JPH09303495A - プラネタリギアの軸受構造 - Google Patents

プラネタリギアの軸受構造

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JPH09303495A
JPH09303495A JP8141168A JP14116896A JPH09303495A JP H09303495 A JPH09303495 A JP H09303495A JP 8141168 A JP8141168 A JP 8141168A JP 14116896 A JP14116896 A JP 14116896A JP H09303495 A JPH09303495 A JP H09303495A
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JP
Japan
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planetary gear
carrier
bearing plate
thrust bearing
thrust
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JP8141168A
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English (en)
Inventor
Noboru Hattori
昇 服部
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0482Gearings with gears having orbital motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C21/00Combinations of sliding-contact bearings with ball or roller bearings, for exclusively rotary movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2361/00Apparatus or articles in engineering in general
    • F16C2361/61Toothed gear systems, e.g. support of pinion shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/08General details of gearing of gearings with members having orbital motion
    • F16H57/082Planet carriers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊星歯車のプラネタリギアおよびころ軸受の
ころに生じる軸方向推力を受けるスラスト軸受け構造の
改良を行い、十分な耐久性を有するプラネタリギアの軸
受構造を提供する。 【解決手段】 スラスト軸受板の小径外周部をプラネタ
リギアの内周に圧入し、油漏れを防止すると共に回転一
体とし、スラスト軸受板の大径外周部の一方の側面をプ
ラネタリギアに、他方をキャリアに接するよう配置する
ことにより、確実にスラスト軸受板とキャリアとの間で
相対回転を発生させ、一方でこの相対回転部に潤滑溝を
設けることで、確実に潤滑油を送る構成とし、また、小
径部側面は硬度を高くしてころ軸受けとの接触に耐える
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用自動変速
機に用いられる遊星歯車構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊星歯車としては、例えば、図4
に示すような自動変速機に用いられている遊星歯車構造
が公知である。
【0003】この従来例において、サンギア3はインプ
ットシャフト9と接続され、また、プラネタリギア4
は、リングギア2およびサンギア3と噛合している。2
枚のキャリアプレートは溶接されてキャリア1が構成さ
れている。この2枚のキャリアプレートには複数のプラ
ネタリシャフト穴が軸方向に設けられ、プラネタリシャ
フト穴にはプラネタリシャフト5が嵌合され、キャリア
1に対し回転せず、かつ、抜け出さないようスプリング
ピン8で固定されている。
【0004】そして、このプラネタリシャフト5の外周
には、ころ軸受け6が配設されており、該ころ軸受け6
の外周には上記プラネタリギア4が配設されているの
で、上記プラネタリギア4は、上記プラネタリシャフト
5に対し回転自在に支承されている。
【0005】一方、上記プラネタリシャフト5に挿入さ
れた2枚のスラストワッシャ7は、上記プラネタリギア
4とキャリア1に挟まれ、プラネタリギア軸方向に対し
拘束されている。
【0006】ここで、上記スラストワッシャ7の潤滑方
