JP4031540B2 - 液体注入機構を備えたスクロール式圧縮機 - Google Patents

液体注入機構を備えたスクロール式圧縮機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はスクロール式機械、特に内部のバルブによって制御される液体注入機構を組込んである密閉型のスクロール式圧縮機に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
冷却・冷凍系統及び空気調和系統は一般に圧縮機、凝縮器、膨張弁又はその均等物、及び蒸発器を備えている。これらの構成要素は順次、連続した流路を形成するように接続される。系統を通して作業流体が流され、この作業流体は液相と蒸気ないし気相間で状態変化する。
【0003】
冷却・冷凍系統では様々な型式の圧縮機が用いられており、それには往復動式圧縮機、スクリュー圧縮機、及び回転圧縮機等が含まれる。回転圧縮機にはベーン式圧縮機及びスクロール式圧縮機が含まれる。スクロール式圧縮機は、それぞれが端板と螺旋翼を有する2個のスクロール部材を用いて構成される。両スクロール部材の螺旋翼は、互いに嵌め合わされるようにして対向配置される。両スクロール部材は互いに相対旋回運動可能に係合するように、支持される。旋回運動の間に両螺旋翼は一連の封鎖空間を形成し、各封鎖空間は、比較的低い吸入圧力の放射方向外側の位置から比較的高い圧力の中心位置へと移動するにつれて順次容積を減少して行く。圧縮されたガスは中心位置で封鎖空間から、両スクロール部材のうちの1個のスクロール部材の端板に形成してある吐出通路を通して流出する。
【0004】
いくつかの不利な条件のうちの何れかの条件下ではスクロール式圧縮機の吐出ガスが過度に熱くなり得、このような過熱は圧縮機の効率と耐久性に対し不利な影響を与える。圧縮ガスを冷却する1つの従来方法は、液状冷媒を凝縮器から注入通路を通し圧縮機中に直接注入する方法である。液状冷媒は圧縮機の吸入ガス領域中に注入してもよいし、また両スクロール部材により形成された中間の封鎖空間中に注入してもよい。この種の様々な方法は米国特許No.5,076,067、米国特許No.4,974,427、米国特許No.5,329,788、及び1994年5月3日付けの「液体注入機構を備えたスクロール式圧縮機」と題する米国特許出願No.08/237,449に記載されている。これらの特許及び特許出願はすべて本願出願人のものであり、ここに引用してその記載を加入する。最適の運転効率を得るため及び吐出ガスの効果的な冷却を得るためには液体注入ポートをできるだけ中心側に、吐出通路に極力近接させて配置するのが望ましい。しかし不運にも注入ポートの中心側配置は、凝縮器の出口での液体供給圧力によって制約される。すなわち凝縮器出口での同圧力は吐出圧力付近の値のものであるが、なお圧縮機の吸入圧力と吐出圧力との間にある。吐出ポート付近の封鎖空間内のガス圧力が旋回運動サイクルの間ずっと凝縮器出口での液体供給圧力よりも高かったとすれば、液状冷媒は液体注入通路から圧縮機内の封鎖空間中に流れ得ないことになる。
【0005】
したがって中心或いは最も内側の封鎖空間内の圧力を旋回運動サイクル中の少なくも一部の期間に、液体供給圧力よりも低い圧力にまで低下させるか、又は上述の空間圧力からする制約を避けるように吐出領域から十分に隔てた位置で液体を注入するのが、望ましいことになる。最も内側の封鎖空間内の圧力を低下させれば、圧縮冷媒が最も熱く冷却が最も効果的に行われることとなる吐出ポート付近に配置した注入ポートから液体を注入できることになる。中心部の最も内側の封鎖空間内の圧力を低下させる1つの方法は、各サイクル中に1回開閉する動的な一方向バルブを、吐出通路中で使用することである。しかしそのような一方向バルブは騒音を発生し得ると共に、信頼性に問題があり、またガス流れ損失からして圧縮機の効率を低める。さらに一方向バルブは余分の構成要素となって余分のコストを要求し、組立てコストも高める。
【0006】
従来技術に従ったいくつかの液体注入機構は、冷却サイクルが停止されたときに圧縮機への液状冷媒の流れを選択的に遮断するための電磁弁を利用している。電磁弁を設ける目的は圧縮機稼働中の液体注入を可能としつつ、圧縮機停止期間中に凝縮器から封鎖空間へ冷媒が流れるのを阻止して、圧縮機起動時の液状冷媒のスラッジングに起因する重大な損傷の原因となり得る圧縮機のフラッジングを無くすためである。しかし圧縮機に電力が供給されたときに開放されるように配線されている電磁弁は、或る条件下で問題を生じさせる。圧縮機が過熱されたときは内部の温度センサーがモータへの電力供給を断つ。このとき電磁弁はなお電力供給を受け、圧縮機はもはや作動していないのに液状冷媒が圧縮機内の封鎖空間に注入される。封鎖空間中に液状冷媒が豊富に存在することからして、圧縮機の再起動がフラッジング状態での起動となる。かかる事態を防止する電気的な手段を講じることは可能である。例えば電磁弁をモータ巻線と直列に接続すると、上記の事態に対する保護が得られる。別の手段としてはモータ巻線の電流を感知して、電流がない状態が感知されると弁を閉じる方法がある。
