JP4045271B2 - 自動取引装置および入力装置 - Google Patents

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本発明は、情報を入力させるタッチパネルを備えた入力装置および自動取引装置に関するものである。
金融機関等に設置される自動取引装置はCRTやLCD等の表示部上にタッチパネルを配置し、操作ガイダンスと共に表示部にキーを表示し、このキーをタッチパネル上から指で触れる(押下する)ことにより取引の実行に必要な情報を顧客が入力するものとなっている。
また、その際、顧客がキーの押下を確認できるように、押下したキーの色を変化させたりすることも行われている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開昭60−124724号公報
しかしながら上述した従来の技術では、キーが見えない視覚障害者にはタッチパネルで入力操作を行うことが困難であり、視覚障害者の操作を可能にするには専用のキーボードやハンドセットを装備することが必要となって装置の高価格化を招くという問題があった。
また、晴眼者であっても、キー以外の部分に指で触れた場合、色が変化しないにもかかわらずそれを見落としたり、あるいは騒音により確認音が発生したかどうか分からなくなって、その結果誤操作を生じてしまうという問題もある。従って、本発明は、これらの問題を解決することを課題としている。
そのため、本発明は、表示部上にタッチパネルを配した入力装置および自動取引装置において、前記タッチパネルを振動させる振動発生手段と、前記表示部に数字キーを配列した画面を表示し、前記数字キーと振動パルス数を対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶部とを備え、前記タッチパネルに触れた指の位置が前記数字キーのエリアに入ったとき、前記数字キーに対応付けられた振動パルス数を前記テーブルから読み出し、前記振動パルス数だけ前記振動発生手段によりタッチパネルを振動させ、前記タッチパネルから指を離したとき、その時点で指を触れていた数字キーの数字を入力数字とすることを特徴とする。
本発明は、タッチパネルに触れた指が表示部の表示された画面のキーのエリアに入ると、タッチパネルを振動させ、必要に応じて操作案内や、キーの内容を音声で知らせるため、視覚障害者であっても取引の操作を行うことができるという効果が得られる。
また、操作内容に応じて振動のパルス数やパルス幅、あるいは振動の強さの等を変化させることにより、キーの種類や、基準のキーの位置等を認識できるようにしているため、視覚障害者にとって操作し易いものになるという効果が得られる。また、晴眼者であっても、キーの押下に対応してタッチパネルを振動させるため、明快なクリック感が得られ、操作を行ったことを確実に認識できるので、誤操作を防止できるという効果が得られる。
以下、実施例を挙げ、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図2は本発明が適用される自動取引装置を示すブロック図、図3はこの自動取引装置における顧客操作表示部の構成を示す説明図である。図2において1は顧客操作表示部で、この顧客操作表示部1については図3で説明する。
2は紙幣の入出金処理を行う紙幣入出金機、3は硬貨の入出金処理を行う硬貨入出金機である。4は顧客により挿入されたカードに対する磁気ストライプデータの読み取り及び書き込みを行うと共に、レシート等に取引内容の印字処理を行うカードリーダライタ(以下、カードR/Wと略記する)、5は顧客により挿入された通帳の識別や取引内容の印字等の処理を行う通帳記帳機である。
6は制御部で、この制御部6に顧客操作表示部1、紙幣入出金機2、硬貨入出金機3、カードR/W4、及び通帳記帳機5が接続されており、制御部6は図示しない記憶部に格納されいるプログラムに基づいてこれらを制御し、以下に述べる各実施の形態の処理を実行する機能を備えている。前記顧客操作表示部1は、図3に示したように取引の操作案内用のイラストや文字及び入力用の各種のキー等を表示するCRTやLCD等の表示部1aと、この表示部1aに表示されたキーに対応するスイッチ機能を有するタッチパネル1b、及びこのタッチパネル1b全体を振動させる振動アクチュエータ等の振動発生部(振動発生手段)1cによって構成されている。
