JP6017484B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、インターネットを介した広告配信が盛んに行われている。かかる広告配信において、実際に顧客が店舗に来店した実績に応じて広告主に課金を行うようにしたペイパービジット(Pay Per Visit)広告システムが提案されている。
特開2008−21303号公報
上記特許文献1に記載の発明では、来店実績によって広告主に課金を行うため、集客を目的とする広告主からの広告情報の出稿を促進することができる。
しかしながら、実際に店舗に来店した顧客が広告対象の商品を購入するとは限らない。例えば、オンラインショッピングで購入予定の商品の実物を確認する目的で来店する顧客や最終的に価格が安い他店舗で商品を購入する顧客も多い。このような場合、広告による集客が自社の利益ではなく他社の利益につながることから、広告情報が他社の利益につながることをおそれ、広告主によっては広告情報の入稿を躊躇することがある。
また、実際に店舗に来店した顧客が広告対象の商品を購入した場合であっても、店舗に来店した顧客と広告情報との関係がわからず、同様に、広告主によっては広告情報の入稿を躊躇することがある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、広告効果を適切に判定することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、来店判定部と、購入情報取得部と、購入判定部とを備える。前記来店判定部は、ユーザの端末装置に配信された広告情報の対象店舗へ前記ユーザが来店したか否かを判定する。前記購入情報取得部は、前記ユーザが購入した商品の情報を取得する。前記購入判定部は、前記ユーザが前記対象店舗へ来店した後に、前記広告情報の対象商品を購入したか否かを前記購入情報取得部により取得した情報に基づいて判定する。
実施形態の一態様によれば、広告効果を適切に判定することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理方法の説明図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、入稿受付処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、広告情報テーブルの一例を示す図である。 図5は、検索処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、広告取得処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、情報配信処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、端末装置の表示部に表示される検索結果ページの一例を示す図である。 図9は、配信履歴情報テーブルの一例を示す図である。 図10は、来店判定処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、購入判定処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、購入情報テーブルの一例を示す図である。 図13は、インセンティブ付与処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。
[1.情報提供方法]
図1は、実施形態に係る情報処理方法の説明図であり、本実施形態においては情報処理システムの情報処理装置により情報処理方法が実行される。図1に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、情報処理装置5と、端末装置2と、広告主装置3と、取引装置4とを備え、これらは互いにインターネットなどの通信網を介して互いに通信可能である。
情報処理装置5は、端末装置2からの検索クエリを受け付け、かかる検索クエリに応じた検索結果ページを端末装置2へ提供する。かかる検索結果ページには、検索クエリに応じた検索結果と広告情報とが含まれる。
情報処理装置5から端末装置2へ提供される広告情報は、広告主から提供される。例えば、広告主は、広告主装置3(広告主の端末装置)から、店舗Aで販売される商品Xの広告情報を含む入稿情報を情報処理装置5へ送信する(ステップS1)。
入稿情報は、広告情報(例えば、バナー広告)と、対象商品の情報(例えば、商品Xの型番情報)と、対象店舗である店舗Aの情報とを含む。対象商品は、広告情報による広告対象の商品であり、対象店舗は、広告情報による広告対象の店舗である。情報処理装置5は、広告主装置3から入稿情報を受け付け、内部の記憶部に記憶する(ステップS2)。なお、以下において、商品Xの型番は、「AX-SDU-0050BC」であるとする。
ユーザUは、商品Xの情報を調べるために端末装置2を操作し、商品Xの型番「AX-SDU-0050BC」を検索キーワードとする検索クエリを端末装置2から情報処理装置5へ送信させる(ステップS3)。情報処理装置5は、検索クエリに含まれる検索キーワードに応じた検索結果と広告情報を含む検索結果ページを端末装置2へ提供する(ステップS4)。
端末装置2は、情報処理装置5から取得した検索結果ページを表示部42に表示する。検索結果ページには、店舗Aで販売される商品Xの広告情報が含まれる。そのため、端末装置2のユーザUは、商品Xが店舗Aで販売されていることを知ることができる。
その後、ユーザUが店舗Aへ移動すると(ステップS5)、情報処理装置5は、店舗AへのユーザUの来店を検出する(ステップS6)。ユーザUの来店検出は、例えば、端末装置2から情報処理装置5へ送信される位置情報に基づいて行われる。
その後、ユーザUは、店舗Aから移動し(ステップS7)、取引装置4が提供するオンラインサービスで商品Xを購入したとする(ステップS8)。この場合、取引装置4は、例えば、ユーザUによる商品Aの購入を示す情報(以下、購入情報と記載する)を情報処理装置5へ提供する(ステップS9)。
情報処理装置5は、例えば、購入情報に基づき、店舗Aに来店したユーザUが商品Xの購入を店舗Aではなくオンラインサービスで行ったことを検出する(ステップS10)。これにより、広告主から入稿された商品Xの広告情報が広告対象の店舗Aでの販売に寄与しておらず、逆に、オンラインサービスの事業者の販売に寄与していることを把握することができる。
したがって、実施形態に係る情報処理方法では、広告情報の対象店舗での購入以外に、広告情報の対象店舗外の購入も広告効果として把握することができ、広告効果を適切に判定することができる。
また、ユーザUが店舗Aで商品Xを購入した場合、情報処理装置5は、購入情報を店舗Aの装置から取得する。これにより、情報処理装置5は、店舗Aに来店したユーザUが商品Xの購入を店舗Aで行ったことを検出する。したがって、実施形態に係る情報処理方法では、広告情報の対象店舗での対象商品の購入を広告効果として把握することができ、広告効果を適切に判定することができる。
また、広告主から入稿された商品Xの広告情報は、他の事業者の販売に寄与していることから、広告主に対してインセンティブを付与する(ステップS11)。例えば、情報処理装置5は、広告情報の出稿料の減額や他の事業者から広告主へのアフィリエイト料の支払いなどのインセンティブを付与する。これにより、広告による集客が他社の利益につながるような場合であっても、広告主にメリットがあることから、広告の入稿を促進することができる。なお、広告情報の出稿料は、例えば、情報処理装置5を管理・運営する広告配信業者に対して広告主が支払う広告情報の配信の対価である。
