JP2981998B2 - 飲食品パッケージ - Google Patents

飲食品パッケージ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジで温め
るだけで、新鮮な材料から調理した料理と風味がほとん
どかわらない飲食品を簡単、短時間に提供するための飲
食品パッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の食生活は、大きく変化してきてい
る。特に、調理済みの飲食品、半調理の飲食品が増加し
ている。例えば、レトルト食品と称され、調理した食品
を容器に入れて冷凍し、飲食に際して電子レンジで温め
るだけでよいものもある。更に、未調理の材料と調味剤
とをパッケージにし、電子レンジを使用して簡単に短時
間で調理できるものも登場している。後者のものは食す
る直前に材料と調味料が接触して調理されるので、既に
調理されたものを暖めるだけの前者のレトルト食品と異
なり風味に新鮮さがあり、材料から新たに調理したもの
とほとんど差が無いところに特徴があり、今後、食生活
の中で広く利用されるものとして期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願人等は、電子レ
ンジで調理可能な未調理の飲食品材料を封入した飲食品
パッケージ及び該飲食品パッケージのための、フィルム
シートや飲食品調理用包装材料等について特許出願(特
願平8−318641号)をした。該飲食品パッケージ
は、電子レンジなどで加熱することにより、手軽に飲食
品を調理することができるものである。該飲食品パッケ
ージ用の包装材料は、孔のあいた部分若しくは窪み部分
を有するフィルムシートからなることを特徴としてい
る。
【0004】該包装材料に、飲食品を封入した飲食品パ
ッケージを電子レンジ等で処理すると、次第に飲食品パ
ッケージ内の温度が上昇し、同時に飲食品パッケージ内
の圧力も上昇する。飲食品パッケージ内の圧力が、封入
されている飲食品の調理に最適の温度よりも高くなり、
それに伴い圧力も高くなると、設けた孔若しくは窪み部
分に対応するフィルムシート層部分に、圧力が集中しそ
の部分が開裂して飲食品パッケージ内の余分の圧力を開
放するものである。
【0005】本発明は、上記飲食品調理用包装材料を使
用して、飲食品に適した温度、圧力で調理することがで
き、その結果、調理された飲食品は、品質が安定ししか
も出来映えも極めて良く、風味がよいものとなる、飲食
品パッケージを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、小孔
を有するフィルム層及び小孔のあいていないフィルム層
を積層したフィルムシートから形成された袋状包装材料
に、飲食品と小孔を有するフィルム層及び小孔のあいて
いないフィルム層を積層したフィルムシートから形成さ
れた他の袋状包装材料に封入した調味料とを封入したこ
とを特徴とする飲食品パッケージである。
【0007】請求項2の発明は、小孔を有するフィルム
層及び小孔のあいていないフィルム層を積層したフィル
ムシートを、飲食品と小孔を有するフィルム層及び小孔
のあいていないフィルム層を積層したフィルムシートか
ら形成された袋状包装材料に封入した調味料とを入れた
トレイの上に配置し封入したことを特徴とする飲食品パ
ッケージである。
【0008】本発明は、飲食品及び該飲食品用の調味料
を封入した調味料袋とを入れた、飲食品パッケージであ
る。この飲食品パッケージの具体的な形状としては、図
1に示したような飲食品調理用袋状包装材料の中に飲食
品と調味料袋とが封入されたもの、図2に示すように飲
食品調理用袋状包装材料の中にトレイに入れた飲食品と
調味料袋とを封入したもの、又は、図3に示したように
トレイ状飲食品調理用包装材料に飲食品と調味料袋とを
封入したものが、例として挙げられる。
【0009】本発明で使用する飲食品パッケージ用の包
装材料は、孔のあいていないフィルム層及び小孔を有す
るフィルム層を積層したフィルムシートから形成される
ものである。該包装材料から袋状包装材料を形成する
か、又は、該包装材料を飲食品等を入れたトレイ上に配
置するのである。この際、小孔の大きさは、直径で4〜
9mmのものが好ましく、小孔の数は、原則的には飲食
品パッケージ1体当たり1個あればよいが、複数個設け
ることができる。
【0010】また、飲食品パッケージの中に入れる調味
料袋も、孔のあいていないフィルム層及び小孔を有する
フィルム層を積層したフィルムシート、から形成される
袋である。小孔の大きさは、同様に、直径で4〜9mm
のもの、小孔の数は、1個でもよいが複数個設けること
ができる。
【0011】これらのフィルムシートは、孔に対応する
孔のあけられていないフィルムシート部分が、加熱時圧