ここで、タッチパネル1bは、人の指が持続して触れた場合、数拾ms程度の時間間隔で検知信号を出力するものとなっている。また、振動発生部1cは図では表示部1aとタッチパネル1bの間に設けているが、これに限定されるものではなく、タッチパネル1b全体を振動させることができれば、配置はどのようになっていてもよい。
7は音声案内用のスピーカで、このスピーカ7の出力音声も制御部6で制御されるものとなっている。図1は第1の実施の形態を示すフローチャート、図4は顧客操作表示部に表示される初期画面(取引選択画面)の例を示す図で、前記図2〜図4を用い図1にSで示すステップに従って取引を選択する場合を例にして説明する。
まず、顧客操作表示部1の表示部1aに、図4に示した初期画面が表示されているものとする。この初期画面には、取引に対応したキーが表示されており、キーの内側をキーエリア内A、キーの外側をキーエリア外Bとする。そこで、この初期画面が表示された状態において、自動取引装置に顧客が近づいたことを図示しないセンサが検知すると、制御部6は音声案内用のスピーカ7により画面に指を触れるように案内する音声を出力させる。
これにより顧客がタッチパネル1bに指を触れると、指を触れたことが制御部6により検知される(S1)。そして制御部6は、顧客の指が図4に示したキーエリア内Aに指が触れたか否か監視し(S2)、キーエリア内Aに指が触れた場合、制御部6は振動発生部1cを駆動してタッチパネル1bを振動させる(S3)。
このとき、そのキーの内容を知らせる音声をスピーカ7から出力させる。例えば、振込というキーエリア内Aに指が触れた場合であれば、「振込です」等の音声で顧客にキーの内容を知らせる。また、キーエリア内Aの指を触れ続けた場合、一定の時間間隔でキーの内容を音声により繰り返して知らせる。例えば、「振込です」の音声を1sの時間間隔で繰り返して出力させる。
尚、顧客がタッチパネル1bに触れている指の位置は、タッチパネル1bに設けられているセンサによりX,Yの座標値として検出することが可能である。続いて、制御部6は、顧客の指がタッチパネル1bから離れたか否か判断して(S4)、離れていない場合はS2からの処理を繰り返し、離れた場合はそのキーを有効として、そのキーの内容を入力内容とする(S5)。
例えば、前記のように図4の振込というキーエリア内Aに指をふれてから、その指をタッチパネル1bから離すことなく左に移動して出金のキーエリア内Aに指を触れると、制御部6は振動発生部1cによって再びタッチパネル1bを振動させ、そして、スピーカ7から「出金取引です」という音声を出力させる。この場合も、「出金取引」のまた、キーエリア内Aの指を触れ続けた場合、一定の時間間隔(例えば1s)で「出金取引です」という音声を繰り返して出力させる。
キー内容の音声が出力された後、顧客の指がタッチパネル1bから離れると、制御部6はそれを検知して、そのときの顧客の指が触れていたキーを入力キーとし、入力キーの取引を受け付けた旨の音声をスピーカ7から出力させる。すなわち、顧客の指が出金のキーエリア内Aに触れていて、そこから顧客が指を離すと、制御部6は出金キーを入力キーとし、「出金取引を受け付けました」等の音声を出力させる。
以上説明したように、第1の実施の形態では、タッチパネル1bに触れた指がキーエリア内に入ると、タッチパネル1bを振動させてキーが押下されたことを知らせるので、キーの位置を識別することができ、同時に押されたキーの内容を音声により知らせるようにしているため、顧客が視覚障害者であってもタッチパネルで容易にキー入力操作することが可能になり、視覚障害者専用のキーボードやハンドセットを装備する必要がなくなるので、装置の低価格化を図ることができるという効果が得られる。
図5は第2の実施の形態を示すフローチャートである。この第2の実施の形態は、キーの種類に応じて振動の周波数を変化させるもので、図6はこの第2の実施の形態で用いるテーブル内容を示す図である。この図6に示したように本実施の形態では、出金キーは振動周波数を1、入金キーは振動周波数を2、残高照会キーは振動周波数を4・・・というように、取引選択キーの種類と振動周波数を対応づけ、これをテーブルとして図示しない記憶部に格納しておく。
尚、第2の実施の形態のその他の構成は、図2〜4に示した第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。以下、図2〜4及び図6を参照し、図5にSで示したステップに従って取引を選択する場合を例にして説明する。まず、図4に示す初期画面が顧客操作表示部1の表示部1bに表示された状態で、自動取引装置に顧客が近づいたことを図示しないセンサが検知すると、制御部6は音声案内用のスピーカ7により画面に指を触れるように案内する音声を出力させる。