【0007】
この発明は圧縮機の起動中における如何なる問題も解消するのみならず、注入ポートを吐出通路に極力近接させて配置可能とする低コストの液体注入機構を備えた圧縮機、特にスクロール式圧縮機を提供しようとするものである。
【0008】
【発明の要約】
この発明は作業流体を圧縮するための圧縮機において、容積を変更する圧縮用の封鎖空間に対し選択的に冷却用の液体、好ましくは冷却・冷凍系統の凝縮器を出る液状作業流体の一部、を供給するための液体注入機構に係り、液体注入機構を制御するために、内部のパイロットバルブを利用する。このバルブは吐出圧力に応動して作動し、吐出圧力が特定の最小値よりも高い時期にのみ液体注入を行わせる。
【0009】
この発明の他の特徴と長所は、添付図面を参照して行う以下の説明から明瞭に理解できる。
【0010】
【実施例】
図1にはこの発明に従った独特の液体注入機構を組込んである冷凍用の密閉型スクロール式圧縮機を、全体を符号10で指して示してある。このスクロール式圧縮機10はほぼ円筒状の密閉外殻12を備え、外殻12の上端にはキャップ14を、下端には一体形成された複数の据付け脚(図示せず)を有する基台部16を、それぞれ溶着してある。キャップ14には、内部に通例の吐出弁(図示せず)を有していてもよい冷媒吐出管接手18を設けてある。外殻12に取付けられている他の主な構成要素としてはキャップ14と同一の点で外殻12に外周端を溶着してある横向きの仕切り壁20、入口管接手22、外殻12に対し適当な方法で取付けられている主軸受箱24、及び放射方向の外向きに張出す複数の脚部のそれぞれを外殻12に対し適当な方法で取付けられている下部軸受箱26がある。横断面形状がほぼ正方形状であるが角部を円弧状に面取りしてあるモータ固定子28を、外殻12中に圧力ばめして設けてある。この固定子28の面取り角部間の平坦面は該固定子28と外殻12間に、外殻12内の頂部から底部への潤滑油の流れを促進する通路を付与する。
【0011】
上端に偏心したクランクピン32を有する駆動軸ないしクランク軸30を、下部軸受箱26中の軸受34に回転可能に支承させてある。クランク軸30はその下端部中に比較的大径の同心の穴38を有し、この穴38は、放射方向の外向きに傾斜させてクランク軸30上端にまでかけて穿設されているより小径の穴40に対し連通させてある。穴38内には攪拌器42を配設してある。外殻12内の下部には潤滑油を満たしてあり、穴38,40は、クランク軸30内で潤滑油を汲上げ最終的には潤滑を必要とする圧縮機の種々の部分の全てに潤滑油を供給するポンプとして働く。
【0012】
クランク軸30は上記固定子28、該固定子28を貫通している巻線44、クランク軸30上に圧力ばめされていると共に上下の釣合い重り48,50を有する回転子46を備えた電動モータによって、駆動される。通常の型式のモータ保護器52を、モータ巻線44に近接位置させて設けてあり、このモータ保護器52は、モータが通常の温度範囲を越えると該モータを遮断し電力供給を断つように働く。
【0013】
主軸受箱24の上面には平坦な環状スラスト受け面54を形成してあり、このスラスト受け面54上に旋回スクロール部材56が配置されている。旋回スクロール部材56は端板58を備え、この端板58はその上面に通常の螺旋翼60を、また下面に平坦な環状スラスト受け面62を、それぞれ有する。スクロール部材56の下面から平軸受66を内部に有する円筒状のハブ64を下方向きに突出させてあり、このハブ64中に、穴70を有する駆動ブッシュ68を回転可能に配設して、穴70にクランクピン32を嵌合してある。クランクピン32は穴70の内周面の一部に形成してある平坦面と係合する平坦面(以上、図示せず)を外面上に有し、これによって本願出願人の米国特許No.4,877,382に示されているような放射方向で融通性を有する駆動機構が提供されており、ここに同特許を引用してその記載を加入する。
【0014】
