JP2010267179A - 現金自動取引装置、その制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】現金自動取引装置において、ショルダーハックを抑制し、セキュリティを向上することのできる技術を提供する。
【解決手段】現金自動取引装置は、仮想的な数字入力用キーである仮想キーが論理的に配置された画面上における指定操作を検出する表示入力部と、聴覚を通じ操作誘導を行う操作誘導部を備える。指定操作は、画面上の任意の点を指定位置として選択する選択操作と、任意の方向へ指定位置を移動させるスライド操作と、選択を解除する解除操作を含む。主制御部は、操作誘導部による操作誘導を行う場合、仮想キーを画面上に表示することなく配置する第1の処理と、仮想キー上で選択操作とスライド操作が行われて仮想キー上の異なる数字が指定される度に指定された数字を操作誘導部から通知する第2の処理と、仮想キーの配置後に解除操作が行われた場合、解除操作の時点で指定される数字を入力として受け付ける第3の処理を実行する。
【選択図】図7
【解決手段】現金自動取引装置は、仮想的な数字入力用キーである仮想キーが論理的に配置された画面上における指定操作を検出する表示入力部と、聴覚を通じ操作誘導を行う操作誘導部を備える。指定操作は、画面上の任意の点を指定位置として選択する選択操作と、任意の方向へ指定位置を移動させるスライド操作と、選択を解除する解除操作を含む。主制御部は、操作誘導部による操作誘導を行う場合、仮想キーを画面上に表示することなく配置する第1の処理と、仮想キー上で選択操作とスライド操作が行われて仮想キー上の異なる数字が指定される度に指定された数字を操作誘導部から通知する第2の処理と、仮想キーの配置後に解除操作が行われた場合、解除操作の時点で指定される数字を入力として受け付ける第3の処理を実行する。
【選択図】図7
Description
本発明は、現金自動取引装置に関する。
ユニバーサルデザインに対する関心が高まっている。このユニバーサルデザインを考慮した現金自動取引装置として、表示部に取引選択画面を表示し、タッチパネルに触れた顧客の指の位置が表示部に表示されたキーのエリアに入ったとき、振動発生部によりタッチパネルを振動させるものが知られている(例えば、特許文献1)。
しかし、特に視覚の不自由な利用者においては、現金自動取引装置におけるキー操作を第三者に覗き見られ、パスワード等の重要な情報を盗み出される危険性が高いという問題がある。このように、利用者の肩越しにキー操作やディスプレイを覗き見て重要情報を盗み出すことをショルダーハックという。
本発明は、現金自動取引装置において、ショルダーハックを抑制し、セキュリティを向上することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
現金自動取引装置であって、
仮想的な数字入力用キーである仮想キーが論理的に配置された画面上における指定操作の有無と指定座標値を検出する表示入力部と、
聴覚を通じて利用者の操作誘導を行う操作誘導部と、
前記現金自動取引装置の各部を制御する主制御部と、
を備え、
前記指定操作は、
画面上の任意の点を指定位置として選択する選択操作と、
前記指定位置を選択した後に、任意の方向へ前記指定位置を移動させるスライド操作と、
前記指定位置の選択を解除する解除操作と、
を含み、
前記主制御部は、前記操作誘導部による操作誘導を行う場合は、
前記画面上に、前記仮想キーを前記画面上に表示することなく配置する第1の処理と、
前記仮想キー上で前記選択操作と前記スライド操作が行われて、前記仮想キー上の異なる数字が前記指定位置によって指定される度に、前記指定された数字を、前記操作誘導部から前記利用者に通知する第2の処理と、
前記仮想キーの配置後に前記解除操作が行われた場合、当該解除操作の時点の指定位置で指定される数字を入力として受け付ける第3の処理と、
を実行する、現金自動取引装置。
この構成によれば、現金自動取引装置の利用者は、操作誘導部からの通知をもとにして、画面上に表示されない仮想キーを用いて入力を行うことができるため、ショルダーハックを抑制し、セキュリティを向上することができる。
現金自動取引装置であって、
仮想的な数字入力用キーである仮想キーが論理的に配置された画面上における指定操作の有無と指定座標値を検出する表示入力部と、
聴覚を通じて利用者の操作誘導を行う操作誘導部と、
前記現金自動取引装置の各部を制御する主制御部と、
を備え、
前記指定操作は、
画面上の任意の点を指定位置として選択する選択操作と、
前記指定位置を選択した後に、任意の方向へ前記指定位置を移動させるスライド操作と、
前記指定位置の選択を解除する解除操作と、
を含み、
前記主制御部は、前記操作誘導部による操作誘導を行う場合は、
前記画面上に、前記仮想キーを前記画面上に表示することなく配置する第1の処理と、
前記仮想キー上で前記選択操作と前記スライド操作が行われて、前記仮想キー上の異なる数字が前記指定位置によって指定される度に、前記指定された数字を、前記操作誘導部から前記利用者に通知する第2の処理と、
前記仮想キーの配置後に前記解除操作が行われた場合、当該解除操作の時点の指定位置で指定される数字を入力として受け付ける第3の処理と、
を実行する、現金自動取引装置。
この構成によれば、現金自動取引装置の利用者は、操作誘導部からの通知をもとにして、画面上に表示されない仮想キーを用いて入力を行うことができるため、ショルダーハックを抑制し、セキュリティを向上することができる。
[適用例2]
適用例1記載の現金自動取引装置であって、
前記主制御部は、
前記第1の処理において前記画面上に前記仮想キーを予め配置した後、前記第2の処理と前記第3の処理とを繰り返し実行することによって、前記仮想キーの位置を保持したまま、連続して複数の数字入力を受け付ける、現金自動取引装置。
この構成によれば、仮想キーは予め配置され、かつ、その位置に保持されるため、連続した入力が可能となる。この結果、現金自動取引装置において、素早い入力操作を実現しつつセキュリティを向上することができる。
適用例1記載の現金自動取引装置であって、
前記主制御部は、
前記第1の処理において前記画面上に前記仮想キーを予め配置した後、前記第2の処理と前記第3の処理とを繰り返し実行することによって、前記仮想キーの位置を保持したまま、連続して複数の数字入力を受け付ける、現金自動取引装置。
この構成によれば、仮想キーは予め配置され、かつ、その位置に保持されるため、連続した入力が可能となる。この結果、現金自動取引装置において、素早い入力操作を実現しつつセキュリティを向上することができる。
[適用例3]
適用例1記載の現金自動取引装置であって、
前記主制御部は、
前記第1の処理において、前記画面上での前記選択操作の検出に応じて、前記選択操作があった座標値を基準として、前記仮想キーを前記画面上に表示することなく配置し、
