JP4057599B2 - 電子レンジ用袋体及び該袋体を用いた加熱加圧調理方法 - Google Patents

電子レンジ用袋体及び該袋体を用いた加熱加圧調理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4057599B2
JP4057599B2 JP2005112915A JP2005112915A JP4057599B2 JP 4057599 B2 JP4057599 B2 JP 4057599B2 JP 2005112915 A JP2005112915 A JP 2005112915A JP 2005112915 A JP2005112915 A JP 2005112915A JP 4057599 B2 JP4057599 B2 JP 4057599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
bag
bag body
notch
load portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005112915A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006290395A (ja
JP2006290395A5 (ja
Inventor
耕平 西
政敏 神原
正雄 安松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiwa Pax Co Ltd
Original Assignee
Meiwa Pax Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2005112915A priority Critical patent/JP4057599B2/ja
Application filed by Meiwa Pax Co Ltd filed Critical Meiwa Pax Co Ltd
Priority to EP06731019A priority patent/EP1867583A4/en
Priority to US11/910,919 priority patent/US20100025392A1/en
Priority to PCT/JP2006/307071 priority patent/WO2006109608A1/ja
Priority to KR1020077025753A priority patent/KR100955223B1/ko
Priority to CN2006800148619A priority patent/CN101171185B/zh
Publication of JP2006290395A publication Critical patent/JP2006290395A/ja
Publication of JP2006290395A5 publication Critical patent/JP2006290395A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4057599B2 publication Critical patent/JP4057599B2/ja
Priority to HK08110820.7A priority patent/HK1115362A1/xx
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/34Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package
    • B65D81/3446Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging foodstuffs or other articles intended to be cooked or heated within the package specially adapted to be heated by microwaves
    • B65D81/3461Flexible containers, e.g. bags, pouches, envelopes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D31/00Bags or like containers made of paper and having structural provision for thickness of contents
    • B65D31/14Valve bags, i.e. with valves for filling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D33/00Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/01Ventilation or drainage of bags
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2205/00Venting means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Description

本発明は、電子レンジ用袋体及びその電子レンジ用袋体を用いた加熱加圧調理方法に関する。より詳しくは、電子レンジを用いて調理する際、袋体内部の水蒸気を安全かつ効果的に排出し、且つ袋体内部の圧力を大気圧より高く保ち加熱加圧調理を可能にする電子レンジ用袋体及びその電子レンジ用袋体を用いた加熱加圧調理方法に関する。
従来、電子レンジ用袋体を用いて、電子レンジで食材を加熱する際、加熱調理することを目的とした発明は数多く存在している。特に、電子レンジ用袋体に圧力負荷部を設け、電子レンジ用袋体内部が所定圧力に達すると、その圧力負荷部が開口することで、電子レンジ用袋体内部が過圧状態になることを防止し、加熱調理することを目的とする発明が知られている。
例えば、特許文献1には、V字形の圧力負荷部を有している電子レンジ用食品容器の発明が開示されている。この特許文献1に開示される発明は、V字形の圧力負荷部が袋体内部の圧力が所定圧力以上になると開口し、加熱調理の際に電子レンジ用袋体の破裂を防止することを目的としている。
また、特許文献2には、圧力負荷部と液体調味料が収容された小袋を備えた袋体についての技術が開示されている。この特許文献2に開示される発明では、圧力負荷部が袋体内部の圧力が所定圧力以上になると開口することにより、電子レンジ用袋体の破裂を防止する一方、小袋内部の液体調味料が加熱され蒸発することにより、液体調味料が密封された小袋は破袋する。この結果、特許文献2の発明は、袋体内で液体調味料と食材を混合して加熱調理することができる。
しかしながら、特許文献1及び2に開示される発明は、袋体内部の圧力が所定値以上になると圧力負荷部が開口するため、袋体内部の圧力は急激に下がり、これらの発明による電子レンジ用袋体を用いて加圧調理することができなかった。
特公平4−40005号公報 特開2002−153217号公報
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、袋体内部の圧力が所定値以上になると、袋体の破裂を防止する為の圧力解放機構によって圧力を解放する一方で、圧力解放機構圧力維持機能を備えることで、袋体内部の圧力を大気圧より高く保って加圧調理を可能にする電子レンジ用袋体を提供する。
併せて、本発明は、上記電子レンジ用袋体を用いた加熱加圧調理方法を提供する。
請求項1記載の発明は、上面と下面を形成する一対のシート部材の周縁部をシールしてなる袋体であって、袋体内部の圧力が上昇して大気圧以上の所定値を超えたときに、袋体の一部を開口させることによって袋体内部の圧力を外部に逃がして圧力を低下させる圧力解放機構を有し、該圧力解放機構は、袋体内部の圧力を逃がした後も、該袋体内部の圧力を少なくとも大気圧より高く保つ圧力維持機能を有し、前記圧力解放機構が、前記周縁部の内方において前記上面及び下面シートを所定形状に接着して形成される圧力負荷部からなり、該圧力負荷部は、前記周縁部から間隔をあけて形成されるとともに、その接着強度が上面シートの引っ張り強度より強く、且つ前記周縁部の接着強度より弱く設定されており、袋体内部の圧力が所定値に達すると、前記圧力負荷部周りの上面シートにおいて材料破壊が発生し、該圧力負荷部と略同一形状の開口部が上面シートに形成されることを特徴とする電子レンジ用袋体を提供する。
