JP2004220299A - 広告課金システム - Google Patents

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Abstract

【課題】閲覧者にとって手間となる動作を要することなく広告効果に応じた課金を適切に行う広告課金システムを提供する。
【解決手段】電子広告を示す内容の広告データ410を保有してこれをインターネット90を介して配信するサーバ40と、ユーザIDを送信することでサーバ40から広告データ410を受信して電子広告を表示する閲覧端末11から13と、ユーザIDを予め記憶している携帯電話21〜23と、電子広告の店舗に設置され、携帯電話21〜23と近距離通信することでユーザIDを取得するとともに、取得されたユーザIDを送信するPOS端末30とを備え、前記サーバ40は、携帯電話21〜23から送信されたユーザIDとPOS端末30から送信されたユーザIDとを取得して前記両ユーザIDを照合し、一致の頻度に応じて課金を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネットなどの電子通信回線を介して配信された電子広告に対して課金する広告課金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネット上において様々な電子広告(以下「広告」と略す)が掲載されている。このような広告は、広告主がインターネットサービスプロバイダやサイトを運営する業者などに対して、広告掲載の依頼を行いその料金を支払うことによって掲載される。
【0003】
そこで、従来より、広告に対して課金する広告課金システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1のシステムは、広告に関する情報を蓄積するサーバがインターネットを介して複数の端末に広告を表示させるものであって、そのサーバは、広告の表示頻度や表示時間に応じて課金を行う。
【0004】
しかし、この特許文献1のシステムでは、例えば広告主が商品の販売などを行っている場合、上記端末のユーザがその端末を操作して広告を閲覧しても、その閲覧がユーザの購買行動や来店に結びついたか否かが不明なため、広告の効果に応じた課金を行うことができない。
【0005】
そこで、広告の効−果に応じた課金を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2のシステムは、広告のインターネット上への掲載などを行うサーバと、その広告の広告主である販売業者が所有する販売業者端末と、インターネットを介してサーバにアクセスして、広告の閲覧を可能とする閲覧端末とを備えている。
【0006】
このような特許文献2のシステムでは、閲覧者が閲覧端末を操作して上記広告を閲覧すると、サーバはクーポンIDを作成してそのクーポンIDを自らが所有するデータベースに登録するとともに、閲覧端末にクーポンIDを表示させる。そして閲覧者が販売業者から商品を購入するときには、そのクーポンIDを販売業者に通知する。通知を受けた販売業者は、販売業者端末を操作することで、その販売業者端末からクーポンIDをサーバに送信させる。
【0007】
その結果、サーバは、自らが所有するデータベースに登録されたクーポンIDを、販売業者端末から送信されたクーポンIDと照合し、その合致の頻度に応じて広告主である販売業者が支払うべき広告料金を算出する。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−15207号公報(全文)
【0009】
【特許文献2】
特開2002−236842号公報(全文)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献2のシステムでは、広告効果に応じた課金を行うためには、閲覧者が閲覧端末を介してクーポンID取得し、商品の購買時にそのクーポンIDを販売業者に通知する必要があって、このような閲覧者にとって手間となる動作に依存しなければならず、閲覧者が上述の動作を怠れば広告効果に応じた課金を適切に行えないという問題がある。
【0011】
また、そのような手間を回避するために、クーポンIDが格納された閲覧端末を携えて商品を購入しに行くことが考えられるが、広告を閲覧するのに使用する装置は必ずしも携帯情報機器とは限らず、閲覧端末に格納された状態でクーポンIDを持ち歩くことは困難である。
【0012】
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、閲覧者にとって手間となる動作を要することなく広告効果に応じた課金を適切に行う広告課金システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る広告課金システムは、電気通信回線を介して配信される電子広告に対して課金を行う広告課金システムであって、前記電子広告を示す内容の広告データを保有してこれを前記電気通信回線を介して配信するサーバと、前記電子広告を閲覧するユーザを識別するためのユーザ識別情報を送信することで、前記サーバから広告データを受信して電子広告を表示する閲覧端末と、前記ユーザ識別情報を予め記憶している携帯端末と、前記電子広告の店舗に設置され、前記携帯端末と近距離通信することで前記ユーザ識別情報を取得するとともに、取得したユーザ識別情報を送信する店舗端末と、前記閲覧端末から送信されたユーザ識別情報と前記店舗端末から送信されたユーザ識別情報とを取得して前記両ユーザ識別情報を照合し、一致の頻度に応じて課金を行う課金手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
これにより、前記閲覧端末から取得されたユーザ識別情報と、前記携帯端末から店舗端末を介して取得されたユーザ識別情報とが前記課金手段で照合されて、一致の頻度に応じた課金が行われるため、前記携帯端末をユーザが普段から携帯していれば、従来例のように電子広告の閲覧時にクーポンIDなどの情報をわざわざ取得してこれを店舗に提示しなければならないといった閲覧者にとって手間がかかる動作を要することなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。
【0015】
ここで、前記携帯端末は、電子商取引で商品を購入するのに要する、前記ユーザ識別情報を含む電子商取引情報を保有してこれを前記店舗端末に送信し、前記店舗端末は、前記携帯端末から電子商取引情報を取得すると、前記携帯端末のユーザによる購入商品に対して前記電子商取引情報に基づく決済を行うことを特徴としても良い。
【0016】
これにより、前記携帯端末には電子商取引情報が保有されているため、前記携帯端末のユーザは、店舗端末が設置された店舗で商品を購入するときに、現金の支払いでなく電子商取引による決済を望むような場合、前記携帯端末を操作して電子商取引情報を店舗端末に送信し、その電子商取引情報にはユーザ識別情報が含まれているため、そのユーザに対して課金に必要なユーザ識別情報を送信していることを認識させることなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。
【0017】
また、前記携帯端末は、これを携帯するユーザが所定の店舗の会員であることを示す、前記ユーザ識別情報を含む会員情報を保有してこれを前記店舗端末に送信し、前記店舗端末は、前記携帯端末から会員情報を取得すると、前記会員情報に基づいて会員を特定して前記会員への所定のサービスのための処理を行うことを特徴としても良い。
【0018】
これにより、前記携帯端末には会員情報が保有されているため、前記携帯端末のユーザは、店舗端末が設置された店舗で商品を購入するときに、自らがその店舗の会員であることを証明するような場合、前記携帯端末を操作して会員情報を店舗端末に送信し、その会員情報にはユーザ識別情報が含まれているため、そのユーザに対して課金に必要なユーザ識別情報を送信していることを認識させることなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。
【0019】
また、上記目的を達成するために、本発明に係る広告課金システムは、電気通信回線を介して配信される電子広告に対して課金を行う広告課金システムであって、前記電子広告及びその店舗の位置を示す内容の広告データを保有してこれを前記電気通信回線を介して送信するサーバと、前記広告データを取得して電子広告を表示するとともに、自らの位置を示す位置情報を外部から取得して、前記位置情報により示される位置と、表示した前記電子広告の店舗の前記広告データにより示される位置とを照合し、一致したときにはユーザが前記店舗に立ち寄ったことを知らせる内容の入店情報を送信する移動端末と、前記入店情報を取得して前記取得の頻度に応じた課金を行う課金手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
これにより、前記移動端末に表示された電子広告の店舗にその移動端末が位置したときには、その電子広告を閲覧した移動端末のユーザがその店舗に立ち寄ったことがサーバに通知されて、その通知の頻度に応じた課金が行われるため、前記移動端末のユーザがこの移動端末とともに移動していれば、従来例のように電子広告の閲覧時にクーポンIDなどの情報をわざわざ取得してこれを店舗に提示しなければならないといった閲覧者(移動端末のユーザ)にとって手間がかかる動作を要することなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。
