JP4077241B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置の製造方法およびその製造装置に関し、特に、ドライエッチング後のレジストおよびエッチングにより生じたポリマー残渣の除去に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体装置の小型化および半導体素子の高密度化に伴い、配線の多層化が進んでいる。また、半導体集積回路の集積化および小型化と同時に、高速化も必要とされている。高密度化のために配線幅や配線間隔を狭小化すると、配線抵抗(R)および配線容量(C)の増加によりRC遅延が生じる。半導体素子の速度が向上するなかで、半導体集積回路の全体の回路遅延のうちRC遅延が問題となっている。
【0003】
RC遅延改善のため、配線抵抗を低減するため配線材料にCuを用いたデュアルダマシンプロセス(Cu dual damascene process)の開発が進んでいる。このデュアルダマシンプロセスは、レジストパターニングをして、ドライエッチングにより、層間絶縁層に配線用の溝と層間導通用のコンタクトホールを一体に形成して、これらの溝とコンタクトホールをCuで埋めるように金属層を堆積する。低抵抗で原子量の大きいCuを使うことにより、配線抵抗が低減されると同時に、エレクトロマイグレーションが抑制される。
【0004】
コンタクトホールを形成する工程では、ドライエッチング後、ドライアッシング処理及びアミン系薬液を用いたウエット処理により、レジストを除去していた。
【0005】
図1は、半導体装置のコンタクトホールを形成する製造工程を示す図である。図1(A)を参照するに、SiO膜201Aを担持する基板201上にポリSi膜202を形成し、その上にコバルトシリサイド(CoSi)などの導電層203を形成し、その上に、SiOの層間絶縁膜204を形成する。図1(B)を参照するに、層間絶縁膜204上にレジスト205を均一に塗布した後、パターン露光を行い、現像して、パターンが転写されたレジスト205を形成する。図1(C)を参照するに、このレジスト205をマスクとして、RIE(反応性イオンエッチング)などのドライエッチングにより層間絶縁膜204をエッチングし、コンタクトホール204−1を形成する。図1(D)を参照するに、次に、レジスト205と、図1(C)のドライエッチングによりレジスト205が分解、変質したポリマー残渣205−1を、酸素プラズマによるドライアッシング処理およびアミン系薬液を用いたウエット処理により除去する。
【0006】
また、図2は、半導体装置の金属配線構造を形成する製造工程を示す図である。図2(A)を参照するに、基板211上にSiOなどの絶縁膜212を形成し、その上にAlやWなどの金属膜213を形成する。図2(B)を参照するに、金属膜213上にレジスト214を形成する。図2(C)を参照するに、パターニングしたレジスト214をマスクとして、RIEなどにより金属膜213をエッチングし、金属配線パターンを形成する。図2(D)を参照するに、次に、図2(C)のドライエッチングによりレジストが分解、変質したポリマー残渣214−1を、酸素プラズマによるドライアッシング処理およびアミン系薬液を用いたウエット処理により、除去する。
【0007】
ドライアッシング処理は、Oプラズマ、HOプラズマ、高密度プラズマ源を用いて、レジストおよびポリマー残渣をCOおよびHOに変化させる。一方、アミン系薬液を用いたウエット処理は、例えば、ヒドロキシアミン類などのアルカリ系アミン類と、水溶性有機溶媒と、防食剤および水などからなる剥離剤を用いて浸漬法、シャワー法などによりレジストおよびポリマー残渣を溶解し、基板表面から除去する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図1(D)および図2(D)を参照するに、これらの処理のレジスト205、214およびポリマー残渣205−1、214−1の除去能力は完全ではなく、層間絶縁膜204、コンタクトホールの底面の導電層203、または金属膜213の表面に、その一部が残留してしまうことがある。特にドライアッシング処理の条件のばらつきやウエット処理の薬剤の劣化等の原因により、ポリマー残渣が残留し易く、これによって表面の清浄性が著しく損なわれる場合が生ずる。このような場合、コンタクト抵抗の増加、配線の短絡や断絶などが発生し、生産歩留まりを低下させ、半導体装置の生産性を著しく低下させてしまう。さらには半導体装置の動作信頼性が著しく損なわれてしまう。
【0009】
