JP2003247630A - 遊星歯車機構 - Google Patents
遊星歯車機構Info
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- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/08—General details of gearing of gearings with members having orbital motion
- F16H57/082—Planet carriers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
性を向上させること。 【解決手段】 サンギア11と、リングギア12と、ピ
ニオンギア13と、ピニオンギア13の内周側に配設さ
れるピニオンピン14と、ピニオンピン14を支持する
キャリア15と、キャリア15に装着されたプレート部
材16とを備え、貫通孔15aから突出するピニオンピ
ン14の軸方向端部にはスリット14aが形成され、キ
ャリア15の貫通孔15aと異なる箇所には軸方向に凹
んでいる凹部15cが形成され、プレート部材16は、
スリット14aに嵌めこまれる嵌入部16aと、凹部1
5cに向かって突出するとともに回転方向に関して凹部
15cと係合する突出部16bとが一体的に形成される
遊星歯車機構10。
Description
るものであり、特に、ピニオンピンとキャリアとの固定
構造に関する。
ルなどに用いられる遊星歯車機構は、サンギアとリング
ギアとの間に複数個のピニオンギアが噛合するととも
に、複数個のピニオンギアがキャリアにより支持されて
成る。ピニオンギアのキャリアによる支持について説明
する。各ピニオンギアの外周面にはサンギア及びリング
ギアの歯面と係合する歯が形成されており、内周には転
がり軸受を介してピニオンピンが相対回転可能に挿通さ
れている。そして、各ピニオンピンの軸方向端部をキャ
リアに固定することによって、各ピニオンギアがキャリ
アに対して支持される。
第2508622号が知られている。この公報に開示さ
れる遊星歯車機構102を図5及び図6に示す。図5は
遊星歯車機構120の縦断面図(図6のIa−Ia視断
面図)、図6は図5のIb−Ib視断面図である。図5
及び図6に示すように、この技術には、サンギア12
1、リングギア123、サンギア121とリングギア1
23とに噛合する4個のプラネタリギア122、4個の
プラネタリギア122がサンギア121の周りに公転す
るように各プラネタリギア122を支持するキャリア1
25と、各プラネタリギアを回転可能に支持するととも
にその端部がキャリア125に形成された軸穴部に嵌入
される4個のピニオンピン126と、各ピニオンピン1
26を固定すべくキャリア125と一体的に装着された
プレート状のストッパ134とから構成される遊星歯車
機構120が開示されている。
成されており、更にストッパ134には、ストッパ13
4の位相を調整することにより切欠溝内に嵌入してピニ
オンピン126の軸方向及び回転方向の動きを拘束する
嵌合部134cが4箇所に設けられている。また、スト
ッパ134の外周側の4箇所に屈曲部134bを設け、
この屈曲部134bがキャリア125の外周に形成され
る凸部125iを外周側から回り込むようにして覆うこ
とで、キャリア125に対するストッパ134の軸方向
の動きを拘束している。更に、凸部125iと屈曲部1
34b、及び凸部125jが遊星歯車機構120の入力
ケース124の各突出部124e間に嵌合されること
で、キャリア125に対するストッパ134の回転方向
の動きが拘束されるようになっている。
従来技術では、キャリア125に対するストッパ134
の軸方向及び回転方向の動きを拘束するためには、先述
したようにストッパ134の屈曲部134bをキャリア
125の凸部125iの外周から回り込ませなければな
らないので、屈曲部134bを凸部125iに整合させ
るには、屈曲部134bを折り曲げなければならず、組
付けに際して非常に煩雑な作業が必要である。また、屈
曲部134bを先に形成しておき、ピニオンピン126
をプラネタリギア122内に嵌めこんだ後でストッパ1
34を回転させて組付ける、という方法も考えられる
が、ストッパ134の回転方向の位置を規定するのはキ
ャリア124であるため、キャリア124に対するスト
