルゴリズムが、
前記商品情報を希望商品のリストと比較して、一致するかどうか判断するステップと、
前記比較ステップの結果が一致した場合に、前記商品の前記位置を前記顧客に信号で知らせるステップとをさらに完了する、上記(1)に記載の方法。
(3)前記設置ステップが、前記制御された環境の天井の凹部領域に前記IR LEDを設置するステップをさらに含み、
前記凹部領域が、顧客のIR受信ユニットが進む領域において前記赤外光を予め計算された直径で円錐状に投射するのに役立つ、上記(1)に記載の方法。
(4)前記修正ステップが、商品位置のいかなる変更も反映するように前記修正赤外光を周期的に更新するステップをさらに含む、上記(1)に記載の方法。
(5)前記修正ステップが、コンピュータ・プロセッサによって制御され、
商品位置の変更を反映するようにプログラム変数を変更するステップと、
商品位置に対応するデジタル信号の発信をインスタンス化するステップとをさらに含む、上記(1)に記載の方法。
(6)前記ブロードキャスト・ステップが、IR受信ユニットに前記商品情報および位置を信号で知らせるステップをさらに含む、上記(1)に記載の方法。
(7)制御された環境内で商品の位置を伝えるシステムであって、
前記制御された環境内で赤外光をブロードキャストできる位置に赤外光(IR)発光ダイオード(LED)を設置する手段と、
商品の情報および位置を含むように前記赤外光を修正する手段と、
所定の領域内で前記赤外光をブロードキャストして、顧客が前記商品の位置を特定できるようにする手段とを含むシステム。
(8)IR受信ユニットが、修正赤外光を受信するように適合され、かつ位置特定アルゴリズムにリンクされており、前記位置特定アルゴリズムが、
前記商品情報を希望商品のリストと比較して、一致するかどうか判断する手段と、
前記比較手段の結果が一致した場合に、前記商品の前記位置を前記顧客に信号で知らせる手段とをさらに完備する、上記(7)に記載のシステム。
(9)前記設置手段が、前記制御された環境の天井の凹部領域に前記IR LEDを設置する手段をさらに含み、
前記凹部領域が、顧客のIR受信ユニットが進む領域において前記赤外光を予め計算された直径で円錐状に投射するのに役立つ、上記(7)に記載のシステム。
(10)前記修正手段が、商品位置のいかなる変更も反映するように前記修正赤外光を周期的に更新する手段をさらに含む、上記(7)に記載のシステム。
(11)前記修正手段が、コンピュータ・プロセッサによって制御され、
商品位置の変更を反映するようにプログラム変数を変更する手段と、
商品位置に対応するデジタル信号の発信をインスタンス化する手段とをさらに含む、上記(7)に記載のシステム。
(12)前記ブロードキャスト手段が、IR受信ユニットに前記商品情報および位置を信号で知らせる手段をさらに含む、上記(7)に記載のシステム。
(13)制御された環境内で商品の位置を伝えるコンピュータ・プログラム製品であって、
コンピュータ可読媒体と、
赤外光(IR)発光ダイオード(LED)の赤外光を、商品情報および位置を含むように修正する、前記コンピュータ可読媒体上のプログラム命令であって、前記IR LEDが前記制御された環境内で赤外光をブロードキャストできる位置に設置されているプログラム命令と、
所定の領域内で前記赤外光をブロードキャストして、顧客が前記商品の位置を特定できるようにする、前記コンピュータ可読媒体上のプログラム命令とを含む、コンピュータ・プログラム製品。
(14)前記IR受信ユニットが、修正赤外光を受信するように適合され、かつ位置特定アルゴリズムにリンクされており、前記位置特定アルゴリズムが、
前記商品情報を希望商品のリストと比較して、一致するかどうか判断するプログラム命令と、
前記比較ステップの結果が一致した場合に、前記商品の前記位置を前記顧客に信号で知らせるプログラム命令とをさらに完備する、上記(13)に記載のコンピュータ・プログラム製品。
(15)前記IR LEDが、前記制御された環境の天井の凹部領域に設置され、
前記凹部領域が、顧客のIR受信ユニットが進む領域において前記赤外光を予め計算された直径で円錐状に投射するのに役立つ、上記(13)に記載のコンピュータ・プログラム製品。