したがって、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、基板表面のレジストおよびポリマー残渣を除去可能な、そして、半導体装置の生産歩留まりの向上および生産性の安定化が可能な半導体装置の製造方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、請求項1に記載の如く、基板上にパターニングされたレジストをマスクとしてドライエッチングを行った後に、前記レジストを除去するレジスト除去工程を含む半導体装置の製造方法であって、前記レジスト除去工程において、172nm,185nm,および254nmよりなる群より選択される波長の紫外線を前記基板の表面に照射して、その後、プラズマを用いたドライアッシングまたはレジスト剥離液を用いたウエット処理をして、前記レジストを除去することにより達成される。
また、上記目的は請求項2に記載の如く、基板上にパターニングされたポジ型のレジストをマスクとしてドライエッチングを行った後に、前記レジストを除去するレジスト除去工程を含む半導体装置の製造方法であって、前記レジスト除去工程において、前記基板の表面に波長が280nmの紫外線を照射して、その後、アルカリ可溶性となった前記レジストを除去することにより達成される。
また、上記目的は請求項3に記載の如く、基板上にパターニングされたレジストをマスクとしてドライエッチングを行った後に、前記レジストを除去するレジスト除去工程を含む半導体装置の製造方法であって、前記レジスト除去工程において、前記基板上に生成された有機物からなる残渣に紫外線を照射し、該残渣を有機化合物のフリーラジカル又は励起状態の分子にし、該紫外線の照射により発生したオゾン及び酸素ラジカルと該有機化合物のフリーラジカル又は励起状態の分子とを結合し、揮発させて、その後、プラズマを用いたドライアッシングまたはレジスト剥離液を用いたウエット処理をして、前記残渣を除去することにより達成される。
【0011】
請求項1、2又は3記載の発明によれば、基板の表面に紫外線を照射することによって、基板表面のレジストおよびポリマー残渣を構成する有機物の結合を開裂し、例えば、有機化合物のフリーラジカルや励起状態の分子にすることができる。また、紫外線の照射により発生・生成するオゾンOおよび酸素ラジカルOが、有機化合物のフリーラジカルや励起状態の分子と結合して、COやHOのような物質になって揮発させることができ、また、基板表面を有機化合物の親水基に改質し、この後のレジスト除去を行う処理において、このような有機化合物を除去しやすくすることができる。したがって、基板表面のレジストおよびポリマー残渣を除去して清浄化することができる。
さらに、請求項1又は3記載の発明によれば、紫外線照射により除去しやすくなった基板表面のレジストおよびポリマー残渣を、ドライアッシングまたはウエット処理により、容易に除去することができる。
【0012】
また、請求項に記載される如く、請求項1から3のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法において、前記レジストは、化学増幅レジストである構成とすることができる。
【0013】
請求項記載の発明によれば、化学増幅レジストに紫外線を照射すると、アルカリ可溶性となり、この後のレジスト除去を行う処理において、除去しやすくなる。したがって、基板表面のレジストおよびポリマー残渣を除去して清浄化することができる。
【0016】
また、請求項に記載される如く、請求項1からのいずれか1項記載の半導体装置の製造方法において、前記レジスト除去工程は、前記基板を加熱しながら紫外線を照射する構成とすることができる。
【0017】
請求項記載の発明によれば、基板を加熱することにより、オゾンOおよび酸素ラジカルOが、有機化合物のフリーラジカルや励起状態の分子と結合する反応を促進することができる。また、化学増幅レジストでは、加熱することにより、アルカリ可溶性となる反応を促進することができる。したがって、基板表面のレジストおよびポリマー残渣をより一層除去し易くすることができる。
【0018】
また、請求項に記載される如く、請求項1からのいずれか1項記載の半導体装置の製造方法において、前記紫外線は、オゾンを発生させる波長帯と、酸素ラジカルを生成する波長帯とを含む構成とすることができる。
【0019】
請求項記載の発明によれば、このような紫外線により、オゾンOおよび酸素ラジカルOの発生・生成する量やその割合を調整することができ、基板表面のレジストおよびポリマー残渣を除去する条件を最適化できると共に、基板表面の損傷を抑制することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
【0021】
まず、以下に、本発明による半導体装置の製造方法の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
本実施形態は、半導体装置のコンタクトを有する配線構造を形成するものである。
【0022】
図3(A)〜(E)は、本実施形態の半導体装置10の製造工程を示す図である。