前記第1の処理と前記第2の処理と前記第3の処理とを繰り返し実行することによって、1つの数字入力を受け付ける度に前記仮想キーの再配置を行う、現金自動取引装置。
この構成によれば、利用者が1つの数字入力を行うごとに仮想キーが再配置される。この結果、利用者の手元動作からの入力内容の推定をより困難にすることができるため、さらにセキュリティを向上することができる。
適用例1記載の現金自動取引装置であって、
前記主制御部は、
前記第1の処理において、前記画面上での前記選択操作の検出に応じて、前記選択操作があった座標値を基準として、前記仮想キーを前記画面上に表示することなく配置し、
前記第1の処理と前記第2の処理と前記第3の処理とを繰り返し実行することによって、1つの数字入力を受け付ける度に前記仮想キーの再配置を行う、現金自動取引装置。
この構成によれば、利用者が1つの数字入力を行うごとに仮想キーが再配置される。この結果、利用者の手元動作からの入力内容の推定をより困難にすることができるため、さらにセキュリティを向上することができる。
[適用例4]
適用例2または3記載の現金自動取引装置であって、
前記主制御部は、
前記第1の処理を行う毎に、前記仮想キー内における数字の割り当てを変更する、現金自動取引装置。
この構成によれば、仮想キーが配置される度に仮想キー内の数字の割り当てが変更される。この結果、利用者の手元動作からの入力内容の推定をより困難にすることができるため、さらにセキュリティを向上することができる。
適用例2または3記載の現金自動取引装置であって、
前記主制御部は、
前記第1の処理を行う毎に、前記仮想キー内における数字の割り当てを変更する、現金自動取引装置。
この構成によれば、仮想キーが配置される度に仮想キー内の数字の割り当てが変更される。この結果、利用者の手元動作からの入力内容の推定をより困難にすることができるため、さらにセキュリティを向上することができる。
[適用例5]
適用例1ないし4のいずれか一項記載の現金自動取引装置であって、さらに、
前記仮想キーは、さらに、仮想的な処理選択用キーである仮想ファンクションキーを含み、
前記主制御部は、前記操作誘導部による操作誘導を行う場合は、
前記第2の処理において、さらに、前記仮想ファンクションキー上で前記選択操作と前記スライド操作が行われて、前記仮想ファンクションキー上の異なる処理が前記指定位置によって指定される度に、前記指定された処理を、前記操作誘導部から前記利用者へ通知し、
前記第3の処理において、さらに、前記仮想ファンクションキーの配置後に前記解除操作が行われた場合に、当該解除操作の時点の指定位置で指定される処理を入力として受け付ける、
現金自動取引装置。
この構成によれば、現金自動取引装置の利用者は、操作誘導部からの通知をもとにして、画面上に表示されない仮想ファンクションキーを用いて所望の処理を選択することができるため、ショルダーハックを抑制し、セキュリティを向上することができる。
適用例1ないし4のいずれか一項記載の現金自動取引装置であって、さらに、
前記仮想キーは、さらに、仮想的な処理選択用キーである仮想ファンクションキーを含み、
前記主制御部は、前記操作誘導部による操作誘導を行う場合は、
前記第2の処理において、さらに、前記仮想ファンクションキー上で前記選択操作と前記スライド操作が行われて、前記仮想ファンクションキー上の異なる処理が前記指定位置によって指定される度に、前記指定された処理を、前記操作誘導部から前記利用者へ通知し、
前記第3の処理において、さらに、前記仮想ファンクションキーの配置後に前記解除操作が行われた場合に、当該解除操作の時点の指定位置で指定される処理を入力として受け付ける、
現金自動取引装置。
この構成によれば、現金自動取引装置の利用者は、操作誘導部からの通知をもとにして、画面上に表示されない仮想ファンクションキーを用いて所望の処理を選択することができるため、ショルダーハックを抑制し、セキュリティを向上することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、現金自動取引装置および方法、現金自動取引システム、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記憶媒体等の形態で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A〜G.第1実施例〜第7実施例:
H.変形例:
A〜G.第1実施例〜第7実施例:
H.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の一実施例としての現金自動取引装置を示す説明図である。なお、現金自動取引装置を「ATM」とも呼ぶ。このATM10は、その前面部100に、媒体機構110と、カード機構120と、現金入出金機構130と、表示入力部としてのタッチパネル200と、操作誘導部としてのハンドセット300とを備えている。カード機構120は、カード入出口、カード読取部等を備えており、キャッシュカードを取り扱う機構である。現金入出金機構130は、紙幣入出金口、硬貨入出金口等を備えており、紙幣や硬貨を取り扱う機構である。媒体機構110は、カード機構120や現金入出金機構130以外の各種機構の総称である。媒体機構110は、例えば、通帳取扱部や、明細票取扱部を含んでいる。
図1は、本発明の一実施例としての現金自動取引装置を示す説明図である。なお、現金自動取引装置を「ATM」とも呼ぶ。このATM10は、その前面部100に、媒体機構110と、カード機構120と、現金入出金機構130と、表示入力部としてのタッチパネル200と、操作誘導部としてのハンドセット300とを備えている。カード機構120は、カード入出口、カード読取部等を備えており、キャッシュカードを取り扱う機構である。現金入出金機構130は、紙幣入出金口、硬貨入出金口等を備えており、紙幣や硬貨を取り扱う機構である。媒体機構110は、カード機構120や現金入出金機構130以外の各種機構の総称である。媒体機構110は、例えば、通帳取扱部や、明細票取扱部を含んでいる。
図2は、ATM10の概略構成を示すブロック図である。ATM10は、タッチパネル200と、ハンドセット300と、カード機構120と、現金入出金機構130の他に、主制御部400を備えている。タッチパネル200は、表示部210と、入力部220とを備えている。表示部210は、ディスプレイに文字や画像を表示することで、利用者に対して視覚的な案内表示を行う。入力部220は、利用者が、指などを用いてディスプレイに行う指定操作の有無と、その指定座標値とを検出する入力部である。この指定操作には、具体的に、次の3つの操作が含まれる。
i)ディスプレイ上の任意の点にタッチ(指定位置として選択)する選択操作
ii)タッチした後に、さらに指を任意の方向へ移動(指定位置を移動)させるスライド操作
iii)タッチした指を離す(指定位置の選択を解除する)解除操作
i)ディスプレイ上の任意の点にタッチ(指定位置として選択)する選択操作
