JP4031819B2 - 小型4輪車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、一人乗り用等の小型4輪車両に係り、特にキャビンの左右方向を大きく開放して乗降性を確保しつつ、乗員を安定支持できる乗員支持装置を設けたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
車体フレームを、前後4輪を支持するロアフレームと、この上にキャビンを形成するため上方へ湾曲して取付けられるアッパーフレームとで構成し、アッパーフレームの左右両側部に乗降用の開口部を設けた小型4輪車両は公知である(一例として、特開昭61−169373号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
小型4輪車両では、キャビンの側方を大きく開放しているため、乗降性が良好になる反面、乗員が安定支持感を得にくくなる。そこで、本願発明は乗降性を犠牲にすることなく乗員を安定支持できるようにすることを主たる目的とする。
【0004】
また、上記のような小型4輪車両は比較的車幅が狭いため、小さなスペースへ駐車できるメリットがある。しかしながら、車幅ぎりぎりの駐車スペースへ駐車するとき隣接車両があれば乗降できないことがあるので、車幅プラス乗降スペース程度の駐車スペースが必要になる。しかも、この車幅は、快適走行に必要な一定のトレッド幅を確保するなどの要請があるため、狭くすることに限界があり、本来の居住空間としてキャビンに要求されている以上のかなり大きなものにならざるを得ず、このことは、例え一人乗りのような小型4輪車両であっても同様である。そこで、駐車スペースを可及的に小さくできるようにすることも合わせて目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願に係る第1の発明は、左右各一対づつ前輪と後輪を設けるとともに、車体中央部に左右方向を開放されたキャビンを有する小型4輪車両において、キャビン後部に乗員の肩部を支持するショルダーパッドと、乗員の腰部側方を支持するサイドサポートを有する乗員支持装置を設け、さらに、
キャビンの前部に左右の前輪上にわたって上面全体が平坦部をなすフロントステップ手段を設け、
キャビンの後部に左右の後輪上にわたって上面全体が平坦部をなすリヤステップ手段を設けるとともに、
キャビンの左右にもフロントステップ手段及びリヤステップ手段よりも低い出入り口下方位置に平坦なステップ手段を形成し、
このステップ手段で前記フロントステップ手段とリヤステップ手段間を連続させて通路とし、
前記キャビンの前部にウインドシールドを備え、このウインドシールドの幅はキャビンの横幅相当とし、平面視でこのウインドシールドの左右にフロントステップ手段との通路を形したことを特徴とする。
【0007】
この場合、車体の前後にそれぞれフロントバンパ及びリヤバンパを設けるとともに、これらフロントバンパ及びリヤバンパにそれぞれ足掛け部を設けることができる。また、前後のステップ手段上に溝を設け、この溝に荷物固定部材を係止するためのレールを設けることもできる。
【0008】
【発明の効果】
第1の発明によれば、 乗員支持装置としてキャビンの左右が大きく開放されていても、ショルダーパッドとサイドサポートを備えるので、乗員は安定支持される。
【0009】
また、キャビンの前後左右に平坦なステップ手段を形成し、これらの間を連続させたので、車幅程度の狭い駐車スペースに駐車した場合であっても、左右いずれかのステップ手段へ出てから前又は後ろのステップ手段を通って乗降できる。このため、車幅をある程度大きくしても、駐車スペースを可及的に小さくできる。
【0010】
このとき、車体の前後に設けたフロントバンパ及びリヤバンパにそれぞれ足掛け部を設ければ、この足掛け部を使って、前後のステップ手段から容易に乗降できる。
【0011】