【0023】
図3(A)を参照するに、例えば、Siウェハーなどよりなる基板11に、例えば、厚さ160nmのポリSi膜12を、CVD法により形成する。その上に、ポリSi膜12とオーミックコンタクトを形成する、例えば厚さ5nmのCoSi膜13を、スパッタ法、蒸着法などにより形成する。その上に、例えば厚さ700nmのSiOからなる層間絶縁膜14を、CVD法、スパッタ法などにより形成する。
【0024】
図3(B)を参照するに、次に、コンタクトホールを形成するために、例えば厚さ730nmのレジスト15を層間絶縁膜14上にスピンコータなどにより塗布する。レジスト15は、例えば、化学増幅型レジストが用いられる。次にオーブン炉などによりプリベーク後、ステッパによりマスク露光を行い、パターンを転写する。次に現像して、例えばポジ型のレジスト15では感光部が除去され、マスクが形成される。
【0025】
例えば、KrFエキシマレーザ光(波長259nm)のリソグラフィで用いられるポジ型の化学増幅型レジストは、この光が露光されると、酸を発生させ、その酸によりアルカリ可溶性基を保護していた保護基を脱離させ、極性基であるアルカリ可溶性基を出現させる。そして、露光部分は、ヒドロキシアミン類などのアルカリ系アミン類と、水溶性有機溶媒と、防食剤および水などからなる現像液により溶解され、除去される。
【0026】
図3(C)を参照するに、パターニングされたレジスト15をマスクとして、異方性を有するドライエッチングにより、コンタクトホール14−1を形成する。ドライエッチングは、例えば、平行平板型RIE装置により、SiOからなる層間絶縁膜14に対しては、CFガスを用いて行う。チャンバー内では、プラズマ放電により、F、CFなどのラジカルが発生し、SiOが分解され、SiFなどになってチャンバー外に排出され、コンタクトホール14−1が形成される。一方、マスクであるレジスト表面は、プラズマや熱にさらされ、レジストが変質または分解され、ポリマー残渣15−1が生じ、SiOなどのエッチング残渣とともにコンタクトホール14−1の側壁あるいは底面に付着する。
【0027】
図3(D)を参照するに、次に、このような基板表面に紫外線を照射する。紫外線の波長は、例えば、300nm以下の遠紫外線が選択される。このような波長の遠紫外線が照射すると、レジスト15を構成する有機物の結合を開裂し、例えば、有機化合物のフリーラジカルや励起状態の分子にすることができる。この反応は、レジスト表面15−1のみならず、レジスト15の内部、例えば、層間絶縁膜14との界面のレジストでも起きるので、この後のドライアッシング処理などにより、レジストが容易に除去することができるようになる。このような遠紫外線を発生する光源としては、例えば、紫外線ランプがある。また、光源の出力は、例えば、100mW/cmから1000mW/cmの範囲に設定される。
【0028】
また、紫外線は、例えば、約280nmの遠紫外線が選択される。この遠紫外線が照射されると、ポジ型の化学増幅型レジストの場合は、酸を発生し、この酸がアルカリ可溶性基を保護していた保護基を脱離させる。そして、レジストはアルカリ可溶性となり、後述するウエット処理により、除去しやすくなる。光源の出力は、例えば、100mW/cmから1000mW/cmの範囲に設定される。さらに、紫外線を照射しながら、ホットプレートなどで基板を加熱すると、より容易にレジストを除去し易くなる。加熱温度は、例えば、20℃から200℃の範囲から選択される。
【0029】
また、紫外線は、例えば、185nmおよび254nmの遠紫外線が選択される。酸素を含む雰囲気中で、185nmの遠紫外線が照射されると、O→O(P)+O(P)、O(P)+O→Oの反応がおこり、オゾンOが発生する。254nmの遠紫外線が照射されると、O→O+Oの反応がおこり、酸素ラジカルOが発生する。オゾンOおよび酸素ラジカルOは、強力な酸化力を持ち、ポリマー残渣やレジストを分解し、上述した有機化合物のフリーラジカルや励起状態の分子と結合して、COやHOのような揮発性の物質に変化させる。また、レジストやポリマー残渣は、揮発されないまでも、カルボニル基やカルボキシル基などの有機化合物の親水基となって、水に対する濡れ性が向上し、後述するウエット処理により、除去されやすくなる。
【0030】
ここで、185nmのオゾンを発生させる波長帯と254nmの酸素ラジカル波長帯のパワーおよび、それぞれの波長帯の照射時間を制御することにより、オゾンOおよび酸素ラジカルOの発生または生成量を調整することができる。例えば、254nmの遠紫外線を照射する場合は、基板とランプの距離を40mmとして、遠紫外線のランプ出力を30J、照射時間を、例えば、10分から16分の範囲に設定する。このような遠紫外線を発生するランプとしては、例えば、254nmの波長を発光するように作製された特定波長発光用低圧水銀ランプがある。また、例えば、185nmおよび254nmの遠紫外線を照射する場合は、基板とランプの距離を34mmとして、遠紫外線のランプ出力を50J、照射時間を、例えば、5分に設定する。このような遠紫外線を発生するランプとしては、例えば、185nmおよび254nmの波長を発光するように作製された特定波長発光用低圧水銀ランプがある。