このように、実施形態に係る情報処理方法は、広告効果を適切に判定することができ、また、広告対象の店舗以外での商品購入があった場合に広告主に対してインセンティブを付与することで、広告の入稿を促進することができる。
[2.情報処理システム1の構成例]
図2は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理システム1は、端末装置2と、広告主装置3と、取引装置4と、情報処理装置5と、を備える。なお、端末装置2は複数存在するが、図1に示す例では、説明の便宜上、1つの端末装置2のみを示している。
情報処理装置5、端末装置2、広告主装置3および取引装置4は、通信ネットワーク6を介して相互に通信可能に接続される。通信ネットワーク6は、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)であり、その接続形態は、無線または有線を問わない。
端末装置2は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、ゲーム機などのように通信機能を有する装置である。かかる端末装置2は、通信部40と、入力部41と、表示部42と、位置検出部43と、記憶部44と、制御部45とを備える。
通信部40は、通信ネットワーク6に通信可能に接続された装置との間で通信するNIC(Network Interface Card)等のインターフェイスである。入力部41は、キーボードや電源ボタンなどを有する。表示部42は、例えば、小型のLCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイである。
位置検出部43は、GPS(Global Positioning System)受信機能を有し、端末装置2の現在地の情報を取得する。現在地の情報は、緯度および経度であるが、住所であってもよい。
記憶部44は、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクなどである。記憶部44は、例えば、OS(Operating System)や商品検索アプリケーションのプログラムなどを記憶する。
制御部45は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を有している。制御部45は、かかるMPUが記憶部44に記憶されたOSや商品検索アプリケーションなどのプログラムを実行することで、例えば、商品検索のための処理や位置情報提供のため処理を実行する。
広告主装置3は、広告主の装置であり、例えば、通信機能を有するパーソナルコンピュータである。なお、広告主装置3は、入稿情報を情報処理装置5へ提供することができる装置であればよく、例えば、サーバ装置であってもよい。
取引装置4は、商品の売買取引を行うための装置であり、例えば、ショッピングサイトサーバやオークションサーバなどである。取引装置4は、端末装置2から商品の購入要求を受け付け、購入要求に係る商品の売買取引を行う。取引装置4は、かかる売買取引により端末装置2のユーザUが購入した商品の情報(例えば、商品名、商品の型番、販売価格、販売数量など)を情報処理装置5へ通信ネットワーク6経由で提供する。
情報処理装置5は、情報検索サービスおよび広告配信サービスを端末装置2へ提供する。情報処理装置5は、情報検索サービスにおいて、端末装置2からの検索クエリに応じた検索結果を含む検索結果ページを提供する。検索結果ページは、例えば、検索結果を含むウェブページであり、HTML(HyperText Markup Language)などのマークアップ言語で規定される。
また、情報処理装置5は、広告配信サービスにおいて、広告主装置3から受け付けた入稿情報に基づいて端末装置2に対して広告情報を配信する。情報処理装置5は、情報検索サービスで提供される検索結果ページの他、ウェブサイト、メール、端末装置2上で用いられる所定のアプリケーション(例えば、動画閲覧アプリケーションなど)などを広告媒体として広告情報を端末装置2へ提供することができる。
[3.情報処理装置5の構成例]
次に、情報処理装置5について、図面を参照して詳細に説明する。図2に示すように、情報処理装置5は、通信部10と、記憶部11と、制御部12とを備える。
通信部10は例えば、通信ネットワーク6に通信可能に接続された装置との間で通信するNIC等のインターフェイスである。制御部12は、通信部10を介して、端末装置2、広告主装置3および取引装置4との間で各種の情報を送受信する。
記憶部11は、広告情報格納部20と、インデックス格納部21と、広告配信情報格納部22と、購入情報格納部23とを備える。記憶部11は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置5内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部12は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
制御部12は、広告入稿受付部30と、検索受付部31と、検索部32と、広告情報取得部33と、情報送信部34と、位置情報取得部35と、来店判定部36と、購入情報取得部37と、購入判定部38と、インセンティブ付与部39とを備え、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部12の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
このように構成される情報処理装置5は、入稿受付処理、検索処理、広告決定処理、情報配信処理、来店判定処理、購入判定処理、および、インセンティブ付与処理などを実行する。以下、これらの処理について具体的に説明する。
[3.1.入稿受付処理]
入稿受付処理は、広告入稿受付部30によって実行される。図3は、入稿受付処理の一例を示すフローチャートであり、かかる入稿受付処理は広告入稿受付部30によって繰り返し実行される。
図3に示すように、広告入稿受付部30は、入稿情報を受け付けたか否かを判定する(ステップS20)。広告入稿受付部30は、例えば、広告主装置3から情報処理装置5へ送信される入稿情報を通信部10経由で取得した場合に、入稿情報を受け付けと判定する。入稿情報を受け付けたと判定すると(ステップS20;Yes)、広告入稿受付部30は、受け付けた入稿情報を広告情報格納部20の広告情報テーブルに設定する(ステップS21)。
図4は、広告情報格納部20に記憶される広告情報テーブルの一例を示す図である。図4に示す広告情報テーブル61は、「広告ID」、「広告情報」、「商品情報」、「店舗情報」および「インセンティブタイプ」などの情報を含み、これらの情報は互いに対応付けられている。
「広告ID」は、受け付けられた入稿情報毎に割り当てられる識別情報であり、広告入稿受付部30によって割り当てられる。「広告情報」は、例えば、テキスト広告、静止画広告、動画広告、アニメーション広告、バナー広告などがある。なお、広告情報は、広告表示のための画像素材やプログラムコードのみならず、これらの画像素材やプログラムコードを取得するためのリンク情報を含む。
「商品情報」は、「商品種別」と「型番」を含む。「商品種別」は、広告情報の広告対象である商品、すなわち、対象商品の種別を示す情報であり、例えば、広告ID「O1」に対応する商品種別は、「テレビ」である。「型番」は、対象商品の型番を示す情報であり、例えば、広告ID「O1」に対応する商品の型番は、「AX-SDU-0050BC」である。
