JP4096579B2 - 遊星歯車機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊星歯車機構に関するものであり、特に、ピニオンピンとキャリアとの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速装置やセンタディファレンシャルなどに用いられる遊星歯車機構は、サンギアとリングギアとの間に複数個のピニオンギアが噛合するとともに、複数個のピニオンギアがキャリアにより支持されて成る。ピニオンギアのキャリアによる支持について説明する。各ピニオンギアの外周面にはサンギア及びリングギアの歯面と係合する歯が形成されており、内周には転がり軸受を介してピニオンピンが相対回転可能に挿通されている。そして、各ピニオンピンの軸方向端部をキャリアに固定することによって、各ピニオンギアがキャリアに対して支持される。
【0003】
このような遊星歯車機構として、実用新案第2508622号が知られている。この公報に開示される遊星歯車機構102を図5及び図6に示す。図5は遊星歯車機構120の縦断面図(図6のIa−Ia視断面図)、図6は図5のIb−Ib視断面図である。図5及び図6に示すように、この技術には、サンギア121、リングギア123、サンギア121とリングギア123とに噛合する4個のプラネタリギア122、4個のプラネタリギア122がサンギア121の周りに公転するように各プラネタリギア122を支持するキャリア125と、各プラネタリギアを回転可能に支持するとともにその端部がキャリア125に形成された軸穴部に嵌入される4個のピニオンピン126と、各ピニオンピン126を固定すべくキャリア125と一体的に装着されたプレート状のストッパ134とから構成される遊星歯車機構120が開示されている。
【0004】
ピニオンピン126の端部には切欠溝が形成されており、更にストッパ134には、ストッパ134の位相を調整することにより切欠溝内に嵌入してピニオンピン126の軸方向及び回転方向の動きを拘束する嵌合部134cが4箇所に設けられている。また、ストッパ134の外周側の4箇所に屈曲部134bを設け、この屈曲部134bがキャリア125の外周に形成される凸部125iを外周側から回り込むようにして覆うことで、キャリア125に対するストッパ134の軸方向の動きを拘束している。更に、凸部125iと屈曲部134b、及び凸部125jが遊星歯車機構120の入力ケース124の各突出部124e間に嵌合されることで、キャリア125に対するストッパ134の回転方向の動きが拘束されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来技術では、キャリア125に対するストッパ134の軸方向及び回転方向の動きを拘束するためには、先述したようにストッパ134の屈曲部134bをキャリア125の凸部125iの外周から回り込ませなければならないので、屈曲部134bを凸部125iに整合させるには、屈曲部134bを折り曲げなければならず、組付けに際して非常に煩雑な作業が必要である。また、屈曲部134bを先に形成しておき、ピニオンピン126をプラネタリギア122内に嵌めこんだ後でストッパ134を回転させて組付ける、という方法も考えられるが、ストッパ134の回転方向の位置を規定するのはキャリア124であるため、キャリア124に対するストッパ134の回転方向位置が少しでもずれてしまうと、ストッパ134をキャリア124に組みつけられない、という問題もあり、これもまた組付け性の面から好ましくない。
【0006】
このように、従来技術ではピニオンピンをキャリアに固定するためのストッパのキャリアへの組付け性が悪い、という問題がある。
【0007】
そこで本発明は、上記問題点を解決すべく、遊星歯車機構においてピニオンピンとキャリアとの組付け性を向上させることを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1の発明は、サンギアと、該サンギアと同軸上に配設されるリングギアと、前記サンギアと前記リングギアとに噛合する複数個のピニオンギアと、該ピニオンギアと同軸上かつ相対回転可能に前記ピニオンギアの内周側に配設される複数個のピニオンピンと、該ピニオンピンの軸方向端部が貫通される貫通孔を有するとともに前記複数個のピニオンギアが前記サンギアに対して公転するように前記複数個のピニオンピンを一体的に支持するキャリアと、該キャリアに対する軸方向の移動が規制された状態で前記キャリアに装着されたプレート部材とを備える遊星歯車機構であって、前記貫通孔から突出する前記ピニオンピンの軸方向端部には、前記プレート部材の面に沿ったスリットが形成され、前記キャリアの前記プレート部材側の面における前記貫通孔と異なる箇所には、軸方向に関して凹んでいる凹部が形成され、前記プレート部材は、前記スリットに嵌めこまれる嵌入部と、前記凹部に向かって突出するとともに、回転方向に関して前記凹部と係合する突出部とが一体的に形成され、さらに該突出部は前記プレート部材の内周側へ周方向に延在して形成されるようにした。