請求項2記載の発明は、前記圧力負荷部が円形状又は略円形状であることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ用袋体を提供する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の袋体を使用する加熱加圧調理方法であって、下準備が行われた食材を収容した食材収容具を前記袋体内部に収容し、前記袋体を密封し、前記袋体を加熱し、圧力解放機構が、前記袋体の一部を開口させて、袋体内部の圧力を低下させるために、袋体内の圧力を解放するとともに、該圧力解放機構の圧力維持機能が、袋体内部の圧力を大気圧以上の一定値に維持し、大気圧以上の一定圧力下で、さらに加熱が施されることを特徴とする加熱加圧調理方法を提供する。
請求項1記載の発明によれば、袋体内部の圧力を開放する為の圧力解放機構を設ける一方で、この圧力解放機構が圧力維持機能を有することによって、袋体の破裂が防止されると同時に袋体内部の圧力を大気圧より高い圧力に保つことができるため、この袋体を用いて加熱加圧調理が可能となる。
また、圧力負荷部が周縁部から間隔を有して形成されることによって、袋体内部の圧力が上昇すると、圧力負荷部の周りに圧力が集中する。このとき、圧力負荷部の接着強度が上面シートの引っ張り強度より強く、且つ前記周縁部の接着強度以下に設定されているので、袋体内部の圧力が上昇すると、圧力負荷部の周縁部の上面シートにおいて材料破壊が発生し、圧力負荷部と略同一形状の開口部が形成され、袋体内部の圧力を低下させることができる。
この開口部の大きさは、圧力負荷部の大きさに依存するため、形成される開口部の大きさにより袋体内部の圧力の調節を行うことができる。つまり、圧力負荷部の大きさを調節することによって、圧力を逃がした後の袋体内部の圧力を調節することができ、袋体内部の圧力を大気圧より高く保つことができる。
請求項2記載の発明によれば、圧力負荷部を円形又は略円形にすることによって、圧力負荷部に均等の圧力を負荷することができるので、確実に開口部の大きさを調節することができる。開口部の大きさを調節することによって、圧力を逃がした後の袋体内部の圧力を調節することができるので、袋体内部の圧力を大気圧より高く保つことができる。
請求項3記載の発明によれば、食材に圧力調理を施すために、請求項1又は2に記載の袋体を使用しているため、圧力解放機構により袋体内部の圧力を逃がした後も、袋体内部の圧力は大気圧より高く保たれ、袋体内の食材に対して圧力調理をすることができる。
また、下準備した食材を収容した食材収容具を袋体に収容することで、加熱加圧調理後、食材収容具を取り出し、食器に食材を綺麗に盛り付けたり、食材収容具の食材を別の食器に移す手間を省いて、その食材収容具のまま食事することが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の電子レンジ用袋体は、圧力維持機能を有した圧力解放機構を備え、上面と下面を形成する一対のシート部材の周縁部をシールして形成される。
尚、本明細書中において、上面シートと下面シートとは、袋体を載置した時の表側を上面、裏側を下面と便宜的に述べたに過ぎず、裏返すことで上下面は逆になる。
この袋体は、一対のシート部材の周縁をシールして形成されている。周縁部は袋体の周囲の長さに対して所定の割合で形成されるものである。例えば、袋体の平面視が一辺20cmの正方形の場合、一対のシート部材の周縁辺から袋体の内側に向かって2cm以下、好ましくは1cm以下の部分である。また、このシールした部分の接着強度は、後述する実施例の圧力負荷部の強度に対して相関的に変化する。
この袋体の有する形状や大きさは、特に限定されるものではなく、利用者の所望する形状や寸法を適宜設定すればよい。
圧力解放機構は、袋体内部の圧力が所定圧力に達した時に、袋体の一部を開口して袋体内部の圧力を外部に逃がして圧力を低下させる機能を有する。
その一方で、この圧力解放機構は、袋体の一部を開口した後も、袋体内部の圧力を少なくとも大気圧より高く保つ圧力維持機能を有する。
袋体の一部を開口させる時の圧力は、後述する圧力負荷部や切り込みの形成方法によって適宜に設定される。
開口後に維持される袋体内部の圧力は、大気圧より高ければ特に限定されるものではないが、1〜1.5atm好ましくは1.2〜1.3atmに設定されることが好ましい。
尚、この維持される圧力は、袋体の一部が開口される時の所定圧力値以下である。
圧力維持機能は、圧力解放機構によって圧力が解放された後も、袋体内部の圧力を少なくとも大気圧より高く保つ機能である。
以下、この圧力維持機能を持つ圧力解放機構を備えた電子レンジ用袋体の実施例について説明する。
袋体の第1実施例である第1袋体(1)を説明する。図1は、第1袋体(1)を示す平面図である。図2は図1のA-A線断面図である。この第1袋体(1)は、一対の上面シート(11)と下面シート(12)を有してなる。この上面シート(11)と下面シート(12)は、夫々の周縁部(13)をシールして第1袋体(1)を形成している。
この一対のシートの形状は、特に限定されないが、四角形に形成されることが好ましい。四角形が最も容易に製造でき、使用者にとって最も使い易い形状と考えられるためである。
この第1袋体(1)は、袋体内の圧力を解放する圧力解放機構である圧力負荷部(61)を有している。この圧力負荷部(61)は、図2で示す如く、上面シート(11)及び下面シート(12)の一部を所定形状となるように接着されている。
尚、本発明において、圧力負荷部の接着はヒートシールによりなされ、周縁部(13)と同様に、シールし形成されている。
この圧力負荷部(61)の平面視の形状は、特に限定されるものではないが、略円形であることが好ましい。この圧力負荷部(61)が略円形に形成されることによって、第1袋体(1)内部の圧力が圧力負荷部(61)に負荷される場合に於いて圧力を均等化することができ、圧力負荷部(61)の強度を向上させることができるからである。
この圧力負荷部(61)の平面視に於ける大きさは、第1袋体(1)自体の大きさ(形状)に応じて適宜設定されている。例えば、第1袋体(1)が平面視において25×16cmの長方形に形成される時、圧力負荷部(61)が第1袋体(1)を形成する時、長い辺の略中央から間隔を8mm有して、直径5mmの円形として形成される。
この圧力負荷部(61)は、周縁部(13)から所定間隔(d1)を有して配置されている。この所定間隔(d1)は、特に限定されるものではなく、第1袋体(1)内に負荷される圧力に応じて調整することができる。
例えば、第1袋体(1)の平面視の形状が25×16cmの長方形であり、1〜1.5atmで第1袋体(1)の圧力を解放させる場合には、圧力負荷部(61)は直径5mmの円形として形成され、周縁部(13)から8mmの間隔を有して配置される。
圧力負荷部(61)を形成する上面シート(11)と下面シート(12)の接着強度は、第1袋体(1)の周縁部(13)の上面シート(11)と下面シート(12)の接強強度と等しく設定されている。
尚、周縁部(13)の接着強度は、10〜60N/15mmに設定され、圧力負荷部(61)の接着強度は、周縁部(13)の接着強度と同じであるので、10〜60N/15mmに設定されている。
次に、第1袋体(1)の圧力負荷部(61)の動作を説明する。図3は第1袋体(1)の圧力負荷部(61)が動作し、開口部(71)が形成された直後の第1袋体(1)の平面図である。図4は図3のA-A線断面図である。
第1袋体(1)が加熱されると第1袋体(1)内部に収容される食材等の水分が気化され蒸気となる。この蒸気によって第1袋体(1)内部が膨張されることになる。
圧力が所定間隔(d1)に集中し、所定間隔(d1)付近の圧力が高くなる。この所定間隔(d1)が、圧力負荷部(61)から周縁部(13)まで最も近い間隔であるからである。