ii)タッチした後に、さらに指を任意の方向へ移動(指定位置を移動)させるスライド操作
iii)タッチした指を離す(指定位置の選択を解除する)解除操作
ハンドセット300は、スピーカ310と、フック320とを備えている。スピーカ310は、利用者に対する聴覚を通じての音声案内を流し、利用者の操作誘導を行うためのスピーカである。フック320は、ハンドセット300が利用者によって取り上げられたことを検出するためのフック機構である。主制御部400は、タッチパネル200、ハンドセット300をはじめとする、ATM10の各部を制御する。
図3は、ATM10の前面部100を拡大した説明図である。以降の説明において、図3中に示したU方向を上方向とも呼ぶ。同様に、D方向を下方向と、LL方向を左方向と、RR方向を右方向とも呼ぶ。
図4は、ATM10における取引処理手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、視覚の不自由な利用者が、ATM10を用いて預金の引出し処理を行う場合について説明する。なお、図4における制御主体は主制御部400であり、利用者に対する通知はスピーカ310より行われる。まず、ステップS100において、主制御部400は、フック320の外れを検出したか否かを判断する。フック320の外れを検出しない場合であって、表示部210に表示される取引選択キーが押された場合(ステップS150)は、通常取引処理を行う(ステップS152)。フック320の外れを検出しない場合であって、表示部210に表示される取引選択キーが押されない場合(ステップS150)は、ステップS100に戻り、監視を継続する。
一方、フック320の外れを検出した場合には、ステップS102〜S124の聴覚誘導モードが実行される。具体的には、まず、ステップS102において、表示部210の画面表示を消去する。そして、ステップS104において、キー入力操作の練習を促す。このキー入力操作についての詳細は後述する。また、ステップS106において、利用者に取引を選択するよう促す。具体的には、例えば、「お引出しは1を、お預け入れは2を、残高照会は3のボタンを押してください。」といった音声ガイダンスを、スピーカ310から出力する。利用者が指定操作を行なうと、ステップS108において、指定された番号に対応した処理を受け付ける。
ステップS110において、主制御部400は、利用者にカードの挿入を促す。そして、カード機構120に対するカード挿入を受け付ける。また、ステップS112において、利用者に暗証番号を入力するよう促す。利用者が音声ガイダンスにしたがって暗証番号を入力すると、ステップS114において、当該暗証番号を受け付ける。その後、ステップS116において、図示しない暗証番号の照会等を経て、出金金額を入力するよう促す。利用者が音声ガイダンスにしたがって出金金額を入力すると、ステップS118において、当該出金金額を受け付ける。ステップS120において、ホストと交信を行い、ホストからのデータ取得、交信等を行う。ホストと交信後、カード機構120等からカードや明細書等を排出する(ステップS122)。また、ステップS124において、現金入出金機構130から紙幣を排出する。
このように、聴覚誘導モードにおける取引処理の手順は、キー入力の練習をするステップ(ステップS104)を除いては、従来のATMにおけるものとほぼ同様である。ただし、ステップS108、S114、S118では、後述するキー入力処理がそれぞれ実行される。ステップS104は、このための入力練習である。なお、上記では預金の引出し処理について例示したが、他の処理についても同様である。
図5は、聴覚誘導モードにおいて表示部210に配置される仮想キーを示す概略説明図である。表示部210のディスプレイ上には、予め、仮想数字キーVKと、仮想ファンクションキーFKとが論理的に配置されている。以降、仮想数字キーVKと仮想ファンクションキーFKとを併せた全体を「仮想キー」とも呼ぶ。仮想数字キーVKは、数字を入力するためのキーであり、複数の領域を有し、1つの領域に対して1つの数字が予め割り当てられている。本実施例における仮想数字キーVKは、表示部210のU方向側(図3)の全幅にわたって配置されている。こうすれば、利用者によるタッチやスライド操作が多少ずれた場合であっても、入力を行うことができる。また、仮想数字キーVKは、縦方向(図3:U−D方向)に同じ大きさの複数の領域に区切られており、各領域には、予め左から昇順に「3、4、5・・・」のように、1つの数字が割り当てられている。なお、開始数字(図5の場合は3)は、セキュリティ向上の観点から、後述するキー配置処理の度に、ランダムに変更されることが好ましい。
仮想ファンクションキーFKは、所望の処理を選択するためのキーであり、複数の領域を有し、1つの領域に対して1つの処理が予め割り当てられている。本実施例における仮想ファンクションキーFKは、表示部210のD方向側(図3)の全幅にわたって配置されている。また、仮想ファンクションキーFKは、縦方向(図3:U−D方向)に同じ大きさの複数の領域に区切られており、各領域には、予め上から、確認キーSKと、訂正キーUKと、取消キーCKと、確定キーEKのように、1つの処理が割り当てられている。各処理についての詳細は後述する。なお、この仮想ファンクションキーFKは、省略可能である。
これらの仮想キー(仮想数字キーVK、仮想ファンクションキーFK)が配置されたタッチパネル200は、入力部220としての機能を有する。具体的には、例えば、入力部220は、利用者によるタッチ操作の有無と、タッチされた座標値とを検出する。そして、主制御部400は、タッチされた座標値をもとに、当該領域に予め割り当てられている特定の数字または処理を、入力部220への入力として制御する。なお、これらの仮想キーは、あくまで論理的に配置されるものである。このため、表示部210の実際の画面上には、仮想キーは表示しない。このときの表示部210の実際の画面は、何も表示しない真っ黒な画面としてもよいし、例えば取引案内画面のようなダミー画面としてもよい。このように、表示部210のディスプレイ上に、実際には表示されない仮想キーを配置する処理を、キー配置処理(第1の処理)とも呼ぶ。
図6は、第1実施例におけるキー入力処理の手順を示すフローチャートである。図6における制御主体は主制御部400であり、利用者に対する通知はスピーカ310より行われる。まず、ステップS200において、利用者にタッチ方法のガイダンスを行う。具体的には、「画面タッチ後、指を離した時点でキーが選択されます。アナウンスを聞きながら指をスライドして、ご希望のキーの場所で指を離して下さい。」といった音声ガイダンスをスピーカ310から出力する。ステップS202において、タッチ操作があるか否かを判定する。タッチ操作がある場合は、ステップS204において、多点タッチであるか否かを判断する。多点タッチとは、例えば、操作方法を把握できない利用者が、複数の指や手のひら、両手等でタッチした場合をいう。多点タッチがされた場合、ステップS206において、指1本でのタッチを促す。具体的には、「もう一度、一本の指で画面をタッチしてください。」といった音声ガイダンスをスピーカ310から出力する。その後、ステップS200へ遷移する。
