JP4202040B2 - 自動車のガーニッシュ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のセンタピラーやリアピラー等の表面を美装するガーニッシュ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のガーニッシュ構造としては、例えば実開平4‐50550号公報に開示されるようなシートベルトアンカーを乗員の最適上下位置に調節するためのシートベルトアジャスト機構を構成するスライドノブを上下方向にスライド可能に配設する種のものと、固定式シートベルトアンカーを配設する種の二種類存在している。
【0003】
そして、前者すなわち、シートベルトアジャスト機構を構成するスライドノブを上下方向にスライド可能に配設する種のものは、図21に示すように、ガーニッシュ本体aの上下方向に延在する長孔bを形成しておき、不図示のスライドノブをガーニッシュ本体aの裏面側から表面側(図中紙面側)に突出させて、長孔b内をスライドノブが上下方向にスライド可能に保持するようにしている。
【0004】
また、後者すなわち、固定式シートベルトアンカーを配設する種のものは、図22に示すように、ガーニッシュ本体aの所定箇所に、丸孔cを貫通穿設して、不図示のシートベルトアンカーを挿通表出させて、シートベルト(不図示)の一端側を装着するように構成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、従来では、ガーニッシュ本体aには、長孔bを形成したものと丸孔cを形成したものとの二種類を用意する必要があり、このために、丸孔仕様の車種が非常に少ないにも拘らず、成形型は二種類用意することになって、コストアップの要因となっていた。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑み、ガーニッシュ本体を成形する成形型を一種類のみとして、長孔タイプおよび丸孔タイプの両方に適用できる自動車のガーニッシュ構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ガーニッシュ本体に、移動式シートベルトアンカーに連結するスライドノブを嵌合すると共に上下方向に摺動可能に保持すべく、上下方向に延在する長孔を形成しておき、長孔をガーニッシュ本体の裏面側から閉塞する別体のカバープレートをガーニッシュ本体に取着可能に構成し、且つカバープレートに固定式シートベルトアンカーを嵌合する丸孔を穿設し、且つ、カバープレートの左右両側部又はガーニッシュ本体の裏面の一方に位置決め凹部を凹設すると共に他方に位置決め突起を形成して、位置決め突起を位置決め凹部に係合することによって、ガーニッシュ本体の裏面にカバープレートを取着する前にカバープレートをガーニッシュ本体に位置決めできるように構成している。
【0008】
本発明によれば、固定式シートベルトアンカーを嵌合する丸孔を別体のカバープレートに形成して構成したことにより、ガーニッシュ本体は、スライドノブを嵌合保持する長孔が形成された一種類を用意すればよく、このために、ガーニッシュ本体の成形型のコストダウンが期待でき、また、カバープレートを成形するための成形型を必要となるが、カバープレート自体小型のもの故にガーニッシュ本体の成形型に比較して低コストで製作できることから、ガーニッシュ構造のコストダウンに繋がることになる。
【0009】
また、本発明によれば、カバープレートの左右両側部又はガーニッシュ本体の裏面の一方に位置決め凹部を凹設すると共に他方に位置決め突起を形成して、位置決め突起を位置決め凹部に係合することによって、ガーニッシュ本体の裏面にカバープレートを取着する前にカバープレートをガーニッシュ本体に位置決めできるように構成したことから、たとえ別体のカバープレートであってもガーニッシュ本体の裏面の所定位置に必ず設置されることになり、丸孔に嵌合する固定式シートベルトアンカーも常に所定位置に位置することになる。
【0010】
また、本発明は、ガーニッシュ本体に、移動式シートベルトアンカーに連結するスライドノブを嵌合すると共に上下方向に摺動可能に保持すべく、長孔を上下方向に延在するように形成した自動車のガーニッシュであって、長孔をガーニッシュ本体の裏面側から閉塞する別体のカバープレートをガーニッシュ本体に取着可能に構成し、且つカバープレートに固定式シートベルトアンカーを嵌合する丸孔を穿設し、且つ、カバープレートの上端部又は下端部を先細り状端部に形成して、先細り状端部をガーニッシュ本体に設けたアーチ状挿入部に嵌合することによって、ガーニッシュ本体の裏面にカバープレートを取着する前にカバープレートを位置決めできるように構成している。