この圧力は、圧力負荷部(61)と、圧力負荷部(61)に最も近い周縁部(13)に同じ強さで負荷される。圧力負荷部(61)の接着強度は周縁部(13)の接着強度と同じ接着強度で設定されている。第1袋体(1)内部の圧力が所定値に達すると、圧力負荷部(61)の接着強度と周縁部(13)の接着強度が等しいので、圧力負荷部(61)の接着部において材料破壊が発生するとともに、周縁部(13)の接着強度も耐え切れなくなり圧力負荷部(61)に最も近い周縁部(13)の接着部においても材料破壊が発生し、周縁部(13)に開口部(71)が形成される。
この開口部(71)は第1袋体(1)内部の食材から発生する蒸気による圧力と袋体(1)から解放される圧力を等しくするような大きさに設定されることになる。
この圧力負荷部(61)と開口部(71)の形状の大きさは比例関係を有している。圧力負荷部(61)の大きさが大きくなると、形成される開口部(71)の大きさも大きくなる。圧力負荷部(61)が大きくなると、圧力が負荷される周縁部(13)の幅も広がるためである。
圧力負荷部(61)と周縁部(13)の所定間隔(d1)が長くなると、形成される開口部(71)の大きさは小さくなり、この所定間隔(d1)によって所定間隔(d1)に集中する圧力を小さくなるので、周縁部(13)に負荷される圧力を小さくすることができる。
圧力負荷部(61)の大きさ及び圧力負荷部(61)と周縁部(13)の所定間隔(d1)の長さを調節することによって、形成される開口部(71)の大きさを調節することが可能になる。
第1袋体(1)から解放される圧力は、この開口部(71)の大きさに依存する。第1袋体(1)内部の食材から発生する蒸気による圧力と袋体(1)から解放される圧力を等しくすることによって、第1袋体(1)内部の圧力を一定値に保つことが可能になる。つまり、開口部の大きさを調節することによって、第1袋体(1)から解放される圧力を調節することで、第1袋体(1)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保つことが可能になる。
上記の説明の如く、圧力負荷部(61)の大きさ及び圧力負荷部(61)と周縁部(13)の所定間隔(d1)を調節することにより、形成される開口部(71)の大きさを調節することで、第1袋体(1)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保つことが可能になる。
袋体の第2実施例である第2袋体(2)を説明する。図5は第2袋体(2)を示す平面図である。図6は図5のA-A線断面図である。図5、6に示す如く、この第2袋体(2)は、第1実施例の第1袋体と同様にして形成される。
また、この一対のシートの形状も、実施例1と同様、特に限定されないが、四角形に形成されることが好ましい。四角形が最も容易に製造でき、使用者にとって最も使い易い形状と考えられるためである。
この第2袋体(2)は、第1実施例の第1袋体(1)と同様、上面シート(21)及び下面シート(22)の一部を所定形状となるように接着した圧力負荷部(62)を有している。
この圧力負荷部(62)の形状は平面視に於いて、特に限定されるものではなく、使用者によって適宜設定され形成されるが略円形であることが好ましい。この圧力負荷部(62)が略円形に形成されることによって、第2袋体(2)内部の圧力が負荷される場合に於いて圧力を均等化することができ圧力負荷部(62)の接着強度を向上させることができるからである。
この圧力負荷部(62)の平面視に於ける大きさは、第2袋体(2)自体の大きさ(形状)に応じて設定されている。例えば、第2袋体(2)が平面視において15×20cmの長方形に形成される時、圧力負荷部(62)が第2袋体(2)を形成する短辺の略中央から間隔を2mm有して、直径4mmの円形として形成される。
圧力負荷部(62)を形成する上面シート(21)と下面シート(22)の接着強度は、周縁部(23)の接着強度より弱く形成されている。つまり圧力負荷部(62)と周縁部(23)との間に接着強度の差を持たせている。
この強度差は、特に限定されないが、50N/15mm以下の強度差を有するように形成される。このように形成されることによって、後述する圧力負荷部(62)の周縁において形成される開口部(72)を効果的に形成することができるからである。
尚、周縁部(13)の接着強度は、10〜60N/15mmに設定され、圧力負荷部(62)の接着強度は、10〜30N/15mmに設定されている。
次に、第2袋体(2)の圧力負荷部(62)の動作を説明する。図7は第2袋体(2)の圧力負荷部(62)が動作し開口部(72)が形成した直後の第2袋体(2)の平面図である。図8は図7のA−A線断面図である。
第2袋体(2)が加熱されると第2袋体(2)内部に収容される食材等の水分が気化され蒸気となる。この蒸気によって第2袋体(2)内部が膨張されることになる。
このとき、圧力が圧力負荷部(62)の周りに集中し、圧力負荷部(62)の周りの圧力が高くなる。ここで、圧力負荷部(62)の接着強度は上面シート(21)の引っ張り強度よりも強く設定されている。
第2袋体(2)内部の圧力が所定圧力に達すると、圧力負荷部(62)の周りの上面シート(21)にその引っ張り強度より強い圧力が負荷される。この時、図7、8に示す如く、圧力負荷部(62)の接着強度と周縁部(23)の接着強度には強度差があるので、圧力負荷部(62)の周りの上面シート(21)において材料破壊が発生し、圧力負荷部(62)と略同一形状の開口部(72)が上面シート(21)に形成される。
この開口部(72)は、第2袋体(2)内部の食材から発生する蒸気による圧力と第2袋体(2)から解放される圧力を等しくするような大きさで形成されることになる。
この圧力負荷部(62)と開口部(72)の大きさは比例関係がある。圧力負荷部の大きさが大きくなると、形成される開口部(72)の大きさも大きくなる。この開口部(72)は、圧力負荷部(62)の周囲に沿って形成されるためである。
圧力負荷部(62)の大きさを調節することによって、形成される開口部(72)の大きさを調節することが可能になる。
第2袋体(2)内部の食材から発生する蒸気による圧力と第2袋体(2)から解放される圧力を等しくすることによって、第2袋体(2)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保持することが可能になる。第2袋体(2)から解放される圧力は、この開口部(72)の大きさに依存する。第1袋体(1)と同様、開口部(72)の大きさを調節することによって、第2袋体(2)から解放される圧力を調節することで、第2袋体(2)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保持することが可能になる。
上記の説明の如く、第1袋体(1)と同様、圧力負荷部(62)の大きさを調節することにより、形成される開口部(72)の大きさを調節することで、第2袋体(2)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保つことが可能になる。
袋体の第3実施例である第3袋体(3)を説明する。図9は、後述する圧力負荷部(63)が三角形の時の第3袋体(3)を示す平面図である。図10は、図9のA-A線断面図である。図9、10に示す如く、この第3袋体(3)は、第2実施例の第2袋体と同様にして形成される。
また、この一対のシートの形状も、実施例2と同様、特に限定されないが、四角形に形成されることが好ましい。四角形が最も容易に製造でき、使用者にとって最も使い易い形状と考えられるためである。
この第3袋体(3)は、この第3袋体(3)内の圧力を解放する圧力解放機構である圧力負荷部(63)を有している。この第3袋体(3)が有する圧力負荷部(63)は、図9、10で示す如く、上面シート(31)及び下面シート(32)の一部を所定形状となるように接着し形成されている。
この圧力負荷部(63)の形状は、平面視に於いて、多角形状に形成されている。多角形状に形成されることによって、第3袋体(3)内部の圧力が上昇した時、圧力負荷部(63)にかかる圧力の位置が各頂点に集中されることになる。この圧力負荷部(63)は、圧力負荷部(63)の一辺が袋体の一辺に接合するように配置される。
この圧力負荷部(63)は三角形であることが好ましい。この圧力負荷部(63)は、図9、10に示す如く、圧力負荷部(63)の一辺が袋体の一辺に接合するように配置されるので、第3袋体(3)内部の圧力が上昇した時、この圧力負荷部(63)が三角形に形成されることによって、圧力が集中する頂点を一つに特定することができる。圧力が集中する頂点を一つに特定することによって、圧力負荷部の材料破壊が始まる部分も一つに設定できるので、確実に開口部の大きさを調節することができる。開口部の大きさを調節することによって、袋体内部の圧力を大気圧より高く保つことができる。