【0031】
また、さらに、紫外線は、例えば、172nmの遠紫外線が選択される。酸素を含む雰囲気中で、172nm遠紫外線が照射されると、Oから直接酸素ラジカルOが生成され、またOからOを経てOが生成される。このようなオゾンOおよび酸素ラジカルOは、上述した185nmおよび254nmの遠紫外線と同様の作用を奏する。このような遠紫外線を発生する光源としては、例えば、エキシマバリアランプがある。また、光源の出力は、例えば、100mW/cmから1000mW/cmの範囲に設定される。
【0032】
紫外線照射は、例えば、図4に示す装置により行う。図4は、シングルウェハー方式の紫外線照射装置の構成を示す断面図である。
【0033】
図4を参照するに、紫外線照射装置100は、減圧可能なチャンバー110内の上部に、下向きに紫外線が照射するように設けられた紫外線ランプ101と、紫外線ランプ101の直下に設けられ、所定の間隔で複数の穿孔を有する照射集光プレート102と、紫外線ランプ101を囲むように設けられ、下縁が照射集光プレート102の外縁と一体となった上部バッフル板103と、照射集光プレート102に延在し基板113を囲むように設けられた下部バッフル板105と、下部バッフル板105に設けられ、酸素ガスなどのプロセスガスを供給するガス導入部104と、基板113の供給搬出口の開閉を行うゲートバルブ106と、基板113を着脱する機構部107と、基板113を加熱する加熱部108と、ガスを排気する排気口109と、基板113を搬送する搬送機構部111と、基板113を支持する支持台112とにより構成されている。
【0034】
紫外線ランプ101は、例えば、Xe充填ガスのエキシマバリアランプが用いられる。波長が172nmの遠紫外線を発光することができる。
【0035】
照射集光プレート102は、所定の間隔の穿孔を有する鏡面仕上げの部材により構成されている。照射集光プレート102は、図4に示す矢印のように、紫外線ランプ101から照射された遠紫外線の照射エネルギーを、基板113全体にわたって均一化し、照射エネルギーの効率化を図り、オゾンOおよび酸素ラジカルOの反応を促進するために使用される。
【0036】
上部バッフル板103は、照射集光プレート102と同様の材質からなり、鏡面仕上げの部材により構成されている。上部バッフル板103は、照射集光プレート102と共に、基板113全体にわたって遠紫外線の照射エネルギーを均一化し、特に基板113の外縁部の照射エネルギーを増加させるためのものである。
【0037】
下部バッフル板105は、照射集光プレート102から延在する天板と、基板113などを取り囲むように設けられた側板とから構成されている。下部バッフル板には、酸素ガスなどを供給するガス導入部104が設けられている。ガス導入部から供給されたガスと遠紫外線との反応により、オゾンOおよび酸素ラジカルOが発生・生成し、基板113表面に導入されるようになっている。
【0038】
加熱部108は、例えば、抵抗加熱ヒータを備えている。加熱部108により基板113を加熱することで、オゾンOおよび酸素ラジカルOと、基板113表面のレジストおよびポリマー残渣との反応を促進させることができる。
【0039】
紫外線照射装置100は、例えば後述するクラスター型の半導体製造装置と組み合わされ、ゲートバルブ106を介して、前後の工程のチャンバーと基板113の供給搬出が行われる。
【0040】
図3(E)を参照するに、次に、ドライアッシングにより、レジストおよび遠紫外線処理により分解等したポリマー残渣を除去し、層間絶縁膜14の表面、コンタクトホール14−1の側壁、底面等を清浄にする。ドライアッシングは、例えば酸素プラズマによる平行平板型のプラズマアッシング装置、横型バレルプラズマアッシング装置などにより行う。ドライアッシングは、これらの装置のチャンバーに、酸素ガスを導入して、RF電源により酸素プラズマを発生させ、酸素プラズマにより残留しているレジストおよびポリマー残渣をCO、HOなどに変化させ、チャンバー外に排気することができる。
【0041】
次に、ウエット処理により、層間絶縁膜14の表面、コンタクトホール14−1の側壁、底面等をさらに清浄にする。ウエット処理は、例えば、アルカリ系アミン類と、水溶性有機溶媒と、防食剤および水などからなる剥離剤を用いる。ウエット処理は、浸漬法、スプレー法などが用いられる。ウエット処理により、レジストおよび遠紫外線処理により分解等したポリマー残渣を除去することができる。また、表面に残留する酸を中和、除去することもできる。
