JP2002083213A - ネットワーク広告方法及びシステム - Google Patents

ネットワーク広告方法及びシステム

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JP2002083213A
JP2002083213A JP2000274098A JP2000274098A JP2002083213A JP 2002083213 A JP2002083213 A JP 2002083213A JP 2000274098 A JP2000274098 A JP 2000274098A JP 2000274098 A JP2000274098 A JP 2000274098A JP 2002083213 A JP2002083213 A JP 2002083213A
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ticket
introduction
list
coupon
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JP2000274098A
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Ichiro Yamashita
一郎 山下
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブページを用いた商品販売を効果的に宣
伝する。 【解決手段】 販売者サーバは、販売ウェブページ上で
商品を購入した顧客Aに対し紹介者IDを付与し、その
紹介者IDを1次紹介者として含んだ電子クーポン40
0をその顧客Aに送って宣伝を依頼する。これを受け取
った顧客Aは、知人等にその電子クーポンを渡す。この
クーポン400をもらった顧客Bが販売ウェブページ上
で商品を購入すると、クーポン400に登録された紹介
者(顧客A)に紹介報酬が計上されるとともに、顧客B
の紹介者IDを1次紹介者に追加した新たなクーポン4
02が顧客Bに渡される。そしてクーポン402を用い
て顧客Cが商品を購入すると、紹介報酬が1次紹介者で
ある顧客Bと2次紹介者である顧客Aに、所定の配分ル
ールに従って配分され、計上される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブページを介
して行われる電子商取引その他の業務を、ユーザに紹介
するための方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上での電子商取引が盛ん
になるにつれて、インターネットの特性を利用した様々
な宣伝広告の方法が提案されている。
【0003】その中の著名なものに、米国アマゾン・ド
ット・コム(Amazon.com)社による米国特許第6,02
9,141号に示される方法がある。この方法は、アソ
シエイト(associate)システム又はアフィリエイト(a
ffiliate)システムとも呼ばれている。この方法では、
販売者が、自己の運営する販売者ウェブサイトを紹介す
る紹介者をWWW(World Wide Web)上で募り、その紹
介者の運営するウェブサイトにその商品ウェブサイトへ
のリンク情報を掲載してもらう。そして、このリンク情
報に、その紹介者に割り当てた紹介者IDと、紹介する
商品のIDとを埋め込んでおく。顧客が、紹介者のウェ
ブサイトから取得したウェブページ上でそのリンク情報
をクリックし、販売者の販売者ウェブサイトにアクセス
すると、販売者ウェブサイトは、リンク情報の解析によ
り、その顧客がどの紹介者のウェブページを経由して販
売者ウェブサイトに到達したか、そのリンク元の紹介者
を特定することができる。販売者は、顧客が販売者ウェ
ブサイト上で商品を購入した場合、そのリンク元の紹介
者に対して所定の紹介報酬を計上することができる。
【0004】この方法は、紹介報酬というインセンティ
ブにより多数の紹介者を得ることが期待できると共に、
紹介報酬が顧客の購入に応じた成功報酬となるため、販
売者は無駄な広告費(紹介報酬)を支払わずに済むとい
う利点がある。
【0005】また、商店などの販売促進のための手法の
一つに、見込み客に対して割引クーポンを配布するとい
う手法がある。米国特許第5,907,830号には、
ウェブページを介してユーザが割引クーポンをダウンロ
ードし、印刷出力して利用するシステムが開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記各従来技術は、広
告宣伝力という点でまだまだ改善の余地がある。
【0007】アマゾン・ドット・コム社の従来技術は、
確かに多数の提携紹介者のウェブページで広告ができる
という点で強力なものである。しかし、ユーザが提携紹
介者になるには、販売者が運営している紹介者登録用の
ウェブページにアクセスし、所定の登録処理を行わなけ
ればならないため、紹介者の増加は自ずと限られてしま
っていた。
【0008】同様に、ウェブページからクーポンをダウ
ンロードする従来技術でも、ユーザはクーポンを得るの
に、決まったウェブページにアクセスする必要があるた
め、広告という面ではあまり大きな効果は得られないと
考えられる。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みなされた
ものであり、ウェブページを用いて行われる商品販売そ
の他のサービスの宣伝を、ページ閲覧者であるユーザと
の提携により、従来よりも強力な宣伝効果が得られる方
法及びシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る方法は、ユーザとの連携により、ウェ
ブページを顧客に広告するための方法であって、(a)
複数の紹介者IDを保持できる紹介者リストを生成し、
(b)この紹介者リストの所定の紹介者の紹介者IDを
登録し、この紹介者リストに対応付けられた電子的な紹
介チケットをその紹介者に対してオンラインで提供し、
(c)前記紹介チケットを利用して前記ウェブページに
て所定の操作が行われたことを検知した場合に、その操
作に応じて生じた紹介報酬を、前記紹介チケットに対応
する前記紹介者リストに登録された各紹介者IDに対し
て記録すると共に、その所定操作を行ったユーザに付与
した紹介者IDをその紹介者リストに追加することによ
り前記紹介者リストを更新し、更新された紹介者リスト
に対応づけた紹介チケットをそのユーザに対してオンラ
インで提供し、前記ステップ(c)により前記紹介チケ
ットを取得したユーザが、新たな紹介者としてその紹介
チケットを他のユーザに配布することを可能とした。
【0011】また、本発明に係るシステムは、ユーザと
の連携により、ウェブページを顧客に広告するためのシ
ステムであって、複数の紹介者IDを保持できる紹介者
リストを生成する手段と、前記紹介者リストに対応付け
られた紹介チケットを発行するチケット発行手段と、前
記ウェブページに対して前記紹介チケットを利用して所
定の操作が行われたことを検知するユーザ操作検知手段
と、前記検知手段による検知に応じて、前記紹介チケッ
トに対応する前記紹介者リストに登録された各紹介者I
Dに対し、その操作に応じて生じた紹介報酬を記録する
報酬管理手段と、前記検知手段の検知に応じて、前記紹
介チケットに対応する前記紹介者リストに対し、前記所
定操作を行ったユーザに付与した紹介者IDを追加する