螺旋翼60は、非旋回スクロール部材74の一部分を形成している非旋回螺旋翼72と噛合わせてある。非旋回スクロール部材74は主軸受箱24に、該スクロール部材74の制限された軸線方向移動を可能とする任意の方法で支持されている。該支持方法は本発明にとって重要ではないが、図例では図3に示すように非旋回スクロール部材74が周方向で間隔をあけた複数個の支持ボス76を有し、各支持ボス76は平坦な上面78と軸線方向の穴80を有する。穴80内にはスリーブ82を摺動可能に配置してあり、該スリーブ82はボルト84により主軸受箱24に止め付けられている。ボルト84は平坦な下面86を有する大径頭部を有し、下面86は支持ボス76の上面78に対し係合して非旋回スクロール部材74の上方向き移動(旋回スクロール部材56からの分離移動)を制限する。非旋回スクロール部材74の反対方向への移動は、螺旋翼72の下端面が旋回スクロール部材56の平坦な上面(端板上面)に対し係合することで制限される。
【0015】
非旋回スクロール部材74は中心に配置の吐出ディフューザ88を有し、このディフューザ88は仕切り壁20中の開口90を介し、キャップ14と仕切り壁20とにより区画形成された吐出消音室92と連通している。非旋回スクロール部材74はその上面に、互いに同心配置の内周壁及び外周壁を有する環状凹溝94を有し、この環状凹溝94内には環状の浮動シール組立体96を密封的に、かつ軸線方向での相対移動可能に配設してある。浮動シール組立体96は凹溝94の底部を隔離して該底部を、通路98により中間流体圧力源に対し連通できることとする。したがって非旋回スクロール部材74は該スクロール部材74の中心部に作用する吐出圧力に基づく力と凹溝94の底部に作用する中間圧力に基づく力とによって、旋回スクロール部材56に向けて軸線方向で移動付勢される。この軸線方向の移動付勢、及び非旋回スクロール部材74の制限された軸線方向での移動可能な支持は、本願出願人の前述米国特許No.4,877,382に詳細に記載されており、ここに同特許を引用してその記載を加入する。
【0016】
両スクロール部材56,74間の相対回転はリング100を備える通常のオルダム接手によって阻止され、リング100は、非旋回スクロール部材74中の直径方向で対向する溝穴104内に摺動可能に嵌合された第1の対のキー102と旋回スクロール部材56中の直径方向で対向する溝穴(図示せず)内に摺動可能に嵌合された第2の対のキー(図示せず)とを、有する。
【0017】
圧縮機10は、外殻12内に入る吸入ガスの一部がモータを冷却するように働く「側部低圧(low side)」型式のものであるのが好ましい。戻り吸入ガスの適切な流れがある限り、モータは所期の温度限界内に留められる。しかし同流れが中断すると、冷却が中止されることによってモータ保護器52が開放し圧縮機10が停止されるように、図られている。
【0018】
以上に説明して来たスクロール式圧縮機の構造は既に公知であるか、或いは本願出願人の係属中の特許出願の主題とされているものである。この発明の原理とするところを具体化したものは、全体を符号110で指してある独特の液体注入機構である。
【0019】
図示の好ましい実施例に係る液体注入機構110は、吐出ディフューザ88と組合わされた液体注入通路112を含む独特の構造を与える。吐出ディフューザ88は、順次的な封鎖空間内の流体圧力を減らす長所を与える。この圧力減少により積極的な液体注入が吐出ディフューザ88により近接した位置で、或いは中心位置で、つまり旋回運動サイクルのより後期に、各サイクルの間に閉鎖する動的吐出弁或いは注入される液状冷媒の流れを変更するポンプその他の機器を用いる必要なしに、行われ得ることとなる。したがって液状冷媒は、作業流体が最も熱く液状冷媒が作業流体をより有効に冷却することとなる吐出通路に近接した位置に注入される。液体注入機構110はまた図2−5に示すように独特の内部バルブ114を含み、このバルブ114は圧縮機10中の種々の圧力に応動して、液状冷媒の供給路を選択的に開閉するように働く。従来技術に従った液体注入機構は、冷却・冷凍サイクルが停止されたときに液状冷媒源を選択的に遮断するため電磁弁を利用していた。電磁弁は冷却・冷凍サイクルが停止されたときには良好に働くが、モータ保護器52によるモータの遮断によって圧縮機10の運転が中断されたときには開放状態に留まり、液状冷媒が封鎖空間中へ流入するままとする。このためモータ保護器52のリセット時に圧縮機10は、電磁弁が開放状態に留まっていることからしてフラッジング状態で起動する。内部バルブ114はこの問題を、吐出圧力と凝縮器出口での冷媒圧力、つまり凝縮器を通しの冷媒流れの直接の指標であり圧縮機10作動の指標となる圧力、との間の圧力差に応じて動作することにより、解消する。
【0020】
