JP4071183B2 - 塗布方法及び塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺型の塗布ノズルを用いて被処理基板上に液体を塗布して塗布膜を形成する塗布方法および塗布装置に関する。
従来より、LCDや半導体デバイス等の製造プロセスにおけるフォトリソグラフィー工程では、被処理基板(ガラス基板、半導体ウエハ等)上にレジスト液を塗布するために用いるレジストノズルの一形式として、たとえば特許文献1に開示されるようなスリット状の吐出口を有する長尺型のレジストノズルが知られている。
このような長尺型のノズルを用いるレジスト塗布装置では、図13に示すように、載置台または保持板(図示せず)上に水平に載置される基板Gと長尺型レジストノズル200の下端面の吐出口との間に数百μm以下の微小ギャップを設定し、基板Gの上方でレジストノズル200を走査方向(一般にノズル長手方向と直交する水平方向)に移動させながら基板G上にレジスト液を吐出させる。その際、基板G上に吐出されたレジスト液がぬれ(wet)現象によりレジストノズル200の背面下部200aに付着して高さ方向に広がり(盛り上がり)、ノズル長手方向に延びる凸面状のメニスカスが形成される。このメニスカスの形状はレジスト液の表面張力および粘度やノズル吐出部ないし背面部の形状等によって決まり、定常状態ではメニスカスの頂上位置が或る一定の高さのラインつまりウエットラインWLで安定する。このウエットラインWLが一定の高さ位置で水平にある限り、基板G上には一定の膜厚でレジスト液の塗布膜が形成される。
特開平8−138991
上記のように、長尺型のレジストノズル200を用いるレジスト塗布装置では、塗布処理中にレジストノズル200の背面下部にぬれ現象で付着するレジスト液の頂上ラインまたはウエットラインWLが基板上のレジスト塗布膜のプロファイルに関係し、ウエットラインWLが一定の高さ位置で水平一直線に保たれている限り基板上には一定の膜厚でレジスト塗布膜が形成される。しかしながら、従来のこの種のレジスト塗布装置においては、水平一直線のウエットラインWLを常時安定に得るのが難しいという問題や、レジスト液の種類によっては波状のメニスカスが形成されやすいものがあり、図13に示すようにそのような波状メニスカスの波頭部202に対応する基板G上の位置で走査方向に延びる筋状の塗布ムラ204が生じるという問題があった。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、長尺型の塗布ノズルに良好なウエットラインを常時安定に得られるようにして、被処理基板上に膜厚が一定で塗布ムラのない塗布膜を形成できるようにした塗布方法および塗布装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の塗布方法は、ほぼ水平な被処理基板と長尺状の塗布ノズルの下端面に設けられた吐出口との間に所望の微小なギャップを設定し、塗布処理中に前記吐出口より前記基板上に吐出された塗布液で前記塗布ノズルの背面下端部がぬれる状態で前記塗布ノズルをノズル長手方向とほぼ直交する水平方向に相対的に移動させて、前記基板上に前記塗布液を塗布する塗布方法であって、塗布処理に先立ち前記塗布ノズルの背面下端部に塗布液またはこれを希釈した希釈塗布液をノズル長手方向に塗り付けるウエットライン下地処理工程を有する。
本発明の塗布装置は、下端面に吐出口を有する長尺状の塗布ノズルと、前記塗布ノズルに塗布液を供給するための第1の塗布液供給部と、被処理基板をほぼ水平に支持するための基板支持部と、塗布処理中に前記基板支持部に支持される前記基板に対して所望の微小なギャップを隔てて前記塗布ノズルを支持するためのノズル支持部と、塗布処理中に前記塗布ノズルの吐出口より前記基板上に吐出された塗布液で前記塗布ノズルの背面下端部がぬれる状態で前記塗布ノズルをノズル長手方向とほぼ直交する水平方向に相対的に移動するように前記基板支持部と前記ノズル支持部との間で相対的な水平移動を行わせるための走査部と、塗布処理に先立ち前記塗布ノズルの背面下端部に塗布液またはこれを希釈した希釈塗布液をノズル長手方向に塗り付けるためのウエットライン下地処理部とを有する。
本発明では、塗布処理に先立ちウエットライン下地処理部において、塗布ノズルの背面下端部に塗布液またはこれを希釈した希釈塗布液をノズル長手方向に塗り付けることにより、塗布処理時に塗布ノズルより吐出された塗布液のぬれ現象による塗布ノズル背面下端部における広がりを円滑にすると同時に液面頂上位置またはウエットラインを塗り付け方向に倣わせて安定化させることができる。
本発明の好適な一態様によれば、ウエットライン下地処理工程において、塗布ノズルの背面下端部に対して、塗布液または希釈塗布液のしみ出る塗布パッドを押し当てながらノズル長手方向に相対的に摺動させる。この場合、塗布パッドは塗布ノズルの背面下端部に塗布液または希釈塗布液をしみ出して擦り付けながらノズル長手方向に摺動することより、ウエットラインを一直線に倣わせるための擦りラインを含む塗布液塗り付け領域を良好かつ効果的に形成することができる。好ましくは、塗布パッドが海綿状物質または多孔質物質からなるパッド部材を有し、塗布ノズルの背面下端部に該パッド部材を接触させて摺動するようにしてよい。また、良好な直線的擦りラインを得るために、塗布パッドを塗布ノズルの背面下端部の一端から他端まで一気に摺動させるのが好ましい。
本発明の好適な一態様によれば、塗布パッドが塗布ノズルの背面下端部と接触するパッド主面の下端部にノズル長手方向と平行に延びる凹部を有し、塗布ノズルの背面下端部にノズル長手方向に延びる塗布液または希釈塗布液の液溜まり部が形成されるようにする。塗布ノズルの背面下端部にこのような塗布液または希釈塗布液の液溜まり部を付けた状態で次の塗布処理を開始することで、塗布ノズルの吐出口より基板上に吐出された塗布液がぬれ現象によりノズル部背面の下端部に付着して高さ方向に広がる時間を短縮し、ノズル走査の開始を早めることができる。