【0042】
次に、例えば、厚さ2μmのCu、AlCu合金よりなる金属配線膜16を蒸着法、スパッタ法、メッキ法などにより堆積させる。さらに、金属配線膜16の表面を化学的機械研磨(CMP)により平坦にする。
【0043】
以上により、図3(E)に示すように、コンタクト16−1を有する半導体装置10の配線構造が形成される。
【0044】
以下、本実施形態にかかる実施例を説明する。
[第1実施例]
本実施例は、第1実施形態のコンタクトを有する半導体装置10の製造方法の一例である。本実施例の構成は半導体装置10と同様である。
【0045】
8インチのSiウェハーよりなる基板11に、厚さ160nmのポリSi膜12を、CVD法により形成する。その上に、厚さ5nmのCoSi膜13を、スパッタ法により形成する。
【0046】
次に、その上に、例えば厚さ700nmのSiOからなる層間絶縁膜14を、CVD法により形成する。その上に、厚さ730nmのKrFリソグラフィ用のポジ型の化学増幅型レジストレジスト15をスピンコータにより塗布する。プリベーク後、マスク露光を行い、パターンを転写する。次に現像して、感光部が除去され、ドライエッチングのためのマスクが形成される。
【0047】
次に、レジストをマスクとして、ドライエッチングにより、層間絶縁膜14の一部を除去してコンタクトホール14−1を形成する。ドライエッチングの直後に、紫外線照射装置により280nmから330nmの波長の遠紫外線を、Nガスを流しながら5分間基板表面に照射した。次に酸素プラズマによる平行平板型のプラズマアッシング装置により、RFパワーを700W、酸素ガスの流量を10000sccm、基板温度を250℃、アッシングのプロセス時間を90秒として、ドライアッシングを行った。次に、以下の配合のアミン系薬液を75℃にして、浸漬法によりウエット処理を16分間行った。次に、厚さ2μmのAlCu合金を蒸着し、CMPを行って、コンタクトを有する半導体装置10を形成した。
【0048】
ウエット処理後のサンプルを光散乱法により検査したところ、コンタクトホール14−1、層間絶縁膜14の表面は正常であることが確認できた。
【0049】
以上により、本実施形態および本実施例によれば、ドライエッチング後に遠紫外線を照射することにより、レジストおよびポリマー残渣を除去し易くし、その後のドライアッシングおよびウエット処理により、層間絶縁膜14の表面、コンタクトホール14−1の、側壁、底面等を清浄化することができ、低コンタクト抵抗の配線構造を有する半導体装置を形成することができる。
(第2実施形態)
本実施形態は、半導体装置の金属配線構造を形成するものである。
【0050】
図5(A)〜(E)は、本実施形態の半導体装置20の製造工程を示す図である。
【0051】
図5(A)を参照するに、例えば、Siウェハーなどよりなる基板21に、例えば、厚さ500nmのSiOよりなる絶縁膜22を、高密度CVD法などにより形成する。その上に、例えば、厚さ500nmのAlCu合金よりなる金属配線膜23を、スパッタ法などにより形成する。
【0052】
図5(B)を参照するに、次に、第1実施形態と同様にして、厚さ1300nmのレジスト24を形成し、パターニングする。
【0053】
図5(C)を参照するに、次に、パターニングされたレジスト24をマスクとして、異方性を有するドライエッチングにより、金属配線膜23の一部を除去し、金属配線を形成する。ドライエッチングは、例えばECR(電子サイクロトロン共鳴)プラズマエッチング装置により、AlCu合金よりなる金属配線膜23に対して、CClガスを用いて行う。チャンバー内では、プラズマ放電により、Clなどのラジカルが発生し、AlCu合金が分解され、AlClなどになってチャンバー外に排出され、金属配線が形成される。一方、マスクであるレジスト表面24−1は、プラズマや熱にさらされ、レジストが変質または分解され、ポリマー残渣が生じ、AlCu合金などのエッチング残渣とともに金属配線膜23の側壁あるいは絶縁膜22の表面に付着する。
【0054】
図5(D)を参照するに、次に、第1実施形態と同様にして、このような基板表面に遠紫外線を照射する。例えば、300nm以下の遠紫外線の照射により、レジスト24を構成する有機物の結合を開裂し、例えば、有機化合物のフリーラジカルや励起状態の分子にすることができる。また、例えば、約280nmの遠紫外線の照射により、ポジ型の化学増幅型レジストは、アルカリ可溶性になり、前記ウエット処理により、除去しやすくなる。さらに、紫外線を照射しながら、ホットプレートなどで基板を加熱すると、より容易にレジストを除去し易くなる。また、例えば、酸素を含む雰囲気中での185nmおよび254nm、または172nmの遠紫外線の照射により、オゾンOおよび酸素ラジカルOが発生、生成され、強力な酸化力を持ち、ポリマー残渣やレジストを分解し、上述した有機化合物のフリーラジカルや励起状態の分子と結合して、COやHOのような物質になって揮発する。また、揮発されないまでも、カルボニル基やカルボキシル基などの親水基となって、水に対する濡れ性が向上し、後述するウエット処理により、除去しやすくなる。
