JP2004504670A - 購入履歴に基づいて買物リストを提供する方法および装置 - Google Patents
購入履歴に基づいて買物リストを提供する方法および装置 Download PDFInfo
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Abstract
小売店内で購入を行う消費者を補助する方法を開示する。消費者データベースは、消費者の購入履歴情報を記憶する。ホストコンピュータは消費者データベースと通信して、消費者データベースから購入履歴情報を検索する。ホストコンピュータは、購入履歴情報にあるギャップを識別し、識別されたギャップに基づいて買物リストを生成する。買物リストは、購入に推薦される商品を含む。ホストコンピュータは、電子メールを介する方法、または小売店にあるキオスクを介する方法という2つの方法のうち1つで、消費者に買物リストを送信する。レシピデータベースはホストコンピュータと通信し、レシピ識別情報と材料情報とを含むレシピデータを記憶する。ホストコンピュータは買物リストとレシピデータを比較し、推薦されるレシピ情報を選択的に生成する。ホストコンピュータは推薦されるレシピ情報を買物リストに挿入する。買物リストは、店のデータベースに買物リストを記憶する店のコンピュータに提供される。消費者は、購入取引の間、買物リストから買い忘れた商品がある場合、その商品をリアルタイムベースで店のコンピュータから通知を受ける。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
【0001】
(技術分野)
本発明は一般にデータ処理に関し、より具体的には買物パターンに基づいて買物リストを提供することに関する。
【0002】
(背景技術)
典型的には、消費者は具体的に1つまたは複数の商品(items、アイテム)を買うために小売店に行く。小売店に行くために時間がかかり気が散るなどの状況に応じて、消費者は買う商品を一部しか覚えていないかまったく覚えていない場合がある。この結果、消費者は忘れた商品を思い出すともう一度店に戻らなくてはならない場合があり、時間やリソースを無駄にしてしまう(たとえば燃料費、バス代など)。この不運なシナリオは特に、典型的には多くの商品を購入する食料雑貨品の買物に関連する。
【0003】
ほとんどの消費者は食料雑貨品の買物をお使いとして考えているので、このような仕事は、たとえば奢侈品や娯楽のための商品の買物ほど楽しくはない。また、食料雑貨品はかなりありふれているので、消費者の記憶はそれほど鋭くない。さらに、食料雑貨品の買物を効率よく行うために、ほとんどの消費者は食料雑貨品店に行って一度に多数の商品を買う。そのための補助として、商品または製品の数が消費者が容易に記憶できる量を超えている場合、買物リストを作る消費者もいる。しかし、ほとんどの消費者はこのプロセスが便利ではないと考えるので、このようなリストを公式化して書く時間をとる消費者はほとんどいない。
【0004】
典型的な世帯は、食料雑貨品を買うことに加えて、自分たちの食事になにを作るかを決めるという面倒な雑用に常に直面している(すなわち、なにを買うかを見積もる)。典型的な世帯にとっては、新しいレシピを見つけ、正しい材料を購入することは時間のかかる作業になっている。レシピは一般的には多くの異なる商品を使用することが必要であり、材料がないと料理を準備できなくなる可能性がある。次のシナリオが考えられる。夕食に準備する料理を決定した後、消費者は必要な材料を買物リストの形態で書き出し、食料雑貨品店に行く。消費者が作成した買物リストが正しくなかったり、商品をうっかり見落としていたり、正しい買物リストの商品を全部買うことを忘れていたりすると、消費者が店に再び行く時間があると仮定して、また店に行って見落としを訂正しない限り、料理はできない。
【0005】
購入を行う消費者を補助する従来の方法の1つは、多数の商品を推薦するリーフレットを小売店が店で消費者に渡すことである。この方法に伴う欠点は、推薦される商品が消費者が買いたいと思っている商品と一致しない可能性が高いということである。すなわち、推薦は消費者の購入履歴とは相関性を有しない。
【0006】
前述に基づいて、小売店で購入する消費者を補助する改善された方法に対する明確な必要性がある。
【0007】
また、消費者が容易にアクセスできる買物リストを自動的に準備する必要性もある。
【0008】
また、消費者が買物リストの商品を購入するときに、忘れている商品を消費者に思い出させる必要性もある。
【0009】
さらに、消費者に便利にレシピを提案し、レシピに対応する商品のリストを提供する必要性もある。
【0010】
消費者が小売店で購入する方法を合理化する必要性に基づいて、消費者に便利に配布できる買物リストを作成する方法が非常に望ましい。
【0011】
(発明の開示)
本発明の1態様によれば、消費者が小売店内で購入することを補助する方法が提供される。この方法は、消費者の購入履歴情報を収集することと、購入履歴情報の間のギャップを識別することとを含む。この方法はまた、識別されたギャップに基づいて買物リストを生成することを含む。買物リストは、購入に推薦される複数の商品を含む。この方法はさらに、買物リストを消費者に電子的に送信することも含む。この方法によって、消費者は効率的に購入を行うことができる。
【0012】
本発明の別の態様によれば、小売店の中で購入を行う消費者を補助する装置は、消費者の購入履歴情報を記憶するように構成された消費者データベースを備える。
ホストコンピュータは消費者データベースと通信して、消費者データベースから購入履歴情報を検索する。ホストコンピュータは、購入履歴情報のギャップを識別し、識別されたギャップに基づいて買物リストを生成する。買物リストは購入に推薦される複数の商品を含む。ホストコンピュータは買物リストを消費者に送信する。上記の構成は有利に、消費者の購入パターンと一致する正確な買物リストを消費者に提供する。
【0013】
本発明の別の態様によれば、小売店内で購入を行う消費者を補助する装置は、消費者の購入履歴情報を記憶するように構成された消費者データベースを備える。ホストコンピュータは消費者データベースと通信して、消費者データベースから購入履歴情報を検索する。ホストコンピュータは、購入履歴情報の中のギャップを識別する手段と、識別されたギャップに基づいて買物リストを生成する手段とを備える。買物リストは購入に推薦される複数の商品を含む。ホストコンピュータはさらに、買物リストを消費者に送信する手段も含む。上記の構成は有利に、買物の効率的な方法を消費者に提供する。
【0014】
本発明のさらに別の態様では、小売店内で購入を行う消費者を助ける、1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ読み取り可能な記録媒体が開示される。1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスは、1つまたは複数のプロセッサが実行すると、その1つまたは複数のプロセッサが、消費者の購入履歴情報を収集するステップと、購入履歴情報の中のギャップを識別するステップと、識別されたギャップに基づいて買物リストを生成するステップとを実行する命令を含む。買物リストは、購入に推薦される複数の商品を含む。別のステップは、買物リストを消費者に電子的に送信することを含む。この方法は有利に、特定の消費者の購入パターンを反映する買物リストを消費者が便利に得ることを可能にする。
【0015】
本発明のより完全な理解と、本発明に付随する多くの利点は、付随する図面と共に次の詳細な説明を参照することによって本発明をよりよく理解すると容易に得られるであろう。
【0016】
(発明を実施するための最良の形態)
次に、いくつかの図を通じて同様な参照番号は同じ部分または対応する部分を示している図面を参照し、特に図1を参照すると、購入インセンティブを提供する装置の概念的な図が示されている。この装置は、遠隔コンピュータ101、消費者データベース103および1つまたは複数の小売店105とを含む。各小売店は、店のコンピュータ109、1つまたは複数のスキャナ117と端末121、1つまたは複数のプリンタ125、および店のデータベース113とを含む。好ましくは、各スキャナ117は端末121のうち1台と、プリンタ125のうち1台に関連づけられている。各小売店はまたキオスク135を含み、キオスク135は店のコンピュータ109と通信する。
【0017】
さらに、ホストコンピュータ101はインターネットなどの公衆通信網131を介して電子メールゲートウェイ127と通信して、1つまたは複数のクライアントステーション129に電子メールメッセージを転送する。ホストコンピュータ101はまたレシピデータベース133とも通信する。
【0018】
ホストコンピュータ101は、小売店105内で消費者の購入行動を監視し、購入行動の情報を消費者データベース103に記憶し、購入インセンティブの配布を制御する、任意のサーバ、ワークステーション、パーソナルコンピュータ(PC)、または他の機器である。ホストコンピュータ101は任意の適切なプロトコルを使用して店のコンピュータ109と通信し、たとえば図12のコンピュータ装置801を使用して実装することができる。
【0019】
消費者データベース103は、本発明によって買物リストを提供するための情報を含む記録を含んだファイルである。この情報には、小売店105の中で顧客が行った各購入の情報が含まれる。このような情報は、たとえば、ブランド、サイズ、重さ、価格、購入の日時、購入を行った消費者の顧客識別(顧客ID)を含む。1実施形態では、この情報の一部は、取引の間にスキャナ117が、購入された商品の上のバーコードを走査すると、バーコードから得られる。消費者データベース103の中の記録は、フィールドと、検索、ソート、組み換え、および他のデータベース機能の組とを含む。消費者データベース103は、場合によっては2つ以上のデータベースとして実装してもよい。米国特許第5,832,457号、第5,649,114号、第5,430,644号、および第5,592,560号のうち1つまたは複数が、消費者の購入情報を収集し、これらの情報を消費者データベース103と店のデータベース113などのデータベースの中に記憶する技術を記述している。米国特許第5,832,457号、第5,649,114号、第5,430,644号、および第5,592,560号は、参照により本明細書に組み込まれている。さらに、消費者購入情報を収集し、このような情報を消費者データベース103と店のデータベース113などのデータベースに記憶する技術は、カタリナマーケティングおよび/またはカタリナマーケティングインターナショナルが所有する他の特許の中に記述されている。カタリナマーケティングおよび/またはカタリナマーケティングインターナショナルが所有する各特許は、参照により本明細書に組み込まれている。
【0020】
小売店105は、商品が保管され顧客に小売販売される任意の場所である。小売店105は、小売店チェーンの一部であってもよい。
【0021】
店のコンピュータ109は、たとえばホストコンピュータ101と通信し、店のデータベース113の中に情報を記憶してそこから検索し、スキャナ117、端末121、プリンタ125と通信する、図12のコンピュータ装置1201、他の任意の適切なPC、ワークステーション、サーバ、または装置を使用して実装できる。店のコンピュータ109は、本発明による購入インセンティブを提供することに関連する機能、および、従来の店舗用制御装置の機能(たとえば米国特許第5,173,851に記述されている)を実行する。
【0022】
店のデータベース113は、本発明によって購入インセンティブを提供する情報を含む記録を含んでいるファイルである。店のデータベース113の中の記録は、バーコードを小売店105の中の商品と関連づけるフィールド、消費者IDを購入インセンティブに関連づけるフィールド、および購入インセンティブの条件を報酬と関連づけるフィールドを含む。店のデータベース113はまた、検索、ソート、組み換え、および他のデータベース機能の動作も含む。店のデータベース113は場合によっては、2つ以上のデータベースとして実装してもよい。店のコンピュータ109は店のデータベース113に記憶された販売取引情報を定期的に検索し、ホストコンピュータ101に送信し、ホストコンピュータ101は情報を使用して消費者データベース103に記憶された購入履歴情報を更新する。
【0023】
スキャナ117は、販売時点でキャッシャと関連づけられる。スキャナ117は、商品、クーポン、購入インセンティブ、プロモーション、広告、および他の有形な媒体上のバーコードなどの印を走査する任意の適切なスキャニング装置である。端末121は従来のキャッシュレジスタであってもよく、店のコンピュータ109とスキャナ117と通信する。端末121はキャッシャが入力した情報と、スキャナ117から受信したバーコード情報とを受信する。このような情報は店のコンピュータ109に送信され、店のコンピュータ109は情報を処理する。端末121はまた、店のコンピュータ109から受信した情報を表示する。
【0024】
プリンタ125は、クーポンおよび他の通知(たとえば購入インセンティブ)を販売時点で印刷する任意の適切な印刷機器である。プリンタ125はホストコンピュータ101および/または店のコンピュータ109と通信し、これらのコンピュータによって制御される。
【0025】
キオスク135は他の機能の中でも特に、消費者に、消費者識別情報を入力し買物リストを検索する機能を提供する。キオスク135は、消費者が消費者IDを入力するキーパッドを含む。キオスク135はカードリーダ(図示せず)も有し、消費者は買い物客カードをカードリーダに通すことによって消費者IDを提供する。印刷機器(図示せず)を使用し、キオスク135が消費者のために買物リストを印刷することができる。
【0026】