ことにより前記紹介者リストを更新し、更新された紹介
者リストに対応づけた紹介チケットを前記チケット発行
手段に発行させ、その結果得られた新たな紹介チケット
を当該ユーザに対してオンラインで提供するチケット配
布手段と、を備える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0013】図1は、本発明に係るシステムの全体構成
を示す機能ブロック図である。ここでは、ウェブページ
を利用した商品販売やサービス提供に、本発明に係る顧
客紹介の手法を適用した場合の例を説明する。
【0014】図1において、販売者サーバ100は、顧
客に商品の販売やサービスの提供などを行う販売者が、
オンライン販売のために運用しているサーバ装置であ
る。販売者サーバ100は、販売ウェブページ102を
保持すると共に、その販売ウェブページ102を用いた
顧客との取引処理を行う販売処理部104を備えてい
る。販売ウェブページ102は、当該販売者が商品等の
販売等のために運営するウェブページであり、例えば通
信販売のトップページや個別商品のカタログページなど
を含んだ概念である。当然ながら、この販売ウェブペー
ジ102を顧客(や見込み客)に提供したり、このペー
ジに対する顧客の購入その他のための入力事項を取得す
るために、販売者サーバ100にはウェブサーバ(HT
TPサーバ)が設けられているが、ここでは煩雑さを避
けるため図示を省略している。販売処理部104は、こ
のウェブサーバを介して得られた顧客の入力情報を受け
取り、購入申込みの記録や商品配送の手配、クレジット
その他の代金決済など、販売のために必要な各種の処理
を行う装置であり、この装置には公知のものを用いるこ
とができる。この販売処理部104の販売その他の処理
により取得したり、利用したりする各顧客の顧客情報は
顧客DB(データベース)120に保持されている。
【0015】また、販売者サーバ100は、紹介報酬管
理部108と電子クーポン管理部110を有する。これ
らユニットが、本システムにおける宣伝広告のための主
要機能を果たす。
【0016】電子クーポン管理部110は、電子クーポ
ンの発行及び配布を管理する装置である。電子クーポン
は、基本的には割引クーポンの電子データ版であるが、
本実施形態では、更に広告宣伝機能を高めるための工夫
を凝らしている。
【0017】本実施形態では、電子クーポンをユーザに
配布し、そのユーザから他のユーザにそのクーポンを配
布してもらうことで、販売ウェブページ102(及びそ
こで販売している商品)の宣伝をしてもらう。最初のユ
ーザからクーポンをもらった第2のユーザは、その販売
ウェブページ102で商品を購入する場合にその電子ク
ーポンを販売者サーバ100に送ると、第2のユーザ
は、あらかじめそのクーポンが約束している価格割引を
得ることができる。
【0018】ここで、本実施形態では、ユーザにクーポ
ン配布のインセンティブ(動機付け)を与えるため、そ
のユーザが配布したクーポンを用いて他の人が販売ウェ
ブページ102で商品購入を行った場合などに、販売者
からそのユーザに対し紹介報酬を与える仕組みを採用し
ている。しかも、本実施形態では、単にあるユーザAか
ら他のユーザBへの1段階の紹介だけでなく、そのユー
ザBから更に別のユーザCへの紹介に対しても、最初の
ユーザAに紹介報酬を支払うなど、ある紹介の後に続く
何段階かの紹介に対してもそれぞれ販売者から紹介報酬
を支払う仕組みを採用している。一人のユーザ(紹介
者)が紹介(すなわちクーポン配布)できる相手の数は
ある程度限られるが、紹介を受けた人が紹介する人、更
にその紹介を受けた人が紹介する人、などを考えていく
と、その数は指数関数的に増大することが期待される。
したがって、ユーザが直接紹介した人だけでなく、その
人を介して間接的に紹介したことになる人の商品購入な
どからも、たとえ少額ずつでも紹介報酬が得られれば、
最初のユーザは、結果としてかなりの額の紹介報酬を獲
得する機会が得られることになる。このような強力なイ
ンセンティブにより、多数の紹介者の獲得が期待でき
る。
【0019】この仕組みを実現するため、本実施形態で
は、発行した電子クーポンに対し、このクーポンはどの
紹介者の手を経て紹介されたものかを示す情報を関連づ
けて管理する。このため、各紹介者には、一意な識別子
(紹介者ID)を付与する。なお、紹介者とは、販売者
から電子クーポンを渡して、他ユーザへの紹介(宣伝)
活動をお願いしたユーザである。そして、第1の紹介者
から第2の紹介者へ、第2の紹介者から第3の紹介者
へ、といった具合に、紹介の系列に従った紹介者IDの
リストを作成し、これを発行する電子クーポンに対応づ
けて管理する。こうすることにより、販売者側は、商品
購入に際して顧客から電子クーポンを受け取った際に、
その電子クーポンが経てきた各紹介者のIDを知ること
ができ、それら各紹介者に対して紹介報酬を付与するこ
とが可能になる。
【0020】図2は、本実施形態のシステムで用いる電
子クーポンの管理情報の一例である。クーポン管理情報
300は、クーポンID302、上限次数304、配分
ルール306、及び1次〜n次(nは前述の上限次数)
までの各紹介者の紹介者ID308−1〜308−nを
含んでいる。クーポンID302は、当該電子クーポン
の識別情報である。上限次数304は、この電子クーポ
ンについての紹介報酬を受け取る紹介者の最大数nを示
す。配分ルール306は、これら最大n人の紹介者への
紹介報酬の配分の仕方(例えば各人への配分額や配分率
など)を規定したルールである。紹介者リスト309
は、当該クーポンの紹介経路となった1次〜n次の各紹
介者の識別情報(紹介者ID308−1〜308−n)
を含む。ここで、紹介者の次数は、値が小さいほどその
クーポンをもらって使用するユーザに近いことを表す。
すなわち例えば、クーポンを使用するユーザからみて、
そのクーポンをもらった相手が1次紹介者であり、その
1次紹介者がかつて顧客として使用したクーポンの入手
元が2次紹介者である、といった具合である。なお、紹
介者IDの欄308−1〜308−nには、現所有者に
至るまでに当該電子クーポンが経た各紹介者のIDが記
録されるので、その電子クーポンが経た紹介者の数がn
人未満であれば、空きの欄ができる。
【0021】図3に配分ルール306のデータ内容の一
例を示す。この例では、配分ルールには、各次数(順
位)ごとに、それに対応する配分率307−1〜307
−nが設定されている。例えば、1次配分率307−1
は、1次紹介者ID308−1に対応する紹介者への配
分率を示す。配分率の表現方式に百分率を用いた場合
は、1〜n次までの配分率の和は100になるように設
定する。商品購入に応じて支払われる紹介報酬の総額
を、これら各配分率に従って各紹介者に配分する。ここ
で、紹介報酬の総額自体は、販売した商品の金額に応じ
て算出することもできるし、商品の金額によらず定額と
することもできる。いずれにしてもその算定方式を紹介
報酬管理部108に組み込んでおけばよい。
【0022】なお、配分ルール306は、このように配
分率で規定する方式以外にも、各順位に対して与える配
分金額や配分ポイントを設定する方式も可能である。
【0023】1次〜n次の各紹介者への配分率や額の設
定は、次数が高く(すなわち顧客から遠ざかる)ほど率
又は額が低くなるようにする。例えば、1次紹介者は配
分率50%、2次紹介者は25%、3次紹介者は12.