これにより顧客がタッチパネル1bに指を触れると、指を触れたことが制御部6により検知される(S21)。そして制御部6は、顧客の指が図4に示したキーエリア内Aに指が触れたか否か監視し(S22)、キーエリア内Aに指が触れた場合、制御部6は図6に示したテーブルを参照し、指が触れたキーに対応する振動周波数で振動発生部1cを駆動してタッチパネル1bを振動させる(S23)。
例えば、振込というキーエリア内Aに指が触れた場合であれば、16Hzの振動周波数で振動発生部1cを駆動してタッチパネル1bを振動させる。そして、このとき、そのキーの内容を知らせる「振込です」等の音声をスピーカ7から出力させて、顧客にキーの内容を知らせる。また、キーエリア内Aの指を触れ続けた場合、一定の時間間隔でキーの内容を音声により繰り返して知らせる。例えば、「振込です」の音声を1sの時間間隔で繰り返して出力させる。
続いて、制御部6は、顧客の指がタッチパネル1bから離れたか否か判断して(S24)、離れていない場合はS22からの処理を繰り返し、離れた場合はそのキーを有効として、そのキーの内容を入力内容とする(S25)。例えば、前記のように図4の振込というキーエリア内Aに指をふれてから、その指をタッチパネル1bから離すことなく左に移動して出金のキーエリア内Aに指を触れると、制御部6は前記のテーブルを参照し、出金のキーに対応する1Hzの振動周波数で振動発生部1cを駆動してタッチパネル1bを振動させ、そしてスピーカ7から「出金取引です」という音声を出力させる。
この場合も、「出金取引」のまた、キーエリア内Aの指を触れ続けた場合、一定の時間間隔(例えば1s)で「出金取引です」という音声を繰り返して出力させる。キー内容の音声が出力された後、顧客の指がタッチパネル1bから離れると、制御部6はそれを検知して、そのときの顧客の指が触れていたキーを入力キーとし、入力キーの取引を受け付けた旨の音声をスピーカ7から出力させる。
すなわち、顧客の指が出金のキーエリア内Aに触れていて、そこから顧客が指を離すと、制御部6は出金キーを入力キーとし、「出金取引を受け付けました」等の音声を出力させる。尚、取引選択キーの種類と振動周波数の関係は図6に示したものに限定されるものではなく、他の振動周波数を用いても支障のないことは無論である。
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られる他、キーの種類に応じて振動周波数を異ならせているため、顧客は振動によりキーの種類を識別することが可能になり、操作性がより向上するという効果が得られる。また、振動によりキーの種類を識別することが可能になることから、盲聾者にも操作が可能になるという効果も得られる。
図7は第3の実施の形態を示すフローチャートである。この第3の実施の形態は、押下されたキーに対してモールス信号を発生するもので、従ってこの実施の形態ではモールス信号の情報を図示しない記憶部に格納しておく。尚、第3の実施の形態のその他の構成は、図2〜4に示した第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
以下、図2〜4を参照し、図7にSで示したステップに従って取引を選択する場合を例にして説明する。まず、図4に示す初期画面が顧客操作表示部1の表示部1aに表示された状態で、自動取引装置に顧客が近づいたことを図示しないセンサが検知すると、制御部6は音声案内用のスピーカ7により画面に指を触れるように案内する音声を出力させる。
これにより顧客がタッチパネル1bに指を触れると、指を触れたことが制御部6により検知される(S31)。そして制御部6は、顧客の指が図4に示したキーエリア内Aに指が触れたか否か監視し(S32)、キーエリア内Aに指が触れた場合、制御部6は振動発生部1cを駆動してタッチパネル1bを振動させ、指が触れたキーの内容をモールス信号を発生させる(S33)。
例えば、振込というキーエリア内Aに指が触れた場合であれば、フ、リ、コ、ミのモールス信号を発生するように振動発生部1cを駆動してタッチパネル1bを振動させる。このとき、キーの内容を知らせる「振込です」等の音声をスピーカ7から出力させて、顧客にキーの内容を知らせるようにしてもよい。