図1の装置は例示的なものに過ぎず、当業者であれば、本発明を実装するために使用される特定のハードウェアの多くの変形例をすぐに思いつくであろうことを理解されたい。たとえば、店のコンピュータ109の機能は、端末121を制御する標準の店舗制御装置と、ホストコンピュータ101と通信し販売取引データと、端末121から店のコンピュータ109に送信される信号とを監視する別のコンピュータとに分割することもできる。小売コンピュータ装置のこれらの実装と他の実装は、米国特許第4,723,212号、4,910,672号、5,173,851号、5,612,868号、および6,026,370号のうち1つまたは複数にさらに詳細に記述されており、これらの特許の各々は参照により本明細書に組み込まれている。これらの変形例および他の変形例を実装するために、図1に示された任意の装置のうち2台以上の特殊機能を実行するように単一のコンピュータ(たとえば図12のコンピュータ装置)をプログラミングしてもよい。他方、2台以上のプログラミングされたコンピュータを図1に示された装置のうち任意の1台と交換してもよい。場合によっては冗長性と複製など分散処理の原理と利点を実装して、たとえば装置の強固さと性能を増強してもよい。
【0027】
本発明は、たとえば、小売店105で買物をする種々の顧客、これらの顧客の購入履歴、購入インセンティブ、および顧客の分類などに関する情報を記憶する。この情報はたとえば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、および/またはRAMなどの1つまたは複数のメモリ内に記憶される。消費者データベース103と店のデータベース113などの1つまたは複数のデータベースが、本発明を実装するために使用される情報を記憶することができる。データベースは、たとえば、上記にリストされたメモリ、または図8の議論において次にリストされる記憶装置のうち任意の記憶装置など、1つまたは複数のメモリ内に含まれるデータ構造(たとえば記録、表、列、フィールド、グラフ、ツリー、および/またはリスト)を使用して構成される。
【0028】
図2から図5は、本発明の1実施形態により消費者に買物リストを提供する装置を実装するために使用されるデータ構造を示す。データ構造は表を使用したリレーショナルフォーマットで示されており、表の中の1つの列(すなわちフィールド)に記憶されている情報は表の別の列(複数可)に渡って同じ行(すなわち記録)に記憶された情報にマッピングされているかまたはリンクされている。ホストコンピュータ101および/または店のコンピュータ109は、これらのデータ構造を使用する。図2から図5に示されたデータ構造は、消費者データベース103、店のデータベース113、レシピデータベース133、および/または任意の他の適切な記憶装置(複数可)に記憶される。
【0029】
図2は、消費者IDを記憶するフィールド203と、フィールド203の消費者の購入履歴を記憶するフィールド205とを含む購入履歴表201である。消費者IDは任意の識別子であり、チェックアウトで走査されるか読み取られるか、または他の方法でコンピュータ装置に入力されて顧客を識別する。各顧客は複数の顧客IDを有していてもよい。好ましくは、消費者IDはスキャナ117がチェックアウトで迅速に読み取れるバーコードとして表されるが、識別を記憶または表示する任意の他のタイプのマシン可読実装または非マシン可読実装を使用することができ、この中には磁気ストリップ、メモリチップ、およびスマートカードが含まれる。可能な消費者IDの例は、クレジットカード番号、デビットカード番号、社会保障カード番号、運転免許証番号、小切手口座番号、郵便の住所、名前、電子メールアドレス、電話番号、得意客カード番号、買い物客識別(SCID)、または、小売店105が発行する得意客カード番号であるが、他の任意の適切な形態の識別が使用できる。好ましくは、フィールド205は、購入の場所、購入した商品の詳細、購入した各商品の価格、および取引の日時などの購入データを別々に記憶するいくつかのサブフィールドに分割される。
【0030】
図3は、消費者IDを記憶するフィールド303と、買物リスト商品を記憶するフィールド305とを含む買物リスト表301である。各消費者を一意的に識別する消費者IDフィールド301は、図2のフィールド203と同一である。例示的な実施形態による買物リスト商品フィールド305は、図6Aと図6Bの買物リストを生成するために使用できるデータを記憶する多くのサブフィールドを含む。いくつかのサブフィールドは、トップ50商品に関する概要データ、対応する商品が最後に購入された日付、次に購入するように推薦される商品の記述、今購入するように推薦される商品の記述、およびその商品の現在の価格に関する情報を含んでいてもよい。別法としては、フィールド305は、購入するように推薦される商品を記憶する推薦商品フィールド、およびそれぞれの商品の価格を記憶する現在価格フィールドという2つだけのサブフィールドを含んでいてもよい。買物リスト商品フィールド305にデータを取り入れるために、ホストコンピュータ101は所与の期間にもっとも頻繁に購入されたトップ50の商品、または、閾値を超えない所定の回数商品を購入しなければならない頻度ウィンドウなど種々の基準に基づいて消費者データベース103に照会する(query、問い合わせる、クエリーする)。超えてはならない閾値は、たとえば、消費者が小売店105に行ったときに99.9%購入している商品を除去するために設定することができる。これは、買物リストが非常に大きな場合には望ましいことがある。さらに、ある消費者が特定の商品(たとえば牛乳)をほとんどの買物で買うのであれば、その特定の商品を思い出すことは、それほど消費者にとって便利ではない。
【0031】
図4は、商品に関連づけられた季節またはイベントに関する情報を記憶するフィールド403を含む季節商品表(seasonal items)401である。たとえば、季節は、たとえば感謝祭、新年、バレンタインデーなど、任意の予め定められたイベントまたは休暇シーズンであってよい。季節は、新学年の始まりなど、任意の認識できる公共のイベントであってよい。表401の中の商品フィールド405は、対応する季節に関連づけられた特定の商品を記憶する。たとえば、新学年の開始時に人気のある製品または商品は、種々の学校用品(たとえば糊、紙、鉛筆など)、および昼食用軽食などを含んでいてもよい。
【0032】
図5は、レシピの名前を記憶するフィールド403と、レシピに関連する材料を記憶するフィールド405とを含むレシピ表501である。たとえば、レシピ表501の中のピーナツバターとジャムサンドイッチのレシピを記憶するには、レシピ名フィールド503は「ピーナツバターとジャム」という名前を記憶し、関連する材料である、ピーナツバター、ジャム、およびパンを別のサブフィールドのフィールド505に記憶する。材料フィールド505は種々のメーカーが提供する特定の商品にマッピングすることができる。現在の例では、ピーナツバターを特定のメーカーが製造する特定のブランドにマッピングし、ジャムとパンを別のメーカーにマッピングすることができる。
【0033】
図6Aと図6Bは、図1のホストコンピュータ101が作成する買物リストの2つの例示的な実施形態の図を示す。図6Aに見られるように、推薦される商品のフィールド603は、買物リスト表301(特にフィールド305)に記憶されたトップ50の商品を一覧する。これらの推薦される商品は、消費者データベース103に記憶された特定の消費者の購入履歴を比較することに基づいてホストコンピュータ101が作成したものである。買物リスト生成の動作を、図7に関してより完全に説明する。
【0034】
この特定の例では、最初の商品はXブランドのシリアルであり、50番目の商品はYブランドのマンゴである。買物リスト601の中で、現在の価格フィールド605は、対応する行の商品に関連づけられた価格を列挙する。たとえば、Xブランドのシリアルである商品1は2.68ドルという価格を有する。さらに、Yブランドのマンゴは1.67ドル/lbsという価格を有すると示されている。この買物リスト601を生成すると、ホストコンピュータ101は買物リスト601を消費者に配布することができる。有利には、消費者は買うべき商品を手で記入して買物リストを作成することに時間を費やす必要がない。さらに、消費者には、自分の実際の購入履歴を知り、より正確な買物リストを作成できるという利点が与えられる。対照的に、従来の買物リストは通常、商品の説明のみを含み、特定のブランドは含んでいない。本当に正確な買物リストがあれば、世帯の任意のメンバーがより容易に食料雑貨品の買物を行うことができ、間違ったブランドの商品を買うという可能性がなくなる。このようにして、食料雑貨品店に行くように指定された世帯のメンバーは、その世帯が使用する特定の商品のブランドに関して個人的に知識を有する必要がない。
【0035】
図6Bは、代替の実施形態による買物リストを示す。買物リスト607は、消費者の購入履歴に基づいたトップ50の商品の概要を示すフィールド609を含む。さらに、買物リスト607は、対応する商品を最後に購入した日付を示す、最終購入フィールド611を提供する。本質的には、フィールド609と611は、消費者に、その消費者が家に持っている可能性の高いものに関する迅速な概要を提供する。図6Bから明らかなように、買物リスト607は,図6Aの買物リスト601より詳しい詳細を提供する。図6Bの買物リスト607は、消費者が食料品雑貨品店に次に行ったときに購入したいと考えるかも知れない商品を示す、次の購入に推薦されるフィールド613を含む。フィールド613の中の情報は、特定の消費者に関して特定の商品の購入サイクルを調べることによって決定する。フィールド615は、今購入すべき商品を指定する。買物リスト601と同じように、この買物リスト607は、フィールド613と615の中の特定の商品に関連づけられた現在の価格を示す現在の価格フィールド617を含む。この例では、買物リスト607は、食料雑貨品店に行ったらすぐにXブランドのシリアルを購入することを勧めているが、Yブランドのマンゴについては、次に店に行った時でよいとなっている。
【0036】
図7は、本発明の1実施形態による、買物リストを生成する動作のフローチャートを示す。ステップ701では、消費者の購入履歴情報を消費者データベース103に記録する。購入履歴情報は継続的に更新され(つまり1日に2回、または1日に1回のベース)、購入履歴、購入履歴の変化、消費者の傾向を追跡する。ホストコンピュータ101はステップ703で、各消費者に関して、あらかじめ確立された基準を使用して各消費者の購入履歴に基づいて、購入行動情報を生成する。たとえば、適用できる購入行動の基準が、昨年の各週に店105で使った平均金額である場合、必要であればホストコンピュータ101は購入履歴表201のフィールド205に記憶された情報を使用して、店105で昨年その消費者が行った出費の週平均に関する購入行動情報を導出する。別法としては、購入行動基準は、特定の商品がある年に購入された回数を含んでいてもよい。購入行動情報は、フィールド205の購入履歴情報から導出する必要がない場合もある(たとえば、購入行動情報がフィールド205の中の購入履歴情報の一部である場合)。このような場合、ステップ703には、適切な情報をフィールド205から検索するプロセスが含まれる。購入行動の基準は、店105における顧客の過去および/または現在の支出または購入習慣を示す。多数の店105があってもよいため、購入行動基準は、各消費者が行く店および/またはチェーン店に基づいていてもよい。
【0037】
次に、ホストコンピュータ101は、消費者の購入履歴の中のギャップを識別する(ステップ705)。たとえば、ある消費者がシリアルを毎週買っていると購入履歴が示しているのにその消費者が最近3週間シリアルを買っていないと、ホストコンピュータ101が決定した場合、シリアルを購入しなかった最近の不足がギャップとなる。ホストコンピュータ101は、任意の数の商品についてこのギャップ識別のプロセスを実行する(たとえばトップ50商品)。ステップ707では、ホストコンピュータ101は、消費者データベース103に記憶されたそれぞれの消費者の購入履歴の中で識別されたギャップに基づいて、消費者ごとに買物リスト(たとえば買物リスト601または買物リスト607)を生成する。その後、ステップ709のように、ホストコンピュータ101は買物リストを各消費者に配布する。配布機構は多くの形態をとることができ、このうち2つを図8Aと図8Bに関して次に説明する。
【0038】
図8Aは、ホストコンピュータ101が生成した買物リストを電子メールで配布するフローチャートを示す。クライアントステーション129(図1)は、たとえば、ユーザに電子メールアドレスを求め、ついでウェブサーバ内のデータベース上に記憶する登録機能を伴うサーバアプリケーションを実行するウェブサーバ(図示せず)である。ウェブサーバアプリケーションは、クライアントステーション129にいるユーザに、たとえば小売店105の種々のプロモーションとサービスを伝えるように設定してもよい。別法としては、消費者データベース103は、ホストコンピュータ101とウェブサーバ(図示せず)の相互作用を介してクライアントステーション129のユーザの電子メールアドレスを含むこともできる。従って、買物リストを図7に記述されたプロセスを介して生成した後、ホストコンピュータ101はステップ801で、買物リストに関連づけられた消費者IDに対応する電子メールアドレスを含むデータベース(たとえば消費者データベース103またはウェブサーバデータベース(図示せず))に問い合わせる(query、照会する、クエリーする)。ステップ803では、ホストコンピュータ101は、電子メールアドレスがデータベース(たとえば消費者データベース103)の中で入手できるかどうかをチェックする。特定の用途によっては、ホストコンピュータ101は、消費者が電子メールアドレスを有しない限り、消費者に関連づけられた買物リストの生成を制限できることに注意されたい。このような限定は、買物リストを生成し配布するプロセスを実行するための最適化に過ぎず、次に論じるように他の配布機構も可能である。次に、ホストコンピュータが、特定の消費者に関して電子メールアドレスが入手可能であると決定した場合、ホストコンピュータ101は、ステップ807で、買物リストを消費者の電子メールアドレスに送信する。本質的には、ホストコンピュータ101は、買物リストをキャプチャし、図6Aまたは図6Bに示されたフォーマットの買物リストを含む電子メールを自動的に合成するテキストメッセージを生成する。しかし、ホストコンピュータ101が、消費者の電子メールアドレスがデータベース(たとえば消費者データベース103)の中で入手できないと決定した場合、ホストコンピュータ101は、買物リスト(たとえば601または607)がプリンタ125で印刷できるように買物リストを店のコンピュータ109に送信する(ステップ805)。例としての実施形態では、プリンタ125は、店105の顧客サービス部の中に常駐してもよい。このような方法で、消費者は店105に行くだけで顧客サービスカウンタで買物リストを検索できる。別法としては、次に論じるように消費者はキオスク135を介して買物リストを検索することができる。
