JP6705792B2 - 特典情報管理システム、施設端末プログラム、ユーザ端末プログラム、及び特典情報管理方法 - Google Patents

特典情報管理システム、施設端末プログラム、ユーザ端末プログラム、及び特典情報管理方法 Download PDF

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本発明は、電子クーポンのような特典情報を管理するための特典情報管理システム、施設端末プログラム、ユーザ端末プログラム、及び特典情報管理方法に関する。
近年、紙のクーポンに代わって電子クーポンが普及している(例えば、特許文献1参照)。紙のクーポンの場合は、紙にクーポンを印刷して配布する必要があるため、クーポンを発行するのに必要な手間及びコストが大きく、多数のユーザにクーポンを配布することは難しい。一方、電子クーポンの場合は、インターネットのような通信網を利用してクーポンを発行することができるため、小さい手間及びコストで多数のユーザにクーポンを配布することが容易である。
特開2002−163535号公報
電子クーポンの場合、紙のクーポンと比べて複製が容易である。よって、特定のユーザにのみ特別な電子クーポンを配付する場合には、電子クーポンの不正使用を防止するために、電子クーポンを配付したユーザの識別情報をインターネット上のサーバで管理しておき、電子クーポンを使用する際に前記サーバを通じてユーザ認証が行われるのが一般的である。しかしながら、この場合、サーバの設置費用及び管理費用が発生する。また、インターネット上のサーバにアクセスするための通信環境が必要である。
本発明の目的は、あたかも紙のクーポンのように簡単に特典情報を配付及び回収することができ、且つ特典情報の不正な再使用を抑制することが可能な特典情報管理システム、施設端末プログラム、ユーザ端末プログラム、及び特典情報管理方法を提供することにある。
本発明に係る特典情報管理システムは、施設端末及びユーザ端末を備える特典情報管理システムであって、前記施設端末は、特典情報を生成する生成処理部と、前記生成処理部により生成された特典情報を予め定められた配付操作に応じて近距離無線通信でユーザ端末に配付する配付処理部と、前記配付処理部により配付された特典情報を予め定められた回収操作に応じて近距離無線通信で前記ユーザ端末から回収する回収処理部とを備え、前記ユーザ端末は、前記配付操作に応じて前記配付処理部により配付された特典情報をユーザ側記憶部に記憶させるユーザ側記憶処理部と、前記回収操作に応じて前記回収処理部により回収された特典情報を無効化する無効化処理部とを備える。
本発明に係る施設端末プログラムは、施設端末のプロセッサに、特典情報を生成することと、生成された特典情報を予め定められた配付操作に応じて近距離無線通信でユーザ端末に配付することと、配付された特典情報を予め定められた回収操作に応じて近距離無線通信で前記ユーザ端末から回収することとを実行させるための施設端末プログラムである。
本発明に係るユーザ端末プログラムは、ユーザ端末のプロセッサに、予め定められた配付操作に応じて近距離無線通信で施設端末から配付された特典情報を記憶部に記憶させることと、予め定められた回収操作に応じて近距離無線通信で前記施設端末に回収された特典情報を無効化することとを実行させるためのユーザ端末プログラムである。
本発明に係る特典情報管理方法は、特典情報を生成することと、生成された特典情報を予め定められた配付操作に応じて近距離無線通信で施設端末からユーザ端末に配付することと、配付された特典情報を前記ユーザ端末に記憶させることと、前記ユーザ端末に記憶されている特典情報を予め定められた回収操作に応じて近距離無線通信で前記ユーザ端末から前記施設端末に回収することと、回収された特典情報を前記ユーザ端末において無効化することとを含む。
本発明によれば、あたかも紙のクーポンのように簡単に特典情報を配付及び回収することができ、且つ特典情報の不正な再使用を抑制することが可能な特典情報管理システム、施設端末プログラム、ユーザ端末プログラム、及び特典情報管理方法が提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る特典情報管理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る特典情報管理システムで使用される未配布クーポン情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る特典情報管理システムで使用される配付済みクーポン情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る特典情報管理システムで使用される保有クーポン情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る施設端末で実行される施設端末処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末で実行されるユーザ端末処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末で実行されるユーザ端末処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態に係る施設端末で表示されるクーポン作成画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る施設端末で表示される配付クーポン選択画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る施設端末で表示される請求金額画面の一例を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末で表示される使用クーポン選択画面の一例を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末で表示される譲渡クーポン選択画面の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[特典情報管理システム1]
図1に示すように、本発明の実施形態に係る特典情報管理システム1は、施設端末2と一又は複数のユーザ端末3とを含む。施設端末2及びユーザ端末3は、NFC(Near Field Communication)又はBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格に従って通信可能である。
施設端末2は、施設に設けられており、前記施設の管理者又は従業員によって操作される据置型又は携帯型の情報処理装置である。本実施形態では、前記施設が飲食店である場合を例に挙げて説明する。
ところで、近年、紙のクーポンに代わって電子クーポンが普及している。紙のクーポンの場合は、紙にクーポンを印刷して配布する必要があるため、クーポンを発行するのに必要な手間及びコストが大きく、多数のユーザにクーポンを配布することは難しい。一方、電子クーポンの場合は、インターネットのような通信網を利用してクーポンを発行することができるため、小さい手間及びコストで多数のユーザにクーポンを配布することが容易である。電子クーポンの場合、紙のクーポンと比べて複製が容易である。よって、特定のユーザにのみ特別な電子クーポンを配付する場合には、電子クーポンの不正使用を防止するために、電子クーポンを配付したユーザの識別情報をインターネット上のサーバで管理しておき、電子クーポンを使用する際に前記サーバを通じてユーザ認証が行われるのが一般的である。しかしながら、この場合、サーバの設置費用及び管理費用が発生する。また、インターネット上のサーバにアクセスするための通信環境が必要である。これに対して、本実施形態に係る特典情報管理システム1では、あたかも紙のクーポンのように簡単に特典情報を配付及び回収することができ、且つ特典情報の不正な再使用を抑制することが可能である。