この発明に従った新規な液体注入機構110は、図11に模式的に図示されている。図11はスクロール式圧縮機10、凝縮器116、膨張弁118及び蒸発器120を有する冷却サイクルを図解している。上記要素10,116,118,120は、作業流体冷媒が循環して流れる連続したループを形成するように直列接続されている。スクロール式圧縮機10は気体状の冷媒を圧縮し、凝縮器116は気体状の冷媒を液相へと凝縮する。液相の冷媒の一部が次に、液体注入機構110によりスクロール式圧縮機10中に注入される。液体注入機構110は凝縮器116の出口124から延びる管部材122によって形成された注入路を含み、該注入路はフィルタ126を経てスクロール部材56,74により形成された封鎖空間中に至る。図2に示すように液状冷媒は管部材122から、外殻12の内外にまたがる接続器128中へと流入する。接続器128は、バルブ114を装着してある取付板130に接続されている。バルブ114から延出する第2の管部材132を設け、この管部材132を、ガスケット(図示せず)を備え複数本のボルト136により非旋回スクロール部材74へと固定してある他の取付板134に対し接続してある。取付板134は第2の管部材132を、非旋回スクロール部材74の端板中に形成した液体注入通路112に対し接続する。液体注入通路122は、非旋回スクロール部材74の端板内面に形成された液体注入ポート140へと連ねてある。またバルブ114と取付板134間を接続する第3の管部材142を設けてある。取付板134は該第3の管部材142を、非旋回スクロール部材74の端板中に形成した吐出圧力流体通路144に対し接続する。したがってバルブ114は液状冷媒の流路中に挿入されていると共に、吐出圧力の流体源を設けてあるものとなっている。管部材132,142は非旋回スクロール部材74の軸線方向での移動を許容するように、銅管のような可撓性素材から形成するのが好ましい。非旋回スクロール部材74の軸線方向移動量は比較的小さく、したがって管部材132,142のためのより複雑な可撓性接手は必要としない。
【0021】
積極的な液体注入を促すため凝縮器出口124での液状冷媒の圧力は少なくとも旋回運動サイクルの一部の間、液体注入ポート140に対し連通する封鎖空間内の気体状冷媒の圧力よりも大であるべきである。このような能動的な圧力差によって液体注入機構110が、圧力を変更するとか流れに影響を与える液体ポンプその他の機器の援けなしに液体を注入することが可能となる。ディフューザ88は旋回運動サイクルの後期に、同後期に至るまで気体状冷媒の圧力を減少させることからして、積極的な液体注入を促進する。
【0022】
非旋回スクロール部材74上での注入ポート140の配置は、極めて重要である。封鎖空間内の作業流体を熱力学的により有効に冷却するためには注入ポート140を、非旋回スクロール部材74の螺旋翼72の内壁面に沿いできるだけ中心側に配置すべきである。しかし注入ポート140が螺旋翼72内であまりに中心側に配置されると、封鎖空間内の圧力が各旋回運動サイクルにおいて過度に長期間、高過ぎることになろう。このため注入ポート140をあまりに中心側に配置すれば作業流体を有効に冷却する上で液体注入量が不足することとなるか、逆流さえ生じる結果となろう。これに対し注入ポート140を、放射方向でのあまりに外側の位置に配置すれば、封鎖空間内に過剰量の液状冷媒が注入されることになろう。注入ポート140を放射方向であまりに外側に配置した場合にはまた、スクロール式圧縮機10の動作にアンバランスが生じるであろう。
【0023】
したがって注入ポート140は非旋回スクロール部材74の端板上で、十分な量の液状冷媒注入を可能とするように極力中心側に配置するのが好ましい。できるだけ中心側に配置された注入ポート140を備えた液体注入機構110は圧縮機10の作動に伴い、1サイクルの旋回運動中に2つの分離した封鎖空間内に液状冷媒を注入し得る。液体注入機構110は旋回運動サイクル中の一時期に第1の封鎖空間内に液体を、該第1の封鎖空間が吐出ディフューザ88へと開口したときに注入し、旋回運動サイクル中の別の時期に第2の封鎖空間内に液体を、該第2の封鎖空間が吐出ディフューザ88から遮断されたときに注入する。注入ポート140は勿論、旋回運動サイクル中の一部の期間に旋回スクロール部材56の螺旋翼60により遮蔽される。
【0024】
この発明に係る新規な液体注入機構110は、スクロール式機械の吐出流れと稼働効率を改善する吐出ディフューザ88と共に使用するのが好ましい。吐出ディフューザ88は、従来の直線状の吐出通路よりも効率のよい加圧冷媒ガスの流路を与えることが判明している。ディフューザ88は図1に破線で示すように、集束入口側部分と発散出口側部分とを入口ポート146と出口ポート148間に有するものであるのが好ましい。理想的なディフューザでは最も単純な形状として吐出流れ方向に沿い流路断面積が、集束入口側部分では漸次減少し発散出口側部分では漸次増大すべきである。ディフューザ88はまた滑らかな入口、出口、及び入口と出口間のスロート部分をもつように形成すべきである。ディフューザ88の出口ポート148は、仕切り壁20中の開口90を介して吐出消音室92と連通している。