また、キーエリア内Aの指を触れ続けた場合、フ、リ、コ、ミのモールス信号を繰り返して発生する。続いて、制御部6は、顧客の指がタッチパネル1bから離れたか否か判断して(S34)、離れていない場合はS32からの処理を繰り返し、離れた場合はそのキーを有効として、そのキーの内容を入力内容とする(S35)。
例えば、前記のように図4の振込というキーエリア内Aに指をふれてから、その指をタッチパネル1bから離すことなく左に移動して出金のキーエリア内Aに指を触れると、制御部6はシ、ュ、ツ、キ、ンのモールス信号を発生するように振動発生部1cを駆動してタッチパネル1bを振動させる。この場合も、スピーカ7から「出金取引です」という音声を出力させるようにしてもよい。
また、キーエリア内Aの指を触れ続けた場合、シ、ュ、ツ、キ、ンのモールス信号を繰り返して発生する。キー内容の音声が出力された後、顧客の指がタッチパネル1bから離れると、制御部6はそれを検知して、そのときの顧客の指が触れていたキーを入力キーとし、入力キーの取引を受け付けた旨の音声をスピーカ7から出力させる。
すなわち、顧客の指が出金のキーエリア内Aに触れていて、そこから顧客が指を離すと、制御部6は出金キーを入力キーとし、「出金取引を受け付けました」等の音声を出力させる。以上説明した第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られる他、キーの内容をモールス信号で通知するため、顧客はキーの種類を識別することが可能となって、操作性がより向上するという効果が得られ、また音声ガイドなしでも操作の進行が可能になるという効果も得られる。
また、キーの内容をモールス信号で通知することにより、顧客はキーの種類を識別することが可能になることから、盲聾者にも操作が可能になるという効果も得られる。更に、モールス信号を利用するため、第2の実施の形態のようにキーの種類と振動周波数の関係を顧客が記憶しておく必要がなく、また、途中でキーの種類が増えた場合でも、その増えたキーの種類を識別することが可能となる。
尚、上述した第1〜第3の実施の形態では、指をキーから離すことで、そのキーの内容を入力するものとしているが、つまり1度キーに指を触れ、そしてキーから指を離すという1クリックでキーの内容を入力するものとしているが、同一キーのクリックを2回行い(ダブルクリック)、2度目のクリックで指をはなしたときに、そのキーの内容の入力を有効にするものとすれば、確実に顧客の意思の確認をとることが可能となる。
この場合、入力は2回のクリックで有効になることを知らせるガイダンスをスピーカ7で行うようにすれば、操作に戸惑うようなこともない。図8は第4の実施の形態を示すフローチャートである。この第4の実施の形態は、例えば出金取引が選択された後、暗証番号を入力させる場合の例で、図9は顧客操作表示部1の表示部1aに表示される暗証番号入力画面の例を示している。
尚、第4の実施の形態の構成は、図2及び図3に示した第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。以下、図2及び図3を参照して図8にSで示したステップに従って説明する。まず、第1または第2,第3の実施の形態で説明した操作により例えば出金取引が選択され、顧客がカードをカードR/W4に挿入して磁気データが読み取られると、制御部6は図9に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示部1の表示部1aに表示させ、更に、制御部6は音声案内用のスピーカ7によりタッチパネル1bに指を触れて暗証番号を入力するよう案内する音声を出力させる。
これにより顧客がタッチパネル1bに指を触れると、指を触れたことが制御部6により検知される(S41)。そして制御部6は、顧客の指が図9に示したキーエリア内Aに触れたか否か監視し(S42)、キーエリア内Aに指が触れた場合、そのキーが基準位置のキーか否か、例えば「5」の数字キーか否かを判断する(S43)。
そして、指が触れたキーが「5」の数字キーであれば、制御部6はタッチパネル1bを強く振動するよう振動発生部1cを駆動し(S44)、キーが「5」以外の数字キーであれば、タッチパネル1bを弱く振動するよう振動発生部1cを駆動する(S45)。これにより顧客は基準位置の「5」の数字キーを探すことができる。