かかる「商品情報」は、例えば、検索キーワードに対応する商品が検索される場合に用いられる情報であり、「商品情報」は、メーカ名、ハウスネーム、ファミリーネーム、ペットネームなどを含むことができる。
「店舗情報」は、店舗名や店舗位置の情報である。店舗名は、他の店舗や事業者と区別できるものであればよい。また、店舗位置は、対象店舗の位置を示す情報であり、例えば、対象店舗の緯度および経度であるが、対象店舗の住所であってもよい。
「インセンティブタイプ」は、他社の販売に寄与した場合に広告情報の広告主に与えられるインセンティブの種類を示す情報であり、かかるインセンティブとして、例えば、広告情報の出稿料の減額や他社から広告主へのアフィリエイト料の支払いなどがある。
[3.2.検索処理]
検索処理は、検索受付部31および検索部32によって実行される。図5は、検索処理の一例を示すフローチャートであり、かかる検索処理は検索受付部31および検索部32によって繰り返し実行される。
図5に示すように、検索受付部31は、検索クエリを受け付けたか否かを判定する(ステップS30)。検索受付部31は、例えば、取引装置4から情報処理装置5へ送信される検索クエリを通信部10経由で取得した場合に、検索クエリを受け付けたと判定する。
検索受付部31が検索クエリを受け付けたと判定すると(ステップS30;Yes)、検索部32は、検索受付部31が受け付けた検索クエリに基づいてインデックス格納部21内に記憶された情報の検索を行う(ステップS31)。
インデックス格納部21は、例えば、クローラと呼ばれる巡回ロボットが取得したウェブページのURLやキーワードを抽出することによって構築されたデータベースである。インデックス格納部21は、例えば、クローラがアクセスしたウェブサイトに接続するためのURLを示す「URL」フィールドと、そのウェブサイトから抽出したキーワードを示す「インデックスキーワード」フィールドとを有する。
検索部32は、例えば、「インデックスキーワード」フィールドを参照し、検索キーワードに関連する情報(例えば、URLを含むウェブページに関する情報)を関連度が高いものから順に所定数分だけインデックス格納部21から取得し、検索結果として情報送信部34に受け渡す。
[3.3.広告決定処理]
広告決定処理は、検索受付部31および広告情報取得部33によって実行される。図6は、広告決定処理の一例を示すフローチャートであり、かかる広告決定処理は検索受付部31および広告情報取得部33によって繰り返し実行される。
図6に示すように、検索受付部31は、ステップS30と同様に、検索クエリを受け付けたか否かを判定する(ステップS40)。検索受付部31が検索クエリを受け付けたと判定すると(ステップS40;Yes)、広告情報取得部33は、検索受付部31が受け付けた検索クエリに基づいて、検索クエリに対応する広告情報テーブル61から広告情報を抽出し、抽出した広告情報を情報送信部34に受け渡す(ステップS41)。
ステップS41において、広告情報取得部33は、例えば、検索クエリに含まれる検索キーワードとの一致度または関連度が高い1以上の広告情報を広告情報テーブル61から抽出する。例えば、広告情報テーブル61が図4に示す状態であり、かつ、検索クエリに含まれる検索キーワードに「AX-SDU-0050BC」の文字情報が含まれる場合、広告情報取得部33は、広告ID「O1」に対応付けられた広告情報「広告Ya」を広告情報テーブル61から抽出する。
なお、広告情報テーブル61には、商品のメーカや販売者の情報、および、商品のハウスネーム、ファミリーネーム、ペットネームなどを商品情報として設定でき、広告情報取得部33は、これらの情報に基づいて、検索キーワードとの一致度が高い商品情報に対応する広告情報を抽出することができる。
また、検索クエリには、検索キーワードに加え、端末装置2の位置情報が含まれている。広告情報取得部33は、端末装置2の位置情報に基づき、端末装置2の現在地からの距離が近い店舗位置の店舗に対応する広告情報を優先して抽出する。例えば、検索キーワードが「テレビ」であり、広告情報に設定された店舗位置のうち緯度経度Aが端末装置2の現在地が最も近い場合、広告ID「O1」の広告情報を優先して抽出する。これにより、現在地に近い店舗の広告情報を端末装置2のユーザUへ提供することができる。
ステップS40において、広告情報取得部33は、検索受付部31が検索クエリを受け付けてないと判定した場合(ステップS40;No)、または、ステップS41が終了した場合、広告配信要求があるか否かを判定する(ステップS42)。広告配信要求は、例えば、ウェブサーバ、メールサーバまたは端末装置2などから情報処理装置5へ送信される情報である。
広告情報取得部33は、広告配信要求があると判定すると(ステップS42;Yes)、広告配信要求に応じた広告情報を広告情報テーブル61から抽出する(ステップS43)。例えば、広告情報取得部33は、広告配信要求にユーザ属性(例えば、広告情報の配信対象となるユーザUの性別、年齢、嗜好など)が含まれている場合、ユーザ情報テーブルに基づき、ユーザ属性に応じた広告情報を広告情報テーブル61から抽出する。
なお、広告情報取得部33は、例えば、検索クエリにユーザ属性が含まれている場合、ステップS41において、検索キーワードに加え、ユーザ属性に応じた広告情報を広告情報テーブル61から抽出することもできる。
[3.4.情報配信処理]
情報配信処理は、情報送信部34によって実行される。図7は、情報配信処理の一例を示すフローチャートであり、かかる情報配信処理は情報送信部34によって繰り返し実行される。
図7に示すように、情報送信部34は、配信待ちの情報があるか否かを判定する(ステップS50)。情報送信部34は、例えば、検索部32から検索結果が受け渡された場合や、広告情報取得部33から広告情報が受け渡された場合に、配信待ちの情報があると判定する。配信待ちの情報があると判定すると(ステップS50;Yes)、情報送信部34は、配信待ちの情報が検索クエリへの応答に対応するか否かを判定する(ステップS51)。
配信待ちの情報が検索クエリへの応答に対応すると判定した場合(ステップS51;Yes)、情報送信部34は、検索部32から受け渡された検索結果と広告情報取得部33から受け渡された広告情報とを含む検索結果ページを生成する(ステップS52)。そして、情報送信部34は、検索クエリを送信した端末装置2に対し、ステップS52で生成した検索結果ページを送信する(ステップS53)。これにより、検索クエリに対する結果とともに広告情報が端末装置2へ配信される。
端末装置2の制御部45は、情報処理装置5から送信される検索結果ページを通信部40経由で受信し、表示部42に表示する。図8は、端末装置2の表示部42に表示される検索結果ページの一例を示す図である。図8に示す検索結果ページ80には、検索結果の表示領域81と広告情報の表示領域82とが含まれる。
図8においては、表示領域82に表示される広告情報に所定ページへ遷移するためのリンクボタン83が付加されている。所定ページは、例えば、広告情報の対象商品に関するクーポン券などを表示するページ、または、広告情報の対象店舗に関するページ(店舗ポータルサイトのページや店舗位置を示す地図表示ページ)などである。
また、端末装置2の制御部45は、商品検索アプリケーションの実行により、検索キーワード入力枠85や検索開始ボタン86などを表示部42に表示する。ユーザUが入力部41への操作により、検索キーワード入力枠85に検索キーワードを入力し、検索開始ボタン86を選択すると、制御部45は、検索クエリを情報処理装置5へ送信する。かかる検索クエリには、ユーザUが入力した検索キーワード、位置検出部43により検出された位置情報、および、ユーザIDが含まれる。