尚、この圧力負荷部(63)が形成する多角形の大きさは特に限定するものではないが、一辺約5〜20mm、好ましくは、約5〜10mmの多角形になるように設定されることが好ましい。
この圧力負荷部(63)の配置は特に限定されるものではないが、袋体の角部から袋体の辺の長さの10〜50%の位置に配置されることが好ましい。この位置が、第3袋体(3)内部の圧力が上昇した時、最も圧力が高くなる位置である。この最も圧力が高くなる位置から圧力を逃がすことで、第3袋体(3)内部の圧力を一定に保つことができる。
例えば、図9に示す如く、袋体が平面視において25×16cmの長方形であるとき、一辺0.5cmの正三角形の圧力負荷部(63)は袋体の角部から長辺の12.5cmに設定されることが好ましい。短辺ならば8cmに設定されることが好ましい。
この圧力負荷部(63)は第3袋体(3)の一辺に複数個設けることができる、この場合、圧力負荷部(63)の間の間隔は特に限定されるものではないが、少なくとも10cm以上の距離を有することが好ましい。第3袋体(3)内部の圧力を第3袋体(3)内部全体で均一に保つためである。
また、この圧力負荷部(63)の数は特に限定するものではないが、第3袋体(3)の各辺の長さの合計と比例関係を持たせることが好ましい。例えば、第3袋体(3)の各辺の長さの合計が20cmに対して圧力負荷部(63)を1個設けると設定した場合、第3袋体(3)の各辺の長さの合計が40cmで圧力負荷部(63)が2個、第3袋体(3)の各辺の長さの合計が60cmで圧力負荷部(63)が3個、第3袋体(3)の各辺の長さの合計が80cmで圧力負荷部(63)が4個と設定されることになる。
次に、第3袋体(3)の圧力負荷部(63)の動作を説明する。図11は第3袋体の圧力負荷部(63)が動作し開口部(73)が形成された直後の図である。
第3袋体(3)が加熱されると第3袋体(3)内部に収容される食材等の水分が気化され蒸気となる。この蒸気によって第3袋体(3)内部が膨張されることになる。
圧力が圧力負荷部(63)の頂点に集中し、その部分の圧力が高くなる。第3袋体(3)内部の圧力が所定値に達した時、圧力負荷部(63)の接着強度よりも強い圧力が負荷される。この時、図11に示す如く、圧力負荷部(63)の接着部において材料破壊が発生し、この材料破壊に続いて圧力負荷部(63)が接合した周縁部(33)の接着部においても材料破壊が発生し、開口部(73)が形成される。
この開口部(73)は、第3袋体(3)内部の食材から発生する蒸気による圧力と第3袋体(3)から解放される圧力を等しくするような大きさで形成されることになる。
この圧力負荷部(63)と開口部(73)の大きさは比例関係がある。圧力負荷部の大きさが大きくなると、図11に示す如く、形成される開口部(73)の大きさも大きくなる。
圧力負荷部(63)の大きさを調節することによって、形成される開口部(73)の大きさを調節することが可能になる。
第3袋体(3)内部の食材から発生する蒸気による圧力と第3袋体(3)から解放される圧力を等しくすることによって、第3袋体(3)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保持することが可能になる。第3袋体(3)から解放される圧力は、この開口部(73)の大きさに依存する。開口部(73)の大きさを調節することによって、第3袋体(3)から解放される圧力を調節することで、第3袋体(3)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保持することが可能になる。
上記の説明の如く、圧力負荷部(63)の大きさ調節することにより、形成される開口部(73)の大きさを調節することで、第3袋体(3)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保持することが可能になる。
袋体の第4実施例である第4袋体(4)を説明する。図12は、切り込み(64)を有した第4袋体(4)を示す平面図である。図13は図12のA-A線断面図で、切り込み(641)は後述するように上面シート(41)を貫通しないタイプである。図14は、図12のA-A線断面図で、切り込み(642)は後述する上面シート(41)を貫通するタイプである。この第4袋体(4)は図12、13、14に示す如く、第3実施例の第3袋体(3)と同様にして形成される。
この一対のシートの形状も、第3実施例と同様、特に限定されないが、四角形に形成されることが好ましい。四角形が最も容易に製造でき、使用者にとって最も使い易い形状と考えられるためである。
この第4袋体(4)は、この第4袋体(4)の圧力を解放する圧力解放機構である切り込み(64)を有している。この第4袋体(4)が有する切り込み(64)は、図13、14で示す如く、上面シート(41)に設けられている。
この切り込み(64)の形状は、平面視において、特に限定されるものではないが直線であることが好ましい。この切り込み(64)が直線に形成されることによって、切り込み(64)が開口した後、第4袋体(4)内部の圧力が所定値まで下がった時に切り込み(64)をほぼ閉塞することができ、切り込みの圧力維持機能を高めることができる。また、この切り込み(64)の形状を直線にすることが好ましい、袋体の製造過程で直線が最も製造が容易であると考えられるからである。
また、この切り込み(64)が形成する直線は、長さ約1mm〜30mm、好ましくは、約3mm〜10mm、開口時の幅が約0.01mm〜1.0mm、好ましくは、約0.05mm〜0.7mmになるように設定されることが好ましい。第4袋体(4)の圧力が所定値以下に低下した時に、切り込みをほぼ閉塞させるためである。
切り込み(64)には2つのタイプがある。一つは、図13に示す如く、上面シート(41)を貫通しない切り込み(641)、もう一つは、図14に示す如く、上面シート(41)を貫通する切り込み(642)である。
上面シート(41)を貫通しない切り込み(641)について説明する。この切り込み(641)の深さは特に限定されるものではないが、上面シート(41)の厚み20〜50%に設定されることが好ましい。
この切り込み(641)は、上面シート(41)の表面、裏面どちら側から設けられてもかまわないが、裏面に設けられることが好ましい。裏面に設けることにより、第4袋体(4)内部の圧力が所定圧力に達した時に、即座に切り込み(641)が開口するためである。
上面シート(41)を貫通する切り込み(642)について説明する。図14に示す如く、この切り込み(642)は通常時は、接着剤(81)を用いて閉塞されている。第4袋体(4)を密閉するためである。
通常時の第4袋体(4)の密封度を確保し、加熱時に第4袋体(4)内部の圧力が所定値まで上昇した時、切り込み(642)を開口するのに適当だからである。
この接着剤(81)は、通常時の第4袋体(4)の密封度を確保し加熱時に第4袋体(4)内部の圧力が所定値まで上昇した時、切り込み(642)を開口する程度に接着する。さらに、この接着剤(81)の材質は人体に影響しないものを利用することが好ましい。加熱加圧調理中に第4袋体(4)内部の食材にこの接着剤(81)が付着したとしても、この接着剤(81)の材質が人体に影響しないものであることによって、食品の安全性を確保するためである。
上面シート(41)を貫通する切り込み(642)は、使用する接着剤(81)によって、最初に切り込み(642)が開口する時の第4袋体(4)の圧力の調節が容易になる。
上面シート(41)を貫通しない切り込み(641)は、製造過程において、上面シート(41)を貫通する切り込み(642)の接着剤(81)を用いて切り込み(642)を接着する作業を省くことができる。
この切り込み(64)の数は、第4袋体(4)自体の大きさ(形状)に応じて適宜設定される。この際、この切り込み(64)は、所定間隔を有して配置される。この所定間隔は特に限定されるものではないが、1mm〜4mm、好ましくは、2mm〜3mmになるように設定されることが好ましい。
上面シート(41)の材質としては、熱可塑性を有するならば、特に限定されるものではない。好ましくはポリプロピレンが好ましい。ポリプロピレンが、袋自身の各強度的にも優れ、耐熱性も確保できる為である。