【0021】
例えば、前記移動端末は、自動車に搭載され、GPS衛星から前記位置情報を取得して目的地へのルートを検索するカーナビゲーションシステムの端末である。
【0022】
ここで、前記移動端末は、検索したルートに関連する場所を示す場所情報を前記サーバに送信し、前記サーバは、前記場所情報に示される場所に位置する店舗の広告データを送信することを特徴としても良い。
【0023】
これにより、前記移動端末で検索されたルートに関連する場所に位置する店舗の広告データがサーバから送信されるため、その店舗の電子広告を閲覧する前記移動端末のユーザは、目的地への途中の場所やその目的地で電子広告の店舗に立ち寄り易くなり、広告効果を高めることができる。
【0024】
なお、本発明は、このような広告課金システムとして実現することができるだけでなく、このような広告課金システムが備える特徴的な手段をステップとする広告課金方法として実現することができる。たとえば、本発明は、コンピュータがユーザの購買行動に基づいて広告主に対して課金を行う方法であって、ユーザによる広告の閲覧を記憶する記憶ステップと、ユーザの購買行動を検知する検知ステップと、前記記憶ステップで記憶された広告の対象となった店舗及び当該広告を閲覧したユーザと、前記検知ステップで検知されたユーザの購買行動の対象となった店舗及び当該購買行動をしたユーザとが同一であるかどうかを判定するステップと、同一であった場合に広告効果を示す頻度情報の値を加算するステップと、頻度情報が示す頻度に応じて広告主に対して課金を行うステップとを有する広告課金方法として実現することもできる。
【0025】
また、本発明は、広告課金システムを構成するサーバや端末単体として実現することができるとともに、このようなサーバや端末が備える特徴的な手段をステップとし、それらのステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記憶媒体やインターネットなどの伝送媒体を介して配信することができるのは言うまでもない。
【0026】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態における広告課金システムについて図面を参照しながら説明する。
【0027】
図1は、本発明の第1の実施の形態における広告課金システムの構成を示すシステム構成図である。
この広告課金システムは、閲覧者にとって手間となる動作を要することなく広告効果に応じた課金を適切に行うものであって、例えばニュースサイトなどのサイトを運営するサイト運営業者に所有され、ニュースや広告の掲載などインターネット90を介した各種サービスの提供を行うサーバ40と、その広告の広告主たる販売者の店舗内に設置されたPOS(Point Of Sale)機能を持つレジスタから構成されるPOS端末30と、インターネット90上の各サイトを閲覧可能とするパーソナルコンピュータなどからなる閲覧端末11〜13と、各閲覧端末11〜13のユーザが所有するものであって、POS端末30との間で近距離データ通信を行うことによってEC(Electronic Commerce)決済を行う機能を有する携帯電話21〜23とを備えている。なお、本実施の形態では閲覧端末や携帯電話の数を3つとしたが、その数は3つ以上や1つ又は2つであっても良い。同様に、本実施の形態ではPOS端末の数を1つとしたが、2つ以上であっても良い。
【0028】
このような広告課金システムでは、各閲覧端末11〜13のユーザである閲覧者は、自らが所有する閲覧端末11〜13を操作してサーバ40にアクセスし、サーバ40が掲載する広告などを閲覧する。そして、各閲覧者は、気に入った広告があれば、それぞれ携帯電話21〜23を普段どおりに携帯してその広告の店舗に行き、商品の購入などを行う。例えば、閲覧端末11のユーザである閲覧者が、POS端末30が設置された店舗の広告を閲覧して、その広告を気に入れば、携帯電話21を普段どおりに携帯してその店舗に行き、携帯電話21とPOS端末30とを通信させてEC決済で商品を購入する。そしてこの広告課金システムは、このように広告を閲覧した閲覧者がその広告の店舗で商品を購入した回数に応じて広告の課金を行う。
【0029】
図2は、広告課金システムのサーバ40及びPOS端末30並びに携帯電話21の機能構成を示すブロック図である。
携帯電話21は、電話回線網を介した電話通信を行う電話通信部21cと、EC決済に要するECデータ218eをPOS端末30に通知するECデータ通知部21aと、会員データ218mをPOS端末30に通知する会員データ通知部21bとを備えている。
【0030】
ここで会員データ218mとは、店舗の会員であることを証明し、その店舗から会員への各サービスを実施するために必要なデータである。
つまり、この携帯電話21は、ECデータ通知部21aによりクレジットカードとして利用され、会員データ通知部21bによりいわゆる会員カードとして利用される。そして、購入金額に応じた点数加算、それによる購入価格の割引などの特典に利用される。
【0031】
一方、POS端末30は、携帯電話21から送信されるECデータ218eや会員データ218mを受信する受信部31と、例えばバーコードリーダを具備して商品に付されたバーコードの読み取り結果から購入商品を特定し、その商品の代金などの商品に関する商品情報を取得する購入商品特定部32と、ECデータ218e及び商品情報から商品の代金を銀行から引き落とすなどのEC決済を行うEC処理部33と、会員データ218m及び商品情報に基づき、会員を特定してその会員に対していわゆるポイントサービスを行うために商品代金からポイント数を算出する会員サービス処理部34と、そのポイント数の累計を記憶するポイント記憶部34aと、POS端末30が設置された店舗を識別するためにその店舗に割り当てられた店舗IDを予め記憶している店舗ID記憶部36と、受信部31での受信結果及び店舗IDに基づいて、その店舗で携帯電話21のユーザが商品を購入したことを通知する内容の購買データ350を送信する購買通知部35と、サーバ40から後述する課金データ450を受信する課金受信部37と、課金受信部37で受信された課金データ450を記憶する課金記憶部37aとを備えている。
【0032】
そして、サーバ40は、広告内容を示す広告データ410を予め記憶する広告記憶部41と、その広告データに基づきインターネット90上に広告を掲載し、その広告に対する閲覧端末11〜13からの閲覧状況を監視する閲覧監視部42と、その広告を閲覧しようとする閲覧者が正規の登録ユーザであるか否かを判定するユーザ判定部43と、正規の登録ユーザであると判定された閲覧者を上述の店舗IDに関連付けて記憶する閲覧データ記憶部44と、POS端末30の購買通知部35から送信された購買データ350を受信する購買受信部48と、購買データ350及び閲覧データ記憶部44に記憶された内容に基づき、POS端末30が設置された店舗で商品を購入した購入者が、事前に閲覧端末11〜13でその店舗の広告を閲覧していた閲覧者であるか否かを判定する検索判定部47と、購入者と閲覧者が一致していると判定される頻度を蓄積する頻度蓄積部46と、その蓄積結果に応じて店舗毎に広告料金を算出し、その広告料金を示す課金データをPOS端末30に通知する課金通知部45とを備えている。
【0033】
即ち、このようなサーバ40は、POS端末30から携帯電話21のユーザが商品を購入したとの通知を受けると、その購入者(携帯電話21のユーザ)が、閲覧端末11〜13を用いて広告を閲覧した閲覧者と一致するか否かを判定し、その一致の頻度に応じて広告料金を算出する。
【0034】
ここで、上述のような携帯電話21及びPOS端末30並びにサーバ40について詳細に説明する。
図3は、携帯電話21のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0035】
携帯電話21は、マイク214と、スピーカ213と、液晶ディスプレイからなる表示部216と、各データを記憶するためのメモリ218と、IrDA(Infrared Data Association)の規格に準じた通信を行うための通信ポート219と、電話回線網を介したデータの送受信を行い、送受信されるデータに対してA/D変換及びD/A変換を行うモデム211と、データの圧縮伸張を行うコーデック部212と、これらのマイク214及びスピーカ213などを制御する制御処理部217と、電話番号などを入力するためのボタンなどを具備し、そのボタン操作に応じた信号を制御処理部217に出力する操作部215とを備えている。
【0036】
ここで、図2における携帯電話21の電話通信部21cは、その機能を実現するハードウェアとして、制御処理部217、表示部216、モデム211、コーデック部212、スピーカ213、マイク214、及び操作部215などから構成される。つまり、携帯電話21のユーザが操作部215のボタンを操作して電話番号を入力すると、制御処理部217は、モデム211及びコーデック部212を制御して、その入力された電話番号の電話機に対して発信する。そして、制御処理部217は、表示部216にその電話番号を表示させたり、通話相手の通話音声をスピーカ213から出力させたり、ユーザの音声をマイク214に集音させて通話相手の電話機から出力させたりする。
【0037】