ユーザIDは、端末装置2を利用するユーザUを識別するための識別情報である。かかるユーザIDは、例えば、端末装置2と情報処理装置5との間で送受信されるHTTPクッキー(HyperText Transfer Protocol Cookie)に設定されるユーザ識別情報に該当する。また、ユーザIDは、情報処理装置5が提供する通信ネットワーク6上のサービス(例えば、情報検索サービス、メールサービス、ショッピングサービス、オークションサービスなど)のログインIDであってもよい。
また、端末装置2の制御部45は、端末位置情報を定期的または一定の規則で情報処理装置5へ送信する。端末位置情報には、位置検出部43により所定周期で検出された位置情報および検出日時と、ユーザIDとが含まれる。これにより、情報処理装置5は、端末装置2の現在地を把握することができる。なお、後述するように、NFC通信や無線LAN通信により端末装置2のユーザUの来店を検出することができる場合、制御部45は、位置情報とユーザIDとを含む情報を情報処理装置5へ送信しないこともできる。
図7に戻って、情報配信処理の説明を続ける。情報送信部34は、ステップS51において、配信待ちの情報が検索クエリへの応答に対応しないと判定した場合(ステップS51;No)、配信待ちの情報が広告配信要求への応答であると判定し、広告情報取得部33から受け渡された広告情報を広告配信要求元の装置へ送信する(ステップS54)。これにより、例えば、メールサーバやウェブサーバを介して、広告情報が端末装置2へ配信される。
情報送信部34は、ステップS53の処理またはステップS54の処理が終了した場合、配信履歴情報テーブルを更新する(ステップS54)。配信履歴情報テーブルは、情報送信部34による広告情報の配信履歴の情報であり、広告配信情報格納部22に記憶される情報である。
図9は、広告配信情報格納部22に記憶される配信履歴情報テーブルの一例を示す図である。図9に示す配信履歴情報テーブル62では、配信された広告情報毎の「配信関連履歴」が「広告ID」に対応付けられる。「配信関連履歴」は、「ユーザID」、「配信日時」、「配信位置」、「来店日時」および「購入結果」などの情報を含み、これらの情報は互いに対応付けられている。
「配信日時」は、情報送信部34が広告情報を配信した日時であり、「配信位置」は、検索受付部31が検索クエリを受け付けた際の端末装置2の現在地を示す情報であり、例えば、検索クエリに含まれる位置情報である。なお、「配信位置」は、情報送信部34が広告情報を配信した際の端末装置2の現在地を示す情報であってよく、この場合、情報送信部34は、広告情報を配信した際に、端末装置2から位置情報を取得する。
例えば、図9に示す配信履歴情報テーブル62には、ユーザID「U1」のユーザUの端末装置2に対し、広告ID「O1」の広告情報が4月1日の13時25分に配信され、その際の端末装置2の位置が緯度経度Cであることが示されている。
「来店日時」は、情報送信部34が配信した広告情報の対象店舗へ来店した日時の情報であり、後述する来店判定処理において設定される。
例えば、図9に示す配信履歴情報テーブル62には、ユーザID「U1」のユーザUが広告ID「O1」に対応する広告情報の対象店舗に4月1日の15時25分に来店していることが示されている。なお、広告情報テーブル61が図4に示す状態の場合、広告ID「O1」に対応する広告情報の対象店舗は、店舗位置「緯度経度A」にある店舗Aである。
「購入結果」は、情報送信部34が配信した広告情報の対象商品をユーザUが購入したか否かなどの結果を示す情報であり、後述する購入判定処理において設定される。「購入結果」は、例えば、ユーザUが広告情報の対象商品を購入していない場合には、「0」が設定され、ユーザUが広告情報の対象商品を対象店舗以外で購入している場合には、「1」が設定される。
また、「購入結果」は、例えば、ユーザUが広告情報の対象商品を対象店舗で購入している場合には、「2」が設定される。さらに、「購入結果」は、例えば、ユーザUが広告情報の対象商品と関連する商品を対象店舗以外で購入している場合には、対象商品との関連度合いに応じて、「10」〜「99」までの値が設定される。
例えば、図9に示す配信履歴情報テーブル62には、ユーザID「U1」のユーザUが広告ID「O1」に対応する広告情報の対象商品を対象店舗以外で購入したことが示されている。また、図9に示す配信履歴情報テーブル62には、ユーザID「U62」のユーザUが広告ID「O1」に対応する広告情報の対象商品を購入していないことが示されている。
[3.5.来店判定処理]
来店判定処理は、位置情報取得部35および来店判定部36によって実行される。図10は、来店判定処理の一例を示すフローチャートであり、かかる来店判定処理は位置情報取得部35および来店判定部36によって繰り返し実行される。
図10に示すように、位置情報取得部35は、ユーザUの位置情報を取得したか否かを判定する(ステップS60)。位置情報取得部35は、例えば、端末装置2から送信される端末位置情報を取得した場合に、ユーザUの位置情報を取得したと判定する。
位置情報取得部35がユーザUの位置情報を取得したと判定すると(ステップS60;Yes)、来店判定部36は、位置情報取得部35によって取得されたユーザUの端末位置情報に基づき、ユーザUが対象店舗に来店したか否かを判定する(ステップS61)。
ステップS61の対象店舗は、位置情報取得部35によって取得されたユーザUの端末装置2へ配信された広告情報の対象店舗であり、来店判定部36は、配信履歴情報テーブル62に基づいてステップS61の対象店舗を判定する。
例えば、配信履歴情報テーブル62が図9に示す状態であり、位置情報取得部35が取得した位置情報がユーザID「U62」の位置情報であるとする。この場合、来店判定部36は、例えば、位置情報取得部35が取得した位置情報が広告ID「O1」に対応する広告情報の対象店舗の店舗位置である緯度経度Dと一致する場合に、ユーザUが対象店舗に来店したと判定する。
来店判定部36は、ユーザUが対象店舗に来店したと判定すると(ステップS61;Yes)、ユーザUが対象店舗に来店したことを示す情報を配信履歴情報テーブル62に設定する(ステップS62)。
例えば、配信履歴情報テーブル62が図9に示す状態であるとする。また、位置情報取得部35がユーザID「U62」のユーザUの位置情報を取得し、かつ、その位置情報が緯度経度Dに含まれるとする。この場合、来店判定部36は、ユーザID「U62」のユーザUが広告ID「O1」に対応する広告情報の対象店舗に来店したと判定し、広告ID「O1」およびユーザID「U62」に対応する「来店日時」に、位置情報取得部35がユーザID「U62」の端末装置2から取得した端末位置情報に含まれる検出日時の情報を設定する。
なお、来店判定部36は、端末装置2の位置検出部43によって検出された位置情報に基づいてユーザUの対象店舗への来店を検出したが、来店検出の要素は、位置検出部43によって検出された位置情報に限定されない。
例えば、対象店舗にNFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)などの通信装置(以下、店舗通信装置と記載する)が設置されているとする。この場合、NFCやBluetoothなどの通信が可能である通信部40を有する端末装置2は、店舗通信装置から店舗を特定する情報(店舗名や位置情報、以下、店舗特定情報とする)をNFCやBluetoothなどの通信により受信する。