本発明の好適な一態様によれば、ウエットライン下地処理工程において、塗布ノズルの背面下端部に対して、塗布液または希釈塗布液を供給しつつ擦りパッドを押し当てながらノズル長手方向に相対的に摺動させる。この場合、擦りパッドは先に塗布ノズルの背面下端部に付いている塗布液または希釈塗布液をノズル長手方向に延ばしながら摺動することより、ウエットラインを一直線に倣わせるための擦りラインを含む塗布液塗り付け領域を良好かつ効果的に形成することができる。好ましくは、擦りパッドが海綿状物質または多孔質物質からなるパッド部材を有し、塗布ノズルの背面下端部に該パッド部材を接触させて摺動するようにしてよい。また、良好な直線的擦りラインを得るために、擦りパッドを塗布ノズルの背面下端部の一端から他端まで一気に摺動させるのが好ましい。
本発明において、ウエットライン下地処理工程で塗布ノズルの背面下端部に塗り付ける塗布液は基板上に塗布する塗布液と同じものであるのが最も好ましいが、基本成分を同じくするものであれば成分比や濃度等に多少の違いがあってもよい。
本発明の塗布方法および塗布装置によれば、上記のような構成と作用により、長尺型の塗布ノズルに良好なウエットラインを常時安定に得ることが可能であり、これによって被処理基板上に膜厚が一定で塗布ムラのない塗布膜を形成することができる。
以下、図1〜図12を参照して本発明の好適な実施の形態を説明する。
図1に、本発明の塗布方法および塗布装置を適用できる一構成例としての塗布現像処理システムを示す。この塗布現像処理システム10は、クリーンルーム内に設置され、たとえばLCD基板を被処理基板とし、LCD製造プロセスにおいてフォトリソグラフィー工程の中の洗浄、レジスト塗布、プリベーク、現像およびポストベーク等の一連の処理を行うものである。露光処理は、この処理システムに隣接して設置される外部の露光装置12で行われる。
この塗布現像処理システム10は、中心部に横長のプロセスステーション(P/S)16を配置し、その長手方向(X方向)両端部にカセットステーション(C/S)14とインタフェースステーション(I/F)18とを配置している。
カセットステーション(C/S)14は、システム10のカセット搬入出ポートであり、角型のガラス基板Gを多段に積み重ねるようにして複数枚収容可能なカセットCを水平方向たとえばY方向に4個まで並べて載置可能なカセットステージ20と、このステージ20上のカセットCに対して基板Gの出し入れを行う搬送機構22とを備えている。搬送機構22は、基板Gを保持できる手段たとえば搬送アーム22aを有し、X,Y,Z,θの4軸で動作可能であり、隣接するプロセスステーション(P/S)16側と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
プロセスステーション(P/S)16は、システム長手方向(X方向)に延在する平行かつ逆向きの一対のラインA,Bに各処理部をプロセスフローまたは工程の順に配置している。より詳細には、カセットステーション(C/S)14側からインタフェースステーション(I/F)18側へ向う上流部のプロセスラインAには、洗浄プロセス部24と、第1の熱的処理部26と、塗布プロセス部28と、第2の熱的処理部30とを横一列に配置している。一方、インタフェースステーション(I/F)18側からカセットステーション(C/S)14側へ向う下流部のプロセスラインBには、第2の熱的処理部30と、現像プロセス部32と、脱色プロセス部34と、第3の熱的処理部36とを横一列に配置している。このライン形態では、第2の熱的処理部30が、上流側のプロセスラインAの最後尾に位置するとともに下流側のプロセスラインBの先頭に位置しており、両ラインA,B間に跨っている。
両プロセスラインA,Bの間には補助搬送空間38が設けられており、基板Gを1枚単位で水平に載置可能なシャトル40が図示しない駆動機構によってライン方向(X方向)で双方向に移動できるようになっている。
上流部のプロセスラインAにおいて、洗浄プロセス部24は、スクラバ洗浄ユニット(SCR)42を含んでおり、このスクラバ洗浄ユニット(SCR)42内のカセットステーション(C/S)10と隣接する場所にエキシマUV照射ユニット(e−UV)41を配置している。スクラバ洗浄ユニット(SCR)42内の洗浄部は、基板Gをコロ搬送またはベルト搬送により水平姿勢でラインA方向に搬送しながら基板Gの上面(被処理面)にブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すようになっている。
洗浄プロセス部24の下流側に隣接する第1の熱的処理部26は、プロセスラインAに沿って中心部に縦型の搬送機構46を設け、その前後両側に複数の枚葉式オーブンユニットを基板受け渡し用のパスユニットと一緒に多段に積層配置してなる多段ユニット部またはオーブンタワー(TB)44,48を設けている。
たとえば、図2に示すように、上流側のオーブンタワー(TB)44には、基板搬入用のパスユニット(PASSL)50、脱水ベーク用の加熱ユニット(DHP)52,54およびアドヒージョンユニット(AD)56が下から順に積み重ねられる。ここで、パスユニット(PASSL)50は、スクラバ洗浄ユニット(SCR)42からの洗浄処理の済んだ基板Gを第1の熱的処理部26内に搬入するためのスペースを提供する。下流側のオーブンタワー(TB)48には、基板搬出用のパスユニット(PASSR)60、基板温度調整用の冷却ユニット(CL)62,64およびアドヒージョンユニット(AD)66が下から順に積み重ねられる。ここで、パスユニット(PASSR)60は、第1の熱的処理部26で所要の熱処理の済んだ基板Gを下流側の塗布プロセス部28へ搬出するためのスペースを提供する。
図2において、搬送機構46は、鉛直方向に延在するガイドレール68に沿って昇降移動可能な昇降搬送体70と、この昇降搬送体70上でθ方向に回転または旋回可能な旋回搬送体72と、この旋回搬送体72上で基板Gを支持しながら前後方向に進退または伸縮可能な搬送アームまたはピンセット74とを有している。昇降搬送体70を昇降駆動するための駆動部76が垂直ガイドレール68の基端側に設けられ、旋回搬送体72を旋回駆動するための駆動部78が昇降搬送体70に取り付けられ、搬送アーム74を進退駆動するための駆動部80が回転搬送体72に取り付けられている。各駆動部76,78,80はたとえば電気モータ等で構成されてよい。
