JP2000257003A - 軌道用バラスト回収車 - Google Patents
軌道用バラスト回収車Info
- Publication number
- JP2000257003A JP2000257003A JP11061451A JP6145199A JP2000257003A JP 2000257003 A JP2000257003 A JP 2000257003A JP 11061451 A JP11061451 A JP 11061451A JP 6145199 A JP6145199 A JP 6145199A JP 2000257003 A JP2000257003 A JP 2000257003A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ballast
- scraper
- collecting
- cylinder
- rear wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 道床中からのバラスト回収作業を効率的に行
う。 【解決手段】 軌条Ｒ上を転動する前後の車輪２，２´
に受支させた荷台１に、先端が前記後車輪２´の後方に
位置して道床中のバラストを回収するスクレーパコンベ
ア９を昇降自在に搭載する。
う。 【解決手段】 軌条Ｒ上を転動する前後の車輪２，２´
に受支させた荷台１に、先端が前記後車輪２´の後方に
位置して道床中のバラストを回収するスクレーパコンベ
ア９を昇降自在に搭載する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は軌道用バラスト回収車に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】軌条上を転動する車輪に受支させた荷台
に、スクレーパコンベアを搭載し、現場において該スク
レーパコンベアを用いて当該軌道の道床中のバラストを
回収するようにした軌道用バラスト回収車は具体例を挙
げるまでもなく公知である。
に、スクレーパコンベアを搭載し、現場において該スク
レーパコンベアを用いて当該軌道の道床中のバラストを
回収するようにした軌道用バラスト回収車は具体例を挙
げるまでもなく公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例は、荷台を受支する車輪（前後の車輪を問わず）の
進行方向側すなわちバラスト回収作業方向側に（概し、
前車輪と後車輪の間）、スクレーパコンベアの先端を位
置させてバラストの回収を行うため、バラスト回収後に
道床が緩んで、当該回収車の荷重を軌条が支えきれなく
なり、軌条に沿う回収車の移動が危険なときがある。
来例は、荷台を受支する車輪（前後の車輪を問わず）の
進行方向側すなわちバラスト回収作業方向側に（概し、
前車輪と後車輪の間）、スクレーパコンベアの先端を位
置させてバラストの回収を行うため、バラスト回収後に
道床が緩んで、当該回収車の荷重を軌条が支えきれなく
なり、軌条に沿う回収車の移動が危険なときがある。
【０００４】そのため、スクレーパコンベアでバラスト
を回収した個所に、軌条の耐荷重性を見極め、ときには
補強工事を行って、バラスト回収作業を行っており、作
業性に欠ける点がある。
を回収した個所に、軌条の耐荷重性を見極め、ときには
補強工事を行って、バラスト回収作業を行っており、作
業性に欠ける点がある。
【０００５】本発明は、従来例の斯様な欠点に着目し、
道床中からのバラスト回収作業を効率的に行える回収車
を提供すべく創案したものである。
道床中からのバラスト回収作業を効率的に行える回収車
を提供すべく創案したものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】軌条上を転動する前後の
車輪に受支させた荷台に、先端が前記後車輪の後方に位
置して道床中のバラストを回収するスクレーパコンベア
を昇降自在に搭載した構成とする。
車輪に受支させた荷台に、先端が前記後車輪の後方に位
置して道床中のバラストを回収するスクレーパコンベア
を昇降自在に搭載した構成とする。
【０００７】
【実施例】図面は本発明に係る軌道用バラスト回収車の
一実施例を示し、図１は一部を省略して示した作業時の
正面図、図２は一部を省略して示した回送時の正面図、
図３は図２の一部を欠截して示した拡大図である。
一実施例を示し、図１は一部を省略して示した作業時の
正面図、図２は一部を省略して示した回送時の正面図、
図３は図２の一部を欠截して示した拡大図である。
【０００８】図中、１は軌条Ｒ上を転動する前後の車輪
２，２´（後車輪の前方に位置する車輪は個数に係りな
く前車輪といい、実施例は、この意味での前車輪が複数
個があるが、それは省略して１個の前車輪２のみを表わ
している）に受支させた荷台で、該荷台１には載置して
固定した基台３の両側に支持筒４を前後方向にして搭載
し、該支持筒４に摺嵌した支持杆５の先端に支持枠６を
設け、該支持枠６に縦設した案内レール７に沿って縦動
する腕材８の先端に、スクレーパコンベア９を駆動部９
ａ側において枢軸１０によって回動可能に枢支させ、ス
クレーパ部９ｂの中間部に前記支持枠６に横設した腕部
片６ａに組付けたジブクレーン１１のチェーン１１ａの
フックに組付けてある。
２，２´（後車輪の前方に位置する車輪は個数に係りな
く前車輪といい、実施例は、この意味での前車輪が複数
個があるが、それは省略して１個の前車輪２のみを表わ
している）に受支させた荷台で、該荷台１には載置して
固定した基台３の両側に支持筒４を前後方向にして搭載
し、該支持筒４に摺嵌した支持杆５の先端に支持枠６を
設け、該支持枠６に縦設した案内レール７に沿って縦動
する腕材８の先端に、スクレーパコンベア９を駆動部９
ａ側において枢軸１０によって回動可能に枢支させ、ス
クレーパ部９ｂの中間部に前記支持枠６に横設した腕部
片６ａに組付けたジブクレーン１１のチェーン１１ａの
フックに組付けてある。
【０００９】そして、前記支持筒４と前記支持枠５との
間に第一シリンダ１２Ａを、支持枠５と前記腕材８との
間には第二シリンダ１２Ｂをそれぞれ架設してある。す
なわち、ジブクレーン１１によってコンベア９のスクレ
ーパ部９ｂを吊上げ（このとき、スクレーパ部９ｂの先
端部に前記軌条Ｒの直下に位置するかき取り部材を取り
外す）、第一、第二のシリンダ１２Ａ，１２Ｂを収縮さ
せると、腕材８は上昇し、該腕材８を組付けた支持枠６
は後退（回収車の前進方向に前進）し、図１の回収作業
時状態から図２の回送作業時に変位する。
間に第一シリンダ１２Ａを、支持枠５と前記腕材８との
間には第二シリンダ１２Ｂをそれぞれ架設してある。す
なわち、ジブクレーン１１によってコンベア９のスクレ
ーパ部９ｂを吊上げ（このとき、スクレーパ部９ｂの先
端部に前記軌条Ｒの直下に位置するかき取り部材を取り
外す）、第一、第二のシリンダ１２Ａ，１２Ｂを収縮さ
せると、腕材８は上昇し、該腕材８を組付けた支持枠６
は後退（回収車の前進方向に前進）し、図１の回収作業
時状態から図２の回送作業時に変位する。
【００１０】また、第一シリンダ１２Ａ、第二シリンダ
１２Ｂおよびジブクレーン１１を操作して各部を原位置
に復帰させ、回送時に取り外しておいたかき取り部材を
スクレーパ部９ｂに組付けて、スクレーパ部９ｂを駆動