【0039】
図8Bは、店105の中のキオスク135に買物リストを配布する動作を示す。
ホストコンピュータ101が買物リストを生成した後、ホストコンピュータ101は買物リストを店のコンピュータ109に送信し、ついで店のコンピュータ109は買物リストを店のデータベース113に記憶することができる。消費者には、電子メール機構または他の所定の通知の形態で、買物リストが作成されていることが通知されていると仮定している。たとえば、消費者が買物リストを作成するこのサービスに登録していると、消費者は、買物リストを自分に配布する時と方法を指定することができる。たとえば、毎週土曜日に小売店105に行く消費者は、買物リストを毎週金曜日に生成し、店105に配布してピックアップするように指定してもよい。小売店105に入ると、消費者はキオスク135の所に行って、PIN(個人識別番号)を入力するか、別法としては、キオスクのカードリーダに買い物客カードを読み取らせて(swipe、スワイプする)、キオスク135に、消費者識別情報を提供する(ステップ811)。次にステップ813で、キオスク135は、店のコンピュータ109を介して店のデータベース113から、入力された消費者識別情報に対応する買物リストを検索する。店のコンピュータ109が買物リストをキオスク135に送信すると、キオスク135はステップ815で買物リストを印刷する。買物リストが便利に生成されると、消費者は買物リストからもれている商品がないと確信して効率的に購入を行うことができる。
【0040】
図9は、本発明の1実施形態によって、季節商品を消費者の買物リストに挿入する動作のフローチャートを示す。図1の装置に追加された機能として、ホストコンピュータ101は、消費者に、通常の買物リスト商品と共に購入を検討する可能性のある種々の季節商品を通知することができる。たとえば、買物リストを感謝祭の1週間前に生成する場合、ホストコンピュータ101は消費者に、七面鳥とクランベリーソースを購入してはどうかと提案することができる。季節商品情報は、図4の季節商品表のデータ構造に従って、消費者のデータベース103の中に記憶される。ステップ901では、ホストコンピュータ101は消費者の購入履歴を、季節商品表に記憶された季節商品と比較する。ホストコンピュータ101は、たとえば、消費者に関連するトップ50の商品と消費者のデータベース103の季節商品表の中に記憶された季節商品との間に一致があるかどうかを決定する(ステップ903)。一致がある場合、ホストコンピュータ101はステップ905で、これらの一致する季節商品を買物リストに挿入する。別法としては、ホストコンピュータは季節商品リストを、消費者の全購入履歴内の任意の商品と比較して、過去に消費者がこれらの季節商品のうち任意の商品を購入しているかどうかを決定して、購入の推薦を消費者がよりよく受けるようにしてもよい。たとえば、消費者が過去のある時にパンプキンパイを買っている場合、ホストコンピュータ101は感謝祭の休日にパンプキンパイを購入することを推薦することができる。他方、一致しているものがない場合、ホストコンピュータ101は消費者の買物リストに季節商品のうち1つまたは複数を強制するように選択することもできる。ステップ907でホストコンピュータ101が、季節商品を買物リストに強制(force)すべきであると決定した場合、これらの商品を買物リストに挿入する(ステップ905)。この強制機構は、小売業者が特定の製品を販売促進したい場合、小売業者は容易に販売促進できるという点で有用である。さらに、小売業者は、小売業者がある商品を消費者に提案すると、その商品のメーカーから補償を受けるという構成を確立することもできる。
【0041】
図10は、本発明の1実施形態により消費者のそれぞれの買物リストに基づいて消費者にレシート(レシピ)を提案し送信する動作のフローチャートを示す。ステップ1001では、ホストコンピュータ101は買物リストの商品をレシピデータベース133の中のレシピデータと比較する。前に論じたように、レシピデータは図5に示されたデータ構造に従って記憶することができる。レシピデータは、レシピ識別情報(すなわちレシピの名前)と材料情報とを含む。ステップ1003では、ホストコンピュータは材料情報が買物リストの商品の予め定められた量と一致するかどうかを決定する。すなわち、ホストコンピュータ101はレシピを推薦する前に一致する必要のある所定の商品の数の基準または閾値を有する(たとえば、商品のうち60%が一致する必要がある)。しかし、買物リストのすべての商品がレシピの材料と一致する場合、そのレシピを推薦することができる。ホストコンピュータが、すべての買物リストの商品が所定のレシピの内容と一致すると決定した場合、ステップ1005でホストコンピュータは買物リストにレシピを挿入し、レシピに関連する商品を識別する。ホストコンピュータ101が、完全な一致を識別しない場合、ステップ1007でホストコンピュータ101はレシピを完全にするために必要な商品を識別することができる。次に、ホストコンピュータは、一致する商品と不足している商品(missing items)を一覧して、レシピ情報を買物リストに挿入する(ステップ1009)。ピーナツバターとジャムのサンドイッチの例に戻ると、消費者が買物リストにパンとジャムを有している場合、消費者がピーナツバターを買えばピーナツバターとジャムのサンドイッチを作ることができるということを買物リストが示してもよい。これに従って、ホストコンピュータ101は、パンとジャムという一致した商品と共にピーナツバターという商品を挿入する(すなわち不足している商品)。上記の構成により、消費者はレシピ情報および、材料に関連する必要な商品を便利に受けとることができる。
【0042】
図11は、本発明の1実施形態により小売店で種々の商品を購入する間に忘れられてしまった商品を消費者に通知する動作のフローチャートを示す。消費者は小売店105内で種々の商品または製品を集めることを完了するとチェックアウトカウンタに進み、商品を購入する(ステップ1101)。この時点で、店のコンピュータ109は対応する買物リストを、たとえば、店のデータベース113内に保持していることが仮定されている。商品をスキャナ117で走査すると、ステップ1103で店のコンピュータ109はリアルタイムで消費者の購入を追跡し、購入された商品と対応する買物リストを比較する。消費者が購入しようとしているすべての商品の走査が終わると、店のコンピュータ109はステップ1105で、これらの購入される商品が完全な買物リストに反映されているかどうかを比較する(すなわち、買物リストと購入された商品の間に差があるかどうか)。差がある場合、店のコンピュータ109は不足している商品のリストを生成する(ステップ1107)。次に、例示的な実施形態では、チェックアウト領域の隣にあるプリンタ125で不足している商品のリストを印刷する(ステップ1109)。これに従って、消費者は一部の商品を忘れているという通知を受ける。その後消費者は小売店105の適切な通路に戻って、忘れている商品を買いなおすことができる。消費者に通知する代替の方法は、キャッシャが購入品の合計を出してから、端末121上に情報を表示することを含む。この便利な通知によって消費者の貴重な時間とリソースが節約できる。
【0043】
当業者であれば明らかなように、本発明のすべてあるいは一部は、本発明の教示に従ってプログラミングされた従来の汎用コンピュータまたはマイクロプロセッサを使用して便利に実装できる。また当業者であれば明らかなように、当業界のプログラマであれば本開示の教示に基づいて適切なソフトウェアを容易に作成できる。
【0044】
図12は、本発明による実施形態を実装できるコンピュータ装置1201を示す。コンピュータ装置1201は、情報を通信するバス1203または他の通信機構と、バス1203に結合され情報を処理するプロセッサ1205とを含む。また、コンピュータ装置1201は、バス1203に結合して情報と、プロセッサ1205が実行すべき命令とを記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)または他のダイナミック記憶装置(たとえばダイナミックRAM(DRAM)、スタティックRAM(SRAM)、同期DRAM(SDRAM)、フラッシュRAM)などのメインメモリ1207を含む。さらに、メインメモリ1207は、プロセッサ1205が命令を実行する間に、一時的な変数や他の中間情報を記憶するために使用することもできる。コンピュータ装置1201はさらに、バス1203に結合され、スタティックな情報とプロセッサ1205の命令を記憶する、リードオンリーメモリ(ROM)1209または他のスタティックな記憶装置(たとえばプログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気消去可能PROM(EEPROM)を含む。また、バス1203に結合された磁気ディスクまたは光ディスクなどの記憶装置1211を備え、情報と命令とを記憶する。
【0045】
コンピュータ装置1201は、特殊用途論理デバイス(たとえば、特殊用途集積回路(ASIC))、またはコンフィギュラブル論理装置(たとえば、ジェネリックアレイ論理(GAL)またはリプログラマブルフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA))とを含んでいてもよい。他のリムーバブルメディア装置(たとえば、コンパクトディスク、テープ、リムーバブル光磁気媒体)、または固定の高密度メディアドライブを、適切なデバイスバス(たとえば、小型コンピュータ装置インタフェース(SCSI)バス、エンハンストインテグレーテッドデバイスエレクトロニクス(IDE)バス、またはウルトラダイレクトメモリアクセスバス(DMA)バス)を使用してコンピュータ装置1201に追加してもよい。コンピュータ装置1201はさらに、各々が同じデバイスバスまたは他のデバイスバスに接続できるコンパクトディスクリーダ、コンパクトディスク読み取り書き込みユニット、またはコンパクトディスクジュークボックスを含んでいてもよい。
【0046】
コンピュータ装置1201は、バス1203を介して、陰極線管(CRT)などのディスプレイ1213に結合して、情報をコンピュータのユーザに表示することもできる。ディスプレイ1213は、ディスプレイカードまたはグラフィックスカードで制御できる。コンピュータ装置はキーボード1215とカーソル制御1217などの入力デバイスを含み、情報とコマンドの選択をプロセッサ1205に通信する。カーソル制御1217は、たとえば、方向情報とコマンドの選択をプロセッサ1205に通信し、ディスプレイ1213上のカーソルの動きを制御するマウス、トラックボール、またはカーソル方向キーである。さらに、プリンタは、図2から図5に示されたデータ構造/情報、または、コンピュータ装置1201が記憶および/または生成した他のデータの印刷された一覧を提供することもできる。
【0047】
コンピュータ装置1201は、メインメモリ1207などのメモリ内に含まれる1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスをプロセッサ1205が実行したことに応答して、本発明の処理ステップの一部またはすべてを実行する。
このような命令は、記憶装置1211など他のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からメインメモリ1207の中に読み込むことができる。マルチ処理構成の1つまたは複数のプロセッサを使用して、メインメモリ1207に含まれる命令のシーケンスを実行してもよい。代替の実施形態では、ソフトウェア命令の代わりかまたはソフトウェア命令と共にハードワイヤード回路を使用することもできる。このように、実施形態は、任意の特定のハードウェア回路とソフトウェアの組み合わせに限定されるものではない。
【0048】
上記のように、装置1201は、本発明の教示によってプログラミングされ、本明細書に説明されたデータ構造、表、記録、または他のデータを含む、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能な記録媒体またはメモリを含む。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例は、コンパクトディスク、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、テープ、光磁気ディスク、PROM(EPROM、EEPROM、フラッシュEPROM)、DRAM、SRAM、SDRAMなどである。本発明は、コンピュータ装置1201を制御し、本発明を実装するデバイスを駆動し、コンピュータ装置1201が人間のユーザ(たとえば、店105にいる顧客)と相互作用できるようにするソフトウェアを、任意の1つのコンピュータ読み取り可能な記録媒体またはコンピュータ読み取り可能な記録媒体の組み合わせの上に記憶している。このようなソフトウェアは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、開発ツール、およびアプリケーションソフトウェアを含んでいてもよいが、これらに限定されるものではない。このようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体はさらに、本発明を実装する際に実行される処理の全部または一部(処理が分散されている場合)を実行する本発明のコンピュータプログラム製品を含む。