端末装置2の制御部45は、店舗通信装置から取得した店舗特定情報を情報処理装置5へ送信する。位置情報取得部35は、端末装置2からの店舗特定情報を取得し、来店判定部36は、位置情報取得部35で取得した店舗特定情報に基づいてユーザUの対象店舗への来店を検出する。なお、この場合、広告情報テーブル61の「店舗情報」には、店舗特定情報または店舗特定情報に対応する情報が設定され、来店判定部36は、広告情報テーブル61の「店舗情報」に基づいてユーザUの対象店舗への来店を検出する。
また、対象店舗に店舗通信装置が設定されている場合、端末装置2の制御部45は、店舗通信装置へ端末装置2のユーザUを特定するユーザIDや端末IDなどの情報(以下、ユーザ特定情報と記載する)を店舗通信装置へ送信することができる。店舗通信装置は、情報処理装置5へ直接または店舗装置(例えば、店舗サーバやPOSサーバなど)経由でユーザ特定情報および店舗情報(例えば、店舗名や店舗位置)を含む来店情報を送信する。来店判定部36は、ユーザ特定情報および店舗情報に基づいてユーザUの対象店舗への来店を検出することができる。
また、店舗通信装置は、無線LAN(Local Area Network)の通信機能を有する装置やBAN(Body area network)の通信機能を有する装置でもよい。また、ユーザUの来店を検出することができればよく、例えば、店舗側は来店ポイントを付与するなどして、ユーザUにポイントカードを提示させてポイントカードに付されたユーザ情報を店舗装置で取得し、かかるユーザ情報をユーザ特定情報として店舗情報とともに店舗装置から情報処理装置5へ送信させるようにしてもよい。
なお、端末装置2の制御部45は、位置検出部43により所定周期で検出した位置情報を定期的に情報処理装置5へ送信することとしたが、位置情報の送信方法はかかる方法に限定されない。制御部45は、位置検出部43により所定周期で検出した位置情報を記憶部44に記憶し、かかる記憶部44に記憶した位置情報の履歴を所定期間毎に情報処理装置5へ送信するようにしてもよい。
また、制御部45は、位置検出部43により所定周期で検出した位置情報を記憶部44に記憶し、かかる記憶部44に記憶した位置情報の履歴を、検索クエリを送信する毎に情報処理装置5へ送信するようにしてもよい。
[3.6.購入判定処理]
購入判定処理は、購入情報取得部37および購入判定部38によって実行される。図11は、購入判定処理の一例を示すフローチャートであり、かかる購入判定処理は購入情報取得部37および購入判定部38によって繰り返し実行される。
図11に示すように、購入情報取得部37は、取引装置4や事業者装置から購入情報を取得したか否かを判定する(ステップS70)。購入情報は、購入者であるユーザUの識別情報、購入商品、購入日時、購入場所などの情報であり、購入商品の情報は、例えば、商品名や商品型番の情報を含む。また、事業者装置は、例えば、広告情報の対象店舗を運営する事業者の装置であり、例えば、POS(Point Of Sale)システムである。
購入情報取得部37は、購入情報を取得したと判定すると(ステップS70;Yes)、取得した購入情報を購入情報テーブルに設定する(ステップS71)。図12は、購入情報格納部23に記憶される購入情報テーブルの一例を示す図である。
図12に示す購入情報テーブル63は、「ユーザID」および「購入情報」などの情報を含み、これらの情報は互いに対応付けられている。「ユーザID」には、購入情報に含まれるユーザUの識別情報に対応するユーザIDが設定される。なお、購入情報に含まれるユーザUの識別情報がユーザIDである場合には、かかるユーザIDが購入情報テーブル63の「ユーザID」に設定される。
「購入情報」は、ユーザUが購入した商品の名称、型番、数量、価格、購入日時および購入場所の情報を含む。なお、図12において、例えば、メーカサイトは、対象商品を製造するメーカが提供するショッピングサイトであり、小売サイトは、対象商品を販売する小売業者が提供するショッピングサイトである。
図11のステップS71の処理が終了すると、購入判定部38は、ステップS71で購入情報テーブル63に設定した購入情報に基づき、広告情報が配信された端末装置2のユーザUが広告情報の対象商品を購入したか否かを判定する(ステップS72)。かかる処理において、ユーザUが対象商品を購入したと判定すると(ステップS72;Yes)、購入判定部38は、ユーザUが対象店舗外で対象商品が購入したか否かを判定する(ステップS73)。
例えば、広告情報テーブル61が図4に示す状態であり、かつ、配信履歴情報テーブル62が図9に示す状態であるとする。また、購入情報に含まれるユーザUの識別情報に対応するユーザIDが「U1」であるとする。この場合、購入判定部38は、配信履歴情報テーブル62に基づき、ユーザID「U1」のユーザUの端末装置2へ広告ID「O1」の広告情報が配信され、かかる広告情報の対象店舗に4月1日の15時25分に来店したと判定する。
そして、購入判定部38は、広告ID「O1」の広告情報の対象商品が商品名「テレビ」で型番「AX-SDU-0050BC」の商品であり、広告情報の対象店舗が「店舗A」であると判定する。購入情報に含まれる商品情報が例えば型番「AX-SDU-0050BC」であり、購入場所がメーカサイトAである場合、購入判定部38は、ユーザID「U1」のユーザUは、広告ID「O1」の広告情報の対象店舗以外の場所で購入したと判定する。
一方、購入情報に含まれる商品情報が例えば型番「AX-SDU-0050BC」であり、購入場所が店舗Aである場合、購入判定部38は、ユーザID「U1」のユーザUは、広告ID「O1」の広告情報の対象店舗で購入したと判定する。
ユーザUが対象店舗以外で対象商品を購入したと判定すると(ステップS73;Yes)、購入判定部38は、配信履歴情報テーブル62の対応する購入結果を「1」に設定する(ステップS74)。一方、ユーザUが対象店舗の場所で対象商品を購入したと判定すると(ステップS73;No)、購入判定部38は、配信履歴情報テーブル62の対応する購入結果を「2」に設定する(ステップS75)。
ステップS72において、ユーザUが対象商品を購入していないと判定した場合(ステップS72;No)、購入判定部38は、ステップS71で購入情報テーブル63に設定した購入情報に基づき、対象関連商品を対象店舗以外の場所で購入したか否かを判定する(ステップS76)。対象関連商品は、対象商品と関連する商品である。
ユーザUが対象関連商品を対象店舗以外の場所で購入したと判定すると(ステップS76;Yes)、購入判定部38は、対象商品との関連度合いに応じた値を配信履歴情報テーブル62の対応する購入結果に設定する(ステップS77)。対象商品との関連度合いに応じた値は、例えば、10〜99までの値であり、対象商品と購入商品との商品種別の関連度、商品型番の関連度、メーカの関連度によって重み付けされた値である。なお、購入判定部38は、対象商品との関連度合いが大きいほど、配信履歴情報テーブル62の対応する購入結果を小さい値にする。
なお、広告情報テーブル61において、広告情報の対象店舗での販売される対象商品以外の商品(以下、店舗販売商品と記載する)の情報を含めることもできる。この場合、購入判定部38は、広告情報テーブル61に基づいて、ユーザUが店舗販売商品を対象店舗以外で購入したと判定すると、対象商品との関連度合いが高いと判定し、例えば、配信履歴情報テーブル62の対応する購入結果を「4」に設定する。
