JP4031083B2 - 牽引フックカバーの取付構造 - Google Patents

牽引フックカバーの取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の牽引フックカバーの取付構造に関し、特に簡単な構造でバンパーに開閉自在に取付け、同一の塗装工程においてバンパーと一体で塗装することが可能な車両の牽引フックカバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両には牽引フックが必須であり、特に乗用車においてはデザインの観点から見映えを良くするため、牽引フックが位置するバンパーの部位に開口部を設け、この開口部を覆う牽引フックカバーを設けている。牽引フックカバーをバンパーに取付ける構造については従来種々の出願がなされている。例えば実開平4−115962号公報(以下、第1公報と略記する)にみられるものは、牽引フックカバーの背面側に牽引フックカバーに係止される係止部とバンパーの開口部に嵌合する嵌合部とを設けて、牽引フックカバーが不用意に脱落することを防止したものである。また、実開平4−123749号公報(以下、第2公報)のものは、牽引フックカバーをバンパーの裏側からスプリングで当接させると共に紐によりバンパーに接続し、ワンタッチで牽引フックカバーの開閉操作を容易にするものである。さらに、実開平5−559号公報(以下、第3公報)には、牽引フックカバーをスライド自在に構成してバンパーから離脱し難くさせ、かつ解放し易くする構成が示されている。
【0003】
上記第1公報のものは、牽引フックの不使用時には牽引フックカバーの脱落は防止できるが、牽引フックを使用する際には牽引フックカバーを取り外すので、紛失のおそれがある。第2、第3公報の先行技術に示された牽引フックカバーは開閉可能に構成されており、牽引フックカバーが紛失するおそれはないがそれらの構造はやや複雑である。
【0004】
上記第2公報においては、牽引フックカバーをバンパーに付勢するコイルスプリングや紐状体が用いられ、部品点数が増加し、加工工数も増大する。さらにバンパーの裏面にコイルスプリングを収容するブラケットが設けられるため、この分スペースを占有し、搬送性に難がある。一方、上記第3公報のものは、可撓性を有する複数の小片により牽引フックカバーを保持しているが、スライド自在にさせるため多少の隙間を設ける必要性から、牽引フックカバーは必ずしも静止してガイド部に係止されるという保証はない。
【0005】
さらに、これらの牽引フックカバーはいずれもバンパーとは別部品であって、両者は部品の大きさが大幅に異なる。したがって塗装工程を分けるか各々専用の治具を必要とすることが想定され、塗装工程においては別々に塗装すると微妙な色調の違いが生じ、色合わせが非常に困難となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような課題を解決することを目的として、簡単な構造でバンパーの牽引フックカバーを自在に開閉することができ、かつ牽引フックカバーをバンパーに仮止め可能に取付けることで、バンパーと一体で塗装し、専用の塗装用治具を用いることなく、バンパーと牽引フックカバーとの微妙な色調の違いを無くすことの可能な牽引フックカバーの取付構造を提供するものである。
【0007】
【発明を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に係る牽引フックカバーの取付構造は、牽引フック用の開口部を開閉する牽引フックカバーの取付構造において、前記開口部の内側に張り出すと共に支持片用挿通孔が穿設された支持片用フランジ前記開口部の内側に張り出した係止片用フランジとを設け、前記牽引フックカバーの一辺側に前記支持片用挿通孔に挿通する支持片を設け、前記牽引フックカバーの他辺側に前記係止片用フランジの裏面係止して装着する係止爪と仮止め用の仮止め爪とを有する係止片を設け、前記支持片が前記支持片用挿通孔内に挿通した状態で、前記係止片の係止爪または仮止め爪のいずれか一方が前記係止片用フランジの裏面に係止する構成とした。