【0009】
請求項1によると、ピニオンピンのスリットにプレート部材の嵌入部を嵌めこむことによって、プレート部材に対するピニオンピンの軸方向の移動が規制される。キャリアに対するプレート部材の軸方向の移動は規制されているので、嵌入部がスリットに嵌めこまれると、キャリアに対するピニオンピンの軸方向の移動が規制される。また、キャリアの凹部とプレート部材の突出部とが回転方向に関して係合することで、キャリアに対するピニオンピンの回転方向の移動を規制することができる。
【0010】
このように、請求項1では、従来技術で示したような、ストッパの屈曲部をキャリアの凸部の外周から回り込ませるような煩雑な作業を要することなく、凹部と突出部とを回転方向に係合するだけの簡単な構造で、キャリアに対するピニオンピンの回転方向への移動が規制される。したがって、上述した従来技術に比べて簡単な構造のプレート部材で、キャリアに対してピニオンピンを固定することが可能になる。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1におけるプレート部材のキャリアに対する軸方向の移動を規制する構造を具体的に説明したものであり、前記キャリアは、前記プレート部材の外周を覆う壁部を一体的に有しており、前記壁部の内周面に形成される溝にCリングを嵌めこむことによって、前記プレート部材は前記キャリアに対する軸方向の移動が規制されるようにしたことである。
【0012】
請求項3の発明は、請求項2のCリングに関するものであり、前記Cリングは、前記プレート部材の一部を切欠いて成るようにしたことである。
【0013】
請求項3によると、プレート部材にCリングの機能を持たせることで、Cリングを余分に設ける必要がなく、部品点数の増大が抑えられて好適である。
【0014】
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、前記プレート部材の内周側に前記プレート部材の突出部を形成したことである。
【0015】
請求項4によると、プレート部材自体が径方向に関して大型化することなく、寸法上の観点から好適である。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、前記プレート部材を軸方向に湾曲することによって前記プレート部材の突出部を形成したことである。
【0017】
請求項5によると、プレート部材を軸方向に湾曲させるだけの簡単な構造で突出部を形成するので、プレート部材自体の構造の簡略化に繋がり、これもまた好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は第1の実施形態における遊星歯車機構の縦断面図、図2は図1の遊星歯車機構にサンギアを取り付ける前のA視図である。本実施形態では、遊星歯車機構は自動変速機に用いられるものとする。
【0019】
この遊星歯車機構10は、サンギア11と、サンギア11と同軸上に配設されるリングギア12と、4個のピニオンギア13と、各ピニオンギア13の内周側に配設されるピニオンピン14と、4個のピニオンギア13がサンギア11に対して公転するように各ピニオンピン14を一体的に支持するキャリア15と、キャリア15に装着されたプレート部材16とを備えている。
【0020】
サンギア11、リンギギア12、キャリア15は図示しないそれぞれ異なる摩擦係合要素を介して自動変速機の入力軸、自動変速機のケース、自動変速機の出力軸、或いは他の遊星歯車機構の要素(ともに図示せず)に接続され、自動変速機が変速段を切換える際に、摩擦係合要素の係合・解放が切換えられて、サンギア11、リンギギア12、キャリア15に対する入出力の関係が切換えられるものである。
【0021】
各ピニオンギア13は、その外周面に歯面が形成されており、サンギア11とリングギア12の各歯面に噛合している。各ピニオンピン14は、ピニオンギア13と同軸上かつ相対回転可能に軸受を介してピニオンギア13の内周側に配設されている。キャリア15には4個のピニオンピン14の軸方向端部を貫通する貫通孔15a、15bが、一方の面と他方の面のそれぞれに4個ずつ、合計8個設けられている。
【0022】