[施設端末2]
図1に示されるように、施設端末2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備える。施設端末2は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピュータのような情報処理装置である。なお、施設端末2は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、施設端末2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、施設端末2を有線又は無線でインターネット又はLANのような通信網に接続し、当該通信網を介して外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。また、通信I/F24は、ユーザ端末3との間の近距離無線通信を実行するための通信インターフェースでもある。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。記憶部22は、本発明の施設側記憶部の一例である。具体的に、記憶部22には、未配付クーポン情報D1、配付済みクーポン情報D2などのデータが記憶される。ここに、図2は未配付クーポン情報D1の一例を示す図であり、図3は配付済みクーポン情報D2の一例を示す図である。
未配付クーポン情報D1は、ユーザ端末3に未配付の電子クーポンに関する情報である。なお、電子クーポンは、本発明の特典情報の一例である。図2に示されるように、未配付クーポン情報D1には、ユーザ端末3に未配付の電子クーポンごとに対応する「クーポンID」、「特典内容」、「有効期限」、「次のクーポン」、「残り枚数」などの情報が含まれる。「クーポンID」は、前記電子クーポンを識別するための識別情報である。「クーポンID」は、本発明の特典情報識別情報の一例である。「特典内容」は、前記電子クーポンを使用することによって得られる特典の内容を示す情報である。「有効期限」は、前記電子クーポンを使用することが可能な期限を示す情報である。「次のクーポン」は、前記電子クーポンを使用したときにユーザ端末3に自動的に配付される別の電子クーポンのクーポンIDである。「残り枚数」は、前記電子クーポンの残り枚数であって、前記電子クーポンの初期枚数からユーザ端末3に配付した枚数を引いた枚数である。なお、「配付先」は、前記電子クーポンの配付先のユーザを識別するためのユーザ識別情報であってもよい。
配付済みクーポン情報D2は、ユーザ端末3に配付済みの電子クーポンに関する情報である。図3に示されるように、配付済みクーポン情報D2には、ユーザ端末3に配付済みの電子クーポンごとに対応する「クーポンID」、「特典内容」、「有効期限」、「次のクーポン」、「配付先」などの情報が含まれる。「クーポンID」、「特典内容」、「有効期限」、及び「次のクーポン」については、未配布クーポン情報D1と同様である。「配付先」は、前記電子クーポンの配付先のユーザ端末3を識別するための識別情報である。なお、「配付先」は、前記電子クーポンの配付先のユーザを識別するためのユーザ識別情報であってもよい。
なお、他の実施形態として、未配付クーポン情報D1及び配付済みクーポン情報D2の情報の一部又は全部が、施設端末2からアクセス可能な他の情報処理装置に記憶されていることも考えられる。そして、施設端末2の制御部21は、前記情報処理装置から各種の情報を取得して、後述の施設端末処理(図5参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部22には、後述のクーポン作成画面P11(図8参照)、配付クーポン選択画面P12(図9参照)、請求金額画面P13(図10参照)などのデータも記憶される。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の施設端末処理(図5参照)を実行させるための施設端末プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記施設端末プログラムは、インターネット上のサーバなどから施設端末2にダウンロードされて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより施設端末2を制御する。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、生成処理部211、配付処理部212、回収処理部213、金額取得処理部214、金額変更処理部215、提示処理部216、施設側記憶処理部217、照合処理部218、識別情報取得処理部219などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記施設端末プログラムに従った各種の処理を実行することによって、これらの処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記施設端末プログラムは、複数のプロセッサを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
生成処理部211は、電子クーポンを生成する。例えば、生成処理部211は、操作表示部23に対するユーザ操作に応じて電子クーポンを生成する。生成処理部211により生成された電子クーポンの情報は、未配付クーポン情報D1として記憶部22に記憶される。
配付処理部212は、生成処理部211により生成された電子クーポンを予め定められた配付操作に応じて近距離無線通信でユーザ端末3に配付する。すなわち、配付処理部212は、前記配付操作に応じて前記電子クーポンの情報をユーザ端末3に送信する。なお、前記配付操作は、施設端末2に対して行われる操作であってもよいし、ユーザ端末3に対して行われる操作であってもよいし、施設端末2及びユーザ端末3の両方に対して行われる操作であってもよい。配付処理部212により電子クーポンが配付されると、未配付クーポン情報D1における当該電子クーポンに対応する「残り枚数」の値が1だけ減らされる。また、当該電子クーポンに関する情報が配付済みクーポン情報D2として記憶部22に記憶される。
回収処理部213は、配付処理部212により配付された電子クーポンを予め定められた回収操作に応じて近距離無線通信でユーザ端末3から回収する。すなわち、回収処理部213は、前記回収操作に応じて前記電子クーポンの情報をユーザ端末3から受信する。例えば、回収処理部213は、特定の施設(すなわち、施設端末2が設置されている施設)に対応する電子クーポンのみをユーザ端末3から回収する。回収処理部213により電子クーポンが回収されると、配付済みクーポン情報D2に含まれている当該電子クーポンに関する情報が消去される。なお、前記回収操作は、施設端末2に対して行われる操作であってもよいし、ユーザ端末3に対して行われる操作であってもよいし、施設端末2及びユーザ端末3の両方に対して行われる操作であってもよい。