又、請求項2に係る牽引フックカバーの取付構造は、前記開口部は正面視にて矩形状に形成され、前記支持片用フランジは前記開口部の一辺側から内側に張り出しており、前記係止片用フランジは前記開口部の他辺側から内側に張り出していると共に、前記係止片用フランジに係止片用挿通孔が穿設されている構成とした。
【0008】
これらにより、牽引フックカバーは、バンパーの牽引フック用開口部に対して2通りの取付態様が可能となる。
【0009】
請求項3に係る牽引フックカバーの取付構造は、前記係止爪が前記係止片用挿通孔に係止するとき前記牽引フックカバーを閉じる第1の状態とし、前記仮止め爪が前記係止片用挿通孔に係止するとき前記牽引フックカバーを仮止めする第2の状態とする構成とした。
【0010】
これにより、牽引フックカバーは牽引フック用の開口部を閉じた場合と仮止めした場合の取付態様が可能となる。
【0011】
請求項に係る牽引フックカバーの取付構造は、前記支持片は前記第1の状態のとき前記支持片用挿通孔に嵌合する嵌合部と前記第2の状態のとき前記支持片用挿通孔内で移動するガイド部とを有するよう構成した。請求項に係る牽引フックカバーの取付構造は、前記支持片は、前記牽引フックカバーを全開したとき前記支持片用挿通孔を穿設する前記フランジに係止する爪を有するよう構成した。
【0012】
請求項乃至に係る牽引フックカバーの取付構造は、支持片の構成に関し、これにより牽引フックカバーが開口部を閉じる、仮止めする、および全開状態を保持するという作用を持たせたものである。
【0013】
請求項に係る牽引フックカバーの取付構造は、前記支持片用挿通孔の断面は、前記牽引フックカバーを全開したとき前記ガイド部の形状に沿うテーパに形成した。請求項に係る牽引フックカバーの取付構造は、前記係止片用挿通孔の外側断面はテーパに形成した。
【0014】
請求項乃至に係る牽引フックカバーの取付構造は、挿通孔の断面形状に関し、牽引フックカバーを係止し、全開にする作用をより確実にするものである
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1以下はこの発明の牽引フックカバーとその取付け態様を図示するもので、図1は牽引フックカバーがバンパーの牽引フックカバー開口部を閉じたときの平面断面図、図2は牽引フックカバーがバンパーの牽引フックカバー開口部を開いたとき又は開く過程の平面断面図、図3は牽引フックカバーをバンパーに仮止めして取付け、バンパーと一体で塗装するときの取付図、図4は牽引フックカバーがバンパーの開口部に装着される関係位置を示す図、図5は牽引フックカバーの斜視図、図6は牽引フックカバーを取付けるバンパーの開口部を示す図である。
【0016】
先ずこの発明の牽引フックカバー20がどのような関係位置でバンパー1に装着されるかを図4、図5および図6により説明する。図4は車両の前方から見てバンパーの右側端部を表したもので、牽引フックカバー20が装着される状態を示す。図示しない牽引フックの設置位置延長線上のバンパー1の部位に開口部2が設けられ、牽引フックカバー20はこの開口部2を覆うように設置され、開口部2を開閉する。すなわち、図5に示すように牽引フックカバー20はバンパー1の形状により曲面を有する矩形状に形成され、その一辺側に支持片21、他辺側には係止片22が突出して成形されている。図6はバンパー1の開口部2を図示するもので、バンパー1の開口部2の左右両縁はたて壁3、4に形成され、それぞれ支持片用フランジ5と係止片用フランジ6を内側に張り出し、牽引フックカバー20の上記支持片21および係止片22が挿通し、係止する支持片用挿通孔7と係止片用挿通孔8とを上下2箇所ずつ穿設している。開口部2の上下両縁にはフランジ9を立設し、牽引フックカバー20を閉じたときストッパとして作用させている。