さらに、前後のステップ手段に平坦部を設けることにより、ここを荷物台として利用できる。そこで、前後のステップ手段上に溝を設け、この溝にレールを設ければ、荷物固定部材の固定具をこのレールへ係止等により固定することにより容易に荷物を固定できる。しかも、係止位置が自由になるので、荷物の形状等に応じて的確に固定できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に第1実施例を示す。図1は車体全体の側面図であり、この図に明らかなように、この小型4輪車は、前輪1及び後輪2を左右一対づつ備え、図示しないエンジンにより及び動力駆動されるとともに、前輪1と後輪2の間に乗員居住空間であるキャビン3が設けられる。
【0013】
キャビン3は車体前部から乗員の上方までを湾曲して覆う透明のウインドシールド4と、頭上部に設けられるルーフパネル5と、このルーフパネル5をピラー6を介して車体後部上へ支持する内装フレーム7とを連続しエンジン側面視略ループ状をなすように構成され、左右(車体進行方向を基準とする)両側面は大きく開放されている。
【0014】
内装フレーム7は樹脂等の適宜材料で構成され車体中央部に取付けられて、乗員の支持とともに、乗員の支持部を兼ね、キャビン3の一部としてその後部側を構成する前方へ向かって開放されたバケット状の空間を形成している。
【0015】
この内装フレーム7の空間内には、ロールバー組立体7aが配置され、ここにシートクッション8a、シートバック8b、ショルダーパッド8cが設けられる。
【0016】
さらに、乗員の腰部に相当する部分には、内装フレーム7の前縁による張り出し部が設けられ、この部分がサイドサポート部8dになっている。また、このサイドサポート部8dの内側にシートベルト8eが設けられ、車体側へ取付けられている。
【0017】
これら、シートクッション8a、シートバック8b、ショルダーパッド8c、サイドサポート部8d及びシートベルト8eにより乗員支持装置8が構成されている。
【0018】
ロールバー組立体7aの脚部7h及び7fは図示省略の車体フレームへ(図6参照)取付けられている。フロア部9のうち車幅方向両端部は前輪1及び後輪2の間に鞍部状に形成されて、出入り口9aをなし、その下方にはサイドデッキ12が設けられている。
【0019】
内装フレーム7の下部は車幅方向において両側部が出入り口9aよりも車体中央側へ引き込んでいるため、出入り口9aは内装フレーム7の側方まで出入りに利用可能となっている。
【0020】
サイドデッキ12は前後方向へ長く設けられ、サイドデッキ12を通って前輪1上方のフロントデッキ15及び後輪2上方のリヤデッキ20の上へ出られるようになっている。これらフロントデッキ15及びリヤデッキ20の各上面は平坦になっている。
【0021】
フロアパネル9、サイドデッキ12、フロントデッキ15、リヤデッキ20等は、車体フレームを覆うフレームカバーで構成し、キャビン3の左右にサイドデッキ12を、前方にフロントデッキ15を、後方にリヤデッキ20をそれぞれ張り出して平坦に形成し、キャビン3の周囲で連続させて通路とする。符号10はハンドルである。
【0022】
図2はロールバー組立体7a及びショルダーパッド8cの構造を立体的に示す図である。まず、ロールバー組立体7aはパイプ部材から構成されたアーチ部7bを備え、その頂部でピラー6の下端部と連結するようになっている。
【0023】
アーチ部7bの左右端部は下方へ延びてサイトブラケット7eに連結し、その下端部は後脚7fをなして車体フレームへ取付けられる。また、ロールバー組立体7aの左右両側部とサイトブラケット7eの上下方向中間部間に前方へ張り出したウイング内装フレーム7cが左右一対で設けられる。
【0024】
このウイング内装フレーム7cは乗員の肩部に相当する高さに設けられ、パネル7dで補強されている。ウイング内装フレーム7cの下端部は前脚7gの上端部へ連結されている。
【0025】
前脚7gはロールバー組立体7aフロア部9へ向かって斜め前方へ長く延出し、その下端部の取付部7hで車体フレームへ取付けられる。また、前脚7gの中間部からサイドブラケット7eを結び、さらに、前脚7gと上端同士が接続する補強パイプ7kが設けられる。