【0011】
この結果、たとえ別体のカバープレートであってもガーニッシュ本体の裏面の所定位置に必ず設置されることになり、丸孔に嵌合する固定式シートベルトアンカーも常に所定位置に位置することになる。
【0012】
また、本発明は、ガーニッシュ本体に、移動式シートベルトアンカーに連結するスライドノブを嵌合すると共に上下方向に摺動可能に保持すべく、長孔を上下方向に延在するように形成した自動車のガーニッシュであって、長孔をガーニッシュ本体の裏面側から閉塞する別体のカバープレートをガーニッシュ本体に取着可能に構成し、且つカバープレートに固定式シートベルトアンカーを嵌合する丸孔を穿設し、且つ、ガーニッシュ本体の裏面に互いに離間するように一対の位置決め突起を形成して、両位置決め突起によりカバープレートの左右両側部を挟合することによって、ガーニッシュ本体の裏面にカバープレートを取着する前にカバープレートを位置決めできるように構成している。
【0013】
また、本発明におけるカバープレートは、前記ガーニッシュ本体の裏面左右両側面部に溶着することによって、ガーニッシュ本体に取着して構成している。
【0014】
或いは、本発明におけるカーニッシュ本体は、カバープレートの左右両側部のうち一側部をガーニッシュ本体裏面の左右両側部のうち一側部に形成したアンダーカット形状の引っ掛け片部に引っ掛け係合すると共に、カバープレートの左右両側部のうち他側部を前記ガーニッシュ本体裏面の左右両側部のうち他側部に溶着することによって、カバープレートをガーニッシュ本体に取着して構成している。
【0015】
或いは、本発明におけるガーニッシュ本体は、その裏面の左右両側部のうち一側部に、カバープレートの左右両側部の一方側を引っ掛けるアンダーカット形状の引っ掛け片部に形成し、且つ、カバープレートの左右両側部のうち他方に係合片部を形成すると共にガーニッシュ本体の左右両側部のうち他側部に係合片部が係合する係合孔を有する起立片を形成して、カバープレートを前記ガーニッシュ本体に取着して構成している。
【0016】
或いは、本発明におけるガーニッシュ本体は、その裏面の左右両側部に、それぞれカバープレートの左右両側部を各々引っ掛けるアンダーカット形状の引っ掛け片部に形成して、カバープレートをガーニッシュ本体に取着して構成している。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における一の実施の形態について、図を用いて説明する。
【0018】
図1は、本発明を採用した自動車の車室内側からシートベルトの一部を破断して描画した側面部斜視図、図2は図1の円内を描画した拡大図である。
【0019】
図1及び図2において、自動車の車体1の骨組みを構成するピラー、例えば、センタピラー2には、その表面がガーニッシュ本体3によって美装されている。
【0020】
センタピラー2を美装するガーニッシュ本体3は、通常アッパーガーニッシュ3aとロアガーニッシュ3bとに分割されて構成している。
【0021】
アッパーガーニッシュ3aとロアガーニッシュ3bとの境界部は、上方に向けて開口されて、一端側がリトラクタ(不図示)に巻取り可能に装着されたシートベルト4の他端側を表出されている。シートベルト4の他端側は、アッパーガーニッシュ3a上において折り返した後、タング(不図示)が取付けられている。
【0022】
シートベルト4の他端側の折り返し部は、シートベルトアジャスト機構を構成するスライドノブ或いは固定式シートベルトアンカーをアッパーガーニッシュ3aに配設することによって、所謂三転式シートベルト装置を構成されている。
【0023】
そして、本発明においては、アッパーガーニッシュ3aは、その上下方向に延在するように形成したスライドノブを保持する長孔5及びその裏面側から取着したカバープレート6に設けた固定式シートベルトアンカーを保持する丸孔7を間接的に備えて構成している。
【0024】
次に、図3乃至図20を用いて、本発明に係る自動車のガーニッシュ構造の実施の形態について説明する。
【0025】
先ず図3及び図4に示す本発明に係る第1の実施の形態について説明する。
【0026】
図3はアッパーガーニッシュ3aの要部を裏面側から描画した正面図、図4は図3のA−A断面図である。
【0027】
図3及び図4によれば、アッパーガーニッシュ3aは、全体形状が上下方向に長い形状に構成されており、その短手方向(左右方向)が若干裏面側に凹状の湾曲形状となっている。
【0028】
そして、アッパーガーニッシュ3aには、その長手方向(上下方向)に延在するように、長孔5が貫通形成されており、長孔5の上下方向側部を離間囲繞するように、長手方向に並行する複数個の補強リブ8が一体に立設されている。複数の補強リブ8のうち、上下端部に位置する補強リブ8aは、特に、アッパーガーニッシュ3aの中央部側に長く延在形成されて、先端部を位置決め突起10としている。