【0055】
図5(E)を参照するに、次に、第1実施形態と同様にして、ドライアッシングおよびウエット処理により、レジストおよび遠紫外線処理により分解等したポリマー残渣を除去し、金属配線膜23の表面および側面、絶縁膜22の表面を清浄にする。
【0056】
次に、厚さ1μmのSiOよりなる層間絶縁膜25を、高密度CVD法などにより形成する。次に層間絶縁膜25の表面をCMPにより平坦にする。
【0057】
以上により、図5(E)に示すように、半導体装置20の金属配線構造が形成される。
【0058】
本実施形態によれば、ドライエッチング後に遠紫外線を照射することにより、レジストおよびポリマー残渣を除去し易くし、その後のドライアッシングおよびウエット処理により、金属配線膜23の側壁あるいは絶縁膜22の表面のレジストおよびポリマー残渣を除去して清浄にすることができ、配線の断絶や短絡ない配線構造を有する半導体装置を形成することができる。
【0059】
以下、本発明の半導体装置の製造方法に使用可能な製造装置について説明する。具体的には、紫外線照射手段を備えたドライエッチング装置、紫外線照射手段を備えたウエット処理装置、および紫外線照射手段を備えたチャンバーを含むクラスター型の半導体製造装置である。
【0060】
上述した、図4に示す紫外線照射装置100は、チャンバー内に紫外線照射手段のみを有する。しかし、例えば、ドライエッチング装置に紫外線照射手段を設け、ドライエッチング後、同じチャンバー内で紫外線照射を行うことができる。
【0061】
図6は、紫外線照射手段を備えたドライエッチング装置120の構成を示す断面図である。
【0062】
図6を参照するに、ドライエッチング装置120は、減圧可能なチャンバー130内にRF電源122が接続された上部電極121と、上部電極と対向して配置され、接地されている下部電極125と、プロセスガスを供給するガス導入部123と、チャンバー130内を排気するための真空ポンプなどが接続される排気口127と、紫外線ランプ129と、紫外線を透過し、ドライエッチング時に発生するラジカルから紫外線ランプ129を隔離するための光学窓128とにより構成されている。基板124は、回転駆動部126により回転可能となっている。
【0063】
このドライエッチング装置120により、ドライエッチングおよび紫外線照射を行う手順について以下に説明する。まず、下部電極125に基板124を配置し、真空度が例えば10−6Pa程度までチャンバー130内を排気する。次に、CFガスなどのプロセスガスをガス導入部123より供給して、上部電極121と下部電極125に挟まれた空間に、かかる混合ガスをフローする。次にRF電源122により、RF電圧を印加し、プラズマ放電をさせる。プラズマ放電により発生したプロセスガスのラジカルが基板124表面の例えば層間絶縁膜と反応し、基板124表面をエッチングする。エッチングは、発生したガスを排気しながら行う。次に、例えば、酸素ガスを含むArガスをガス導入部123より供給して、基板124を回転させながら、紫外線ランプ129により紫外線を照射する。紫外線ランプの紫外線の波長、出力、照射時間などは、第1実施形態と同様にして選択される。
【0064】
このドライエッチング装置120により、レジストとドライエッチングによって発生したポリマー残渣を、大気に曝露せずにすぐに、紫外線を照射することができる。そして、紫外線の照射により、レジストやポリマー残渣の有機物の結合を開裂でき、また、オゾンOおよび酸素ラジカルOにより、レジストやポリマー残渣を分解し、さらに親水基に改質すことができる。この結果、この後のドライアッシングまたはウエット処理において、これらのレジストやポリマー残渣を除去しやすくすることができる。
【0065】
次に、ウエット処理装置に紫外線照射手段を設けた半導体製造装置について説明する。図7は、紫外線照射手段を備えたウエット処理装置140の構成を示す断面図である。図7を参照するに、ウエット処理装置140は、減圧可能でかつ枚葉式の基板キャリア144を供給、排出可能な扉143を有するチャンバー150内に、レジスト剥離剤などの薬液およびプロセスガスを供給するノズル142と、紫外線ランプ141と、回転機構部148およびローター146により回転可能な、基板145が配置される基板キャリア144と、薬液を廃棄し、紫外線照射により発生するガスを排気する排気・廃液口147とにより構成されている。
【0066】