【0026】
左右のサイトブラケット7e間はクロスパイプ7m、7nで連結され、さらに、下側のクロスパイプ7nに補助脚7pが設けられる。この補助脚7pはクロスパイプ7nから下方へ延びてから前方へ曲がり、左右の前脚7g間を結ぶクロスパイプ(図示省略)へ前端部か連結されている。
【0027】
ショルダーパッド8cは外側カバー8fと、左右に分割された外側パッド8g及び内側パッド8hで構成される。外側カバー8fは軟質スポンジ材料などの柔らかな接触感の得られる適宜部材で構成される中空体である。
【0028】
外側カバー8fの上部8kは前後方向へ延び、後端部にはアーチ部7bを通す開口部8mが形成され、かつこの開口部8mの縁部には割部8nが形成されている。外側カバー8fの後部はスリット8pをなし、外側パッド8gと内側パッド8hを合わせた状態で内部へ入れることができるようになっている。
【0029】
外側パッド8g、内側パッド8hはいずれもある程度の弾力性と柔らかさを備えた、緩衝部材であり、外側カバー8fよりも硬めのスポンジ材料等で構成され、ウイング内装フレーム7cの形状と略同形をなすとともに、両部材を合わせると、略外側カバー8fと同じ形状になるように形成されている。
【0030】
外側パッド8g、内側パッド8hの各後端部には、アーチ部7bを逃げるように湾曲する取付部8r、8sが形成され、外側パッド8g、取付部8sをウイング内装フレーム7cの内外両側に重ねると、取付部8r、8sでアーチ部7bの内外両面を挟むようになっている。
【0031】
ショルダーパッド8cを形成するには、外側パッド8g、内側パッド8hをウイング内装フレーム7cの内外側面に重ね、取付部8r、8sをアーチ部7bの内外に挟んだ状態で外側カバー8fを被せると、外側パッド8g、内側パッド8hがスリット8pから外側カバー8fの内側へ入る。
【0032】
その後、割部8nで開いて開口部8mへアーチ部7bを入れ、再び割部8nを戻すと、外側カバー8f、外側パッド8g及び内側パッド8hは一体のショルダーパッド8cとなって、ウイング内装フレーム7c上へ取付けられる。
【0033】
次に、本実施例の作用を説明する。図1に示すように、ショルダーパッド8c及びサイドサポート部8dは乗員支持装置8を構成し、ショルダーパッド8cは乗員の肩部を支持できる。また、乗員の腰部はサイドサポート部8dにより、支持される。したがって乗員はキャビン3が左右に大きく開放された空間をなしていても、乗員は乗員支持装置8上に安定支持可能になる。
【0034】
しかも、ショルダーパッド8cの形成はロールバー組立体7aを利用して簡単にでき、また、サイドサポート部8dも内装フレーム7の一部を利用することにより容易に形成でき、かつ内装フレーム7及び乗員支持装置8は出入り口9aよりも車体内方へ引き込んだ位置に形成されているから、出入り口9aを狭くせず、このため出入りの邪魔にならない。
【0035】
また、出入り口9aとサイドデッキ12がそれぞれ幅広く形成されるため、乗員はサイドデッキ12の前後いずれ側へも乗ることができ、ここから、フロントデッキ15又はリヤデッキ20上へ移動できる。
【0036】
次に、第2実施例を説明する。図3は本実施例に係る一人乗り小型4輪車両の全体斜視図、図4はこの小型4輪車両全体の概略平面図、図5はその概略正面図、図6は車体フレームとそのカバー部材の取付方を示す分解斜視図、図7は、さらに細かく各構成部材を分解して示す斜視図、図8は図3の8−8線拡大断面図である。なお、前実施例と共通する部分には共通符号を用いるものとする。
【0037】
まず、図3に基づいて車体全体を概説する。この小型4輪車両は、前輪1及び後輪2を各左右一対づつ設けてあり、これらの前輪1及び後輪2の間にキャビン3が設けられている。
【0038】
キャビン3は居住空間を形成する部分であり、その左右両側は乗降用の開口部をなすとともに、乗員の前方から上方までを湾曲して覆うウインドシールド4と、乗員の頭上を覆うルーフパネル5と、このルーフパネル5の後端部を左右一対のピラー6を介して支持する内装フレーム7で構成され、内装フレーム7には乗員支持装置8が取付けられている。この乗員支持装置8にもショルダーパッド8c及びサイドサポート部8dが設けられ、これらは前実施例のものと構造を異にするが同様に機能する。またヘッドレスト8tも内装フレーム7の上部に設けられている。
【0039】
乗員支持装置8の前方にはフロアパネル9が設けられ、その前端部には乗員支持装置8に対面して上方へ立ち上るインパネ部10が一体に形成され、このインパネ部10の上部中央にハンドル11が配置されている。
【0040】
キャビン3の左右両側には側方へ張り出すサイドデッキ12が一対で設けられ、それぞれの地上高は前輪1及び後輪2の半径程度であり、前後両端部はフロントフェンダの後部片13及びリヤフェンダの前部片14へ接続している。サイドデッキ12もキャビン3の左右に設けられるステップ手段の一具体例であり、全体がほぼ平坦になっている。
【0041】
キャビン3の前方かつ前輪1の上方部分は上面全体が平坦部をなして前方へ張り出すフロントデッキ15で覆われている。フロントデッキ15の左右両端部は前輪1の上方を覆ってフロントフェンダを兼ねるフェンダ上部15aをなし、その後部はフロントフェンダの後部片13の上部と接続している。フロントデッキ15はキャビン3の前方に設けられるステップ手段の一具体例である。
【0042】
また、フロントデッキ15の上面には平行して前後方向へ延びるレール16が左右一対で形成されている。さらに、フロントデッキ15の前部にはフロントバンパ17が取付けられ、このフロントバンパ17の左右両側部17aはフロントフェンダの一部を兼ね、前輪1の前側上部を覆うフロントフェンダ前部をなしている。
【0043】
内装フレーム7の後方かつ後輪2の上方も、上面全体が平坦部をなして後方へ張り出すリヤデッキ20で覆われている。リヤデッキ20の左右両端も後輪2の上方まで延びるフェンダ上部20aとなってリヤフェンダの一部を兼ねるとともに、その前端部はリヤフェンダの前部片14の上部と接続している。リヤデッキ20はキャビン3の後方に設けられるステップ手段の一具体例である。
【0044】
さらに、リヤデッキ20の上面左右にも、前後方向へ延びるレール21が左右一対で形成されるとともに、リヤデッキ20の後端部にはリヤバンパ22が取付けられている。
【0045】
リヤバンパ22の左右両端部22aは後輪2の後側上部を覆うリヤフェンダ後部をなしてリヤフェンダの一部を兼ねるとともに、その中央部の壁面を車体前方へ凹入させかつ下端部を若干後方へ延出させて中央下部に略水平な段部を形成することにより、これを足掛け部23としている。
【0046】
なお、フロントバンパ17の構造も同様であり、同様の足掛け部18が形成されている(図4,図5)。足掛け部18及び23はそれぞれ同程度の地上高であり、かつサイドデッキ12の地上高とも同程度である。
【0047】
このようにしてなる小型4輪車両は、図4に示すように、平面視でキャビン3の前後左右に設けられた平坦なサイドデッキ12、フロントデッキ15、リヤデッキ20で囲まれ、左右のサイドデッキ12の各前後端部はフロントデッキ15及びリヤデッキ20の各フェンダ上部15b、20bに接続し、結局これらのデッキはキャビン3の周囲を回廊状に連続している。
【0048】
また、図5にも示すように、フロントデッキ15とリヤデッキ20はほぼ同じ地上高に設定され、左右の各サイドデッキ12とは段差をなすが、この段差はフロントフェンダの後部片13及びリヤフェンダの前部片14の各高さ程度であって、それぞれ前輪1及び後輪2の各半径よりも若干高い程度であるから、通行に支障のないものである。
【0049】
したがって、車体前方側において、サイドデッキ12からフェンダ上部15へ上り、フロントデッキ15の中央を通って足掛け部18より地上へ降りる通路が形成される。同様に、車体後方側にも、サイドデッキ12からフェンダ上部20aへ上り、リヤデッキ20の中央を通って足掛け部23より地上へ降りる通路が形成される。そのうえ、これらの通路はサイドデッキ12を介して車体の前部から後部まで連続し、乗員が前後いずれの方向にも任意に歩行可能になっている。