【0029】
また、アッパーガーニッシュ3aの短手方向(左右方向)側の両側部には、アンダーカット形状の引っ掛け片部9が形成されている。
【0030】
そして、長孔5は、アッパーガーニッシュ3aの裏面側から別体のカバープレート6によって閉鎖されている。
【0031】
カバープレート6は、上下方向に長手となった平面視略長方形状を呈して構成しており、その上下端両側部の一部を切り欠いて、位置決め凹部12が形成されている。
【0032】
なお、カバープレート6は、中央部が長手方向に延在するように車室側の凸形状6bに形成され、凸形状部6bが長孔5内に嵌合して、アッパーガーニッシュ3aの表面側において、略面一に連続するように構成している。
【0033】
上記のように構成する場合、アッパーガーニッシュ3aにシートベルトアジャスト機構を構成するスライドノブを装着する場合には、カバープレート6を取付けないで、長孔5を開口させて使用するもので、長孔5はスライドノブがアッパーガーニッシュ3aの上下方向にスライド可能に嵌合保持することになり、シートベルト4のアンカー高さを乗員の座高に適合するように選択可能に構成することになる。
【0034】
また、アッパーガーニッシュ3aに固定式シートベルトアンカーを装着する場合には、カバープレート6の位置決め凹部12を補強リブ8aの位置決め突起10に嵌合して、カバープレート6をアッパーガーニッシュ3aの裏面に位置決めした後、カバープレート6の左右両側端部を両引っ掛け片部に順次係合することにより、カバープレート6をアッパーガーニッシュ3aの裏面に装着する。この時、アッパーガーニッシュ3aの裏面側において、長孔5が閉塞されると共に、丸孔7がアッパーガーニッシュ3aに形成されることになり、丸孔7に固定式シートベルトアンカーを嵌合保持することになる。
【0035】
図5及び図6は本発明に係る第2の実施の形態を示している。
【0036】
図5及び図6によれば、カバープレート6の左側部は、前記第1の実施の形態と相違して、アッパーガーニッシュ3aの裏面側に立設した溶着用ボス13をカバープレート6側に穿設した取付け孔14に挿通させ、取付け孔14より突出した溶着用ボス13の先端を振動溶着或いは高周波溶着等により加締めることにより傘状の加締め部15を形成することによって、アッパーガーニッシュ3aに取着されている点が相違し、その他の構成を共通にしている。
【0037】
図7及び図8は、本発明に係る第3の実施の形態を示している。
【0038】
図7及び図8によれば、前記第2の実施の形態におけるカバープレート6の左側部と同様、右側部が、アッパーガーニッシュ3aの裏面側に立設した溶着用ボス13をカバープレート6側に穿設した取付け孔14に挿通させ、取付け孔14より突出した溶着用ボス13の先端を振動溶着或いは高周波溶着等により加締めることにより傘状の加締め部15を形成することによって、アッパーガーニッシュ3aに取着されているものであり、溶着用ボス13、取付け孔14及び加締め部15は、カバープレート6の左右両側部にそれぞれ2箇所(3箇所以上でも可)にした点相違しているも、その他の構成は第2の実施の形態と同様な構成を有している。
【0039】
図9乃至図12は、本発明の第4の実施の形態を示している。
【0040】
図9乃至図12によれば、カバープレート6の上端部を先細り状端部6aに形成し、ガーニッシュ3a側に設けたアーチ状挿入部、例えばアッパーガーニッシュ3aを車体1に取付けるための略コ字状のクリップ座16に下方から嵌合して、アッパーガーニッシュ3aに対するカバープレート6の位置決めを行っており、また、カバープレート6がアッパーガーニッシュ3aと面合わせされた後、アッパーガーニッシュ3aの裏面に面接合により溶着することによって取着されている点特徴としている。
【0041】
従って、第3の実施の形態においては、上記実施の形態と異なって、カバープレート6の位置決め部材である位置決め突起10を形成すべく延在させた補強リブ8aを有さず、また、これに伴い、カバープレート6側の位置決め凹部12も有さない。さらに、第1の実施の形態のような引っ掛け片部9や第2の実施の形態のような溶着用ボス13、取付け孔14等を有さない。
【0042】
図13乃至図15は、第3の実施の形態の変形例としての第5の実施の形態を示している。
【0043】
図13乃至図15によれば、カバープレート6の先細り状端部6aに先端湾曲部6cを形成して、クリップ座16に弾性変形させて嵌合しており、カバープレート6の位置決めを確実なものにすべく意図している。