5%、・・・とするなどである。これにより、直接クー
ポンを配って紹介を行う1次紹介者に高い動機付けを与
えることができる。
【0024】さて、この電子クーポンを広めるのに、本
実施形態では、顧客に紹介者となってもらうという方式
を採用している。すなわち、電子クーポンを利用して商
品購入等の所定操作を行ったユーザ(顧客)に対し、例
えば電子メールやウェブページなどを介して新たに電子
クーポンを提供し、他のユーザにそれを配布して紹介
(宣伝)してくれるよう依頼するのである。このとき、
新たに提供する電子クーポンの紹介者リストに、当該顧
客に付与した紹介者IDを追加することにより、その顧
客が紹介報酬を得ることが可能になる。なお、この場
合、どのようなユーザ(顧客)を次の紹介者にするか
は、本システムを運用する者の考え方次第であり、上述
のように販売ウェブページ上で商品購入をしたユーザに
次の紹介を依頼する方式もあれば、販売ウェブページに
アクセスしたユーザに次の紹介を依頼するような方式も
考えられる。
【0025】このように、本実施形態では、電子クーポ
ンを利用する顧客に順次紹介者になってもらうこと、及
び前述した何段階かの間接的紹介にまで紹介報酬を出す
ことの相乗効果により、高い宣伝広告力を得ることが期
待できる。
【0026】電子クーポン管理部110は、以上説明し
たような電子クーポンの発行(作成)し、その電子クー
ポンをユーザ(顧客)に提供する。
【0027】再び図1の説明に戻ると、電子クーポン管
理部110で発行された電子クーポンの管理情報(図2
参照)は、クーポンDB124に保持される。この場
合、顧客側に渡される電子クーポンは、クーポンIDの
情報を含むデータとして構成される。電子クーポンにク
ーポンIDさえ含まれていれば、クーポンDB124を
参照してその電子クーポンの内容を知ることができる。
電子クーポン管理部110や紹介報酬管理部108は、
必要に応じてこのクーポンDB124から電子クーポン
の管理情報を得る。また、電子クーポンには、このクー
ポンIDの他に、販売ウェブページ102のURL(Un
iform Resource Locator)と、顧客のウェブページ上に
当該クーポンを表示する場合の表示イメージの情報など
が含まれる。したがって、電子クーポンの具体例として
は、例えば販売ウェブページ102のURLに、パラメ
ータとしてクーポンID(又はそれを暗号化したもの)
を組み込んだテキスト記述と、電子クーポンの表示イメ
ージとの組からなるデータを用いることができる。この
場合、例えば電子クーポンを構成するテキスト記述の部
分は、“http://abcdefgh.com/10a5f90/”などとなる。
この例において、“http://abcdefgh.com/”が販売ウェ
ブページ102のURLであり、その後に続く“10a5f9
0”がクーポンID(又はその暗号化結果)である。
【0028】紹介報酬管理部108は、顧客が電子クー
ポンを利用して行った所定の操作(商品購入やウェブペ
ージ閲覧)について、紹介者への紹介報酬を計算し、記
録し、その支払のために必要な処理を行う装置である。
紹介報酬管理部108は、その操作の際に使用された電
子クーポンの管理情報の紹介者リスト309に登録され
た各紹介者に対する紹介報酬を、配分ルール306に従
って決定し、それを紹介者DB122に記録する。
【0029】紹介者DB122は、各紹介者の情報を蓄
積、管理するデータベースである。このDBには、各紹
介者の紹介者IDに対応づけて、その名前や住所、電話
番号や電子メールアドレスなどの個人(あるいは法人)
情報と、それら各紹介者が受け取るべき獲得紹介報酬の
額やその支払方法(振込先の銀行口座番号など)が記録
される。図4は、紹介者DB122における各紹介者の
獲得報酬額の記録情報の一例を示す。この例では、各紹
介者の紹介者IDに対応づけて、獲得報酬の累計額(ポ
イント数)が記録されている。この累計額は、紹介報酬
の前回の支払以降についての獲得報酬の累計である。こ
の例の場合、紹介報酬管理部108は、紹介報酬が発生
した場合、配分ルール306に従って決めた各紹介者へ
の報酬ポイントを、紹介者DB122の各紹介者の獲得
報酬累計に加算することになる。次の支払期日が来る
と、その時の累計額が当該紹介者に、あらかじめ紹介者
DB122に登録された支払方法で支払われる。なお、
このような累計額以外に、個々の紹介ごとに、その日時
やその時獲得した報酬額などを記録するようにしてもよ
い。
【0030】また、ここでは、顧客がクーポンを用いて
商品購入を行った場合に紹介報酬が発生したが、どのよ
うな条件で紹介報酬を発生させるかは、販売者自身が決
めればよい。例えば、顧客が販売ウェブページ102に
アクセスしてクーポンを提示するだけで紹介報酬を発生
させることも考えられる。販売者サーバ100には、顧
客がウェブページ102に関してどのような操作をした
場合に紹介報酬を発生させるかの条件をあらかじめ設定
しておく。販売処理部104は、顧客のブラウザから送
られてくる情報等に基づき、紹介報酬発生の条件が満足
されたかどうかを判定し、その条件が満足された場合
は、紹介報酬の計上処理を紹介報酬管理部108に指示
する。
【0031】また、本実施形態では、顧客に順次紹介者
になってもらうという方式をとっているので、顧客DB
120で管理している顧客IDを、そのまま当該顧客の
紹介者IDと用いることも可能である。それを更に進
め、顧客DB120と紹介者DBとを統合してしまうこ
とももちろん可能である。
【0032】電子署名処理部106は、紹介者に渡す電
子クーポンのデータに対して電子署名を行ったり、顧客
が商品購入時などに提出した電子クーポンの電子署名を
検査して、そのクーポンの真正性を確認したりする。電
子クーポンの内容の改竄などがあった場合には、この電
子署名によりそれを検知できるので、公正なルールに従
った紹介報酬制度の運用を担保できる。
【0033】以上、販売者サーバ100について説明し
た。これに対し、顧客は自分のコンピュータ(顧客コン
ピュータ200a〜200c)のブラウザ202a〜2
02cから販売ウェブページ102にアクセスして商品
購入等の操作を行う。
【0034】図1は、3人の顧客A,B,Cがいて、そ
の順番に電子クーポンによる紹介が進んでいく場合の例
を示している。この例では、まず顧客Aがブラウザ20
2aを用いて販売ウェブページ102にアクセスし、そ
のページ102上で商品を購入するところから一連のプ
ロセスが始まる。ここで、顧客Aは電子クーポンを持っ
ていないものとする。この場合、販売者サーバ100
は、販売者処理部104により、顧客Aに対して通常価
格での商品販売処理を実行した上で、電子クーポン管理
部110により、その顧客Aに対して電子クーポン(ク
ーポンA)を発行して宣伝を依頼する。このクーポンA
の実体的な管理情報(図2参照)は、クーポンDB12
4内に生成され、顧客Aに渡されるクーポンAにはクー
ポンIDが組み込まれる。この場合、クーポンAの管理
情報の紹介者リスト309(図2)には、1次紹介者I
D308−1に顧客Aの紹介者IDが設定され、2次以
降の紹介者IDは空欄となる。
【0035】販売者から顧客への電子クーポンの提供の
仕方としては、一例として、ダウンロード可能な電子ク
ーポンを表示したウェブページをその顧客に見せる方式
を採用する。例えば、販売ウェブページ102におい