法を説明すると、インプットシャフト9の中心にポンプ
(記載せず)から潤滑油が送り込まれ、インプットシャ
フト9の潤滑分配孔10から潤滑油が吹き出すが、該潤
滑油は、全体として回転しているため、遠心力が働き、
潤滑油は図4の上方へ向かって流れた後、サンギア3の
潤滑溝11を通過して、キャリアの内側円周に設けられ
たキャッチ溝12からキャリアの潤滑溝13を経由して
プラネタリシャフト14に入った後、上記潤滑油は、こ
ろ軸受け6同士の隙間を通り、プラネタリワッシャ7と
キャリア1との隙間を通って排出される。このようにし
て、回転軸受であるころ軸受6と軸方向軸受であるスラ
ストワッシャ7の潤滑が行われる。
【0007】また、プラネタリギア4は、一種のアイド
ラギアであるため、サンギア3とリングギア2から同じ
大きさで方向が逆の力が加わる。プラネタリギア4は一
般にハスバ歯車であり、軸方向の推力はキャンセルされ
るが、歯車に掛かる力は食い違いの位置にあるため偶力
が発生するので、ころ軸受6には所謂「スキュー」が発
生する。
【0008】この「スキュー」によりころ軸受6は推力
を与えられ、ころ先端が回転しながらスラストワッシャ
7に押しつけられるが、該スラストワッシャ7は厚さが
薄く、割れを考えると硬度を増やせないことと、ころ軸
受6の先端は面積が小さく応力が高いため、耐久性が乏
しい、という第1の問題を有している。
【0009】また、「スキュー」によるプラネタリギア
4の推力も発生し、プラネタリギア4がスラストワッシ
ャ7を押すこととなるが、スラストワッシャ7を2枚挿
入したときには、相対滑りを起こす可能性があるのは、
プラネタリギア4とスラストワッシャ7か、スラストワ
ッシャ7とスラストワッシャ7またはスラストワッシャ
7とキャリア1のいずれかとなり、摺動面がどこである
かを保証できず、また、推力による押しつけがあると、
スラストワッシャ7に溝がない場合には潤滑油が流れな
いため、スラストワッシャ7に溝を付けた場合、3ケ所
から潤滑油が流れることとなるが、そのとき有効に機能
するのは1ケ所のみとなる可能性があるので、有効な潤
滑方法とは言えない、という第2の問題を有している。
【0010】そこで、上記第1の問題点の解消策とし
て、従来、例えば、実開平5−71508号公報に示す
考案が公知である。
【0011】この従来の考案は、図5に示すように、ピ
ニオンギア4の内周に延びるフランジ部がころ軸受の推
力を受け止め、ピニオンギア4の内周より小さい外径と
ピニオンシャフト5の外径より大きな内径を有するカラ
ーを嵌め合わせ、このカラー16によりころ軸受6の推
力を受けとめ、このカラー16がスラストワッシャ7を
押す構造としたものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】この結果、スラストワ
ッシャ7はころ軸受6の先端部により攻撃されることは
避けられ、耐久性は改善されるが、カラー16の面積で
押し付けられるため、十分な改善とはならないし、上記
第2の問題点については全く改善されない、という問題
を有していた。
【0013】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、スラストワッ
シャの耐久性を向上させることができ、同時に、無駄の
ない有効な潤滑方法を得ることができるプラネタリギア
の軸受構造を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、プラネタリギアの軸方向推力
を受け止める遊星歯車のキャリアと、該キャリアに固定
されたプラネタリシャフト外径部とプラネタリギア内径
部に嵌合されたころ軸受けにより該プラネタリギアを回
転自在に支承し、上記プラネタリシャフト端面から上記
ころ軸受けに通じるように、該プラネタリシャフトに設
けられた潤滑通路をもつ遊星歯車のキャリアに設けられ
るプラネタリギアの軸方向推力に対するスラスト軸受け
構造において、スラスト軸受板が小径なる外周部をもつ
円筒形と大径なる外周部をもつ円筒形を組み合わせた形
状を持ち、スラスト軸受板の小径外周部がプラネタリギ
ア内径部と圧入または極めて少ない隙間となる寸法関係
と、上記スラスト軸受板の内径部とプラネタリシャフト
外径部は潤滑通路を構成するだけの十分な隙間と、スラ
スト軸受板大径円筒形の小径部側がプラネタリギアと接
し大径円筒形の他の端面とキャリアを構成する円盤が接
する位置関係と、スラスト軸受板とプラネタリギアとが
同一回転となるような手段と、を有して構成したことを
特徴とするものである。
【0015】また、この発明にあっては、上記構成に加
え、上記大径円筒形の他の端面またはキャリアを構成す
る円盤の大径円筒形の他の端面と接する部分のどちらか
一方に、軸受け材料を一体に接合し、大径円筒形の他の
端面またはキャリアを構成する円盤の大径円筒形の他の
端面と接する部分のどちらか一方または両方に、半径方
向の溝を設け、潤滑油がこの溝を通過しプラネタリギア
の推力にてプラネタリギアとキャリアを構成する円盤と
が接する場合にも潤滑油が通過可能となるように構成す
