JP2010014207A - 駆動装置 - Google Patents

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正夫 寺岡
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Abstract

【課題】フレックス・ギヤを出力側に固着しながらフレックス・ギヤの円滑な動作を可能とする。
【解決手段】ハウジング3の固定側インターナル・ギヤ部25と、固定側インターナル・ギヤ部25に周方向部分的に噛み合い径方向に撓んで噛み合い位置を変化させ得る楕円形のフレックス・ギヤ5と、フレックス・ギヤ5に内接し内接位置を変化させてフレックス・ギヤ5の噛み合い位置を変化させる遊星輪7と、遊星輪7に外接し入力回転を遊星輪7に伝達する太陽輪9とを備え、フレックス・ギヤ5を、周回形状の変形遷移部10を介して出力側の回転部材11に固定的に結合したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置に関する。
従来、ハーモニックドライブ減速機の減速比を高めるために、楕円のフレックス・ギヤに内接するころリンクに代えて遊星ローラ機構や遊星ギヤ機構を用いたものがある。
このハーモニックドライブ減速機では、ハーモニックドライブ本来の減速に遊星ローラ機構や遊星ギヤ機構の減速が働き、大きな減速比を得ることができる。
しかし、フレックス・ギヤと出力軸との結合は、固定的ではなく凹凸部の係合により行われていたため、入出力間の伝動にガタ付きを招き易かった。
一方、フレックス・ギヤを出力軸のフランジ部にそのまま固着すると、フレックス・ギヤの円滑な動作が妨げられるという問題がある。
特開2005−54981号公報 特開平8−66874号公報
発明が解決しようとする問題点は、フレックス・ギヤと出力側との結合を凹凸部の係合により行わせると入出力間の伝動にガタ付きを招き易く、フレックス・ギヤを出力軸のフランジ部にそのまま固着すると、フレックス・ギヤの円滑な動作が妨げられるという点である。
本発明は、フレックス・ギヤを出力側に固着しながらフレックス・ギヤの円滑な動作を可能とするため、上記課題を達成するため、固定側の固定側インターナル・ギヤ部と、前記固定側インターナル・ギヤ部に周方向部分的に噛み合い径方向に撓んで噛み合い位置を変化させ得る楕円形のフレックス・ギヤと、前記フレックス・ギヤに内接し該内接位置を変化させて前記フレックス・ギヤの噛み合い位置を変化させる遊星輪と、前記遊星輪に外接し入力回転を前記遊星輪に伝達する太陽輪とを備え、前記フレックス・ギヤを、周回形状の変形遷移部を介して出力側の回転部材に固定的に結合したことを最も主要な特徴とする。
本発明の駆動装置は、固定側の固定側インターナル・ギヤ部と、前記固定側インターナル・ギヤ部に周方向部分的に噛み合い径方向に撓んで噛み合い位置を変化させ得る楕円形のフレックス・ギヤと、前記フレックス・ギヤに内接し該内接位置を変化させて前記フレックス・ギヤの噛み合い位置を変化させる遊星輪と、前記遊星輪に外接し入力回転を前記遊星輪に伝達する太陽輪とを備え、前記フレックス・ギヤを、周回形状の変形遷移部を介して出力側の回転部材に固定的に結合した。
このため、出力側の回転部材に対するフレックス・ギヤの撓みを変形遷移部を経ることで無理なく許容し、フレックス・ギヤの減速回転は変形遷移部を介して出力側の回転部材に円滑に伝達することができる。
フレックス・ギヤを出力側に固着しながらフレックス・ギヤの円滑な動作を可能にするという目的を、変形遷移部により実現した。
図1〜図3は、本発明の実施例1に係り、図1は、駆動装置の断面図、図2は、太陽輪周辺の拡大図、図3は、フレックス・ギヤと遊星輪と太陽輪との関係を示すスケルトン図である。
図1,図2のように、駆動装置1は、固定側であるハウジング3とフレックス・ギヤ5と遊星輪7と太陽輪9とを備え、フレックス・ギヤ5は、周回形状の変形遷移部10を介して出力側の回転部材11に固着されている。