力が上昇したときに、開裂して余分の圧力を放出し、最
適の圧力即ち最適の温度で、調理することができる仕組
みになっている。
【0012】ここで飲食品調理用包装材料に使用するフ
ィルムシートは、ポリエチレンフィルムシート、ポリプ
ロピレンフィルムシート等のポリオレフィンフィルムシ
ート、ポリエステルフィルムシート、ポリアミドフィル
ムシート、ポリ塩化ビニールフィルムシート、ポリ塩化
ビニリデンフィルムシートやポリスチレンフィルムシー
ト等を使用することができる。また、これらのフィルム
シートは、孔を設ける場合、孔のあいていないフィルム
シートとして、また、孔のあいているフィルムシートと
して使用しうる。フィルムシートの積層は、ラミネーシ
ョン法で行うことができる。調味料袋用の材料として、
上記のフィルムシートを使用できることはいうまでもな
い。調味料袋には、当然調味料を封入する。この際、例
えば、水のみを入れることもできる。
【0013】本発明の飲食品パッケージでは、加熱前は
調味料と飲食品とを直接接触させることなく併存させ、
加熱時に袋内の圧力が所定の値以上になるとはじめて、
調味料が調味料袋から外に出て飲食品に接触し、飲食品
の風味を一段とよいものにするのである。調味料が袋か
ら外に出る時期は、一般的には飲食品パッケージ用の袋
が開裂する前であるが、後であってもよい。飲食品パッ
ケージ内に封入する飲食品に従って、適宜選択すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明を実施形態に即して
説明する。図1は、本発明の袋状をした飲食品パッケー
ジの一例である。飲食品パッケージ1の中には、飲食品
11及び調味料が封入された調味料袋16が入ってい
る。飲食品パッケージ1自体は、該パッケージの外表面
を形成するポリアミドフィルムシート層12に小孔1
4、15が2個あけられている。孔の直径は、それぞれ
6mmである。孔があけられている面が、上部となって
いる。ポリアミドフィルムシート層の内側に、ポリエチ
レンフィルムシート層13がラミネートされている。袋
の下側も、ポリアミドフィルムシート層とポリエチレン
フィルムシート層からなっているが、小孔は設けられて
いない。袋の四方は、シールされ密封されている。この
袋に、孔があけられているフィルムシートとして、ポリ
アミドフィルムシートの他にポリエステルフィルムシー
トを好適に使用することができる。
【0015】この飲食品パッケージを形成するフィルム
シートは、孔のあけられたポリアミドフィルムシート又
はポリエステルフィルムシートと孔のあけられていない
ポリエチレンフィルムシートを張り合わせることにより
得られる。予め袋一体分の大きさにしたフィルムシート
片同士を張り合わせてもよいし、あらかじめフィルムシ
ート同士を張り合わせておいて、袋一体分の大きさに切
断して、袋を成形してもよい。工業的には、フィルムシ
ート同士をラミネートした後、飲食品パッケージ一体分
の大きさに切断し飲食品調理用袋状包装材料に成形する
のがよい。
【0016】これらの飲食品調理用袋状包装材料に飲食
品を封入して電子レンジで加熱したとき、飲食品の温度
が上昇しそれに伴って包装材料内の圧力も上昇する。こ
の際、その圧力が或値よりも高くなると、孔のあけられ
ているフィルムシート層の孔の部分に対応する孔のあけ
られていないフィルムシート層部分が開裂して余分の圧
力を放出する。
【0017】飲食品と調味料袋が封入された飲食品パッ
ケージを、電子レンジに入れて加熱すると、飲食品パッ
ケージ内の圧力が徐々に上昇してくる。調味料袋内の圧
力も同様に上昇してくる。圧力の上昇とともに、何れの
袋もパンパンとなる。まず、調味料袋が開裂し、該袋内
の調味料が飲食品パッケージ1内に流出し、飲食品11
に行き渡る。調味料が飲食品に行き渡って、味付けが行
われる。飲食品パッケージ内の圧力は、更に上昇する。
圧力の限界に達すると、次に、飲食品パッケージが開裂
する。即ち、ポリアミドフィルムシート層に設けられた
小孔14又は15に対応するポリエチレンフィルムシー
ト層が開裂して、余分の圧力が開放され、飲食品に適し
た温度で調理される。
【0018】この実施形態では、小孔を2個設けたポリ
アミドフィルムシート層を外層とし、ポリエチレンフィ
ルムシート層を内層とした飲食品パッケージであるが、
このフィルムシートの組合せは、種々の組合せが可能で
ある。ポリアミドフィルムシートとポリプロピレンフィ
ルムシート、ポリエステルフィルムシートとポリエチレ
ンフィルムシート又はポリアミドフィルムシートとポリ
プロピレンフィルムシート、ポリエステルフィルムシー
トとポリプロピレンフィルムシート等色々な組合せが可
能である。また、この例では、ポリアミドフィルムシー
ト層が外表面を形成しているが、ポリエチレンフィルム
