JP3723098B2 - 自動車のシートベルト装置 - Google Patents
自動車のシートベルト装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3723098B2 JP3723098B2 JP2001172259A JP2001172259A JP3723098B2 JP 3723098 B2 JP3723098 B2 JP 3723098B2 JP 2001172259 A JP2001172259 A JP 2001172259A JP 2001172259 A JP2001172259 A JP 2001172259A JP 3723098 B2 JP3723098 B2 JP 3723098B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- retractor
- roof
- seat belt
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に自動車の後席用のシートベルトとシートベルトを巻取りおよび引出し可能に巻回するリトラクタとリトラクタを収容すると共に車体ルーフ部に装着するリトラクタカバーとを備えた自動車のシートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の自動車用ドアトリムの取付け構造としては、図7に示すものが知られている(例えば、特開2000-95061号公報、特開平11-198756号公報)。
【0003】
図7によれば、シートベルトaはリヤシートbに着座した乗員cを拘束すべく構成しており、一端側が不図示のタングを介してリヤシートb側に係着されており、他端側はリトラクタdに巻取り且つ引出し可能に巻回されている。
【0004】
そしてリトラクタdは、リトラクタケースeに収容されて、リトラクタケースeを車体ルーフ部fのリアヘッダーgに取着することによって車体ルーフ部fに装着されている。
【0005】
さらに、シートベルトaは、ルーフトリムhに設けたべゼルiを通過して車室内に導かれるようになっている。そして、シートベルトaを装着しないときは、リトラクタdによりシートベルトaが巻き取られて、タングがベゼルiの直ぐ下側に位置するようになっている。シートベルトaを装着しないときにタングがベゼルiの直下に位置するためには、ベゼルiのベルト挿通孔はタングよりも小さくすることが必要である。このためベゼルiは予めシートベルトaに組み付けられていなければならない。そしてベゼルiは、ルーフトリムhに設けた取付け孔の内周縁に取着されている。なおjはリトラクタケースeをカバーするためルーフトリムhの一部を車室側に膨らました膨らみ部である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように構成する従来構造においては、ベゼルiがシートベルトaに組み付けられていることから、ルーフトリムhを車体ルーフ部fに取付ける際には、ルーフトリムhの取付け孔に、車体ルーフ部f側からタングとシートベルトaを挿通しベゼルiを取付け孔に挿通して車室内へ引き出した状態にし、ルーフトリムhを車体ルーフ部fに取付けた後に、ベゼルiをルーフトリムhに取着することになる。このため、ルーフトリムhの取付け孔にベゼルiを挿通させる作業が必要となるし、取付け孔の形状は、ベゼルiの外形よりも小さく形成されていることから、煩わしい作業となる。このため、ルーフトリムhを車体ルーフ部fに取付けるにあたって、取付け作業性が悪いという課題を残している。
【0007】
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、ルーフトリムの取付け作業が容易にできるよう工夫した自動車用シートベルト装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、一端側にタングが取着されたシートベルトと、該シートベルトの他端側を巻取りおよび引出し可能に巻回するリトラクタとを有し、該リトラクタがルーフトリムにより美装した状態で車体ルーフ部に装着されて構成する自動車のシートベルト装置であって、前記リトラクタに対向する位置において、前記ルーフトリムに開口部が形成され、該開口部には、前記車体ルーフ部側から前記リトラクタの挿通口を有するブラケットが添設されると共に、前記開口部の車室内側から前記ブラケットに装着されたリトラクタカバーが添設され、前記リトラクタカバーと前記ブラケットとで前記ルーフトリムの開口部周縁が狭着されることによって、前記ブラケットおよびリトラクタカバーが前記ルーフトリムに装着され、前記リトラクタカバーに前記タングを挿通する開口が形成され、該開口に蓋体が嵌合され、該蓋体と前記開口との間にシートベルトの出入り開口部が形成されることを特徴とするものである。
【0009】