前記ハウジング3は、ハウジング本体部13とハウジング端壁部15とからなっている。
ハウジング本体部13は、周壁部17及び縦壁部19からなっている。周壁部17の一端開口には、段部21、雌ねじ部23、固定側インターナル・ギヤ部25が順次形成されている。縦壁部19の内周には、軸受支持部27及びシール支持部29が設けられている。
ハウジング端壁部15は、周壁部31及び縦壁部33からなっている。周壁部31の端部には段部35が形成され、周壁部31の外周に雄ねじ部37が形成されている。縦壁部33の内周には、軸受支持部39及びシール支持部41が形成されている。このハウジング端壁部15は、周壁部31の雄ねじ部37がハウジング本体部13の雌ねじ部23に螺合結合されている。この螺合結合状態でハウジング本体部13の段部21にハウジング端壁部15の段部35が嵌合する。
前記フレックス・ギヤ5は、楕円形を呈し、外周のギヤ部43が固定側インターナル・ギヤ部25に周方向部分的に噛み合い、径方向に撓んで噛み合い位置を変化させ得る構成となっている。フレックス・ギヤ5のギヤ部43の歯数は、固定側インターナル・ギヤ部25の歯数よりも例えば2枚少なく形成されている。フレックス・ギヤ5の内周面には、噛合歯は形成されていない。
前記遊星輪7は、一対備えられて中空に形成され、径方向に可撓となっている。この遊星輪7は、前記フレックス・ギヤ5に内接し該内接位置を変化させて前記フレックス・ギヤ5の噛み合い位置を変化させるものであり、遊星ギヤ部45と遊星ローラ部47とからなっている。
前記太陽輪9は、入力軸49に一体に形成され、サン・ギヤ部51及び噛合歯を有さない転動部53からなっている。
前記遊星輪7の遊星ギヤ部45が、固定側インターナル・ギヤ部25及びサン・ギヤ部51に噛み合い、遊星ローラ部47が、前記フレックス・ギヤ5の内周及び太陽輪9の転動部53に内外接している。遊星ギヤ部45の噛合ピッチ円直径は、遊星ローラ部47の直径よりも大径となっている。遊星ローラ部47の転動部53に対する外接は、転動部53に回転自在に嵌合するブッシュ55を介して行われている。
前記入力軸49には、ブッシュ55を軸方向に位置決める突条部57が形成され、先端に支持軸部59が形成されている。この入力軸49は、ハウジング端壁部15の軸受支持部39にボール・ベアリング61を介して回転自在に支持されている。ボール・ベアリング61は、止め輪63により軸受支持部39に対し位置決められ、このボール・ベアリング61に対し止め輪65,67により入力軸49が軸方向に位置決められている。ボール・ベアリング61の軸方向外側で、ハウジング端壁部15のシール支持部41にシール部材69が支持され、このシール部材69が入力軸49の外周に摺動可能に密接している。
前記変形遷移部10は、フレックス・ギヤ5と一体に周回状に薄板状に形成され、軸方向に延設されている。
前記出力側の回転部材11は、出力軸71にフランジ部73を備えたものである。
出力軸71の内端部には、軸支持孔75が形成され、前記入力軸49の支持軸部59が軸支持孔75にニードル・ベアリング77を介して相対回転自在に連れ持ち支持されている。この出力軸71は、ボール・ベアリング79を介してハウジング本体部13の軸受支持部27に回転自在に支持されている。ボール・ベアリング79は、止め輪81により軸受支持部27に位置決められている。ボール・ベアリング79の軸方向外側で、ハウジング本体部13のシール支持部29にシール部材83が支持され、このシール部材83が出力軸71の外周に摺動可能に密接している。
フランジ部73は、前記遊星輪7の一側に対向し、前記ハウジング端壁部15の縦壁部33との間で遊星輪7を挟み、遊星輪7の保持器を構成している。このフランジ部73は、軸受支持部27の外周で前記変形遷移部10の内周側に位置する筒状屈曲部85を一体に備えている。この筒状屈曲部85の内周側にボール・ベアリング79が位置している。筒状屈曲部85の端部には、段付き状の結合部87を径方向に突出するように周回形状に形成している。この結合部87に、前記変形遷移部10の一端が熔接などにより固着されている。