なお、回収処理部213によりユーザ端末3から電子クーポンが回収されたときに、配付処理部212は、予め定められた別の電子クーポンを近距離無線通信で当該ユーザ端末3に配付してもよい。例えば、配付処理部212は、回収処理部213によりユーザ端末3から電子クーポンが回収されたことに応じて、当該回収された電子クーポンに応じて異なる別の電子クーポンを近距離無線通信で当該ユーザ端末3に配付してもよい。例えば、回収処理部213によりユーザ端末3から図2に示される「クーポンC1」が回収されたときに、配付処理部212は、「クーポンC1」に対応する「次のクーポン」として予め定められている「クーポンC2」を近距離無線通信で当該ユーザ端末3に配付してもよい。
金額取得処理部214は、ユーザ端末3のユーザへの請求金額を取得する。例えば、金額取得処理部214は、操作表示部23に対する入力操作に基づいて、ユーザ端末3のユーザへの請求金額を取得する。もしくは、金額取得処理部214は、会計機能を備える外部の情報処理装置から、ユーザ端末3のユーザへの請求金額を取得してもよい。
金額変更処理部215は、請求金額取得処理部214により取得された請求金額を、回収処理部213によりユーザ端末3から回収された電子クーポンに応じて変更する。例えば、ユーザ端末3から回収された電子クーポンの特典内容が「15%引き」である場合、金額変更処理部215は、請求金額取得処理部214により取得された請求金額に0.85を乗算して、請求金額を変更する。
提示処理部216は、金額変更処理部215による変更後の請求金額を提示する。例えば、提示処理部216は、金額変更処理部215による変更後の請求金額を、操作表示部23に表示させる。こうして操作表示部23に表示された請求金額に基づいて、飲食代の精算が行われる。
施設側記憶処理部217は、配付処理部212により配付された電子クーポンの「クーポンID」を記憶部22に記憶させる。例えば、施設側記憶処理部217は、配付処理部212により配付された電子クーポンの「クーポンID」を含む情報を、配付済みクーポン情報D2として記憶部22に記憶させる。
照合処理部218は、回収処理部213により回収された電子クーポンの「クーポンID」と、記憶部22に記憶されている「クーポンID」とを照合する。例えば、照合処理部218は、回収処理部213により回収された電子クーポンの「クーポンID」と、記憶部22に記憶されている配付済みクーポン情報D2に含まれる「クーポンID」とを照合する。
識別情報取得処理部219は、近距離無線通信の通信相手のユーザ端末3のユーザ端末識別情報を取得する。ユーザ端末識別情報は、ユーザ端末3を識別するための識別情報である。ユーザ端末識別情報は、ユーザ端末3の識別情報(例えば、シリアル番号など)であってもよいし、ユーザ端末3を使用しているユーザの識別情報(例えば、ユーザ名など)であってもよい。施設側記憶処理部217は、配付処理部212により配付された電子クーポンの「クーポンID」を、当該電子クーポンの配付先のユーザ端末のユーザ端末識別情報(例えば、図3に示される「配布先」の情報)と関連付けて記憶部22に記憶させてもよい。この場合、照合処理部218は、回収処理部213により回収された電子クーポンの「クーポンID」及び当該電子クーポンの回収元のユーザ端末のユーザ端末識別情報と、記憶部22に記憶されている「クーポンID」及び「配布先」とを照合してもよい。
[ユーザ端末3]
図1に示されるように、ユーザ端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。ユーザ端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、又はタブレット端末のような携帯型の情報処理装置である。
通信I/F34は、ユーザ端末3を有線又は無線でインターネット又はLANのような通信網に接続し、当該通信網を介して外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。また、通信I/F34は、施設端末2又は他のユーザ端末3との間の近距離無線通信を実行するための通信インターフェースでもある。
操作表示部33は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるキー又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。記憶部32は、本発明のユーザ側記憶部の一例である。具体的に、記憶部32には、保有クーポン情報D3などのデータが記憶される。ここに、図4は保有クーポン情報D3の一例を示す図である。
保有クーポン情報D3は、ユーザ端末3が保有している電子クーポン、すなわち、施設端末2から配付された未使用の電子クーポン及び他のユーザ端末3から譲り受けた未使用の電子クーポンに関する情報である。図3に示されるように、保有クーポン情報D3には、ユーザ端末3が保有している電子クーポンごとに対応する「クーポンID」、「特典内容」、「有効期限」、「配付先」、「施設ID」などの情報が含まれる。「クーポンID」、「特典内容」、及び「有効期限」については、未配布クーポン情報D1及び配付済みクーポン情報D2と同様である。「配付先」は、前記電子クーポンの配付先のユーザ端末3(すなわち、前記施設端末2から前記電子クーポンを直接取得したユーザ端末3)を識別するための識別情報である。なお、「配付先」は、前記電子クーポンの配付先のユーザ(すなわち、前記施設端末2から前記電子クーポンを直接取得したユーザ)を識別するためのユーザ識別情報であってもよい。「施設ID」は、前記電子クーポンの発行元の施設を識別するための識別情報である。「施設ID」は、本発明の施設識別情報の一例である。
なお、他の実施形態として、保有クーポン情報D3の情報の一部又は全部が、ユーザ端末3からアクセス可能な他の情報処理装置に記憶されていることも考えられる。そして、ユーザ端末3の制御部31は、前記情報処理装置から各種の情報を取得して、後述のユーザ端末処理(図6及び図7参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部32には、後述の使用クーポン選択画面P21(図11参照)、譲渡クーポン選択画面P22(図12参照)などのデータも記憶される。
さらに、記憶部32には、制御部31に後述のユーザ端末処理(図6及び図7参照)を実行させるためのユーザ端末プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記ユーザ端末プログラムは、インターネット上のサーバなどからユーザ端末3にダウンロードされて記憶部32に記憶される。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりユーザ端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、図1に示されるように、ユーザ側記憶処理部311、無効化処理部312、選択処理部313、譲渡処理部314、譲受処理部315、特典情報変更処理部316などの各種の処理部を含む。なお、制御部31は、前記CPUで前記ユーザ端末プログラムに従った各種の処理を実行することによって、これらの処理部として機能する。また、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記ユーザ端末プログラムは、複数のプロセッサを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