シート層が外表面を形成してもよい。
【0019】図2は、本発明の他の実施形態を示す図で
ある。この飲食品パッケージ2には、トレイ27に飲食
品21が入れられている。トレイ27の上には、特にカ
バーは設けられていない。トレイ内の飲食品21の上に
は、調味料の入った調味料袋26が置かれている。飲食
品パッケージ2の袋自身は、図1と同様のものである。
トレイ27に飲食品を入れている点が、図1と異なる。
これは、調味料と飲食品とを密に接触させる場合に、奨
められる方法である。
【0020】図3は、トレイ32に飲食品と調味料袋と
を封入したものである。この際、トレイ32の上部のカ
バーはは、小孔35、37が設けられたポリアミドフィ
ルムシート層33と小孔のないポリエチレンフィルムシ
ート層34とをラミネートした積層シートである。トレ
イ32自身は、ポリスチレン製である。尤も、トレイの
材質は、ポリスチレンに限定されるものではなく、ポリ
プロピレン等のプラスチック製トレイ、紙製のトレイ、
陶磁器製のトレイ、セラミックス製のもの等を使用する
ことができる。
【0021】図4は、調味料袋の実施形態の例を示す図
である。調味料袋5の中には、調味料51が封入されて
いる。該袋5は、小孔56、57が設けられたポリアミ
ドフィルムシート層55と小孔が設けられていまいポリ
エチレンフィルムシート層58とからなっている。小孔
56、57は、下表面に設けられている。該調味料袋5
が加熱されると、袋内の圧力が上昇する。圧力が所定以
上に上昇すると、小孔部に対応するポリエチレンフィル
ムシート層が開裂して、余分の圧力を放出すると共に、
調味料51が飲食品パッケージ内に流れ出て、飲食品を
密に接触し飲食品の味付けを行う。調味料袋5は、下表
面の構成が2層構造になっている。上表面52の構成
も、下表面と同様に2層構造である。
【0022】次に、本発明を実施例に基づいて説明す
る。
【実施例1】図1の形態に於いて、孔のあいていない厚
さ45μmのポリエチレンフィルムシートと直径6mm
の孔が2個あいている厚さ25μmポリアミドフィルム
シートとからなるフィルムシート片を用い、幅120m
m、長さ180mmの大きさの袋状飲食品調理用包装材
料を作成した。
【0023】この袋に、さいころ状に切ったカボチャ5
4gを入れ、調味料として水200g、醤油10g、砂
糖20g及びみりん10gを調味料袋に入れたものをカ
ボチャの上に置き封入した。この際、調味料袋の構造と
しては、図4のタイプのものを使用した。小孔のある下
表面は、直径6mmの小孔を2個あけた厚み20μmの
ポリアミドフィルムシート層と小孔設けない厚み40μ
mのポリエチレンフィルムシート層とからなり、上表面
は厚み25μmのポリアミドフィルムシート層からのみ
なるもので、袋の大きさは巾100mm、長さ150m
mであった。
【0024】この飲食品パッケージを、高周波出力50
0Wの電子レンジに入れタイマーを4分にセットしてス
イッチを入れた。約40秒経過時点より徐々にカボチャ
自身が保有する含有水分が加熱により蒸発し、バッケ一
ジ内部に水蒸気が拡散し、袋の膨張が観察された。加熱
開始後、1分経過時には調味料袋内部の圧力が上昇し、
パンパンの状態となり、間もなく、調味料袋下方の小孔
が開裂しその開裂した空隙より内部の余分の圧力が飲食
品パッケージ内に放出されるとともに、調味料が流下し
カボチャと混ざり合った。この状態で更に10秒加熱を
続けると、飲食品パッケージの上表面の小孔部分に相当
するポリエチレンフィルムシート層が開裂して、開裂し
たフィルムシート層の隙間から水蒸気が噴出した。暫
く、加熱を継続した。この間、フィルムシート層の開裂
部分は、該部のフィルムシート片が上下し調理の間飲食
品パッケージ内の圧力を一定に保持した。4分が経過し
たところで、調理を終了した。得られた調理カボチャの
風味は良く、短時間でカボチャを効率よく調理すること
ができた。
【0025】
【実施例2】図2の形態の飲食品パッケージに、かれい
を入れて調理した。飲食品パッケージ用袋として、直径
6mmの孔が2個あいている厚さ25μmのポリアミド
フィルムシートと孔のあいていない厚さ45μmのポリ
エチレンフィルムシートとからなる巾180mm、長さ
200mmの袋状飲食品調理用包装材料を用意した。更
に、ポリプロピレン製のトレイを用意した。トレイは、
長さ140mm、幅140mm、深さ50mmの大きさ
のものである。この容器に、かれい80gを入れ、かれ
いの上に、調味料として水30g、醤油1.5g、砂糖
3g及びみりん1.5gを巾30mm、長さ30mm、
厚み35μmの大きさの調味料袋に入れたものを置い
た。この際、調味料袋の構造としては、実施例1と同様
のものを使用した。
【0026】この飲食品パッケージを、高周波出力50