【0025】
ディフューザ88の形状如何に拘わらず、該ディフューザ88の横断面形状は円形であるのが好ましい。また発散出口側部分の開先角度は該部分の長さに依存して5−20度の範囲にあるのが好ましく、約7−15度であるのが理想的である。ディフューザ88の長さは出口ポート148の直径に関連してできるだけ短くし、出口開口をできるだけ大きくし摩擦損失を極力減らして流出時に失われる気体の運動エネルギーを減らすようにする。
【0026】
吐出ディフューザ88は最も内側の封鎖空間内の圧力を、吐出流れ方向に沿い流路断面積が一定である通常の吐出通路を圧縮機に設けた場合におけるよりも減少させる。ディフューザ88は吐出流れ方向での圧力損失を最小限としつつ圧縮機の効率と信頼性を、特に比較的高い圧力比で増加させる。
【0027】
また、本発明のディフューザ88では、流体が逆流方向にチョークする傾向があるので、吐出消音室92から両螺旋翼60と72との最中心封鎖空間へ逆流することを制限しがちであると思われる。この結果として、最中心封鎖空間内の作業流体は、旋回運動の各サイクル時に圧力変動を増大させることになる
【0028】
したがって、吐出消音室92内に含まれた作業流体は、最中心封鎖空間へ逆流せず、吐出消音室92と最中心封鎖空間との間で圧力の均一化が起こらない傾向がある。最中心封鎖空間内の圧力は、吐出ディフューザ88が存在しない場合よりも下がり、可能ならば旋回運動サイクルの後期には凝縮器116の出口124での供給圧力よりも低下する。明確な圧力勾配が結果的に生じるので、注入ポート140を通しての積極的な液体注入が生じる。この圧力低下は、螺旋翼60が吐出ディフューザ88を横切った直後または両螺旋翼の翼先が分れた後に起こることになる。この圧力低下により、適切な液体注入性能を維持させながら、注入ポート140をより中心の位置に配置させることが可能となる。換言すると、液体の注入は、ディフューザ88が存在せず且つ圧力が低下しない場合よりも、より中心に近い位置で旋回運動の各サイクルにおけるより後期に行うことができる。したがって、液体注入機構110は、最中心封鎖空間が吐出ディフューザ88に開口し即ち該ディフューザと連通すると、可能ならば旋回運動サイクルの時に液体を注入することができる。この圧力低下により、液体注入機構が、旋回運動サイクルの吐出時期つまり吐出ディフューザ88を経て作業流体が吐出される時に、液体を注入することができる
【0029】
実際に本発明は圧力減少を生じさせるために吐出ディフューザ88にバルブを設けることを必要とせず、吐出ディフューザ88は各旋回運動サイクルの間ずっと吐出消音室92と連通している。ここに連通とは、流体が流れ得る径路が存在する状態を指す。換言すると吐出ディフューザ88は運動サイクルの何れの時期にも、吐出消音室92に対し物理的に遮蔽されていない。類似して連通遮断状態とは、流体が流れ得る径路が存在しないか流体流れが物理的に遮断されている状態を指す。
【0030】
前述したように液体注入機構110は、冷却系統の運転が停止されたときに液状冷媒の流れを選択的に遮断するための電磁弁を含むこともできる。しかし本発明に従った液体注入機構110は電磁弁の代わりに、圧縮機10の吐出圧力の存在に呼応して液状冷媒の流れを選択的に遮断する内部バルブ114を備える。
【0031】
図4,5に示すように内部バルブ114は、ハウジング150とピストン152を備えている。ハウジング150は前記取付板130に、その間にガスケット156を介在させ複数本のボルト154を用いて固定されている。ハウジング150は内部のチャンバ158を区画形成しており、チャンバ158は液状冷媒入口160、液状冷媒出口162及び吐出流体入口164を有する。液状冷媒入口160は、図2に示す前記取付板130及び接続器128を介して前記管部材122に接続されている。液状冷媒出口162は前記管部材132に接続され、吐出流体入口164は前記管部材142に接続されている。チャンバ158内でハウジング150に弁座166を固定してある。
【0032】
ピストン152はチャンバ158の内壁面に摺接し、吐出流体入口164を液状冷媒出口162に対し密封するためのシール168を備えている。ピストン152はチャンバ158内の上部から弁座166を通してチャンバ158内の下部へと延びており、その下端には弁座166に対し係合するシール部材170を取付けてある。弁座166とピストン152間にコイルばね172を、図4でみてピストン152を上向きに移動付勢しシール部材170を弁座166に対し係合させるように、配設してある。図4に示すバルブ114の通常の閉鎖位置では、入口160と出口162間の液状冷媒流れが遮断される。圧縮機10が作動しておらず吐出流体入口164での圧縮機吐出圧力と液状冷媒入口160での凝縮器出口流体圧力との間に圧力差がない状態でバルブ114は、図4に示す通常の閉鎖位置にある。
