JP4053856B2 - 車両用座席装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴルフ場における乗用ゴルフカート等のように、人の移動等のために使用されるサイドオープン型の車両における座席装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は以前に、左右両側面が開放された車体の前後にベンチシート型の座席を搭載したゴルフカートにおいて、それら各座席における座体(シート)の平面視形状を前縁部が長辺で後縁部が短辺という台形状とすることを、特許文献1により開示した。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−38257号公報(4頁1段47行目〜49行目、図5及び図7)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の構成では、各座体のうち左右の前コーナ部(前縁部と左右の側縁部とが交差する部位)は平面視で前方斜め外向きに張り出した形状であることから、前部座席側では前部座体の各前コーナ部とフロントカウル裏面(後面)との前後間隔、後部座席側では後部座体の各前コーナ部と前部座席との前後間隔をさほど広くは確保できなかった(人の脚が出入りするスペースを十分に確保できなかった)。
【0005】
このため、ゴルフカートへの乗降に際して、人のひざやすね等が各座体における左右の前コーナ部に当りやすく(干渉しやすく)、乗降のたびに煩わしいという問題があった。
【0006】
このような問題を解消するには、各座席に対してその位置を前後移動させるアジャスタ機構を設けることが考えられるが、このアジャスタ機構の分だけ部品点数が増加して製造コストが嵩むことになるので得策ではない。
【0007】
そこで本発明は、アジャスタ機構等を設けなくてもスムーズに乗り降りできる車両用座席装置を提供することを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するために、次の如く構成したものである。
請求項1においては、車体(1)に設けた座席台(16)で下方から支持された座体(23)と、この座体(23)の後方に配置した背もたれ体(24)と、前記座席台(16)から延びるように前記座体(23)の左右外側に配置した一対のアシストバー体(25)とを備えた車両用座席装置であって、前記座体(23)の左右両側部を、前記座席台(16)から左右外向きにはみ出させてはみ出し部(23a・23a)に構成し、前記座体(23)のうち前縁部と左右の側縁部とが交差する二つの前コーナ部(23b・23b)を、平面視で前記側縁部に近づくにつれて前記座体の前後長さが短くなるように傾斜状に形成する一方、前記左右のアシストバー体(25)は、該座席台(16)の上端寄り部位から略水平状に突出した下腕部(25a)と、該下腕部(25a)から上方に向けて側面視略く字状に延びる支柱部(25b)と、該支柱部(25b)から正面視で略水平状に延びて背もたれ体(24)の後部に取付く上腕部(25c)とにより、正面視で略コ字状に形成し、該各アシストバー体(25)の下腕部(25a)は、前記各はみ出し部(23a・23a)の下面を支持し、前記はみ出し部(23a・23a)よりも左右外側において、該下腕部(25a)から支柱部(25b)を上方に延びる構成としたものである。
【0009】
請求項2においては、前記座体(23)における前記各はみ出し部(23a・23a)を、正面視で上面寄り部位が前記各アシストバー体(25)における前記支柱部(25b)の内面側に当接するようにオーバーハング状に突出形成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を具体化した実施形態を、車両としてのゴルフカート1に適用した場合の図面(図1〜図5)に基づいて説明する。まず、図1及び図2を参照してゴルフカートの全体構成を説明する。図1はゴルフカートの斜め後方からの斜視図、図2はゴルフカートの側面図である。
【0011】
図1及び図2に示すように、この実施形態のゴルフカートは、多人数乗り(実施形態では5人乗り)タイプのものであり、その車体1の前後に、左右一対の前輪2,2と同じく左右一対の後輪3,3とを備えている。
【0012】
左右両前輪2,2の上方を覆うフロントカウル4の上面には、左右一対の前支柱6,6が後斜め上方に傾斜するように立設されており、左右両前支柱6,6の上端間からは、平面視略矩形状のルーフ支持枠体7が後向きに延びるように設けられている。
【0013】
このルーフ支持枠体7の後端部は、左右両後輪3,3の上方を覆うリヤカウル5の車幅方向(左右方向)略中央部に立設した後支柱8の上端部にボルト止め等で固着されている。ルーフ支持枠体7には、プラスチック製等のルーフパネル9がボルト止め等で固着されている。
【0014】