て、顧客が最終的な購入申込みを送信した後、電子クー
ポンを用いた顧客紹介プラン(紹介報酬の仕組みなど)
を説明し参加を呼びかける内容のウェブページをその顧
客に提供し、そのウェブページ上でその顧客が電子クー
ポンをダウンロードできるようにする。その顧客は、そ
のプランに興味を持てば、電子クーポンをダウンロード
し、知人その他にその電子クーポンを渡して宣伝を行う
ことになる。また、別の方式として、電子メールを利用
する方式も可能である。この場合、その電子メールに
は、電子クーポンの情報(クーポンID、販売ウェブペ
ージのURL、クーポン画像など)とともに、このクー
ポンを送る趣旨説明(例えば宣伝の依頼やそれによる報
酬に関する説明)が組み込まれる。このような電子メー
ルを、販売者サーバ100から商品を購入した顧客に送
信する。
【0036】このようにしてクーポンAを受け取った顧
客Aは、自分のウェブページ204a上にそのクーポン
Aを組み込み、インターネット上に公開する。販売ウェ
ブページ102のURLにクーポンIDを組み込んだ記
述と、クーポン画像とからなる電子クーポンの場合、顧
客は、自分のウェブページのHTMLソースコードに、
そのURL(クーポンID入り)と、クーポン画像を含
んだリンク記述を組み込むだけでよい。もちろん、電子
クーポンのウェブページへの組み込み方の説明をウェブ
ページや電子メールなどで顧客に提供するようにするこ
とも好適である。
【0037】次に顧客Bが、その顧客Aのウェブページ
204aにアクセスすると、そのウェブページ204a
が顧客Bのブラウザ202bに送信される。このページ
204aには、クーポンAが組み込まれている。このペ
ージ204aの表示上で、顧客Bが電子クーポンの画像
をクリックすると、ブラウザ202bはその画像に対応
づけられたURLの情報を含んだHTTPのページ要求
メッセージを生成し、販売者サーバ100宛に送る。こ
こで、そのメッセージ中のURLには、クーポンIDの
情報が含まれている。これを受けた販売者サーバ100
は、そのメッセージからクーポンIDの情報を抽出し、
クーポンIDに電子署名をしている場合はその電子署名
の検査を行う。このようにして取得してクーポンID
は、当該顧客に対する販売処理のために販売処理部10
4が生成したショッピングカートデータに対応づけて管
理される。したがって、後で顧客Bからそのショッピン
グカートに関して商品購入の意思表示があった場合、そ
の購入に関するクーポンの情報を入手することができ
る。そして、その顧客Bが紹介報酬発生の条件となる商
品購入などの操作を行うと、販売者サーバ100は、そ
のクーポンIDに対応するクーポン管理情報に従って紹
介報酬を各紹介者に計上し、新たなクーポンBを顧客B
対して発行し、宣伝を依頼する。このクーポンBは、ク
ーポンAをもとに作成され、クーポンID302と紹介
者リスト309(図2参照)以外はクーポンAと同内容
である。クーポンBのクーポンIDには、クーポンAの
IDとは異なる一意なIDが設定され、紹介者リスト3
09には、顧客Bに与えられた紹介者IDが追加され
る。この追加は、リスト309内の既存の紹介者IDを
それぞれ1つずつ下位に移動し、その結果空いた1次紹
介者の欄に当該顧客Bの紹介者IDを登録することによ
り行う。したがって、この場合、クーポンBの紹介者リ
スト309は、1次紹介者に顧客B、2次紹介者に顧客
AのIDが登録される。
【0038】販売者サーバ100は、このようにして作
成したクーポンBを、クーポンAの場合と同様、ウェブ
ページ又は電子メールを用いて顧客Bに渡し、宣伝を依
頼する。
【0039】クーポンBを受け取った顧客Bは、それを
自分のウェブページ204bに組み込んで公開し、その
ページ204bの閲覧者に販売ウェブページ102やそ
の取扱商品の宣伝をする。
【0040】そして、顧客Cがブラウザ202cを用い
てそのウェブページ204bを閲覧してそのページ上の
クーポンBの画像をクリックすると、顧客Bの場合と同
様、販売ウェブページ102が顧客Cに提供されるとと
もに、販売者サーバ100はクーポンBのクーポンID
を取得することができる。そして、顧客Cが商品購入な
どの操作を行うと、販売者サーバ100は、紹介報酬を
クーポンBの紹介者リストに登録された各紹介者に配分
し、そのリストに対して当該顧客Cの紹介者IDを追加
して新たなクーポンCを作成し、そのクーポンCを顧客
Cに提供して宣伝を依頼する。そして、顧客Cがそのク
ーポンCを自分のウェブページ204cに組み込んで公
開することにより、クーポンによる紹介の流れが後に繋
がることになる。
【0041】以上、本実施形態における顧客紹介の流れ
について大まかに説明した。次に図5を参照して、その
流れにおける電子クーポン(特に紹介者リスト)の変遷
の様子を説明する。
【0042】まず、顧客Aが販売ウェブページ102に
て商品購入(図における「第1売買」)を行うと、電子
クーポン管理部110は、その顧客Aの付与した紹介者
ID“244”を1次紹介者ID欄に含んだ電子クーポ
ン400(ただし図示したのはクーポンDB124内に
保持される管理情報の一部である。以下同様)を作成し
て、その顧客Aに与える。ここで例示する電子クーポン
は、上限次数306(図2参照)が3次に設定されたも
のである。なお、ここで、紹介者IDは、顧客IDを流
用する場合は新たに作成する必要はない。顧客IDとは
別の紹介者IDを用いる場合は、その顧客Aに対し過去
に紹介者IDを付与したことがあるかどうかを調べ、紹
介者IDの付与歴があればその紹介者IDを取得して電
子クーポン400に組み込み、なければ新たに紹介者I
Dを付与してそれを電子クーポン400に組み込む。紹
介者IDの付与歴については、例えば付与した紹介者I
Dを顧客DB120に記録しておくなどにより、後で調
査可能になる。
【0043】この顧客Aからクーポン400をもらった
顧客Bがウェブページ102で商品を購入すると(第2
売買)、電子クーポン管理部110は、その顧客Bの紹
介者ID“647”を1次紹介者に、顧客Aの紹介者I
Dを2次紹介者に登録した電子クーポン402を作成
し、顧客Bに提供する。ここで、このクーポン402
は、クーポン400とはクーポンIDが変わっている。
【0044】同様に、顧客Bからクーポン402を入手
した顧客Cが販売ウェブページ102で商品購入を行う
と(第3売買)、顧客Cに対して電子クーポン404が
提供される。このクーポン404では、顧客A、顧客B
の紹介者IDの順位が1つずつ繰り下げられ、顧客Cの
紹介者ID“847”が1次紹介者欄に設定されてい
る。
【0045】そして、顧客Cからこのクーポン404を
入手した顧客Dが販売ウェブページ102で商品購入を
行うと(第4売買)、電子クーポン管理部110は、顧
客Dに対して電子クーポン406を提供する。このクー
ポン406では、顧客DのID“945”が1次紹介者
の欄に追加され、顧客A,B,Cの紹介者IDが1つず
つリストの順位を下げられている。ここで、この一連の
クーポン400〜406は紹介者の上限次数が3次に設
定されているので、最も古い顧客Aの紹介者IDが紹介
者リストからこぼれ落ちることになる。したがって、こ
のクーポン406を用いて誰かが商品購入を行ったとし
ても、それに対する紹介報酬はもはや顧客Aには与えら
れない。この場合、紹介者リストに登録されている顧客
D,C,Bに対して、あらかじめ登録された配分ルール
(例えば順に60%,30%,10%等)に従って紹介
報酬が配分される。
【0046】次に、図6〜図8を参照して、販売ウェブ
ページ102上で顧客から商品購入申込みを受けた場合
の、販売者サーバ100の処理手順を説明する。なお、
この例では商品購入により紹介報酬が発生するものとす
る。
【0047】まず、顧客が販売ウェブページ102に対
して入力した購入申込みのデータを受け付けると(S1
0)、販売処理部104は、その購入操作に関連して顧
客から電子クーポンが提示されているか否かを判定する
(S12)。
【0048】クーポンが提示されていなければ、販売処
理部104は、顧客が希望した商品を通常価格で販売す
るための処理を実行する(S16)。そして、その販売
処理部104からの指示に応じ、電子クーポン管理部1
10が、その顧客を1次紹介者として組み込んだ電子ク
ーポンを作成し(S26)、それをウェブページ又は電
子メールなどの媒体を介して当該顧客に配布する(S2
8)。図1に示した例で言えば、顧客Aに関してはこの
S16を経由する処理が実行される。
【0049】一方、S12で、購入操作に関連して顧客
からクーポンが提示されていると判定された場合は、販
売処理部104は、電子署名処理部106に対し、その
クーポンが真正なものか否かの検査を依頼する(S1
4)。電子署名処理部106は、これに応じ、顧客が提
示したクーポンの電子署名を確認し、そのクーポンが真
正なものか否かを判定する(S16)。この結果、真正
なクーポンでないと判定された場合は、販売処理部10
4は、クーポンが使用できない旨のメッセージを顧客に
送るなどの所定のエラー処理を実行し(S22)、一連
の販売処理を終了する。
【0050】一方、S18の判定で、真正なクーポンと
判定されれば、販売処理部104は、その顧客の希望す
る商品に対し、そのクーポンに規定された所定の割引を
行った上で、販売処理を実行する(S20)。そして、
販売処理が終わると、紹介報酬管理部108が、そのク
ーポンの伝搬に関与した各紹介者に対して、当該顧客の
購入に関する紹介報酬を算定し、それを紹介者DB12
2に記録する(S24)。この場合、例えば、紹介報酬
管理部108は、図7に示すように、その商品の販売額
などに基づき紹介報酬の総額を算出し、更にそのクーポ
ンの管理情報をクーポンDB124から取得し(S3
0)、その管理情報の配分ルール306に従って、紹介
報酬の総額をリスト309中の各紹介者に分配する(S
32)。その後、電子クーポン管理部110が、その顧
客を1次紹介者として組み込んだ電子クーポンを作成し
(S26)、それをウェブページ又は電子メールなどの
媒体を介して当該顧客に配布する(S28)。図1に示
した例で言えば、顧客BやCに関してはこのS20及び
24を経由する処理が実行される。
【0051】図8は、電子クーポン作成処理(S26)
の詳細な手順を示す。この手順では、まず電子クーポン
管理部110は、販売処理部104等から電子クーポン
の作成指示を受けた場合、その起因となる商品購入など
の顧客のオペレーションにおいてクーポンが用いられた
かどうかを判断する(S40)。クーポンが用いられて
いれば、そのクーポンの管理情報を取得し(S42)、
それを元に、その顧客(購入者)に付与する新たなクー
ポンを作成する(S44)。この場合、例えば電子クー
ポン管理部110は、新規なクーポンIDを有する管理
情報を作成し、その管理情報の他のエントリに対して、
S42で取得したクーポンの管理情報のうちのクーポン
IDを除く項目をコピーする。そして、更にその新管理
情報において、紹介者リストに既存の紹介者IDを1次
ずつ繰り下げ、当該顧客の紹介者IDを最高次に追加す
る。
【0052】一方、S40でクーポンが利用されていな
いと判定された場合、電子クーポン管理部110は当該
顧客の紹介者IDを1次紹介者に登録した新規の電子ク
ーポンを生成する(S46)。
【0053】以上のような処理により、販売ウェブペー
ジ102にて顧客が行った商品購入等の所定操作につい
て、紹介報酬の記録、及び次なる宣伝のための電子クー
ポンの発行が実現される。
【0054】以上、本発明の好適な実施の形態の一つを
説明した。この実施形態によれば、顧客に順次紹介者と
なってもらうことにより、迅速に販売ウェブページ10
2やその取扱商品を宣伝することができる。また、本実
施形態では、電子クーポンに対し、そのクーポンが顧客
に至るまでに経由した各紹介者のIDのリストを関連付
けて管理し、紹介報酬をそのリストの各紹介者に支払う
ようにしたことにより、各紹介者に紹介活動のインセン
ティブを与えることができる。
【0055】以上説明した実施形態では、販売者が紹介
者に提供した電子クーポンを、顧客が自由に取得して何
回でも使用することができた。これに対し、販売者によ
っては、1人の紹介者を介して顧客に提供する電子クー
ポンの数を制限したい場合がある。そのようなクーポン
数の制限を実現するための本発明の実施形態を次に説明
する。
【0056】このような実施形態の1つでは、図9に示
す電子クーポン管理情報を用いる。図9の管理情報30
0に含まれる各データ項目のうち、図2に示したものと
同じものについては、同一符号を付してその説明を省略
する。
【0057】この図9の管理情報において、図2の管理
情報と異なるのは、発行枚数310及び使用済カウンタ
312が設けられている点である。発行枚数310は、
当該電子クーポンの上限使用回数である。例えばクーポ
ンの発行枚数310を5に設定した場合、販売者サーバ
100では、そのクーポンIDを持つクーポンを使用し
た商品購入は最高5回(従って顧客5人以内)までしか
認めない。使用済カウンタ312は、クーポン発行時に
は0に設定され、その後当該クーポンIDのクーポンを
用いて商品購入等の操作が行われる度に、紹介報酬管理
部108などにより1ずつインクリメントされる。販売
処理部104は、クーポンを受け付けて商品販売を行う
度に、クーポン管理情報300の発行枚数310と使用
済カウンタ312の値を調べ、カウンタ312のカウン
ト値が発行枚数310に達している場合はその販売処理
を中止する。発行枚数310の値は、販売者が自分の目
的に合わせて設定すればよい。
【0058】また、同一紹介者に対するクーポンの発行
枚数を制限する別の方法として、図10に示すクーポン
(管理情報)を用いる方法がある。この方法では、その
発行枚数分だけ一意なクーポンID302a〜302c
を付与する。図10は、発行枚数が3枚の場合の例であ
る。上限次数304や配分ルール306、紹介者リスト
309など、各クーポンID302a〜302cで共通
な情報は共用する。そして、各クーポンID302a〜
302cごとに、そのクーポンIDが使用されたか否か
示すフラグ303a〜303cが用意される。電子クー
ポン発行時は、各クーポンIDのフラグ303a〜30
3cは「未使用」にセットされているが、クーポンID
を用いて商品購入等の操作が行われると、そのIDに対
応するフラグが「使用済み」にセットされる。販売処理
部104は、クーポンを受け付ける度に、そのクーポン
IDに対応するフラグ303a(又は303b又は30
3c)を調べ、そのフラグが「使用済み」の場合は、そ
のクーポンによる商品購入操作を受け付けない。これに
より、1人の紹介者の手から直接広がるクーポンの数を
制限することができる。
【0059】また、以上の実施形態では、電子クーポン