また、図2における携帯電話21のECデータ通知部21aは、その機能を実現するハードウェアとして、制御処理部217、表示部216、メモリ218、操作部215、及び通信ポート219などから構成される。ここで、メモリ218には上述のECデータ218eが記録されている。このECデータ218eは、クレジットカードの磁気テープやICチップに記録されているようなカード決済に必要とされるデータ内容と同様のデータ内容を含むものである。つまり、このECデータ218eには、ユーザを識別するための識別情報を示すユーザIDや、料金の引き落とし先の銀行を特定するための情報や、口座番号を特定するための情報などが登録されているので、この携帯電話21のECデータ通知部21aは、クレジットカードの代わりとして機能する。
【0038】
例えば、ユーザは、商品を購入するときには、クレジットカードの代わりに携帯電話21を用い、操作部215のボタンを操作して携帯電話21に暗証番号を入力する。制御処理部217は、その入力された暗証番号を自らが記憶している番号と照合してユーザの同一性を確認し、上述のECデータ218eを通信ポート219からPOS端末30に送信させる。これによって、EC決済が可能となる。
【0039】
また、図2における携帯電話21の会員データ通知部21bは、上述のECデータ通知部21aと同様、その機能を実現するハードウェアとして、制御処理部217、表示部216、メモリ218、操作部215、及び通信ポート219などから構成されている。ここで、メモリ218には上述の会員データ218mが記録されている。この会員データ218mは、いわゆる会員カードの磁気テープやICチップに記録されているような会員であることを証明するデータである。つまり、この会員データ218mには、ユーザを識別するための識別情報を示すユーザIDや、ユーザの電話番号及び住所を示す情報などが登録されているので、上述のようにこの携帯電話21の会員データ通知部21bは、会員カードの代わりとして機能する。
【0040】
例えば、ユーザは、会員登録をした店舗で商品を購入するときには、会員カードの代わりに携帯電話21を用い、操作部215のボタンを操作する。制御処理部217は、その操作に応じて上述の会員データ218mを通信ポート219からPOS端末30に送信させる。これによって、POS端末30側では、会員を特定してその会員に対してポイントサービスを行うためのポイントを累計することが可能となる。
【0041】
ここで上述のECデータ218e及び会員データ218mはそれぞれIrDAの規格に準じた通信を行うための通信ポート219から送信されるため、その通信距離は短く(1m程度)、ECデータ218eや会員データ218mが他の店舗のPOS端末などに受信されることはない。
【0042】
また、携帯電話22、23も上述の携帯電話21と同様の機能及び構成を有し、POS端末30に対してECデータ及び会員データを送信する。なお、ECデータ及び会員データに含まれるユーザIDは、携帯電話21〜23のそれぞれの間で異なっている。
【0043】
POS端末30の購買通知部35は、受信部31を介して携帯電話21からECデータ218eや会員データ218mを受信すると、店舗ID記憶部36に記憶されている店舗IDを読み出し、そのECデータ218eや会員データ218mに含まれるユーザIDと店舗IDとを含む購買データ350を作成する。そして、購買通知部35は、その購買データ350をインターネット90を介してサーバ40に送信することで、携帯電話21のユーザがその店舗で商品を購入したことを通知する。なお、受信部31は、携帯電話21の通信ポート219に対応して、IrDAの規格に準じた通信を行うものである。
【0044】
サーバ40の広告記憶部41に記憶されている広告データ410は、例えば広告主たる販売者が自らのパソコンをサーバ40に接続してそのパソコンを操作することによって作成されたものであって、その広告データ410には店舗IDや店名、業種、広告内容などが登録されている。
【0045】
サーバ40の閲覧監視部42は、インターネット90を介してサーバ40にアクセスしてきた閲覧端末11〜13に対して、まず広告記憶部41に記憶されている広告データ410に基づき、店名や業種、広告の見出しなどを表したバナーをいくつか表示させる。そして、閲覧者が例えば閲覧端末11を操作して何れかのバナーを選択すると、閲覧監視部42は、その閲覧端末11に対してユーザIDの入力を求める。閲覧端末11からユーザIDを取得した閲覧監視部42は、これをユーザ判定部43に送信し、ユーザ判定部43により閲覧者が正規の登録ユーザであると判定されたときには、そのバナーに関連する詳細な広告を広告データ410に基づいて閲覧端末11に表示させる。ここで閲覧端末11〜13のユーザ(閲覧者)は、それぞれ携帯電話21〜23のユーザと同一であって、閲覧端末11〜13からはそれぞれ携帯電話21〜23が保有するユーザIDと同一のユーザIDが閲覧監視部42に送信される。
【0046】
サーバ40のユーザ判定部43は、閲覧監視部42から取得したユーザIDを、予め登録済みの複数のユーザIDの中から一致するものがあるか否かを判定し、一致するものがあれば、バナーを選択した閲覧者が正規の登録ユーザであることを閲覧監視部42に通知するとともに、そのユーザIDを閲覧データ記憶部44に登録する。ユーザIDを登録ときには、ユーザ判定部43は、選択されたバナーに関連する店舗IDを閲覧監視部42から取得し、その店舗IDに関連付けてユーザIDを閲覧データ記憶部44に登録する。
【0047】
サーバ40の閲覧データ記憶部44は閲覧データ440を記憶しており、この閲覧データ440に上述の店舗ID及びユーザIDが登録される。
図4は、閲覧データ440の登録内容を示すデータ構造図である。
【0048】
この図4に示すように、閲覧データ440には店舗欄440sとユーザ欄440uとがあり、店舗欄440sには、広告記憶部41の広告データ410に登録されている店舗IDが全て登録されており、ユーザ欄440uには、バナーを選択して詳細な広告を閲覧した閲覧者のユーザIDが、その広告に対応する店舗IDに関連付けて登録される。例えば、ユーザID「UID0023」の閲覧者がバナーを選択して店舗ID「SID0011」の詳細な広告を閲覧すると、図4に示すように、ユーザID「UID0023」は、店舗ID「SID0011」に関連付けて閲覧データ440に登録される。
【0049】
サーバ40の検索判定部47は、購買受信部48がPOS端末30から購買データ350を取得すると、その購買データ350により示される店舗IDを閲覧データ記憶部44の閲覧データ440の中から検索し、その店舗IDに関連付けて、購買データ350により示されるユーザIDが閲覧データ440に登録されているか否かを判定する。その結果、登録されていれば、検索判定部47は、POS端末30が設置された店舗で商品を購買した購入者が、事前に閲覧端末11〜13でその店舗の広告を閲覧していた閲覧者であると判定し、登録されていなければ、検索判定部47は、その購入者が閲覧者ではないと判定する。そして、検索判定部47は、購入者が閲覧者であると判定すると、頻度蓄積部46が保有する頻度データ460の内容を更新する。
【0050】
図5は、頻度データ460の登録内容を示すデータ構造図である。
この図5に示すように、頻度データ460には店舗欄460sと回数欄460cとがあり、その店舗欄460sには、広告記憶部41の広告データ410に登録されている店舗IDが全て登録されており、回数欄460cには、これらの店舗IDの店舗ごとに購入者と閲覧者が一致した回数が登録されている。例えば、図5に示す頻度データ460の回数欄460cには、「186」が店舗ID「SID0011」に対応して登録されているので、この頻度データ460は、店舗ID「SID0011」の店舗の広告を閲覧した閲覧者が、その店舗で商品を購入した回数が「186」回であることを示している。また、検索判定部47は、購入者が閲覧者であると判定したときには、購買データ350により示される店舗IDに関連付けて頻度データ460に登録されている回数を読み出し、その回数に「1」を加算してこれを更新する。
【0051】
そして、サーバ40の課金通知部45は、頻度蓄積部46の頻度データ460を参照し、頻度データ460の回数欄460cに登録された回数に応じた広告料金を算出する。そして、課金通知部45は、算出された広告料金を示す内容の課金データ450を作成し、その課金データ450をPOS端末30に送信する。
【0052】
例えば、1回当たりの料金を1000円とすると、頻度データ460には店舗ID「SID0011」に対応して「186」回が登録されているので、課金通知部45は、店舗ID「SID0011」の店舗に対して、186000円(186回×1000円)を広告料金として算出し、広告料金186000円を示す内容の課金データ450をPOS端末30の課金受信部37に送信する。
【0053】
次に、以上のように構成された本実施の形態における広告課金システムの一連の動作について説明する。
図6は、広告課金システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
【0054】
まず、サーバ40は、閲覧端末11からのアクセスに応じて複数のバナーを掲載し(ステップS100)、これらのバナーをその閲覧端末11の画面上に表示させる(ステップS102)。そしてサーバ40は、閲覧端末11からのバナーの閲覧状況を監視しており(ステップS104)、閲覧端末11によって何れかのバナーが選択されたときには(ステップS106)、閲覧者のユーザIDを閲覧端末11に対して要求する(ステップS108)。