【0050】
さらに、キャビン3の横幅W1は、左右のサイドデッキ12の幅W2分だけ車幅Wよりも小さくなっているが、一人乗り車両として十分な居住空間を形成できる大きさである。一方、車幅Wは、快適走行に要求される十分なトレッド幅等の必要諸元を与えるようになっている。
【0051】
次に、車体フレーム及びフレームカバーについて細部を説明する。図6及び図7に示すように、車体フレームは、前輪1を支持する部分であるフロントフレーム30、キャビン3を支持する部分であるセンターフレーム31及び後輪2並びにエンジン(図示省略)を支持する部分であるリヤフレーム32の3つの部分に予め小組みされ(図7)、これらを互いに接続することにより一体に構成される(図6)。
【0052】
図7に明らかなように、フロントフレーム30は、左右に平行するサイドメンバ33、その前後各端部間を連結するクロスプレート34,35、中央部へ前上がりに傾斜して配置されるセンターメンバ36及び左右のサイドメンバ33とクロスプレート34とが接続する左右のコーナー部に上下方向へ長く設けられたステー37を備え、ステー37の下端部間はアンダーパイプ38で連結される。
【0053】
センターフレーム31は、左右一対で設けられた太い角パイプのメインフレーム40、その各前端部側で前方上がり斜めに形成された立ち上がり部41の各前端部間を連結するクロスプレート42、メインフレーム14の前後部間を連結する前側クロスパイプ44及び後側クロスパイプ46、並びに左右の各メインフレーム40の側面に形成されたサイドデッキ支持部47、48、及び左右のメインフレーム40の中間部間を連結するクロスメンバ49を備える。
【0054】
クロスプレート42はフロントフレーム30のクロスプレート35へ連結される部材であり、中央部で前側クロスパイプ44から前方へ延出するセンタービーム44aの前端部と連結されている。
【0055】
前側クロスパイプ44の左右両端部は左右のメインフレーム40から側方へ突出する突出部43をなし、同様に後側クロスパイプ46の左右両端部も突出部45をなしている。左右のサイドデッキ支持部47、48は各メインフレーム40の側面から外側方へ張り出して形成されている。
【0056】
一方側のサイドデッキ支持部47は、メインフレーム40の側面から側方へ突出する前後一対のデッキステー50及びその先端間を連結するパイプ51により矩形枠状に形成されている。
【0057】
他方側のサイドデッキ支持部48は、前側クロスパイプ44の突出部43の上下とメインフレーム40の後部側面から側方へ突出するデッキステー52の上下部とを連結する上下一対のパイプ53,54で略矩形枠状に形成されている。
【0058】
なお、左右のメインフレーム40の各後端部には、平行して上方へ突出するパイプ55が左右一対で設けられ、各パイプ55の上下方向中間部間はクロスパイプ56で連結され、その左右両端部はパイプ55より側方へ突出した連結部57になっている。
【0059】
メインフレーム40の水平部から、その立ち上がり部41先端部までの高さ及びクロスパイプ56までの高さは、それぞれサイドデッキ12とフロントデッキ15及びリヤデッキ20との高低差とほぼ同じ程度になっている。
【0060】
リヤフレーム32は、左右一対で略水平に前後方向へ延びるアッパーパイプ60、これらを連結するクロスパイプ61、アッパーパイプ60の各後端部から前方へ斜め下がりに延出する左右一対のパイプステー62、アッパーパイプ60及びパイプステー62の各後端部から左右一対で下方へ延出するダウンパイプ63,64を介してその各下端部に支持された左右一対のロアーパイプ65、これら左右のロアーパイプ65間を連結するクロスパイプ66を備える。
【0061】
ロアーパイプ65とアッパーパイプ60との上下方向における間隔はリヤバンパ22の車体取付時における上下方向幅と同程度である。また、アッパーパイプ60の左右各前端部は、センターフレーム31に設けられたクロスパイプ56の左右両端の連結部57と重なって相互に連結され、かつ左右のパイプステー62の各前端部も後側クロスパイプ46へ連結されるようになっている。