ッパ134の回転方向位置が少しでもずれてしまうと、
ストッパ134をキャリア124に組みつけられない、
という問題もあり、これもまた組付け性の面から好まし
くない。
キャリアに固定するためのストッパのキャリアへの組付
け性が悪い、という問題がある。
く、遊星歯車機構においてピニオンピンとキャリアとの
組付け性を向上させることを技術的課題とする。
に請求項1の発明は、サンギアと、該サンギアと同軸上
に配設されるリングギアと、前記サンギアと前記リング
ギアとに噛合する複数個のピニオンギアと、該ピニオン
ギアと同軸上かつ相対回転可能に前記ピニオンギアの内
周側に配設される複数個のピニオンピンと、該ピニオン
ピンの軸方向端部が貫通される貫通孔を有するとともに
前記複数個のピニオンギアが前記サンギアに対して公転
するように前記複数個のピニオンピンを一体的に支持す
るキャリアと、該キャリアに対する軸方向の移動が規制
された状態で前記キャリアに装着されたプレート部材と
を備える遊星歯車機構であって、前記貫通孔から突出す
る前記ピニオンピンの軸方向端部には、前記プレート部
材の面に沿ったスリットが形成され、前記キャリアの前
記プレート部材側の面における前記貫通孔と異なる箇所
には、軸方向に関して凹んでいる凹部が形成され、前記
プレート部材は、前記スリットに嵌めこまれる嵌入部
と、前記凹部に向かって突出するとともに、回転方向に
関して前記凹部と係合する突出部とが一体的に形成され
るようにした。
トにプレート部材の嵌入部を嵌めこむことによって、プ
レート部材に対するピニオンピンの軸方向の移動が規制
される。キャリアに対するプレート部材の軸方向の移動
は規制されているので、嵌入部がスリットに嵌めこまれ
ると、キャリアに対するピニオンピンの軸方向の移動が
規制される。また、キャリアの凹部とプレート部材の突
出部とが回転方向に関して係合することで、キャリアに
対するピニオンピンの回転方向の移動を規制することが
できる。
したような、ストッパの屈曲部をキャリアの凸部の外周
から回り込ませるような煩雑な作業を要することなく、
凹部と突出部とを回転方向に係合するだけの簡単な構造
で、キャリアに対するピニオンピンの回転方向への移動
が規制される。したがって、上述した従来技術に比べて
簡単な構造のプレート部材で、キャリアに対してピニオ
ンピンを固定することが可能になる。
ート部材のキャリアに対する軸方向の移動を規制する構
造を具体的に説明したものであり、前記キャリアは、前
記プレート部材の外周を覆う壁部を一体的に有してお
り、前記壁部の内周面に形成される溝にCリングを嵌め
こむことによって、前記プレート部材は前記キャリアに
対する軸方向の移動が規制されるようにしたことであ
る。
関するものであり、前記Cリングは、前記プレート部材
の一部を切欠いて成るようにしたことである。
グの機能を持たせることで、Cリングを余分に設ける必
要がなく、部品点数の増大が抑えられて好適である。
のいずれかにおいて、前記プレート部材の内周側に前記
プレート部材の突出部を形成したことである。
方向に関して大型化することなく、寸法上の観点から好
適である。
のいずれかにおいて、前記プレート部材を軸方向に湾曲
することによって前記プレート部材の突出部を形成した
ことである。
に湾曲させるだけの簡単な構造で突出部を形成するの
で、プレート部材自体の構造の簡略化に繋がり、これも
また好適である。
て、図面に基づいて説明する。図1は第1の実施形態に
おける遊星歯車機構の縦断面図、図2は図1の遊星歯車
機構にサンギアを取り付ける前のA視図である。本実施
形態では、遊星歯車機構は自動変速機に用いられるもの
とする。
と、サンギア11と同軸上に配設されるリングギア12
と、4個のピニオンギア13と、各ピニオンギア13の
内周側に配設されるピニオンピン14と、4個のピニオ
ンギア13がサンギア11に対して公転するように各ピ
ニオンピン14を一体的に支持するキャリア15と、キ
ャリア15に装着されたプレート部材16とを備えてい
る。
15は図示しないそれぞれ異なる摩擦係合要素を介して
自動変速機の入力軸、自動変速機のケース、自動変速機
の出力軸、或いは他の遊星歯車機構の要素(ともに図示
せず)に接続され、自動変速機が変速段を切換える際
に、摩擦係合要素の係合・解放が切換えられて、サンギ
ア11、リンギギア12、キャリア15に対する入出力