ユーザ側記憶処理部311は、前記配付操作に応じて配付処理部212により配付された電子クーポンを記憶部32に記憶させる。例えば、ユーザ側記憶処理部311は、前記配付操作に応じて配付処理部212により配付された電子クーポンの情報を、保有クーポン情報D3として記憶部32に記憶させる。
無効化処理部312は、前記回収操作に応じて回収処理部213により回収された電子クーポンを無効化する。例えば、無効化処理部312は、回収された電子クーポンを無効化する方法の一例として、前記電子クーポンの情報を保有クーポン情報D3から消去してもよい。もしくは、無効化処理部312は、回収された電子クーポンを無効化する方法の他の一例として、前記電子クーポンが使用済みであることを示す情報を記憶部32に記憶させてもよい(例えば、前記電子クーポンに対応する使用済みフラグをセットしてもよい)。これにより、回収処理部213により回収された電子クーポンが不正に再使用されてしまうことを防止することができる。また、無効化処理部312は、記憶部32に記憶されている電子クーポンのうち、有効期限が過ぎた電子クーポンを無効化してもよい。
選択処理部313は、記憶部32に記憶されている一又は複数の電子クーポンの中から、回収処理部213により回収される一又は複数の電子クーポンを予め定められた選択操作に応じて選択する。例えば、選択処理部313は、保有クーポン情報D3に含まれている複数の電子クーポンの中から、回収処理部213により回収される一又は複数の電子クーポン(すなわち、今回使用される電子クーポン)を、操作表示部33に対するユーザ操作に応じて選択する。
譲渡処理部314は、記憶部32に記憶されている電子クーポンを予め定められた譲渡操作に応じて近距離無線通信で他のユーザ端末3に譲渡する。すなわち、譲渡処理部314は、前記譲渡操作に応じて前記電子クーポンの情報を他のユーザ端末3に送信する。このとき、無効化処理部312は、前記譲渡操作に応じて譲渡処理部314により他のユーザ端末3に譲渡された電子クーポンを無効化する。例えば、無効化処理部312は、譲渡された電子クーポンを無効化する方法の一例として、前記電子クーポンの情報を保有クーポン情報D3から消去してもよい。もしくは、無効化処理部312は、譲渡された電子クーポンを無効化する方法の他の一例として、前記電子クーポンが譲渡済みであることを示す情報を記憶部32に記憶させてもよい(例えば、前記電子クーポンに対応する譲渡済みフラグをセットしてもよい)。これにより、譲渡処理部314により譲渡された電子クーポンが譲渡元のユーザによって使用されてしまうことを防止することができる。
譲受処理部315は、他のユーザ端末3に記憶されている電子クーポンを前記譲渡操作に応じて近距離無線通信で他のユーザ端末3から譲り受ける。すなわち、譲受処理部315は、前記譲渡操作に応じて前記電子クーポンの情報を前記他のユーザ端末3から受信する。このとき、ユーザ側記憶処理部311は、前記譲渡操作に応じて譲受処理部315により前記他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポンを記憶部32に記憶させる。例えば、ユーザ側記憶処理部311は、前記譲渡操作に応じて譲受処理部315により前記他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポンの情報を、保有クーポン情報D3として記憶部32に記憶させる。
特典情報変更処理部316は、前記譲渡操作に応じて譲受処理部315により他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポンの特典内容を変更する。例えば、特典情報変更処理部316は、譲受処理部315により他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポンの特典内容を、予め定められた変更ルールに従って変更する。例えば、特典情報変更処理部316は、他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポンの特典内容が「15%引き」であった場合、予め定められた「譲渡が行われるごとに割引率が5%低下する」という変更ルールに従って、前記電子クーポンの特典内容を「10%引き」に変更してもよい。また、例えば、特典情報変更処理部316は、他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポンの特典内容が「500円引き」であった場合、予め定められた「譲渡が行われるごとに割引額が50%低下する」という変更ルールに従って、前記電子クーポンの特典内容を「250円引き」に変更してもよい。なお、前記変更ルールに関する情報は、記憶部32に予め記憶されていてもよいし、前記電子クーポンに含まれていてもよい。また、前記変更ルールは、例えば生成処理部211による電子クーポンの生成時に電子クーポンごとに個別に設定されてもよい。
[施設端末処理]
以下、図5を参照しつつ、施設端末2の制御部21によって実行される施設端末処理について説明する。例えば、施設端末2のユーザ(例えば、飲食店の管理者又は従業員)により前記施設端末プログラムの実行が指示されると、制御部21は、前記施設端末処理の実行を開始する。なお、前記施設端末処理は、施設端末2の所定の操作によって途中で終了されることがある。
<ステップS11>
ステップS11において、制御部21は、予め定められた作成操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部21は、操作表示部23に表示されている施設側メニュー画面(不図示)に含まれる作成キー(不図示)が操作された場合に、前記作成操作が行われたと判断する。そして、前記作成操作が行われたと判断されると(S11:Yes)、処理がステップS12に移行する。一方、前記作成操作が行われていないと判断されると(S11:No)、処理がステップS13に移行する。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部21は、電子クーポンを生成する。例えば、制御部21は、図8に示されるようなクーポン作成画面P11を操作表示部23に表示させ、当該クーポン作成画面P1に対するユーザ操作に応じて電子クーポンを生成する。クーポン作成画面P11では、生成すべき電子クーポンの「クーポンID」、「特典内容」、「有効期限」、「生成枚数」、「次のクーポン」などの情報を設定することができる。当該ステップS12で生成された電子クーポンの情報は、未配付クーポン情報D1として記憶部22に記憶される。当該ステップS12の処理は、制御部21の生成処理部211により実行される。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部21は、予め定められた配付操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部21は、前記施設側メニュー画面に含まれる配付キー(不図示)が操作された場合に、前記配付操作が行われたと判断する。そして、前記配付操作が行われたと判断されると(S13:Yes)、処理がステップS14に移行する。一方、前記配付操作が行われていないと判断されると(S13:No)、処理がステップS16に移行する。