このように、購入判定部38は、広告情報が配信された端末装置2のユーザUが広告情報の対象店舗へ来店した後に、広告情報の対象商品を対象店舗以外の場所(以下、対象外店舗と記載する)で購入したか否かを判定し、購入情報テーブル63を更新することができる。
[3.7.インセンティブ付与処理]
インセンティブ付与処理は、インセンティブ付与部39によって実行される。図13は、インセンティブ付与処理の一例を示すフローチャートであり、かかるインセンティブ処理はインセンティブ付与部39によって繰り返し実行される。
図13に示すように、インセンティブ付与部39は、配信履歴情報テーブル62に未処理の配信関連履歴の情報があるか否かを判定する(ステップS80)。インセンティブ付与部39は、配信履歴情報テーブル62において、例えば、配信日時または来店日時から所定期間Ta(例えば、3日)が経過し、かつ、インセンティブ付与処理をしていない配信関連履歴の情報がある場合に、未処理の配信関連履歴の情報があると判定する。
なお、配信日時から所定期間Taを経過したらインセンティブ付与処理をするのは、広告情報を配信してから時間が経つにつれて対象商品に対する購入の動機付けが少なくなるからであり、また、広告情報の対象店舗に来店してから時間が経つにつれて対象商品に対する購入の動機付けが少なくなるからである。また、所定期間Taは、例えば、商品種別毎または商品価格毎に設定することができる。商品の種別や商品価格によって購入を迷う期間が異なるからである。
未処理の配信関連履歴の情報があると判定すると(ステップS80;Yes)、インセンティブ付与部39は、未処理の配信関連履歴に購入結果の情報があるか否かを判定する(ステップS81)。かかる処理において、インセンティブ付与部39は、未処理の配信関連履歴の購入結果が「0」と「2」以外である場合に、未処理の配信関連履歴に購入結果の情報があると判定する。
未処理の配信関連履歴に購入結果の情報があると判定すると(ステップS81;Yes)、インセンティブ付与部39は、未処理の配信関連履歴に対応する広告IDに対応する広告情報のインセンティブタイプが出稿料減額であるか否かを判定する(ステップS82)。例えば、広告情報テーブル61が図4に示す状態である場合、未処理の配信関連履歴に対応する広告ID「O1」であれば、インセンティブタイプは出稿料減額である。
広告情報のインセンティブタイプが出稿料減額であると判定すると(ステップS82;Yes)、インセンティブ付与部39は、出稿料減額処理を行う(ステップS83)。インセンティブ付与部39は、かかる出稿料減額処理において、未処理の配信関連履歴に対応する広告IDの広告情報の出稿料(配信料)を減額する。減額は、未処理の配信関連履歴に対応する広告IDの広告情報に限られない。例えば、インセンティブ付与部39は、同一の広告主からの広告情報であれば、任意の広告情報の出稿料を減額することができる。
インセンティブ付与部39は、出稿料の減額分を対象外店舗の事業者に対して要求することができ、例えば、対象外店舗の事業者が広告主として広告情報を情報処理装置5に入稿している場合には、対象外店舗の事業者の広告情報に対する出稿料を増額することができる。これにより、情報処理装置5の事業者は、付与したインセンティブに対応する対価を回収することができる。
また、インセンティブ付与部39は、出稿料の減額率を未処理の配信関連履歴の購入結果に基づいて決定する。インセンティブ付与部39は、例えば、未処理の配信関連履歴の購入結果が「1」の場合が最も減額が大きく、購入結果が「4」の場合が次に減額額が大きくなるようにする。また、インセンティブ付与部39は、購入結果が「10」から大きくなるほどさらに減額分が小さくなるようにする。
また、インセンティブ付与部39は、配信日時、来店日時および購入日時の関係から減額分を変動させることができる。例えば、配信日時と来店日時とが近い場合には、広告情報による来店への動機付けが大きいと考えられ、また、来店日時と購入日時とが近い場合には、来店による対象商品または対象関連商品の購入の動機付けが高いと考えられる。
そこで、インセンティブ付与部39は、配信日時と来店日時との間隔や来店日時と購入日時との間隔に応じた重み付けによって減額分の大きさを調整することができる。これにより、広告情報や来店による購入の動機付けが高い場合に減額分を大きくすることができる。
また、インセンティブ付与部39は、配信日時と購入日時との間に、来店日時が複数ある場合には、来店回数に応じた重み付けによって減額分を大きくすることができる。
ステップS82において、広告情報のインセンティブタイプが出稿料減額ではないと判定すると(ステップS82;No)、インセンティブ付与部39は、インセンティブタイプがアフィリエイトであるか否かを判定する(ステップS84)。例えば、広告情報テーブル61が図4に示す状態である場合、未処理の配信関連履歴に対応する広告ID「O2」であれば、インセンティブタイプはアフィリエイトである。
インセンティブタイプがアフィリエイトであると判定すると(ステップS84;Yes)、インセンティブ付与部39は、アフィリエイト処理を行う(ステップS85)。インセンティブ付与部39は、かかるアフィリエイト処理において、未処理の配信関連履歴の購入結果に基づいて、対象店舗以外の場所で対象商品または対象関連商品を販売した業者(以下、対象店舗外業者と記載する)から広告主へ支払われる対価(以下、アフィリエイト料と記載する)を決定する。
インセンティブ付与部39は、決定したアフィリエイト料を広告主の装置と対象店舗外業者の装置とに通信ネットワーク6を介して通知する。また、インセンティブ付与部39は、アフィリエイト料の決済処理を仲介することができる。
この場合、インセンティブ付与部39は、例えば、広告主の口座などへのアフィリエイト料の振込処理と、対象店舗外業者の口座などからのアフィリエイト料の引き落とし処理などを通信ネットワーク6経由で金融機関のサーバへ要求することができる。
なお、インセンティブ付与部39は、ステップS83の出稿料減額処理の場合と同様に、未処理の配信関連履歴の購入結果、配信日時、来店日時、購入日時、来店回数に応じた重み付けによりアフィリエイト料の調整を行うことができる。これにより、広告情報による対象店舗外業者への販売の寄与度に応じたアフィリエイト料を適切に設定することができる。
また、インセンティブ付与部39は、さらに、対象商品や対象関連商品の価格に応じた重み付けによりアフィリエイト料の調整を行うことができる。また、インセンティブ付与部39は、広告情報のリンクボタン83に対するクリック率を取得し、かかるクリック率に応じた重み付けを加えてアフィリエイト料の調整を行うこともできる。
ステップS84において、インセンティブタイプがアフィリエイトではないと判定すると(ステップS84;No)、インセンティブ付与部39は、未処理の配信関連履歴に対応する広告主に対して購入結果の通知を行う(ステップS86)。
購入結果の通知は、例えば、未処理の配信関連履歴の購入結果に設定された情報である。これにより、広告主は、入稿した広告情報の対象店舗外業者への販売に与える影響を確認することができ、広告情報の広告効果を解析することができる。
インセンティブ付与部39は、このように未処理の配信関連履歴の購入結果等に基づき、広告主にインセンティブを付与することができるため、広告の入稿を促進することができる。なお、インセンティブ付与部39は、ステップS83やステップS85の処理の直前またはこれらの処理の後に、未処理の配信関連履歴に対応する広告主に対して購入結果の通知(ステップS86の処理と同様の処理)を行うこともできる。