本発明によれば、ルーフトリムの開口部に、リトラクタの挿通口を有するブラケットとタングを挿通する開口が形成されたリトラクタカバーとを装着し、リトラクタカバーの開口にシートベルトの出入り開口部を形成する蓋体を設けていることから、ルーフトリムを車体ルーフ部に装着する際には、蓋体を取り外したリトラクタカバーをブラケットと共にルーフトリムの開口部に装着した後に、車体ルーフ部に装着したリトラクタからタングをシートベルトと共に引き出し、タングとシートベルトを車体ルーフ部側から順次、ブラケットの挿通口、ルーフトリムの開口部、リトラクタカバーの開口に挿通させて車室内側に引き出した後、リトラクタカバーの開口に蓋体を嵌合させてシートベルトを出入口開口部に挿通した状態にし、その後、ブラケットの挿通口及びルーフトリムの開口部にリトラクタを挿通させてルーフトリムを車体ルーフ部にの装着することができ、タングを車体ルーフ部側から車室内側へ容易に挿通させることができるので、従来、ベゼルを取付け孔に挿通させる煩わしい作業が省略でき、ルーフトリムを車体ルーフ部に装着する作業が容易にできる。
【0010】
また、前記ルーフトリム装着手順に限らず、ルーフトリムを車体ルーフ部に装着する際には、蓋体を取り外したリトラクタカバーをブラケットと共にルーフトリムの開口部に装着し、ブラケットの挿通口孔およびルーフトリムの開口部にリトラクタを挿通させてルーフトリムを車体ルーフ部の装着した後に、車体ルーフ部側のタングをシートベルトと共にリトラクタカバーの開口から車室内側へ引き出し、その後、リトラクタカバーの開口に蓋体を嵌合させてシートベルトを出入開口部に挿通させることもでき、この手順によってもタングを車体ルーフ部側から車室内側へ容易に挿通させることができるので、従来、ベゼルを取付け孔に挿通させる煩わしい作業がを省略でき、ルーフトリムを車体ルーフ部の装着する作業が容易にできる。
【0011】
さらに、本発明によれば、リトラクタカバーとブラケットとでルーフトリムの開口部周縁が狭着されることによって、リトラクタカバーおよびブラケットがルーフトリムの装着されることから、ルーフトリムの開口部周辺の剛性が高まるので、開口部周辺を補強する構造が不要となる。また、前記狭着により、リトラクタカバーとブラケットとがルーフトリムに固定されることになるので、ルーフトリムを車体ルーフ部に装着する際に、リトラクタカバーおよびブラケットがルーフトリムから外れることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における第1の実施の形態について、先ず図1および図2を用いて説明する。
【0013】
図1は本発明に係る実施の形態におけるシートベルト装置を採用した自動車車室内後部の一部を描画した斜視図、図2は図1におけるシートベルト装置のリトラクタカバーを拡大して描画した斜視図である。
【0014】
図1および図2において、シートベルト1はリヤシート2に着座した乗員3を拘束すべく構成しており、一端側に取着されたタング13を介してリヤシート2側に係着しており、他端側を後述のリトラクタ5に巻取り且つ引出し可能に巻回している。リトラクタ5はルーフトリム6に装着されたリトラクタカバー7によって車室8側が覆われてカバーされている。
【0015】
次に、図3ないし図6を用いて、リトラクタカバー7の取付け構造について詳細に説明する。
【0016】
図3はリトラクタカバー付近を分解して描画した斜視図、図4は図2のA−A断面図、図5は図4のB−B断面図、図6は図4のC−C断面図である。
【0017】
図3ないし図6によれば、ルーフトリム6には、車体ルーフ部9にブラケット14等を介して装着されたリトラクタ5に対向する位置に、開口部6aが形成されている。
【0018】
開口部6aには、その周部をリトラクタ5の車室内8側をカバーするリトラクタカバー7とブラケット10とで狭着することにより、リトラクタカバー7が車室8側に突出する状態でルーフトリム6に装着されている。
【0019】
すなわち、リトラクタカバー7は、全体形状が車室内8側に突出するように凹状を呈しており、その一端側にはシートベルト1のガイド部7aが形成されている。そしてガイド部7aには、シートベルト1およびタング13が挿通する開口7a2が設けられて、開口7a2には、蓋体12が複数の係止突起12aを用いて係着嵌合しており、この結果蓋体12の先端と開口7a2とが隙間を形成して、シートベルト1の出入開口部7a1を残している(図4参照)。又、リトラクタカバー7の中央側から他端側にかけて、車体ルーフ部9側に突出する係着具である係止片7bが3個突設されている。ガイド部7aの車体ルーフ部9側には、車体ルーフ部9に設けた取付けブラケット9aに係着される2つのクリップ11が突設されている。このクリップ11が取付けブラケット9aに係着された状態で、リトラクタカバー7が車体ルーフ部9に片持ち支持されている。このリトラクタカバー7によりブラケット10およびルーフトリム6が支持されている。
【0020】
ブラケット10は、中央部にリトラクタ5が挿通する挿通口10aを有しており、また、周部には、係止片7bを係着する係着部10bが3個形成されている。リトラクタ5をルーフトリム6の開口部6aおよびブラケット10の挿通口10aに挿通し、車室内8側の突出させてルーフトリム6とブラケット10が配設されている。このためルーフトリム6に膨らみを形成する必要がなくなる。