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部21は、一又は複数の未配布の電子クーポンの中から、ユーザ端末3に配付すべき電子クーポンを選択する。例えば、制御部21は、図9に示されるような配付クーポン選択画面P12を操作表示部23に表示させ、当該配付クーポン選択画面P12に対するユーザ操作に応じて、ユーザ端末3に配付すべき電子クーポンを選択する。配付クーポン選択画面P12には、未配布クーポン情報D1に基づいて、未配布の電子クーポンのリストが表示される。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部21は、前記ステップS14で選択された電子クーポンをユーザ端末3に配付する。すなわち、制御部21は、前記ステップS14で選択された電子クーポンの情報を、通信I/F24を通じて近距離無線通信でユーザ端末3に送信する。そして、制御部21は、未配付クーポン情報D1における当該電子クーポンに対応する「残り枚数」の値を1だけ減じる。当該ステップS15の処理は、制御部21の配付処理部212により実行される。
このように、本実施形態では、飲食店に設置されている施設端末2と、当該飲食店に来店している利用者のユーザ端末3とが近距離無線通信を行うことによって、前記施設端末2から前記ユーザ端末3に電子クーポンを配付することが可能である。よって、あたかも紙のクーポンを配付するかのように、電子クーポンを特定の利用者(ユーザ端末3)に電子クーポンを配付することが可能である。
なお、施設端末2からユーザ端末3に電子クーポンが配付されるときに、施設端末2の操作表示部23からユーザ端末3の操作表示部33に向かって前記電子クーポンが移動するようなアニメーション表示が行われてもよい。すなわち、施設端末2の制御部21は、前記電子クーポンに対応するクーポン画像を操作表示部23の画面内に表示した後、当該クーポン画像が操作表示部23の画面外に移動するようなアニメーション表示を行ってもよい。一方、ユーザ端末3の制御部31は、前記クーポン画像が前記施設端末2の操作表示部23の画面外に移動したタイミングで、前記クーポン画像が操作表示部33の画面外から画面内に移動するようなアニメーション表示を行ってもよい。このようなアニメーション表示により、施設端末2からユーザ端末3に電子クーポンが配付されたことが、より分かり易くなる。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部21は、予め定められた回収操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部21は、前記施設側メニュー画面に含まれる回収キー(不図示)が操作された場合に、前記回収操作が行われたと判断する。そして、前記回収操作が行われたと判断されると(S16:Yes)、処理がステップS17に移行する。一方、前記回収操作が行われていないと判断されると(S16:No)、処理が前記ステップS11に戻る。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部21は、ユーザ端末3から電子クーポンを回収する。すなわち、制御部21は、後述するステップS25でユーザ端末3において選択された電子クーポンの情報を、通信I/F24を通じて近距離無線通信でユーザ端末3から受信する。このとき、制御部21は、ユーザ端末3から受信された電子クーポンの情報に含まれる「施設ID」を参照し、特定の施設(すなわち、施設端末2が設置されている施設)に対応する電子クーポンのみをユーザ端末3から回収する。当該ステップS17の処理は、制御部21の回収処理部213により実行される。
なお、ユーザ端末3から電子クーポンを回収したときに、制御部21(照合処理部218)は、当該電子クーポンの不正使用の有無を判断してもよい。例えば、制御部21(照合処理部218)は、ユーザ端末3から回収された電子クーポンの「クーポンID」が、配付済みクーポン情報D2に含まれる「クーポンID」のいずれとも一致しない場合に、当該電子クーポンが不正使用されたものであると判断してもよい。また、制御部21(照合処理部218及び識別情報取得処理部219)は、ユーザ端末3から電子クーポンを回収したときに当該ユーザ端末3の識別情報を受信し、当該ユーザ端末3の識別情報と配付済みクーポン情報D2に含まれる「配付先」とが一致しない場合に、当該電子クーポンが不正使用されたものであると判断してもよい。なお、後述するように、或るユーザ端末3から別のユーザ端末3に対して電子クーポンが譲渡された場合には、当該電子クーポンを譲り受けたユーザ端末3の識別情報と配付済みクーポン情報D2に含まれる「配付先」とが一致しないことになる。そこで、制御部21(照合処理部218)は、ユーザ端末3の識別情報と配付済みクーポン情報D2に含まれる「配付先」とが一致しない場合であっても、ユーザ端末3から回収された電子クーポンの「配付先」と配付済みクーポン情報D2に含まれる「配付先」とが一致する場合には、当該電子クーポンが不正使用されたものではないと判断してもよい。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部21は、前記ステップS17で回収された電子クーポンの特典内容に応じて、利用者への請求金額を提示する。例えば、制御部21は、図10に示されるような請求金額画面P13を操作表示部23に表示させる。請求金額画面P13には、前記電子クーポンを適用前の請求金額を入力する入力欄と、前記電子クーポンの特典内容とが表示されている。請求金額画面P13に対するユーザ操作により前記入力欄に前記電子クーポンを適用前の請求金額が入力されると、前記電子クーポンを適用後の請求金額が算出されて請求金額画面P13に表示される。当該ステップS18の処理は、制御部21の金額取得処理部214、金額変更処理部215、及び提示処理部216により実行される。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部21は、必要に応じて、前記ステップS17でユーザ端末3から回収された電子クーポンに応じて、当該ユーザ端末3に別の電子クーポンを配付する。具体的に、制御部21は、配付済みクーポン情報D2に基づいて、前記ステップS17でユーザ端末3から回収された電子クーポンに対応する「次のクーポン」を判定する。そして、回収された電子クーポンに対応する「次のクーポン」が設定されている場合は、制御部21は、当該「次のクーポン」に対応する電子クーポンを前記ユーザ端末3に自動的に配付する。例えば、ユーザ端末3から回収された電子クーポンが図2に示される「クーポンC2」である場合、制御部21は、当該ユーザ端末3に「クーポンC3」を配付する。なお、ユーザ端末3から回収された電子クーポンが図2に示される「クーポンC3」である場合、制御部21は、当該ユーザ端末3に「クーポンC3」を再度配付する。このように、本実施形態では、ユーザ端末3から或る電子クーポンを回収したときに、回収された電子クーポンに予め対応付けられた別の電子クーポン、又は回収された電子クーポンと同じ電子クーポンを前記ユーザ端末3に自動的に配付することが可能である。なお、回収された電子クーポンに対応する「次のクーポン」が設定されていない場合は、制御部21は、前記ユーザ端末3に電子クーポンを配付しない。そして、処理が前記ステップS11に戻る。当該ステップS19の処理は、制御部21の配付処理部212により実行される。