【0049】
本発明のコンピュータコードデバイスは、任意の解釈されたコード機構または実行可能コード機構であり、スクリプト、インタープリタ、ダイナミックリンクライブラリ、Java(登録商標)クラス、完全実行可能プログラムを含むが、これらに限定されるものではない。さらに、本発明の処理の一部を分散して、性能、信頼性、および/またはコストを改善することもできる。
【0050】
本明細書で使用されている「コンピュータ読み取り可能な記録媒体(computer readable medium)」という用語は、プロセッサ1205が実行する命令を提供することに関与する任意の媒体を指す。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、多くの形態をとることができ、その中には不揮発性媒体、揮発性媒体、送信媒体が含まれるが、これらに限定されるものではない。不揮発性媒体は、たとえば、記憶装置1211などの、光ディスク、磁気ディスク、および光磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、メインメモリ1207などのダイナミックメモリを含む。送信媒体は、同軸ケーブル、銅線ワイヤ、および光ファイバを含み、バス1203を含むワイヤを含む。送信媒体は、無線波データ通信および赤外線データ通信の間に生成されるような音波また光波の形態をとってもよい。
【0051】
コンピュータ読み取り可能な記録媒体の一般的な形は、たとえばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、テープ、光磁気ディスク、PROM(EPROM、EEPROM、フラッシュEPROM)、DRAM、SRAM、SDRAM、または他の任意の磁気媒体、コンパクトディスク(たとえばCD−ROM)、または他の任意の光学媒体、パンチカード、紙テープ、または孔のパターンを伴う他の物理媒体、搬送波(次に説明する)、またはコンピュータが読み取ることのできる他の任意の媒体を含む。
【0052】
種々の形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、プロセッサ1205が実行する1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを実行することに関与することができる。たとえば、命令は遠隔コンピュータの磁気ディスクが最初に実行してもよい。遠隔コンピュータは、本発明の全部または一部を実装する命令を遠隔でダイナミックメモリにロードし、モデムを使用して電話回線上で命令を送信することができる。コンピュータ装置1201のローカルなモデムは、電話回線でデータを受信し、赤外線送信器を使用してデータを赤外線信号に変換することができる。バス1203に結合された赤外線検出装置は、赤外線信号で搬送されたデータを受信し、データをバス1203に置くことができる。バス1203はデータをメインメモリ1207に入れ、プロセッサ1205はメインメモリ1207から命令を検索して実行する。オプションとしては、メインメモリ1207が受信した命令を、プロセッサ1205が実行する前または実行した後に記憶装置1211に記憶してもよい。
【0053】
コンピュータ装置1201はまた、バス1203に結合された通信インタフェース1219を含む。通信インタフェース1219は、ローカルネットワーク1223に接続されたネットワークリンク1221に結合する双方向データ通信を提供する。たとえば、通信インタフェース1219は、任意のパケット交換ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続するネットワークインタフェースカードであってもよい。別の例としては、通信インタフェース1219は、対応するタイプの電話回線にデータ通信接続を提供する非対称デジタル加入者線(ADSL)カード、総合デジタル通信網(ISDN)カード、またはモデムであってもよい。ワイヤレスリンクも実装できる。どの実装においても、通信インタフェース1219は、種々のタイプの情報を表すデジタルデータストリームを搬送する電気信号、電磁気信号、または光信号を送受信する。
【0054】
ネットワークリンク1221は、典型的には、1つまたは複数のネットワークを介して他のデータ装置にデータ通信を提供する。たとえば、ネットワークリンク1221は、ローカルネットワーク1223(たとえばLAN)を介するか、または通信ネットワーク1227を介して通信サービスを提供するサービスプロバイダが運用する機器を介して、コンピュータ1225(たとえばホストコンピュータ101または店のコンピュータ)への接続を提供することができる。好ましい実施形態では、ローカルネットワーク1223と通信ネットワーク1227は、好ましくは、デジタルデータストリームを搬送する電気信号、電磁気信号、または光信号を使用する。デジタルデータをコンピュータ装置1201との間で搬送する種々のネットワークを介した信号と、ネットワークリンク1221上で通信インタフェース1219を介した信号は、情報を搬送する搬送波の例示的な形態である。コンピュータ装置1201は、ネットワーク(複数可)、ネットワークリンク1221、および通信インタフェース1219を介して、通知を送信し、プログラムコードを含むデータを受信することができる。
【0055】
ここに説明された技術は、小売店で購入を行う消費者を補助する以前の手法と比較していくつかの利点を提供する。本発明は、特定の消費者の購入履歴に基づく買物リストの自動的な生成を可能にする。買物リストは、消費者の電子メールアドレスに便利に配送することもできるし、小売店にあるキオスクを介して検索することもできる。さらに、買物リストは、材料に対応する必要な商品と共にレシピ情報も提供する。また、本発明は、生成した買物リストから購入するのを忘れている所定の商品を消費者にリアルタイムで知らせることができる。
【0056】
上記の教示に照らして、本発明の多くの変形例と修正例が可能なことは明らかである。したがって、本発明は、付随する請求項の範囲の中で、本明細書に具体的に記述された方法とは別の方法で実行できることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態による買物リスト配布装置の図である。
【図2】顧客の識別情報を顧客のそれぞれの購入履歴と関連づける、図1の装置で使用される購入履歴表の図である。
【図3】消費者識別と関連づけられ、消費者のそれぞれの購入履歴に基づいて生成された買物リストを記憶する、図1の装置の中で使用される買物リスト表の図である。
【図4】予め定められた季節に関連づけられた商品に関する情報を記憶する、図1の装置の中で使用される季節商品表の図である。
【図5】レシピ名を材料情報と関連づける、図1の装置の中で使用されるレシピ表の図である。
【図6A】図1の装置に従って消費者に配布される買物リストの例示的な実施形態の図である。
【図6B】図1の装置に従って消費者に配布される買物リストの例示的な実施形態の図である。
【図7】本発明の1実施形態によって買物リストを生成する動作のフローチャートである。
【図8A】本発明の1実施形態によって電子メールを介して買物リストを配布する動作のフローチャートである。
【図8B】本発明の1実施形態によってキオスクを介して買物リストを配布する動作のフローチャートである。
【図9】本発明の1実施形態によって消費者の買物リストの中に季節商品を挿入する動作のフローチャートである。
【図10】本発明の1実施形態によって消費者のそれぞれの買物リストに基づいて消費者にレシピを送信する動作のフローチャートである。
【図11】本発明の1実施形態によって店の中で購入を行う間に忘れられた商品を消費者に通知する動作のフローチャートである。
【図12】本発明の特殊な目的の機能のうち1つまたは複数を実行するようにプログラミングされた、例示的なコンピュータ装置の図である。
(技術分野)
本発明は一般にデータ処理に関し、より具体的には買物パターンに基づいて買物リストを提供することに関する。
【0002】
(背景技術)
典型的には、消費者は具体的に1つまたは複数の商品(items、アイテム)を買うために小売店に行く。小売店に行くために時間がかかり気が散るなどの状況に応じて、消費者は買う商品を一部しか覚えていないかまったく覚えていない場合がある。この結果、消費者は忘れた商品を思い出すともう一度店に戻らなくてはならない場合があり、時間やリソースを無駄にしてしまう(たとえば燃料費、バス代など)。この不運なシナリオは特に、典型的には多くの商品を購入する食料雑貨品の買物に関連する。
【0003】
ほとんどの消費者は食料雑貨品の買物をお使いとして考えているので、このような仕事は、たとえば奢侈品や娯楽のための商品の買物ほど楽しくはない。また、食料雑貨品はかなりありふれているので、消費者の記憶はそれほど鋭くない。さらに、食料雑貨品の買物を効率よく行うために、ほとんどの消費者は食料雑貨品店に行って一度に多数の商品を買う。そのための補助として、商品または製品の数が消費者が容易に記憶できる量を超えている場合、買物リストを作る消費者もいる。しかし、ほとんどの消費者はこのプロセスが便利ではないと考えるので、このようなリストを公式化して書く時間をとる消費者はほとんどいない。
【0004】
典型的な世帯は、食料雑貨品を買うことに加えて、自分たちの食事になにを作るかを決めるという面倒な雑用に常に直面している(すなわち、なにを買うかを見積もる)。典型的な世帯にとっては、新しいレシピを見つけ、正しい材料を購入することは時間のかかる作業になっている。レシピは一般的には多くの異なる商品を使用することが必要であり、材料がないと料理を準備できなくなる可能性がある。次のシナリオが考えられる。夕食に準備する料理を決定した後、消費者は必要な材料を買物リストの形態で書き出し、食料雑貨品店に行く。消費者が作成した買物リストが正しくなかったり、商品をうっかり見落としていたり、正しい買物リストの商品を全部買うことを忘れていたりすると、消費者が店に再び行く時間があると仮定して、また店に行って見落としを訂正しない限り、料理はできない。
【0005】
購入を行う消費者を補助する従来の方法の1つは、多数の商品を推薦するリーフレットを小売店が店で消費者に渡すことである。この方法に伴う欠点は、推薦される商品が消費者が買いたいと思っている商品と一致しない可能性が高いということである。すなわち、推薦は消費者の購入履歴とは相関性を有しない。
【0006】
前述に基づいて、小売店で購入する消費者を補助する改善された方法に対する明確な必要性がある。
【0007】
また、消費者が容易にアクセスできる買物リストを自動的に準備する必要性もある。
【0008】
また、消費者が買物リストの商品を購入するときに、忘れている商品を消費者に思い出させる必要性もある。
【0009】
さらに、消費者に便利にレシピを提案し、レシピに対応する商品のリストを提供する必要性もある。
【0010】
消費者が小売店で購入する方法を合理化する必要性に基づいて、消費者に便利に配布できる買物リストを作成する方法が非常に望ましい。
【0011】
(発明の開示)
本発明の1態様によれば、消費者が小売店内で購入することを補助する方法が提供される。この方法は、消費者の購入履歴情報を収集することと、購入履歴情報の間のギャップを識別することとを含む。この方法はまた、識別されたギャップに基づいて買物リストを生成することを含む。買物リストは、購入に推薦される複数の商品を含む。この方法はさらに、買物リストを消費者に電子的に送信することも含む。この方法によって、消費者は効率的に購入を行うことができる。
【0012】
本発明の別の態様によれば、小売店の中で購入を行う消費者を補助する装置は、消費者の購入履歴情報を記憶するように構成された消費者データベースを備える。
ホストコンピュータは消費者データベースと通信して、消費者データベースから購入履歴情報を検索する。ホストコンピュータは、購入履歴情報のギャップを識別し、識別されたギャップに基づいて買物リストを生成する。買物リストは購入に推薦される複数の商品を含む。ホストコンピュータは買物リストを消費者に送信する。上記の構成は有利に、消費者の購入パターンと一致する正確な買物リストを消費者に提供する。
【0013】
本発明の別の態様によれば、小売店内で購入を行う消費者を補助する装置は、消費者の購入履歴情報を記憶するように構成された消費者データベースを備える。ホストコンピュータは消費者データベースと通信して、消費者データベースから購入履歴情報を検索する。ホストコンピュータは、購入履歴情報の中のギャップを識別する手段と、識別されたギャップに基づいて買物リストを生成する手段とを備える。買物リストは購入に推薦される複数の商品を含む。ホストコンピュータはさらに、買物リストを消費者に送信する手段も含む。上記の構成は有利に、買物の効率的な方法を消費者に提供する。
【0014】
本発明のさらに別の態様では、小売店内で購入を行う消費者を助ける、1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを担持するコンピュータ読み取り可能な記録媒体が開示される。1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスは、1つまたは複数のプロセッサが実行すると、その1つまたは複数のプロセッサが、消費者の購入履歴情報を収集するステップと、購入履歴情報の中のギャップを識別するステップと、識別されたギャップに基づいて買物リストを生成するステップとを実行する命令を含む。買物リストは、購入に推薦される複数の商品を含む。別のステップは、買物リストを消費者に電子的に送信することを含む。この方法は有利に、特定の消費者の購入パターンを反映する買物リストを消費者が便利に得ることを可能にする。
【0015】
本発明のより完全な理解と、本発明に付随する多くの利点は、付随する図面と共に次の詳細な説明を参照することによって本発明をよりよく理解すると容易に得られるであろう。