インセンティブ付与部39は、配信場所と来店との関係に基づいて、インセンティブの大きさ(例えば、減額率やアフィリエイト料の額)を変更することもできる。例えば、対象店舗へのユーザUの来店中に広告情報が配信された場合、対象店舗で対象商品を確認している可能性が高く、対象店舗は例えばショールーム的な役割を果たしている可能性が高い。
そこで、インセンティブ付与部39は、対象店舗へのユーザUの来店が広告情報の配信後である場合に与えられるインセンティブよりも、対象店舗へのユーザUの来店中に広告情報が配信された場合に与えられるインセンティブを大きくする。これにより、対象店舗外業者の販売に対する広告情報の寄与度に応じたインセンティブを適切に設定することができる。
[4.変形例]
広告情報取得部33は、一つの入稿情報に複数の広告情報がある場合、配信履歴情報テーブル62に設定された購入結果に基づいて、広告情報を取得する。例えば、広告情報取得部33は、複数の広告情報の中から一つの広告情報を所定の規則(ランダムを含む)に従って取得する。その後、広告情報取得部33は、配信履歴情報テーブル62に設定された配信関連履歴に基づいて各広告情報の広告効果を検出し、広告効果の高い広告情報を優先的に取得する。
例えば、広告情報取得部33は、配信関連履歴に含まれる購入結果として「2」が最も多い広告情報を優先的または固定的に取得したり、配信関連履歴に含まれる購入結果として「0」の数が最も少ない広告情報を優先的または固定的に取得したりすることができる。また、広告情報取得部33は、配信関連履歴に含まれる購入結果として「2」と「0」の数が最も多い広告情報を優先的または固定的に取得することができる。
また、上述した情報処理装置5は、情報検索サービスおよび広告配信サービスを実行するものとして説明したが、広告配信サービスのみを実行してもよい。また、上述した情報処理装置5は、それぞれ複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述した実施形態では、広告主が広告情報の対象店舗の事業者であるものとして説明したが、広告主は、広告情報の対象店舗の事業者である必要はない。
また、上述した情報処理装置5は、配信関連履歴毎にインセンティブを付与するものとして説明したが、インセンティブ付与部39は、例えば、所定期間毎に、複数の配信関連履歴を一括してインセンティブ付与処理することもできる。また、インセンティブ付与部39は、例えば、複数の配信関連履歴の購入結果を統計処理して広告効果を求め、かかる広告効果の情報を広告主の装置へ送信することもできる。これにより、広告主は、入稿した広告情報の対象店舗外業者への販売に与える影響を確認することができ、広告情報の広告効果を解析することができる。
また、情報処理装置5の制御部12は、広告ID毎に、「購入結果」として「2」が設定された数を集計し、広告ID毎の集計結果をそれぞれ対応する広告主装置3へ送信することができる。これにより、広告主は、広告情報の対象店舗での対象商品の購入を広告効果として把握することができ、広告効果を適切に判定することができる。
[5.ハードウェア構成]
上述した実施形態における情報処理装置5は、例えば図14に示すような構成のコンピュータ50がプログラム(例えば、OSや情報処理プログラムなど)を実行することによって実現される。図14は、プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ50は、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、ROM(Read Only Memory)53、HDD(Hard Disk Drive)54、通信インターフェイス(I/F)55、入出力インターフェイス(I/F)56、およびメディアインターフェイス(I/F)57を備える。
CPU51は、ROM53またはHDD54に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM53は、コンピュータ50の起動時にCPU51によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ50のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD54は、CPU51によって実行されるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。例えば、HDD54は、図2に記載した広告情報格納部20、インデックス格納部21、広告配信情報格納部22および購入情報格納部23と同様の情報を記憶する。通信インターフェイス55は、通信ネットワーク6を介して他の機器からデータを受信してCPU51へ送り、CPU51が生成したデータを、通信ネットワーク6を介して他の機器へ送信する。
CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU51は、入出力インターフェイス56を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU51は、生成したデータを、入出力インターフェイス56を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス57は、記録媒体58に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM52を介してCPU51に提供する。CPU51は、当該プログラムを、メディアインターフェイス57を介して記録媒体58からRAM52上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体58は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ50が上述した実施形態に係る情報処理装置5として機能する場合、コンピュータ50のCPU51は、RAM52上にロードされた情報処理プログラムを実行することにより、図2に示す広告入稿受付部30、検索受付部31、検索部32、広告情報取得部33、情報送信部34、位置情報取得部35、来店判定部36、購入情報取得部37、購入判定部38およびインセンティブ付与部39の各機能を実現する。
コンピュータ50のCPU51は、情報処理プログラムを、記録媒体58から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信ネットワーク6を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[6.効果]
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置5は、来店判定部36と、購入情報取得部37と、購入判定部38とを備える。来店判定部36は、ユーザUの端末装置2に配信された広告情報の対象店舗へのユーザUの来店を検出する。購入情報取得部37は、ユーザUが購入した商品の情報を取得する。購入判定部38は、ユーザUが対象店舗へ来店した後に、広告情報の対象商品を購入したか否かを購入情報取得部37により取得した情報に基づいて判定する。
このように、広告情報の対象店舗への来店後における対象商品の購入が判定できることから、対象店舗の来店後における広告情報の貢献度を把握することができ、広告効果を適切に判定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置5は、購入判定部38による判定結果に基づいて、広告情報の広告主に対してインセンティブを付与するインセンティブ付与部39(付与部の一例)を備える。