上記のように構成された搬送機構46は、高速に昇降ないし旋回運動して両隣のオーブンタワー(TB)44,48の中の任意のユニットにアクセス可能であり、補助搬送空間38側のシャトル40とも基板Gを受け渡しできるようになっている。
第1の熱的処理部26の下流側に隣接する塗布プロセス部28は、図1に示すように、レジスト塗布ユニット(CT)82と減圧乾燥ユニット(VD)84とをプロセスラインAに沿って一列に配置している。塗布プロセス部28内の構成は後に詳細に説明する。
塗布プロセス部28の下流側に隣接する第2の熱的処理部30は、上記第1の熱的処理部26と同様の構成を有しており、両プロセスラインA,Bの間に縦型の搬送機構90を設け、プロセスラインA側(最後尾)に一方のオーブンタワー(TB)88を設け、プロセスラインB側(先頭)に他方のオーブンタワー(TB)92を設けている。
図示省略するが、たとえば、プロセスラインA側のオーブンタワー(TB)88には、最下段に基板搬入用のパスユニット(PASSL)が配置され、その上にプリベーク用の加熱ユニット(PREBAKE)がたとえば3段積みに重ねられてよい。また、プロセスラインB側のオーブンタワー(TB)92には、最下段に基板搬出用のパスユニット(PASSR)が配置され、その上に基板温度調整用の冷却ユニット(COL)がたとえば1段重ねられ、その上にプリベーク用の加熱ユニット(PREBAKE)がたとえば2段積みに重ねられてよい。
第2の熱的処理部30における搬送機構90は、両オーブンタワー(TB)88,92のそれぞれのパスユニット(PASSL),(PASSR)を介して塗布プロセス部28および現像プロセス部32と基板Gを1枚単位で受け渡しできるだけでなく、補助搬送空間38内のシャトル40や後述するインタフェースステーション(I/F)18とも基板Gを1枚単位で受け渡しできるようになっている。
下流部のプロセスラインBにおいて、現像プロセス部32は、基板Gを水平姿勢で搬送しながら一連の現像処理工程を行う、いわゆる平流し方式の現像ユニット(DEV)94を含んでいる。
現像プロセス部32の下流側には脱色プロセス部34を挟んで第3の熱的処理部36が配置される。脱色プロセス部34は、基板Gの被処理面にi線(波長365nm)を照射して脱色処理を行うためのi線UV照射ユニット(i−UV)96を備えている。
第3の熱的処理部36は、上記第1の熱的処理部26や第2の熱的処理部30と同様の構成を有しており、プロセスラインBに沿って縦型の搬送機構100とその前後両側に一対のオーブンタワー(TB)98,102を設けている。
図示省略するが、たとえば、上流側のオーブンタワー(TB)98には、最下段に基板搬入用のパスユニット(PASSL)が置かれ、その上にポストベーキング用の加熱ユニット(POBAKE)がたとえば3段積みに重ねられてよい。また、下流側のオーブンタワー(TB)102には、最下段にポストベーキング・ユニット(POBAKE)が置かれ、その上に基板搬出および冷却用のパス・クーリングユニット(PASSR・COL)が1段重ねられ、その上にポストベーキング用の加熱ユニット(POBAKE)が2段積みに重ねられてよい。
第3の熱的処理部36における搬送機構100は、両多段ユニット部(TB)98,102のパスユニット(PASSL)およびパス・クーリングユニット(PASSR・COL)を介してそれぞれi線UV照射ユニット(i−UV)96およびカセットステーション(C/S)14と基板Gを1枚単位で受け渡しできるだけでなく、補助搬送空間38内のシャトル40とも基板Gを1枚単位で受け渡しできるようになっている。
インタフェースステーション(I/F)18は、隣接する露光装置12と基板Gのやりとりを行うための搬送装置104を有し、その周囲にバッファ・ステージ(BUF)106、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108および周辺装置110を配置している。バッファ・ステージ(BUF)106には定置型のバッファカセット(図示せず)が置かれる。エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108は、冷却機能を備えた基板受け渡し用のステージであり、プロセスステーション(P/S)16側と基板Gをやりとりする際に用いられる。周辺装置110は、たとえばタイトラー(TITLER)と周辺露光装置(EE)とを上下に積み重ねた構成であってよい。搬送装置104は、基板Gを保持できる手段たとえば搬送アーム104aを有し、隣接する露光装置12や各ユニット(BUF)106、(EXT・COL)108、(TITLER/EE)110と基板Gの受け渡しを行えるようになっている。
図3に、この塗布現像処理システムにおける処理の手順を示す。先ず、カセットステーション(C/S)14において、搬送機構22が、ステージ20上のいずれかのカセットCの中から1つの基板Gを取り出し、プロセスステーション(P/S)16の洗浄プロセス部24のエキシマUV照射ユニット(e−UV)41に搬入する(ステップS1)。
エキシマUV照射ユニット(e−UV)41内で基板Gは紫外線照射による乾式洗浄を施される(ステップS2)。この紫外線洗浄では主として基板表面の有機物が除去される。紫外線洗浄の終了後に、基板Gは、カセットステーション(C/S)14の搬送機構22によって洗浄プロセス部24のスクラバ洗浄ユニット(SCR)42へ移される。
スクラバ洗浄ユニット(SCR)42では、上記したように基板Gをコロ搬送またはベルト搬送により水平姿勢でプロセスラインA方向に平流しで搬送しながら基板Gの上面(被処理面)にブラッシング洗浄やブロー洗浄を施すことにより、基板表面から粒子状の汚れを除去する(ステップS3)。そして、洗浄後も基板Gを平流しで搬送しながらリンス処理を施し、最後にエアーナイフ等を用いて基板Gを乾燥させる。
スクラバ洗浄ユニット(SCR)42内で洗浄処理の済んだ基板Gは、第1の熱的処理部26の上流側オーブンタワー(TB)44内のパスユニット(PASSL)50に平流しで搬入される。