【0016】
(発明を実施するための最良の形態)
次に、いくつかの図を通じて同様な参照番号は同じ部分または対応する部分を示している図面を参照し、特に図1を参照すると、購入インセンティブを提供する装置の概念的な図が示されている。この装置は、遠隔コンピュータ101、消費者データベース103および1つまたは複数の小売店105とを含む。各小売店は、店のコンピュータ109、1つまたは複数のスキャナ117と端末121、1つまたは複数のプリンタ125、および店のデータベース113とを含む。好ましくは、各スキャナ117は端末121のうち1台と、プリンタ125のうち1台に関連づけられている。各小売店はまたキオスク135を含み、キオスク135は店のコンピュータ109と通信する。
【0017】
さらに、ホストコンピュータ101はインターネットなどの公衆通信網131を介して電子メールゲートウェイ127と通信して、1つまたは複数のクライアントステーション129に電子メールメッセージを転送する。ホストコンピュータ101はまたレシピデータベース133とも通信する。
【0018】
ホストコンピュータ101は、小売店105内で消費者の購入行動を監視し、購入行動の情報を消費者データベース103に記憶し、購入インセンティブの配布を制御する、任意のサーバ、ワークステーション、パーソナルコンピュータ(PC)、または他の機器である。ホストコンピュータ101は任意の適切なプロトコルを使用して店のコンピュータ109と通信し、たとえば図12のコンピュータ装置801を使用して実装することができる。
【0019】
消費者データベース103は、本発明によって買物リストを提供するための情報を含む記録を含んだファイルである。この情報には、小売店105の中で顧客が行った各購入の情報が含まれる。このような情報は、たとえば、ブランド、サイズ、重さ、価格、購入の日時、購入を行った消費者の顧客識別(顧客ID)を含む。1実施形態では、この情報の一部は、取引の間にスキャナ117が、購入された商品の上のバーコードを走査すると、バーコードから得られる。消費者データベース103の中の記録は、フィールドと、検索、ソート、組み換え、および他のデータベース機能の組とを含む。消費者データベース103は、場合によっては2つ以上のデータベースとして実装してもよい。米国特許第5,832,457号、第5,649,114号、第5,430,644号、および第5,592,560号のうち1つまたは複数が、消費者の購入情報を収集し、これらの情報を消費者データベース103と店のデータベース113などのデータベースの中に記憶する技術を記述している。米国特許第5,832,457号、第5,649,114号、第5,430,644号、および第5,592,560号は、参照により本明細書に組み込まれている。さらに、消費者購入情報を収集し、このような情報を消費者データベース103と店のデータベース113などのデータベースに記憶する技術は、カタリナマーケティングおよび/またはカタリナマーケティングインターナショナルが所有する他の特許の中に記述されている。カタリナマーケティングおよび/またはカタリナマーケティングインターナショナルが所有する各特許は、参照により本明細書に組み込まれている。
【0020】
小売店105は、商品が保管され顧客に小売販売される任意の場所である。小売店105は、小売店チェーンの一部であってもよい。
【0021】
店のコンピュータ109は、たとえばホストコンピュータ101と通信し、店のデータベース113の中に情報を記憶してそこから検索し、スキャナ117、端末121、プリンタ125と通信する、図12のコンピュータ装置1201、他の任意の適切なPC、ワークステーション、サーバ、または装置を使用して実装できる。店のコンピュータ109は、本発明による購入インセンティブを提供することに関連する機能、および、従来の店舗用制御装置の機能(たとえば米国特許第5,173,851に記述されている)を実行する。
【0022】
店のデータベース113は、本発明によって購入インセンティブを提供する情報を含む記録を含んでいるファイルである。店のデータベース113の中の記録は、バーコードを小売店105の中の商品と関連づけるフィールド、消費者IDを購入インセンティブに関連づけるフィールド、および購入インセンティブの条件を報酬と関連づけるフィールドを含む。店のデータベース113はまた、検索、ソート、組み換え、および他のデータベース機能の動作も含む。店のデータベース113は場合によっては、2つ以上のデータベースとして実装してもよい。店のコンピュータ109は店のデータベース113に記憶された販売取引情報を定期的に検索し、ホストコンピュータ101に送信し、ホストコンピュータ101は情報を使用して消費者データベース103に記憶された購入履歴情報を更新する。
【0023】
スキャナ117は、販売時点でキャッシャと関連づけられる。スキャナ117は、商品、クーポン、購入インセンティブ、プロモーション、広告、および他の有形な媒体上のバーコードなどの印を走査する任意の適切なスキャニング装置である。端末121は従来のキャッシュレジスタであってもよく、店のコンピュータ109とスキャナ117と通信する。端末121はキャッシャが入力した情報と、スキャナ117から受信したバーコード情報とを受信する。このような情報は店のコンピュータ109に送信され、店のコンピュータ109は情報を処理する。端末121はまた、店のコンピュータ109から受信した情報を表示する。
【0024】
プリンタ125は、クーポンおよび他の通知(たとえば購入インセンティブ)を販売時点で印刷する任意の適切な印刷機器である。プリンタ125はホストコンピュータ101および/または店のコンピュータ109と通信し、これらのコンピュータによって制御される。
【0025】
キオスク135は他の機能の中でも特に、消費者に、消費者識別情報を入力し買物リストを検索する機能を提供する。キオスク135は、消費者が消費者IDを入力するキーパッドを含む。キオスク135はカードリーダ(図示せず)も有し、消費者は買い物客カードをカードリーダに通すことによって消費者IDを提供する。印刷機器(図示せず)を使用し、キオスク135が消費者のために買物リストを印刷することができる。
【0026】
図1の装置は例示的なものに過ぎず、当業者であれば、本発明を実装するために使用される特定のハードウェアの多くの変形例をすぐに思いつくであろうことを理解されたい。たとえば、店のコンピュータ109の機能は、端末121を制御する標準の店舗制御装置と、ホストコンピュータ101と通信し販売取引データと、端末121から店のコンピュータ109に送信される信号とを監視する別のコンピュータとに分割することもできる。小売コンピュータ装置のこれらの実装と他の実装は、米国特許第4,723,212号、4,910,672号、5,173,851号、5,612,868号、および6,026,370号のうち1つまたは複数にさらに詳細に記述されており、これらの特許の各々は参照により本明細書に組み込まれている。これらの変形例および他の変形例を実装するために、図1に示された任意の装置のうち2台以上の特殊機能を実行するように単一のコンピュータ(たとえば図12のコンピュータ装置)をプログラミングしてもよい。他方、2台以上のプログラミングされたコンピュータを図1に示された装置のうち任意の1台と交換してもよい。場合によっては冗長性と複製など分散処理の原理と利点を実装して、たとえば装置の強固さと性能を増強してもよい。
【0027】
本発明は、たとえば、小売店105で買物をする種々の顧客、これらの顧客の購入履歴、購入インセンティブ、および顧客の分類などに関する情報を記憶する。この情報はたとえば、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、および/またはRAMなどの1つまたは複数のメモリ内に記憶される。消費者データベース103と店のデータベース113などの1つまたは複数のデータベースが、本発明を実装するために使用される情報を記憶することができる。データベースは、たとえば、上記にリストされたメモリ、または図8の議論において次にリストされる記憶装置のうち任意の記憶装置など、1つまたは複数のメモリ内に含まれるデータ構造(たとえば記録、表、列、フィールド、グラフ、ツリー、および/またはリスト)を使用して構成される。
【0028】
図2から図5は、本発明の1実施形態により消費者に買物リストを提供する装置を実装するために使用されるデータ構造を示す。データ構造は表を使用したリレーショナルフォーマットで示されており、表の中の1つの列(すなわちフィールド)に記憶されている情報は表の別の列(複数可)に渡って同じ行(すなわち記録)に記憶された情報にマッピングされているかまたはリンクされている。ホストコンピュータ101および/または店のコンピュータ109は、これらのデータ構造を使用する。図2から図5に示されたデータ構造は、消費者データベース103、店のデータベース113、レシピデータベース133、および/または任意の他の適切な記憶装置(複数可)に記憶される。
【0029】
図2は、消費者IDを記憶するフィールド203と、フィールド203の消費者の購入履歴を記憶するフィールド205とを含む購入履歴表201である。消費者IDは任意の識別子であり、チェックアウトで走査されるか読み取られるか、または他の方法でコンピュータ装置に入力されて顧客を識別する。各顧客は複数の顧客IDを有していてもよい。好ましくは、消費者IDはスキャナ117がチェックアウトで迅速に読み取れるバーコードとして表されるが、識別を記憶または表示する任意の他のタイプのマシン可読実装または非マシン可読実装を使用することができ、この中には磁気ストリップ、メモリチップ、およびスマートカードが含まれる。可能な消費者IDの例は、クレジットカード番号、デビットカード番号、社会保障カード番号、運転免許証番号、小切手口座番号、郵便の住所、名前、電子メールアドレス、電話番号、得意客カード番号、買い物客識別(SCID)、または、小売店105が発行する得意客カード番号であるが、他の任意の適切な形態の識別が使用できる。好ましくは、フィールド205は、購入の場所、購入した商品の詳細、購入した各商品の価格、および取引の日時などの購入データを別々に記憶するいくつかのサブフィールドに分割される。
【0030】
図3は、消費者IDを記憶するフィールド303と、買物リスト商品を記憶するフィールド305とを含む買物リスト表301である。各消費者を一意的に識別する消費者IDフィールド301は、図2のフィールド203と同一である。例示的な実施形態による買物リスト商品フィールド305は、図6Aと図6Bの買物リストを生成するために使用できるデータを記憶する多くのサブフィールドを含む。いくつかのサブフィールドは、トップ50商品に関する概要データ、対応する商品が最後に購入された日付、次に購入するように推薦される商品の記述、今購入するように推薦される商品の記述、およびその商品の現在の価格に関する情報を含んでいてもよい。別法としては、フィールド305は、購入するように推薦される商品を記憶する推薦商品フィールド、およびそれぞれの商品の価格を記憶する現在価格フィールドという2つだけのサブフィールドを含んでいてもよい。買物リスト商品フィールド305にデータを取り入れるために、ホストコンピュータ101は所与の期間にもっとも頻繁に購入されたトップ50の商品、または、閾値を超えない所定の回数商品を購入しなければならない頻度ウィンドウなど種々の基準に基づいて消費者データベース103に照会する(query、問い合わせる、クエリーする)。超えてはならない閾値は、たとえば、消費者が小売店105に行ったときに99.9%購入している商品を除去するために設定することができる。これは、買物リストが非常に大きな場合には望ましいことがある。さらに、ある消費者が特定の商品(たとえば牛乳)をほとんどの買物で買うのであれば、その特定の商品を思い出すことは、それほど消費者にとって便利ではない。
【0031】
図4は、商品に関連づけられた季節またはイベントに関する情報を記憶するフィールド403を含む季節商品表(seasonal items)401である。たとえば、季節は、たとえば感謝祭、新年、バレンタインデーなど、任意の予め定められたイベントまたは休暇シーズンであってよい。季節は、新学年の始まりなど、任意の認識できる公共のイベントであってよい。表401の中の商品フィールド405は、対応する季節に関連づけられた特定の商品を記憶する。たとえば、新学年の開始時に人気のある製品または商品は、種々の学校用品(たとえば糊、紙、鉛筆など)、および昼食用軽食などを含んでいてもよい。
【0032】
図5は、レシピの名前を記憶するフィールド403と、レシピに関連する材料を記憶するフィールド405とを含むレシピ表501である。たとえば、レシピ表501の中のピーナツバターとジャムサンドイッチのレシピを記憶するには、レシピ名フィールド503は「ピーナツバターとジャム」という名前を記憶し、関連する材料である、ピーナツバター、ジャム、およびパンを別のサブフィールドのフィールド505に記憶する。材料フィールド505は種々のメーカーが提供する特定の商品にマッピングすることができる。現在の例では、ピーナツバターを特定のメーカーが製造する特定のブランドにマッピングし、ジャムとパンを別のメーカーにマッピングすることができる。
【0033】
図6Aと図6Bは、図1のホストコンピュータ101が作成する買物リストの2つの例示的な実施形態の図を示す。図6Aに見られるように、推薦される商品のフィールド603は、買物リスト表301(特にフィールド305)に記憶されたトップ50の商品を一覧する。これらの推薦される商品は、消費者データベース103に記憶された特定の消費者の購入履歴を比較することに基づいてホストコンピュータ101が作成したものである。買物リスト生成の動作を、図7に関してより完全に説明する。
【0034】