左右両前支柱6,6の前面側は、雨及び風除けのために、透明な樹脂板等からなるフロントウインドウ10で覆われている。車体2の左右両側面は乗降しやすくするために開放されている。なお、フロントウインドウ10の裏面(後面)側であってフロントカウル4の上方には、搭乗者の持ち物を収納する網状の収納かご11が配置されている。
【0015】
フロントカウル4の裏面(後面)からは、車体2を左右に操向操作するための丸ハンドル等の操向機構12が突設されており、この操向機構12の下方には、後述するエンジン17の出力を調節操作するためのアクセルペダル13と、前後四輪2,2,3,3を制動操作するためのブレーキペダル14とが車体2から立設されている。なお、フロントカウル4の裏面側には、エンジンキーの差し込み部等を有する計器パネル15も配置されている。
【0016】
フロントカウル4とリヤカウル5との間に設けた座席台16上には前部座席21が配置されている。そして、前部座席21の後方のリヤカウル5上には後部座席22が配置されている。したがって、座席台16は前部座席21に対する支持台に相当し、リヤカウル5は後部座席22に対する支持台に相当する。
【0017】
リヤカウル5内には、駆動源としてのエンジン17と、このエンジン17からの動力を左右両後輪4,4へ伝達する動力伝達機構18とが配置されている。車体2の後部には、ゴルフバッグを搭載するためのバッグキャリア部19や、傘やパター等を収納するための収納ケース20等が設けられている。
【0018】
次に、図3〜図5等を参照して前後両座席21,22の構成を説明する。図3はゴルフカートの正面図、図4は前部座席21の平面図、図5は前部座席21の左右縁部の拡大正面図である。
【0019】
ここで、前部座席21と後部座席22とは、座席台16上にあるかリヤカウル5上であるかが異なるものの、基本的に同じ構成である。そこで、以下には、前部座席21を代表例として説明する。後部座席22の各要素については、これに対応する前部座席21の各要素と同じ符号に「′」を付して示し、その詳細な説明を省略するが、作用効果は同じである。
【0020】
前部座席21は、座席台16で下方から支持された座体23と、この座体23の後方に配置した背もたれ体24と、座席台16から延びるように座体23の左右外側に配置した一対のアシストバー体25,25とにより構成されている。
【0021】
座席台16はその骨組みが枠状のフレーム16aで構成されており、このフレーム16aの四周面(前後及び左右側面)は表面板16bで覆われている(図1及び図2参照)。座席台16の左右幅寸法WBは、車体1の左右幅寸法WF(車幅寸法)よりも狭く設定されている(図3参照)。すなわち、座席台16における左右の表面板16bは、これに対応する車体1の側端よりも左右方向内側に位置している。
【0022】
座席台16の後方に位置する背もたれ体24は、この座席台16の後面から立設した左右一対の支持ステー26,26で支持されている。この背もたれ体24における後面の略中央部位から座席台16における左右両側面の上端寄り部位にかけて、左右一対のアシストバー体25,25が側面視略く字状に折れ曲がるように設けられている。したがって、両アシストバー体25,25は、左右一対の支持ステー26,26とともに背もたれ体24を支持するだけでなく、肘掛けとしての役割も有している。
【0023】
左右のアシストバー体25は、座席台16における左右の表面板16bの上端寄り部位から略水平状に突出した下腕部25aと、この下腕部25aから上方に向けて側面視略く字状に延びる支柱部25bと、この支柱部25bから正面視で略水平状に延びて背もたれ体24の後部に取付く上腕部25cとにより構成されている。図3に示すように、各アシストバー体25は正面視で略コ字状に形成されている。
【0024】
各アシストバー体25の上腕部25cは、支柱部25bの先端部を、背もたれ体24に直接取付けるように構成してもよい。また、支柱部25bを下腕部25aから略鉛直状に延出させて、その先端部に肘を載せるための平面視略矩形状等の肘載置部を設け、この肘載置部を背もたれ体24に固定したりしてもよい。
【0025】
各アシストバー体25の下腕部25aは、その上端面が座席台16の上面と略同一水平面上に位置するように、座席台16における左右の側面の上端寄り部位に対してねじ止め等で固着されている。そして、左右の支柱部25bの外面間距離WP1が車幅寸法WFと同程度か、あるいは車幅寸法WFよりも若干大きくなるように、各下腕部25aの突出長さは設定されている(図3参照)。
【0026】
座体23は、複数人(実施形態では2人程度)が車幅方向(左右方向)に並んで着座できる横長扁平状(ベンチシート型)のものであり、座席台16におけるフレーム16aの上面に取付けられている。
【0027】
座体23の左右長さWS1は、左右の支柱部25bの内面間距離WP2と略一致するように、車幅寸法WFと同程度の長さに設定されている。これにより、座体23は、後縁部が左右一対の支持ステー26,26の前面(内面)側に当接するとともに、左右の側部が座席台16から外向きにはみ出した状態で左右の支柱部25bの内面側に当接するように載置される(図1、図3及び図4参照)。
【0028】
したがって、座体23の左右両側部(座席台16から左右外向きにはみ出した左右両はみ出し部23a,23a)は、左右両アシストバー体25,25の下腕部25a,25aに載ることになる。
【0029】
このように構成すると、座席台16の形状を大きくしたりしなくても、座体23の各はみ出し部23aを、各アシストバー体25の下腕部25aで下方から確実かつ安定的に支持することができる。
【0030】
また、各アシストバー体25の下腕部25aの存在により、座体23の左右長さWS1を座席台16の左右幅寸法WBよりも長くすることができるので、座体23の着座面積を座席台16の上面(前記従来における座体の着座面積)よりも広く確保することができる。これにより、複数人が一つの座席に並んで座る場合でもゆったりと着座でき、乗り心地が向上するのである。
【0031】
図4に示すように、座体23における平面視での全体形状は、前縁部が長辺で後縁部が短辺という台形状に近いものであり、座体23のうち左右の前コーナ部23b,23b(前縁部と左右の側縁部とが交差する部位)が、平面視で左右の側縁部に近づくにつれて座体23の前後長さWS2が短くなるように傾斜状に形成されている。換言すると、これら各前コーナ部23bは、平面視で角張った状態をなくすべく斜めに切りとって面取りしたように傾斜状に形成されている。
【0032】
このように構成すると、座体23の各前コーナ部23bとフロントカウル4裏面(後面)との前後間隔が、車体2の側端部(出入り口側)に近づくにつれて大きく空くことになるから、人の脚が出入りするスペースを前記従来における座体の場合よりも広く確保することができる。
【0033】
これにより、ゴルフカートへの乗降に際して、座体23の各前コーナ部23bにひざやすね等が当ることは少なくなるので、ゴルフカートにスムーズに乗り降りすることができる。
【0034】
また、座体23の各前コーナ部23bを、平面視で左右の側縁部に近づくにつれて座体23の前後長さWS2が短くなるように傾斜状に形成するという簡単な構成だけで、人の脚が出入りするスペースを確保できるので、例えば座席位置を前後移動させるアジャスタ機構を設ける必要がなく、製造コストの抑制の面からも好適なのである。
【0035】
ところで、座体23の各はみ出し部23aは、座体23に着座した人の荷重があまりかからない部位であるから、各はみ出し部23aの強度は、他の部位(例えば座体23の左右略中央部等)と比べてあまり高くする必要がない。
【0036】
そこで、この実施形態では、座体23における各はみ出し部23aの正面視形状がオーバーハング状(略つ字状)に形成されており(図3及び図5参照)、各はみ出し部23aのうち正面視でオーバーハングした上面寄り部位を左右の支柱部25bの内面側に当接させている。
【0037】
このように構成すると、座体23を上方から見た場合に、各アシストバー体25の下腕部25aを座体23の各はみ出し部23aで隠せるので、体裁(見た目)がよい。また、座体23の左右長さWS1を前記従来の座体よりも長くすることに伴う原材料の増加をできるだけ少なくすることになるので、製造コストの抑制にも寄与できるのである。
【0038】
本発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。サイドオープン式の車両としては、前述のゴルフカートに限らず、例えば遊園地等で使用されるルーフ付き車両等であってもよいことはいうまでもない。
【0039】
また、座席については、前述のように車体2の前後に二列設けるに限らず、一列だけであったり、三列以上設けたりしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
請求項1に記載の如く、車体(1)に設けた座席台(16)で下方から支持された座体(23)と、この座体(23)の後方に配置した背もたれ体(24)と、前記座席台(16)から延びるように前記座体(23)の左右外側に配置した一対のアシストバー体(25)とを備えた車両用座席装置であって、前記座体(23)の左右両側部を、前記座席台(16)から左右外向きにはみ出させてはみ出し部(23a・23a)に構成し、前記座体(23)のうち前縁部と左右の側縁部とが交差する二つの前コーナ部(23b・23b)を、平面視で前記側縁部に近づくにつれて前記座体の前後長さが短くなるように傾斜状に形成する一方、前記左右のアシストバー体(25)は、該座席台(16)の上端寄り部位から略水平状に突出した下腕部(25a)と、該下腕部(25a)から上方に向けて側面視略く字状に延びる支柱部(25b)と、該支柱部(25b)から正面視で略水平状に延びて背もたれ体(24)の後部に取付く上腕部(25c)とにより、正面視で略コ字状に形成し、該各アシストバー体(25)の下腕部(25a)は、前記各はみ出し部(23a・23a)の下面を支持し、前記はみ出し部(23a・23a)よりも左右外側において、該下腕部(25a)から支柱部(25b)を上方に延びる構成としたので、支持台の形状を大きくしたりしなくても、座体のうち支持台から左右外向きにはみ出した左右両側部、すなわちはみ出し部を、前記支持台から延びるように前記座体の左右外側に配置した両アシストバー体の下腕部で下方から確実かつ安定的に支持できる。