の実体データ(管理情報300)をクーポンDB124
で管理したが、紹介者を介して顧客に配布する電子クー
ポン自体に実体データを組み込んでもよい。図11は、
このような電子クーポンのデータ内容を模式的に示す。
この例では、電子クーポン400には、配分ルール40
2と紹介者リスト404のデータが組み込まれている。
この場合、クーポン発行枚数の制限の必要がなければ、
クーポンIDは基本的に必要ない。このように、電子ク
ーポンの配布データに、紹介者リスト404等の実体的
なデータを組み込む場合には、内容の改竄防止が重要に
なる。そこで、電子クーポンの実体データに販売者が電
子署名を行うことが好適である。なお、このような実体
データを含んだ電子クーポンの場合、データ量が大きく
なるので、販売ウェブページ102のURLに組み込む
ことは困難になる。したがって、この場合には、電子ク
ーポンと販売ウェブページ102のURLとをペアにし
て、各顧客に提供する。
【0060】また、図12に、紹介者リストを含む電子
クーポンをXMLで記述した例を示している。この例で
は、タグ<クーポン券>及び</クーポン券>のペアに
より1つの電子クーポンが記述され、それらタグの間
に、各レベルの紹介者のIDが順に記述されている。例
えば1次紹介者の紹介者IDはタグ<紹介者1>及び<
/紹介者1>の間に記述されている。
【0061】また、以上の例は、紹介者はすべて販売者
の顧客であったが、本発明は、顧客でない紹介者が存在
するシステムも包含する。図13は、このような変形例
のシステムの一例を示す図である。図13のシステムと
図1のシステムの相違は、図13の方に紹介者が運営す
る紹介者サーバ210が存在する点と、販売者サーバ1
00に紹介者登録部130が設けられた点である。他の
部分は図1の場合と同じである。
【0062】紹介者サーバ210は、従来技術で説明し
たアマゾン・ドット・コム社の方式のように、販売者サ
ーバ100側に、報酬を受けて販売ウェブページ102
及び/又はその取扱商品の紹介を行う旨の登録を行う。
この登録の受け付けを行うのが販売者サーバ100の紹
介者登録部130である。紹介者登録部130は、紹介
者を募集するためのウェブページを公開し、そのウェブ
ページにて、ユーザから紹介者になる旨の意思表示と、
それに伴う必要情報(例えば名前や住所、電話番号や電
子メールアドレス、紹介報酬振込口座番号、紹介者のウ
ェブページ212のURL)の入力を受け付ける。そし
て、その申込みについての審査により、そのユーザを紹
介者として認める場合は、上記実施形態で説明した電子
クーポンを紹介者に提供する。紹介者は、販売者から提
供された電子クーポンを自分のウェブページ212に掲
載して、広くユーザにその電子クーポンを広める。すな
わち、この変形例は、電子クーポンを最初に販売者サー
バ100から得る者が、商品購入を行った顧客ではな
く、紹介者として別途申し込んだユーザである点では図
1のシステムと異なるが、それ以降の顧客への電子クー
ポンの伝搬の仕組みについては図1のシステムと同様で
ある。
【0063】この変形例では、紹介者が電子クーポンの
設計をできるようにすることも好適である。すなわち、
電子クーポンのいわば1次卸元となる紹介者サーバ21
0の運営者が、その電子クーポンの紹介者リスト309
(図2等参照)の上限次数304や、配分ルール306
などを決めることができるようにするわけである。各紹
介者は、どのような電子クーポンにすれば世間によく広
まるかを考えて、上限次数や配分ルールを決定する。こ
の電子クーポンの設計は、例えばユーザが販売者サーバ
100の紹介者登録部130に対して紹介者登録をする
際に実行するようにすればよい。紹介者登録部130
は、この電子クーポンの設計のためのウェブページを、
紹介者に対して提供する。このウェブページには、上限
次数や配分ルールを設定するための入力欄を設ける。販
売者サーバ100の電子クーポン管理部110は、紹介
者の入力した設計内容に従って電子クーポンを作成し、
紹介者サーバ210に提供する。紹介者は、この電子ク
ーポンを自分のウェブページ212に組み込む。
【0064】このように、この変形例によれば、同じ販
売ウェブページ102の電子クーポンであっても、紹介
者サーバ210ごとに個性のある電子クーポンができあ
がる。
【0065】このシステムでは、各紹介者サーバ210
は、各々が設計した電子クーポンが広まっていくことに
より、販売者から報酬を得る。紹介者サーバ210の運
営者の報酬は、前述した電子クーポンの紹介者リスト3
09(図2等)に載っている時に得られる紹介報酬でも
よいが、運営者のインセンティブを更に高める報酬方法
も考えられる。
【0066】この方法では、紹介者サーバ210の運営
者の識別情報(ID)を、電子クーポンの管理情報30
0中に、紹介者リスト309とは別個に固定的に記録す
る。電子クーポンが紹介者から顧客へ、顧客から次の顧
客へと伝搬していく場合でも、その運営者のIDは消さ
ずに維持する。販売者サーバ100は、電子クーポンを
受け取ると、そのクーポンの管理情報からそのクーポン
の源になった紹介者サーバ210を特定できる。そこ
で、販売者サーバ100では、使用された電子クーポン
の数を、その根源となった紹介者サーバ210ごとに集
計することができ、その集計に従って各紹介者サーバ2
10に対して報酬を付与することができる。この方式に
よれば、紹介者サーバ210の運営者は、自分が設計し
た電子クーポンが広がれば広がるほど、多くの報酬を得
ることができる。
【0067】さて、次に図14を参照して本発明の別の
変形例を説明する。図1のシステムでは、顧客間の電子
クーポンの伝搬の媒体にウェブページを利用したのに対
し、図14のシステムは、クーポンの伝搬媒体に電子メ
ールを用いる。図14のシステムは、電子クーポンを電
子メール中に組み込んで送る以外は、図1のシステムと
同様である。販売者サーバ100は、例えば顧客Aが販
売ウェブページ102で商品購入を行うと、その顧客A
の紹介者IDを1次紹介者として含んだ電子クーポンを
作成し、それを電子メールに組み込んで顧客Aに送る。
これを受け取った顧客Aは、その販売ウェブページ10
2を紹介しようとする相手(顧客B)に対して、その電
子クーポン及びその販売ウェブページ102のURLな
どを含んだ電子メールを、メーラー(メールソフト)2
06aを介して送信する。電子クーポンとURLの対応
づけには、例えば、前述のようにURLにクーポンID
をパラメータとして組み込む方式を用いることができ
る。このメールを受け取った顧客Bは、そのメール中に
組み込まれたURLを用いて販売ウェブページ102に
アクセスし、そのメール中の電子クーポンを用いてショ
ッピングを行うことができる。以下同様にして、各顧客
は、販売者サーバ100から電子クーポンを受け取り、
それをメーラー206b,206cを介して他の顧客に
送信する。
【0068】この変形例では、電子メールを用いること
により、どの顧客も気軽に紹介者となることができる。
【0069】以上、本発明の好適な実施の形態及びその
変形例を説明した。以上の実施形態では、価格割引を提
供する電子クーポンを用いて販売ウェブページ102を
紹介していったが、電子クーポンの利用は本発明の必須
の要件ではない。割引機能のない単なるチケットを利用
した場合でも、ある程度の効果は得られる。すなわち、
そのチケットに対し、上記実施形態で説明した紹介者リ