【0055】
この要求に対して閲覧端末11がユーザIDをサーバ40に送信すると(ステップS110)、サーバ40は、そのユーザIDを受信して、閲覧者が登録ユーザであるか否かを判定する(ステップS112)。その結果、閲覧者が登録ユーザであると判定すると、サーバ40は、詳細な広告を掲載して(ステップS114)、閲覧端末11にその広告を表示させる(ステップS116)。
【0056】
さらに、サーバ40は、選択されたバナーに対応する店舗の店舗IDに関連付けて、閲覧端末11から取得したユーザIDを自らに登録する(ステップS118)。なお、このようなステップS100〜ステップS118までの動作は、他の各閲覧端末12、13とサーバ40との間でも繰り返し行われる。
【0057】
次に、ステップS116で閲覧端末11が広告を表示することでその広告を閲覧した閲覧者が購入者として、携帯電話21を持ってPOS端末30が設置された店舗に行き、商品を購入するときには、その購入者は携帯電話21を用いてEC決済するとともに、その店舗の会員であることを証明する。
【0058】
例えば、購入者はPOS端末30に携帯電話21を近づけて暗証番号を入力するとともに、会員であることを証明するためのボタン操作を行う。
その結果、携帯電話21は、購入者のユーザIDを含むECデータ218e及び会員データ218mをPOS端末30に送信する(ステップS120)。
【0059】
POS端末30は、携帯電話21から取得したECデータ218eに基づきEC決済の処理を行うとともに(ステップS122)、同じく携帯電話21から取得した会員データ218mに基づきポイントサービスの処理を行う(ステップS124)。
【0060】
さらにPOS端末30は、ECデータ218e又は会員データ218mにより示される購入者のユーザIDと、そのPOS端末30が設置される店舗の店舗IDとを含む購買データ350をサーバ40に送信する(ステップS126)。
【0061】
サーバ40は、POS端末30から購買データ350を取得すると、ステップS118で自らに登録したユーザIDの中から、購買データ350の店舗IDと同一の店舗IDに関連付けられた購買データ350のユーザIDを検索する(ステップS128)。そして、該当するユーザIDがあれば、サーバ40は、そのPOS端末30が設置された店舗で商品を購入した購入者が、ステップS116で閲覧端末11によって表示されたその店舗の広告を閲覧した閲覧者と一致すると判定し(ステップS130)、その一致した回数を累計する(ステップS132)。なお、このようなステップS120〜ステップS132までの動作は、商品が購入されるたびに行われる。
【0062】
そして次に、サーバ40は、ステップS132で累計された回数に応じた広告料金を算出する(ステップS134)。これにより、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。そして、サーバ40は、その広告料金を示す内容の課金データ450をPOS端末30に送信する(ステップS136)。
【0063】
POS端末30は、サーバ40から送信された課金データ450を受信し(ステップS138)、そのPOS端末30を所有する販売者に対して広告料金を通知する。
【0064】
このように本実施の形態では、閲覧端末11〜13から取得されたユーザIDと、閲覧者によって普段から携帯されている携帯電話21〜23からPOS端末30を介して取得されたユーザIDとがサーバ40で照合されて、一致の頻度に応じた課金が行われるため、従来例のように広告の閲覧時にクーポンIDなどの情報をわざわざ取得してこれを店舗に提示しなければならないといった閲覧者(購入者)にとって手間がかかる動作を要することなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。
【0065】
つまり、ユーザは、広告で見た商品を購入するための特別な処理、例えば、クーポンIDを店舗に送信したり提示したりする等の特別な処理をする必要がなく、いつものように携帯電話を携行して商品を購入するだけでよい。
【0066】
また、本実施の形態では、図6のステップS120〜S126に示すように、POS端末30は、電子商取引で商品を購入するのに要する、ユーザIDを含むECデータ218eを予め記憶している携帯電話21と近距離通信することでECデータ218eを取得して、そのECデータ218eに含まれるユーザIDを送信するとともに、携帯電話21のユーザによる購入商品に対してECデータ218eに基づく決済を行うため、携帯電話21がクレジットカードとして機能し、ユーザにとっては、携帯電話21を用いてショッピングすることで、現金を持ち歩く必要がなくなるという利便性を享受することができるとともに、課金に必要なユーザIDを送信していることをその携帯電話21のユーザに対して認識させることなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。
【0067】
さらに、本実施の形態では、図6のステップS120〜S126に示すように、POS端末30は、ユーザが所定の店舗の会員であることを示す、ユーザIDを含む会員データ218mを予め記憶している携帯電話21と近距離通信することでその会員データ218mを取得して、その会員データ218mに含まれるユーザIDを送信するとともに、その会員データ218mに基づいて会員を特定してその会員への所定のサービスのための処理を行うため、携帯電話21が会員カードとして機能し、ユーザにとっては、携帯電話21を用いてショッピングすることで、ポイント加算という特典を享受することができるとともに、課金に必要なユーザIDを送信していることをその携帯電話21のユーザに対して認識させることなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。
【0068】
ここで、上述のようなユーザIDの照合は各店舗IDごとに行われるため、広告の店舗及びそのPOS端末が複数あっても、各店舗に対して適切な課金を行うことができる。
【0069】
なお、本実施の形態では、サーバ40にニュースや広告を掲載させたが、サーバ40にさらにインターネット接続サービスなどをさせても良い。この場合、ISP(Internet Service Provider)がサーバ40を管理して、閲覧端末11〜13はインターネットに接続(ログイン等)するときには、常にサーバ40に対してユーザIDを送信する。そして、サーバ40の閲覧監視部42は、閲覧者が閲覧端末11〜13を操作してバナー広告だけでも閲覧したときには、その閲覧者のユーザIDを閲覧データ440に登録する。つまり、本実施の形態におけるユーザIDとして、インターネットへのログイン時のユーザIDやWebサイトに設けられたログイン画面に対して入力されるユーザIDを利用してもよい。この場合、ユーザ(閲覧者)は自分でユーザIDを入力する手間を省くことができる。
【0070】
また、本実施の形態では、携帯電話21にECデータ通知部21aと会員データ通知部21bとを備えたが、購入者が自らのユーザIDをPOS端末30に送信できれば、何れか一方だけを備えていても良く、図6で携帯電話21にECデータ218eと会員データ218mとを送信させたが、何れか一方のデータのみを送信させても良い。
【0071】
さらに、本実施の形態では、携帯電話21とPOS端末30との間でIrDAの規格に準じた赤外線通信をさせたが、例えばBluetooth(「ザ ブルートゥース エスアイジー インコーポレーテッド」の登録商標)のような他の通信方法で通信させても良い。このBluetoothによる通信方法で通信させる場合、携帯電話21とPOS端末30との通信距離をIrDAによる通信よりも長くすることができる。そして、携帯電話21がPOS端末30の通信範囲に入ったときには、人の操作を要することなく携帯電話21とPOS端末30との間で通信を行わせても良い。例えば、携帯電話21のユーザがこれを携帯して店舗内に入ったときには、そのユーザPOS端末30がその携帯電話21を認識し、携帯電話21がユーザIDをPOS端末30に送信する。これにより、閲覧者である携帯電話21のユーザにとって手間となる動作をさらに要することなく、広告効果に応じた課金を適切に行うことができる。
【0072】
またさらに、本実施の形態では、携帯電話21にユーザIDを含むECデータ218eや会員データ218mを記憶させておいたが、閲覧者が普段携帯しているものであれば、例えばPDA(Personal digital assistant)や腕時計などの他の装置にこれらのデータを記憶させてPOS端末30に送信させても良い。
【0073】
(実施の形態2)
以下、本発明の第2の実施の形態における広告課金システムについて図面を参照しながら説明する。
【0074】
図7は、本発明の第2の実施の形態における広告課金システムの構成を示すシステム構成図である。
この広告課金システムは、実施の形態1と同様、閲覧者にとって手間となる動作を要することなく広告効果に応じた課金を適切に行うものであって、例えばニュースサイトなどのサイトを運営するサイト運営業者に所有され、ニュースや広告の掲載などインターネット91を介した各種サービスの提供を行うサーバ60と、自動車内に搭載されたカーナビゲーションシステムの端末(以下、単に「カーナビ」と称す)51〜53と、上述の広告の広告主たる販売者の店舗内に設置され、サーバ60とインターネット91を介した通信を行うパーソナルコンピュータなどからなる店舗端末70とを備えている。なお、本実施の形態ではカーナビの数を3つとしたが、その数は3つ以上や1つ又は2つであっても良い。同様に、本実施の形態では店舗端末の数を1つとしたが、2つ以上であっても良い。