続いて、制御部6は、顧客の指がタッチパネル1bから離れたか否か判断して(S46)、離れていない場合はS42からの処理を繰り返し、離れた場合はそのキーを有効として、そのキーの数字を入力数字とする(S47)。例えば、前記基準位置の「5」のキーエリア内Aに指を触れてから、その指をタッチパネル1bから離すことなく目的のキーエリア内A内に移動し、その後このキーエリア内Aから指を離すことで、目的の数字を入力することができる。
無論「5」の数字の入力を行うときは、「5」のキーエリア内Aに指を触れてからその指を離せばよい。その後、制御部6は暗証番号の全桁(例えば4桁)が入力されたか否かを判断し(S48)、全桁入力されていなければS42からの処理を繰り返し、全桁入力されていれば次処理に移る。
尚、前記の例では「5」の数字キーを基準位置のキーとしたが、例えば「*」キーや「#」キー基準位置のキーとして他のキーと振動の強さを異ならせてもよく、また振動の強さは強、弱の2段階でなく、複数段階としてもよい。また、「*」は確認、「#」は取消の呼称キーであってもよい。また、振動発生部1cは強弱可変のものを用いてもよく、それぞれ異なる強さのものを複数備えて制御するようにしてもよい。
更に、テンキーの配列は電話型に限らず、電卓型や横1列等の任意の配列でよい。以上説明したように、第4の実施の形態では、タッチパネル1bに触れた指がキーエリアA内に入ると、タッチパネル1bを振動させてキーが押下されたことを知らせるので、キーの位置を識別することができ、また基準位置の数字キーのキーエリアA内に指が触れると、他の数字キーと異なる強さで振動するため、基準位置の数字キーの位置も識別することができる。
従って、基準位置の数字キーから目的の数字キーの位置を指を移動させることが可能となり、視覚障害者でも容易に暗証番号を入力することが可能になるという効果が得られる。また、基準位置の数字キーから他のキーの位置を知ることができるので、盲聾者にも操作が可能になるという効果も得られる。
図10は第5の実施の形態を示すフローチャートである。この第5の実施の形態は、例えば出金取引が選択された後、暗証番号を入力させる場合、キーの種類に応じて振動パルス数を変化させるもので、図11はこの第5の実施の形態で用いるテーブル内容を示す図である。この図11に示したように本実施の形態では、「1」の数字キーは振動パルス数を1、「2」の数字キーは振動パルス数を2、「3」の数字キーは振動パルス数を3・・・「0」の数字キーは振動パルス数を10、*のキーは振動パルス数を11、#のキーは振動パルス数を12のように、暗証番号入力用のキーと振動パルス数を対応づけ、これをテーブルとして図示しない記憶部に格納しておく。
尚、第5の実施の形態のその他の構成は、図2及び図3に示した第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。また、暗証番号入力画面は図9と同様である。以下、図2,図3及び図9、図11を参照し、図10にSで示したステップに従って説明する。
まず、第1または第2,第3の実施の形態で説明した操作により例えば出金取引が選択され、顧客がカードをカードR/W4に挿入して磁気データが読み取られると、制御部6は図9に示す暗証番号入力画面を顧客操作表示部1の表示部1aに表示させ、更に、制御部6は音声案内用のスピーカ7によりタッチパネル1bに指を触れて暗証番号の入力するよう案内する音声を出力させる。
これにより顧客がタッチパネル1bに指を触れると、指を触れたことが制御部6により検知される(S51)。そして制御部6は、顧客の指が図9に示したキーエリア内Aに指が触れたか否か監視し(S52)、キーエリア内Aに指が触れた場合、制御部6は図11に示したテーブルを参照し、指が触れたキーに対応する振動パルス数で振動発生部1cを駆動してタッチパネル1bを振動させる(S53)。
例えば、「2」のキーエリア内Aに指が触れた場合は、振動を2回発生させ、「0」のキーエリア内Aに指が触れた場合は、振動を10回発生させ、#のキーのキーエリア内Aに指が触れた場合は振動を12回発生させる。これにより顧客は指が触れたキーの数字等を認識すことができる。続いて、制御部6は、顧客の指がタッチパネル1bから離れたか否か判断して(S54)、離れていない場合はS52からの処理を繰り返し、離れた場合はそのキーを有効として、そのキーの数字を入力数字とする(S55)。