次に、第4袋体(4)の切り込み(64)の動作を説明する。図15は第4袋体(4)の切り込み(641)が動作する様子を示した図12のA-A線断面図である。図16は第4袋体(4)の切り込み(642)が動作する様子を示した図12のA-A線断面図である。
第4袋体(4)の切り込み(641)が動作する様子を説明する。
第4袋体(4)が加熱されると第4袋体(4)内部に収容される食材等の水分が気化され蒸気となる。この蒸気によって第4袋体(4)内部が膨張されることになる。
このとき、第4袋体(4)内部の圧力が所定値に達すると、この切り込み(641)は、第4袋体(4)内部の圧力を逃がすため、図15に示す如く、切り込み(641)は開口する。この開口時の切り込み(641)の最大幅は、上述したように0.05mm〜0.7mmになる。
第4袋体(4)内部の圧力が所定圧力値にまで低下すると、この切り込み(641)はほぼ閉塞し、袋体内部の圧力を所定値に保つ。切り込み(641)の長さ及び幅を上述したような所定値にすることで、図15に示す如く、切り込み(641)をほぼ閉塞できる。
その後、第4袋体(4)内部の圧力が再び上昇すると、図15に示す如く、切り込み(641)が開口する。第4袋体(4)内部の圧力を逃がした後、切り込み(641)は再びほぼ閉塞する。
上記の説明の如く、切り込み(641)は、第4袋体(4)内部の圧力に応じた開閉を繰り返すことで、圧力を維持する弁のような役割を果たすことができ第4袋体(4)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保つことができる。
次に第4袋体(4)の切り込み(642)が動作する様子を説明する。
第4袋体(4)が加熱されると第4袋体(4)内部に収容される食材等の水分が気化され蒸気となる。この蒸気によって第4袋体(4)内部が膨張されることになる。
このとき、第4袋体(4)内部の圧力が所定値に達すると、その切り込み(642)の接着が剥がれ、上面シートを貫通する切り込み(642)が形成される。第4袋体(4)内部の圧力を解放するため、図16に示す如く、切り込み(642)は開口する。この開口時の切り込み(642)の最大幅は、上述したように0.05mm〜0.7mmになる。
第4袋体(4)内部の圧力が所定圧力値にまで低下すると、この切り込み(642)はほぼ閉塞し、袋体内部の圧力を所定値に保つ。切り込みの長さ及び幅を上述したような所定値にすることで、図16に示す如く、切り込み(642)をほぼ閉塞できることを発見した。また、切り込み(642)には接着剤が残っているので、切り込み(642)は閉塞する。
その後、第4袋体(4)内部の圧力が再び上昇すると、図16に示す如く、切り込み(642)が開口する。第4袋体(4)内部の圧力を逃がした後、切り込み(642)は再びほぼ閉塞する。
上記の説明の如く、切り込み(642)は、第4袋体(4)内部の圧力に応じた開閉を繰り返すことで、圧力を維持する弁のような役割を果たすことができ、第4袋体(4)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保つことができる。
袋体の第5実施例である第5袋体(5)を説明する。図17は第5袋体(5)を示す平面図である。図18は、図17のA-A線断面図で、切り込み(651)が上述した上面シート(51)を貫通しないタイプである。図19は、A-A線断面図で、切り込み(652)が上述した上面シート(51)を貫通するタイプである。
この一対のシートの形状も、第4実施例と同様、特に限定されないが、四角形に形成されることが好ましい。四角形が最も容易に製造でき、使用者にとって最も使い易い形状と考えられるためである。
この第5袋体(5)は、第4実施例と同様、この第5袋体(5)の圧力を解放する圧力解放機構である切り込み(65)を有している。この第5袋体が有する切り込み(65)は図18、19で示す如く、上面シート(51)に設けられている。また、この切り込み(65)を覆うようにフィルム(9)が接着されている。
この切り込み(65)の形状は、平面視において、特に限定されるものではないが、第4実施例と同様、直線であることが好ましい。袋体の製造過程で直線が最も製造しやすいと考えられるからである。
また、この切り込み(65)が形成する直線は、長さ約1mm〜30mm、好ましくは、約3mm〜10mm、開口時の幅が約0.01mm〜1.0mm、好ましくは、約0.05mm〜0.7mmになるように設定されることが好ましい。第5袋体(5)の圧力が所定値以下に低下した時に、切り込み(65)をほぼ閉塞させるためである。
切り込み(65)には2つのタイプがある。第4実施例と同様、2つのタイプが考えられる。一つは、図18に示す如く、上面シート(51)を貫通しない切り込み(651)、もう一つは、図19に示す如く、上面シート(51)を貫通する切り込み(652)である。
上面シート(51)を貫通しない切り込み(651)について説明する。この切り込み(651)の深さは特に限定されるものではないが、図18に示す如く、上面シート(51)の厚み20〜50%に設定されることが好ましい。
この切り込み(651)は、上面シート(51)の表面、裏面どちら側から設けられてもかまわないが、裏面に設けられることが好ましい。裏面に設けることにより、第5袋体(5)内部の圧力が所定圧力に達した時に、即座に切り込み(651)が開口するためである。
上面シート(51)を貫通する切り込み(652)について説明する。この切り込み(652)は通常時は接着剤(82)を用いて閉塞されている。第5袋体(5)を密閉するためである。
加熱時に第5袋体(5)内部の圧力が所定値まで上昇した時、切り込み(652)を開口するのに適当だからである。ただし、第4実施例と異なり、切り込み(652)はフィルムに覆われているので、切り込み(652)の接着強度は第4実施例の切り込み(642)の接着強度より弱くても、通常時に第5袋体(5)の密封度を確保することができる。
この接着剤(82)は、第4実施例と同様、第5袋体(5)内部の圧力が所定値まで上昇した時、切り込み(652)を開口する程度に接着する。さらに、この接着剤(82)の材質も、人体に影響しないことが好ましい。加熱加圧調理中に第5袋体(5)内部の食材にこの接着剤(82)が付着したとしても、この接着剤(82)の材質が人体に影響しないものであることによって、食品の安全性を確保するためである。
この切り込みの数は、第5袋体(5)自体の大きさや形状に応じて適宜設定される。この際、この切り込み(65)は、所定間隔を有して配置される。この所定間隔は特に限定されるものではないが、1mm〜4mm、好ましくは、2mm〜3mmになるように設定されることが好ましい。
次に、フィルム(9)について説明する。
フィルム(9)とは薄膜のことであり、その材質は特に限定はされないが、ポリプロピレン或いはシリコン系樹脂を用いることが好ましい。フィルム(9)としてポリプロピレン或いはシリコン系樹脂を用いることで、後述するフィルム(9)と切り込み(65)の間の空隙を効果的に形成できるためである。
フィルム(9)の形状は、図18、19に示す如く、切り込み(65)全面を覆う形状であれば特に限定はされない。後述する、切り込み(65)とフィルム(9)の間に空隙が形成されれば、フィルム(9)の形状は特に限定されない。
具体的な大きさとしては、切り込み(65)の長さが10mmの時、フィルム(9)の形状は一辺20mmの正方形に設定される。
フィルム(9)は、粘着材を用いて、第5袋体(5)内部の圧力が所定値に達すると、後述するように、フィルム(9)は切り込み(65)からわずかに剥離し空隙を形成するように接着されている。
上面シート(51)の材質としては、熱可塑性を有するならば、特に限定されるものではない。好ましくはポリプロピレンが好ましい。第4袋体(4)の上面シートと同様、ポリプロピレンが、袋自身の各強度的にも優れ、耐熱性も確保できる為である。
次に、第5袋体(5)の切り込み(65)の動作を説明する。図20は第5袋体(5)の切り込み(651)及びフィルム(9)が動作する様子を示した図17のA-A線断面図である。図21は第5袋体(5)の切り込み(652)及びフィルム(9)が動作する様子を示した図17のA-A線断面図である。
第5袋体(5)の切り込み(651)及びフィルム(9)が動作する様子を説明する。
第5袋体(5)が加熱されると、第5袋体(5)内部に収容される食材等の水分が気化され蒸気となる。この蒸気によって第5袋体(5)内部が膨張されることになる。