【0075】
ここで、上述のカーナビ51〜53のそれぞれは、GPS(Global Positioning System)衛星900から自らの位置や現在時刻を示す内容のGPSデータを取得することで、目的地への道案内などの動作を行うとともに、サーバ60とインターネット91を介した通信を行うことで、上述の広告などを自らが具備する液晶表示画面に表示する。
【0076】
つまり、このような広告課金システムでは、各カーナビ51〜53のユーザである閲覧者は、自らが所有するカーナビ51〜53を操作してサーバ60にアクセスし、サーバ60が掲載する広告などを閲覧する。そして、各閲覧者は、気に入った広告があれば、自動車を運転してその広告の店舗に行ってそこに自動車を停車させる。そしてこの広告課金システムは、このように広告を閲覧した閲覧者がその広告の店舗に行った回数に応じて広告の課金を行う。
【0077】
図8は、広告課金システムのサーバ60及びカーナビ53の機能構成を示すブロック図である。
カーナビ53は、GPS衛星900からGPSデータを取得して自らの位置及び現在時刻を特定するGPSデータ取得部539と、ユーザが目的地などを入力設定するための操作ボタンなどを具備する入力設定部530と、GPSデータ取得部539で特定された位置、及び入力設定部530で設定された目的地からルート検索などを行うルート検索部532とを備えている。
【0078】
このようなGPSデータ取得部539や入力設定部530などによって、自動車の道案内といった一般的なカーナビゲーションシステムとしての機能が実現され、ルート検索部532は、検索されたルートに従ってユーザに対する誘導を行う。
【0079】
ここで、本実施の形態におけるカーナビ53は、さらに、ルート検索部532により検索されたルートに沿った各場所をサーバ60に通知する場所情報通知部531と、自動車のエンジンの動作状況などから自動車が停止しているか否かといった自動車の動作に関する情報(車情報)を取得する車情報取得部538と、所定の場所に位置する店舗に関連した広告内容などを示す関連広告データ630を、サーバ60から取得する広告データ受信部533と、その関連広告データ630により示される広告を表示する広告表示処理部534と、広告表示処理部534で表示される広告がユーザによって閲覧される状況を監視する閲覧監視部535と、閲覧された広告の店舗に関する内容を示す閲覧店舗データ540を記憶する閲覧店舗記憶部536と、GPSデータ取得部539で特定された位置や時刻、及び閲覧店舗データ540並びに車情報に基づき、ユーザによって閲覧された広告の店舗にそのユーザの自動車が立ち寄ったか否かを判定し、立ち寄ったことを知らせる内容の入店データ542を送信する判定部537とを備えている。
【0080】
また、カーナビ51、52も上述のカーナビ53と同様の機能及び構成を有している。
一方、サーバ60は、各店舗の広告内容などを示す広告データ610を予め記憶している広告記憶部61と、カーナビ51〜53から通知された場所にある店舗に関連する情報を、広告記憶部61の広告データ610から検索する広告検索部62と、検索された情報を上述の関連広告データ630として、場所を通知してきたカーナビ51〜53に送信する関連広告データ送信部63と、カーナビ51〜53から入店データ542を取得し、広告を閲覧したカーナビ51〜53のユーザがその広告の店舗に入店した回数をカウントする頻度加算部64と、その回数が店舗ごと登録された頻度データ650を保有する頻度蓄積部65と、その頻度データ650に登録されている回数に応じて店舗毎に広告料金を算出し、その広告料金を示す課金データ660を店舗端末70に送信する課金通知部66とを備えている。
【0081】
広告記憶部61が記憶している広告データ610には、各店舗の広告内容と店舗IDと位置情報と広告の有効期間が登録されている。ここで店舗IDとは、実施の形態1と同様、店舗を識別するためにその店舗に割り当てられた識別情報である。
【0082】
図9は、広告データ610の登録内容を示すデータ構造図である。
この図9に示すように、広告データ610には店舗欄610sと位置欄610pと有効期間欄610tと広告欄610aとがあり、店舗欄610sには各店舗の店舗IDが登録されており、位置欄610pには店舗の位置を示す位置情報が登録されており、有効期間欄610tには店舗の広告の有効期間が登録されており、広告欄610aには店舗の広告内容が登録されている。そして、位置情報及び有効期間並びに広告内容は店舗IDに関連付けて登録されている。
【0083】
例えば、図9に示す広告データ610には、店舗欄610sに店舗ID「SID0011」が登録されており、この店舗IDに関連付けて、位置欄610pに位置情報「経度:130°20′35″、緯度:34°44′35″」が登録され、さらに有効期間欄610tに有効期間「2002/10/14〜2002/10/21」が登録され、さらに広告欄610aに広告内容「店名:Cコープ(株)、業種:日用雑貨販売、項目:在庫品売り尽くし…」が登録されている。つまり、この広告データ610は、店舗ID「SID0011」の店舗が、「経度:130°20′35″、緯度:34°44′35″」の位置にあって、上記広告内容の販売を「2002/10/14〜2002/10/21」の期間だけ行っていることを示している。
【0084】
また、カーナビ53の場所情報通知部531は、例えばルート検索部532で検索されたルート沿いにある繁華街などの場所を特定して、その場所を示す内容、又は目的地周辺の場所を示す内容の場所情報541をサーバ60に送信する。
【0085】
サーバ60の広告検索部62は、カーナビ53から取得した場所情報541により示される場所、例えば「経度:130°20′、緯度:34°44′」を認識すると、その位置を示す位置情報を広告データ610の位置欄610pから検索する。そして、広告検索部62は、該当する位置情報があれば、その位置情報と、これに関連付けて広告データ610に登録されている店舗ID及び有効期間並びに広告内容とを抽出して、関連広告データ630を作成する。
【0086】
例えば、「経度:130°20′、緯度:34°44′」の位置を示す位置情報を図9に示す広告データ610から検索したときには、広告検索部62は、広告データ610から、店舗ID「SID0011」と位置情報「経度:130°20′35″、緯度:34°44′35″」と有効期間「2002/10/14〜2002/10/21」と広告内容「店名:Cコープ(株)、業種:日用雑貨販売、項目:在庫品売り尽くし…」とを抽出して関連広告データ630を作成するとともに、店舗ID「SID0031」と位置情報「経度:130°20′6″、緯度:34°44′78″」と有効期間「2002/10/22〜2002/10/29」と広告内容「店名:(株)Fゾーン、業種:ソフトウェア販売、項目:格安キャンペーン…」とを抽出して、上述と同様の関連広告データ630を作成する。そして、広告検索部62は、これらの関連広告データ630を関連広告データ送信部63からカーナビ53に送信させる。
【0087】
カーナビ53の広告表示処理部534は、広告データ受信部533を介してサーバ60から上述の関連広告データ630を取得すると、その関連広告データ630に含まれる広告内容に基づいて、例えば店名と業種、又は広告の見出しなどを、自らが具備する例えば液晶タッチパネルの画面上に表示する。
【0088】
図10は、広告表示処理部534が表示する画面の一例を示す画面表示図である。
この図10に示すように、広告表示処理部534は、目的地までのルートに沿って位置する店舗の店名や業種、例えば「Cコープ(株):日用雑貨販売、(株)Fゾーン:ソフトウェア販売」などを表示させる。
【0089】
そして、ユーザが液晶タッチパネルに表示された「Cコープ(株):日用雑貨販売」を指で触れてこれを選択すると、広告表示処理部534は、関連広告データ630の広告内容に基づき「在庫売り尽くし」などの詳細な広告を液晶タッチパネルに表示する。
【0090】
カーナビ53の閲覧監視部535は、広告表示処理部534が上述のような詳細な広告を表示させたことを認識すると、ユーザによってその広告が閲覧されたと判断して、その広告に対応する店舗の店舗IDと位置情報と有効期間とを関連広告データ630から抽出し、これらを閲覧店舗記憶部536の閲覧店舗データ540に登録する。
【0091】
図11は、閲覧店舗データ540の登録内容を示すデータ構造図である。
この図11に示すように、閲覧店舗データ540には、店舗欄540sと位置欄540pと有効期間欄540tとがあり、店舗欄540sには閲覧された広告に対応する店舗の店舗IDが登録されており、位置欄540pにはその店舗の位置を示す位置情報が登録されており、有効期間欄540tにはその広告の有効期間が登録されている。
【0092】
例えば、図11に示す閲覧店舗データ540には、店舗欄540sに店舗ID「SID0011」が登録されており、この店舗IDに関連付けて、位置欄540pに位置情報「経度:130°20′35″、緯度:34°44′35″」が登録され、さらに有効期間欄540tに有効期間「2002/10/14〜2002/10/21」が登録されている。つまり、この閲覧店舗データ540は、ユーザによって閲覧された広告の店舗の店舗IDが「SID0011」であって、その店舗は「経度:130°20′35″、緯度:34°44′35″」の位置にあって、広告の販売を「2002/10/14〜2002/10/21」の期間だけ行っていることを示している。