前記入力軸49が回転すると、同軸の太陽輪9が回転し、遊星輪7の遊星ギヤ部45が固定側インターナル・ギヤ部25及びサン・ギヤ部51に噛み合いつつ遊星輪7が自転し、固定側インターナル・ギヤ部25に沿って公転する。
この遊星輪7の自転及び公転により遊星輪7の遊星ローラ部47がフレックス・ギヤ5に対して転動し、内接位置を変化させて前記フレックス・ギヤ5を径方向に順次撓ませ固定側インターナル・ギヤ部25に対する噛み合い位置を変化させる。
従って、遊星輪7が1回公転するとフレックス・ギヤ5の固定側インターナル・ギヤ部25に対する噛み合いが2歯ずれる。この噛み合いのずれにより、例えば固定側インターナル・ギヤ部25の歯数が100枚であれば、1/50、400枚であれば、1/200の減速比が得られる。
さらに、遊星輪7の公転は、固定側インターナル・ギヤ部25、遊星ギヤ部45、サン・ギヤ部51の遊星ギヤ機構により入力軸49に対して減速される。
サン・ギヤ部51の歯数をZ1、遊星ギヤ部45の歯数をZ2として、入力軸49がN1rpmで回転したとすれば、遊星輪7の公転数N2は N2=N1×Z1/[2(Z1+Z2)]で表される。
例えば、Z1:Z2が1:3であると、入力軸49の回転数N1に対して遊星輪7の公転数N2は、1/8に減速することができる。
このため、本発明実施例1の駆動装置1では、入力軸49の回転に対して1/8などに減速された遊星輪7の公転によりフレックス・ギヤ5の固定側インターナル・ギヤ部25に対する噛み合い位置が変化するため、遊星輪7が1回公転するとフレックス・ギヤ5の固定側インターナル・ギヤ部25に対する噛み合いが例えば2歯ずれることによる減速に対して例えば1/50×1/8=1/400、1/200×1/8=1/1600などの大きな減速比を得ることができる。
入力軸49に対して大きく減速されたフレックス・ギヤ5の回転は、変形遷移部10を経て結合部87から筒状屈曲部85へ伝達され、フランジ部73を経て出力軸71から出力される。
太陽輪9が回転し、遊星輪7の遊星ギヤ部45が固定側インターナル・ギヤ部25及びサン・ギヤ部51に噛み合いつつ遊星輪7が自公転するため、遊星輪7がフレックス・ギヤ5に対して滑りを生ずることがなく、フレックス・ギヤ5のギヤ部43を固定側インターナル・ギヤ部25へ確実に押し付けることができる。
遊星輪7は、駆動力伝達時に径方向へ撓み、太陽輪9及び固定側インターナル・ギヤ部25に対するバックラッシュを詰めることができる。
また、遊星輪7の径方向への撓みにより遊星輪7がフレックス・ギヤ5の内周面に押し付けられ、ギヤ部43が固定側インターナル・ギヤ部25に押し付けられてバックラッシュを無くすことができる。
遊星ギヤ部45の噛合ピッチ円直径は、遊星ローラ部47の直径よりも大径となっているため、遊星ローラ部47は、フレックス・ギヤ5の内周面に対して微小の滑りを生じ、ギヤ部43を固定側インターナル・ギヤ部25へ確実に押し付けることができる。
[実施例1の効果]
本発明実施例1の駆動装置1は、ハウジング3の固定側インターナル・ギヤ部25と、前記固定側インターナル・ギヤ部25に周方向部分的に噛み合い径方向に撓んで噛み合い位置を変化させ得る楕円形のフレックス・ギヤ5と、前記フレックス・ギヤ5に内接し該内接位置を変化させて前記フレックス・ギヤ5の噛み合い位置を変化させる遊星輪7と、前記遊星輪7に外接し入力回転を前記遊星輪7に伝達する太陽輪9とを備え、前記フレックス・ギヤ5を、周回形状の変形遷移部10を介して出力側の回転部材11に固定的に結合した。
このため、出力側の回転部材11に対するフレックス・ギヤ5の撓みを変形遷移部10を経ることで無理なく許容し、フレックス・ギヤ5の減速回転は変形遷移部10を介して出力側の回転部材に円滑に伝達することができる。
変形遷移部10では、撓みの無い結合部87と撓みながら回転するフレックス・ギヤ5との間を遷移させ、フレックス・ギヤ5の撓みを確実に行わせながら、筒状屈曲部85への出力伝達をガタツキ無く確実に行わせることができる。