ピニオンピン14とキャリア15との固定に関する構造について説明する。キャリア15の一方の面側の貫通孔15aから突出するピニオンピン14の軸方向端部には、プレート部材16の面に沿って、ピニオンピン14の軸方向と垂直な方向のスリット14aが形成されている。キャリア15のプレート部材16側の面における貫通孔15aと異なる箇所、すなわち、ピニオンピン14が組み込まれない部分には、軸方向に関して凹んでいる凹部15cが2箇所に形成されている。キャリア15は、円筒状の壁部15dを一体的に有しており、壁部15dの内周面には周方向の溝15eが形成されている。プレート部材16は、スリット14aに嵌めこまれる嵌入部16aと凹部15cに向かって突出する突出部16bとが一体的に形成されたリング形状を呈している。そして、プレート部材16の外周がキャリア15の壁部15dの内周面に覆われた状態で、キャリア15の一方の面に沿ってCリング17を用いてキャリア15に取り付けられている。突出部16bは、プレート部材16の製造時にプレート部材16を軸方向にプレス加工する際に形成される。
【0023】
プレート部材16について更に説明する。嵌入部16aはプレート部材16の内周側に形成される部分であって、貫通孔15a、15bの最外周部分と接する円周よりも小径となるように設計されている。尚、嵌入部16a以外の4箇所は嵌入部16aよりも径方向外側に切欠かれた切欠部16cを構成しており、切欠部16cの周方向の間隔は貫通孔15a、15bの周方向の間隔と同じになるように形成されている。突出部16bは、プレート部材16の内周側において嵌入部16aよりも更に径方向内側の2箇所に形成されている。突出部16bの位相は、キャリア15の凹部15cと同じ位相となるように形成されている。ただし、プレート部材16の突出部16bがキャリア15の凹部15c内に嵌まりこんで突出部16bと凹部15cとが係合した状態では、切欠部16cが貫通孔15aと異なる位置になるように、突出部16b及び嵌入部16aが形成されている。
【0024】
このように、スリット14aに嵌入部16aを嵌め込み、更にCリング17にてプレート部材16の外周部分をキャリア15に対して規制することでキャリア15に対するピニオンピン14の軸方向の移動が規制される。また、突出部16bが凹部15c内に突出して、回転方向に関して突出部16bと凹部15cとが係合することでキャリア15に対するプレート部材16の回転方向の移動が規制され、これによってキャリア15に対するピニオンピン14の回転方向の移動が規制される。
【0025】
次に、上述した構成の遊星歯車機構10におけるピニオンピン14とキャリア15との固定方法について説明する。先ず、各貫通孔15a、15bとピニオンギア13とが同軸上となるようにキャリア15の内部にピニオンギア13を設置する。ピニオンギア13の設置は、キャリア15の内周側或いは外周側からキャリア15の内部に向けてピニオンギア13を所望の位置とすることにより行われる。ピニオンギア13をキャリア15内部に設置した後、ピニオンピン14の端部がピニオンギア13の軸方向の略半分の位置となるように、ピニオンピン14を貫通孔15a及びピニオンギア13の内周側に挿通する。次に、ピニオンピン14と切欠部16cとが同位相となるように、各ピニオンピン14に対してプレート部材16を挿通させる。ピニオンピン14のスリット14aの位置とプレート部材16との軸方向位置が一致したところでプレート部材16をキャリア15に対して周方向に回転させて、各嵌入部16cをそれぞれのスリット14aに嵌めこむ。プレート部材16の回転は、突出部16bと凹部15cとが同位相となる位置で停止させる。尚、この時点では突出部16bは凹部15cと係合していない。次に、突出部16bと凹部15cとが同位相の状態でプレート部材16及び各ピニオンピン14を更に軸方向に変位させて、プレート部材16をキャリア15に当接させる。そして、Cリング17をキャリア15の壁部15dの溝15e内に嵌めこんで、ピニオンピン14とキャリア15の固定が完了する。
【0026】
第1の実施形態によると、凹部15cと突出部16bとを回転方向に関して係合するだけの簡単な構造で、キャリア15に対するピニオンピン14の回転方向への移動が規制される。したがって、簡単な構造のプレート部材16を用いて、キャリア15に対してピニオンピン14を固定することが可能になる。更に、突出部16bがプレート部材16の径方向内周側に形成されているので、プレート部材16自体が径方向に関して大型化することがない。また、プレート部材16の突出部16bはプレスによって簡単に加工できる。
【0027】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、プレート部材の一部を切欠いてCリング形状とし、プレート部材自身に第1の実施形態で説明したCリングと同じ機能を持たせたことでのみ、上述した第1の実施形態に対して相違し、それ以外の構成は同一である。第1の実施形態と同一の構成は説明を省略する。