その後、制御部6は暗証番号の全桁(例えば4桁)が入力されたか否かを判断し(S56)、全桁入力されていなければS52からの処理を繰り返し、全桁入力されていれば次処理に移る。尚、前記の例では、各キーに対してパルス数を設定したが、例えば「0」の数字キーや*キー、#キーは振動パルス数を対応させず、例えば「1」〜「9」の数字キーを短いパルスでその数字対応のパルス数で振動させるものとし、これに対して「0」の数字キーは長い1パルス、*キーは長い2パルス、#キーは長い3パルスに設定する等、パルス幅を用いるようにしてもよい。
以上説明したように、第5の実施の形態では、タッチパネル1bに触れた指がキーエリア内に入ると、タッチパネル1bを振動させてキーが押下されたことを知らせるので、キーの位置を識別することができ、また数字キーの数字だけ振動を発生するため各キーの数字を識別することができる。また、各キー毎にパルス数が決まっているので、テンキーの配列がどのようなものであっても各キーの数字を識別することができ、視覚障害者でも容易に暗証番号を入力することが可能になるという効果が得られる。
また、タッチパネル1bを振動パルス数から各数字キーを識別できるので盲聾者にも操作が可能になるという効果も得られる。尚、前記した第4、第5の実施の形態では、暗証番号の入力について説明したが、同様の方法で入金取引時や出金取引の金額入力も可能であるので、第1〜第3の実施の形態と、第4、第5の実施の形態を組み合わせ、更に第4、第5の実施の形態と同様の方法で金額入力を行えば入金取引時や出金取引の一連の操作が可能となる。
第1の実施の形態を示すフローチャート。 自動取引装置のブロック図。 顧客操作表示部の構成を示す図。 初期画面の例を示す図。 第2の実施の形態を示すフローチャート。 テーブル内容例を示す図。 第3の実施の形態を示すフローチャート。 第4の実施の形態を示すフローチャート。 暗証番号入力画面の例を示す図。 第5の実施の形態を示すフローチャート。 テーブル内容例を示す図。
符号の説明
1 顧客操作表示部
1a 表示部
1b タッチパネル
1c 振動発生部
6 制御部
7 スピーカ

Claims (6)

  1. 表示部上にタッチパネルを配した自動取引装置において、前記タッチパネルを振動させる振動発生手段と、前記表示部に数字キーを配列した画面を表示し、前記数字キーと振動パルス数を対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶部とを備え、前記タッチパネルに触れた指の位置が前記数字キーのエリアに入ったとき、前記数字キーに対応付けられた振動パルス数を前記テーブルから読み出し、前記振動パルス数だけ前記振動発生手段によりタッチパネルを振動させ、前記タッチパネルから指を離したとき、その時点で指を触れていた数字キーの数字を入力数字とすることを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1において、前記数字キーが「1」〜「9」の場合は、前記振動パルス数を数字と一致させ、前記数字キーが「0」の場合は、1〜9以外の振動パルス数としたことを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項1において、前記数字キーが「1」〜「9」の場合は、前記振動パルス数を数字と一致させ、前記数字キーが「0」の場合は、数字キーが「1」〜「9」の場合とは異なるパルス幅で振動させるようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項1〜3において、数字のキーを配列した画面は、暗証番号入力用の画面であることを特徴とする自動取引装置。
  5. 請求項1〜3において、数字のキーを配列した画面は、取引金額入力用の画面であることを特徴とする自動取引装置。
  6. 表示部上にタッチパネルを配した入力装置において、前記タッチパネルを振動させる振動発生手段と、前記表示部に数字キーを配列した画面を表示し、前記数字キーと振動パルス数を対応付けたテーブルを記憶するテーブル記憶部とを備え、前記タッチパネルに触れた指の位置が前記数字キーのエリアに入ったとき、前記数字キーに対応付けられた振動パルス数を前記テーブルから読み出し、前記振動パルス数だけ前記振動発生手段によりタッチパネルを振動させ、前記タッチパネルから指を離したとき、その時点で指を触れていた数字キーの数字を入力数字とすることを特徴とする入力装置。
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