このウエット処理装置140により、紫外線照射およびウエット処理を行う手順について以下に説明する。まず、基板キャリア144に基板145を配置し、扉143より、チャンバー内に基板キャリア144を配置する。次に、チャンバー内を一旦排気し、例えば、酸素ガスを含むArガスをノズル142から供給して、基板145を回転させながら紫外線ランプ141により紫外線を照射する。次に、紫外線照射により発生したガスを排気した後、基板145を回転させながらノズル142より、図7に示す矢印のように、ウエット処理用の薬剤を噴射する。次に、基板145回転させながら、ノズル142よりリンス液を噴射し、基板145表面を中和、洗浄する。なお、紫外線ランプの紫外線の波長、出力、照射時間などは、第1実施形態と同様にして選択される。
【0067】
このウエット処理装置140により、レジストとドライエッチングによって発生したポリマー残渣に紫外線を照射して、レジストやポリマー残渣の有機物の結合を開裂でき、また、オゾンOおよび酸素ラジカルOにより、レジストやポリマー残渣を分解し、さらに親水基に改質すことがでる。そしてすぐにウエット処理により基板表面から、レジストやポリマー残渣を除去することができるとともに、基板表面に生じた酸を中和できる。
【0068】
次に、図4に示す紫外線照射装置を、他の処理装置と組み合わせたクラスター型の半導体製造装置について説明する。図8は、紫外線照射手段を備えたチャンバーを含むクラスター装置システム160の概略構成を示す平面図である。図8を参照するに、クラスター装置システム160は、基板を供給排出するIN/OUT室161と、紫外線照射処理をおこなう紫外線照射室162と、ドライアッシングを行うアッシング室163と、後処理を行う後処理室164と、基板表面の清浄度を検査する測定器室165と、基板の供給、排出をおこなう搬送ロボット167が設けられるロードロック室166とにより構成されている。
【0069】
このクラスター装置システム160により、IN/OUT室161から供給された基板について、レジストを除去する処理を連続して行うことができ、さらに測定器室165では、例えば接触角測定器を設けることにより、レジスト除去後の基板表面の清浄度を検査可能である。また、チャンバー毎に減圧雰囲気、例えば約4000Pa(30Torr)で処理を行うことができるので、紫外線照射処理のオゾンOおよび酸素ラジカルOにより派生して発生する副産物を、大気に解放することなく、排気口に排気処理装置を設けることにより、安全に処理することが可能である。図9は、このようなクラスター装置システムの排気を処理可能な排気処理装置180の構成を示す図である。図9を参照するに、排気処理装置180は、クラスター装置システムの排気口と接続される水を使用した液体エジェクターポンプ181と、エジェクターポンプ181の排気中の酸性ガスなどを吸着するトラップ182と、トラップ182に接続された各種ガスの処理設備183と、エジェクターポンプ181の酸排水を廃棄する廃棄口とにより構成されている。
【0070】
この排気処理装置180により、液体エジェクターポンプ181は廃棄に含まれる酸性ガスに腐食されることなく、例えば、クラスター装置システムの排気をすることができ、かかる排気を安全に処理することができる。
【0071】
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、第1および第2実施形態では、紫外線照射処理後にドライアッシングおよびウエット処理を行う場合を説明したが、ドライアッシングまたはウエット処理のいずれか一方のみをおこなってもよい。また、ドライアッシング、紫外線照射処理、ウエット処理の順に行ってもよい。
【0072】
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 基板上にパターニングされたレジストをマスクとしてドライエッチングを行った後に、前記レジストを除去するレジスト除去工程を含む半導体装置の製造方法であって、前記レジスト除去工程において、前記基板の表面に紫外線を照射して、その後、前記レジストを除去することを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2) 前記レジストは、化学増幅レジストであることを特徴とする付記1記載の半導体装置の製造方法。
(付記3) 前記レジスト除去工程において、プラズマを用いたドライアッシングまたはレジスト剥離液を用いたウエット処理をして、前記レジストを除去することを特徴とする付記1または2記載の半導体装置の製造方法。
(付記4) 前記レジスト除去工程は、前記基板を加熱しながら紫外線を照射することを特徴とする付記1から3のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
(付記5) 前記紫外線は、オゾンを発生させる波長帯と、酸素ラジカルを生成する波長帯とを含むことを特徴とする付記1から4のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
(付記6) 基板上にパターニングされたレジストをマスクとしてドライエッチングを行った後に、前記レジストを除去する半導体製造装置であって、チャンバー内を減圧する手段と、該チャンバー内に設けられ前記基板の表面に紫外線を照射する紫外線照射手段とを備えたことを特徴とする半導体製造装置。
(付記7) 前記チャンバーは、ドライエッチング装置であることを特徴とする付記6記載の半導体製造装置。
(付記8) 基板上にパターニングされたレジストをマスクとしてドライエッチングを行った後に、前記レジストを除去する半導体製造装置であって、ウエット処理手段と、前記基板の表面に紫外線を照射する紫外線照射手段とを備えたことを特徴とする半導体製造装置。
【0073】
【発明の効果】
以上詳述したところから明らかなように、本発明によれば、基板表面のレジストおよびポリマー残渣を除去して清浄化し、半導体装置の生産歩留まりの向上および生産性の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体装置のコンタクトホールを形成する製造工程を示す図である。
【図2】従来の半導体装置の金属配線構造を形成する製造工程を示す図である。
【図3】第1実施形態の半導体装置の製造工程を示す図である。
【図4】紫外線照射装置の構成を示す断面図である。
【図5】第2実施形態の半導体装置の製造工程を示す図である。
【図6】紫外線照射手段を備えたドライエッチング装置の構成を示す断面図である。
【図7】紫外線照射手段を備えたウエット処理装置の構成を示す断面図である。
【図8】紫外線照射手段を備えたチャンバーを含むクラスター装置システムの概略構成を示す平面図である。
【図9】半導体製造装置に付帯する排気処理装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
10、20 半導体装置
11、21 基板
12 ポリSi膜
13 CoSi
14、25 層間絶縁膜
15、24 レジスト
16、23 金属配線膜
16−1 コンタクトホール
22 絶縁膜
101 紫外線ランプ
100 紫外線照射装置

Claims (6)

  1. 基板上にパターニングされたレジストをマスクとしてドライエッチングを行った後に、前記レジストを除去するレジスト除去工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    前記レジスト除去工程において、172nm,185nm,および254nmよりなる群より選択される波長の紫外線を前記基板の表面に照射して、その後、プラズマを用いたドライアッシングまたはレジスト剥離液を用いたウエット処理をして、前記レジストを除去することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 基板上にパターニングされたポジ型のレジストをマスクとしてドライエッチングを行った後に、前記レジストを除去するレジスト除去工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    前記レジスト除去工程において、前記基板の表面に波長が280nmの紫外線を照射して、その後、アルカリ可溶性となった前記レジストを除去することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 基板上にパターニングされたレジストをマスクとしてドライエッチングを行った後に、前記レジストを除去するレジスト除去工程を含む半導体装置の製造方法であって、
    前記レジスト除去工程において、前記基板上に生成された有機物からなる残渣に紫外線を照射し、該残渣を有機化合物のフリーラジカル又は励起状態の分子にし、該紫外線の照射により発生したオゾン及び酸素ラジカルと該有機化合物のフリーラジカル又は励起状態の分子とを結合し、揮発させて、その後、プラズマを用いたドライアッシングまたはレジスト剥離液を用いたウエット処理をして、前記残渣を除去することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 前記レジストは、化学増幅レジストであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記レジスト除去工程は、前記基板を加熱しながら紫外線を照射することを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記紫外線は、オゾンを発生させる波長帯と、酸素ラジカルを生成する波長帯とを含むことを特徴とする請求項1からのいずれか1項記載の半導体装置の製造方法。
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