部９ａによって駆動させるとスクレーパ部９ｂの先端９
ｂ´は前記後車輪２´の後方に常に位置してバラストの
回収作業が行われ、回収されたバラストは、第一、第二
のコンベア１３Ａ，１３Ｂを順次経て、前記荷台１に設
けた荷枠内に収納される。
１２Ｂおよびジブクレーン１１を操作して各部を原位置
に復帰させ、回送時に取り外しておいたかき取り部材を
スクレーパ部９ｂに組付けて、スクレーパ部９ｂを駆動
部９ａによって駆動させるとスクレーパ部９ｂの先端９
ｂ´は前記後車輪２´の後方に常に位置してバラストの
回収作業が行われ、回収されたバラストは、第一、第二
のコンベア１３Ａ，１３Ｂを順次経て、前記荷台１に設
けた荷枠内に収納される。
【００１１】なお、第一コンベア１３Ａは、前記機台３
とコンベア枠１３Ｂ´との間に架設した第三シリンダ１
２Ｃによって、回送時に前記支持枠６と同様に後退（回
収車の前進方向に前進）するようにしてある。
とコンベア枠１３Ｂ´との間に架設した第三シリンダ１
２Ｃによって、回送時に前記支持枠６と同様に後退（回
収車の前進方向に前進）するようにしてある。
【００１２】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
回収車の前進方向の後方（後車輪の後方）でバラスト回
収が常に行われ、従って、バラスト回収個所に回収車の
荷重が負荷されることがないので、軌条に対する補強工
事をする必要がなく、バラスト回収作業を継続的に、か
つ、効率的に行うことができる。
回収車の前進方向の後方（後車輪の後方）でバラスト回
収が常に行われ、従って、バラスト回収個所に回収車の
荷重が負荷されることがないので、軌条に対する補強工
事をする必要がなく、バラスト回収作業を継続的に、か
つ、効率的に行うことができる。
【図１】一部を省略して示した作業時の正面図。
【図２】一部を省略して示した回送時の正面図。
【図３】図２の一部を欠截して示した拡大図。
１ 荷台 ２´ 後車輪 ９ スクレーパコンベア
【手続補正書】
【提出日】平成１１年１２月２７日（１９９９．１２．
２７）
２７）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】なお、第一コンベア１３Ａは、前記機台３
とコンベア枠との間に架設した第三シリンダ１２Ｃによ
って、回送時に前記支持枠６と同様に後退（回収車の前
進方向に前進）するようにしてある。
とコンベア枠との間に架設した第三シリンダ１２Ｃによ
って、回送時に前記支持枠６と同様に後退（回収車の前
進方向に前進）するようにしてある。
Claims (1)
- 【請求項１】 軌条上を転動する前後の車輪に受支させ
た荷台に、先端が前記後車輪の後方に位置して道床中の
バラストを回収するスクレーパコンベアを昇降自在に搭
載した、軌道用バラスト回収車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11061451A JP2000257003A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 軌道用バラスト回収車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11061451A JP2000257003A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 軌道用バラスト回収車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000257003A true JP2000257003A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13171435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11061451A Pending JP2000257003A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 軌道用バラスト回収車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000257003A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1264933A2 (de) | 2001-06-06 | 2002-12-11 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industriegesellschaft m.b.H. | Gleisbaumaschine zur Aufnahme von Bettungsmaterial |
| EP1275780A2 (de) | 2001-07-10 | 2003-01-15 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industriegesellschaft m.b.H. | Gleisbaumaschine |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP11061451A patent/JP2000257003A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1264933A2 (de) | 2001-06-06 | 2002-12-11 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industriegesellschaft m.b.H. | Gleisbaumaschine zur Aufnahme von Bettungsmaterial |
| EP1275780A2 (de) | 2001-07-10 | 2003-01-15 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industriegesellschaft m.b.H. | Gleisbaumaschine |
| US6640725B2 (en) | 2001-07-10 | 2003-11-04 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industriegesellschaft M.B.H. | Track work machine |
| EP1275780A3 (de) * | 2001-07-10 | 2003-11-12 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industriegesellschaft m.b.H. | Gleisbaumaschine |
| CZ296861B6 (cs) * | 2001-07-10 | 2006-07-12 | Franz Plasser Bahnbaumaschinen-Industriegesellschaft M. B. H. | Stroj pro stavbu koleje |
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