【0044】
図16及び図17は同じく第3の実施の形態の変形例としての第6の実施の形態を示している。
【0045】
図16及び図17によれば、カバープレート6に先細り状端部6aを形成してクリップ座16に嵌合することによって、カバープレート6の位置決めを行うのでなく、カバープレート6の下端側左右側部をアッパーガーニッシュ3aに設けた一対の位置決め突起10により挟合することによってカバープレート6の位置決めを行った点相違している。
【0046】
図18乃至図20は同じく第1の実施の形態の変形例としての第7の実施の形態を示している。
【0047】
図18乃至図20によれば、アッパーガーニッシュ3aの裏面における例えば右側部に、カバープレート6の右両側部側を引っ掛けるアンダーカット形状の引っ掛け片部9を複数個補強リブを兼用するように形成し、且つ、カバープレート6の例えば左側部に係合片部17を起立形成すると共に、アッパーガーニッシュ3aの裏面側における左側部に係合片部17が係合する係合孔を有する起立片19を形成して、カバープレート6をアッパーガーニッシュ3aに取着したことを特徴とするものである。
【0048】
そして、起立片19は、アッパーガーニッシュの裏面側における左側部に左右方向に形成した補強リブ8を橋渡すように上下方向に延在している。また、各引っ掛け片部9は、縦方向リブ20により橋渡しされている。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、固定式シートバルトアンカーを嵌合する丸孔を別体のカバープレートに形成して構成したことにより、ガーニッシュ本体は、スライドノブを嵌合保持する長孔が形成された一種類を用意すればよく、このために、ガーニッシュ本体の成形型のコストダウンが期待でき、また、カバープレートを成形するための成形型を必要となるが、カバープレート自体小型のもの故にガーニッシュ本体の成形型に比較して低コストで製作できることから、ガーニッシュ構造のコストダウンに繋がることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した自動車の車室内側からシートベルトの一部を破断して描画した側面部斜視図である。
【図2】図1の円内を描画した拡大図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるアッパーガーニッシュの要部を裏面側から描画した一部正面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるアッパーガーニッシュの要部を裏面側から描画した一部正面図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるアッパーガーニッシュの要部を裏面側から描画した一部正面図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態におけるアッパーガーニッシュの要部を裏面側から描画した一部正面図である。
【図10】図9のD−D断面図である。
【図11】図9におけるクリップ座に嵌合位置決めされたカバープレートの上端部を拡大して描画した斜視図である。
【図12】図9のE−E断面図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態におけるアッパーガーニッシュの要部を裏面側から描画した一部正面図である。
【図14】同じく、カバープレートの上端部を拡大して描画した斜視図である。
【図15】図13のF−F断面図である。
【図16】本発明の第6の実施の形態におけるアッパーガーニッシュの要部を裏面側から描画した一部正面図である。
【図17】図16のG−G断面図である。
【図18】本発明の第7の実施の形態におけるアッパーガーニッシュの要部を裏面側から描画した一部正面図である。
【図19】図18のH−H断面図である。
【図20】図18におけるカバープレートの一部斜視図である。
【図21】従来のアッパーガーニッシュを表面側から描画した正面図である。
【図22】他の従来のアッパーガーニッシュを表面側から描画した正面図である。
【符号の説明】
3 ガーニッシュ本体
3a アッパーガーニッシュ
3b ロアガーニッシュ
5 長孔
6 カバープレート
7 丸孔
9 引っ掛け片部
10 位置決め突起
12 位置決め凹部
13 溶着用ボス
14 取付け孔
16 クリップ座
17 係合片部
19 起立片

Claims (7)

  1. ガーニッシュ本体(3)に、移動式シートベルトアンカーに連結するスライドノブを嵌合すると共に上下方向に摺動可能に保持すべく、長孔(5)を上下方向に延在するように形成した自動車のガーニッシュであって、
