JP6604513B2 - 車両用内装材の取付構造 - Google Patents
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Description
このような内装材の爪の構造に関して、特許文献1には、挿込爪が中央面と両脇の側面とかえし部を備え、挿込爪を挿込孔に挿し込むことで、かえし部が挿込孔の縁に掛かって内装材とインストルメントパネルを連結する構造が示されている。ここでリブは中央面に垂直で挿込孔の縁に沿った形状の当て面を有しており、この当て面は、挿込爪の挿し込み深さの規制や、かえし部と共に挿込孔の縁を挟持して内装材を保持する役割を有している(特許文献1の図4および図5参照)。
しかしながら、近年、車両のインストルメントパネル等の被取付部材には、多くの曲面形状が求められるようになり、このような被取付部材に内装材を設定しようとすると、被取付部材の固定孔を含む面への爪の挿し込み角度を垂直に設定することが困難となる場合がある。
このような場合において、内装材の端部の爪に、特許文献1にあるような爪に垂直なリブ(当て面)を設定しようとすると、リブの厚み分だけ内装材の端縁に隙間が生じる。このため、内装材の端部の爪に当て面を設定することができず、内装材の端縁がたわむ等、外観品質に問題が生じる可能性があった。
また、本発明は、前記かえし部は、該かえし部の頂点から爪部材の基端部の方向へ傾斜する傾斜面を設けており、前記側部材の当て面は、前記傾斜面の中央部側の起点の高さから内装材本体の縁部に向かって延びるように構成され、前記隆起部は、固定孔の縁に向かって突出するように形成されていることにある。
さらに、本発明は、前記当て面は、第1の当て面として構成され、前記爪部材は、該第1の当て面を備える側部材とは反対の方向に別の側部材を備え、該別の側部材は、第2の当て面を備え、該第2の当て面に対向する固定孔の周縁部は、第2の当て面に向かって膨出した膨出部を備え、前記第2の当て面と膨出部が当接してなることにある。
またさらに、本発明は、前記第1の当て面と第2の当て面は、異なる角度で被取付部材と当接してなることにある。
前記かえし部は、該かえし部の頂点から爪部材の基端部の方向へ傾斜する傾斜面を設けており、前記側部材の当て面は、前記傾斜面の中央部側の起点の高さから内装材本体の縁部に向かって延びるように構成され、前記隆起部は、固定孔の縁に向かって突出するように形成されていることから、傾斜面と当て面とで断面L字状に形成し、そこに突出した隆起部の先端が挟み込まれることによって、より確実に爪部材によって隆起部を挟持することができる。
前記当て面は、第1の当て面として構成され、前記爪部材は、該第1の当て面を備える側部材とは反対の方向に別の側部材を備え、該別の側部材は、第2の当て面を備え、該第2の当て面に対向する固定孔の周縁部は、第2の当て面に向かって膨出した膨出部を備え、前記第2の当て面と膨出部が当接してなることによって、当て面が爪部材の挿し込み深さを規制し、膨出部が内装材本体と被取付部材の隙間を埋めて内装材本体の押し込みを防止することができる。
前記第1の当て面と第2の当て面は、異なる角度で被取付部材と当接していることから、内装材本体への多方面からの荷重の入力に対して、それぞれの当て面が位置規制を行い内装材のずれを防止する。
前記内装材4は、成形用型により、例えば帯状に樹脂成形されたオーナメントなどの内装材本体5と、この内装材本体5の裏面に一体成形された複数(図示例では3か所)の爪部材6とで構成されている。
前記インストルメントパネル1のパネル面10には、向かって左側上部に、固定孔Bとしての複数の開口部11が車幅方向に一定間隔で図示例では3か所に形成されており、この開口部11の前後方向の前方側縁部12には、外側に向けて隆起した被当接面となる隆起部12aが設けられ、後方側縁部13には、開口部11の外側に膨出した膨出部13aが形成されている。
前記かえし部64は、該かえし部64の頂点となる先端部64bから爪部材6の基端部の方向へ傾斜する傾斜面64cを設けており、前記側部材61の第1の当て面Dは、前記傾斜面61bの中央部材60側の起点から内装材本体5の縁部に向かって延びるように構成されている。前記隆起部12aは、固定孔Bの縁に向かって突出するように形成されていることから、傾斜面64cと第1の当て面Dとで断面略L字状に形成されており、そこに突出した隆起部12aの先端が挟み込まれることによって、爪部材6によって隆起部12aを挟持することができる。
さらに、前記第1の当て面Dと第2の当て面Cは、異なる角度で被取付部材Aと当接していることから、内装材本体5への多方面からの荷重の入力に対して、それぞれの当て面D,Cが位置規制を行い内装材4のずれを防止することができる。
B 固定孔
C,D 当て面
1 インストルメントパネル
2 上部側のアッパパネル
3 下部側のロアパネル
4 内装材
5 内装材本体
6 爪部材
11 開口部
12a 隆起部
13a 膨出部
61、62 側部材
64 かえし部
Claims (4)
- 固定孔を備える被取付部材と、表面側に意匠面を構成する内装材本体と、この内装材本体の裏面側に設けられ、前記被取付部材の固定孔に挿入固定される爪部材とを備えた車両用内装材の取付構造であって、
前記爪部材は、内装材本体から延びる平板状の中央部材と、該中央部材の延伸方向から直交する方向に延びる側部材を備え、
前記側部材は、前記中央部材から内装材本体の縁部に向かって徐々に近づく方向に傾斜する当て面を備え、
前記当て面に対向する前記被取付部材の固定孔の周縁部には、前記当て面に向かって隆起した隆起部を備え、
前記中央部材は、側部材よりも前記爪部材の先端側において側部材と同一方向に突出するかえし部を備え、
前記かえし部と当て面とで周縁部の隆起部を挟持することを特徴とする車両用内装材の取付構造。 - 前記かえし部は、該かえし部の頂点から爪部材の基端部の方向へ傾斜する傾斜面を設けており、前記側部材の当て面は、前記傾斜面の中央部側の起点の高さから内装材本体の縁部に向かって延びるように構成され、
前記隆起部は、固定孔の縁に向かって突出するように形成されている請求項1に記載の車両用内装材の取付構造。 - 前記当て面は、第1の当て面として構成され、前記爪部材は、該第1の当て面を備える側部材とは反対の方向に別の側部材を備え、
該別の側部材は、第2の当て面を備え、
該第2の当て面に対向する固定孔の周縁部は、第2の当て面に向かって膨出した膨出部を備え、
前記第2の当て面と膨出部が当接してなる請求項1または2に記載の車両用内装材の取付構造。 - 前記第1の当て面と第2の当て面は、異なる角度で被取付部材と当接してなる請求項3に記載の車両用内装材の取付構造。
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