【0017】
次に牽引フックカバー20がバンパー1の開口部2に取付けられる状態を詳細に述べる。ここで、図1から図3はいずれも、上記挿通孔7、8の箇所、つまり図6においてA−A面における断面で表した図である(上側の挿通孔7、8についても同じ)。図1(A)は、牽引フックカバー20がバンパー1の開口部2を閉じたときの関係位置を示し、図1(B)は、牽引フックカバー20の一辺側の支持片21がバンパー1のたて壁3側の挿通孔7に支持される関係を拡大した図、図1(C)は、牽引フックカバー20の他辺側の係止片22がバンパー1のたて壁4の挿通孔8に係止される拡大図、図1(D)は、牽引フックカバー20の他辺側の係止片22の拡大図である。
【0018】
これらの図において、牽引フックカバー20一辺側の支持片21の構造を説明する。支持片21は、回動支点としての作用を持つ。一辺側当接部23は、牽引フックカバー20本体の形成面からほぼ直角に折り曲げ成形され、バンパー1のたて壁3の開口端である突条11に当接する。一辺側当接部23には嵌合部25が連続している。嵌合部25は、フランジ5に穿設された挿通孔7に嵌合するよう、所定長さの一辺側当接部23から、牽引フックカバー20本体の前記形成面にほぼ平行に延設形成されている。この嵌合部25からはガイド部27が外側(図で右方)に傾斜して延び、さらに続く先端部29には爪31を設けている。
【0019】
牽引フックカバー20の他辺側の係止片22は、開閉する際の係止、係止解除、及び仮止めの作用を持つ。係止片22の基端は他辺側当接部24を形成する。他辺側当接部24は、バンパー1のたて壁4の開口端となる突条12に当接するよう凹状に形成され、他辺側当接部24から先端に向かって、係止軸26、先端部30が延設されている。そして係止軸26に係止爪28、先端部30には仮止め爪32が一辺側の支持片21に設けた爪31と同じ側(図で左側)に形成されている。係止片22がフランジ6の挿通孔8に係止する状態は図1(C)に図示するように、他辺側当接部24がたて壁4の突条12に当接すると共に、係止軸26が挿通孔8に嵌合する。挿通孔8の左側面断面はテーパ14に形成され、このテーパ14に沿うように係止軸26の形状が形成されている。よって、係止軸26は挿通孔8に合致して嵌合し、かつ係止爪28により係止される。
なお、先端部30も係止軸26と同様の形状に形成されているので、仮止めの取付においても先端部30は挿通孔8に合致して嵌合し仮止め爪32により係止される。
【0020】
以上説明したように、牽引フックカバー20は、一辺側の支持片21の嵌合部25と他辺側の係止片22の係止爪28とにより係止される。さらに、牽引フックカバー20はバンパー1のたて壁3、4との間隔、つまり開口部2の幅よりも若干大きめに成形してあるから、牽引フックカバー20の持つ弾性により両端で係止される。この場合、牽引フックカバー20の一辺側当接部23と他辺側当接部24が、バンパーの開口端となる突条11と突条12にそれぞれ位置決めされるので脱落等のおそれはない。
【0021】
次に、図2に示す関係位置に設置された牽引フックFを利用するために、牽引フックカバー20を開く場合について図2により説明する。図2(A)は、牽引フックカバー20の全開時を図示し、図2(B)は、他辺側の係止片22の係止を解除したときの一辺側の支持片21と挿通孔7との位置関係を示し、図2(C)は牽引フックカバー20を開く過程を説明し、図2(D)は、全開時の一辺側の支持片21と挿通孔7との位置関係を拡大して示した図である。
【0022】