    前記長孔(5)を前記ガーニッシュ本体(3)の裏面側から閉塞する別体のカバープレート(6)を前記ガーニッシュ本体(3)に取着可能に構成し、且つ前記カバープレート(6)に固定式シートベルトアンカーを嵌合する丸孔(7)を穿設し
    且つ、前記カバープレート(6)の左右両側部又は前記ガーニッシュ本体(3)の裏面の一方に位置決め凹部(12)を凹設すると共に他方に位置決め突起(10)を形成して、該位置決め突起(10)を前記位置決め凹部(12)に係合することによって、前記ガーニッシュ本体(3)の裏面に前記カバープレート(6)を取着する前にカバープレート(6)を前記ガーニッシュ本体(3)に位置決めできるように構成したことを特徴とする自動車のガーニッシュ構造。
  2. ガーニッシュ本体(3)に、移動式シートベルトアンカーに連結するスライドノブを嵌合すると共に上下方向に摺動可能に保持すべく、長孔(5)を上下方向に延在するように形成した自動車のガーニッシュであって、
    前記長孔(5)を前記ガーニッシュ本体(3)の裏面側から閉塞する別体のカバープレート(6)を前記ガーニッシュ本体(3)に取着可能に構成し、且つ前記カバープレート(6)に固定式シートベルトアンカーを嵌合する丸孔(7)を穿設し、
    且つ、前記カバープレート(6)の上端部又は下端部を先細り状端部(6a)に形成して、該先細り状端部(6a)を前記ガーニッシュ本体(3)に設けたアーチ状挿入部に嵌合することによって、前記ガーニッシュ本体(3)の裏面に前記カバープレート(6)を取着する前にカバープレート(6)を位置決めできるように構成したことを特徴とする動車のガーニッシュ構造。
  3. ガーニッシュ本体(3)に、移動式シートベルトアンカーに連結するスライドノブを嵌合すると共に上下方向に摺動可能に保持すべく、長孔(5)を上下方向に延在するように形成した自動車のガーニッシュであって、
    前記長孔(5)を前記ガーニッシュ本体(3)の裏面側から閉塞する別体のカバープレート(6)を前記ガーニッシュ本体(3)に取着可能に構成し、且つ前記カバープレート(6)に固定式シートベルトアンカーを嵌合する丸孔(7)を穿設し、
    且つ、前記ガーニッシュ本体(3)の裏面に互いに離間するように一対の位置決め突起(10)を形成して、該両位置決め突起(10)により前記カバープレート(6)の左右両側部を挟合することによって、前記ガーニッシュ本体(3)の裏面に前記カバープレート(6)を取着する前にカバープレート(6)を位置決めできるように構成したことを特徴とする動車のガーニッシュ構造。
  4. 前記カバープレート(6)は、前記ガーニッシュ本体(3)の裏面に面接合により溶着することによって、ガーニッシュ本体(3)に取着したことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の自動車のガーニッシュ構造。
  5. 前記カバープレート(6)の左右両側部のうち一側部を前記ガーニッシュ本体(3)裏面の左右両側部のうち一側部に形成したアンダーカット形状の引っ掛け片部(9)に引っ掛け係合すると共に、前記カバープレート(6)の左右両側部のうち他側部を前記ガーニッシュ本体(3)裏面の左右両側部のうち他側部に溶着することによって、前記カバープレート(6)を前記ガーニッシュ本体(3)に取着したことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の自動車のガーニッシュ構造。
  6. 前記ガーニッシュ本体(3)裏面の左右両側部のうち一側部に、前記カバープレート(6)の左右両側部の一方側を引っ掛けるアンダーカット形状の引っ掛け片部(9)に形成し、且つ、前記カバープレート(6)の左右両側部のうち他方に係合片部(17)を形成すると共に前記ガーニッシュ本体(3)の左右両側部のうち他側部に前記係合片部(17)が係合する係合孔を有する起立片(19)を形成して、前記カバープレート(6)を前記ガーニッシュ本体(3)に取着したことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の自動車のガーニッシュ構造。
  7. 前記ガーニッシュ本体(3)裏面の左右両側部に、それぞれ前記カバープレート(6)の左右両側部を各々引っ掛けるアンダーカット形状の引っ掛け片部(9)に形成して、前記カバープレート(6)を前記ガーニッシュ本体(3)に取着したことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の自動車のガーニッシュ構造。
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