一方、多点タッチではない場合、ステップS208において、キーの位置を通知する。具体的には、タッチされた領域に予め割り当てられている特定の数字または処理を、スピーカ310より出力する。例えば、5が割り当てられている領域(図5)にタッチされた場合、「5です。」と通知することができる。なお、仮想ファンクションキーFKが割り当てられている領域に最初タッチされた場合は、仮想数字キーVKが割り当てられている領域へ誘導するガイダンスを併せて出力するものとしてもよい。例えば、訂正キーUKが割り当てられている領域(図5)にタッチされた場合、「訂正します。数字を入力する場合は、上方向へ指をスライドさせてください。」と通知することができる。
次に、ステップS210において、キーの位置が変更されたか否かを判定する。具体的には、利用者がディスプレイ上の任意の点にタッチしたままの状態で、さらに指を任意の方向へ移動させるスライド操作を行った結果、仮想キー(仮想数字キーVK、仮想ファンクションキーFK)内の異なる領域が選択されたか否かを判定する。なお、利用者の指が停止するまでのタイムラグを考慮して、各領域の境界を越えた時点で「異なる領域が選択された」と判定することが好ましい。キーの位置が変更された場合、ステップS208へ遷移し、変更後のキーの位置を通知する。なお、このように、仮想キー内の異なる領域が選択された場合に、当該領域に予め割り当てられている特定の数字または処理を、スピーカ310から通知する処理を、通知処理(第2の処理)とも呼ぶ。一方、キーの位置が変更されていない場合、ステップS212において、タッチした指が離されたか否かを判定する。指が離されていない場合、ステップS210へ遷移する。なお、所定の時間(例えば、1秒)指が離されず、キーの位置も変更されない場合、再度ステップS208のガイダンスを行ってもよい。
一方、指が離された場合、ステップS214において、数字キー範囲内であるか否かを判定する。具体的には、指が離された(解除操作があった)時点で選択されていた領域が、仮想数字キーVKが割り当てられている領域であるか否かを判定する。仮想数字キーVKが割り当てられている領域である場合、ステップS216において、キーを記憶する。具体的には、当該領域に予め割り当てられている特定の数字を入力部220への入力として受け付け、主制御部400内の図示しない記憶部へ記憶する。その後、ステップS202へ遷移して、入力の継続を待つ。
数字キー範囲内でない場合、ステップS218において、解除操作があった時点で選択されていた領域が訂正キーUKの範囲内であるか否かを判定する。訂正キーUKの範囲内である場合、ステップS220において、主制御部400内の図示しない記憶部へ記憶したキー記憶情報を消去する。なお、この際には、「入力を最初からやり直してください。」等の音声ガイダンスを出力することが好ましい。その後、ステップS200へ遷移する。訂正キーの範囲内でない場合、ステップS222において、解除操作があった時点で選択されていた領域が確認キーSKの範囲内であるか否かを判定する。確認キーSKの範囲内である場合、ステップS224において、主制御部400内の図示しない記憶部へ記憶されているキー記憶情報をスピーカ310から出力する。その後、ステップS202へ遷移する。
確認キーの範囲内でない場合、ステップS226において、解除操作があった時点で選択されていた領域が取消キーCKの範囲内であるか否かを判定する。取消キーCKの範囲内である場合、入力処理を終了し、取消処理を行う。なお、この際には、「入力を取消しました。」等の音声ガイダンスを出力することが好ましい。一方、取消キーの範囲内でない場合、ステップS228において、解除操作があった時点で選択されていた領域が確定キーEKの範囲内であるか否かを判定する。確定キーEKの範囲内である場合、入力処理を終了し、確定処理を行う。なお、この際は、確認メッセージを出力することが好ましい。例えば、暗証番号の入力であった場合、「暗証番号の入力を完了しました。」等の音声ガイダンスを出力することができる。確定キーEKの範囲内でない場合は、入力内容を特定できないため、ステップS200へ遷移する。
なお、このように、解除操作が行われた場合、当該解除操作の時点で選択されていた領域に予め割り当てられている特定の数字または処理を入力として受け付ける処理を、入力受付処理(第3の処理)とも呼ぶ。
図7は、第1実施例において、暗証番号「1234」を入力する場合の手順を示す説明図である。図7(A)のように、表示部210には、仮想数字キーVKと仮想ファンクションキーFKとが予め論理的に(表示されることなく)配置されている(キー配置処理)。まず、「1」を入力する場合、利用者は図7(B)のように、任意の位置FTをタッチする。このとき、スピーカ310からは「9です。」というガイダンスが出力される。次に利用者は、図7(C)のように、右方向(図3:RR方向)へスライド操作を行う。このとき、スピーカ310からはスライド操作に合わせて「0です。」「1です。」というガイダンスが出力される(通知処理)。利用者は「1です。」というガイダンスを聞いた後、領域F1内の位置TTで指を離す(解除操作)。これにより、入力部220に対して1が入力される(入力受付処理)。
次に「2」を入力する場合にも、同様に、利用者は図7(D)のように、任意の位置FTをタッチする。このとき、スピーカ310からは「2です。」というガイダンスが出力される。最初にタッチした位置が既に2キーが対応付けられている領域F2であるため、利用者は、そのまま指を離す(図7(E))。次に、「3」を入力する場合には、利用者は、図7(F)の選択操作の後に、図7(G)のように、3キーが対応付けられている領域F3の中までスライド操作を行い、領域F3の中で解除操作を行う。同様に、「4」を入力する場合はF4領域で解除操作を行う(図7(H)〜(I))。最後に入力内容を確認する場合には図7(J)の選択操作の後に、図7(K)のように、確認キーSKが対応付けられている領域の中までスライド操作を行い、当該領域の中で解除操作を行う。以上の操作によって、暗証番号「1234」の入力をすることができる。すなわち、第1実施例では、通知処理(第2の処理)と入力受付処理(第3の処理)とを繰り返し実行することで、仮想キー(仮想数字キーVK、仮想ファンクションキーFK)の位置を保持したまま、連続して数字の入力を受け付けている。