【0093】
カーナビ53の判定部537は、常時、GPSデータ取得部539で特定された位置及び日時を把握している。そして、判定部537は、車情報取得部538からの車情報に基づいて、走行中にエンジンが停止されたことを認識すると、その停止された位置を示す位置情報を閲覧店舗記憶部536の閲覧店舗データ540から検索する。そして、閲覧店舗データ540の位置欄540pに、エンジンが停止された位置を示す位置情報が登録されており、その日時がその位置情報に関連付けて閲覧店舗データ540に登録されている有効期間内にあるときには、判定部537は、その位置情報に関連付けて閲覧店舗データ540に登録されている店舗IDの店舗に、ユーザが自動車で広告の有効期間内に立ち寄ったと判定する。
【0094】
例えば、判定部537は、GPSデータ取得部539で特定された位置及び日時と、車情報取得部538で取得された車情報とから、「経度:130°20′35″、緯度:34°44′35″」の位置で「2002年10月20日14時35分」の日時にエンジンが停止されたと判断すると、その位置を示す位置情報を図11に示す閲覧店舗データ540の中から検索する。閲覧店舗データ540には位置情報「経度:130°20′35″、緯度:34°44′35″」が登録されており、さらにこれに関連付けて店舗ID「SID0011」と有効期間「2002/10/14〜2002/10/21」が登録されているので、判定部537は、店舗ID「SID0011」の店舗にユーザが自動車で有効期間内に立ち寄ったと判定する。
【0095】
そして判定部537は、店舗ID「SID0011」の店舗の広告を閲覧したユーザがその店舗に有効期間内に立ち寄ったことを知らせる入店データ542をサーバ60に送信する。
【0096】
サーバ60の頻度加算部64は、その入店データ542を取得すると、入店データ542に含まれる店舗IDを頻度蓄積部65の頻度データ650の中から検索する。
【0097】
サーバ60の頻度蓄積部65は、実施の形態1の頻度蓄積部46と同様の構成及び機能を有し、図5に示す頻度データ460と同様の内容が登録された頻度データ650を保有している。つまり、この頻度データ650には、各店舗の店舗IDと、その店舗の広告を閲覧したカーナビ51〜53のユーザがその店舗に立ち寄った回数とが登録されている。
【0098】
そしてサーバ60の頻度加算部64は、上述のように入店データ542に含まれる店舗IDを頻度データ650から検索して、該当する店舗IDに関連付けて頻度データ650に登録されている回数を読み出して、その回数に「1」を加算し、頻度データ650に登録されていた回数を更新する。
【0099】
サーバ60の課金通知部66は、頻度データ650に登録されている回数を店舗IDごとに読み出し、その回数に所定の料金を乗算して各店舗IDの店舗に対する広告料金を算出する。そして課金通知部66は、その広告料金を示す課金データ660を、各店舗IDの店舗に設置されている店舗端末70に送信する。
【0100】
次に、以上のように構成された本実施の形態の広告課金システムの一連の動作について説明する。
図12は、広告課金システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
【0101】
まず、カーナビ53のユーザは入力設定部530を操作して目的地を入力する。これにより、カーナビ53は入力された目的地を設定し(ステップS200)、GPS衛星900からのGPSデータに基づいて把握される現在地から、その目的地までのルートを検索する(ステップS202)。そしてカーナビ53は、そのルートに沿った繁華街などの場所を示す場所情報541をサーバ60に送信する(ステップS204)。
【0102】
サーバ60は、カーナビ53からの場所情報541を取得すると、その場所情報541により示される場所にある店舗の情報を、自らが予め記憶している広告データ610の中から検索し(ステップS206)、該当する情報を関連広告データ630としてカーナビ53に送信する(ステップS208)。
【0103】
カーナビ53は、サーバ60からの関連広告データ630を受信すると(ステップS210)、その関連広告データ630に基づき、上記検索ルートに沿った位置にある店舗の店舗名又は見出しを表示する(ステップS212)。そして、カーナビ53は、ユーザによる広告の閲覧状況を監視し(ステップS214)、ユーザの操作に応じて詳細な広告を表示したときには、その広告の店舗の店舗ID及び位置情報並びに有効期間を閲覧店舗データ540に登録する(ステップS216)。
【0104】
その後、ユーザが自動車を検索ルートに沿って走行し、その途中でエンジンを停止させると、カーナビ53はエンジンの停止を把握する(ステップS218)。
【0105】
そしてカーナビ53は、その停止された位置及び日時を特定し(ステップS220)、その位置を示す位置情報をステップS216で閲覧店舗データ540に登録された位置情報の中から検索する(ステップS222)。検索の結果、該当する位置情報が閲覧店舗データ540にあれば、カーナビ部53は、エンジン停止の日時が、その位置情報に関連付けて閲覧店舗データ540に登録されている有効期間内にあるか否かを判定する(ステップS224)。
【0106】
判定の結果、エンジン停止の日時が有効期間内であれば、カーナビ53は、店舗の広告を閲覧したユーザがその店舗に自動車で有効期間内に立ち寄ったことを知らせる入店データ542をサーバ60に送信する(ステップS226)。
【0107】
そしてサーバ60は、カーナビ53から入店データ542を取得すると、ユーザが立ち寄った回数をカウントして登録する(ステップS228)
次に、サーバ60は、ステップS228でカウントされた回数に応じた広告料金を算出する(ステップS230)。これにより、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。そして、サーバ60は、その広告料金を示す内容の課金データ660を店舗端末70に送信する(ステップS232)。
【0108】
店舗端末70は、サーバ60から送信された課金データ660を受信し(ステップS234)、その店舗端末70を所有する販売者に対して広告料金を通知する。
【0109】
このように本実施の形態では、カーナビ51〜53に表示された広告の店舗に自動車が停車したときには、広告を閲覧したユーザがその店舗に立ち寄ったことがサーバ60に通知され、その通知の頻度に応じた課金が行われるため、従来例のように閲覧時にクーポンIDなどの情報をわざわざ取得してこれを店舗に提示しなければならないといった閲覧者(ユーザ)にとって手間がかかる動作を要することなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができる。ここで、上述のような通知の頻度は各店舗IDごとに管理されるため、広告の店舗が複数あっても、各店舗に対して適切な課金を行うことができる。
【0110】
また本実施の形態では、図12のステップS210〜S216に示すように、関連広告データ630に示される広告の店舗名又は見出しを表示し、その店舗名又は見出しから何れかが選択されたときに、選択された店舗名又は見出しに対応する広告を表示するため、閲覧者は容易に広告を選択して閲覧することができ、閲覧者に対する閲覧操作性を向上することができる。
【0111】
なお、本実施の形態では、実施の形態1と同様、サーバ60にニュースや広告を掲載させたが、サーバ60にさらにインターネット接続サービスなどをさせても良い。
【0112】
また、カーナビ51〜53で取得された関連広告データを、カーナビ51〜53のユーザが普段携帯している携帯電話などの端末に送信させ、その端末に広告を表示させても良い。この場合には、自動車から降車したユーザは端末に広告を表示させて店舗内で買い物を行うことができる。
【0113】
さらに本実施の形態では、検索ルート沿いにある場所をカーナビ51〜53からサーバ52に通知させたが、GPSデータ取得部539で特定された位置を、ユーザによる操作に応じてサーバ52に通知させても良い。この場合には、カーナビ51〜53を搭載する自動車をユーザが走行させているときに、ユーザがカーナビ51〜53を操作すると、現在いる場所やその周辺の店舗に関する関連広告データ630がカーナビ51〜53に送信される。その結果、カーナビ51〜53にルート検索をさせなくても、ユーザは現在いる場所やその周辺の店舗に関する広告を閲覧することができ、これらの広告に対しても適切に課金を行うことができる。
【0114】
さらに本実施の形態では、サーバ60からの関連広告データ630は、カーナビ51〜53がユーザの操作に応じてサーバ60にアクセスすることで配信されるもの、つまり広告の内容を示す情報は所謂PULL配信されるものとしたが、所謂PUSH配信されるものであっても良い。この場合には、カーナビ51〜53は例えば電子メール受信機能を備え、サーバ60から電子メールとして一方的に配信される広告データ610を受信し、その広告データ610に示される広告内容を表示する。つまり、サーバ60に広告データ610をカーナビ51〜53にPUSH配信させる。
【0115】