【0033】
圧縮機10が作動し始めると吐出圧力の流体が吐出流体入口164に、管部材142と吐出圧力流体通路144(図2)を介して供給される。この吐出圧力の流体はピストン152に対し、図5に示すように該ピストン152を下向きに移動させシール部材170を弁座166から引き離すように作用し、これによりバルブ114が開放されて入口160から出口162への液状冷媒流れが可能となる。ピストン152の軸線方向移動を制限するためにストッパピン174を、チャンバ158を横切る向きで該チャンバ158内を貫通させてある。図5に示すバルブ114の開放位置で液状冷媒は、図11に示す凝縮器出口124から管部材122及びフィルタ126を経て接続器128(図2)内に流入する。この液状冷媒は接続器128から取付板130内とバルブ114内を介し、また管部材132と液体注入通路112を介し、そして最終的には注入ポート140を介して、スクロール翼60,72により形成された封鎖空間中へと流れる。この液状冷媒流れは、圧縮機10が停止し吐出流体入口164に対し吐出加圧流体がもはや供給されなくなってコイルばね172がバルブ114を再び閉鎖するまで、継続する。このように液状冷媒の流れは、圧縮機10内における吐出圧力と液状冷媒の圧力との間の圧力差によって選択的に制御される。
【0034】
図6−10はこの発明に従った液体注入機構の他の実施例を示しており、液体注入機構の全体は符号210で指してある。液体注入機構210は液体注入機構110と、内部バルブ114が一体的なバルブ214に置換されている点を除いて、類似している。
【0035】
バルブ214はピストン252を備え、このピストン252は、非旋回スクロール部材74内に直接配置してある内部チャンバ258に摺動可能に支承されている。チャンバ258は液状冷媒入口260、液状冷媒出口262及び吐出流体入口264を有する。液状冷媒入口260は凝縮器出口124及び管部材122に対し、取付板230と取付板234間にまたがる管部材232を介し接続してある。取付板230は接続器128に対し接続され、取付板234は複数本のボルト136を用いて非旋回スクロール部材74に固定されている。取付板234は管部材232を、非旋回スクロール部材74の端板中に形成した液体注入通路112に対し連通させる。液体注入通路112は非旋回スクロール部材74の端板内面に形成された液体注入ポート140へと連らなり、液体注入ポート140は液体注入機構110について前述した通りに作用する。管部材232も非旋回スクロール部材74の軸線方向移動を許容するように、可撓性素材から形成するのが好ましい。
【0036】
内部チャンバ258は非旋回スクロール部材74の端板内で、注入通路112と交差して上記した入口260及び出口262を形成している。チャンバ258はまた、吐出ディフューザ88と連通する吐出流体通路244と交差して上記入口264を形成している。通路244におけるディフューザ88反対側の端は、プラグ280を用いて閉塞してある。したがってバルブ214も液状冷媒の流路中に挿入されていると共に、吐出圧力の流体源を設けてあるものとされている。
【0037】
ピストン252はチャンバ258に摺動可能に嵌合され、チャンバ258内に挿入した上で該チャンバ258の開放端にプラグ282を装着して抜け出し不能に拘束するものとされている。図9の図例ではプラグ282にベント孔284を、ピストン252の自由な移動を可能とするために形成してある。このベント孔284は圧縮機の吸入圧力領域に開口させてあり、ピストン252の背面には吸入圧力が加わる。このように吸入圧力を作用させることでピストン252の動きが圧縮機の稼働の指標となる、吐出圧力と吸入圧力間の圧力差に呼応したものとなる。図8の図例ではピストン252の背面に中間圧力を、前記のもの同様の浮動シール組立体96(図1)を内装させた環状凹溝94とチャンバ258間を連動させるベント孔284′を介して、作用させている。したがって図8の場合にはピストン252の動きが、吐出圧力と中間圧力との間の圧力差によって制御される。図8の実施例は液状冷媒の注入と圧力比との間のより密接した関係を与え、過度の温度に対する保護に係る制御をより精密に達成する。図8及び図9の何れの図例でもピストン252はコイルばね272によって、プラグ282から遠去かる向きに移動付勢されている。ピストン252は入口260及び出口262を入口264に対し密封する第1のシール268、及び入口260及び出口262を圧縮機10の吸入領域(図8の場合には中間圧力領域)に対し密封する第2のシール288を備える。