【0028】
図3に第2の実施形態の遊星歯車機構100の縦断面図を、図4に図3の遊星歯車機構100にサンギア11を取り付ける前のB視図を示す。図3及び図4において、第1の実施形態と同一の構成(サンギア11、リングギア12、ピニオンギア13、ピニオンピン14)については同一の符号を付すものとする。図3及び図4に示されるように、プレート部材160の外周部分がキャリア150の壁部150dの溝150eに嵌め込まれることで、キャリア150に対するプレート部材160の軸方向の移動が規制される。
【0029】
第2の実施形態によると、第1の実施形態の効果に加えて、Cリングを別部材として余分に設ける必要がなくなるので、部品点数及び組付け工数が低減する。
【0030】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、自動変速機用の遊星歯車機構以外にも、例えば4輪駆動車のセンターデフ等、その用途が限定されるものではない。
【0031】
【発明の効果】
本発明によると、従来技術で示したようなストッパの屈曲部をキャリアの凸部の外周から回り込ませるような煩雑な作業を要することなく、凹部と突出部とを回転方向に係合するだけの簡単な構造で、キャリアに対するピニオンピンの回転方向への移動が規制される。したがって、上述した従来技術に比べて簡単な構造のプレート部材で、キャリアに対してピニオンピンを固定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る遊星歯車機構の縦断面図である。
【図2】サンギアを取り付ける前の図1のA視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る遊星歯車機構の縦断面図である。
【図4】サンギアを取り付ける前の図3のB視図である。
【図5】従来の遊星歯車機構を示す断面図である。
【図6】図5のIb−Ib矢視図である。
【符号の説明】
10、100・・・遊星歯車機構
11・・・サンギア
12・・・リングギア
13・・・ピニオンギア
14・・・ピニオンピン
15、150・・・キャリア
15a、15b・・・貫通孔
15c・・・凹部
15d、150d・・・壁部
15e、150e・・・溝
16、160・・・プレート部材
16a・・・嵌入部
16b・・・突出部
16c・・・切欠部
17・・・Cリング

Claims (5)

  1. サンギアと、該サンギアと同軸上に配設されるリングギアと、前記サンギアと前記リングギアとに噛合する複数個のピニオンギアと、該ピニオンギアと同軸上かつ相対回転可能に前記ピニオンギアの内周側に配設される複数個のピニオンピンと、該ピニオンピンの軸方向端部が貫通される貫通孔を有するとともに前記複数個のピニオンギアが前記サンギアに対して公転するように前記複数個のピニオンピンを一体的に支持するキャリアと、該キャリアに対する軸方向の移動が規制された状態で前記キャリアに装着されたプレート部材とを備える遊星歯車機構であって、
    前記貫通孔から突出する前記ピニオンピンの軸方向端部には、前記プレート部材の面に沿ったスリットが形成され、前記キャリアの前記プレート部材側の面における前記貫通孔と異なる箇所には、軸方向に関して凹んでいる凹部が形成され、前記プレート部材は、前記スリットに嵌めこまれる嵌入部と、前記凹部に向かって突出するとともに、回転方向に関して前記凹部と係合する突出部とが一体的に形成され、さらに該突出部は前記プレート部材の内周側へ周方向に延在して形成されることを特徴とする遊星歯車機構。
  2. 前記キャリアは、前記プレート部材の外周を覆う壁部を一体的に有しており、前記壁部の内周面に形成される溝にCリングを嵌めこむことによって、前記プレート部材は前記キャリアに対する軸方向の移動が規制されることを特徴とする、請求項1に記載の遊星歯車機構。
  3. 前記Cリングは、前記プレート部材の一部を切欠いて成ることを特徴とする、請求項2に記載の遊星歯車機構。
  4. 前記プレート部材の突出部は、前記プレート部材の内周側に形成されることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊星歯車機構。
  5. 前記プレート部材の突出部は、前記プレート部材を軸方向に湾曲することによって形成されることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊星歯車機構。
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