JP4057362B2 - 軌道作業装置 - Google Patents
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- E01B—PERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
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- E01B27/04—Removing the ballast; Machines therefor, whether or not additionally adapted for taking-up ballast
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- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌道台車の両端に支持された機械フレームと、装置の動作方向に関して後端に配置された掘削装置であって、軌道の下側に位置するバラスト掘返しユニットおよび掘り返したバラストをコンベヤベルト上に搬送するために動作方向に関して後部にある排出端部を有する掘削装置とを備える軌道作業装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の軌道作業装置は、日本特許出願公開第２０００−２５７００３号公報から既に知られている。機械フレームの後端には、軌道の周囲で環状になっているエンドレス清掃チェーンにより形成される掘削装置が配置される。清掃チェーンは、後部台車を越えて突出するように配置され、複雑な構造により上方に運搬位置に枢動する。
【０００３】
非常に類似している軌道作業装置は、日本特許出願公開第２０００−２９０９０４号公報から知られている。さらなる変形例（図３参照）では、掘削装置を調節するための別個の装置を必要としない軌道作業装置が記載されている。しかし、作業動作時の清掃チェーンの荷重を緩和するため、動作方向に関して掘削装置の前に位置する追加の支持ローラが必要である。
【０００４】
さらに、大型の高性能清掃装置は、オーストリア特許第３８７ ９９９号公報から知られており、掘削装置は、軌道台車間に配置されている。中心の軌道台車は、作業動作時に更換隙間を延長するように、装置の長手方向に調節可能に設計されている。このため、軌道をより高く上昇させ、レールのたわみ曲線を適度な経路にすることができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、機械フレームの長さが短くても、構造上単純に設計できる特定種類の装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
本発明により、この目的は、後部軌道台車が、機械フレームに取り付けられて、掘削装置の排出端部とバラスト掘返しユニットとの間に位置する運搬位置から前部軌道台車に向かう方向に移動する、冒頭に記載のタイプの装置を使って達成される。
【０００７】
この種の解決方法により、掘削装置の掘削性能を損なわずに、端部に位置する軌道台車上に突出する機械部分である突出部が非常に長くなるのを避けることを有利な方法で可能にする。台車が移動することにより、装置の再ツーリング（re-tooling）を最小限に減少させることができる。
【０００８】
本発明のその他の利点および特徴は、従属請求項および図面から明らかとなるであろう。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明について、側立面図で示す実施態様に関して以下にさらに詳細に説明する。
【００１０】
バラスト２を軌道３から掘り返すための軌道作業装置１は、本質的に、軌道上の軌道台車４上で移動可能な機械フレーム５から成る。掘削装置７は、動作方向（矢印６）に関して装置１の後端２２に配置される。掘削装置７は清掃チェーン１０を備え、この清掃チェーン１０は、駆動装置８、９により垂直に調節可能かつ回転可能であり、軌道３、バラスト掘返しユニット２３および排出端部１７の周囲で無限に案内される。２つの軌道台車４の間には、制御装置１２を備える運転台１１が配置される。すべての駆動装置および動力駆動装置１３は、機械フレーム５上に配置された動力ユニット１４により電源を供給される。
【００１１】
運搬走行時、動作方向（矢印６）に関して後端２２に位置する軌道台車４は、バラスト掘返しユニット２３および排出端部１７との間に位置する。後部軌道台車４は、機械フレーム５上に配置された長手方向案内手段１５内で装置の長手方向に移動可能であるように設計される。このように移動させるために、駆動装置１６が設けられる。しかし、別法によると、動力駆動装置１３を使ってこの移動を行うことができるように、機械フレーム／軌道台車の接続部を設計することが可能である。
【００１２】
作業動作では、後部軌道台車４は、前部軌道台車４に向かう方向に、点破線で示されている運搬位置から実線で示されている作業位置に移動する。この位置では、軌道台車４は、既に軌道３内に導入されているバラスト掘返しユニット２３の領域に位置する。清掃チェーン１０によりこの位置で掘り返されたバラスト２は、掘削装置７の排出端部１７を介して、機械フレーム５上に位置するコンベヤベルト１８上に排出される。次に、コンベヤベルト１８は、バラスト２を上方に保管ワゴン１９に搬送する。装置１が通過した後、軌道３は、清掃チェーン１０によって形成された施工層２０上に降ろされる。清掃チェーン１０の荷重をさらに緩和するために、軌道３を保持する軌道リフト装置２１も、移動可能な軌道台車４上に配置される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 装置の側立面図である。
【符号の説明】
１ 軌道作業装置
２ バラスト
３ 軌道
４ 軌道台車
５ 機械フレーム
６ 動作方向
７ 掘削装置
８、９ 駆動装置
１０ 清掃チェーン
１１ 運転台
１２ 制御装置
１３ 動力駆動装置
１４ 動力ユニット
１６ 駆動装置
１７ 排出端部
１８ コンベヤベルト
１９ 保管ワゴン
２０ 施工層
２１ 軌道リフト装置
２２ 後端
２３ バラスト掘返しユニット