【0041】
したがって、前記座体の左右長さを前記支持台の左右幅寸法よりも長くできるので、前記座体の着座面積を前記支持台の上面よりも広く確保できる。これにより、複数人が一つの座席に並んで座る場合でもゆったりと着座でき、乗り心地が向上するという効果を奏する。
【0042】
また、前記座体のうち左右の前コーナ部(前縁部と左右の側縁部とが交差する部位)を、平面視で前記側縁部に近づくにつれて前記座体の前後長さが短くなるように傾斜状に形成するので、前記座席前方の出入り口の前後間隔(人の脚が出入りするスペース)を、前記従来における座体の場合よりも広く確保できる。
【0043】
したがって、ゴルフカートへの乗降に際して、前記座体の各前コーナ部にひざやすね等が当ることは少なくなるので、例えば座席位置を前後移動させるアジャスタ機構を設けたりしなくても、ゴルフカートにスムーズに乗り降りすることができるという効果を奏する。
【0044】
請求項2に記載の如く、前記座体(23)における前記各はみ出し部(23a・23a)を、正面視で上面寄り部位が前記各アシストバー体(25)における前記支柱部(25b)の内面側に当接するようにオーバーハング状に突出形成したので、前記各はみ出し部のうち正面視でオーバーハングした上面寄り部位が前記各アシストバー体における支柱部の内面側に当接することになるので、前記座体を上方から見た場合に、前記各アシストバー体の下腕部を前記座体の各はみ出し部で隠すことができ、体裁(見た目)がよいばかりか、前記座体の左右長さを前記従来の座体よりも長くすることに伴う原材料の増加をできるだけ少なくできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ゴルフカートの斜め後方からの斜視図である。
【図2】 ゴルフカートの側面図である。
【図3】 ゴルフカートの正面図である。
【図4】 前部座席の平面図である。
【図5】 前部座席の左右縁部の拡大正面図である。
【符号の説明】
WB 座席台の左右幅寸法
WF 車体の左右幅寸法
WP1 支柱部の外面間距離
WP2 支柱部の内面間距離
WS1 座体の左右長さ
WS2 座体の前後長さ
1 車体
2,2 前輪
3,3 後輪
4 フロントカウル
5 支持台としてのリヤカウル
16 支持台としての座席台
21 前部座席
22 後部座席
23,23′ 座体
23a はみ出し部
23b 前コーナ部
24,24′ 背もたれ体
25,25′ アシストバー体
25a 下腕部
25b 支柱部

Claims (2)

  1. 車体(1)に設けた座席台(16)で下方から支持された座体(23)と、この座体(23)の後方に配置した背もたれ体(24)と、前記座席台(16)から延びるように前記座体(23)の左右外側に配置した一対のアシストバー体(25)とを備えた車両用座席装置であって、前記座体(23)の左右両側部を、前記座席台(16)から左右外向きにはみ出させてはみ出し部(23a・23a)に構成し、前記座体(23)のうち前縁部と左右の側縁部とが交差する二つの前コーナ部(23b・23b)を、平面視で前記側縁部に近づくにつれて前記座体の前後長さが短くなるように傾斜状に形成する一方、前記左右のアシストバー体(25)は、該座席台(16)の上端寄り部位から略水平状に突出した下腕部(25a)と、該下腕部(25a)から上方に向けて側面視略く字状に延びる支柱部(25b)と、該支柱部(25b)から正面視で略水平状に延びて背もたれ体(24)の後部に取付く上腕部(25c)とにより、正面視で略コ字状に形成し、該各アシストバー体(25)の下腕部(25a)は、前記各はみ出し部(23a・23a)の下面を支持し、前記はみ出し部(23a・23a)よりも左右外側において、該下腕部(25a)から支柱部(25b)を上方に延びる構成としたことを特徴とする車両用座席装置。
  2. 前記座体(23)における前記各はみ出し部(23a・23a)を、正面視で上面寄り部位が前記各アシストバー体(25)における前記支柱部(25b)の内面側に当接するようにオーバーハング状に突出形成したことを特徴とする請求項1に記載した車両用座席装置。
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