0Wの電子レンジに入れタイマーを2分30秒にセット
してスイッチを入れた。約35秒経過時点より飲食品パ
ッケージ袋の小孔部分が開裂し水蒸気が噴出するととも
に、調味料袋のシール部分がはずれ調味料がかれいの上
に流出した。この状態で更に加熱を続行し、加熱開始
後、2分30秒経過して調理を終了した。得られた調理
かれいの風味は良く、短時間でかれいを効率よく調理す
ることができた。
【0027】
【実施例3】図3の形態の飲食品パッケージに、人参を
入れて調理した。ポリスチレン製の巾170mm、長さ
180mm、深さ60mmのトレイに、短冊状に切った
人参71gを入れ、その人参の上に、水カップ1/2
杯、スープの素少々、塩小さじ1/5杯、こしょう少
々、砂糖小さじ2杯及びバター小さじ2杯を入れた(合
計量115g)調味料袋を置いた。そして、トレイの上
には、直径6mmの孔を2個あけた厚み25μmのポリ
アミドフィルムシートを外表面にして厚み40μmのポ
リエチレンフィルムシートとをラミネートしたものを取
り付けた。この際、調味料袋は図4タイプのものを使用
した。即ち、小孔のある下表面は、直径6mmの小孔を
2個あけた厚み15μmのポリアミドフィルムシート層
と小孔設けない厚み35μmのポリエチレンフィルムシ
ート層とからなり、上表面は厚み35μmのポリエチレ
ンフィルムシート層からのみなるもので、袋の大きさは
巾100mm、長さ120mmであった。
【0028】この飲食品パッケージを、高周波出力50
0Wの電子レンジに入れタイマーを6分にセットしてス
イッチを入れた。約2分経過時点で調味料袋内部の圧力
が上昇し、パンパンの状態となり、間もなく、調味料袋
下方の小孔が開裂しその開裂した空隙より内部の圧力は
飲食品パッケージ内に放出されるとともに、調味料が人
参と混ざり合った。この状態で更に30秒加熱を続ける
と、飲食品パッケージ袋の上表面の小孔部分に相当する
ポリエチレンフィルムシート層が開裂して、開裂したフ
ィルムシート層の隙間から水蒸気が噴出した。暫く、加
熱を継続した。この間、フィルムシート層の開裂部分
は、該部フィルムシート片が上下し調理の間飲食品パッ
ケージ内の圧力を一定に保持した。6分が経過したとこ
ろで、調理を終了した。得られた調理人参の風味は良
く、短時間で人参を効率よく調理することができた。
【0029】
【発明の効果】本発明は、極めてシンプルな構造を持つ
フィルムシートからなる飲食品パッケージであって、構
造がシンプルなため製造コストが大してかからず、しか
も手軽に電子レンジなどを利用して調理ができ、そして
パッケージ毎の調理品の品質も一定で、風味も普通に調
理したものとほとんど遜色のない調理品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の飲食品パッケージの実施形態
の一例を示す図である
【図2】図2は、本発明の飲食品パッケージの実施形態
の他の例を示す図である
【図3】図3は、本発明の飲食品パッケージの実施形態
の他の例を示す図である
【図4】図4は、調味料袋の実施形態の例を示す図であ
【符号の説明】
1、2 袋状飲食品パッケージ 3 トレイ状飲食品パッケ
ージ 4、5、6 調味料袋 11、21、31 飲食品 12、22、33、55 ポリアミドフィルムシ
ート層 13、23、34、58 ポリエチレンフィルム
シート層 14、15、24、25、35、37 小孔 16、26、36 調味料袋 27、32 トレイ 41、51、61 調味料 44、56、57 小孔 42、63 下表面 43 シール 45、52、62 上表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 81/34 A47J 27/00 107

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小孔を有するフィルム層及び小孔のあいて
    いないフィルム層を積層したフィルムシートから形成さ
    れた袋状包装材料に、飲食品と小孔を有するフィルム層
    及び小孔のあいていないフィルム層を積層したフィルム
    シートから形成された他の袋状包装材料に封入した調味
    料とを封入したことを特徴とする飲食品パッケージ。
  2. 【請求項2】小孔を有するフィルム層及び小孔のあいて
    いないフィルム層を積層したフィルムシートを、飲食品
    と小孔を有するフィルム層及び小孔のあいていないフィ
    ルム層を積層したフィルムシートから形成された袋状包
    装材料に封入した調味料とを入れたトレイの上に配置し
    封入したことを特徴とする飲食品パッケージ。
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