前記フレックス・ギヤ5の内周に噛合歯を有さず、前記太陽輪9は、サン・ギヤ部51及び噛合歯を有さない転動部53を有し、前記遊星輪7は、前記固定側インターナル・ギヤ部25及びサン・ギヤ部51に噛み合う遊星ギヤ部45と前記フレックス・ギヤ5の内周及び太陽輪9の転動部53に内外接する遊星ローラ部47とからなる。
このため、フレックス・ギヤ5を遊星輪7の遊星ローラ部47で確実に撓ませながら、遊星ギヤ部45の固定側インターナル・ギヤ部25及びサン・ギヤ部51に対する噛み合いにより、滑りの無い確実な駆動力伝達を行わせることができる。
筒状屈曲部85は、軸受支持部27の外周で変形遷移部10の内周側に位置するため、ハウジング本体部13の周壁部17と軸受支持部27との間のスペースを有効に利用して軸方向のコンパクト化を図りながら変形遷移部10の軸長を確保することができる。
前記筒状屈曲部85の内周は、該筒状屈曲部85の内周側に位置するボール・ベアリング79により前記固定側であるハウジング3に支持された。
このため、筒状屈曲部85及びボール・ベアリング79をオーバーラップさせることができ、軸方向にコンパクトに形成することができる。
図4は、本発明の実施例2に係る駆動装置の断面図である。なお、基本的な構成は実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にAを付し、重複した説明は省略する。
本実施例の駆動装置1Aは、フレックス・ギヤ5Aの内周に、ギヤ部43Aに対し軸方向位置及び幅がほぼ対応した可動側インターナル・ギヤ89を有し、太陽輪9Aは、入力軸49Aと一体のサン・ギヤ部91を有し、遊星輪7Aは、前記固定側インターナル・ギヤ部25及びサン・ギヤ部91に噛み合う遊星ギヤ部93を有している。
ハウジング本体部13Aの縦壁部19Aには、軸受支持部に代えて螺合支持部27Aが形成され、シール支持部材95が螺合結合されている。螺合支持部27Aには、ロック部材97が締結され、シール支持部材95の緩み止めが行われている。シール支持部材95及びロック部材97には、工具の係合部95a、97aが内外周に隣接して軸方向外向きに形成されている。筒状屈曲部85Aの内周と螺合支持部27A及びシール支持部材95とには、ベアリング99が介設され、筒状屈曲部85Aの内周が、前記ハウジング3側にベアリング99を介して支持された構成となっている。シール支持部材95の螺合支持部27Aに対する螺合位置の調節によりベアリング99にプリロードを与え、筒状屈曲部85Aの内周と螺合支持部27A及びシール支持部材95とに対するガタ付きを無くすことができる。
そして、本実施例2では、前記入力軸49Aが回転すると、同軸の太陽輪9Aが回転し、遊星輪7Aの遊星ギヤ部93が固定側インターナル・ギヤ部25及びサン・ギヤ部91に噛み合いつつ遊星輪7Aが自転し、固定側インターナル・ギヤ部25に沿って公転する。
この遊星輪7Aの前記噛み合いによる自転及び公転で遊星輪7Aがフレックス・ギヤ5Aに対して転動し、内接位置を変化させて前記フレックス・ギヤ5Aを可動側インターナル・ギヤ89の位置で径方向に順次撓ませギヤ部43Aの固定側インターナル・ギヤ部25に対する噛み合い位置を変化させる。
従って、本実施例2でも、実施例1と同様な作用効果を奏することができる。
また、本実施例2では、フレックス・ギヤ5Aの内周に、可動側インターナル・ギヤ89を有し、太陽輪9Aは、サン・ギヤ部91を有し、遊星輪7Aは、固定側インターナル・ギヤ部25及びサン・ギヤ部91に噛み合う遊星ギヤ部93を有するため、フレックス・ギヤ5A、遊星輪7A、及び太陽輪9Aの構造を簡単にすることができ、入力軸49Aからフレックス・ギヤ5Aへの駆動力伝動を確実に行わせることができる。
図5は、本発明の実施例3に係る駆動装置の断面図である。なお、基本的な構成は実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には同符号又は同符号にBを付し、重複した説明は省略する。