【0062】
なお、左右のアッパーパイプ60における各前後端部には、それぞれデッキ取付用ステー67が側方へ突出して設けられている。
【0063】
この車体フレームを覆うフレームカバー70(図6)は、前記フロアパネル9、サイドデッキ12、フロントフェンダの後部片13、フロントデッキ15、フロントバンパ17、リヤフェンダの後部片14、リヤデッキ20及びリヤバンパ22で構成される。
【0064】
フロアパネル9は図示しないが、センターフレーム31上へ置かれて、センタービーム44aやクロスメンバ49等へボルト等により締結して取付けられる。フロアパネル9の乗員支持装置8下方となる位置には、乗員支持装置8で開閉される開口部71が形成され、かつその前方にもフロアリッド72で開閉される開口部73が形成されている。
【0065】
フロアパネル9の前部左右には、インパネ10へつながる側壁74がそれぞれ斜めに形成されている。この側壁74は乗降時に踏まれやすい部分であるため略L字形断面のサイドパネル75によって補強される。インパネ10にはハンドルポストカバー76が一体に設けられている。
【0066】
左右のサイドデッキ12は、それぞれサイドデッキ支持部47、48の上に置かれてボルト等により締結して取付けられる。このためサイドデッキ12の全面に複数の車体取付け用の取付穴80が形成され、前端部には上方へめくれた接続縁81が形成され、後端部には一段下がった段部82が形成され、この段部に内装フレーム7の下端部7aが収容されるようになってている(図3)。
【0067】
フロントフェンダの後部片13は、上端部83がフロントデッキ15との接続部、下端部84がサイドデッキ12との接続部をなし、上端部83はフロントデッキ15の後部中央を除く周囲に形成されている下向きのフランジ部15bの内側へ入ってタッピングスクリュー等で相互に連結され、下端部84は略水平に屈曲してサイドデッキ12の接続縁81下側に重なり、同様にして連結されるようになっている(図6)。
【0068】
このフランジ部15bのうちフロントバンパ17フロントデッキ15の前面側部分にもフロントバンパ17の上端部が内側へ重ねられるようになっている。
【0069】
フロントデッキ15は、サイドメンバ33の上方へ重なる位置に、レール16を取付けるためのレール溝85が前後方向へ左右一体で形成され、このレール溝85を挟んで前端部内側及び後端部外側に車体取付用の取付穴86,87が設けられている。
【0070】
リヤデッキ20は、左右のアッパーパイプ38と重なる位置の前後に車体取付用の取付穴90が設けられ、これよりも内側にレール取付用のレール溝91が前後方向へ左右一体で形成され、後端部左右には下方へ突出するステー92が一体に設けられている。
【0071】
リヤデッキ20の周囲にも、その前部中央を除いて下向きのフランジ20bが一体に形成され、このうちの後部部分にリヤバンパ22の上端部が内側へ入れられ、その左右に設けられた凹部93とステー92をへ重ねて、タッピングスクリュー等で相互に連結されるようになっている。
【0072】
リヤバンパ22の下部に形成される足掛け部23は、クロスパイプ66の上へ重なるようになっており、その適所に取付穴94が形成されている。
【0073】
リヤフェンダの前部片14の上端部及び下端部は、フロントフェンダの後部片13と同様であり、上端部はリヤデッキ20に対してそのフランジ20bの内側へ重ねて連結され、下端部はサイドデッキ12の後端部の下側へ重ねて連結される。
【0074】
フロントデッキ15の上面に形成されるレール溝85は、図8に示すように、レール16を収容可能な大きさで上方へ開放する略コ字状断面をなし、底部の適所にはインサート等で設けられたナット部95が設けられ、このレール溝85内へ収容されたレール16をネジ96によりナット部65へ締結するようになっている。
【0075】