さらに、このように一方的に配信される広告データ610をカーナビ51〜53にフィルタリングさせても良い。即ち、カーナビ51〜53は、サーバ60から配信される広告データ610に含まれる情報の中から、GPSデータ取得部539で特定された位置に関連する情報を抽出し、その抽出された情報に示される広告のみを表示させる。これにより、カーナビ51〜53のユーザは、現在位置やその周辺にある店舗の広告を閲覧することができる。
【0116】
また、サーバ60から関連広告データ630をカーナビ51〜53へPUSH配信させても良い。この場合には、カーナビ51〜53は、GPSデータ取得部539で特定された位置を示す情報を、ユーザによる操作に関係なく、所定のタイミングでサーバ60に送信する。そしてサーバ60は、その情報により示される位置に関連する関連広告データ630を送信する。その結果、ユーザはカーナビ51〜53を操作することなく、現在いる場所やその周辺の店舗に関する広告を閲覧することができ、これらの広告に対しても適切に課金を行うことができる。
【0117】
またさらに、本実施の形態では、カーナビ51〜53にエンジン停止を把握させ、その停止位置を閲覧店舗データ540の中から検索させたが、カーナビ51〜53に停車時間が所定時間以上経過したか否かを判別させ、所定時間以上経過したと判別したときに、その停車位置を閲覧店舗データ540の中から検索させても良い。
【0118】
つまり、カーナビ51〜53は、GPSデータ取得部539で特定された位置に基づき、自動車が例えば5分以上、停車しているか否かを判別し、5分以上停車していると判別したときには、その停車位置を示す位置情報を閲覧店舗データ540の中から検索する。そして、該当する位置情報があれば、カーナビ51〜53は、ユーザがその位置情報に対応する店舗に立ち寄ったことを知らせる入店データ542をサーバ60に送信する。この場合には、車情報取得部538を省くことができる。
【0119】
また、カーナビ51〜53に店舗端末70との間で例えばBluetoothによる通信を行わせても良い。例えば、カーナビ51〜53を搭載する自動車が店舗に入ったときには、カーナビ51〜53は店舗端末70を認識して、その店舗端末70から店舗IDを取得し、その店舗IDを閲覧店舗データ540の中から検索する。そして、該当する店舗IDがあれば、その店舗IDを含む入店データ542をサーバ60に送信する。これにより、閲覧店舗データ540に登録される情報の中から位置情報を省くことができ、閲覧店舗記憶部536の記憶容量を有効に活用することができる。
【0120】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る広告課金システムによれば、閲覧端末から取得されたユーザ識別情報と、携帯端末から店舗端末を介して取得されたユーザ識別情報とが課金手段で照合されて、一致の頻度に応じた課金が行われるため、前記携帯端末をそのユーザである閲覧者が普段から携帯していれば、従来例のように電子広告の閲覧時にクーポンIDなどの情報をわざわざ取得してこれを店舗に提示しなければならないといった閲覧者にとって手間がかかる動作を要することなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができるという効果を奏する。
【0121】
つまり、ユーザに対して、クーポンIDを店舗に提示させる等の特別な処理・操作を強いることなく、広告効果に応じた確実な課金が可能となる。
また、本発明に係る広告課金システムによれば、移動端末に表示された電子広告の店舗にその移動端末が位置したときには、その電子広告を閲覧した移動端末のユーザがその店舗に立ち寄ったことがサーバに通知されて、その通知の頻度に応じた課金が行われるため、前記移動端末のユーザがこの移動端末とともに移動していれば、従来例のように電子広告の閲覧時にクーポンIDなどの情報をわざわざ取得してこれを店舗に提示しなければならないといった閲覧者(移動端末のユーザ)にとって手間がかかる動作を要することなく、広告効果に応じて適切な課金を行うことができるという効果を奏する。
【0122】
よって、本発明により、広告効果に応じて適切な課金を行うことが可能となり、電子広告が普及してきた今日における実用的なビジネスモデルとして、その価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における広告課金システムの構成図である。
【図2】同上の広告課金システムのサーバ及びPOS端末並びに携帯電話の機能構成を示すブロック図である。
【図3】同上の携帯電話の内部構成を示すブロック図である。
【図4】同上の閲覧データの登録内容を示すデータ構造図である。
【図5】同上の頻度データの登録内容を示すデータ構造図である。
【図6】同上の広告課金システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における広告課金システムの構成図である。
【図8】同上の広告課金システムのサーバ及びカーナビの機能構成を示すブロック図である。
【図9】同上の広告データの登録内容を示すデータ構造図である。
【図10】同上の広告表示処理部が表示する画面の一例を示す画面表示図である。
【図11】同上の閲覧店舗データの登録内容を示すデータ構造図である。
【図12】同上の広告課金システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
11〜13 閲覧端末
21〜23 携帯電話
21a ECデータ通知部
21b 会員データ通知部
21c 電話通信部
30 POS端末
31 受信部
33 EC処理部
34 会員サービス処理部
35 購買通知部
40 サーバ
41 広告記憶部
42 閲覧監視部
43 ユーザ判定部
44 閲覧データ記憶部
45 課金通知部
46 頻度蓄積部
47 検索判定部
48 購買受信部
51〜53 カーナビ
60 サーバ
61 広告記憶部
62 広告検索部
63 関連広告データ送信部
64 頻度加算部
65 頻度蓄積部
66 課金通知部
90、91 インターネット
531 場所情報通知部
532 ルート検索部
534 広告表示処理部
535 閲覧監視部
536 閲覧店舗記憶部
537 判定部
539 GPSデータ取得部
900 GPS衛星

Claims (20)

  1. 電気通信回線を介して配信される電子広告に対して課金を行う広告課金システムであって、
    前記電子広告を示す内容の広告データを保有してこれを前記電気通信回線を介して配信するサーバと、
    前記電子広告を閲覧するユーザを識別するためのユーザ識別情報を送信することで、前記サーバから広告データを受信して電子広告を表示する閲覧端末と、
    前記ユーザ識別情報を予め記憶している携帯端末と、
    前記電子広告の店舗に設置され、前記携帯端末と近距離通信することで前記ユーザ識別情報を取得するとともに、取得したユーザ識別情報を送信する店舗端末と、
    前記閲覧端末から送信されたユーザ識別情報と前記店舗端末から送信されたユーザ識別情報とを取得して前記両ユーザ識別情報を照合し、一致の頻度に応じて課金を行う課金手段と
    を備えることを特徴とする広告課金システム。
  2. 前記携帯端末は、電子商取引で商品を購入するのに要する、前記ユーザ識別情報を含む電子商取引情報を保有してこれを前記店舗端末に送信し、
    前記店舗端末は、前記携帯端末から電子商取引情報を取得すると、前記携帯端末のユーザによる購入商品に対して前記電子商取引情報に基づく決済を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の広告課金システム。
  3. 前記携帯端末は、これを携帯するユーザが所定の店舗の会員であることを示す、前記ユーザ識別情報を含む会員情報を保有してこれを前記店舗端末に送信し、
    前記店舗端末は、前記携帯端末から会員情報を取得すると、前記会員情報に基づいて会員を特定して前記会員への所定のサービスのための処理を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の広告課金システム。
  4. 前記広告課金システムは複数の前記店舗端末を備え、
    前記各店舗端末は、自らが設置される店舗を識別するためにその店舗に割り当てられた店舗識別情報を予め記憶しており、前記携帯端末から取得したユーザ識別情報を送信するときには、前記ユーザ識別情報と共に店舗識別情報を送信し、
    前記課金手段は、前記閲覧端末から取得したユーザ識別情報を、前記閲覧端末で表示された電子広告の店舗の店舗識別情報に関連付けて記憶するとともに、前記店舗端末から前記ユーザ識別情報及び店舗識別情報を取得したときには、前記店舗端末からのユーザ識別情報と、前記店舗端末からの店舗識別情報に関連付けて記憶しているユーザ識別情報とを照合し、一致の頻度に応じて店舗識別情報ごとに課金を行う
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の広告課金システム。
  5. 前記携帯端末は携帯電話又はPDA(Personal digital assistant)又は腕時計である
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の広告課金システム。
  6. 電気通信回線を介して配信される電子広告に対して課金を行う広告課金システムであって、
    前記電子広告及びその店舗の位置を示す内容の広告データを保有してこれを前記電気通信回線を介して送信するサーバと、