[ユーザ端末処理]
次に、図6及び図7を参照しつつ、ユーザ端末3の制御部31によって実行されるユーザ端末処理について説明する。例えば、ユーザ端末3のユーザ(例えば、飲食店の利用者)により前記ユーザ端末プログラムの実行が指示されると、制御部31は、前記ユーザ端末処理の実行を開始する。なお、前記ユーザ端末処理は、ユーザ端末3の所定の操作によって途中で終了されることがある。
なお、本発明は、前記施設端末処理及び前記ユーザ端末処理に含まれる一又は複数のステップを実行する特典情報管理方法の発明として捉えることができ、前記施設端末処理及び前記ユーザ端末処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、前記施設端末処理及び前記ユーザ端末処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって前記施設端末処理における各ステップが実行され、制御部31によって前記ユーザ端末処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、前記施設端末処理又は前記ユーザ端末処理における各ステップが複数のプロセッサによって分散して実行される特典情報管理方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部31は、予め定められた取得操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部31は、操作表示部33に表示されているユーザ側メニュー画面(不図示)に含まれる取得キー(不図示)が操作された場合に、前記取得操作が行われたと判断する。そして、前記取得操作が行われたと判断されると(S21:Yes)、処理がステップS22に移行する。一方、前記取得操作が行われていないと判断されると(S21:No)、処理がステップS24に移行する。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部31は、施設端末2から電子クーポンを取得する。すなわち、制御部31は、前記ステップS14で施設端末2において選択された電子クーポンの情報を、通信I/F34を通じて近距離無線通信で施設端末2から受信する。このとき、前述したように、制御部31は、前記電子クーポンに対応するクーポン画像が操作表示部33の画面外から画面内に移動するようなアニメーション表示を行ってもよい。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部31は、前記ステップS22で取得された電子クーポンを記憶部32に記憶させる。具体的に、制御部31は、施設端末2から受信された電子クーポンの情報を、保有クーポン情報D3として記憶部32に記憶させる。なお、保有クーポン情報D3における「施設ID」の情報は、例えば、前記ステップS22で電子クーポンの情報と一緒に施設端末2から受信される。当該ステップS23の処理は、制御部31のユーザ側記憶処理部311により実行される。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部31は、予め定められた使用操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部31は、前記ユーザ側メニュー画面に含まれる使用キー(不図示)が操作された場合に、前記使用操作が行われたと判断する。そして、前記使用操作が行われたと判断されると(S24:Yes)、処理がステップS25に移行する。一方、前記使用操作が行われていないと判断されると(S24:No)、処理がステップS28(図7)に移行する。
<ステップS25>
ステップS25において、制御部31は、ユーザ端末3が保有している一又は複数の電子クーポンの中から、今回使用すべき電子クーポンを選択する。例えば、制御部31は、図11に示されるような使用クーポン選択画面P21を操作表示部33に表示させ、当該使用クーポン選択画面P21に対するユーザ操作に応じて、今回使用すべき電子クーポンを選択する。使用クーポン選択画面P21には、保有クーポン情報D3に基づいて、ユーザ端末3が保有している電子クーポンのリストが表示される。使用クーポン選択画面P21を通じて電子クーポンが選択されると、当該選択された電子クーポンの情報が近距離無線通信で施設端末2に送信される。このとき、ユーザ端末3の操作表示部33から施設端末2の操作表示部23に向かって前記電子クーポンが移動するようなアニメーション表示が行われてもよい。すなわち、ユーザ端末3の制御部31は、前記電子クーポンに対応するクーポン画像を操作表示部33の画面内に表示した後、当該クーポン画像が操作表示部33の画面外に移動するようなアニメーション表示を行ってもよい。一方、施設端末2の制御部21は、前記クーポン画像が前記ユーザ端末3の操作表示部33の画面外に移動したタイミングで、前記クーポン画像が操作表示部23の画面外から画面内に移動するようなアニメーション表示を行ってもよい。このようなアニメーション表示により、ユーザ端末3から施設端末2に電子クーポンが回収されたことが、より分かり易くなる。当該ステップS25の処理は、制御部31の選択処理部313により実行される。
<ステップS26>
ステップS26において、制御部31は、前記ステップS25で選択された電子クーポン(すなわち、施設端末2に回収された電子クーポン)を無効化する。例えば、制御部31は、前記電子クーポンに関する情報を保有クーポン情報D3から消去する。これにより、回収された電子クーポンが不正に再使用されてしまうことを防止することができる。当該ステップS26の処理は、制御部31の無効化処理部312により実行される。
<ステップS27>
ステップS27において、制御部31は、必要に応じて、施設端末2に回収された電子クーポンに応じて、施設端末2から別の電子クーポンを取得して、当該電子クーポンを記憶部32に記憶する。具体的に、制御部21は、施設端末2に回収された電子クーポンに対応する「次のクーポン」が設定されている場合に、当該「次のクーポン」に対応する電子クーポンを施設端末2から取得して、当該電子クーポンを記憶部32に記憶する。すなわち、制御部31は、前記「次のクーポン」に対応する電子クーポンの情報を、通信I/F34を通じて近距離無線通信で施設端末2から受信する。そして、制御部31は、施設端末2から受信された電子クーポンの情報を、保有クーポン情報D3として記憶部32に記憶させる。そして、処理が図7のステップS28に移行する。当該ステップS27の処理は、制御部31のユーザ側記憶処理部311により実行される。
<ステップS28>
図7のステップS28において、制御部31は、予め定められた譲渡操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部31は、前記ユーザ側メニュー画面に含まれる譲渡キー(不図示)が操作された場合に、前記譲渡操作が行われたと判断する。そして、前記譲渡操作が行われたと判断されると(S28:Yes)、処理がステップS29に移行する。一方、前記譲渡操作が行われていないと判断されると(S28:No)、処理がステップS31に移行する。
<ステップS29>