牽引フックカバー20の他辺側を矢印(図2(A))のように押圧して係止爪28と挿通孔8との嵌合を解く。牽引フックカバー20を内側に変形させ、係止爪28および仮止め爪32を係止させずに、係止片22を挿通孔8から抜く。このときの一辺側の支持片21の位置関係は、図2(B)に示す通りである。すなわち、他辺側の係止片22の挿通孔8に対する係止位置関係がずれるので、挿通孔7に嵌合する支持片21の部位はガイド部27となる。このガイド部27は前に述べたように、外側(図で右方)に傾斜して延設しているから、牽引フックカバー20の支持片21は挿通孔7から抜けることはない。図2(C)は、この状態で牽引フックカバー20が回動できることを示す。そして牽引フックカバー20を全開したときは図2(D)の位置関係となる。フランジ5の挿通孔7の右側断面はテーパ13に形成されているから支持片21の傾斜したガイド部27に沿うと共に先端部29に設けた爪31がフランジ5の裏面に係止され、牽引フックカバー20の全開状態を保持することができる。
【0023】
この発明の牽引フックカバー20を閉じるときは、以上の逆操作により簡単に行うことができる。このように、この発明の牽引フックカバー20はバンパー1から取り外すことなく、容易に開閉することができる。
【0024】
次に、この発明の他の特徴である、バンパーと一体で塗装する態様について説明する。図3は牽引フックカバーをバンパーに仮止め状態に取付けた位置関係を示す。塗装工程に先立ち、牽引フックカバーの一辺側の支持片21をガイド部27まで挿通孔7に挿入する。他方、他辺側の係止片22の先端部30を挿通孔8に挿入し、仮止め爪32をフランジ6の裏面に係止させる位置に留める。あるいは、先に他辺側の係止片22を挿入して仮止め爪32をフランジの裏面に係止させ、後から一辺側の支持片21を挿通孔7に挿入しても良い。一辺側の支持片21のガイド部27が斜めに所定長さ形成され、ガイド部27に続く先端部29も設けられるので、この間で微調整の移動ができるから、上記いずれの手順でも容易に操作可能である。
【0025】
また、牽引フックカバー20がバンパー1に装着された状態で塗装工程に搬入された場合には、牽引フックカバー20を開くときのように係止片22を挿通孔8から抜くのではなく、先端部30の仮止め爪32をフランジ6の裏面に係止させる位置に留める。このとき牽引フックカバーの一辺側の支持片21は、ガイド部27が挿通孔7内に位置し、仮止めの位置関係に保持される。
【0026】
いずれの場合においても牽引フックカバー20は図3の状態に保持される。なお、前に述べたように先端部30は挿通孔8の左側面断面のテーパ14に沿うような形状に形成されているので、挿通孔8に合致して嵌合し、かつ仮止め爪32により係止される。
【0027】
このように、牽引フックカバー20の一辺側の支持片21と他辺側の係止片22の構造、および挿通孔7、8の構造と位置関係が以上のように構成されているから、塗装工程中に支持片21または係止片22が挿通孔7または挿通孔8から完全に抜けてしまうことはない。この実施例では、一辺側および他辺側を牽引フックカバー20の左右の両側の場合について説明したが、上下両側でもよいのは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、バンパーに形成された牽引フック用の開口部を開閉する牽引フックカバーの取付構造において、前記開口部の対向する両縁のそれぞれから前記開口部の内側に張り出したフランジに挿通孔を穿設し、前記牽引フックカバーの一辺側に前記挿通孔に挿通する支持片を設け、前記一辺側に対向する他辺側に前記挿通孔に挿通し係止爪と仮止め爪とを有する係止片を設け、前記支持片が前記挿通孔内で挿通した状態で、前記係止片の係止爪または仮止め爪のいずれか一方が前記挿通孔に係止する構成としたから、牽引フックカバーの一辺側の支持片と他辺側の係止片、およびパンパーの開口部縁のフランジに設けた挿通孔を簡単な構造に変えるのみで、実車での牽引フックカバーの開閉操作はもちろん、塗装工程においてバンパーに牽引フックカバーを仮止めしてバンパーと一体で同時に塗装することができる。このため専用の塗装用治具を使用することなく、バンパーと牽引フックカバーとの微妙な色調の違いを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の牽引フックカバーとバンパーの牽引フックカバー開口部とを図6のA−A面における断面で表した図であって、(A)は牽引フックカバーがバンパーの開口部を閉じたときの全体図を示し、(B)は牽引フックカバーの一辺側の支持片がバンパーのたて壁側の挿通孔に支持される関係を拡大した図であり、(C)は牽引フックカバーの他辺側の係止片がバンパーのたて壁の挿通孔に係止される拡大図、(D)は牽引フックカバーの他辺側の係止片の拡大図である。