この特定の例では、最初の商品はXブランドのシリアルであり、50番目の商品はYブランドのマンゴである。買物リスト601の中で、現在の価格フィールド605は、対応する行の商品に関連づけられた価格を列挙する。たとえば、Xブランドのシリアルである商品1は2.68ドルという価格を有する。さらに、Yブランドのマンゴは1.67ドル/lbsという価格を有すると示されている。この買物リスト601を生成すると、ホストコンピュータ101は買物リスト601を消費者に配布することができる。有利には、消費者は買うべき商品を手で記入して買物リストを作成することに時間を費やす必要がない。さらに、消費者には、自分の実際の購入履歴を知り、より正確な買物リストを作成できるという利点が与えられる。対照的に、従来の買物リストは通常、商品の説明のみを含み、特定のブランドは含んでいない。本当に正確な買物リストがあれば、世帯の任意のメンバーがより容易に食料雑貨品の買物を行うことができ、間違ったブランドの商品を買うという可能性がなくなる。このようにして、食料雑貨品店に行くように指定された世帯のメンバーは、その世帯が使用する特定の商品のブランドに関して個人的に知識を有する必要がない。
【0035】
図6Bは、代替の実施形態による買物リストを示す。買物リスト607は、消費者の購入履歴に基づいたトップ50の商品の概要を示すフィールド609を含む。さらに、買物リスト607は、対応する商品を最後に購入した日付を示す、最終購入フィールド611を提供する。本質的には、フィールド609と611は、消費者に、その消費者が家に持っている可能性の高いものに関する迅速な概要を提供する。図6Bから明らかなように、買物リスト607は,図6Aの買物リスト601より詳しい詳細を提供する。図6Bの買物リスト607は、消費者が食料品雑貨品店に次に行ったときに購入したいと考えるかも知れない商品を示す、次の購入に推薦されるフィールド613を含む。フィールド613の中の情報は、特定の消費者に関して特定の商品の購入サイクルを調べることによって決定する。フィールド615は、今購入すべき商品を指定する。買物リスト601と同じように、この買物リスト607は、フィールド613と615の中の特定の商品に関連づけられた現在の価格を示す現在の価格フィールド617を含む。この例では、買物リスト607は、食料雑貨品店に行ったらすぐにXブランドのシリアルを購入することを勧めているが、Yブランドのマンゴについては、次に店に行った時でよいとなっている。
【0036】
図7は、本発明の1実施形態による、買物リストを生成する動作のフローチャートを示す。ステップ701では、消費者の購入履歴情報を消費者データベース103に記録する。購入履歴情報は継続的に更新され(つまり1日に2回、または1日に1回のベース)、購入履歴、購入履歴の変化、消費者の傾向を追跡する。ホストコンピュータ101はステップ703で、各消費者に関して、あらかじめ確立された基準を使用して各消費者の購入履歴に基づいて、購入行動情報を生成する。たとえば、適用できる購入行動の基準が、昨年の各週に店105で使った平均金額である場合、必要であればホストコンピュータ101は購入履歴表201のフィールド205に記憶された情報を使用して、店105で昨年その消費者が行った出費の週平均に関する購入行動情報を導出する。別法としては、購入行動基準は、特定の商品がある年に購入された回数を含んでいてもよい。購入行動情報は、フィールド205の購入履歴情報から導出する必要がない場合もある(たとえば、購入行動情報がフィールド205の中の購入履歴情報の一部である場合)。このような場合、ステップ703には、適切な情報をフィールド205から検索するプロセスが含まれる。購入行動の基準は、店105における顧客の過去および/または現在の支出または購入習慣を示す。多数の店105があってもよいため、購入行動基準は、各消費者が行く店および/またはチェーン店に基づいていてもよい。
【0037】
次に、ホストコンピュータ101は、消費者の購入履歴の中のギャップを識別する(ステップ705)。たとえば、ある消費者がシリアルを毎週買っていると購入履歴が示しているのにその消費者が最近3週間シリアルを買っていないと、ホストコンピュータ101が決定した場合、シリアルを購入しなかった最近の不足がギャップとなる。ホストコンピュータ101は、任意の数の商品についてこのギャップ識別のプロセスを実行する(たとえばトップ50商品)。ステップ707では、ホストコンピュータ101は、消費者データベース103に記憶されたそれぞれの消費者の購入履歴の中で識別されたギャップに基づいて、消費者ごとに買物リスト(たとえば買物リスト601または買物リスト607)を生成する。その後、ステップ709のように、ホストコンピュータ101は買物リストを各消費者に配布する。配布機構は多くの形態をとることができ、このうち2つを図8Aと図8Bに関して次に説明する。
【0038】
図8Aは、ホストコンピュータ101が生成した買物リストを電子メールで配布するフローチャートを示す。クライアントステーション129(図1)は、たとえば、ユーザに電子メールアドレスを求め、ついでウェブサーバ内のデータベース上に記憶する登録機能を伴うサーバアプリケーションを実行するウェブサーバ(図示せず)である。ウェブサーバアプリケーションは、クライアントステーション129にいるユーザに、たとえば小売店105の種々のプロモーションとサービスを伝えるように設定してもよい。別法としては、消費者データベース103は、ホストコンピュータ101とウェブサーバ(図示せず)の相互作用を介してクライアントステーション129のユーザの電子メールアドレスを含むこともできる。従って、買物リストを図7に記述されたプロセスを介して生成した後、ホストコンピュータ101はステップ801で、買物リストに関連づけられた消費者IDに対応する電子メールアドレスを含むデータベース(たとえば消費者データベース103またはウェブサーバデータベース(図示せず))に問い合わせる(query、照会する、クエリーする)。ステップ803では、ホストコンピュータ101は、電子メールアドレスがデータベース(たとえば消費者データベース103)の中で入手できるかどうかをチェックする。特定の用途によっては、ホストコンピュータ101は、消費者が電子メールアドレスを有しない限り、消費者に関連づけられた買物リストの生成を制限できることに注意されたい。このような限定は、買物リストを生成し配布するプロセスを実行するための最適化に過ぎず、次に論じるように他の配布機構も可能である。次に、ホストコンピュータが、特定の消費者に関して電子メールアドレスが入手可能であると決定した場合、ホストコンピュータ101は、ステップ807で、買物リストを消費者の電子メールアドレスに送信する。本質的には、ホストコンピュータ101は、買物リストをキャプチャし、図6Aまたは図6Bに示されたフォーマットの買物リストを含む電子メールを自動的に合成するテキストメッセージを生成する。しかし、ホストコンピュータ101が、消費者の電子メールアドレスがデータベース(たとえば消費者データベース103)の中で入手できないと決定した場合、ホストコンピュータ101は、買物リスト(たとえば601または607)がプリンタ125で印刷できるように買物リストを店のコンピュータ109に送信する(ステップ805)。例としての実施形態では、プリンタ125は、店105の顧客サービス部の中に常駐してもよい。このような方法で、消費者は店105に行くだけで顧客サービスカウンタで買物リストを検索できる。別法としては、次に論じるように消費者はキオスク135を介して買物リストを検索することができる。
【0039】
図8Bは、店105の中のキオスク135に買物リストを配布する動作を示す。
ホストコンピュータ101が買物リストを生成した後、ホストコンピュータ101は買物リストを店のコンピュータ109に送信し、ついで店のコンピュータ109は買物リストを店のデータベース113に記憶することができる。消費者には、電子メール機構または他の所定の通知の形態で、買物リストが作成されていることが通知されていると仮定している。たとえば、消費者が買物リストを作成するこのサービスに登録していると、消費者は、買物リストを自分に配布する時と方法を指定することができる。たとえば、毎週土曜日に小売店105に行く消費者は、買物リストを毎週金曜日に生成し、店105に配布してピックアップするように指定してもよい。小売店105に入ると、消費者はキオスク135の所に行って、PIN(個人識別番号)を入力するか、別法としては、キオスクのカードリーダに買い物客カードを読み取らせて(swipe、スワイプする)、キオスク135に、消費者識別情報を提供する(ステップ811)。次にステップ813で、キオスク135は、店のコンピュータ109を介して店のデータベース113から、入力された消費者識別情報に対応する買物リストを検索する。店のコンピュータ109が買物リストをキオスク135に送信すると、キオスク135はステップ815で買物リストを印刷する。買物リストが便利に生成されると、消費者は買物リストからもれている商品がないと確信して効率的に購入を行うことができる。
【0040】
図9は、本発明の1実施形態によって、季節商品を消費者の買物リストに挿入する動作のフローチャートを示す。図1の装置に追加された機能として、ホストコンピュータ101は、消費者に、通常の買物リスト商品と共に購入を検討する可能性のある種々の季節商品を通知することができる。たとえば、買物リストを感謝祭の1週間前に生成する場合、ホストコンピュータ101は消費者に、七面鳥とクランベリーソースを購入してはどうかと提案することができる。季節商品情報は、図4の季節商品表のデータ構造に従って、消費者のデータベース103の中に記憶される。ステップ901では、ホストコンピュータ101は消費者の購入履歴を、季節商品表に記憶された季節商品と比較する。ホストコンピュータ101は、たとえば、消費者に関連するトップ50の商品と消費者のデータベース103の季節商品表の中に記憶された季節商品との間に一致があるかどうかを決定する(ステップ903)。一致がある場合、ホストコンピュータ101はステップ905で、これらの一致する季節商品を買物リストに挿入する。別法としては、ホストコンピュータは季節商品リストを、消費者の全購入履歴内の任意の商品と比較して、過去に消費者がこれらの季節商品のうち任意の商品を購入しているかどうかを決定して、購入の推薦を消費者がよりよく受けるようにしてもよい。たとえば、消費者が過去のある時にパンプキンパイを買っている場合、ホストコンピュータ101は感謝祭の休日にパンプキンパイを購入することを推薦することができる。他方、一致しているものがない場合、ホストコンピュータ101は消費者の買物リストに季節商品のうち1つまたは複数を強制するように選択することもできる。ステップ907でホストコンピュータ101が、季節商品を買物リストに強制(force)すべきであると決定した場合、これらの商品を買物リストに挿入する(ステップ905)。この強制機構は、小売業者が特定の製品を販売促進したい場合、小売業者は容易に販売促進できるという点で有用である。さらに、小売業者は、小売業者がある商品を消費者に提案すると、その商品のメーカーから補償を受けるという構成を確立することもできる。
【0041】
図10は、本発明の1実施形態により消費者のそれぞれの買物リストに基づいて消費者にレシート(レシピ)を提案し送信する動作のフローチャートを示す。ステップ1001では、ホストコンピュータ101は買物リストの商品をレシピデータベース133の中のレシピデータと比較する。前に論じたように、レシピデータは図5に示されたデータ構造に従って記憶することができる。レシピデータは、レシピ識別情報(すなわちレシピの名前)と材料情報とを含む。ステップ1003では、ホストコンピュータは材料情報が買物リストの商品の予め定められた量と一致するかどうかを決定する。すなわち、ホストコンピュータ101はレシピを推薦する前に一致する必要のある所定の商品の数の基準または閾値を有する(たとえば、商品のうち60%が一致する必要がある)。しかし、買物リストのすべての商品がレシピの材料と一致する場合、そのレシピを推薦することができる。ホストコンピュータが、すべての買物リストの商品が所定のレシピの内容と一致すると決定した場合、ステップ1005でホストコンピュータは買物リストにレシピを挿入し、レシピに関連する商品を識別する。ホストコンピュータ101が、完全な一致を識別しない場合、ステップ1007でホストコンピュータ101はレシピを完全にするために必要な商品を識別することができる。次に、ホストコンピュータは、一致する商品と不足している商品(missing items)を一覧して、レシピ情報を買物リストに挿入する(ステップ1009)。ピーナツバターとジャムのサンドイッチの例に戻ると、消費者が買物リストにパンとジャムを有している場合、消費者がピーナツバターを買えばピーナツバターとジャムのサンドイッチを作ることができるということを買物リストが示してもよい。これに従って、ホストコンピュータ101は、パンとジャムという一致した商品と共にピーナツバターという商品を挿入する(すなわち不足している商品)。上記の構成により、消費者はレシピ情報および、材料に関連する必要な商品を便利に受けとることができる。
【0042】
図11は、本発明の1実施形態により小売店で種々の商品を購入する間に忘れられてしまった商品を消費者に通知する動作のフローチャートを示す。消費者は小売店105内で種々の商品または製品を集めることを完了するとチェックアウトカウンタに進み、商品を購入する(ステップ1101)。この時点で、店のコンピュータ109は対応する買物リストを、たとえば、店のデータベース113内に保持していることが仮定されている。商品をスキャナ117で走査すると、ステップ1103で店のコンピュータ109はリアルタイムで消費者の購入を追跡し、購入された商品と対応する買物リストを比較する。消費者が購入しようとしているすべての商品の走査が終わると、店のコンピュータ109はステップ1105で、これらの購入される商品が完全な買物リストに反映されているかどうかを比較する(すなわち、買物リストと購入された商品の間に差があるかどうか)。差がある場合、店のコンピュータ109は不足している商品のリストを生成する(ステップ1107)。次に、例示的な実施形態では、チェックアウト領域の隣にあるプリンタ125で不足している商品のリストを印刷する(ステップ1109)。これに従って、消費者は一部の商品を忘れているという通知を受ける。その後消費者は小売店105の適切な通路に戻って、忘れている商品を買いなおすことができる。消費者に通知する代替の方法は、キャッシャが購入品の合計を出してから、端末121上に情報を表示することを含む。この便利な通知によって消費者の貴重な時間とリソースが節約できる。