ストを関連づけることで、そのチケットを用いた商品購
入に対する紹介報酬を、そのリストの各紹介者に支払う
ことができる。したがって、紹介者にインセンティブを
与えるという点では、割引機能のないチケットでも、上
述の電子クーポンと同等の効果を奏する。ただし、顧客
への商品購入への動機付けの点では、電子クーポンの方
が勝っていることは明らかなので、販売促進の面では電
子クーポンを用いる方が望ましい。
【0070】また、上記の実施形態では、個々の電子ク
ーポンごとに、各紹介者への紹介報酬の配分ルールを設
定したが、販売者サーバ100で用いる配分ルールが1
つに決まっていれば、各クーポンごとに配分ルールを設
定したり管理したりする必要がないことは言うまでもな
い。
【0071】また以上の実施形態では、電子クーポンの
発行や紹介報酬の管理を販売者サーバ100で行った
が、この代わりに、販売者とは別に紹介報酬管理を行う
業者がおり、その業者が電子クーポンを発行するように
することもできる。この場合、報酬管理業者のサーバ
は、図1のシステムでいう電子クーポン管理部110、
紹介報酬管理部108、紹介者DB122、クーポンD
B124などの機能を備えている。販売者は、顧客によ
り紹介報酬の条件となる操作がなされると、その時用い
られた電子クーポンの情報(例えばクーポンID)、紹
介報酬情報(報酬総額、又は売上額など報酬算定の基準
となる情報)、およびその顧客の電子メールアドレスな
どを、その報酬管理業者のサーバに送る。報酬管理業者
のサーバは、その紹介報酬に基づき、電子クーポンの紹
介者リストの各紹介者への紹介報酬を計算して記録する
と共に、その顧客を紹介者リストに含めた新たな電子ク
ーポンを作成し、それを電子メールでその顧客に送る。
【0072】なお、以上説明した各実施形態又は変形例
における販売者サーバ100は、典型的には、汎用のコ
ンピュータシステムをベースに構築することができる。
この場合、前述した電子クーポン処理部110、紹介報
酬管理部108の各機能を記述したプログラムを、それ
ぞれ図15に示すようにコンピュータシステム500に
実行させるようにすることで構築できる。この場合、そ
のプログラムは、CD−ROMその他の可搬型の記録媒
体510に記録された状態で提供することができる。そ
の媒体510のプログラムをコンピュータシステム50
0のハードディスク装置などにインストールすること
で、コンピュータシステム500は、紹介報酬管理機能
及び電子クーポン発行機能を備えた販売者サーバとして
機能することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシステムの全体構成を示す機能
ブロック図である。
【図2】 電子クーポンの管理情報の一例を示す図であ
る。
【図3】 配分ルールのデータ内容の一例を示す図であ
る。
【図4】 紹介者DBで管理される紹介者の獲得報酬の
情報の一例を示す図である。
【図5】 電子クーポンの伝搬に応じた紹介者リストの
変遷の様子の例を示す図である。
【図6】 販売者サーバの電子クーポン及び紹介報酬に
関する処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 紹介報酬記録処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図8】 電子クーポン発行処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】 発行枚数を制限する場合の電子クーポンの管
理情報の一例を示す図である。
【図10】 発行枚数を制限する場合の電子クーポンの
管理情報の別の例を示す図である。
【図11】 紹介者リスト等の管理情報を組み込んだ電
子クーポンのデータ内容の一例を示す図である。
【図12】 XMLで記述した電子クーポンの一例を示
す図である。
【図13】 紹介者サーバを含んだシステムを説明する
ための図である。
【図14】 電子メールにより電子クーポンを配布する
システムを説明するための図である。
【図15】 本実施形態の装置が実装されるコンピュー
タシステムの一例を示す図である。
【符号の説明】
100 販売者サーバ、102 販売ウェブページ、1
04 販売処理部、106 電子署名処理部、108
紹介報酬管理部、110 電子クーポン管理部、120
顧客DB(データベース)、122 紹介者DB、1
24 クーポンDB、200a,200b,200c
顧客コンピュータ、202a,202b,202c ブ
ラウザ、204a,204b,204c ウェブペー
ジ、300クーポン管理情報、302 クーポンID、
304 上限次数、306 配分ルール、309 紹介
者リスト。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザとの連携により、ウェブページを
    顧客に広告するための方法であって、(a)複数の紹介
    者IDを保持できる紹介者リストを生成し、(b)この
    紹介者リストの所定の紹介者の紹介者IDを登録し、こ
    の紹介者リストに対応付けられた電子的な紹介チケット
    をその紹介者に対してオンラインで提供し、(c)前記
    紹介チケットを利用して前記ウェブページにて所定の操
    作が行われたことを検知した場合に、その操作に応じて
    生じた紹介報酬を、前記紹介チケットに対応する前記紹
    介者リストに登録された各紹介者IDに対して記録する
    と共に、その所定操作を行ったユーザに付与した紹介者
    IDをその紹介者リストに追加することにより前記紹介
    者リストを更新し、更新された紹介者リストに対応づけ
    た紹介チケットをそのユーザに対してオンラインで提供
    し、 前記ステップ(c)により前記紹介チケットを取得した
    ユーザが、新たな紹介者としてその紹介チケットを他の
    ユーザに配布することを可能としたネットワーク広告方
    法。
  2. 【請求項2】 前記紹介者リストは、複数の紹介者ID
    を順位付けて保持可能に構成され、 前記ステップ(c)は、 前記紹介者リスト内での各紹介者IDの順位に応じて前
    記紹介報酬を配分した上で各紹介者IDに対応づけて記
    録するステップと、 前記紹介者リスト内の既存の各紹介者IDの順位を繰り
    下げ、その所定操作を行ったユーザに付与した紹介者I
    Dをその紹介者リストの最上位に追加することにより前
    記紹介者リストを更新するステップと、 を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記紹介者リストごとに、そのリストに
    保持できる紹介者IDの数を設定可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記紹介者リスト内の各紹介者IDに対
    する順位に応じた前記紹介報酬の配分ルールを、前記紹
    介者リストごとに個別に設定可能としたことを特徴とす
    る請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記紹介報酬の発生条件となる前記所定
    操作は、前記ウェブページにおける前記ユーザの商品購
    入であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記紹介チケットは、前記ウェブページ