【図2】(A)は牽引フックカバーを全開にしたときの全体図を示し、(B)は他辺側の係止片の係止を解除したときの一辺側の支持片の位置関係の拡大図、(C)は牽引フックカバーを開く過程の同じく拡大図、(D)は全開時の一辺側の支持片を拡大した図である。
【図3】牽引フックカバーをバンパーに仮止めして取付け、バンパーと一体で塗装するときの取付図である。
【図4】牽引フックカバーがバンパーに装着される関係位置を示す図である。
【図5】牽引フックカバーの斜視図を示す。
【図6】牽引フックカバーを取付けるバンパーの開口部を示す図である。
【符号の説明】
1 バンパー
2 開口部
3、4 たて壁
5、6 フランジ
7、8 挿通孔
11、12 突条
13、14 テーパ
20 牽引フックカバー
21 支持片
22 係止片
23 一辺側当接部
24 他辺側当接部
25 嵌合部
26 係止軸
27 ガイド部
28 係止爪
29、30 先端部
31 爪
32 仮止め爪
F 牽引フック
H 牽引フックの穴

Claims (7)

  1. 牽引フック用の開口部を開閉する牽引フックカバーの取付構造において、
    前記開口部の内側に張り出すと共に支持片用挿通孔が穿設された支持片用フランジ前記開口部の内側に張り出した係止片用フランジとを設け、
    前記牽引フックカバーの一辺側に前記支持片用挿通孔に挿通する支持片を設け、前記牽引フックカバーの他辺側に前記係止片用フランジの裏面係止して装着する係止爪と仮止め用の仮止め爪とを有する係止片を設け、
    前記支持片が前記支持片用挿通孔内に挿通した状態で、前記係止片の係止爪または仮止め爪のいずれか一方が前記係止片用フランジの裏面に係止することを特徴とする牽引フックカバーの取付構造。
  2. 前記開口部は正面視にて矩形状に形成され、前記支持片用フランジは前記開口部の一辺側から内側に張り出しており、前記係止片用フランジは前記開口部の他辺側から内側に張り出していると共に、前記係止片用フランジに係止片用挿通孔が穿設されていることを特徴とする請求項1記載の牽引フックカバーの取付構造。
  3. 前記係止爪が前記係止片用挿通孔に係止するとき前記牽引フックカバーを閉じる第1の状態とし、前記仮止め爪が前記係止片用挿通孔に係止するとき前記牽引フックカバーを仮止めする第2の状態とすることを特徴とする請求項記載の牽引フックカバーの取付構造。
  4. 前記支持片は、前記第1の状態のとき前記支持片用挿通孔に嵌合する嵌合部と前記第2の状態のとき前記支持片用挿通孔内で移動するガイド部とを有することを特徴とする請求項3記載の牽引フックカバーの取付構造。
  5. 前記支持片は、前記牽引フックカバーを全開したとき前記支持片用挿通孔を穿設する前記フランジに係止する爪を有することを特徴とする請求項3又は4の何れかに記載の牽引フックカバーの取付構造。
  6. 前記支持片用挿通孔の断面は、前記牽引フックカバーを全開したとき前記ガイド部の形状に沿うテーパに形成されていることを特徴とする請求項5記載の牽引フックカバーの取付構造。
  7. 前記係止片用挿通孔の外側断面は、テーパに形成されていることを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の牽引フックカバーの取付構造。
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