このように、利用者は、ハンドセットからの音声ガイダンスをもとにして、仮想キー(仮想数字キーVK、仮想ファンクションキーFK)を用いて入力処理を行う。これらの仮想キーは予め配置され、かつ、その位置に保持されるため、連続した入力が可能となり素早い入力操作を実現することができる。また、これらの仮想キーは、表示部に表示されないため、ショルダーハックを抑制することができる。さらに、これらの仮想キーは、視覚が不自由な利用者のために一般的に設けられている入力装置の代用となるため、現金自動取引装置のコストダウンを図ることができる。これらの結果、現金自動取引装置において、素早い入力操作を実現しつつセキュリティを向上することができる。
B.第2実施例:
図8は、第2実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKの配置のみであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。
図8は、第2実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKの配置のみであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。
本実施例における仮想数字キーVKは、表示部210のLL方向側(図3)の全幅にわたって配置されており、横方向(図3:LL−RR方向)に同じ大きさの複数の領域に区切られている。各領域には、予め上から降順に「7、6、5・・・」のように、1つの数字が割り当てられている。本実施例における仮想ファンクションキーFKは、表示部210のRR方向(図3)の全幅にわたって配置されており、横方向(図3:LL−RR方向)に同じ大きさの複数の領域に区切られている。各領域には、予め上から、確認キーSKと、訂正キーUKと、取消キーCKと、確定キーEKのように、1つの処理が割り当てられている。なお、第1実施例と同様に、この仮想ファンクションキーFKは、省略可能である。
このようにしても、第1実施例と同様に、現金自動取引装置において、素早い入力操作を実現しつつセキュリティを向上することができる。
C.第3実施例:
図9は、第3実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVKの各領域に割り当てられている数字のみであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。本実施例における仮想数字キーVKの各領域には、主制御部400によってランダムに決定された順番で数字が割り当てられる。主制御部400は、この数字の割り当てを、キー配置処理(第1の処理)を行う度に変更することが好ましい。なお、仮想数字キーVKの各領域への数字の割り当ては、ランダムに決定された順番でなくても良い。例えば、主制御部400内に予め複数の数字配列パターンを用意しておき、当該配列パターンに沿った割り当てとすることもできる。また、さらにセキュリティを向上させるため、仮想ファンクションキーFK内の各領域への処理の割り当てを変更することとしても良い。
図9は、第3実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVKの各領域に割り当てられている数字のみであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。本実施例における仮想数字キーVKの各領域には、主制御部400によってランダムに決定された順番で数字が割り当てられる。主制御部400は、この数字の割り当てを、キー配置処理(第1の処理)を行う度に変更することが好ましい。なお、仮想数字キーVKの各領域への数字の割り当ては、ランダムに決定された順番でなくても良い。例えば、主制御部400内に予め複数の数字配列パターンを用意しておき、当該配列パターンに沿った割り当てとすることもできる。また、さらにセキュリティを向上させるため、仮想ファンクションキーFK内の各領域への処理の割り当てを変更することとしても良い。
このようにすれば、キー配置処理の度に仮想キー内の数字や処理の割り当てが変更される。この結果、利用者の手元動作からの入力内容の推定をより困難にすることができるため、さらにセキュリティを向上することができる。
D.第4実施例:
図10は、第4実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVKの両端に位置する領域に0が割り当てられている点だけであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。
図10は、第4実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVKの両端に位置する領域に0が割り当てられている点だけであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。
このようにすれば、仮想数字キーVKには、使用頻度の高い数字が割り当てられる領域が複数設けられるため、操作性の向上を図ることができる。
E.第5実施例:
図11は、第5実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVK内の領域が20個に分割されている点だけであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。なお、仮想数字キーVK内の領域数をより多くすることも可能である。また、例えば、2行10列の領域に分割するというように、縦方向(図3:U−D方向)に複数設ける構成とすることもできる。
図11は、第5実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVK内の領域が20個に分割されている点だけであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。なお、仮想数字キーVK内の領域数をより多くすることも可能である。また、例えば、2行10列の領域に分割するというように、縦方向(図3:U−D方向)に複数設ける構成とすることもできる。
このようにすれば、利用者が仮想数字キーVKの中心付近をタッチした場合、右側(図3:RR方向)・左側(図3:LL方向)のどちらにスライド操作を行っても意図する数字の入力が可能であるため、操作性の向上を図ることができる。
F.第6実施例:
図12は、第6実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVKの大きさとキー配置処理だけであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。
図12は、第6実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図5に示した第1実施例との違いは、仮想数字キーVKの大きさとキー配置処理だけであり、他の構成や動作は第1実施例と同様である。