ステップS29において、制御部31は、ユーザ端末3が保有している一又は複数の電子クーポンの中から、他のユーザ端末3に譲渡すべき電子クーポンを選択する。例えば、制御部31は、図12に示されるような譲渡クーポン選択画面P22を操作表示部33に表示させ、当該譲渡クーポン選択画面P22に対するユーザ操作に応じて、他のユーザ端末3に譲渡すべき電子クーポンを選択する。譲渡クーポン選択画面P22には、保有クーポン情報D3に基づいて、ユーザ端末3が保有している電子クーポンのリストが表示される。譲渡クーポン選択画面P22を通じて電子クーポンが選択されると、当該選択された電子クーポンの情報が近距離無線通信で他のユーザ端末3に送信される。このとき、譲渡元のユーザ端末3の操作表示部33から譲渡先のユーザ端末3の操作表示部33に向かって前記電子クーポンが移動するようなアニメーション表示が行われてもよい。すなわち、譲渡元のユーザ端末3の制御部31は、前記電子クーポンに対応するクーポン画像を操作表示部33の画面内に表示した後、当該クーポン画像が操作表示部33の画面外に移動するようなアニメーション表示を行ってもよい。一方、譲渡先のユーザ端末3の制御部31は、前記クーポン画像が譲渡元のユーザ端末3の操作表示部33の画面外に移動したタイミングで、前記クーポン画像が操作表示部33の画面外から画面内に移動するようなアニメーション表示を行ってもよい。このようなアニメーション表示により、譲渡元のユーザ端末3から譲渡先のユーザ端末3に電子クーポンが譲渡されたことが、より分かり易くなる。当該ステップS29の処理は、制御部31の譲渡処理部314により実行される。
<ステップS30>
ステップS30において、制御部31は、前記ステップS29で選択された電子クーポン(すなわち、他のユーザ端末3に譲渡された電子クーポン)を無効化する。例えば、制御部31は、前記電子クーポンに関する情報を保有クーポン情報D3から消去する。これにより、他のユーザ端末3に譲渡された電子クーポンが譲渡元のユーザ端末3のユーザによって不正に使用されてしまうことを防止することができる。当該ステップS30の処理は、制御部31の無効化処理部312により実行される。
<ステップS31>
ステップS31において、制御部31は、予め定められた譲受操作が行われたか否かを判断する。例えば、制御部31は、前記ユーザ側メニュー画面に含まれる譲受キー(不図示)が操作された場合に、前記譲受操作が行われたと判断する。そして、前記譲受操作が行われたと判断されると(S31:Yes)、処理がステップS32に移行する。一方、前記譲受操作が行われていないと判断されると(S31:No)、処理が前記ステップS21(図6)に戻る。
<ステップS32>
ステップS32において、制御部31は、他のユーザ端末3から電子クーポンを取得する。すなわち、制御部31は、前記ステップS29で他のユーザ端末3において選択された電子クーポンの情報を、通信I/F34を通じて近距離無線通信で当該他のユーザ端末3から受信する。このとき、前述したように、制御部31は、前記電子クーポンに対応するクーポン画像が操作表示部33の画面外から画面内に移動するようなアニメーション表示を行ってもよい。当該ステップS32の処理は、制御部31の譲受処理部315により実行される。
<ステップS33>
ステップS33において、制御部31は、前記ステップS32で取得された電子クーポン(すなわち、他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポン)の特典内容を、予め定められた変更ルールに従って変更する。例えば、制御部31は、他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポンの特典内容が「15%引き」であった場合、予め定められた「譲渡が行われるごとに割引率が5%低下する」という変更ルールに従って、前記電子クーポンの特典内容を「10%引き」に変更してもよい。また、例えば、制御部31は、他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポンの特典内容が「500円引き」であった場合、予め定められた「譲渡が行われるごとに割引額が50%低下する」という変更ルールに従って、前記電子クーポンの特典内容を「250円引き」に変更してもよい。当該ステップS33の処理は、制御部31の特典情報変更処理部316により実行される。
<ステップS34>
ステップS34において、制御部31は、前記ステップS32で取得された電子クーポン(すなわち、他のユーザ端末3から譲り受けた電子クーポン)を記憶部32に記憶させる。具体的に、制御部31は、他のユーザ端末3(譲渡元のユーザ端末3)から受信された電子クーポンの情報を、保有クーポン情報D3として記憶部32に記憶させる。ただし、保有クーポン情報D3における「特典内容」の情報については、前記ステップS33における変更後の「特典内容」の情報が記憶される。当該ステップS34の処理は、制御部31のユーザ側記憶処理部311により実行される。そして、処理が前記ステップS21(図6)に戻る。
以上説明したように、本実施形態では、施設端末2からユーザ端末3に近距離無線通信で電子クーポンが配付される。また、ユーザ端末3に配布された電子クーポンは、ユーザ端末3から施設端末2に近距離無線通信で回収されて、ユーザ端末3において無効化される。よって、本実施形態によれば、あたかも紙のクーポンのように簡単に電子クーポンを配付及び回収することができ、且つ電子クーポンの不正な再使用を抑制することが可能である。
また、本実施形態では、或るユーザ端末3から別のユーザ端末3に近距離無線通信で電子クーポンを譲渡することが可能である。また、他のユーザ端末3に譲渡された電子クーポンは、譲渡元のユーザ端末3において無効化される。よって、本実施形態によれば、あたかも紙のクーポンのようにユーザ間(ユーザ端末3間)で簡単に電子クーポンを譲渡することができ、且つ譲渡元のユーザによる電子クーポンの不正な使用を抑制することが可能である。
また、本実施形態では、ユーザ端末3から施設端末2に電子クーポンが回収される際に、施設端末2において電子クーポンの不正使用の有無を判断することができる。よって、例えばインターネット上のサーバによる認証処理などを行うことなしに、施設端末2とユーザ端末3との近距離無線通信のみで、電子クーポンの不正使用の有無を判断することができる。これにより、特典情報管理システム1を簡単な構成で実現することができる。
[変形例]
なお、本実施形態では、電子クーポンを配付及び回収する場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、ポイント、電子マネー、電子チケットなどのように、価値を有する任意の特典情報の配付及び回収にも適用することが可能である。
1 特典情報管理システム
2 施設端末
21 制御部
211 生成処理部
212 配付処理部
213 回収処理部
214 金額取得処理部
215 金額変更処理部
216 提示処理部
217 施設側記憶処理部
218 照合処理部
219 識別情報取得処理部
3 ユーザ端末
31 制御部
311 ユーザ側記憶処理部
312 無効化処理部
313 選択処理部
314 譲渡処理部
315 譲受処理部
316 特典情報変更処理部

Claims (10)

  1. 施設端末及びユーザ端末を備える特典情報管理システムであって、
    前記施設端末は、
    特典情報識別情報を含む特典情報を生成する生成処理部と、
    前記生成処理部により生成された特典情報を予め定められた配付操作に応じて近距離無線通信でユーザ端末に配付する配付処理部と、