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌道台車の両端に支持された機械フレームと、装置の動作方向に関して後端に配置された掘削装置であって、軌道の下側に位置するバラスト掘返しユニットおよび掘り返したバラストをコンベヤベルト上に搬送するために動作方向に関して後部にある排出端部を有する掘削装置とを備える軌道作業装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の軌道作業装置は、日本特許出願公開第２０００−２５７００３号公報から既に知られている。機械フレームの後端には、軌道の周囲で環状になっているエンドレス清掃チェーンにより形成される掘削装置が配置される。清掃チェーンは、後部台車を越えて突出するように配置され、複雑な構造により上方に運搬位置に枢動する。
【０００３】
非常に類似している軌道作業装置は、日本特許出願公開第２０００−２９０９０４号公報から知られている。さらなる変形例（図３参照）では、掘削装置を調節するための別個の装置を必要としない軌道作業装置が記載されている。しかし、作業動作時の清掃チェーンの荷重を緩和するため、動作方向に関して掘削装置の前に位置する追加の支持ローラが必要である。
【０００４】
さらに、大型の高性能清掃装置は、オーストリア特許第３８７ ９９９号公報から知られており、掘削装置は、軌道台車間に配置されている。中心の軌道台車は、作業動作時に更換隙間を延長するように、装置の長手方向に調節可能に設計されている。このため、軌道をより高く上昇させ、レールのたわみ曲線を適度な経路にすることができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、機械フレームの長さが短くても、構造上単純に設計できる特定種類の装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
本発明により、この目的は、後部軌道台車が、機械フレームに取り付けられて、掘削装置の排出端部とバラスト掘返しユニットとの間に位置する運搬位置から前部軌道台車に向かう方向に移動する、冒頭に記載のタイプの装置を使って達成される。
【０００７】
この種の解決方法により、掘削装置の掘削性能を損なわずに、端部に位置する軌道台車上に突出する機械部分である突出部が非常に長くなるのを避けることを有利な方法で可能にする。台車が移動することにより、装置の再ツーリング（re-tooling）を最小限に減少させることができる。
【０００８】
本発明のその他の利点および特徴は、従属請求項および図面から明らかとなるであろう。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明について、側立面図で示す実施態様に関して以下にさらに詳細に説明する。
【００１０】
バラスト２を軌道３から掘り返すための軌道作業装置１は、本質的に、軌道上の軌道台車４上で移動可能な機械フレーム５から成る。掘削装置７は、動作方向（矢印６）に関して装置１の後端２２に配置される。掘削装置７は清掃チェーン１０を備え、この清掃チェーン１０は、駆動装置８、９により垂直に調節可能かつ回転可能であり、軌道３、バラスト掘返しユニット２３および排出端部１７の周囲で無限に案内される。２つの軌道台車４の間には、制御装置１２を備える運転台１１が配置される。すべての駆動装置および動力駆動装置１３は、機械フレーム５上に配置された動力ユニット１４により電源を供給される。
【００１１】
運搬走行時、動作方向（矢印６）に関して後端２２に位置する軌道台車４は、バラスト掘返しユニット２３および排出端部１７との間に位置する。後部軌道台車４は、機械フレーム５上に配置された長手方向案内手段１５内で装置の長手方向に移動可能であるように設計される。このように移動させるために、駆動装置１６が設けられる。しかし、別法によると、動力駆動装置１３を使ってこの移動を行うことができるように、機械フレーム／軌道台車の接続部を設計することが可能である。
【００１２】
作業動作では、後部軌道台車４は、前部軌道台車４に向かう方向に、点破線で示されている運搬位置から実線で示されている作業位置に移動する。この位置では、軌道台車４は、既に軌道３内に導入されているバラスト掘返しユニット２３の領域に位置する。清掃チェーン１０によりこの位置で掘り返されたバラスト２は、掘削装置７の排出端部１７を介して、機械フレーム５上に位置するコンベヤベルト１８上に排出される。次に、コンベヤベルト１８は、バラスト２を上方に保管ワゴン１９に搬送する。装置１が通過した後、軌道３は、清掃チェーン１０によって形成された施工層２０上に降ろされる。清掃チェーン１０の荷重をさらに緩和するために、軌道３を保持する軌道リフト装置２１も、移動可能な軌道台車４上に配置される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 装置の側立面図である。
【符号の説明】
１ 軌道作業装置
２ バラスト
３ 軌道
４ 軌道台車
５ 機械フレーム
６ 動作方向
７ 掘削装置
８、９ 駆動装置
１０ 清掃チェーン
１１ 運転台
１２ 制御装置
１３ 動力駆動装置
１４ 動力ユニット
１６ 駆動装置
１７ 排出端部
１８ コンベヤベルト
１９ 保管ワゴン
２０ 施工層
２１ 軌道リフト装置
２２ 後端
２３ バラスト掘返しユニット
Claims (4)
- 装置（１）の動作方向（６）に関して前部と後部に取り付けられている軌道台車（４）、（４）上で支持された機械フレーム（５）と、該装置の動作方向（６）に関して後端（２２）に配置された掘削装置（７）であって、軌道（３）の下側に位置するバラスト掘返しユニット（２３）および掘り返したバラスト（２）をコンベヤベルト（１８）上に搬送するために動作方向（６）に関して後方にある排出端部（１７）を有する掘削装置（７）とを備える軌道作業装置（１）において、
後部軌道台車（４）は、機械フレーム（５）に取り付けられて、掘削装置（７）の排出端部（１７）とバラスト掘返しユニット（２３）との間に位置する運搬位置から、前部軌道台車（４）に向かう方向に作業位置まで移動することを特徴とする軌道作業装置（１）。 - 前記後部軌道台車（４）は、該軌道台車（４）を長手方向に移動させるために、駆動装置（１６）に接続されていることを特徴とする、請求項１記載の軌道作業装置。
- 前記後部軌道台車（４）は、軌道リフト装置（２１）に接続されていることを特徴とする、請求項１または２記載の軌道作業装置。
- 前記後部軌道台車（４）は、前記機械フレーム（５）に配置されると共に、前記装置の長手方向に延在する長手方向案内手段（１５）に接続されていることを特徴とする、請求項１〜３のいずれかに記載の軌道作業装置。
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