    前記広告データを取得して電子広告を表示するとともに、自らの位置を示す位置情報を外部から取得して、前記位置情報により示される位置と、表示した前記電子広告の店舗の前記広告データにより示される位置とを照合し、一致したときにはユーザが前記店舗に立ち寄ったことを知らせる内容の入店情報を送信する移動端末と、
    前記入店情報を取得して前記取得の頻度に応じた課金を行う課金手段と
    を備えることを特徴とする広告課金システム。
  7. 前記移動端末は、自動車に搭載され、GPS衛星から前記位置情報を取得して目的地へのルートを検索するカーナビゲーションシステムの端末である
    ことを特徴とする請求項6記載の広告課金システム。
  8. 前記移動端末は、検索したルートに関連する場所を示す場所情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記場所情報に示される場所に位置する店舗の広告データを送信する
    ことを特徴とする請求項7記載の広告課金システム。
  9. 前記広告データは、電子広告の店舗を識別するためにその店舗に割り当てられた店舗識別情報を含み、
    前記移動端末は、前記広告データに基づき電子広告を表示したときには、表示した前記電子広告の店舗の店舗識別情報及び前記店舗の位置を互いに関連付けて記憶するとともに、前記位置情報により示される位置と、前記広告データの店舗識別情報に関連付けて記憶している位置とを照合して、一致したときには前記店舗識別情報を入店情報に含めて送信し、
    前記課金手段は、前記入店情報の取得の頻度に応じた課金を、前記入店情報に含まれる店舗識別情報ごとに行う
    ことを特徴とする請求項6〜8の何れかに記載の広告課金システム。
  10. 前記移動端末は、前記広告データを取得したときには、前記広告データに示される全ての電子広告の店舗名又は見出しを表示し、前記店舗名又は見出しから何れかが選択されたときに、選択された店舗名又は見出しに対応する電子広告を表示する
    ことを特徴とする請求項6〜9の何れかに記載の広告課金システム。
  11. コンピュータがユーザの購買行動に基づいて広告主に対して課金を行う方法であって、
    ユーザによる広告の閲覧を記憶する記憶ステップと、
    ユーザの購買行動を検知する検知ステップと、
    前記記憶ステップで記憶された広告の対象となった店舗及び当該広告を閲覧したユーザと、前記検知ステップで検知されたユーザの購買行動の対象となった店舗及び当該購買行動をしたユーザとが同一であるかどうかを判定するステップと、
    同一であった場合に広告効果を示す頻度情報の値を加算するステップと、
    頻度情報が示す頻度に応じて広告主に対して課金を行うステップと
    を有することを特徴とする広告課金方法。
  12. 電気通信回線を介して配信される電子広告に対して課金を行う広告課金方法であって、
    前記電子広告を示す内容の広告データを保有するサーバが前記広告データを前記電気通信回線を介して配信する広告配信ステップと、
    閲覧端末が前記電子広告を閲覧するユーザを識別するためのユーザ識別情報を送信することで、前記サーバから前記広告データを受信して電子広告を表示する広告表示ステップと、
    前記電子広告の店舗に設置される店舗端末が、前記ユーザ識別情報を予め記憶している携帯端末と近距離通信することで前記ユーザ識別情報を取得するとともに、取得したユーザ識別情報を送信する取得送信ステップと、
    前記広告表示ステップで送信されたユーザ識別情報と前記取得送信ステップで送信されたユーザ識別情報とを取得して前記両ユーザ識別情報を照合し、一致の頻度に応じて課金を行う課金ステップと
    を含むことを特徴とする広告課金方法。
  13. 前記取得送信ステップでは、
    自らが設置される店舗を識別するためにその店舗に割り当てられた店舗識別情報を予め記憶している複数の前記店舗端末のそれぞれは、前記携帯端末から取得したユーザ識別情報を送信するときには、前記ユーザ識別情報と共に、予め記憶している前記店舗識別情報を送信し、
    前記課金ステップでは、
    前記閲覧端末から取得したユーザ識別情報を、前記閲覧端末で表示された電子広告の店舗の店舗識別情報に関連付けて記憶手段に登録する登録サブステップを含み、
    前記店舗端末から前記ユーザ識別情報及び店舗識別情報を取得したときには、前記店舗端末からのユーザ識別情報と、前記店舗端末からの店舗識別情報に関連付けて前記記憶手段に登録されているユーザ識別情報とを照合し、一致の頻度に応じて店舗識別情報ごとに課金を行う
    ことを特徴とする請求項12記載の広告課金方法。
  14. 電気通信回線を介して配信される電子広告に対して課金を行う広告課金方法であって、
    前記電子広告及びその店舗の位置を示す内容の広告データを保有するサーバが前記広告データを前記電気通信回線を介して送信する広告送信ステップと、
    移動端末が前記広告データを取得して電子広告を表示する広告表示ステップと、
    前記移動端末が自らの位置を示す位置情報を外部から取得して、前記位置情報により示される位置と、前記広告表示ステップで表示された前記電子広告の店舗の前記広告データにより示される位置とを照合する照合ステップと、
    前記照合ステップで前記両位置が一致したときには前記移動端末のユーザが前記店舗に立ち寄ったことを知らせる内容の入店情報を送信する入店情報送信ステップと、
    前記入店情報を取得して前記取得の頻度に応じた課金を行う課金ステップと
    を含むことを特徴とする広告課金方法。
  15. 前記広告課金方法は、さらに、
    自動車に搭載された前記移動端末が、GPS衛星から前記位置情報を取得して目的地へのルートを検索するルート検索ステップと、
    前記移動端末が、検索したルートに関連する場所を示す場所情報を前記サーバに送信する場所情報送信ステップとを含み、
    広告送信ステップでは、
    前記サーバが前記場所情報に示される場所に位置する店舗の広告データを送信する
    ことを特徴とする請求項14記載の広告課金方法。
  16. 前記広告送信ステップでは、
    サーバは電子広告の店舗を識別するためにその店舗に割り当てられた店舗識別情報を含む広告データを保有してこれを前記電気通信回線を介して送信し、
    前記照合ステップでは、
    前記広告表示ステップで取得された広告データに基づき、表示された電子広告の店舗の店舗識別情報及び前記店舗の位置を互いに関連付けて記憶手段に登録する登録サブステップを含み、
    前記位置情報により示される位置と、前記広告データの店舗識別情報に関連付けて前記記憶手段に登録されている位置とを照合して、一致したときには前記店舗識別情報を入店情報に含めて送信し、
    前記課金ステップでは、
    前記入店情報の取得の頻度に応じた課金を、前記入店情報に含まれる店舗識別情報ごとに行う
    ことを特徴とする請求項14又は15記載の広告課金方法。
  17. 電気通信回線を介して配信される電子広告に対して課金を行うための広告課金サーバであって、
    前記電子広告を示す内容の広告データを保有する広告データ保有手段と、
    前記広告データを前記電気通信回線を介して配信する配信手段と、
    前記電子広告を閲覧するユーザによって操作される閲覧端末から、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を取得することで、前記閲覧端末に電子広告を表示させる表示制御手段と、
    前記ユーザ識別情報を予め記憶している携帯端末と近距離通信することで、前記電子広告の店舗に設置された店舗端末によって取得された前記ユーザ識別情報を、前記店舗端末から取得する取得手段と、
    前記表示制御手段で取得されたユーザ識別情報と前記取得手段で取得されたユーザ識別情報とを照合し、一致の頻度に応じて課金を行う課金手段と
    を備えたことを特徴とする広告課金サーバ。
  18. 電気通信回線を介して配信される電子広告に対して課金を行うための移動端末であって、
    前記電子広告及びその店舗の位置を示す内容の広告データを保有するサーバから前記電気通信回線を介して前記広告データを取得する広告データ取得手段と、
    前記広告データに示される電子広告を表示する表示手段と、
    自らの位置を示す位置情報を外部から取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報により示される位置と、表示された前記電子広告の店舗の前記広告データにより示される位置とを照合し、一致したときにはユーザが前記店舗に立ち寄ったことを知らせる内容の入店情報を前記サーバへ送信する入店情報送信手段とを備え、
    前記サーバは前記入店情報を取得して前記取得の頻度に応じた課金を行う
    ことを特徴とする移動端末。
  19. 広告課金サーバのためのプログラムであって、
    請求項17の広告課金サーバが備える手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
  20. 移動端末のためのプログラムであって、
    請求項18の移動端末が備える手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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