第1の熱的処理部26において、基板Gは搬送機構46により所定のシーケンスで所定のオーブンユニットに順次移送される。たとえば、基板Gは、最初にパスユニット(PASSL)50から加熱ユニット(DHP)52,54の1つに移され、そこで脱水処理を受ける(ステップS4)。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)62,64の1つに移され、そこで一定の基板温度まで冷却される(ステップS5)。しかる後、基板Gはアドヒージョンユニット(AD)56に移され、そこで疎水化処理を受ける(ステップS6)。この疎水化処理の終了後に、基板Gは冷却ユニット(COL)62,64の1つで一定の基板温度まで冷却される(ステップS7)。最後に、基板Gは下流側オーブンタワー(TB)48内のパスユニット(PASSR)60に移される。
このように、第1の熱的処理部26内では、基板Gが、搬送機構46を介して上流側の多段オーブンタワー(TB)44と下流側のオーブンタワー(TB)48との間で任意に行き来できるようになっている。なお、第2および第3の熱的処理部30,36でも同様の基板搬送動作が行なわれる。
第1の熱的処理部26で上記のような一連の熱的または熱系の処理を受けた基板Gは、下流側オーブンタワー(TB)48内のパスユニット(PASSR)60から下流側隣の塗布プロセス部28の搬入ユニット(IN)81へ移され、搬入ユニット(IN)81からレジスト塗布ユニット(CT)82へ移される。
レジスト塗布ユニット(CT)82において、基板Gは、後述するようにスリット型のレジストノズルを用いるスピンレス法により基板上面(被処理面)にレジスト液を塗布される。次いで、基板Gは、下流側隣の減圧乾燥ユニット(VD)84で減圧による乾燥処理を受ける(ステップS8)。
上記のようなレジスト塗布処理を受けた基板Gは、減圧乾燥ユニット(VD)84から隣の第2の熱的処理部30の上流側オーブンタワー(TB)88内のパスユニット(PASSL)に搬入される。
第2の熱的処理部30内で、基板Gは、搬送機構90により所定のシーケンスで所定のユニットに順次移送される。たとえば、基板Gは、最初にパスユニット(PASSL)から加熱ユニット(PREBAKE)の1つに移され、そこでプリベーキングの加熱処理を受ける(ステップS9)。次に、基板Gは、冷却ユニット(COL)の1つに移され、そこで一定の基板温度まで冷却される(ステップS10)。しかる後、基板Gは下流側オーブンタワー(TB)92側のパスユニット(PASSR)を経由して、あるいは経由せずにインタフェースステーション(I/F)18側のエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108へ受け渡される。
インタフェースステーション(I/F)18において、基板Gは、エクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108から周辺装置110の周辺露光装置(EE)に搬入され、そこで基板Gの周辺部に付着するレジストを現像時に除去するための露光を受けた後に、隣の露光装置12へ送られる(ステップS11)。
露光装置12では基板G上のレジストに所定の回路パターンが露光される。そして、パターン露光を終えた基板Gは、露光装置12からインタフェースステーション(I/F)18に戻されると(ステップS11)、先ず周辺装置110のタイトラー(TITLER)に搬入され、そこで基板上の所定の部位に所定の情報が記される(ステップS12)。しかる後、基板Gはエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108に戻される。インタフェースステーション(I/F)18における基板Gの搬送および露光装置12との基板Gのやりとりは搬送装置104によって行われる。
プロセスステーション(P/S)16では、第2の熱的処理部30において搬送機構90がエクステンション・クーリングステージ(EXT・COL)108より露光済の基板Gを受け取り、プロセスラインB側のオーブンタワー(TB)92内のパスユニット(PASSR)を介して現像プロセス部32へ受け渡す。
現像プロセス部32では、該オーブンタワー(TB)92内のパスユニット(PASSR)から受け取った基板Gを現像ユニット(DEV)94に搬入する。現像ユニット(DEV)94において基板GはプロセスラインBの下流に向って平流し方式で搬送され、その搬送中に現像、リンス、乾燥の一連の現像処理工程が行われる(ステップS13)。
現像プロセス部32で現像処理を受けた基板Gは下流側隣の脱色プロセス部34へ平流しで搬入され、そこでi線照射による脱色処理を受ける(ステップS14)。脱色処理の済んだ基板Gは、第3の熱的処理部36の上流側オーブンタワー(TB)98内のパスユニット(PASSL)に搬入される。
第3の熱的処理部36において、基板Gは、最初に該パスユニット(PASSL)から加熱ユニット(POBAKE)の1つに移され、そこでポストベーキングの加熱処理を受ける(ステップS15)。次に、基板Gは、下流側オーブンタワー(TB)102内のパスクーリング・ユニット(PASSR・COL)に移され、そこで所定の基板温度に冷却される(ステップS16)。第3の熱的処理部36における基板Gの搬送は搬送機構100によって行われる。
カセットステーション(C/S)14側では、搬送機構22が、第3の熱的処理部36のパスクーリング・ユニット(PASSR・COL)から塗布現像処理の全工程を終えた基板Gを受け取り、受け取った基板Gをステージ20上のいずれかのカセットCに収容する(ステップS1)。
この塗布現像処理システム10においては、塗布プロセス部28、特にレジスト塗布ユニット(CT)82に本発明を適用することができる。以下、図4〜図12を参照して本発明を塗布プロセス部28に適用した一実施形態を説明する。