ることもできる。
【0016】さらに、この発明にあっては、上記スラス
ト軸受板の内径部とプラネタリシャフトの外径部で構成
される潤滑通路の隙間を、プラネタリギアの内径部とプ
ラネタリシャフト外径部とで作られる隙間の1/2以下
とするのが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態例】以下、添付図面に示す実施の一
形態例に基づきこの発明を詳細に説明する。
【0018】図1に示すように、プラネタリギアの軸方
向推力に対するスラスト軸受け構造では、スラスト軸受
板17は、図2に示すように、小径なる外周部をもつ円
筒形と大径なる外周部をもつ円筒形を組み合わせた形状
を持ち、カラー18に鉛系または銅系等の軸受合金19
が溶着または拡散等の手段により一体に接合され、ま
た、放射状に潤滑溝20が設けられている。さらに、該
スラスト軸受板17の小径端面は、焼き入れ等により十
分な硬度を有している。
【0019】また、スラスト軸受板17の小径外周部が
プラネタリギア内径部と圧入となるような寸法関係とし
たので、スラスト軸受板17とプラネタリギア4とは一
体に回転し、かつ、潤滑油の漏れはない。
【0020】そして、上記スラスト軸受板17の内径部
とプラネタリシャフト5の外径部で構成される潤滑通路
の隙間は、潤滑上は大きい方がよいが、ころ軸受推力を
受け止めるため、プラネタリギア4の内径部とプラネタ
リシャフト5の外径部とで作られる隙間の1/2以下と
なるように設定されている。
【0021】また、スラスト軸受板17の大径円筒形の
小径部側は、プラネタリギア4と接し、大径円筒形の他
の端面とキャリア1が接するように構成されている。
尚、本形態例を示す図1乃至図3において、前記従来例
と同じ構成については、上記従来例で用いた符号と同一
の符号を図面に付して、その詳細な説明をここでは省略
する。
【0022】次に、この形態例に係るスラスト軸受け構
造の作用について説明すると、スラスト軸受板17とプ
ラネタリギア4とは圧入により一体に回転する。この形
態例では圧入による手段を用いているが、この発明で
は、凹凸を用いたもの、爪等により引っかけたもの等、
いかなる一体回転保証手段でもよい。
【0023】硬度の高いころ先端が回転しながらスラス
ト軸受板17に押しつけられるが、先に述べたように、
ころ先端は十分な硬度を有しているため、破損すること
はない。
【0024】ころ軸受6の推力はスラスト軸受板17を
押すことになる。その結果、スラスト軸受板17はキャ
リア1に押し付けられるが、この相対滑りを起こす部位
の面積は、スラスト軸受板17の大径部円周と内径部円
周とで決まる面積であり、従来の改善案(実開平5−7
1508号公報)と比較して、大きなものとなる。従っ
て、十分な耐久性が確保できる。
【0025】図4は、本形態例の潤滑フロー説明図であ
る。キャリア1に一体に取り付けられたプラネタリシャ
フト5の中心に送り込まれた潤滑油は、遠心力により潤
滑孔14からころ軸受6に送られ、ころ軸受6同士の隙
間からキャリア1の方へと送られる。
【0026】スラスト軸受板17とプラネタリシャフト
5との隙間を経て、スラスト軸受板17の潤滑溝20を
通過して排出される。このようにして、回転部とスラス
ト部の潤滑が行われる。
【0027】この潤滑において、プラネタリギア4とス
ラスト軸受板17とは圧入されているため潤滑油の漏れ
はなく、全てスラスト軸受板17とプラネタリシャフト
5の隙間を通過するため無駄が発生しない。
【0028】また、従来であれば、摺動面がどこである
かを保証できない構造であるため、潤滑油量の無駄があ
ったが、本形態例では、摺動面は、スラスト軸受板17
とキャリア1との間で起こり、また、そこに潤滑油が全
て流れる構造となっているため、摺動しないところに潤
滑油が無駄に流れることがなく、無駄が発生せず、か
つ、確実に潤滑される。尚、スラスト軸受板17に軸受
合金を一体に付けるのはより軸受機能を確実にするため
であり、本発明では、必ずしも必要なものではない。
【0029】このように、この形態例に係るプラネタリ
ギアの軸受構造では、スラスト軸受板17が小径な外周
部をもつ円筒形と大径な外周部をもつ円筒形を組み合わ
せた形状を持ち、スラスト軸受板17の小径外周部がプ
ラネタリギア4の内径部と圧入または極めて少ない隙間
となるような寸法関係と、スラスト軸受板17の内径部
とプラネタリシャフト5の外径部は潤滑通路を構成する
だけの十分な隙間と、スラスト軸受板17の大径円筒形
の小径部側はプラネタリギア4と接し、大径円筒形の他
の端面とキャリア1を構成する円盤が接する位置関係
と、スラスト軸受板17とプラネタリギア4とが圧入、
凹凸、プラネタリギアと同形状の型を外周部に設ける等
の同回転となるような手段と、を有するように構成され
ているので、プラネタリギアのスラスト軸受の耐久性が
大幅に向上する、という効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】この発明に係るプラネタリギアの軸受構