第5袋体(5)内部の圧力が所定値に達すると、図20に示す如く、第5袋体(5)内部の圧力を逃がすため、切り込み(651)は開口する。第5袋体(5)内の圧力により切り込み(651)からフィルム(9)がわずかに剥離し、フィルム(9)と切り込み(651)の間に空隙が形成され、この空隙から第5袋体(5)の圧力を解放する。
第5袋体(5)内部の圧力が所定圧力値まで低下すると、図20に示す如く、切り込み(651)はほぼ閉塞し、この空隙も消滅する。これにより、袋体内の圧力は所定値に保たれる。
第5袋体(5)内部の圧力が再び上昇すると、図20に示す如く、切り込み(651)が開口し、フィルム(9)と切り込み(651)の間に空隙が再び形成される。第5袋体(5)内部の圧力を逃がした後、切り込み(651)は再び閉塞し、空隙も消滅する。
第5袋体(5)内部の圧力に応じた切り込み(651)の開閉及び空隙の形成/消滅により、切り込み(651)及びフィルム(9)は圧力を維持する弁のような役割を果たすことができる。切り込み(651)及びフィルム(9)が圧力を維持する弁のような役割を果たすことによって、第5袋体(5)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保つことができる。
第5袋体(5)の切り込み(652)及びフィルム(9)が動作する様子を説明する。
第5袋体(5)が加熱されると第5袋体(5)内部に収容される食材等の水分が気化され蒸気となる。この蒸気によって第5袋体(5)内部が膨張されることになる。
このとき、第5袋体(5)内部の圧力が所定値に達すると、切り込み(652)の接着が剥がれ、第5袋体(5)内部の圧力を解放するため、図21に示す如く、切り込み(652)は開口する。第5袋体(5)内の蒸気により切り込み(652)からフィルム(9)がわずかに剥離し、フィルム(9)と切り込み(652)の間に空隙が形成され、この空隙から第5袋体(5)の圧力を解放する。
第5袋体(5)内部の圧力が所定圧力値にまで低下すると、第5袋体(5)内部の圧力が低下する。この時、切り込み(652)に残る接着剤によって、図21に示す如く、切り込み(652)がほぼ閉塞する。同時に、第5袋体(5)内部の圧力が下がることによって空隙が消滅する。切り込み(652)がほぼ閉塞し空隙が消滅しているので、第5袋体(5)内部の圧力は所定値に保たれる。
第5袋体(5)内部の圧力が再び上昇すると、図21に示す如く、切り込み(652)が開口し、フィルム(9)と切り込み(652)の間に空隙が再び形成される。第5袋体(5)内部の圧力を逃がした後、切り込み(652)は再び閉塞し、空隙も消滅する。
第5袋体(5)内部の圧力に応じた切り込み(652)の開閉及び空隙の形成/消滅により、切り込み(652)及びフィルム(9)は圧力を維持する弁のような役割を果たすことができる。切り込み(652)及びフィルム(9)が圧力を維持する弁のような役割を果たすことによって、第5袋体(5)内部の圧力を大気圧より高い一定値に保つことができる。
袋体の第6実施例である第6袋体を説明する(図示せず)。この第6袋体は、第4袋体(4)と第5袋体(5)の特徴を組み合わせて形成されている。
この第6袋体の上面シートには、開口部が形成されている。開口部を覆うように、第5袋体(5)と同様、フィルムが接着されている。この開口部の形状及び大きさは特に限定されるものではない。
フィルムには、第4袋体と同様の圧力維持機能を有した切り込みが設けられている。第6袋体内部の圧力が上昇すると、第6袋体のフィルムが有する切り込みは第4袋体(4)が有する切り込み(64)と同じ動作を示すので、第6袋体内部の圧力を大気圧より高い一定値に保持することが可能となる。
次に、実施例1乃至6の袋体を用いた加熱加圧調理方法について説明する。
この加圧調理方法は、実施例1乃至6の袋体を用いる事で、電子レンジを用いて袋体内部の食材に対して圧力調理することを目的としている。特に実施例1乃至6の袋体に食材収容具を収容して加熱加圧調理行うことが特徴である。
実施例1乃至6の袋体内部には、食材収容具が収容されている。この食材収容具は、食材を収容するための容器であり、例えば皿、コップ、茶碗、お椀、耐熱食器、耐熱グラス等であり、電子レンジでは用いる事ができない金属製の食材収容具を除くと特に限定されるものではない。
食材収容具には、下準備が行われた食材が収容される。下準備が行われた食材は、既に味付けが施さており加熱調理、加圧調理することで食せる状態となる食材のことを指す。
例えば、親子丼の具を調理する場合の下準備した食材は、一口大に切られた鶏肉、所望の大きさに切られた玉葱、溶き卵、煮物タレ、水を指す。ただし、食材には調味料も含まれている。
実施例1乃至6の袋体内部に食材収容具を収容した後、袋体を密封しなければならない。密封しないと加圧調理ができないからである。この密封する方法は特に限定はされないが、袋体の周縁部と同様ヒートシールが好ましい。
実施例1乃至6の袋体内部の圧力が所定値に達すると、圧力解放機構により、実施例1乃至6の袋体内部の圧力を解放する。その一方で、圧力解放機構に圧力維持機能を備えることにより、実施例1乃至6の袋体内部の圧力を大気圧より高く保つことができる。実施例1乃至6の袋体内部の圧力を大気圧とり高くに保つことで、袋体内部の食材に対して圧力調理することができる。
実施例1乃至6の袋体内部の圧力を大気圧より高く保つことによって、袋体内部の食材に対して加熱調理に加え加圧調理を行うので、加熱調理するのみの袋体に比べて、調理時間の短縮を図れる。
袋体内部の圧力を大気圧より高く保つことによって、袋体内部の水蒸気温度が100℃以上まで上昇することが可能になる。上述したように、実施例1乃至5の袋体内部の圧力は1.2〜1.3atmに保たれることによって、この圧力に対応して、実施例1乃至5の袋体内部の水蒸気温度は110〜120℃まで上昇することが可能になる。
実施例1乃至5の袋体内部の水蒸気温度が100℃以上まで上昇することにより、水蒸気温度が100℃でも死滅しない細菌を殺菌することが可能になる。
本発明の加熱加圧調理方法について実施例をあげて説明する。
実施例として、親子丼の具の調理方法について説明する。図22は実施例1の第1袋体(1)を用いた親子丼の具の加熱調理中の図である。
食材収容具として平底鍋(101)を使う。この鍋(101)に、下準備が行われた食材である一口大に切られた鶏肉(201)、一口大に切られ玉葱(202)、煮物タレと水を加えられた溶き卵(203)を夫々適量ずつ収容する。この鍋(101)を第1袋体(1)に収容し、第1袋体(1)を密封して電子レンジで加熱する。
加熱がすすむと食材の水分が気化され蒸気となる。この蒸気によって第1袋体(1)内部が膨張されることになる。
第1袋体(1)内部の圧力が上昇すると、圧力負荷部(61)によって開口部(71)が形成されるので、第1袋体(1)の蒸気が開口部(71)から排出される。その一方で、圧力負荷部(61)に備えた圧力維持機能によって、第1袋体(1)内部の圧力を大気圧より高く保つことができる。第1袋体(1)内部の圧力を大気圧より高く保つことにより、第1袋体(1)内部の下準備が行われた食材に対して加圧調理できるので、加熱調理するのみの袋体に比べて所要時間を短縮して親子丼の具を調理することができる。
さらに、第1袋体(1)内部の圧力が大気圧より高く保つことにより、第1袋体(1)内部の水蒸気温度が100℃以上まで上昇するので、親子丼の具に対して殺菌も可能になる。
加熱加圧調理後、第1袋体(1)から完成した親子丼の具が収容された平底鍋(101)を取り出す。ご飯が盛られた丼の上に、平底鍋(101)から親子丼の具を滑らすようにして綺麗に盛り付けることができる。