【0021】
上記の構成により、ルーフトリム6を車体ルーフ部9に装着する際には、ブラケット10をルーフトリム6の開口部6aから挿入すると共に開口部6aに車体ルーフ部9側からあてがい、蓋体12を取外した状態のリトラクタカバー7をルーフトリム6の車室内8側からあてがって、係止片7bおよびクリップ11を開口部6aから突出させ、係着部10bに係止片7bを挿入係着して、リトラクタカバー7とブラケット10とを組み付けると共に、リトラクタカバー7の外周部7cとブラケット10のフランジ部10cとで開口部6aの周部を狭着し、リトラクタカバー7をブラケット10と共にルーフトリム6に装着する。その後、ルーフトリム6を車体ルーフ部9に装着する。
【0022】
この結果、車体ルーフ部9に設置されたリトラクタ5をブラケット10の挿通口10aに挿通させた状態でリトラクタカバー7内に収納し、リトラクタカバー7によってリトラクタ5の車室8側をカバーされることになる。次に、リトラクタ5から延在するシートベルト1をタング13と共にリトラクタカバー7から引き出し、リトラクタカバー7の開口7a2に挿通させる。その後開口7a2に蓋体12を取付けることによって開口7a2と共に、シートベルト1を出し入れさせるための出入開口部7a1を形成されることになる。
【0023】
上記のように構成する本発明に係る実施の形態においては、ルーフトリム6の開口部6aに、リトラクタ5の挿通口10aを有するブラケット10とタング13を挿通する開口が形成されたリトラクタカバー7とを装着し、リトラクタカバー7の開口7a2にシートベルト1の出入開口部7a1を形成する蓋体12を設けていることから、ルーフトリム6を車体ルーフ部9に装着する際には、蓋体12を取り外したリトラクタカバー7をブラケット10と共にルーフトリム6の開口部6aに装着した後に、車体ルーフ部9に装着したリトラクタ5からタング13をシートベルト1と共に引き出し、タング13とシートベルト1を車体ルーフ部9側から順次、ブラケット10の挿通口10a、ルーフトリム6の開口部6a、リトラクタカバー7の開口7a2に挿通させて車室内8側に引き出した後、リトラクタカバー7の開口7a2に蓋体12を嵌合させてシートベルト1を出入口開口部に挿通した状態にし、その後、ブラケット10の挿通口10a及びルーフトリム6の開口部6aにリトラクタ7を挿通させてルーフトリム6を車体ルーフ部9に装着することができ、タング13を車体ルーフ部9側から車室内8側へ容易に挿通させることができるので、従来、ベゼルを取付け孔に挿通させる煩わしい作業が省略でき、ルーフトリム6を車体ルーフ部9に装着する作業が容易にできる。
【0024】
また、上記ルーフトリム6の装着手順に限らず、ルーフトリム6を車体ルーフ部9に装着する際には、蓋体12を取り外したリトラクタカバー7をブラケット10と共にルーフトリム6の開口部6aに装着し、ブラケット10の挿通口10aおよびルーフトリム6の開口部6aにリトラクタ5を挿通させてルーフトリム6を車体ルーフ部9の装着した後に、車体ルーフ部9側のタング13をシートベルト1と共にリトラクタカバー7の開口7a2から車室内8側へ引き出し、その後、リトラクタカバー7の開口7a2に蓋体12を嵌合させてシートベルト1を出入開口部7a1に挿通させることもでき、この手順によってもタング13を車体ルーフ部9側から車室内8側へ容易に挿通させることができるので、従来、ベゼルを取付け孔に挿通させる煩わしい作業がを省略でき、ルーフトリム6を車体ルーフ部9の装着する作業が容易にできる。
【0025】
さらに、上記実施の形態によれば、リトラクタカバー7とブラケット10とでルーフトリム6の開口部6a周縁が狭着されることによって、リトラクタカバー7およびブラケット10がルーフトリム6に装着されることから、ルーフトリム6の開口部6a周辺の剛性が高まるので、開口部6a周辺を補強する構造が不要となる。また、前記狭着により、リトラクタカバー7とブラケット10とがルーフトリム6に固定されることになるので、ルーフトリム6を車体ルーフ部9に装着する際に、リトラクタカバー7およびブラケット10がルーフトリム6から外れることがない。
【0026】
また、上記実施の形態によれば、リトラクタ5の車室側を美装するリトラクタカバー7がルーフトリム6とは別体で構成されていることから、ルーフトリム6に従来のような膨らみ部jを形成する必要がなくなって、ルーフトリム6の成形性を向上させることができる。
【0027】
なお、上記の実施の形態においては、リトラクタカバー7側に係止片7bを設け、ブラケット10側に係着部10bを設けたが、これに限定されることなく、係止片7bをブラケット10側に、係着部10bをリトラクタカバー7側にそれぞれ設けてもよい。
【0028】