本実施例の駆動装置1Bは、フレックス・ギヤ5Bの内周及び前記太陽輪9Bに噛合歯を有さず、遊星輪7Bは、前記フレックス・ギヤ5B及び太陽輪9Bに内外接する遊星ローラである。遊星輪7Bは、保持器101でフランジ部73とハウジング端壁部15Bの縦壁部33Bとの間に保持されている。保持器101は、縦壁部33Bの段部33Baに係合し、径方向の位置決めが行われている。
そして、本実施例3でも、実施例1と同様な作用効果を奏することができる。
また、過負荷を生じたとき、フレックス・ギヤ5B、遊星輪7B、太陽輪9B間で滑りを発生させ、装置の破損を防止することができる。
さらに、遊星輪7Bは、ギヤを有さないため、低コストで製造することができる。
駆動装置の断面図である。(実施例1) 太陽輪周辺の拡大図である。(実施例1) フレックス・ギヤと遊星輪と太陽輪との関係を示すスケルトン図である。(実施例1) 駆動装置の断面図である。(実施例2) 駆動装置の断面図である。(実施例3)
符号の説明
1,1A,1B 駆動装置
3 ハウジング
5,5A,5B フレックス・ギヤ
7,7A,7B 遊星輪
9,9A,9B 太陽輪
10 変形遷移部
11 出力側の回転部材
43A ギヤ部
45 遊星ギヤ部
47 遊星ローラ部
51 サン・ギヤ部
53 転動部
85 筒状屈曲部
89 可動側インターナル・ギヤ
91 サン・ギヤ部
93 遊星ギヤ部

Claims (7)

  1. 固定側の固定側インターナル・ギヤ部と、
    前記固定側インターナル・ギヤ部に周方向部分的に噛み合い径方向に撓んで噛み合い位置を変化させ得る楕円形のフレックス・ギヤと、
    前記フレックス・ギヤに内接し該内接位置を変化させて前記フレックス・ギヤの噛み合い位置を変化させる遊星輪と、
    前記遊星輪に外接し入力回転を前記遊星輪に伝達する太陽輪とを備え、
    前記フレックス・ギヤを、周回形状の変形遷移部を介して出力側の回転部材に固着した、
    ことを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1記載の駆動装置であって、
    前記フレックス・ギヤの内周に噛合歯を有さず、
    前記太陽輪は、サン・ギヤ部及び噛合歯を有さない転動部を有し、
    前記遊星輪は、前記固定側インターナル・ギヤ部及びサン・ギヤ部に噛み合う遊星ギヤ部と前記フレックス・ギヤの内周及び太陽輪の転動部に内外接する遊星ローラ部とからなる、
    ことを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1記載の駆動装置であって、
    前記フレックス・ギヤの内周に、可動側インターナル・ギヤを有し、
    前記太陽輪は、サン・ギヤ部を有し、
    前記遊星輪は、前記固定側インターナル・ギヤ部及びサン・ギヤ部に噛み合う遊星ギヤ部を有する、
    ことを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1記載の駆動装置であって、
    前記フレックス・ギヤの内周及び前記太陽輪に噛合歯を有さず、
    前記遊星輪は、前記フレックス・ギヤ及び太陽輪に内外接する遊星ローラである、
    ことを特徴とする駆動装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の駆動装置であって、
    前記出力側の回転部材は、前記変形遷移部を結合させるフランジ部を備え、
    前記フランジ部に、前記変形遷移部の内周側に位置する筒状屈曲部を備えた、
    ことを特徴とする駆動装置。
  6. 請求項5記載の駆動装置であって、
    前記筒状屈曲部の内周は、該筒状屈曲部の内周側に位置するベアリングにより前記固定側に支持された、
    ことを特徴とする駆動装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の駆動装置であって、
    前記遊星輪は、径方向に可撓の中空状に形成された、
    ことを特徴とする駆動装置。
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