造は、以上説明したように、スラスト軸受板の小径外周
部をプラネタリギアの内周に圧入し、油漏れを防止する
と共に回転一体とし、スラスト軸受板の大径外周部の一
方の側面をプラネタリギアに、他方をキャリアに接する
よう配置することにより、確実にスラスト軸受板とキャ
リアとの間で相対回転を発生させ、一方でこの相対回転
部に潤滑溝を設けることで、確実に潤滑油を送るように
構成したので、スラストワッシャの耐久性を向上させる
ことができ、同時に、無駄のない有効な潤滑を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例に係る自動変速機に
用いられている遊星歯車の構造断面図である。
【図2】同遊星歯車の要部拡大断面図である。
【図3】同遊星歯車の潤滑油のフロー説明図である。
【図4】従来の自動変速機に用いられている遊星歯車の
構造断面図である。
【図5】従来の改善に係る遊星歯車の構造断面図であ
る。
【符号の説明】
1 キャリア 4 プラネタリギア 5 プラネタリシャフト 6 ころ軸受け 7 スラストワッシャ 13 キャリア潤滑溝 14 プラネタリシャフト 17 スラスト軸受板 18 カラー 20 潤滑溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラネタリギアの軸方向推力を受け止め
    る遊星歯車のキャリアと、該キャリアに固定されたプラ
    ネタリシャフト外径部とプラネタリギア内径部に嵌合さ
    れたころ軸受けにより該プラネタリギアを回転自在に支
    承し、上記プラネタリシャフト端面から上記ころ軸受け
    に通じるように、該プラネタリシャフトに設けられた潤
    滑通路をもつ遊星歯車のキャリアに設けられるプラネタ
    リギアの軸方向推力に対するスラスト軸受け構造におい
    て、スラスト軸受板が小径なる外周部をもつ円筒形と大
    径なる外周部をもつ円筒形を組み合わせた形状を持ち、
    スラスト軸受板の小径外周部がプラネタリギア内径部と
    圧入または極めて少ない隙間となる寸法関係と、上記ス
    ラスト軸受板の内径部とプラネタリシャフト外径部は潤
    滑通路を構成するだけの十分な隙間と、スラスト軸受板
    大径円筒形の小径部側がプラネタリギアと接し大径円筒
    形の他の端面とキャリアを構成する円盤が接する位置関
    係と、スラスト軸受板とプラネタリギアとが同一回転と
    なるような手段と、を有することを特徴とするプラネタ
    リギアの軸受構造。
  2. 【請求項2】 前記大径円筒形の他の端面またはキャリ
    アを構成する円盤の大径円筒形の他の端面と接する部分
    のどちらか一方に、軸受け材料を一体に接合し、大径円
    筒形の他の端面またはキャリアを構成する円盤の大径円
    筒形の他の端面と接する部分のどちらか一方または両方
    に、半径方向の溝を設け、潤滑油がこの溝を通過しプラ
    ネタリギアの推力にてプラネタリギアとキャリアを構成
    する円盤とが接する場合にも潤滑油が通過可能となるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載のプラネタリ
    ギアの軸受構造。
  3. 【請求項3】 前記スラスト軸受板の内径部とプラネタ
    リシャフトの外径部で構成される潤滑通路の隙間は、プ
    ラネタリギアの内径部とプラネタリシャフト外径部とで
    作られる隙間の1/2以下であることを特徴とする請求
    項1または請求項2のいずれかに記載のプラネタリギア
    の軸受構造。
JP8141168A 1996-05-13 1996-05-13 プラネタリギアの軸受構造 Pending JPH09303495A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6817962B2 (en) 2002-02-27 2004-11-16 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Planetary gear mechanism
US6918853B2 (en) 2002-02-27 2005-07-19 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Planetary gear mechanism
DE102005010890B4 (de) * 2004-03-22 2009-10-15 General Motors Corp., Detroit Schmiersystem für elektromechanische Hybrid-Planetengetriebekomponenten
JP2010216640A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Jatco Ltd ピニオンアッセンブリ

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