    における商品購入の際の割引クーポンとして用いられる
    ことを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記紹介チケットは、前記ウェブページ
    へのリンク情報と共に前記ユーザに提供されることを特
    徴とする請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(c)では、前記紹介チケ
    ットと前記ウェブページへのリンク情報とを含んだ電子
    メールが前記ユーザ宛に送信されることを特徴とする請
    求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ステップ(c)では、前記ウェブペ
    ージへのリンク情報と前記紹介チケットとを含んだチケ
    ット配布用ウェブページ、を前記ユーザに送信すること
    を特徴とする請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記紹介チケットには一意なチケット
    IDが付与され、このチケットIDにより、前記紹介チ
    ケットと前記紹介者リストとの対応関係が管理されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ステップ(b)又は(c)におい
    て前記ユーザに提供される前記紹介チケットに電子署名
    を施すことを特徴とする請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記紹介チケットに対し、この紹介チ
    ケットの発行数を設定するステップと、 前記紹介チケットを用いた前記ウェブページに対する所
    定の操作の受け付け回数を、前記紹介チケットごとにカ
    ウントするステップと、 前記紹介チケットについての前記所定操作の受け付け回
    数が、当該紹介チケットに設定された前記発行数に達し
    た以降は、その紹介チケットを用いた前記所定操作の受
    け付けを禁止することを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 前記ステップ(b)で前記紹介チケッ
    トを提供する紹介者から、前記紹介者リスト内の各順位
    に対する報酬の配分ルールの指定を受け付け、その指定
    された配分ルールを前記紹介者リストと対応づけて管理
    することを特徴とする請求項1記載の方法。
  14. 【請求項14】 ユーザとの連携により、ウェブページ
    を顧客に広告するためのシステムであって、 複数の紹介者IDを保持できる紹介者リストを生成する
    手段と、 前記紹介者リストに対応付けられた紹介チケットを発行
    するチケット発行手段と、 前記ウェブページに対して前記紹介チケットを利用して
    所定の操作が行われたことを検知するユーザ操作検知手
    段と、 前記検知手段による検知に応じて、前記紹介チケットに
    対応する前記紹介者リストに登録された各紹介者IDに
    対し、その操作に応じて生じた紹介報酬を記録する報酬
    管理手段と、 前記検知手段の検知に応じて、前記紹介チケットに対応
    する前記紹介者リストに対し、前記所定操作を行ったユ
    ーザに付与した紹介者IDを追加することにより前記紹
    介者リストを更新し、更新された紹介者リストに対応づ
    けた紹介チケットを前記チケット発行手段に発行させ、
    その結果得られた新たな紹介チケットを当該ユーザに対
    してオンラインで提供するチケット配布手段と、 を備えるネットワークサービス紹介システム。
  15. 【請求項15】 前記紹介者リストは、複数の紹介者I
    Dを順位付けて保持可能に構成され、 前記報酬管理手段は、前記紹介者リスト内での各紹介者
    IDの順位に応じて前記紹介報酬を配分した上で各紹介
    者IDに対応づけて記録し、 前記チケット配布手段は、前記紹介者リスト内の既存の
    各紹介者IDの順位を繰り下げ、その所定操作を行った
    ユーザに付与した紹介者IDをその紹介者リストの最上
    位に追加することにより前記紹介者リストを更新する、 ことを特徴とする請求項14記載のシステム。
  16. 【請求項16】 前記紹介者リストごとに、当該紹介者
    リスト内の各順位に応じた前記紹介報酬の配分ルールの
    設定を受け付け、その配分ルールと紹介者リストとの対
    応関係を管理する手段を更に備えることを特徴とする請
    求項15記載のシステム。
  17. 【請求項17】 前記チケット発行手段は、前記紹介チ
    ケットに一意なチケットIDを付与してこのチケットI
    Dを前記紹介チケットに組み込む手段と、前記チケット
    IDと前記紹介者リストとの対応関係を記憶する手段
    と、を備え、 前記報酬管理手段及びチケット配布手段は、前記操作の
    際に用いられた紹介チケットのチケットIDから、対応
    する紹介者リストを特定することを特徴とする請求項1
    4記載のシステム。
  18. 【請求項18】 前記チケット発行手段が発行する紹介
    チケットに対して電子署名が施す手段を備えることを特
    徴とする請求項14記載のシステム。
  19. 【請求項19】 前記チケット発行手段で発行する紹介
    チケットに対し、発行数の設定を受け付ける手段と、 設定された発行数を、当該紹介チケットに対応する紹介
    者リストと関連付けて記憶する手段と、 前記紹介チケットを用いた前記ウェブページに対する所
    定の操作の受け付け回数を、前記紹介チケットごとにカ
    ウントする手段と、 前記紹介チケットについての前記所定操作の受け付け回
    数が、当該紹介チケットに対して設定された前記発行数
    に達した以降は、その紹介チケットを用いた前記所定操
    作の受け付けを禁止する手段と、 を更に備える請求項14記載のシステム。
  20. 【請求項20】 コンピュータシステムを、 複数の紹介者IDを保持できる紹介者リストを生成する
    手段、 前記紹介者リストに対応付けられた紹介チケットを発行
    するチケット発行手段、 広告対象の所定のウェブページに対して前記紹介チケッ
    トを利用して所定の操作が行われたことを検知するユー
    ザ操作検知手段、 前記検知手段による検知に応じて、前記紹介チケットに
    対応する前記紹介者リストに登録された各紹介者IDに
    対し、その操作に応じて生じた紹介報酬を記録する報酬
    管理手段、 前記検知手段の検知に応じて、前記紹介チケットに対応
    する前記紹介者リストに対し、前記所定操作を行ったユ
    ーザに付与した紹介者IDを追加することにより前記紹
    介者リストを更新し、更新された紹介者リストに対応づ
    けた紹介チケットを前記チケット発行手段に発行させ、
    その結果得られた新たな紹介チケットを当該ユーザに対
    してオンラインで提供するチケット配布手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読取可能な記録媒体。
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