(16)前記修正ステップ用の前記プログラム命令が、商品位置のいかなる変更も反映するように前記修正赤外光を周期的に更新するプログラム命令をさらに含む、上記(13)に記載のコンピュータ・プログラム製品。
(17)前記修正ステップのための前記プログラム命令が、コンピュータ・プロセッサによって制御され、
商品位置の変更を反映するようにプログラム変数を変更するプログラム命令と、
商品位置に対応するデジタル信号の発信をインスタンス化するプログラム命令とをさらに含む、上記(13)に記載のコンピュータ・プログラム製品。
(18)前記ブロードキャスト・ステップのためのプログラム命令が、IR受信ユニットに前記商品情報および位置を信号で知らせるプログラム命令をさらに含む、上記(13)に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態を実施するために使用するデータ処理システムの図である。
【図2】本発明の好ましい実施形態による、インターネットにリンクしたサーバを有するコンピュータ・ネットワークの図である。
【図3】本発明の好ましい一実施形態による、小売環境内を進む、IR受信装置を備えた買物カート、および修正発光ダイオード(LED)を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態による、凹部領域に設置されたLEDの側面図である。
【図5】本発明の一実施形態による、メーカーまたは小売店のウェブ・サイト上にある顧客アカウントに償還可能なクーポンの情報を記憶するプロセスの論理フロー・チャートである。
【図6】本発明の一実施形態による、UPCエミッタおよび携帯用読取装置を使用して店内で希望の商品を見つけ出すプロセスの論理フロー・チャートである。
【図7】本発明の一実施形態による、顧客が電子クーポンを使用してキャッシュ・レジスタで精算するプロセスの論理フロー・チャートである。
【符号の説明】
4 ローカル・ネットワーク・サーバ
6 ローカル・ネットワーク・サーバ
8 メイン・ネットワーク・サーバ
9 インターネット
12 クライアント・コンピュータ
13 位置特定装置
20 データ処理システム
22 筐体
30 ビデオ表示モニタ
78 CD−ROM
82 キーボード
84 グラフィカル・ポインティング・デバイス
90 ネットワーク・アダプタ
92 モデム
94 プリンタ
96 表示モニタ
201 棚ユニット
203 棚
209 専用買物補助具
211 IR受信装置
213 円形領域
214 通路
221 赤外光発光ダイオード
223 天井

Claims (15)

  1. 制御された環境内で商品の位置を伝える方法であって、
    前記制御された環境内で赤外光をブロードキャストできる位置に赤外光(IR)発光ダイオード(LED)を設置するステップと、
    商品の情報および位置を含むように前記赤外光を修正するステップと、
    所定の領域内で前記赤外光をブロードキャストし、顧客が前記商品の位置を特定できるようにするステップとを含み、
    IR受信ユニットが、修正赤外光を受信するように適合され、かつ位置特定アルゴリズムにリンクされており、前記位置特定アルゴリズムが、
    前記商品情報を希望商品のリストと比較して、一致するかどうか判断するステップと、
    前記比較ステップの結果が一致した場合に、前記商品の前記位置を前記顧客に信号で知らせるステップとをさらに完了する、方法。
  2. 前記設置ステップが、前記制御された環境の天井の凹部領域に前記IR LEDを設置するステップをさらに含み、
    前記凹部領域が、顧客のIR受信ユニットが進む領域において前記赤外光を予め計算された直径で円錐状に投射するのに役立つ、請求項1に記載の方法。
  3. 前記修正ステップが、商品位置のいかなる変更も反映するように前記修正赤外光を周期的に更新するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記修正ステップが、コンピュータ・プロセッサによって制御され、
    商品位置の変更を反映するようにプログラム変数を変更するステップと、