本実施例では、表示部210のディスプレイ上に、利用者が最初にタッチした位置FTをほぼ中心とした仮想数字キーVKが論理的に配置される。この仮想数字キーVKは、図のように、表示部210の一部を占める大きさであり、第1実施例と同様に、予め数字が割り当てられた複数の領域を有している。なお、本実施例においては、仮想数字キーVKの中心位置を「中心位置FT」とも呼ぶ。また、仮想数字キーVKの配置と同時に、仮想ファンクションキーFKが、表示部210のD方向(図3)の全幅にわたって論理的に配置される。この仮想ファンクションキーFKは、省略可能である。
図13は、利用者が最初にタッチする位置FTの有効範囲を示す説明図である。この有効範囲KAFは、表示部210のディスプレイ画面領域のうち、仮想数字キーVKの中心を指定するタッチ位置FTの入力範囲として有効な領域である。有効範囲KAFは、次のように求めることができる。まず、仮想数字キーVKを構成する領域全てが表示部210に収まり、かつ、仮想ファンクションキーFKの領域と重ならないような複数の仮想数字キーVK(図中破線)を配置する。そしてこれら仮想数字キーVKの複数の中心位置FTを結んだ範囲が有効範囲KAFとなる。本実施例における有効範囲KAFは、図中において斜線を施した領域となる。
図14は、第6実施例におけるキー入力処理の手順を示すフローチャートである。図6に示した第1実施例との違いは、ステップS200〜S216の処理が、ステップS300〜S322の処理に置き換えられている点のみであり、他の動作は第1実施例と同様である。
まず、ステップS300において、利用者に表示部210の中心付近をタッチするよう促す。具体的には、「数字キーの位置を決定します。画面の中心付近をタッチしてください。」といった音声ガイダンスを、スピーカ310から出力する。302において、利用者によるタッチ操作がない場合は、ステップS300へ遷移し、再度タッチを促す。利用者によるタッチ操作がある場合は、ステップS304において、多点タッチであるか否かを判定する。多点タッチがされた場合、ステップS306において、指1本でのタッチを促した後、ステップS300へ遷移する。
一方、多点タッチではない場合、ステップS308において、タッチを検出した座標が有効範囲内であるか否かを判定する。この判定は、タッチを検出した座標が有効範囲KAF(図13)の範囲内であるか否かにより行う。有効範囲内でない場合は、ステップS310において、画面の中央付近でのタッチを促す。具体的には、「もう少し画面の上側をタッチしてください。」等のタッチ位置に対応する誘導音声ガイダンスをスピーカ310から出力することが好ましい。その後、ステップS300へ遷移する。有効範囲内である場合、ステップS312において、中心位置FTを決定し、仮想数字キーVKと仮想ファンクションキーFKとを配置する。なお、この仮想数字キーVKを配置した際には、音声によるガイダンスを行うことが好ましい。具体的には、「数字キーの位置FTを決めました。」や、「ピッ」等のガイダンスをスピーカ310から出力することができる。
このように、本実施例におけるキー配置処理(第1の処理)は、表示部210のディスプレイ上でのタッチ(選択操作)の検出に応じて、当該タッチがあった座標値を基準として行われる。換言すれば、本実施例における仮想キーは、予め表示部210には配置されておらず、利用者の選択操作があることによって初めて配置される。この点において、仮想キーが予め表示部210に配置されている第1実施例とは異なる。
次に、ステップS314において主制御部400は、キーの位置FTを通知する。具体的には、タッチされた領域に予め割り当てられている特定の数字を、スピーカ310より出力する。例えば、1が割り当てられている領域(図12)にタッチされた場合、「1です。」と通知することができる。次に、ステップS316において、キーの位置が変更されたか否かを判定する。具体的には、利用者がディスプレイ上の任意の点にタッチしたままの状態で、さらに指を任意の方向へ移動させるスライド操作を行った結果、仮想キー(仮想数字キーVK、仮想ファンクションキーFK)内の異なる領域が選択されたか否かを判定する。キーの位置FTが変更された場合、ステップS314へ遷移し、変更後のキーの位置を通知する(通知処理/第2の処理)。
一方、キーの位置が変更されていない場合、ステップS318において、タッチした指が離されたか否かを判定する。指が離されていない場合、ステップS316へ遷移する。一方、指が離された場合、ステップS320において、数字キー範囲内であるか否かを判定する。具体的には、指が離された(解除操作があった)時点で選択されていた領域が、仮想数字キーVKが割り当てられている領域であるか否かを判定する。仮想数字キーVKが割り当てられている領域である場合、ステップS322において、数字キーを記憶する。具体的には、当該領域に予め割り当てられている特定の数字を入力部220への入力として受け付け、主制御部400内の図示しない記憶部へ記憶する。その後、ステップS300へ遷移して、キー配置処理を行う。
図15は、第6実施例において、暗証番号「1234」を入力する場合の手順を示すフローチャートである。なお、この図においては、説明の便宜のために仮想数字キーVKを拡大して記載している。図15(A)のように、利用者はまず、任意の位置FTをタッチする。すると、図15(B)のように、この位置FTを仮想数字キーVKの略中心として、仮想数字キーVKが論理的に配置される(キー配置処理)。同時に、仮想ファンクションキーFKも配置される。次に「1」を入力する際には、図15(C)のように、右方向(図3:RR方向)へスライド操作を行う。このとき、スピーカ310からはスライド操作に合わせて「7です。」「8です。」・・・「1です。」というガイダンスが出力される(通知処理)。利用者は「1です。」というガイダンスを聞いた後、領域F1内の位置TTで指を離す。これにより、入力部220に対して1が入力される(入力受付処理)。入力部220への入力がされると、仮想数字キー群は一旦消去される。
第1実施例の場合は、この後続けて「2」以降の入力を進めることができたが、第6実施例においては、図15(D)〜(F)、(G)〜(I)、(J)〜(L)、(M)〜(N)に示すように、再度、任意の位置FTのタッチから繰り返す。入力の手順は図15(A)〜(C)で説明した手順の繰り返しである。なお、このように、入力を受け付ける度にキー配置処理を行うことを、「再配置」とも呼ぶ。すなわち、第6実施例では、キー配置処理(第1の処理)と、通知処理(第2の処理)と、入力受付処理(第3の処理)とを繰り返し実行することで、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKに対して1つの入力を受け付ける度に、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKの再配置を行っている。
このようにすれば、利用者が1つの数字入力を行うごとに仮想キーが再配置される。この結果、利用者の手元動作からの入力内容の推定をより困難にすることができるため、さらにセキュリティを向上することができる。