図4に示すように、塗布プロセス部28は、支持台112の上にレジスト塗布ユニット(CT)82と減圧乾燥ユニット(VD)84とをX方向に(プロセスラインAに沿って)一列に配置している。X方向に延びる一対のガイドレール114,114が支持台112の両端部に平行に敷設され、両ガイドレール114,114に案内されて移動する一組または複数組の搬送アーム116,116により、レジスト塗布ユニット(CT)82から減圧乾燥ユニット(VD)84へ基板Gを転送できるようになっている。さらに、両ガイドレール114,114は、塗布プロセス部28と隣接する上流側および下流側のユニット、つまり第1の熱的処理部26の下流側オーブンタワー(TB)48に属するパスユニット(PASSR)60と、第2の熱的処理部30の上流側オーブンタワー(TB)88に属するパスユニット(PASSL)とに引き込まれ、搬送アーム116,116が両側のパスユニット(PASSR),(PASSL)に出入り可能となっている。かくして、搬送アーム116,116により、オーブンタワー(TB)48のパスユニット(PASSR)から塗布処理前の基板Gをレジスト塗布ユニット(CT)82に搬入し、減圧乾燥ユニット(VD)84からオーブンタワー(TB)88のパスユニット(PASSL)へ塗布処理済みの基板Gを搬出するようになっている。
レジスト塗布ユニット(CT)82は、基板Gを水平に載置して保持するためのステージ118と、このステージ118上に載置される基板Gの上面(被処理面)に長尺型のレジストノズル120を用いてスピンレス法でレジスト液を塗布するための塗布処理部122と、レジストノズル120のレジスト液吐出機能を正常状態に維持またはリフレッシュするためのノズルリフレッシュ部124と、塗布処理の際にレジストノズル120において水平一直線のウエットラインWLを安定確実に得るためのウエットライン下地処理を行うためのウエットライン下地処理部125等を有している。この実施形態では、ウエットライン下地処理部125がノズルリフレッシュ部124内に設けられている。レジスト塗布ユニット(CT)82内の各部の構成および作用は図5〜図12を参照して後に詳述する。
減圧乾燥ユニット(VD)84は、上面が開口しているトレーまたは底浅容器型の下部チャンバ126と、この下部チャンバ126の上面に気密に密着または嵌合可能に構成された蓋状の上部チャンバ(図示せず)とを有している。下部チャンバ126はほぼ四角形で、中心部には基板Gを水平に載置して支持するためのステージ128が配設され、底面の四隅には排気口130が設けられている。各排気口130は排気管(図示せず)を介して真空ポンプ(図示せず)に通じている。下部チャンバ126に上部チャンバを被せた状態で、両チャンバ内の密閉された処理空間を該真空ポンプにより所定の真空度まで減圧できるようになっている。
図5に、レジスト塗布ユニット(CT)82における塗布処理部122の構成を示す。塗布処理部122は、レジストノズル120を含むレジスト液供給部132と、塗布処理時にレジストノズル120をステージ118の上方で矢印方向(X-方向)に水平移動つまり走査させる走査部134とを有する。レジスト液供給部132において、レジストノズル120は、ステージ118上の基板Gを一端から他端までカバーできる長さでY方向に延びる長尺状のノズル本体150を有し、レジスト液供給源(図示せず)からのレジスト液供給管136に接続されている。ノズル本体150の下端面にはノズル長手方向(Y方向)に延びるスリット状の吐出口152が形成されている。走査部134は、レジストノズル120を水平に支持する逆さコ字状の支持体138と、この支持体138をX方向で双方向に直進移動させる走査駆動部140とを有する。この走査駆動部140は、たとえばガイド付きのリニアモータ機構またはボールねじ機構で構成されてよい。X方向において支持体138を固定し、ステージ118側を直進移動させる構成も可能である。支持体138とレジストノズル120とを接続するジョイント部142には、レジストノズル134の高さ位置を変更または調節するためのガイド付きの昇降機構を設けるのが好ましい。レジストノズル120の高さ位置を調節することで、レジストノズル120の下端面または吐出口152とステージ118上の基板Gの上面(被処理面)との間の距離間隔つまりギャップの大きさを任意に設定または調整することができる。
図6および図7に、一実施例によるレジストノズル120およびウエットライン下地処理部125の構成を示す。ウエットライン下地処理部125は、ステージ128とノズル走査方向の下流側(上流側でもよい)で隣接するノズルリフレッシュ部124内に設けられている。
レジストノズル120において、ノズル本体150は、たとえばステンレス鋼等の対錆性と加工性に優れた金属からなり、角筒状のバッファ部154と、このバッファ部154から下端面の吐出口152に向ってテーパ状に延びるノズル部156とを有する。ノズル部156の相対向するテーパ面158,160のうち、一方のテーパ面158が前面で、他方のテーパ面160が背面となる。すなわち、レジストノズル120は、塗布処理中にノズル部156の前面158をノズル走査方向(X-方向)の前方に向け、ノズル部156の背面160を同方向の後方にそれぞれ向けて移動する(図5、図9、図10)。バッファ部154の内部には、レジスト液供給管136より導入したレジスト液をいったん貯留してノズル長手方向の圧力を均一化するためのバッファ室またはキャビティ(図示せず)が設けられている。ノズル部152の内部には、バッファ部154内のキャビティから下端の吐出口152まで垂直下方に延びるスリット状の流路161が設けられている。
ウエットライン下地処理部125は、前面よりレジスト液のしみ出るように構成された塗布パッド162と、この塗布パッド162をレジストノズル120のノズル部156の背面160の下半部に押し当ててノズル長手方向に相対的に摺動させるための塗布パッド摺動部164とを有している。