    変更された商品位置に対応するデジタル信号を発信するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ブロードキャスト・ステップが、IR受信ユニットに前記商品情報および位置を信号で知らせるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 制御された環境内で商品の位置を伝えるシステムであって、 前記制御された環境内で赤外光をブロードキャストできる位置に赤外光(IR)発光ダイオード(LED)を設置する手段と、
    商品の情報および位置を含むように前記赤外光を修正する手段と、
    所定の領域内で前記赤外光をブロードキャストして、顧客が前記商品の位置を特定できるようにする手段とを含み、
    IR受信ユニットが、修正赤外光を受信するように適合され、かつ位置特定アルゴリズムにリンクされており、前記位置特定アルゴリズムが、
    前記商品情報を希望商品のリストと比較して、一致するかどうか判断する手段と、
    前記比較手段の結果が一致した場合に、前記商品の前記位置を前記顧客に信号で知らせる手段とをさらに完備する、システム。
  7. 前記設置手段が、前記制御された環境の天井の凹部領域に前記IR LEDを設置する手段をさらに含み、
    前記凹部領域が、顧客のIR受信ユニットが進む領域において前記赤外光を予め計算された直径で円錐状に投射するのに役立つ、請求項に記載のシステム。
  8. 前記修正手段が、商品位置のいかなる変更も反映するように前記修正赤外光を周期的に更新する手段をさらに含む、請求項に記載のシステム。
  9. 前記修正手段が、コンピュータ・プロセッサによって制御され、
    商品位置の変更を反映するようにプログラム変数を変更する手段と、
    変更された商品位置に対応するデジタル信号を発信する手段とをさらに含む、請求項に記載のシステム。
  10. 前記ブロードキャスト手段が、IR受信ユニットに前記商品情報および位置を信号で知らせる手段をさらに含む、請求項に記載のシステム。
  11. 制御された環境内で商品の位置を伝えるコンピュータ可読媒体であって、
    前記制御された環境内で赤外光をブロードキャストできる位置に設置されている赤外光(IR)発光ダイオード(LED)の赤外光を、商品情報および位置を含むように修正する、前記コンピュータ可読媒体上のプログラム命令
    所定の領域内で前記赤外光をブロードキャストして、顧客が前記商品の位置を特定できるようにする、前記コンピュータ可読媒体上のプログラム命令とを含み、
    前記IR受信ユニットが、修正赤外光を受信するように適合され、かつ位置特定アルゴリズムにリンクされており、前記位置特定アルゴリズムが、
    前記商品情報を希望商品のリストと比較して、一致するかどうか判断するプログラム命令と、
    前記比較ステップの結果が一致した場合に、前記商品の前記位置を前記顧客に信号で知らせるプログラム命令とをさらに完備する、コンピュータ可読媒体
  12. 前記IR LEDが、前記制御された環境の天井の凹部領域に設置され、
    前記凹部領域が、顧客のIR受信ユニットが進む領域において前記赤外光を予め計算された直径で円錐状に投射するのに役立つ、請求項11に記載のコンピュータ可読媒体
  13. 前記修正ステップ用の前記プログラム命令が、商品位置のいかなる変更も反映するように前記修正赤外光を周期的に更新するプログラム命令をさらに含む、請求項11に記載のコンピュータ可読媒体
  14. 前記修正ステップのための前記プログラム命令が、コンピュータ・プロセッサによって制御され、
    商品位置の変更を反映するようにプログラム変数を変更するプログラム命令と、
    変更された商品位置に対応するデジタル信号を発信するプログラム命令とをさらに含む、請求項11に記載のコンピュータ可読媒体
  15. 前記ブロードキャスト・ステップのためのプログラム命令が、IR受信ユニットに前記商品情報および位置を信号で知らせるプログラム命令をさらに含む、請求項11に記載のコンピュータ可読媒体
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