【0043】
当業者であれば明らかなように、本発明のすべてあるいは一部は、本発明の教示に従ってプログラミングされた従来の汎用コンピュータまたはマイクロプロセッサを使用して便利に実装できる。また当業者であれば明らかなように、当業界のプログラマであれば本開示の教示に基づいて適切なソフトウェアを容易に作成できる。
【0044】
図12は、本発明による実施形態を実装できるコンピュータ装置1201を示す。コンピュータ装置1201は、情報を通信するバス1203または他の通信機構と、バス1203に結合され情報を処理するプロセッサ1205とを含む。また、コンピュータ装置1201は、バス1203に結合して情報と、プロセッサ1205が実行すべき命令とを記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)または他のダイナミック記憶装置(たとえばダイナミックRAM(DRAM)、スタティックRAM(SRAM)、同期DRAM(SDRAM)、フラッシュRAM)などのメインメモリ1207を含む。さらに、メインメモリ1207は、プロセッサ1205が命令を実行する間に、一時的な変数や他の中間情報を記憶するために使用することもできる。コンピュータ装置1201はさらに、バス1203に結合され、スタティックな情報とプロセッサ1205の命令を記憶する、リードオンリーメモリ(ROM)1209または他のスタティックな記憶装置(たとえばプログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気消去可能PROM(EEPROM)を含む。また、バス1203に結合された磁気ディスクまたは光ディスクなどの記憶装置1211を備え、情報と命令とを記憶する。
【0045】
コンピュータ装置1201は、特殊用途論理デバイス(たとえば、特殊用途集積回路(ASIC))、またはコンフィギュラブル論理装置(たとえば、ジェネリックアレイ論理(GAL)またはリプログラマブルフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA))とを含んでいてもよい。他のリムーバブルメディア装置(たとえば、コンパクトディスク、テープ、リムーバブル光磁気媒体)、または固定の高密度メディアドライブを、適切なデバイスバス(たとえば、小型コンピュータ装置インタフェース(SCSI)バス、エンハンストインテグレーテッドデバイスエレクトロニクス(IDE)バス、またはウルトラダイレクトメモリアクセスバス(DMA)バス)を使用してコンピュータ装置1201に追加してもよい。コンピュータ装置1201はさらに、各々が同じデバイスバスまたは他のデバイスバスに接続できるコンパクトディスクリーダ、コンパクトディスク読み取り書き込みユニット、またはコンパクトディスクジュークボックスを含んでいてもよい。
【0046】
コンピュータ装置1201は、バス1203を介して、陰極線管(CRT)などのディスプレイ1213に結合して、情報をコンピュータのユーザに表示することもできる。ディスプレイ1213は、ディスプレイカードまたはグラフィックスカードで制御できる。コンピュータ装置はキーボード1215とカーソル制御1217などの入力デバイスを含み、情報とコマンドの選択をプロセッサ1205に通信する。カーソル制御1217は、たとえば、方向情報とコマンドの選択をプロセッサ1205に通信し、ディスプレイ1213上のカーソルの動きを制御するマウス、トラックボール、またはカーソル方向キーである。さらに、プリンタは、図2から図5に示されたデータ構造/情報、または、コンピュータ装置1201が記憶および/または生成した他のデータの印刷された一覧を提供することもできる。
【0047】
コンピュータ装置1201は、メインメモリ1207などのメモリ内に含まれる1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスをプロセッサ1205が実行したことに応答して、本発明の処理ステップの一部またはすべてを実行する。
このような命令は、記憶装置1211など他のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からメインメモリ1207の中に読み込むことができる。マルチ処理構成の1つまたは複数のプロセッサを使用して、メインメモリ1207に含まれる命令のシーケンスを実行してもよい。代替の実施形態では、ソフトウェア命令の代わりかまたはソフトウェア命令と共にハードワイヤード回路を使用することもできる。このように、実施形態は、任意の特定のハードウェア回路とソフトウェアの組み合わせに限定されるものではない。
【0048】
上記のように、装置1201は、本発明の教示によってプログラミングされ、本明細書に説明されたデータ構造、表、記録、または他のデータを含む、少なくとも1つのコンピュータ読み取り可能な記録媒体またはメモリを含む。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例は、コンパクトディスク、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、テープ、光磁気ディスク、PROM(EPROM、EEPROM、フラッシュEPROM)、DRAM、SRAM、SDRAMなどである。本発明は、コンピュータ装置1201を制御し、本発明を実装するデバイスを駆動し、コンピュータ装置1201が人間のユーザ(たとえば、店105にいる顧客)と相互作用できるようにするソフトウェアを、任意の1つのコンピュータ読み取り可能な記録媒体またはコンピュータ読み取り可能な記録媒体の組み合わせの上に記憶している。このようなソフトウェアは、デバイスドライバ、オペレーティングシステム、開発ツール、およびアプリケーションソフトウェアを含んでいてもよいが、これらに限定されるものではない。このようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体はさらに、本発明を実装する際に実行される処理の全部または一部(処理が分散されている場合)を実行する本発明のコンピュータプログラム製品を含む。
【0049】
本発明のコンピュータコードデバイスは、任意の解釈されたコード機構または実行可能コード機構であり、スクリプト、インタープリタ、ダイナミックリンクライブラリ、Java(登録商標)クラス、完全実行可能プログラムを含むが、これらに限定されるものではない。さらに、本発明の処理の一部を分散して、性能、信頼性、および/またはコストを改善することもできる。
【0050】
本明細書で使用されている「コンピュータ読み取り可能な記録媒体(computer readable medium)」という用語は、プロセッサ1205が実行する命令を提供することに関与する任意の媒体を指す。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、多くの形態をとることができ、その中には不揮発性媒体、揮発性媒体、送信媒体が含まれるが、これらに限定されるものではない。不揮発性媒体は、たとえば、記憶装置1211などの、光ディスク、磁気ディスク、および光磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、メインメモリ1207などのダイナミックメモリを含む。送信媒体は、同軸ケーブル、銅線ワイヤ、および光ファイバを含み、バス1203を含むワイヤを含む。送信媒体は、無線波データ通信および赤外線データ通信の間に生成されるような音波また光波の形態をとってもよい。
【0051】
コンピュータ読み取り可能な記録媒体の一般的な形は、たとえばハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、テープ、光磁気ディスク、PROM(EPROM、EEPROM、フラッシュEPROM)、DRAM、SRAM、SDRAM、または他の任意の磁気媒体、コンパクトディスク(たとえばCD−ROM)、または他の任意の光学媒体、パンチカード、紙テープ、または孔のパターンを伴う他の物理媒体、搬送波(次に説明する)、またはコンピュータが読み取ることのできる他の任意の媒体を含む。
【0052】
種々の形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、プロセッサ1205が実行する1つまたは複数の命令の1つまたは複数のシーケンスを実行することに関与することができる。たとえば、命令は遠隔コンピュータの磁気ディスクが最初に実行してもよい。遠隔コンピュータは、本発明の全部または一部を実装する命令を遠隔でダイナミックメモリにロードし、モデムを使用して電話回線上で命令を送信することができる。コンピュータ装置1201のローカルなモデムは、電話回線でデータを受信し、赤外線送信器を使用してデータを赤外線信号に変換することができる。バス1203に結合された赤外線検出装置は、赤外線信号で搬送されたデータを受信し、データをバス1203に置くことができる。バス1203はデータをメインメモリ1207に入れ、プロセッサ1205はメインメモリ1207から命令を検索して実行する。オプションとしては、メインメモリ1207が受信した命令を、プロセッサ1205が実行する前または実行した後に記憶装置1211に記憶してもよい。
【0053】
コンピュータ装置1201はまた、バス1203に結合された通信インタフェース1219を含む。通信インタフェース1219は、ローカルネットワーク1223に接続されたネットワークリンク1221に結合する双方向データ通信を提供する。たとえば、通信インタフェース1219は、任意のパケット交換ローカルエリアネットワーク(LAN)に接続するネットワークインタフェースカードであってもよい。別の例としては、通信インタフェース1219は、対応するタイプの電話回線にデータ通信接続を提供する非対称デジタル加入者線(ADSL)カード、総合デジタル通信網(ISDN)カード、またはモデムであってもよい。ワイヤレスリンクも実装できる。どの実装においても、通信インタフェース1219は、種々のタイプの情報を表すデジタルデータストリームを搬送する電気信号、電磁気信号、または光信号を送受信する。
【0054】
ネットワークリンク1221は、典型的には、1つまたは複数のネットワークを介して他のデータ装置にデータ通信を提供する。たとえば、ネットワークリンク1221は、ローカルネットワーク1223(たとえばLAN)を介するか、または通信ネットワーク1227を介して通信サービスを提供するサービスプロバイダが運用する機器を介して、コンピュータ1225(たとえばホストコンピュータ101または店のコンピュータ)への接続を提供することができる。好ましい実施形態では、ローカルネットワーク1223と通信ネットワーク1227は、好ましくは、デジタルデータストリームを搬送する電気信号、電磁気信号、または光信号を使用する。デジタルデータをコンピュータ装置1201との間で搬送する種々のネットワークを介した信号と、ネットワークリンク1221上で通信インタフェース1219を介した信号は、情報を搬送する搬送波の例示的な形態である。コンピュータ装置1201は、ネットワーク(複数可)、ネットワークリンク1221、および通信インタフェース1219を介して、通知を送信し、プログラムコードを含むデータを受信することができる。
【0055】
ここに説明された技術は、小売店で購入を行う消費者を補助する以前の手法と比較していくつかの利点を提供する。本発明は、特定の消費者の購入履歴に基づく買物リストの自動的な生成を可能にする。買物リストは、消費者の電子メールアドレスに便利に配送することもできるし、小売店にあるキオスクを介して検索することもできる。さらに、買物リストは、材料に対応する必要な商品と共にレシピ情報も提供する。また、本発明は、生成した買物リストから購入するのを忘れている所定の商品を消費者にリアルタイムで知らせることができる。
【0056】
上記の教示に照らして、本発明の多くの変形例と修正例が可能なことは明らかである。したがって、本発明は、付随する請求項の範囲の中で、本明細書に具体的に記述された方法とは別の方法で実行できることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態による買物リスト配布装置の図である。
【図2】顧客の識別情報を顧客のそれぞれの購入履歴と関連づける、図1の装置で使用される購入履歴表の図である。
【図3】消費者識別と関連づけられ、消費者のそれぞれの購入履歴に基づいて生成された買物リストを記憶する、図1の装置の中で使用される買物リスト表の図である。
【図4】予め定められた季節に関連づけられた商品に関する情報を記憶する、図1の装置の中で使用される季節商品表の図である。
【図5】レシピ名を材料情報と関連づける、図1の装置の中で使用されるレシピ表の図である。
【図6A】図1の装置に従って消費者に配布される買物リストの例示的な実施形態の図である。
【図6B】図1の装置に従って消費者に配布される買物リストの例示的な実施形態の図である。
【図7】本発明の1実施形態によって買物リストを生成する動作のフローチャートである。
【図8A】本発明の1実施形態によって電子メールを介して買物リストを配布する動作のフローチャートである。
【図8B】本発明の1実施形態によってキオスクを介して買物リストを配布する動作のフローチャートである。
【図9】本発明の1実施形態によって消費者の買物リストの中に季節商品を挿入する動作のフローチャートである。
【図10】本発明の1実施形態によって消費者のそれぞれの買物リストに基づいて消費者にレシピを送信する動作のフローチャートである。
【図11】本発明の1実施形態によって店の中で購入を行う間に忘れられた商品を消費者に通知する動作のフローチャートである。