の関係が切換えられるものである。
が形成されており、サンギア11とリングギア12の各
歯面に噛合している。各ピニオンピン14は、ピニオン
ギア13と同軸上かつ相対回転可能に軸受を介してピニ
オンギア13の内周側に配設されている。キャリア15
には4個のピニオンピン14の軸方向端部を貫通する貫
通孔15a、15bが、一方の面と他方の面のそれぞれ
に4個ずつ、合計8個設けられている。
に関する構造について説明する。キャリア15の一方の
面側の貫通孔15aから突出するピニオンピン14の軸
方向端部には、プレート部材16の面に沿って、ピニオ
ンピン14の軸方向と垂直な方向のスリット14aが形
成されている。キャリア15のプレート部材16側の面
における貫通孔15aと異なる箇所、すなわち、ピニオ
ンピン14が組み込まれない部分には、軸方向に関して
凹んでいる凹部15cが2箇所に形成されている。キャ
リア15は、円筒状の壁部15dを一体的に有してお
り、壁部15dの内周面には周方向の溝15eが形成さ
れている。プレート部材16は、スリット14aに嵌め
こまれる嵌入部16aと凹部15cに向かって突出する
突出部16bとが一体的に形成されたリング形状を呈し
ている。そして、プレート部材16の外周がキャリア1
5の壁部15dの内周面に覆われた状態で、キャリア1
5の一方の面に沿ってCリング17を用いてキャリア1
5に取り付けられている。突出部16bは、プレート部
材16の製造時にプレート部材16を軸方向にプレス加
工する際に形成される。
嵌入部16aはプレート部材16の内周側に形成される
部分であって、貫通孔15a、15bの最外周部分と接
する円周よりも小径となるように設計されている。尚、
嵌入部16a以外の4箇所は嵌入部16aよりも径方向
外側に切欠かれた切欠部16cを構成しており、切欠部
16cの周方向の間隔は貫通孔15a、15bの周方向
の間隔と同じになるように形成されている。突出部16
bは、プレート部材16の内周側において嵌入部16a
よりも更に径方向内側の2箇所に形成されている。突出
部16bの位相は、キャリア15の凹部15cと同じ位
相となるように形成されている。ただし、プレート部材
16の突出部16bがキャリア15の凹部15c内に嵌
まりこんで突出部16bと凹部15cとが係合した状態
では、切欠部16cが貫通孔15aと異なる位置になる
ように、突出部16b及び嵌入部16aが形成されてい
る。
aを嵌め込み、更にCリング17にてプレート部材16
の外周部分をキャリア15に対して規制することでキャ
リア15に対するピニオンピン14の軸方向の移動が規
制される。また、突出部16bが凹部15c内に突出し
て、回転方向に関して突出部16bと凹部15cとが係
合することでキャリア15に対するプレート部材16の
回転方向の移動が規制され、これによってキャリア15
に対するピニオンピン14の回転方向の移動が規制され
る。
おけるピニオンピン14とキャリア15との固定方法に
ついて説明する。先ず、各貫通孔15a、15bとピニ
オンギア13とが同軸上となるようにキャリア15の内
部にピニオンギア13を設置する。ピニオンギア13の
設置は、キャリア15の内周側或いは外周側からキャリ
ア15の内部に向けてピニオンギア13を所望の位置と
することにより行われる。ピニオンギア13をキャリア
15内部に設置した後、ピニオンピン14の端部がピニ
オンギア13の軸方向の略半分の位置となるように、ピ
ニオンピン14を貫通孔15a及びピニオンギア13の
内周側に挿通する。次に、ピニオンピン14と切欠部1
6cとが同位相となるように、各ピニオンピン14に対
してプレート部材16を挿通させる。ピニオンピン14
のスリット14aの位置とプレート部材16との軸方向
位置が一致したところでプレート部材16をキャリア1
5に対して周方向に回転させて、各嵌入部16cをそれ
ぞれのスリット14aに嵌めこむ。プレート部材16の
回転は、突出部16bと凹部15cとが同位相となる位
置で停止させる。尚、この時点では突出部16bは凹部
15cと係合していない。次に、突出部16bと凹部1
5cとが同位相の状態でプレート部材16及び各ピニオ
ンピン14を更に軸方向に変位させて、プレート部材1
6をキャリア15に当接させる。そして、Cリング17
をキャリア15の壁部15dの溝15e内に嵌めこん
で、ピニオンピン14とキャリア15の固定が完了す
る。