第1袋体を示す平面図である。 図1のA−A線断面図である。 第1袋体の圧力負荷部が動作し開口部が形成された直後の第1袋体の平面図である。 図3のA−A線断面図である。 第2袋体を示す平面図である。 図5のA−A線断面図である。 第2袋体の圧力負荷部が動作し開口部が形成した直後の第2袋体の平面図である。 図7のA−A線断面図である。 三角形の圧力負荷部を有する第3袋体を示す平面図である。 図9のA−A線断面図である。 第3袋体の圧力負荷部が動作し開口部が形成された直後の図である。 切り込みを有した第4袋体を示す平面図である。 上面シートを貫通しない切り込みを有する図12のA−A線断面図である。 上面シートを貫通する切り込みを有する図12のA−A線断面図である。 第4袋体の上面シートを貫通しない切り込みが動作する様子を示した図12のA−A線断面図である。 第4袋体の上面シートを貫通する切り込みが動作する様子を示した図12のA−A線断面図である。 第5袋体を示す平面図である。 上面シートを貫通しない切り込みを有する図17のA−A線断面図である。 上面シートを貫通する切り込みを有する図17のA−A線断面図である。 第5袋体の上面シートを貫通しない切り込み及びフィルムが動作する様子を示した図17のA−A線断面図である。 第5袋体の上面シートを貫通する切り込み及びフィルムが動作する様子を示した図17のA−A線断面図である。 実施例1の第1袋体を用いた親子丼の具の加熱加圧調理中の図である。 親子丼の調理完成後の斜視図である。
符号の説明
1・・・・・第1実施例の第1袋体
11・・・・第1袋体の上面シート
12・・・・第1袋体の下面シート
13・・・・第1袋体の周縁部
2・・・・・第2実施例の第2袋体
21・・・・第2袋体の上面シート
22・・・・第2袋体の下面シート
23・・・・第2袋体の周縁部
3・・・・・第3実施例の第3袋体
31・・・・第3袋体の上面シート
32・・・・第3袋体の下面シート
33・・・・第3袋体の周縁部
4・・・・・第4実施例の第4袋体
41・・・・第4袋体の上面シート
42・・・・第4袋体の下面シート
43・・・・第4袋体の周縁部
5・・・・・第5実施例の第5袋体
51・・・・第5袋体の上面シート
52・・・・第5袋体の下面シート
53・・・・第5袋体の周縁部
61・・・・第1実施例の圧力負荷部
62・・・・第2実施例の圧力負荷部
63・・・・第3実施例の圧力負荷部
64・・・・第4実施例の切り込み
641・・・上面シートを貫通しない切り込み
642・・・上面シートを貫通する切込み
65・・・・第5実施例の切り込み
651・・・上面シートを貫通しない切り込み
652・・・上面シートを貫通する切込み
71・・・・第1実施例の開口部
72・・・・第2実施例の開口部
73・・・・第3実施例の開口部
81・・・・第4実施例の切り込み(642)を接着するために用いられる接着剤
82・・・・第5実施例の切り込み(652)を接着するために用いられる接着剤
9・・・・・第5実施例の切り込みを覆うフィルム
101・・・平底鍋
201・・・一口大に切られた鶏肉
202・・・一口大に切られた玉葱
203・・・煮物タレと水を加えられた溶き卵



Claims (3)

  1. 上面と下面を形成する一対のシート部材の周縁部をシールしてなる袋体であって、
    袋体内部の圧力が上昇して大気圧以上の所定値を超えたときに、袋体の一部を開口させることによって袋体内部の圧力を外部に逃がして圧力を低下させる圧力解放機構を有し、
    該圧力解放機構は、袋体内部の圧力を逃がした後も、該袋体内部の圧力を少なくとも大気圧より高く保つ圧力維持機能を有し、
    前記圧力解放機構が、前記周縁部の内方において前記上面及び下面シートを所定形状に接着して形成される圧力負荷部からなり、
    該圧力負荷部は、前記周縁部から間隔をあけて形成されるとともに、その接着強度が上面シートの引っ張り強度より強く、且つ前記周縁部の接着強度より弱く設定されており、
    袋体内部の圧力が所定値に達すると、前記圧力負荷部周りの上面シートにおいて材料破壊が発生し、該圧力負荷部と略同一形状の開口部が上面シートに形成されることを特徴とする電子レンジ用袋体。
  2. 前記圧力負荷部が円形状又は略円形状であることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ用袋体。
  3. 請求項1又は2に記載の袋体を使用する加熱加圧調理方法であって、
    下準備が行われた食材を収容した食材収容具を前記袋体内部に収容し、
    前記袋体を密封し、
    前記袋体を加熱し、
    圧力解放機構が、前記袋体の一部を開口させて、袋体内部の圧力を低下させるために、袋体内の圧力を解放するとともに、
    該圧力解放機構の圧力維持機能が、袋体内部の圧力を大気圧以上の一定値に維持し、
    大気圧以上の一定圧力下で、さらに加熱が施されることを特徴とする加熱加圧調理方法。
JP2005112915A 2005-04-08 2005-04-08 電子レンジ用袋体及び該袋体を用いた加熱加圧調理方法 Active JP4057599B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005112915A JP4057599B2 (ja) 2005-04-08 2005-04-08 電子レンジ用袋体及び該袋体を用いた加熱加圧調理方法
US11/910,919 US20100025392A1 (en) 2005-04-08 2006-04-03 Bag for use in microwave oven and heat/pressure cooking method with the bag
PCT/JP2006/307071 WO2006109608A1 (ja) 2005-04-08 2006-04-03 電子レンジ用袋体及び該袋体を用いた加熱加圧調理方法
KR1020077025753A KR100955223B1 (ko) 2005-04-08 2006-04-03 전자레인지용 포대체 및 그 포대체를 사용한 가열·가압조리방법
EP06731019A EP1867583A4 (en) 2005-04-08 2006-04-03 BODY FOR MICROWAVE OVEN AND HEATING / PRESSURE EXTRACTION COATING PROCEDURE USING THE BODY
CN2006800148619A CN101171185B (zh) 2005-04-08 2006-04-03 微波炉用袋体及使用该袋体的加热加压烹饪方法
HK08110820.7A HK1115362A1 (en) 2005-04-08 2008-09-29 Bag body for microwave oven and heating/pressuring cooking method using the bag body

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005112915A JP4057599B2 (ja) 2005-04-08 2005-04-08 電子レンジ用袋体及び該袋体を用いた加熱加圧調理方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006290395A JP2006290395A (ja) 2006-10-26
JP2006290395A5 JP2006290395A5 (ja) 2007-11-29
JP4057599B2 true JP4057599B2 (ja) 2008-03-05

Family

ID=37086886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005112915A Active JP4057599B2 (ja) 2005-04-08 2005-04-08 電子レンジ用袋体及び該袋体を用いた加熱加圧調理方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20100025392A1 (ja)
EP (1) EP1867583A4 (ja)
JP (1) JP4057599B2 (ja)
KR (1) KR100955223B1 (ja)
CN (1) CN101171185B (ja)
HK (1) HK1115362A1 (ja)
WO (1) WO2006109608A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013184739A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Riitekku Kk 包装袋およびそれを用いた包装品

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009151901A1 (en) * 2008-06-10 2009-12-17 Pliant Corporation Hermetic packages with laser scored vent systems
GB2478282B (en) 2010-03-01 2012-02-29 Planit Products Ltd Self adhesive bags for steam cooking in a microwave oven
TWI424941B (zh) * 2011-09-28 2014-02-01 Air Bag Packing Co Ltd Heating bags
JP6217090B2 (ja) * 2013-02-28 2017-10-25 キョーラク株式会社 包装袋及びその製造方法
JP2016043947A (ja) * 2014-08-21 2016-04-04 凸版印刷株式会社 電子レンジ加熱用包装体
JP6245490B1 (ja) * 2016-06-02 2017-12-13 東洋製罐株式会社 電子レンジ用パウチ
JP6665942B2 (ja) * 2016-09-23 2020-03-13 東洋製罐株式会社 電子レンジ加熱用包装袋
KR20180041885A (ko) * 2016-10-17 2018-04-25 손성배 자동차 엔진 내부 세척장치 및 방법
WO2020022965A1 (en) * 2018-07-24 2020-01-30 Scg Packaging Public Company Limited A package capable of releasing pressure
CH715766A2 (de) * 2019-01-22 2020-07-31 Forster Frank Verfahren zum Garen und Konservieren von Nahrungsmittel in einem Behälter, insbesondere in einem Beutel, sowie eine Verschlusseinrichtung.

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0169773U (ja) * 1987-10-28 1989-05-09
EP0795482A3 (en) * 1996-03-12 1997-11-12 Fuji Techno Co., Ltd. Food product packaging bag
JPH1111540A (ja) * 1997-06-20 1999-01-19 Sanyo Eng Kk 包装用袋
JP2000025850A (ja) * 1998-07-08 2000-01-25 Fuji Seal Inc 電子レンジ用包装袋
JP4334677B2 (ja) * 1999-06-07 2009-09-30 大日本印刷株式会社 食品用袋
JP3712564B2 (ja) * 1999-06-08 2005-11-02 株式会社エイクック地域総括本部 飲食品調理用容器及び飲食品パッケージ
JP2001180764A (ja) * 1999-12-27 2001-07-03 Asahi Kk 電子レンジ調理用パッケージの圧力コントロール構造
JP4524884B2 (ja) * 2000-08-11 2010-08-18 東洋製罐株式会社 電子レンジ加熱用包装体
CN2485240Y (zh) * 2001-04-11 2002-04-10 三樱企业股份有限公司 微波食品包装袋
JP3675399B2 (ja) * 2001-12-21 2005-07-27 東洋製罐株式会社 電子レンジ用包装袋及び該電子レンジ用包装袋に内容物を充填した包装体の製造方法
JP2003300564A (ja) * 2002-04-11 2003-10-21 Asahi Kasei Corp 開放弁付き包装容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013184739A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Riitekku Kk 包装袋およびそれを用いた包装品

Also Published As

Publication number Publication date
CN101171185B (zh) 2011-02-02
HK1115362A1 (en) 2008-11-28
KR100955223B1 (ko) 2010-04-29
US20100025392A1 (en) 2010-02-04
JP2006290395A (ja) 2006-10-26
KR20080000639A (ko) 2008-01-02
EP1867583A1 (en) 2007-12-19
EP1867583A4 (en) 2010-09-01
WO2006109608A1 (ja) 2006-10-19
CN101171185A (zh) 2008-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4057599B2 (ja) 電子レンジ用袋体及び該袋体を用いた加熱加圧調理方法
ES2259794T3 (es) Estructura que incluye un cierre interno para uso en coccion en microondas.
US20050255200A1 (en) Food packaging bag, food-packaged body, and method for manufacturing the same
JP6114947B2 (ja) 電子レンジ調理用包装体
WO1999032373A1 (de) Lebensmittelverpackung und garverfahren für lebensmittel
JP6475613B2 (ja) 電子レンジ用樹脂製包装袋、その加熱方法、電子レンジ用樹脂製包装袋への充填方法および包装体
US3012894A (en) Combined frozen food package and cooking container
JP5754591B2 (ja) ギョーザ用電子レンジ加熱容器包装体
JP5478823B2 (ja) 包装材
JP5534083B2 (ja) 包装容器のシート蓋
JP3807793B2 (ja) 電子レンジ用食品包装体
CA2809552C (en) Cooking container and cooking method
EP0728678A2 (en) Microwaveable food package, and method for manufacturing same
JP2006327658A (ja) 調理済み食品包装体
JP2008296967A (ja) 包装袋
JP2006044708A (ja) 調理用バッグ
EP1157942A1 (en) Packaging for cooking food, having a pressure control system
JP6863417B2 (ja) スキンパック包装体
JP2015113132A (ja) 加熱処理用包装体及びそれに食材が収納された包装食品
JP3712564B2 (ja) 飲食品調理用容器及び飲食品パッケージ
JP4608254B2 (ja) 電子レンジ用調理食品
EP2484604B1 (en) Package for the preservation and cooking of food products and method of its use
JP3182104U (ja) 食品包装体および加熱用包装食品
JP2981998B2 (ja) 飲食品パッケージ
JP3113281U (ja) 調理済み食品収容体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071011

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20071011

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20071115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4057599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250