【0038】
ピストン252は、バルブ214が閉鎖される図9の第1の位置とバルブ214が開放される図10の第2の位置との間で移動可能である。ピストン252は普通、ばね272による該ピストン252のプラグ282反対方向への移動付勢によって図9の閉鎖位置にある。この位置ではピストン252のランド部が入口260と出口262間に位置し、該入口260と出口262間が遮断される。
【0039】
圧縮機10が作動し始めると吐出圧力の流体が吐出流体入口264に供給される。ピストン252の両端には種々の加圧流体が作用する。ピストン252の動きは、該ピストン252の各端に作用する流体圧力とコイルばね272のばね荷重とによって制御されることになる。入口264を通して供給される吐出圧力がピストン252の反対側の端に作用している加圧流体とばね272の荷重に打克つと、ピストン252は図10に示す位置に移動する。この位置ではピストン252外周面の環状溝290が入口260と出口262に整列位置し、バルブ214が開放される。環状溝290は、液状冷媒が入口260から出口262へと流れるのを可能とする。ピストン252がプラグ282に対し当接することで、入口260と出口262に対する環状溝290の整列状態が維持される。図10の開放位置で液状冷媒は、図11に示す凝縮器出口124から管部材122及びフィルタ126を経て接続器128内に流入する。この液状冷媒は接続器128から取付板230内とバルブ214内を介し、また管部材232と液体注入通路112を介し、そして最終的には注入ポート140を介して、スクロール翼60,72により形成された封鎖空間中へと流れる。この液状冷媒流れは、圧縮機10が停止し吐出流体入口264に対し吐出加圧流体がもはや供給されなくなるまで、継続する。このように液状冷媒の流れは、圧縮機10の作動により生ぜしめられる加圧冷媒によって選択的に制御される。1実施例では液状冷媒の流れが、高吐出温度を生じさせる状態の指標となる、圧縮機の圧力比によって制御される。
【0040】
この発明の好ましい実施例について詳細に説明して来たが、この発明が、特許請求の範囲を適正に解釈した範囲内で実施例の構造に変形或いは修正を加えて実施可能であることは、言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従った独特の液体注入機構を組込んであるスクロール式圧縮機を示す一部欠裁縦断面図で、縦断面は図2の1−1線に沿う。
【図2】図1の2−2線に沿った横断面図である。
【図3】図1に示したスクロール式圧縮機の非旋回スクロール部材を示す側面図である。
【図4】この発明に従った独特の内部パイロットバルブを、バルブ閉鎖状態で示す縦断面図である。
【図5】図4に示したバルブを、バルブ開放状態で示す縦断面図である。
【図6】図2に類似の横断面図で、この発明に従った独特の内部パイロットバルブの別の実施例を示している。
【図7】図6に示したスクロール式圧縮機の非旋回スクロール部材を示す側面図である。
【図8】図6の8−8線に沿った断面図で、内部パイロットバルブを閉鎖位置で示している。
【図9】図6の一部分の一部横断拡大図で、内部パイロットバルブを閉鎖位置で示している。
【図10】図6の一部分の一部横断拡大図で、内部パイロットバルブを開放位置で示している。
【図11】この発明に従った液体注入機構を組込んである冷却系統の模式図である。
【符号の説明】
10 圧縮機
12 外殻
30 クランク軸
56 旋回スクロール部材
60 螺旋翼
72 螺旋翼
74 非旋回スクロール部材
88 吐出ディフューザ
94 環状凹溝
98 通路
110,210 液体注入機構
112 液体注入通路
114,214 バルブ
116 凝縮器
118 膨張弁
120 蒸発器
122 管部材
124 凝縮器出口
128 接続器
132,232 管部材
140 液体注入ポート
142 管部材
144,244 吐出圧力流体通路
150 ハウジング
152,252 ピストン
158,258 チャンバ
160,260 液状冷媒入口
162,262 液状冷媒出口
164,264 吐出流体入口
166 弁座
170 シール部材
172,272 コイルばね
284,284′ ベント孔
290 環状溝

Claims (22)

  1. 作業流体を圧縮するための旋回運動サイクルを有する圧縮機であって、
    容積を変更する少なくとも1個の作業流体の圧縮用封鎖空間並びに吐出空間、及び
    旋回運動サイクルの一時期に前記封鎖空間に対し且つ旋回運動サイクルの別の時期に前記吐出空間に対し選択的に冷却用の液体を供給するための液体注入機構であって、加圧流体に応動して作動するバルブを含む液体注入機構、
    を備えた圧縮機。