出部16bとを回転方向に関して係合するだけの簡単な
構造で、キャリア15に対するピニオンピン14の回転
方向への移動が規制される。したがって、簡単な構造の
プレート部材16を用いて、キャリア15に対してピニ
オンピン14を固定することが可能になる。更に、突出
部16bがプレート部材16の径方向内周側に形成され
ているので、プレート部材16自体が径方向に関して大
型化することがない。また、プレート部材16の突出部
16bはプレスによって簡単に加工できる。
明する。第2の実施形態は、プレート部材の一部を切欠
いてCリング形状とし、プレート部材自身に第1の実施
形態で説明したCリングと同じ機能を持たせたことでの
み、上述した第1の実施形態に対して相違し、それ以外
の構成は同一である。第1の実施形態と同一の構成は説
明を省略する。
0の縦断面図を、図4に図3の遊星歯車機構100にサ
ンギア11を取り付ける前のB視図を示す。図3及び図
4において、第1の実施形態と同一の構成(サンギア1
1、リングギア12、ピニオンギア13、ピニオンピン
14)については同一の符号を付すものとする。図3及
び図4に示されるように、プレート部材160の外周部
分がキャリア150の壁部150dの溝150eに嵌め
込まれることで、キャリア150に対するプレート部材
160の軸方向の移動が規制される。
の効果に加えて、Cリングを別部材として余分に設ける
必要がなくなるので、部品点数及び組付け工数が低減す
る。
が、本発明は上述した実施形態に限定されるものではな
く、自動変速機用の遊星歯車機構以外にも、例えば4輪
駆動車のセンターデフ等、その用途が限定されるもので
はない。
なストッパの屈曲部をキャリアの凸部の外周から回り込
ませるような煩雑な作業を要することなく、凹部と突出
部とを回転方向に係合するだけの簡単な構造で、キャリ
アに対するピニオンピンの回転方向への移動が規制され
る。したがって、上述した従来技術に比べて簡単な構造
のプレート部材で、キャリアに対してピニオンピンを固
定することが可能になる。
縦断面図である。
る。
縦断面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 サンギアと、該サンギアと同軸上に配設
されるリングギアと、前記サンギアと前記リングギアと
に噛合する複数個のピニオンギアと、該ピニオンギアと
同軸上かつ相対回転可能に前記ピニオンギアの内周側に
配設される複数個のピニオンピンと、該ピニオンピンの
軸方向端部が貫通される貫通孔を有するとともに前記複
数個のピニオンギアが前記サンギアに対して公転するよ
うに前記複数個のピニオンピンを一体的に支持するキャ
リアと、該キャリアに対する軸方向の移動が規制された
状態で前記キャリアに装着されたプレート部材とを備え
る遊星歯車機構であって、 前記貫通孔から突出する前記ピニオンピンの軸方向端部
には、前記プレート部材の面に沿ったスリットが形成さ
れ、 前記キャリアの前記プレート部材側の面における前記貫
通孔と異なる箇所には、軸方向に関して凹んでいる凹部
が形成され、 前記プレート部材は、前記スリットに嵌めこまれる嵌入
部と、前記凹部に向かって突出するとともに、回転方向
に関して前記凹部と係合する突出部とが一体的に形成さ
れることを特徴とする遊星歯車機構。 - 【請求項2】 前記キャリアは、前記プレート部材の外
周を覆う壁部を一体的に有しており、前記壁部の内周面
に形成される溝にCリングを嵌めこむことによって、前
記プレート部材は前記キャリアに対する軸方向の移動が
規制されることを特徴とする、請求項1に記載の遊星歯
車機構。 - 【請求項3】 前記Cリングは、前記プレート部材の一
部を切欠いて成ることを特徴とする、請求項2に記載の
遊星歯車機構。 - 【請求項4】 前記プレート部材の突出部は、前記プレ
ート部材の内周側に形成されることを特徴とする、請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊星歯車機構。 - 【請求項5】 前記プレート部材の突出部は、前記プレ
ート部材を軸方向に湾曲することによって形成されるこ
とを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれかに記
載の遊星歯車機構。
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