【図12】本発明の特殊な目的の機能のうち1つまたは複数を実行するようにプログラミングされた、例示的なコンピュータ装置の図である。
Claims (40)
- 小売店で購入を行う消費者を補助する方法であって、前記方法は、
消費者の購入履歴情報を収集することと、
前記購入履歴情報の中のギャップを識別することと、
前記識別されたギャップに基づいて買物リストを生成することであって、前記買物リストは購入に推薦される複数の商品を含むことと、
前記買物リストを消費者に電子的に送信することと
を含む前記方法。 - 前記電子的に送信するステップは、
前記買物リストを含む電子メールメッセージを作成することと、
前記電子メールを消費者の電子メールアドレスに送信することと
を含む請求項1に記載の方法。 - 請求項1に記載の方法であって、さらに、
前記買物リストをレシピデータベースに記憶されたレシピデータと比較することであって、前記レシピデータはレシピ識別情報と材料情報とを含むことと、
前記比較のステップに基づいて推薦されるレシピ情報を選択的に生成することと、
前記推薦されるレシピ情報を前記買物リストに挿入することと
を含む請求項1に記載の方法。 - 前記推薦されるレシピ情報を選択的に生成するステップは、
前記材料情報が前記買物リストの商品の予め定められた一部(predetermined portion)に一致するかどうかを決定することと、
前記決定ステップに基づいて不足している商品を識別することと
を含む請求項3に記載の方法。 - 前記推薦されるレシピ情報を選択的に生成するステップ中の前記推薦されるレシピ情報は、前記一致する材料情報に対応するレシピ識別情報を含む請求項4に記載の方法。
- 前記推薦されるレシピ情報を選択的に生成するステップ中の前記推薦されるレシピ情報は、前記一致する材料情報と前記不足している商品の組み合わせに対応するレシピ識別情報を含み、前記推薦されるレシピ情報はさらに不足している商品を含む請求項4に記載の方法。
- 前記電子的に送信するステップは、
前記買物リストを店のデータベースに送信することと、
キオスクから消費者識別情報入力を受信することと、
前記店のデータベースから前記買物リストを検索することと、
前記買物リストを印刷することと
を含む請求項1に記載の方法。 - 前記買物リストを季節商品情報と比較することと、
推薦される季節商品リストを生成することと、
前記季節商品リストを前記買物リストに選択的に挿入することと
をさらに含む請求項1に記載の方法。 - 前記買物リストを店のデータベースに送信することと、
消費者に関連する購入された商品を走査することと、
前記購入された商品を前記買物リストと比較することと、
不足している商品を前記消費者に通知することと
をさらに含む請求項1に記載の方法。 - 前記通知のステップは、
消費者が購入取引を終了する前に前記買物リストを印刷することを含む請求項9に記載の方法。 - 小売店の中で購入を行う消費者を補助する装置であって、前記装置は、
消費者の購入履歴情報を記憶するように構成された消費者データベースと、
前記消費者データベースと通信して前記消費者データベースから前記購入履歴情報を検索するホストコンピュータであって、前記ホストコンピュータは前記購入履歴情報の中のギャップを識別し、前記識別されたギャップに基づいて買物リストを生成し、前記買物リストは購入に推薦される複数の商品を含み、前記ホストコンピュータは前記買物リストを消費者に送信する、前記ホストコンピュータと
を備えた前記装置。 - 前記ホストコンピュータは前記買物リストを含む電子メールメッセージを作成し、前記装置はさらに、
前記電子メールメッセージを受信するように構成されたクライアントステーションと、
前記ホストコンピュータと前記クライアント端末と通信する電子メールゲートウェイであって、前記電子メールメッセージを受信し前記電子メールを前記クライアント端末に転送する、前記電子メールゲートウェイと
をさらに備えた請求項11に記載の装置。 - 前記ホストコンピュータと通信するレシピデータベースであって、レシピ識別情報と材料情報とを含むレシピデータを記憶する前記レシピデータベースをさらに備え、
前記ホストコンピュータは前記買物リストを前記レシピデータと比較し、推薦されるレシピ情報を選択的に生成するように構成され、前記ホストコンピュータは前記推薦されるレシピ情報を前記買物リストに挿入する請求項11に記載の装置。 - 前記ホストコンピュータは、前記材料情報が前記買物リストの商品の予め定められた一部に一致するかどうかを決定し、不足している商品を識別する請求項13に記載の装置。
- 前記推薦されるレシピ情報は、前記一致する材料情報に対応するレシピ識別情報を含む請求項14に記載の装置。
- 前記推薦されるレシピ情報は、前記一致する材料情報と前記不足している商品の組み合わせとに対応するレシピ識別情報を含み、前記推薦されるレシピ情報はさらに前記不足している商品を含む請求項14に記載の装置。
- 前記ホストコンピュータと通信する店のデータベースであって、前記買物リストを記憶する、前記店のデータベースと、
消費者識別情報を受信し、前記店のデータベースから前記買物リストを検索するように構成されたキオスクであって、消費者からの入力に応答して前記買物リストを印刷する、前記キオスクと
をさらに備えた請求項11に記載の装置。 - 前記ホストコンピュータは、前記買物リストを前記消費者のデータベースに記憶された季節商品情報と比較するように構成され、前記ホストコンピュータは、推薦される季節商品リストを生成し、前記季節商品リストを前記買物リストに選択的に挿入する請求項11に記載の装置。
- 前記ホストコンピュータと通信する店のデータベースであって、前記買物リストを記憶する、前記店のデータベースと、
前記購入された商品を走査するように構成された小売店のスキャナと、
前記店のデータベースと前記スキャナと通信する店のコンピュータであって、購入された商品を前記買物リストと比較し、不足している商品を消費者に通知するように構成される、前記店のコンピュータと
をさらに備えた請求項11に記載の装置。 - 前記店のコンピュータと通信するプリンタであって、前記不足している商品を印刷するように構成される、前記プリンタをさらに備えた請求項19に記載の装置。
- 小売店内で購入を行う消費者を補助する装置であって、前記装置は、
消費者の購入履歴情報を記憶するように構成された消費者データベースと、
前記消費者データベースと通信して前記消費者データベースから前記購入履歴情報を検索するホストコンピュータと
を備え、前記ホストコンピュータは、
前記購入履歴情報の中のギャップを識別する手段と、
前記識別されたギャップに基づいて買物リストを生成する手段であって、前記買物リストは購入に推薦される複数の商品を含む前記手段と、
前記買物リストを消費者に送信する手段と
を有する前記装置。 - 前記ホストコンピュータはさらに、前記買物リストを含む電子メールメッセージを生成する手段を備え、
前記装置はさらに、
前記電子メールメッセージを受信するように構成されたクライアントステーションと、
前記ホストコンピュータと前記クライアント端末と通信する電子メールゲートウェイであって、前記電子メールメッセージを受信し前記電子メールを前記クライアント端末に転送する、前記電子メールゲートウェイと
を備えた請求項21に記載の装置。 - 前記ホストコンピュータと通信するレシピデータベースであって、レシピ識別情報と材料情報とを含むレシピデータを記憶する前記レシピデータベースをさらに備え、
前記ホストコンピュータはさらに、
前記買物リストを前記レシピデータと比較する手段と、
推薦されるレシピ情報を選択的に生成する手段と、
前記推薦されるレシピ情報を前記買物リストに挿入する手段と
を備えた請求項21に記載の装置。 - 前記ホストコンピュータはさらに、
前記材料情報が前記買物リストの商品の予め定められた一部に一致するかどうかを決定する手段と、
不足している商品を識別する手段と
をさらに備えた請求項23に記載の装置。 - 前記推薦されるレシピ情報は、前記一致する材料情報に対応するレシピ識別情報を含む請求項24に記載の装置。
- 前記推薦されるレシピ情報は、前記一致する材料情報と前記不足している商品の組み合わせに対応するレシピ識別情報を含み、前記推薦されるレシピ情報はさらに不足している商品を含む請求項24に記載の装置。
- 前記ホストコンピュータと通信する店のデータベースであって、前記買物リストを記憶する、前記店のデータベースと、
消費者識別情報を受信し、前記店のデータベースから前記買物リストを検索するように構成されたキオスクであって、消費者からの入力に応答して前記買物リストを印刷する、前記キオスクと
をさらに備えた請求項21に記載の装置。 - 前記ホストコンピュータはさらに、
前記買物リストを前記消費者のデータベースに記憶された季節商品情報と比較する手段と、
推薦される季節商品リストを生成する手段と、
前記季節商品リストを前記買物リストに選択的に挿入する手段と
を備えた請求項21に記載の装置。 - 前記ホストコンピュータと通信する店のデータベースであって、前記買物リストを記憶する、前記店のデータベースと、
前記購入された商品を走査するように構成された小売店のスキャナと、
前記店のデータベースと前記スキャナと通信する店のコンピュータと
をさらに備え、前記店のコンピュータは、
前記購入された商品と前記買物リストを比較し、不足している商品を消費者に通知する手段を備える請求項21に記載の装置。 - 前記店のコンピュータと通信するプリンタであって、前記不足している商品を印刷するように構成されたプリンタをさらに備える請求項29に記載の装置。
- コンピュータ装置上で実行するプログラム命令を含むコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、コンピュータが前記プログラム命令を実行すると、前記コンピュータは小売店内で購入を行う消費者を補助する方法ステップを実行するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記方法は、
消費者の購入履歴情報を収集するステップと、
前記購入履歴情報中のギャップを識別するステップと、
前記識別されたギャップに基づいて買物リストを生成するステップであって、前記買物リストは購入に推薦される複数の商品を含む、前記ステップと、
前記買物リストを電子的に消費者に送信するステップと
を含む前記方法であるコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記買物リストを含む電子メールメッセージを作成するステップと、
前記電子メールを消費者の電子メールアドレスに送信するステップと
をコンピュータ装置に実行させるコンピュータ実行可能命令をさらに含む請求項31に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記買物リストをレシピデータベースに記憶されたレシピデータと比較するステップであって、前記レシピデータはレシピ識別情報と材料情報とを含む、前記ステップと、
前記比較のステップに基づいて推薦されるレシピ情報を選択的に生成するステップと、
前記推薦されるレシピ情報を前記買物リストに挿入するステップと
をコンピュータ装置に実行させるコンピュータ実行可能命令をさらに含む請求項31に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記推薦されるレシピ情報を選択的に生成するステップは、
前記材料情報が前記買物リストの商品の予め定められた一部に一致するかどうかを決定することと、
前記決定ステップに基づいて不足している商品を識別することと
を含む請求項33に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記推薦されるレシピ情報を選択的に生成するステップ中の前記推薦されるレシピ情報は、前記一致する材料情報に対応するレシピ識別情報を含む請求項34に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 前記推薦されるレシピ情報を生成するステップ中の前記推薦されるレシピ情報は、前記一致する材料情報と前記不足している商品の組み合わせに対応するレシピ識別情報を含み、前記推薦されるレシピ情報はさらに不足している商品を含む請求項34に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 前記電子的に送信するステップは、
前記買物リストを店のデータベースに送信することと、
キオスクから消費者識別情報入力を受信することと、
前記店のデータベースから前記買物リストを検索することと、
前記買物リストを印刷することと
を含む請求項31に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記買物リストを季節商品情報と比較するステップと、
推薦される季節商品リストを生成するステップと、
前記季節商品リストを前記買物リストに選択的に挿入するステップと
をコンピュータ装置に実行させるコンピュータ実行可能命令をさらに含む請求項31に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記買物リストを店のデータベースに送信するステップと、
消費者に関連する購入された商品を走査するステップと、
前記購入された商品を前記買物リストと比較するステップと、
不足している商品を消費者に通知するステップと
をコンピュータ装置に実行させるコンピュータ実行可能命令をさらに含む請求項31に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 前記通知のステップは、
消費者が購入取引を終了する前に前記買物リストを印刷することを含む請求項39に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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