これにより、例えば、広告による集客が他社の利益につながるような場合であっても、広告主にメリットがあることから、広告の入稿を促進することができる。
また、インセンティブ付与部39は、購入判定部38による判定結果に基づいて、広告情報の出稿料の減額をインセンティブとして決定する。
これにより、例えば、広告による対象店舗での利益と他社の利益とを考慮して出稿料を決定することができ、対象商品に関する広告を促進させることができる。
また、インセンティブ付与部39は、購入判定部38による判定結果に基づいて、広告情報に対応する商品を販売した業者から広告主へ支払う対価をインセンティブとして決定する。
これにより、例えば、広告による対象店舗での利益が低い場合であっても、いわゆるアフィリエイト料によって広告配信による収益を上げることができることから、対象商品に関する広告を促進させることができる。
また、インセンティブ付与部39は、対象店舗へのユーザUの来店が広告情報の配信後である場合に与えられるインセンティブよりも、対象店舗へのユーザUの来店中に広告情報が配信された場合に与えられるインセンティブを大きくする。
これにより、例えば、対象店舗外業者の販売に対する広告情報の寄与度に応じたインセンティブを適切に設定することができる。
また、実施形態に係る情報処理装置5は、記憶部11と、検索受付部31と、検索部32と、広告情報取得部33と、情報送信部34(送信部の一例)とを備える。記憶部11は、広告情報と商品情報とを関連付けた広告情報テーブル61を記憶する。検索受付部31は、端末装置2からの検索クエリを受け付ける。検索部32は、検索クエリに基づく検索を行う。広告情報取得部33は、検索クエリが記憶部11に記憶された商品情報に対応する場合、かかる商品情報に対応する広告情報を記憶部11から取得する。情報送信部34は、検索部32による検索結果と広告情報取得部33が取得した広告情報とを含む検索結果ページ80を送信する。
これにより、探したい商品に対応する広告情報を例えばウェブ検索の際にユーザUに提示することができることから、効果的なタイミングで広告情報を提供することができ、これにより、ユーザUに対して対象商品の購入を適切に促すことができる。
また、記憶部11に記憶される商品情報は、商品型番の情報であり、購入情報取得部37は、対象商品の型番が記憶部11に記憶される商品型番と同一商品または類似商品に対応する広告情報を記憶部11から取得する。
ユーザUが商品型番で商品を探す場合、通常の検索よりも購入の可能性が高いことから、ユーザUに対して対象商品の購入をさらに適切に促すことができる。特に、ユーザUが商品型番で商品を探す場合、従来の検索では、ショッピングサイトで販売している商品の情報が検索結果として表示されるが、情報処理装置5は、検索結果ページ80に商品型番に対応した広告情報を表示することができることから、効果的にユーザUの店舗への来店を促すことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
上述した情報処理装置5は、それぞれ複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
1 情報処理システム
2 端末装置
3 広告主装置
4 取引装置
5 情報処理装置
6 通信ネットワーク
10 通信部
11 記憶部
12 制御部
20 広告情報格納部
21 インデックス格納部
22 広告配信情報格納部
23 購入情報格納部
30 広告入稿受付部
31 検索受付部
32 検索部
33 広告情報取得部
34 情報送信部
35 位置情報取得部
36 来店判定部
37 購入情報取得部
38 購入判定部
39 インセンティブ付与部
61 広告情報テーブル
62 配信履歴情報テーブル
63 購入情報テーブル

Claims (9)

  1. ユーザの端末装置に配信された広告情報の対象店舗へ前記ユーザが来店したか否かを判定する来店判定部と、
    前記ユーザが購入した商品の情報を取得する購入情報取得部と、
    前記ユーザが前記対象店舗へ来店した後に、前記広告情報の対象商品を前記対象店舗以外で購入したか否かを前記購入情報取得部により取得した情報に基づいて判定する購入判定部と、を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記購入判定部による判定結果に基づいて、前記広告情報の広告主に対してインセンティブを付与する付与部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記付与部は、
    前記購入判定部による判定結果に基づいて、前記広告情報の出稿料の減額を前記インセンティブとして決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記付与部は、
    前記購入判定部による判定結果に基づいて、前記広告情報に対応する商品を販売した業者から前記広告主へ支払う対価を前記インセンティブとして決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記付与部は、
    前記対象店舗への前記ユーザの来店が前記広告情報の配信後である場合に与えられる前記インセンティブよりも、前記対象店舗への前記ユーザの来店中に前記広告情報が配信された場合に与えられる前記インセンティブを大きくする
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 広告情報と商品情報とを関連付けて記憶する記憶部と、
    前記端末装置からの検索クエリを受け付ける検索受付部と、
    前記検索クエリに基づく検索を行う検索部と、
    前記検索クエリが前記記憶部に記憶された前記商品情報に対応する場合、前記商品情報に対応する広告情報を前記記憶部から取得する広告情報取得部と、
    前記検索部による検索結果と前記広告情報取得部が取得した広告情報とを含む検索結果ページを送信する送信部と、を備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記商品情報は、商品型番の情報であり、
    前記購入情報取得部は、
    前記対象商品の型番が、前記商品型番と同一商品または類似商品に対応する広告情報を前記記憶部から取得する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ユーザの端末装置に配信された広告情報の対象店舗へ前記ユーザが来店したか否かを判定する判定工程と、
    前記ユーザが購入した商品の情報を取得する取得工程と、
    前記ユーザが前記対象店舗へ来店した後に、前記ユーザが前記広告情報に対応する商品を前記対象店舗以外で購入したか否かを前記取得工程により取得した情報に基づいて判定する判定工程と、を含む
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. ユーザの端末装置に配信された広告情報の対象店舗へ前記ユーザが来店したか否かを判定する判定手順と、
    前記ユーザが購入した商品の情報を取得する取得手順と、
    前記ユーザが前記対象店舗へ来店した後に、前記ユーザが前記広告情報に対応する商品を前記対象店舗以外で購入したか否かを前記取得手順により取得した情報に基づいて判定する手順と、をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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