G.第7実施例:
図16は、第7実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図12に示した第6実施例との違いは、仮想数字キーVKの形状のみであり、他の構成や動作は第6実施例と同様である。
図16は、第7実施例における仮想キーを示す概略説明図である。図12に示した第6実施例との違いは、仮想数字キーVKの形状のみであり、他の構成や動作は第6実施例と同様である。
本実施例における仮想数字キーVKは、円形であり、円の中心を通る直線によって等しい大きさに区切られた複数の領域を有している。各領域には、頂点に位置する領域から時計回りに「0、1、2・・・」のように、1つの数字が割り当てられている。本実施例では、キー配置処理において、利用者が最初にタッチした位置FTが0キーの中心となるように、仮想数字キーVKが配置される。
このようにすれば、利用者が、最初にタッチした位置FTからRL方向へ弧状にスライド操作した場合は、昇順の数字入力が可能となる。一方、位置FTからRU方向へ弧状にスライド操作した場合は、降順の数字入力が可能となるため、操作性の向上を図ることができる。なお、仮想数字キーVKの大きさは、利用者のスライド操作時の弧の大きさに応じて自動的に変更可能な構成とすると尚好ましい。
H.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
H1.変形例1:
上記実施例では、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKの配置についての例を示した。しかし、これらのキーは上記実施例で示した態様に限られず、任意の態様にて配置することができる。例えば、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKが有する複数の領域の大きさは同じでなくてもよい。具体的には、仮想数字キーVKにおいて、表示部の外側(図3:LL方向、RR方向)へ近づくほど、領域の大きさを大きくしていってもよい。また、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKは、表示部の全面を使用して配置されるものとしたが、表示部の一部に配置されるものとしてもよい。さらに、仮想数字キーVKと仮想ファンクションキーFKの配置を逆転(上下逆、左右逆)にすることも可能であるし、仮想数字キーVKと仮想ファンクションキーFKとの間に間隔を設けてもよい。また、仮想ファンクションキーFKは論理的に配置されるものとせずに、実際に画面上に表示するものとしてもよい。
上記実施例では、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKの配置についての例を示した。しかし、これらのキーは上記実施例で示した態様に限られず、任意の態様にて配置することができる。例えば、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKが有する複数の領域の大きさは同じでなくてもよい。具体的には、仮想数字キーVKにおいて、表示部の外側(図3:LL方向、RR方向)へ近づくほど、領域の大きさを大きくしていってもよい。また、仮想数字キーVKおよび仮想ファンクションキーFKは、表示部の全面を使用して配置されるものとしたが、表示部の一部に配置されるものとしてもよい。さらに、仮想数字キーVKと仮想ファンクションキーFKの配置を逆転(上下逆、左右逆)にすることも可能であるし、仮想数字キーVKと仮想ファンクションキーFKとの間に間隔を設けてもよい。また、仮想ファンクションキーFKは論理的に配置されるものとせずに、実際に画面上に表示するものとしてもよい。
H2.変形例2:
上記第6実施例における仮想数字キーVKの配置は、図12に示したものに限らず、他の種々の配置を採用することができる。例えば、仮想数字キーVK内の領域を、第2〜第5実施例において示した態様(図8〜図11)とすることもできる。さらに、第6実施例では、仮想数字キーVKは表示部の一部を占める大きさであるものとして記載したが、例えば、第1実施例と同様に、表示部の(例えばU方向側の)全面を占める大きさとすることもできる。この場合、「利用者が画面にタッチした時、そのタッチ位置FTを中心として仮想数字キーVKを配置する処理」に代えて、「利用者が画面の任意の場所(画面上であればどこでも良い)をタッチした時点で、第1〜第5実施例に示すような形態の仮想数字キーVKを配置する処理」を採用することができる。
上記第6実施例における仮想数字キーVKの配置は、図12に示したものに限らず、他の種々の配置を採用することができる。例えば、仮想数字キーVK内の領域を、第2〜第5実施例において示した態様(図8〜図11)とすることもできる。さらに、第6実施例では、仮想数字キーVKは表示部の一部を占める大きさであるものとして記載したが、例えば、第1実施例と同様に、表示部の(例えばU方向側の)全面を占める大きさとすることもできる。この場合、「利用者が画面にタッチした時、そのタッチ位置FTを中心として仮想数字キーVKを配置する処理」に代えて、「利用者が画面の任意の場所(画面上であればどこでも良い)をタッチした時点で、第1〜第5実施例に示すような形態の仮想数字キーVKを配置する処理」を採用することができる。
H3.変形例3:
上記第6、7実施例では、利用者が最初にタッチした位置FTを中心として仮想数字キーVKを配置するものとした。しかし、仮想数字キーVKが配置される位置は、利用者が最初にタッチした位置の座標値を基準としていれば足り、上記実施例の態様に限られるものではない。例えば、利用者が最初にタッチした位置の座標値を仮想数字キーVKの左上端とすることもできる。
上記第6、7実施例では、利用者が最初にタッチした位置FTを中心として仮想数字キーVKを配置するものとした。しかし、仮想数字キーVKが配置される位置は、利用者が最初にタッチした位置の座標値を基準としていれば足り、上記実施例の態様に限られるものではない。例えば、利用者が最初にタッチした位置の座標値を仮想数字キーVKの左上端とすることもできる。
H4.変形例4:
上記第6、7実施例では、仮想ファンクションキーFKは、仮想数字キーVKと同時に配置されるものとした。しかし、仮想ファンクションキーFKを配置するタイミングは、任意のタイミングとすることができる。例えば、フック外れを検知した時点で仮想ファンクションキーFKを配置するものとしてもよい。
上記第6、7実施例では、仮想ファンクションキーFKは、仮想数字キーVKと同時に配置されるものとした。しかし、仮想ファンクションキーFKを配置するタイミングは、任意のタイミングとすることができる。例えば、フック外れを検知した時点で仮想ファンクションキーFKを配置するものとしてもよい。
H5.変形例5:
上記実施例では、表示入力部として、押圧検出タイプのタッチパネルを用いるものとして説明した。しかし、このタッチパネルには、任意の方式のものを採用することができる。例えば、光学式のタッチパネルを使うものとしても良い。さらに、上記実施例では、操作誘導部としてハンドセットを例示した。しかし、この操作誘導部には任意の方式のものを採用することができる。
上記実施例では、表示入力部として、押圧検出タイプのタッチパネルを用いるものとして説明した。しかし、このタッチパネルには、任意の方式のものを採用することができる。例えば、光学式のタッチパネルを使うものとしても良い。さらに、上記実施例では、操作誘導部としてハンドセットを例示した。しかし、この操作誘導部には任意の方式のものを採用することができる。
H6.変形例6:
上記実施例では、フック外れの検出を、音声ガイダンスと仮想キーによる操作への切り替えトリガとしている。しかし、操作切り替えのトリガは任意の手段を採用することができる。例えば、専用キーを設けた上で専用キー押下によって操作切り替えを行ってもよい。他の例としては、利用者が所持しているカードの情報をもとに、操作切り替えを行うこともできる。
上記実施例では、フック外れの検出を、音声ガイダンスと仮想キーによる操作への切り替えトリガとしている。しかし、操作切り替えのトリガは任意の手段を採用することができる。例えば、専用キーを設けた上で専用キー押下によって操作切り替えを行ってもよい。他の例としては、利用者が所持しているカードの情報をもとに、操作切り替えを行うこともできる。
100…前面部
110…媒体機構
120…カード機構
130…現金入出金機構
200…タッチパネル
210…表示部
220…入力部
300…ハンドセット
310…スピーカ
320…フック
400…主制御部
110…媒体機構
120…カード機構
130…現金入出金機構
200…タッチパネル
210…表示部
220…入力部
300…ハンドセット
310…スピーカ
320…フック
400…主制御部
Claims (7)
- 現金自動取引装置であって、
仮想的な数字入力用キーである仮想キーが論理的に配置された画面上における指定操作の有無と指定座標値を検出する表示入力部と、
聴覚を通じて利用者の操作誘導を行う操作誘導部と、
前記現金自動取引装置の各部を制御する主制御部と、
を備え、
前記指定操作は、
画面上の任意の点を指定位置として選択する選択操作と、
前記指定位置を選択した後に、任意の方向へ前記指定位置を移動させるスライド操作と、
前記指定位置の選択を解除する解除操作と、
を含み、
前記主制御部は、前記操作誘導部による操作誘導を行う場合は、
前記画面上に、前記仮想キーを前記画面上に表示することなく配置する第1の処理と、
前記仮想キー上で前記選択操作と前記スライド操作が行われて、前記仮想キー上の異なる数字が前記指定位置によって指定される度に、前記指定された数字を、前記操作誘導部から前記利用者に通知する第2の処理と、
前記仮想キーの配置後に前記解除操作が行われた場合、当該解除操作の時点の指定位置で指定される数字を入力として受け付ける第3の処理と、
を実行する、現金自動取引装置。 - 請求項1記載の現金自動取引装置であって、
前記主制御部は、
前記第1の処理において前記画面上に前記仮想キーを予め配置した後、前記第2の処理と前記第3の処理とを繰り返し実行することによって、前記仮想キーの位置を保持したまま、連続して複数の数字入力を受け付ける、現金自動取引装置。 - 請求項1記載の現金自動取引装置であって、
前記主制御部は、
前記第1の処理において、前記画面上での前記選択操作の検出に応じて、前記選択操作があった座標値を基準として、前記仮想キーを前記画面上に表示することなく配置し、
前記第1の処理と前記第2の処理と前記第3の処理とを繰り返し実行することによって、1つの数字入力を受け付ける度に前記仮想キーの再配置を行う、現金自動取引装置。 - 請求項2または3記載の現金自動取引装置であって、
前記主制御部は、
前記第1の処理を行う毎に、前記仮想キー内における数字の割り当てを変更する、現金自動取引装置。 - 請求項1ないし4のいずれか一項記載の現金自動取引装置であって、さらに、
前記仮想キーは、さらに、仮想的な処理選択用キーである仮想ファンクションキーを含み、
前記主制御部は、前記操作誘導部による操作誘導を行う場合は、
前記第2の処理において、さらに、前記仮想ファンクションキー上で前記選択操作と前記スライド操作が行われて、前記仮想ファンクションキー上の異なる処理が前記指定位置によって指定される度に、前記指定された処理を、前記操作誘導部から前記利用者へ通知し、
前記第3の処理において、さらに、前記仮想ファンクションキーの配置後に前記解除操作が行われた場合に、当該解除操作の時点の指定位置で指定される処理を入力として受け付ける、
現金自動取引装置。 - 現金自動取引装置における入力方法であって、
仮想的な数字入力用キーである仮想キーが論理的に配置された画面上における指定操作の有無と指定座標値を検出して、聴覚を通じて利用者の操作誘導を行う工程を備え、
前記指定操作は、
画面上の任意の点を指定位置として選択する選択操作と、
前記指定位置を選択した後に、任意の方向へ前記指定位置を移動させるスライド操作と、
前記指定位置の選択を解除する解除操作と、
を含み、
前記工程は、前記画面上に前記仮想キーを前記画面上に表示することなく配置し、前記仮想キー上で前記選択操作と前記スライド操作が行われて前記仮想キー上の異なる数字が前記指定位置によって指定される度に、前記指定された数字を前記操作誘導部から前記利用者に通知し、前記仮想キーの配置後に前記解除操作が行われた場合は当該解除操作の時点の指定位置で指定される数字を入力として受け付ける、現金自動取引装置における入力方法。 - 現金自動取引装置にインストールされるコンピュータプログラムであって、
仮想的な数字入力用キーである仮想キーが論理的に配置された画面上における指定操作の有無と指定座標値を検出して、聴覚を通じて利用者の操作誘導を行う機能をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであり、
前記指定操作は、
画面上の任意の点を指定位置として選択する選択操作と、
前記指定位置を選択した後に、任意の方向へ前記指定位置を移動させるスライド操作と、
前記指定位置の選択を解除する解除操作と、
を含み、
前記機能は、前記画面上に前記仮想キーを前記画面上に表示することなく配置し、前記仮想キー上で前記選択操作と前記スライド操作が行われて前記仮想キー上の異なる数字が前記指定位置によって指定される度に、前記指定された数字を前記操作誘導部から前記利用者に通知し、前記仮想キーの配置後に前記解除操作が行われた場合は当該解除操作の時点の指定位置で指定される数字を入力として受け付ける、コンピュータプログラム。
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