レール16は、フロントデッキ15の上面と略面一もしくはそれ以下となるように収容される断面略C字状をなす長尺部材であり、レール溝85の開放部近くに位置する左右の張り出し部97でスリット98の幅を小さくした形状をなし、この張り出し部97へ、ネットや紐等の荷物固定部材(図示省略)の端部に設けられたフック99などの固定具を係止できるようになっている。リヤデッキ20側におけるレール21及びレール溝91の構造も同様になっている。
【0076】
但し、固定具はフック99に限定されるものではなく、例えば、レール16内をスライド可能かつ予め設定された前後方向の複数位置又は任意位置で移動不能にロックできるような公知のスライド式固定具としてもよい。
【0077】
このフレームカバー70の車体取付方法は図6に示される。まず、フロアパネル9、フロントバンパ17及びリヤバンパ22がそれぞれ車体フレームへ取付けられる。このときリヤバンパ22は、足掛け部23をクロスパイプ66の上へ重ねて、取付穴94からボルト等を通してクロスパイプ66に予め設けられたナット部へ締結される。なお、フロントバンパ17も同様に足掛け部18がアンダーパイプ38へ連結される。
【0078】
続いて、フロントデッキ15及びリヤデッキ20を取付ける。フロントデッキ15を左右のサイドメンバ33の上へ置き、前側の取付穴86をステー37の上端面に重ね、かつ後側の取付穴87をサイドメンバ33の後部側面に突出形成された突部39上に重ねてから、それぞれがボルトにより上方から締結される。
【0079】
リヤデッキ20は、左右のアッパーパイプ60上に重ねて各取付穴90を対応する各デッキ取付用ステー67と一致させてから、上方よりボルトで互いに締結される。
【0080】
その後、左右のサイドデッキ12が左右のサイドデッキ支持部47、48の上へ置かれて取付けられる。このとき、車体右側では、各取付穴80を、前後の突出部42,45、同様に前後のデッキステー50及びパイプ51に設けられたナット部と一致させてから上方よりボルトで締結される。なお、車体左側も同様にして締結できる。
【0081】
次に本実施例の作用を説明する。この小型4輪車両を車幅Wとほぼ同程度の駐車スペースへ駐車すると、サイドデッキ12を隔てて隣接車両等の乗降障害物Aと接する。
【0082】
しかしながら、サイドデッキ12は上部フェンダ15a及び20aを介してフロントデッキ15及びリヤデッキ20へ連続し、かつサイドデッキ12と上部フェンダ15a及び20aの段差が通常のステップ程度であり、しかもフロントデッキ15及びリヤデッキ20が平坦であるから、これらの間に歩行可能な連続する通路が形成されている。
【0083】
そこで、乗員はサイドデッキ12へ出た後、連続するフロントデッキ15又はリヤデッキ20上を通って車体の前方又は後方へ降りることができる。このため、十分な居住空間を確保し、そのうえ快適な走行性を与えることが可能な程度の大きな車幅を有するにもかかわらず、可及的に狭い駐車スペースで足りることになる。
【0084】
しかも、フロントバンパ17及びリヤバンパ22にそれぞれ足掛け部18、23を設けることにより、フロントデッキ15又はリヤデッキ20を使って車体の前後から乗降するときの乗降が容易になる。
【0085】
そのうえ、フロントデッキ15及びリヤデッキ20はそれぞれボンネット部分を兼ねることになるので、スッテップ専用部材を設ける必要がなく、部品構造が簡単になる。そのうえさらに、フロントデッキ15及びリヤデッキ20の各左右両端部が上部フェンダ15a及び20aとしてフェンダを兼ねるため、フェンダ専用部材は後部片13と前部片14のみで足り、この点でも部品構造を簡単にできる。
【0086】
また、フロントデッキ15及びリヤデッキ20は平坦であるから、これを荷物積載スペースとして利用できる。このとき、レール16及び21を設けることにより、例えば、フック99(図8)等の適宜固定具を前後方向の任意位置に係止して荷物を固定できる。この場合、レール16及び21がそれぞれ前後方向に長いので、係止位置を自由に選べる。
【0087】