    前記配付処理部により配付された特典情報を予め定められた回収操作に応じて近距離無線通信で前記ユーザ端末から回収する回収処理部と
    近距離無線通信の通信相手のユーザ端末のユーザ端末識別情報を取得する識別情報取得処理部と、
    前記配付処理部により配付された特典情報の特典情報識別情報を、当該特典情報の配付先のユーザ端末のユーザ端末識別情報と関連付けて施設側記憶部に記憶させる施設側記憶処理部と、
    前記回収処理部により回収された特典情報の特典情報識別情報及び前記識別情報取得処理部により取得された前記ユーザ端末識別情報と、前記施設側記憶部に記憶されている特典情報識別情報及びユーザ端末識別情報とを照合する照合処理部と、
    を備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記配付操作に応じて前記配付処理部により配付された特典情報をユーザ側記憶部に記憶させるユーザ側記憶処理部と、
    前記回収操作に応じて前記回収処理部により回収された特典情報を無効化する無効化処理部と
    前記ユーザ側記憶部に記憶されている特典情報を予め定められた譲渡操作に応じて近距離無線通信で他のユーザ端末に譲渡する譲渡処理部と、
    前記譲渡操作に応じて近距離無線通信で他のユーザ端末から前記特典情報を譲り受ける譲受処理部と、
    を備え
    前記ユーザ側記憶処理部は、前記譲渡操作に応じて前記譲受処理部により他のユーザ端末から譲り受けた特典情報を前記ユーザ側記憶部に記憶させ、
    前記無効化処理部は、前記譲渡操作に応じて前記譲渡処理部により譲渡された特典情報を無効化し、
    前記照合処理部は、前記照合の結果、前記識別情報取得処理部により取得された前記ユーザ端末識別情報と前記施設側記憶部に記憶されているユーザ端末識別情報とが一致しない場合に、回収された特典情報に含まれるユーザ端末識別情報と、前記施設側記憶部に記憶されているユーザ端末識別情報とを照合する、
    特典情報管理システム。
  2. 前記ユーザ端末は、前記ユーザ側記憶部に記憶されている一又は複数の特典情報の中から前記回収処理部により回収される一又は複数の特典情報を予め定められた選択操作に応じて選択する選択処理部を更に備える、
    請求項1に記載の特典情報管理システム。
  3. 前記特典情報には有効期限を示す情報が含まれており、
    前記無効化処理部は、前記ユーザ側記憶部に記憶されている特典情報のうち、有効期限が過ぎた特典情報を無効化する、
    請求項1又は請求項2に記載の特典情報管理システム。
  4. 前記施設端末は、
    前記ユーザ端末のユーザへの請求金額を取得する請求金額取得処理部と、
    前記請求金額取得処理部により取得された請求金額を、前記回収処理部により前記ユーザ端末から回収された特典情報に応じて変更する金額変更処理部と、
    前記金額変更処理部による変更後の請求金額を提示する提示処理部とを更に備える、
    請求項1〜3のいずれかに記載の特典情報管理システム。
  5. 前記特典情報には、当該特典情報の発行元の施設を示す施設識別情報が含まれており、
    前記回収処理部は、特定の施設に対応する特典情報のみを前記ユーザ端末から回収する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の特典情報管理システム。
  6. 前記特典情報には特典内容を示す情報が含まれており、
    前記ユーザ端末は、前記譲渡操作に応じて前記譲受処理部により他のユーザ端末から譲り受けた特典情報の特典内容を変更する変更処理部を更に備える、
    請求項1〜5のいずれかに記載の特典情報管理システム。
  7. 前記配付処理部は、前記回収処理部により前記ユーザ端末から特典情報が回収されたことに応じて、予め定められた別の特典情報を近距離無線通信で前記ユーザ端末に配付する、
    請求項1〜のいずれかに記載の特典情報管理システム。
  8. 前記配付処理部は、前記回収処理部により前記ユーザ端末から特典情報が回収されたことに応じて、当該回収された特典情報に応じて異なる別の特典情報を近距離無線通信で前記ユーザ端末に配付する、
    請求項に記載の特典情報管理システム。
  9. 施設端末のプロセッサに、
    特典情報識別情報を含む特典情報を生成することと、
    生成された特典情報を予め定められた配付操作に応じて近距離無線通信でユーザ端末に配付することと、
    配付された特典情報を予め定められた回収操作に応じて近距離無線通信で前記ユーザ端末から回収することと、
    近距離無線通信の通信相手のユーザ端末のユーザ端末識別情報を取得することと、
    配付された特典情報の特典情報識別情報を、当該特典情報の配付先のユーザ端末のユーザ端末識別情報と関連付けて施設側記憶部に記憶させることと、
    回収された特典情報の特典情報識別情報及び当該特典情報の回収元のユーザ端末のユーザ端末識別情報と、前記施設側記憶部に記憶されている特典情報識別情報及びユーザ端末識別情報とを照合することと、
    前記照合の結果、取得された前記ユーザ端末識別情報と前記施設側記憶部に記憶されているユーザ端末識別情報とが一致しない場合に、回収された特典情報に含まれるユーザ端末識別情報と、前記施設側記憶部に記憶されているユーザ端末識別情報とを照合することと、
    を実行させるための施設端末プログラム。
  10. 施設端末及びユーザ端末を備える特典情報管理システムにおける特典情報管理方法であって、
    前記施設端末は、
    特典情報識別情報を含む特典情報を生成することと、
    前記特典情報を予め定められた配付操作に応じて近距離無線通信でユーザ端末に配付することと、
    配付された特典情報を予め定められた回収操作に応じて近距離無線通信で前記ユーザ端末から回収することと、
    近距離無線通信の通信相手のユーザ端末のユーザ端末識別情報を取得することと、
    配付された特典情報の特典情報識別情報を、当該特典情報の配付先のユーザ端末のユーザ端末識別情報と関連付けて施設側記憶部に記憶させることと、
    回収された特典情報の特典情報識別情報及び取得された前記ユーザ端末識別情報と、前記施設側記憶部に記憶されている特典情報識別情報及びユーザ端末識別情報とを照合することと、
    前記照合の結果、取得された前記ユーザ端末識別情報と前記施設側記憶部に記憶されているユーザ端末識別情報とが一致しない場合に、回収された特典情報に含まれるユーザ端末識別情報と、前記施設側記憶部に記憶されているユーザ端末識別情報とを照合することと、
    を実行し、
    前記ユーザ端末は、
    前記配付操作に応じて前記配付処理部により配付された特典情報をユーザ側記憶部に記憶させることと、
    前記回収操作に応じて回収された特典情報を無効化することと、
    前記ユーザ側記憶部に記憶されている特典情報を予め定められた譲渡操作に応じて近距離無線通信で他のユーザ端末に譲渡することと、
    前記譲渡操作に応じて近距離無線通信で他のユーザ端末から前記特典情報を譲り受けることと、
    前記譲渡操作に応じて他のユーザ端末から譲り受けた特典情報を前記ユーザ側記憶部に記憶させることと、
    前記譲渡操作に応じて前記譲渡処理部により譲渡された特典情報を無効化することと、
    を実行する、
    特典情報管理方法。
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