  2. 前記加圧流体が前記作業流体である請求項1の圧縮機。
  3. 密閉外殻を備えていて、前記バルブを、該密閉外殻内に配置してある請求項1の圧縮機。
  4. 前記バルブを、圧縮機の一構成要素内に配置してある請求項1の圧縮機。
  5. 前記封鎖空間に供給する前記液体が、前記作業流体である請求項1の圧縮機。
  6. 圧縮機が前記作業流体を吸入圧力から吐出圧力まで圧縮するものであり、前記バルブが、該吸入圧力と吐出圧力間の圧力差に応動して作動するものである請求項1の圧縮機。
  7. 圧縮機が前記作業流体を吸入圧力から吐出圧力まで圧縮するものであり、前記バルブが、該両圧力間の中間圧力と吐出圧力との差に応動して作動するものである請求項1の圧縮機。
  8. 冷却系統であって、
    作業流体を圧縮するための旋回運動サイクルを有する圧縮機であって、該作業流体を圧縮するために容積を変更する少なくとも1個の流体圧縮用封鎖空間並びに吐出空間を形成する圧縮機、
    凝縮器、
    蒸発器、
    これらの圧縮機、凝縮器及び蒸発器を、閉ループを形成するように直列接続する管路、
    前記凝縮器と蒸発器間で上記管路に対し接続された冷却用液体注入管路であって、旋回運動サイクルの一時期に圧縮機の上記封鎖空間への出口を有し且つその一時期にその封鎖空間に流体を選択的に供給し、ならびに旋回運動サイクルの別の時期に前記吐出空間開口し且つその別の時期にその吐出空間に流体を選択的に供給する液体注入管路、及び
    この液体注入管路を通しての流体流れを制御するために該液体注入管路中に配置してあるバルブであって、加圧流体に応動して作動するバルブ、
    を備えた冷却系統。
  9. 前記加圧流体が前記作業流体である請求項8の冷却系統。
  10. 前記圧縮機が密閉外殻を備えていて、前記バルブを、該密閉外殻内に配置してある請求項8の冷却系統。
  11. 前記バルブを、前記圧縮機の一構成要素内に配置してある請求項8の冷却系統。
  12. 前記圧縮機が前記作業流体を吸入圧力から吐出圧力まで圧縮するものであり、前記バルブが、該吸入圧力と吐出圧力間の圧力差に応動して作動するものである請求項8の冷却系統。
  13. 前記圧縮機が前記作業流体を吸入圧力から吐出圧力まで圧縮するものであり、前記バルブが、該両圧力間の中間圧力と吐出圧力との差に応動して作動するものである請求項8の冷却系統。
  14. 作業流体を処理するための旋回運動サイクルを有するスクロール式圧縮機であって、
    互いに噛合わされた螺旋翼を有する第1及び第2のスクロール部材、
    これらのスクロール部材間に周期的な相対旋回運動を生じさせ、上記螺旋翼間に、上記作業流体が吸入圧力にある放射方向外側位置から上記作業流体がより高い中心圧力にある放射方向内側の中心位置へと順次移動せしめられる複数個の封鎖空間を形成させる駆動機構、
    旋回運動サイクルの一時期に前記複数個の封鎖空間のうちの少なくとも1個の封鎖空間中に且つ旋回運動サイクルの別の時期に前記放射方向内側の中心位置の中に液体を注入して上記作業流体の温度を低下させるための液体注入回路であって、液体供給源から上記した第1及び第2のスクロール部材のうちの1個のスクロール部材中に形成してある注入ポートへと導かれた注入通路を含む液体注入回路、及び
    上記注入通路中に配置され該注入通路を通しての液体流れを制御するバルブであって、加圧流体に応動して作動するバルブ、
    を備えたスクロール式圧縮機。
  15. 前記加圧流体が前記作業流体である請求項14のスクロール式圧縮機。
  16. 前記液体が前記作業流体である請求項14のスクロール式圧縮機。
  17. 密閉外殻を備えていて、前記バルブを、該密閉外殻内に配置してある請求項14のスクロール式圧縮機。
  18. 前記バルブが、前記中心圧力に応動して作動するものである請求項17のスクロール式圧縮機。
  19. 前記バルブを、前記した第1及び第2のスクロール部材のうちの1個のスクロール部材中に配置してある請求項14のスクロール式圧縮機。
  20. 前記バルブが、前記中心圧力に応動して作動するものである請求項19のスクロール式圧縮機。
  21. 前記圧縮機が前記作業流体を吸入圧力から前記中心圧力まで圧縮するものであり、前記バルブが吸入圧力と中心圧力間の圧力差に応動して作動するものである請求項14のスクロール式圧縮機。
  22. 前記圧縮機が前記作業流体を吸入圧力から前記中心圧力まで圧縮するものであり、前記バルブが該両圧力間の中間圧力と中心圧力との差に応動して作動するものである請求項14のスクロール式圧縮機。
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