また、上記説明では、リトラクタカバー7およびブラケット10をルーフトリム6に装着した後、ルーフトリム6を車体ルーフ部9の装着し、リトラクタ5から延在するシートベルト1をタング13と共に引き出すようにしたが、これに限定されることなく、リトラクタカバー7およびブラケット10をルーフトリム6に装着し、シートベルト1をタング3と共に開口7a2に挿通させた後に、開口7a2に蓋体12を取付けて、シートベルト1およびタング13を引き出した状態で、ルーフトリム6を車体ルーフ部9に装着するようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ルーフトリムの開口部に、リトラクタの挿通口を有するブラケットとタングを挿通する開口が形成されたリトラクタカバーとを装着し、リトラクタカバーの開口にシートベルトの出入り開口部を形成する蓋体を設けていることから、ルーフトリムを車体ルーフ部に装着する際には、蓋体を取り外したリトラクタカバーをブラケットと共にルーフトリムの開口部に装着した後に、車体ルーフ部に装着したリトラクタからタングをシートベルトと共に引き出し、タングとシートベルトを車体ルーフ部側から順次、ブラケットの挿通口、ルーフトリムの開口部、リトラクタカバーの開口に挿通させて車室内側に引き出した後、リトラクタカバーの開口に蓋体を嵌合させてシートベルトを出入口開口部に挿通した状態にし、その後、ブラケットの挿通口及びルーフトリムの開口部にリトラクタを挿通させてルーフトリムを車体ルーフ部にの装着することができ、タングを車体ルーフ部側から車室内側へ容易に挿通させることができるので、従来、ベゼルを取付け孔に挿通させる煩わしい作業が省略でき、ルーフトリムを車体ルーフ部に装着する作業が容易にできる。
【0030】
また、前記ルーフトリム装着手順に限らず、ルーフトリムを車体ルーフ部に装着する際には、蓋体を取り外したリトラクタカバーをブラケットと共にルーフトリムの開口部に装着し、ブラケットの挿通口孔およびルーフトリムの開口部にリトラクタを挿通させてルーフトリムを車体ルーフ部の装着した後に、車体ルーフ部側のタングをシートベルトと共にリトラクタカバーの開口から車室内側へ引き出し、その後、リトラクタカバーの開口に蓋体を嵌合させてシートベルトを出入開口部に挿通させることもでき、この手順によってもタングを車体ルーフ部側から車室内側へ容易に挿通させることができるので、従来、ベゼルを取付け孔に挿通させる煩わしい作業がを省略でき、ルーフトリムを車体ルーフ部の装着する作業が容易にできる。
【0031】
さらに、本発明によれば、リトラクタカバーとブラケットとでルーフトリムの開口部周縁が狭着されることによって、リトラクタカバーおよびブラケットがルーフトリムの装着されることから、ルーフトリムの開口部周辺の剛性が高まるので、開口部周辺を補強する構造が不要となる。また、前記狭着により、リトラクタカバーとブラケットとがルーフトリムに固定されることになるので、ルーフトリムを車体ルーフ部に装着する際に、リトラクタカバーおよびブラケットがルーフトリムから外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態におけるシートベルト装置を採用した自動車車室内後部の一部を描画した斜視図である。
【図2】図1におけるシートベルト装置のリトラクタカバーを拡大して描画した斜視図である。
【図3】リトラクタカバー付近を分解して描画した斜視図である。
【図4】図2のA−A断面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】図4のC−C断面図である。
【図7】従来のシートベルト装置を採用した自動車車室内後部の一部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 シートベルト
5 リトラクタ
6 ルーフトリム
6a 開口部
7 リトラクタカバー
7a1 出入開口部
7a2 開口
7b 係止片(係着具)
7c 外周部
8 車室
9 車体ルーフ部
10 ブラケット
10a 挿通口
10b 係着部
12 蓋体
13 タング
Claims (1)
- 一端側にタングが取着されたシートベルトと、該シートベルトの他端側を巻取りおよび引出し可能に巻回するリトラクタとを有し、該リトラクタがルーフトリムにより美装した状態で車体ルーフ部に装着されて構成する自動車のシートベルト装置であって、
前記リトラクタに対向する位置において、前記ルーフトリムに開口部が形成され、該開口部には、前記車体ルーフ部側から前記リトラクタの挿通口を有するブラケットが添設されると共に、前記開口部の車室内側から前記ブラケットに装着されたリトラクタカバーが添設され、前記リトラクタカバーと前記ブラケットとで前記ルーフトリムの開口部周縁が狭着されることによって、前記ブラケットおよびリトラクタカバーが前記ルーフトリムに装着され、前記リトラクタカバーに前記タングを挿通する開口が形成され、該開口に蓋体が嵌合され、該蓋体と前記開口との間にシートベルトの出入り開口部が形成されることを特徴とする自動車のシートベルト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172259A JP3723098B2 (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 自動車のシートベルト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172259A JP3723098B2 (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 自動車のシートベルト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002362308A JP2002362308A (ja) | 2002-12-18 |