塗布パッド162は、図7に示すように、前面の開口した筐体166と、この筐体166内に充填されたパッド部材168とを有している。パッド部材168は、膨潤性と弾力性とを備えた繊維質の物質が好ましく、たとえば海綿状物質または多孔性物質からなるものであってよい。筐体166の背面には剛性の中空管からなる支持管170が結合されている。ウエットライン下地処理中には、後述するユーティリティボックス172内のレジスト液供給部からのレジスト液がこの支持管170の流路を通って筐体166内のパッド部材168に供給されるようになっている。パッド部材168の内部には、筐体166の背部側より導入されたレジスト液をパッド部材全体に均一に広めるためのキャビティ168aが設けられてよい。
塗布パッド摺動部164は、ノズルリフレッシュ部124内に設定されたウエットライン下地処理用のステーションでレジストノズル120のノズル背面部160と対面する位置に配置されており、各種駆動部や用力部等を含むユーティリティユニット172と、このユーティリティユニット172を載置するキャリッジ174と、このキャリッジ174をレジストノズル120の長手方向(Y方向)と平行な水平方向に一直線に移動させるための直進駆動部176とを有している。直進駆動部176は、たとえばガイド(図示せず)付きのボールねじ機構で構成されてよく、あるいはリニアモータ機構やベルト機構等で構成されてもよい。Y方向においてユーティリティユニット172側を固定し、レジストノズル120を直進移動させる構成も可能である。ユーティリティユニット172内には、塗布パッド162に支持管170内の流路を介してレジスト液を供給するためのレジスト液供給部や、塗布パッド162を支持管170を介して前後方向で移動可能にかつ水平に支持する支持部や、塗布パッド162を支持管170と一体に前方へ押し出すための押圧部等が収容されている。図示の例では、塗布パッド162とユーティリティユニット172側のバネ受け部(図示せず)との間に支持管170を支持軸とするコイルばね178が架け渡されている。ユーティリティユニット172内の上記押圧部は、たとえばエアシリンダを有し、コイルばね174のバネ変形量に応じた所望の圧力で塗布パッド162をレジストノズル120のノズル部背面160の下半部に押し付けるようになっている。
ここで、図6〜図8につきウエットライン下地処理部125における作用を説明する。ステージ118上の基板Gに対する塗布処理が終わると、次の被処理基板Gに対する塗布処理のために走査部134がレジストノズル120をノズルリフレッシュ部124まで移送し、ウエットライン下地処理用のステーションで位置決めする。ウエットライン下地処理部125では、位置決めされたレジストノズル120の一端に近接した場所で、塗布パッド摺動部164が塗布パッド162をノズル部背面160の下半部に対向させる。そして、ユーティリティユニット172内のレジスト液供給部より塗布パッド162にレジスト液を供給しつつ、ユーティリィユニット172内の押圧部により塗布パッド162をノズル部背面160の下半部に所定の圧力で押し付けながら、直進駆動部176の直進駆動により塗布パッド162をノズル長手方向(Y方向)にレジストノズル120の一端から他端まで直線的かつ一気に摺動させる。好ましくは、塗布パッド162を一定の速度で摺動させ、レジストノズル120の他端付近で止めたり減速することなく走り抜けさせてよい。
その結果、図8に示すように、ノズル部背面160の下半部には塗布パッド162の通り過ぎた領域180にレジスト液がノズル長手方向(Y方向)に塗り付けられる。このノズル部背面160におけるレジスト液塗り付け領域180内には、塗布パッド162のパッド部材168が擦った跡としてノズル長手方向(Y方向)に平行かつ水平一直線に延びる多数ないし無数のライン182が形成される。これらの擦りライン182は、次の塗布処理を開始する時に基板G上に吐出されたレジスト液がぬれ現象でレジスト液塗り付け領域180上を高さ方向に広がる際の液面頂上位置を水平一直線に規制するための水平ガイドライン機能を奏するものである。ここで、レジストノズル120の下端面(吐出口152)を基準として、レジスト液塗り付け領域180の上端高さ位置HをウエットラインWLの高さ位置(予想値)hよりも十分高く(たとえば2倍以上)するのが好ましい。一例として、h=0.5mmに対してH=1.0〜2.0mmに設定してよい。
このレジスト塗布ユニット(CT)82において、ウエットライン下地処理部125で上記のようなウエットライン下地処理が行なわれた後、レジストノズル120を走査部122によりステージ118の上流側に移送しておく。そして、次の未処理の被処理基板Gがステージ118上に載置されると、走査部134によりレジストノズル120を該基板G上の上流側端部に位置合わせし、次いで図5に示すようにステージ118の上方をX-方向で縦断するようにレジストノズル120を一定の速度で走査させながら、レジスト液供給部132においてレジストノズル120の吐出口152よりノズル長手方向(Y方向)に延びるライン状の吐出流でレジスト液Rをステージ118上の基板Gの上面に供給する。
その際、図9および図10に示すように、ノズル吐出口152より基板G上に吐出されたレジスト液Rがぬれ現象によりレジストノズル120のノズル部背面160の下端部に付着して高さ方向に広がり(盛り上がり)、ノズル長手方向に延びる凸面状のメニスカスが形成される。この際、ノズル部背面160の下半部には先のウエットライン下地処理によりレジスト液塗り付け部180が形成されているため、基板G上のレジスト液Rはノズル部背面160の下端からレジスト液塗り付け部180に沿って同領域内の無数の水平一直線の擦りライン182による水平ガイドラインの規制を受けながら高さ方向に広がり、いずれかの擦りライン182に倣うようにして液面頂上位置が安定化し、水平一直線のウエットラインWLが確立される。このことにより、ウエットラインWLの下流側で基板G上に形成されるレジスト塗布膜RMの膜厚dが所期の値で一定に維持される。
また、塗布処理に使用されるレジスト液の種類により粘性が不安定で波状のメニスカスが形成されやすい場合でも、この実施形態によれば上記のようなレジスト液塗り付け部180における水平ガイドライン機能によりメニスカスの頂上位置を水平一直線に規制することができる。このことにより、レジスト塗布膜RM上に筋状の塗布ムラが生じる可能性を大幅に低減できる。
ノズルリフレッシュ部124においては、図示省略するが、レジストノズル120のノズル部156を洗浄するためのノズル洗浄部や、レジストノズル120にノズル内のレジスト液を吐出して入れ替えさせるためのダミーディスペンス部等も設けられている。ノズル洗浄またはダミーディスペンスを行うときは、その後に上記のようなウエットライン下地処理部125によるウエットライン下地処理を行ってよい。
図11に、上記した実施例におけるウエットライン下地処理部125の一変形例を示す。この変形例は、塗布パッド162の前面(主面)の下端部にノズル長手方向と平行に延びる凹部184を設けている。図示の例では、図11の(A),(B)に示すように、筐体166およびパッド部材168の双方にそれぞれ凹部184を設けている。
かかる構成によれば、塗布パッド162をノズル部背面160の下端部に押し付けながらノズル長手方向に摺動させる際に、パッド部168よりしみ出たレジスト液が凹部184に溜まった状態でノズル部背面160の下端部に付着する。その結果、図11の(C)に示すように、ノズル部背面160の下端部にノズル長手方向に延びるレジスト液の液溜まり部186が形成される。この状態で次の塗布処理を開始させると、レジストノズル120の吐出口152より基板G上に吐出されたレジスト液がぬれ現象によりノズル部背面160の下端部に付着して高さ方向に広がる時間が短縮される。このことにより、ノズル走査の開始を早めることができる。
図12に、別の実施例によるウエットライン下地処理部125の要部の構成を示す。この実施例は、レジスト液のしみ出る塗布パッド162に替えて擦り専用の擦りパッド163を用いる。この擦りパッド163を支持する支持部材171にレジスト液を通す流路を設ける必要はない。代わりに、レジストノズル120のノズル部背面160の下端部にレジスト液をたとえば降り掛けて与えるためのレジスト液付与部188を擦りパッド163の摺動方向上流側に配置し、レジスト液付与部188と擦りパッド163とを共通の直進駆動部176(図6)によりノズル長手方向に並進駆動する。レジスト液付与部188はユーティリテイユニット172(図6)内のレジスト液供給部に接続されていてよい。擦りパッド163は、上記実施例の塗布パッド162と同様に筐体内にたとえば海綿状物質または多孔質物質からなるパッド部材を充填したものでよく、先にレジスト液付与部188よりノズル部背面160に付けられていたレジスト液をノズル長手方向に延ばしながら摺動する。この擦りパッド163をノズル部背面160の下半部に所定の圧力で押し付けながら、ノズル長手方向にレジストノズル120の一端から他端まで一定の速度で直線的かつ一気に摺動させてよい。
この実施例でも、ノズル部背面160の下半部には擦りパッド163の通り過ぎた後に、上記実施例と同様にノズル長手方向に平行かつ水平一直線に延びる多数ないし無数の擦り跡ライン(図示せず)を含むレジスト液塗り付け領域180が形成される。したがって、レジストノズル120において水平一直線のウエットラインWLを常時安定に確立できるとともに、被処理基板上に膜厚が一定で塗布ムラのないレジスト塗布膜を形成できる。
上記した実施形態では、ウエットライン下地処理部125においてレジストノズル120のノズル部背面160の下端部に塗り付ける液としてレジスト液を用いたが、レジスト液を適当な溶剤で希釈してなる希釈レジスト液も使用可能である。ウエットライン下地処理部125で使用するレジスト液は塗布処理部122で使用するレジスト液と同じものであるのが最も好ましいが、主成分を同じくするものであれば成分比や濃度等に多少の違いがあってもよい。
また、上記実施形態では、レジストノズル120のノズル部前面158とノズル部背面160とを固定し、片面のノズル部背面160側だけにウエットライン下地処理を施すようにした。しかし、双方向(X-方向、X+方向)のノズル走査で塗布処理を行う場合には、ノズル部156の両面158,160に上記実施形態のウエットライン下地処理を施してよい。また、一方向または固定式の場合でも、ノズル部背面160と一緒にノズル部前面158にもウエットライン下地処理を施すことは構わない。
また、本発明におけるレジスト液塗り付け部180における擦りライン182は、通常は上記実施形態のようにノズル長手方向に水平一直線に延ばすのが好ましいが、アプリケーションに応じて斜めに一直線に延ばす形態や湾曲して(たとえば中心部よりも周辺部の方が高くなるように)延ばす形態等も可能である。
また、ウエットライン下地処理において、ノズル部背面160にレジスト液を塗った後、たとえばCCDカメラ等の撮像装置でノズル部背面160を撮像してレジスト液の塗り残しがあるか否かを検査してよい。塗り残しがあるときは、ノズル部背面16をノズル洗浄部(図示せず)で洗浄し、その後でノズル部背面160にレジスト液を再度塗布する。撮像装置は、ノズルリフレッシュ部124またはその近傍に配置されてよい。このような検査機能および再塗布機能により、ウエットライン下地処理の信頼性を一層向上させ、ひいては塗布膜品質の信頼性を一層向上させることができる。
上記した実施形態はスリット状の吐出口を有する長尺型の塗布ノズルに係わるものであったが、本発明はノズル長手方向に配列された多数の微細孔からなる吐出口を有する長尺型の塗布ノズルにも適用可能である。また、上記実施形態はLCD製造の塗布現像処理システムにおけるレジスト塗布装置に係るものであったが、本発明は被処理基板上に塗布液を供給する任意のアプリケーションに適用可能である。本発明における塗布液としては、レジスト液以外にも、たとえば層間絶縁材料、誘電体材料、配線材料等の種々の塗布液が含まれる。本発明における被処理基板にはLCD基板に限らず、他のフラットパネルディスプレイ用基板、半導体ウエハ、CD基板、ガラス基板、フォトマスク、プリント基板等も含まれる。
本発明の適用可能な塗布現像処理システムの構成を示す平面図である。 実施形態の塗布現像処理システムにおける熱的処理部の構成を示す側面図である。 実施形態の塗布現像処理システムにおける処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態の塗布現像処理システムにおける塗布プロセス部の構成を示す上面図である。 実施形態の塗布プロセス部における塗布処理部の構成を示す図である。 一実施例によるレジストノズルの外観構成とウエットライン下地処理部の構成とを示す斜視図である。 一実施例によるレジストノズルの要部の構成とウエットライン下地処理部の要部の構成とを示す要部断面図である。 実施例におけるウエットライン下地処理部の作用を模式的に示す側面図である。 実施例におけるウエットライン下地処理の作用効果を示す断面図である。 実施例におけるウエットライン下地処理の作用効果を示す斜視図である。 一変形例によるウエットライン下地処理部の要部の構成と作用を示す斜視図である。 別の実施例によるウエットライン下地処理部の要部の構成と作用を示す斜視図である。 従来のスリット型レジストノズルの外観構成と作用を示す斜視図である。
符号の説明
10 プロセスステーション
28 塗布プロセス部
81 搬入ユニット(IN)
82 レジスト塗布ユニット(CT)
118 ステージ
120 レジストノズル
122 塗布処理部
125 ウエットライン下地処理部
150 ノズル本体
152 吐出口
156 ノズル部
158 ノズル部前面
160 ノズル部背面
162 塗布パッド
163 擦りパッド
168 パッド部材
170 支持管
171 支持部材
172 ユーティリティユニット
176 直進駆動部
184 凹部

Claims (17)

  1. ほぼ水平な被処理基板と長尺状の塗布ノズルの下端面に設けられた吐出口との間に所望の微小なギャップを設定し、塗布処理中に前記吐出口より前記基板上に吐出された塗布液で前記塗布ノズルの背面下端部がぬれる状態で前記塗布ノズルをノズル長手方向とほぼ直交する水平方向に相対的に移動させて、前記基板上に前記塗布液を塗布する塗布方法であって、
    塗布処理に先立ち前記塗布ノズルの背面下端部に塗布液またはこれを希釈した希釈塗布液をノズル長手方向に塗り付けるウエットライン下地処理工程を有する塗布方法。
  2. 前記ウエットライン下地処理工程が、前記塗布ノズルの背面下端部に対して、前記塗布液または希釈塗布液のしみ出る塗布パッドを押し当てながらノズル長手方向に相対的に摺動させる請求項1に記載の塗布方法。
  3. 前記塗布パッドが、海綿状物質または多孔質物質からなるパッド部材を前記塗布ノズルの背面下端部に接触させて摺動する請求項2に記載の塗布方法。
  4. 前記塗布パッドを前記塗布ノズルの背面下端部の一端から他端まで一気に摺動させる請求項2または請求項3に記載の塗布方法。
  5. 前記塗布ノズルの背面下端部にノズル長手方向に延びる前記塗布液または希釈塗布液の液溜まり部が形成される請求項2〜4のいずれか一項に記載の塗布方法。
  6. 前記ウエットライン下地処理工程が、前記塗布ノズルの背面下端部に対して、前記塗布液または希釈塗布液を供給しつつ擦りパッドを押し当てながらノズル長手方向に相対的に摺動させる請求項1に記載の塗布方法。
  7. 前記擦りパッドが、海綿状物質または多孔質物質からなるパッド部材を前記塗布ノズルの背面下端部に接触させて摺動する請求項6に記載の塗布方法。
  8. 前記擦りパッドを前記塗布ノズルの背面下端部の一端から他端まで直線的かつ一気に摺動させる請求項6または請求項7に記載の塗布方法。
  9. 下端面に吐出口を有する長尺状の塗布ノズルと、
    前記塗布ノズルに塗布液を供給するための第1の塗布液供給部と、
    被処理基板をほぼ水平に支持するための基板支持部と、
    塗布処理中に前記基板支持部に支持される前記基板に対して所望の微小なギャップを隔てて前記塗布ノズルを支持するためのノズル支持部と、
    塗布処理中に前記塗布ノズルの吐出口より前記基板上に吐出された塗布液で前記塗布ノズルの背面下端部がぬれる状態で前記塗布ノズルをノズル長手方向とほぼ直交する水平方向に相対的に移動するように前記基板支持部と前記ノズル支持部との間で相対的な水平移動を行わせるための走査部と、
    塗布処理に先立ち前記塗布ノズルの背面下端部に塗布液またはこれを希釈した希釈塗布液をノズル長手方向に塗り付けるためのウエットライン下地処理部と
    を有する塗布装置。
  10. 前記ウエットライン下地処理部が、前記塗布液または希釈塗布液のしみ出る塗布パッドと、前記塗布ノズルの背面下端部に前記塗布パッドを押し当ててノズル長手方向に相対的に摺動させるための塗布パッド摺動部とを有する請求項9に記載の塗布装置。
  11. 前記ウエットライン下地処理部が、前記塗布パッドに前記塗布液または希釈塗布液を供給する第2の塗布液供給部を有する請求項10に記載の塗布装置。
  12. 前記塗布パッドが海綿状物質または多孔質物質からなるパッド部材を有し、前記塗布ノズルの背面下端部に前記パッド部材が接触する請求項10または請求項11に記載の塗布装置。
  13. 前記塗布パッドが、前記塗布ノズルの背面下端部と接触するパッド主面の下端部にノズル長手方向と平行に延びる凹部を有する請求項10〜12のいずれか一項に記載の塗布装置。
  14. 前記塗布パッド摺動部が、前記塗布パッドを前記塗布ノズルの背面下端部の一端から他端まで直線的かつ一気に摺動させるための直進駆動部を有する請求項10〜13のいずれか一項に記載の塗布装置。
  15. 前記ウエットライン下地処理部が、前記塗布ノズルの背面下端部に前記塗布液または希釈塗布液を付けるための塗布液付与手段と、前記塗布ノズルの背面下端部を擦るための擦りパッドと、前記塗布ノズルの背面下端部に前記擦りパッドを押し当ててノズル長手方向に相対的に摺動させるための擦りパッド摺動とを有する請求項9に記載の塗布装置。
  16. 前記擦りパッドが海綿状物質または多孔質物質からなるパッド部材を有し、前記塗布ノズルの背面下端部に前記パッド部材が接触する請求項15に記載の塗布装置。
  17. 前記擦りパッド摺動部が、前記擦りパッドを前記塗布ノズルの背面下端部の一端から他端まで一気に摺動させるための直進駆動部を有する請求項15または請求項16に記載の塗布装置。
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