さらに、このレール16及び21の存在により、フロントデッキ15及びリヤデッキ20を補強できるので、これらのデッキを構成するパネル材料自体を比較的薄肉軽量にしても、デッキ全体としては、ステップとして通行するに支障のない程度の強度を維持できる。
【0088】
そのうえ、フロントデッキ15及びリヤデッキ20の左右両端部はキャビン3から側方へ張り出しているため、この前後の張り出し部間を利用して、例えば車体全長程度の長さがあるような長尺物B(図3)をも支持することができる。
【0089】
なお、本願発明は上記実施例に限定されず、種々に変形可能であり、例えば、フロントデッキ15、サイドッデッキ12及びリヤデッキ20は、適当な合成樹脂でも金属でも形成できる。また、必ずしも全体が平坦である必要はなく、サイドデッキ12とフロントデッキ15及びリヤデッキ20との間で連続する通行可能な通路を確保できれば、例えこの通路部分が全体の一部に過ぎず、他の部分に曲面部等の通行困難な形状部が形成されているような構造であっても構わない。
【0090】
さらに、サイドッデッキ12とフロントデッキ15及びリヤデッキ20間の段差を比較的大きくすることができ、この場合、フロントフェンダの後部片13及びリヤフェンダの前部片14に複数段のステップを形成すればよい。また、後部片13及び前部片14はフロントデッキ15及びリヤデッキ20もしくはサイドデッキ15と一体に形成でき、この場合には、それぞれの後部片13及び前部片14と相当する部分に前記ステップを設けるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る小型4輪車両の側面図
【図2】その要部分解斜視図
【図3】第2実施例に係る小型4輪車両の斜視図
【図4】その車体の概略平面図
【図5】 その車体の概略背面図
【図6】 そのフレームパネル及び車体フレームを分解して示す斜視図
【図7】 上記の各構成部をさらに細かく分解した斜視図
【図8】 図3の8−8線断面図
【符号の説明】
1:前輪、2:後輪、3:キャビン、7:内装フレーム、7a:ロールバー組立体、8:乗員支持装置、8a:シートクッション、8b:シートバック、8c:ショルダーパッド、8d:サイドサポート部、9:フロアパネル、12:サイドデッキ、15:フロントデッキ、16:レール、17:フロントバンパ、18:足掛け部、20:リヤデッキ、21:レール、22:リヤバンパ、23:足掛け部
Claims (4)
- 左右各一対づつ前輪と後輪を設けるとともに、車体中央部に左右方向を開放されたキャビンを有する小型4輪車両において、
キャビンの前部に左右の前輪上にわたって上面全体が平坦部をなすフロントステップ手段を設け、
キャビンの後部に左右の後輪上にわたって上面全体が平坦部をなすリヤステップ手段を設け、
キャビンの左右にもフロントステップ手段及びリヤステップ手段よりも低い出入り口下方位置に平坦なステップ手段を形成し、
このステップ手段で前記フロントステップ手段とリヤステップ手段間を連続させて、平面視でキャビンの周囲に回廊状をなす通路を形成するとともに、
キャビン上部にルーフを備え、このルーフを支持するピラーをキャビン後部に左右一対で備え、これらピラーの左右外側方にリヤステップ手段との通路を形成し、
前記キャビンの前部にウインドシールドを備え、このウインドシールドの幅はキャビンの横幅相当とし、平面視でこのウインドシールドの左右にフロントステップ手段との通路を形成したことを特徴とする小型4輪車両。 - 車体の前後にそれぞれフロントバンパ及びリヤバンパを設けるとともに、これらフロントバンパ及びリヤバンパにそれぞれ足掛け部を設けたことを特徴とする請求項1に記載した小型4輪車両。
- 前記フロントステップ手段又はリヤステップ手段上に溝を設け、この溝に荷物固定部材を係止するためのレールを設けたことを特徴とする請求項2に記載した小型4輪車両。
- 前記キャビン後部に、乗員の肩部を支持するショルダーパッドと、乗員の腰部側方を支持するサイドサポートを有する乗員支持装置を設けたことを特徴とする請求項1に記載した小型4輪車両。
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