JP3723098B2 true JP3723098B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=19013908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001172259A Expired - Fee Related JP3723098B2 (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | 自動車のシートベルト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3723098B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4915837B2 (ja) | 2006-02-06 | 2012-04-11 | タカタ株式会社 | タング収納装置およびこれを備えたシートベルト装置 |
KR100756980B1 (ko) * | 2006-07-14 | 2007-09-07 | 현대자동차주식회사 | 3점식 시트벨트의 고정을 위한 헤드라이닝의 커버구조 |
JP7086491B2 (ja) * | 2020-01-30 | 2022-06-20 | ダイハツ工業株式会社 | シートベルトの収納構造 |
-
2001
- 2001-06-07 JP JP2001172259A patent/JP3723098B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002362308A (ja) | 2002-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4925966B2 (ja) | シートベルトショルダアンカ | |
US7878532B2 (en) | Knee-protecting airbag apparatus | |
JP3705537B2 (ja) | ピラートリムの取付構造 | |
JP4657446B2 (ja) | ルーフに取り付けられた部材を通るシートベルト | |
EP2740633B1 (en) | Door trim | |
JP4283050B2 (ja) | 車両用フィニッシャー | |
JP4985228B2 (ja) | シートベルトのタング収納構造 | |
JP4019794B2 (ja) | 車両用シートベルト装置 | |
JP3723098B2 (ja) | 自動車のシートベルト装置 | |
JP4590706B2 (ja) | 車両のシートベルト格納構造 | |
JP2010120403A (ja) | 車両における車室備品構造 | |
WO2014132807A1 (ja) | シートベルト保持用ベゼル、シートベルト用ガイドユニット、及びシートベルト装置 | |
JP3755702B2 (ja) | 自動車のテールエンドメンバートリム構造 | |
JP5605150B2 (ja) | シートベルトのウエビングガイド装置 | |
JP4442602B2 (ja) | 車両用シートベルト装置 | |
JP3107896B2 (ja) | 部品の取付け構造 | |
JPH0858510A (ja) | エアバッグ装置の組付構造 | |
JP3748403B2 (ja) | 配線収納用ガイド部材 | |
JP4092469B2 (ja) | キッキングプレート取付構造 | |
JP3196545B2 (ja) | 自動車用トランクトリム及びその取付方法 | |
JP4202040B2 (ja) | 自動車のガーニッシュ構造 | |
JPH06278568A (ja) | 車両用シートベルト装置 | |
CN117048470A (zh) | 用于车辆的把手总成 | |
JP3087807B2 (ja) | シートベルトの引出口構造 | |
JP3622944B2 (ja) | 自動車のドアアームレスト取付け構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050905 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050913 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050914 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |