JP3690153B2 - 自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造 - Google Patents

自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも一方の部品の連結部の断面形状が略L字形を成す二部品を爪嵌合によって相互に連結する場合に適用される自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、少なくとも一方の部品の断面形状が略L字形とされた二部品(特には樹脂部品)同士を相互に連結する場合の手法として、爪による嵌合構造(以下、単に「爪嵌合」と称す)を用いることが多い。例えば、自動車の内装部品を例にすれば、ロッカ上部に被嵌されるスカッフプレートとセンタピラーの車室内側に被嵌されるセンタピラーガーニッシュとが爪嵌合によって相互に連結されており、以下に図面を用いて簡単に説明する。
【0003】
図10には、従来のスカッフプレート100とセンタピラーガーニッシュ102との嵌合構造の要部拡大断面図が示されている。この図に示されるように、スカッフプレート100並びにセンタピラーガーニッシュ102は、いずれも樹脂製とされている。スカッフプレート100は車両前後方向を長手方向とする長尺状に形成されており、その主断面形状(縦断面形状)もセンタピラーガーニッシュ102への連結部100Aの縦断面形状も略L字形を成している。一方、センタピラーガーニッシュ102は車両上下方向を長手方向とする長尺状に形成されており、その主断面形状(横断面形状)自体は略コ字形を成しているが、下端部に形成されたスカッフプレート100への連結部102Aは裾広がりに形成されてその縦断面形状は略L字形を成している。
【0004】
スカッフプレート100の連結部100Aは、その断面形状に沿って略車両下方側へ屈曲垂下された第1の爪104と、当該第1の爪104から離間した位置に単独形成された第2の爪106とを備えている。これらの第1の爪104の第1の脚部104A、第2の爪106の第2の脚部106Aは互いに接近及び離間する方向へ弾性変形可能とされており(図11参照)、又第1の脚部104A、第2の脚部106Aの先端部に設けられた第1の爪部104B、第2の爪部106Bは互いに向き合っている。なお、スカッフプレート100に設けられた張出部100Bは、オープニングトリム108のロッカ110への取付部108Aを覆うようになっている。
【0005】
一方、センタピラーガーニッシュ102において略L字形に形成された連結部102Aには、スカッフプレート100の第1の爪104が弾性的に係合される縦壁部112と、第2の爪106が弾性的に係合される横壁部114とが形成されている
上記構成によれば、以下の如くして、センタピラーガーニッシュ102とスカッフプレート100とが連結される。まず、先に取り付けられたセンタピラーガーニッシュ102の連結部102Aの上方にスカッフプレート100の連結部100Aを位置させ、後者を前者に押し付ける。このとき、図11に示されるように、スカッフプレート100の第1の爪104、第2の爪106がセンタピラーガーニッシュ102の連結部102Aの内外端に干渉される。干渉後もスカッフプレート100の連結部100Aを更に下方へ押し下げると、第1の脚部104A、第2の脚部106Aが互いに離反する方向へ弾性変形される。そして、第1の爪部104B、第2の爪部106Bがセンタピラーガーニッシュ102の連結部102Aを乗り越えると、第1の爪部104Bは連結部102Aの縦壁部112に弾性的に係合され、又第2の爪部106Bは連結部102Aの横壁部114に弾性的に係合される。これにより、センタピラーガーニッシュ102の連結部102Aにスカッフプレート100の連結部100Aが嵌合され、相互に連結された状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成による場合、以下に説明する問題がある。
【0007】
第1に、スカッフプレート100の第1の爪104、第2の爪106を互いに接近及び離間する方向(即ち、同一方向)へ弾性変形させる構成であるため、図10に示される如く、第1の爪104と第2の爪106との距離イが短くなる。このため、スカッフプレート100のセンタピラーガーニッシュ102への嵌合状態の安定性が確保しにくくなる。
【0008】
第2に、前記の如くスカッフプレート100の第1の爪104、第2の爪106を同一方向へ弾性変形させる構成であるため、第1の爪部104B、第2の爪部106Bの縦壁部112、横壁部114への掛かり代を大きくすると取付荷重が高くなり、組付性が低下する。このため、組付性を考慮すると、第1の爪部104B、第2の爪部106Bの掛かり代をあまり大きくとることができず、いきおい嵌合力が弱くなる傾向にある。従って、第1の問題点と同様に、スカッフプレート100のセンタピラーガーニッシュ102への嵌合状態の安定性が確保しにくくなる。
【0009】
なお、上述した問題点は、実際に嵌合される部分(上掲の例で言えば、スカッフプレート100側の連結部100A)の断面形状が略L字形を成す場合に顕著に現れる。例えば、断面形状が略コ字形とされた二部品(特には樹脂部品)同士を爪嵌合によって相互に連結する場合には、当該一対の爪を部品外形と一体に形成することができる。従って、一対の爪の爪強度を確保することができるため、仮に一対の爪間の距離が短くても、又爪の掛かり代が少なめでも、嵌合状態の安定性は確保される。これに対して、略L字形断面を成す部品を爪嵌合させようとすると、必ず一方の爪は独立した爪として設定しなければならない。従って、上記のような問題点が顕著に現れる。
【0010】
本発明は上記事実を考慮し、少なくとも一方の部品の連結部の断面形状が略L字形を成す二部品を爪嵌合によって相互に連結する場合において、嵌合状態の安定性を確保することができる自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、少なくとも一方の部品の連結部の断面形状が略L字形を成す二部品を爪嵌合によって相互に連結する場合に適用される自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造であって、一方の部品の連結部には、当該連結部の外形形状を爪の脚部として利用しかつ板厚方向へ弾性変形可能とされた第1の爪と、この第1の爪から離間した位置に単独で設けられかつ第1の爪の弾性変形方向に対して直交する方向へ弾性変形可能とされた第2の爪と、が形成されており、他方の部品の連結部には、第1の爪が弾性的に係合される第1の係合部と、第2の爪が弾性的に係合される第2の係合部と、が形成されており、さらに、前記一方の部品の連結部における第2の爪の周囲には当該第2の爪の延出方向と同一方向へ延出されたガイド部が形成されていると共に、前記他方の部品の連結部には当該ガイド部が挿入されかつ第2の爪が係合される第2の係合部も兼ねた挿通用開口部が形成されており、当該ガイド部は、第1の爪と対面した状態で挿通用開口部の一辺に当接する第1規制面と、第1の爪の弾性変形方向と直交する方向に位置する挿通用開口部の他の二辺に当接する第2規制面及び第3規制面と、を備えることで、他方の部品の連結部に対する一方の部品の連結部の位置決めを成している、ことを特徴としている。
【0013】
請求項2記載の本発明に係る自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造は、請求項1記載の発明において、前記ガイド部には、第1規制面乃至第3規制面を相互に繋ぐ補強部が設けられている、ことを特徴としている。
【0014】
請求項1記載の本発明によれば、以下の如くして、一方の部品と他方の部品とが爪嵌合により連結される。まず、先に取り付けられた他方の部品の連結部の上方に一方の部品の連結部を位置させる。次いで、一方の部品の連結部を他方の部品の連結部に押し付ける。このとき、一方の部品の第1の爪は他方の部品の連結部における第1の係合部に干渉され、又第2の爪は他方の部品の連結部における第2の係合部に干渉される。干渉後も一方の部品の連結部を更に下方へ押し下げると、第1の爪は第1の係合部から離間する方向へ弾性変形される。また、第2の爪は、第2の係合部から離間する方向へ弾性変形される。そして、第1の爪及び第2の爪が第1の係合部及び第2の係合部を乗り越えると、第1の爪は第1の係合部に弾性的に係合され、又第2の爪は第2の係合部に弾性的に係合される。これにより、他方の部品の連結部に一方の部品の連結部が爪嵌合され、相互に連結された状態となる。
【0015】
ここで、本発明では、一方の部品の連結部における第1の爪は当該連結部の外形形状を爪の脚部として利用しかつ板厚方向へ弾性変形する爪として構成されており、第2の爪は第1の爪から離間した位置に単独で設けられかつ第1の爪の弾性変形方向とは異なる方向へ弾性変形可能に形成されているため、第1の爪及び第2の爪間の距離を長くとることができる。
【0016】
さらに、第1の爪の弾性変形方向に対して直交する方向へ第2の爪を弾性変形させる構成としたので、双方の爪を同一方向へ弾性変形させる場合に比し、取付荷重を下げることができる。このため、第1の爪の第1の係合部への掛かり代及び第2の爪の第2の係合部への掛かり代を増やすことができる。従って、第1の爪と第1の係合部との嵌合力及び第2の爪と第2の係合部との嵌合力を強くすることができる。
【0017】
また、本発明では、一方の部品の連結部を他方の部品の連結部に上方側から嵌合させるに際して、一方の部品の第2の爪の周囲に形成されたガイド部が、他方の部品に形成された挿通用開口部に挿入される。これにより、一方の部品の連結部を他方の部品の連結部に嵌合させる際の嵌合動作がガイドされる。
【0018】
ここで、本発明では、上述したガイド部に第1規制面乃至第3規制面を備えさせ、ガイド部が挿通用開口部に挿入された状態では、第1規制面が、第1の爪と対面した状態で挿通用開口部の一辺に当接される。これにより、第1の爪と第1規制面とで、一方の部品の連結部の他方の部品の連結部に対する第1の爪の弾性変形方向への位置決めがなされる。また、ガイド部が挿通用開口部に挿入された状態では、第2規制面及び第3規制面が、第1の爪の弾性変形方向と直交する方向に位置する挿通用開口部の他の二辺に当接される。これにより、第2規制面と第3規制面とで、一方の部品の連結部の他方の部品の連結部に対する第1の爪の弾性変形方向と直交する方向への位置決めがなされる。
【0019】
請求項2記載の本発明によれば、前述したガイド部に第1規制面乃至第3規制面を相互に繋ぐ補強部を設けたので、ガイド部の強度(各規制面の面剛性)を高めることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を用いて、本発明の一実施形態に係るスカッフプレート10のセンタピラーガーニッシュ12への爪嵌合による連結構造について説明する。
【0021】
図6には、スカッフプレート10及びセンタピラーガーニッシュ12の組付状態が示されている。なお、正確には、センタピラーガーニッシュはウエビングとの関係でセンタピラーアッパガーニッシュとセンタピラーロアガーニッシュとに二分割されているため、ここでいうセンタピラーガーニッシュ12とはセンタピラーロアガーニッシュのことであるが、便宜上「センタピラーガーニッシュ12」と称す。
【0022】
この図に示されるように、「一方の部品」としてのスカッフプレート10は車両前後方向を長手方向とする長尺状に形成されており、ロッカ14(図1に一部のみ図示)の上部を被嵌するように配設されている。なお、ロッカ14には後述するオープニングトリム16が嵌着されているが、当該オープニングトリム16のロッカ14への取付部16Aはスカッフプレート10に一体形成された張出部10Aによって覆われている(図1参照)。また、スカッフプレート10の主部10Bの縦断面形状(主断面形状)は下方側が開放された略L字形を成しており、センタピラーガーニッシュ12への連結部12Bの縦断面形状も同様の略L字形を成している。
【0023】
一方、「他方の部品」としてのセンタピラーガーニッシュ12は、車両上下方向を長手方向とする長尺状に形成されており、センタピラーのピラーインナパネルを車室内側から被嵌するように配設されている。また、センタピラーガーニッシュ12の主部12Aの横断面形状(主断面形状)は車室外側が開放された略コ字形を成しているが、下端部に形成されたスカッフプレート10への連結部12Bは裾広がりに形成されてその縦断面形状は略L字形を成している(図1参照)。
【0024】
上述したセンタピラーガーニッシュ12及びスカッフプレート10はいずれも樹脂製とされており、その周囲にはゴム製のオープニングトリム16が嵌着されている。
【0025】
次に、スカッフプレート10のセンタピラーガーニッシュ12への爪嵌合による連結構造の詳細について説明する。なお、説明にあたっては、爪嵌合による連結構造自体はフロント側のスカッフプレート10もリヤ側のスカッフプレート10も基本的には同様であるため、リヤ側のスカッフプレート10を例にして説明することにする。
【0026】
図5にはセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bの拡大斜視図が示されており、又図4にはスカッフプレート10の連結部10Cの拡大斜視図が示されており、更に図3にはスカッフプレート10側の爪構造の拡大斜視図(なお、本図は天地を逆にして描いた図面である)。また、図1及び図2には、センタピラーガーニッシュ12の連結部12Bにスカッフプレート10の連結部10Cが爪嵌合によって連結された状態の断面構造がそれぞれ示されている。
【0027】
図1及び図4に示されるように、スカッフプレート10の連結部10Cにおける所定位置には、当該連結部10Cの外形形状をそのまま利用しかつ板厚方向(組付時の配置で見ると車両幅方向)へ弾性変形可能とされた第1の爪18が設けられている。第1の爪18は、連結部10Cの外形形状の一部を成す第1の脚部18Aと、この第1の脚部18Aの下端部に形成されて爪尖端が車室外側へ向けられた第1の爪部18Bとによって構成されている。なお、前記の如く第1の脚部18Aは連結部10Cの外形形状の一部であり、独立した脚部として存在する訳ではないので、便宜上「第1の脚部18A」と称しているに過ぎない。
【0028】
また、図1〜図4に示されるように、スカッフプレート10の連結部10Cにおける所定位置には、上述した第1の爪18とで対を成す第2の爪20が別個独立に形成(単独形成)されている。第2の爪20は、第1の脚部18Aに対して平行に延出された第2の脚部20Aと、この第2の脚部20Aの下端部に形成されて爪尖端がセンタピラーガーニッシュ12の連結部12B側へ向けられた第2の爪部20Bとによって構成されている。従って、第2の爪20は、組付時の配置で見ると車両前後方向へ弾性変形可能とされており、第1の爪18の弾性変形方向に対して90度異なっている。すなわち、第1の爪18と第2の爪20は、互いに異方向(直交方向)へ弾性変形するようになっている。
【0029】
特には図3に示されるように、上述した第2の爪20の周囲には、ガイド部22が一体に形成されている。ガイド部22は第2の爪20の延出方向と同一方向へ延出されており、第2の爪20と同様に樹脂製とされている。ガイド部22の詳細構造について触れると、ガイド部22は、第2の爪20の背面側に立設された背面壁24と、第2の爪20の側方に離間して立設された幅広の第1側面壁26と、第2の爪20の反対側の側方に近接して立設された狭幅の第2側面壁28と、背面壁24と第1側面壁26とを繋ぐ「補強部」としての頂壁30とを含んで構成されている。
【0030】
狭幅の第2側面壁28は、補強用のリブとして機能する部分である。また、頂壁30には、第1側面壁26へ続く部分に傾斜部30Aが形成されている。同様に、図2に示される如く、背面壁24の下端部にも傾斜部24Aが形成されている。
【0031】
一方、図1、図2、及び図5に示されるように、センタピラーガーニッシュ12の連結部12Bは、当該センタピラーガーニッシュ12の外形形状から一段下がった第1棚部32と、この第1棚部32から更に一段下がった第2棚部34とを含んで構成されている。第2棚部34の室内側の縦壁には側面視で矩形状の切欠が形成されており、当該切欠が形成された上縁部が第1の係合部36とされている。また、第2棚部34の略中央部には平面視で矩形状の切欠が形成されており、当該切欠が形成された前縁部が第2の係合部38とされている。なお、この切欠が形成された開口部分を「挿通用開口部40」と称す。センタピラーガーニッシュ12の連結部12Bを挿通用開口部40の中央で切断すると、略L字形を成している(図1参照)。
【0032】
また、図1及び図2に示されるように、上述した第1の係合部36には第1の爪18が係合されるようになっており、又第2の係合部38には第2の爪20が係合されるようになっている。後者についてより具体的に説明すると、挿通用開口部40の開口幅A(図5参照)は、ガイド部22の第1側面壁26の幅B(図3参照)と略一致している。さらに、第2の爪20の第2の脚部20Aの主部端面20A’は、ガイド部22の第1側面壁26の端部壁面26Bと同一平面上か又はこれよりも僅かに控えた位置に位置されている。
【0033】
従って、ガイド部22は挿通用開口部40内へ挿通可能であり、当該挿通状態では第1側面壁26における「第1規制面」としての主部壁面26A(図1参照)が挿通用開口部40の第1端面40A(図1参照)に当接し、又第1側面壁26における「第2規制面」としての端部壁面26B(図3参照)が挿通用開口部40の第2端面40B(図5参照)に当接し、更に背面壁24における「第3規制面」としての主部壁面24B(図2参照)が挿通用開口部40の第3端面40C(図2参照)に当接するようになっている。
【0034】
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
【0035】
最初に、スカッフプレート10等の組付手順の概略について説明する。まず、センタピラーガーニッシュ12のセンタピラーインナパネルへの組付並びにオープニングトリム16のロッカ14等への組付がなされる。これらの組付作業が終了した後にスカッフプレート10のロッカ14の上部への組付がなされる。
【0036】
具体的には、スカッフプレート10の連結部10Cを先に組付けられたセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bの上方に位置させる。次いで、スカッフプレート10の連結部10Cがセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bに押し付けられる。これにより、スカッフプレート10の第1の爪18は車室内側へ弾性変形した後にセンタピラーガーニッシュ12の第1の係合部36へ係合され、又スカッフプレート10の第2の爪20は車両後方側へ弾性変形した後にセンタピラーガーニッシュ12の第2の係合部38へ係合される。
【0037】
このとき、スカッフプレート10の第2の爪20の周囲に形成されたガイド部22がセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bの挿通用開口部40内へ挿入される。このガイド部22の挿入動作によって、スカッフプレート10の連結部10Cのセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bへの嵌合動作がガイドされる。さらに、ガイド部22はスカッフプレート10の連結部10Cのセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bへの位置決めをも行うが、この点については後述する。
【0038】
上記の如くして、スカッフプレート10の連結部10Cがセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bへ爪嵌合されて相互に連結状態となる。なお、スカッフプレート10の連結部10C以外の部分については、スカッフプレート10の裏面に設けられた図示しないクリップ等の固定手段によってロッカ14の上部へ固定される。
【0039】
以上がスカッフプレート10等の組付手順の概略である。以下においては、本実施形態の個別具体的な作用・効果について説明する。
〔第1の爪18と第2の爪20の弾性変形方向を異方向としたことについて〕
本実施形態では、スカッフプレート10の連結部10C及びセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bがいずれも断面略L字形をなす部品、特にはスカッフプレート10の連結部10Cが断面略L字形をなす部品であることに鑑み、第2の爪20の弾性変形方向を第1の爪18の弾性変形方向に対して90度異なるようにしている。
【0040】
つまり、スカッフプレート10の連結部10Cのように断面形状が略L字形をなす部品の場合、第1の爪18については部品形状を利用して形成することができるが、第2の爪20については必ず単独形成することになる。この点が、断面形状が略コ字形をなす部品と異なるところである。
【0041】
この点を踏まえて本実施形態では、第2の爪20の弾性変形方向を第1の爪18の弾性変形方向に対して90度異なるように設定したので、双方の爪を同一方向へ弾性変形させる従来構造に比べて、第1の爪18及び第2の爪20間の実質的な爪嵌合距離C(図1参照)を長くとることができる。
【0042】
さらに、本実施形態では、第2の爪20の弾性変形方向を第1の爪18の弾性変形方向に対して90度異なるように設定したので、双方の爪を同一方向へ弾性変形させる従来構造に比べて、取付(組付)荷重を下げることができる。このため、第1の爪18の第1の係合部36への掛かり代及び第2の爪20の第2の係合部38への掛かり代を増やすことができる。従って、第1の爪18と第1の係合部36との嵌合力及び第2の爪20と第2の係合部38との嵌合力を強くすることができる。
【0043】
これらのことから、本実施形態によれば、スカッフプレート10の連結部10Cのセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bへの嵌合状態の安定性を確保することができる。
【0044】
なお、スカッフプレート10の連結部10Cのセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bへの取付(組付)荷重を下げることができるという効果は、スカッフプレート10の組付性の向上という効果にも繋がる。
〔第2の爪20の周囲にガイド部22を設けたことについて〕
本実施形態では、スカッフプレート10及びセンタピラーガーニッシュ12がいずれも樹脂部品であることに鑑み、第2の爪20の周囲にガイド部22を設定している。
【0045】
つまり、一般に、樹脂部品の場合は金属部品の場合と異なり、爪嵌合による組付性向上と爪の強度確保との両立が困難である。爪嵌合による組付性向上を図るためには、爪を撓み易くすればよい。しかし、爪を撓み易くするということは、爪強度を低下させることになり、爪の破損等を招くおそれがある。逆に、爪の破損等を防止するためには爪強度を高くすればよいが、その場合には爪はそれだけ撓みにくくなるので取付(組付)荷重が高くなり、爪嵌合による組付性を低下させることになる。
【0046】
そこで、本実施形態では、第2の爪20の周囲にガイド部22を設定することにより、爪嵌合による組付性向上と爪の強度確保の両立を図ることとした。かかる両立はガイド部22がガイド機能の他に位置決め機能を発揮することにより達成される。
【0047】
まず、ガイド部22のガイド機能について説明する。本実施形態では、第2の爪20の周囲にガイド部22を設け、スカッフプレート10の連結部10Cをセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bへ嵌合させる際に、当該ガイド部22を挿通用開口部40内へ挿入させることとしたので、スカッフプレート10の連結部10Cのセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bへの嵌合動作がガイドされる。特に、ガイド部22の第1側面壁26及び背面壁24には傾斜部30A、24Aが設けられているため、嵌合時の挿通用開口部40に対するガイド部22の位置合わせが多少ずれていたとしても、ガイド部22は挿通用開口部40内へセンタリングされて確実かつ円滑に挿入される。従って、スカッフプレート10の連結部10Cをセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bに組付ける際の組付性を向上させることができる。
【0048】
次に、ガイド部22の位置決め機能について説明する。本実施形態では、ガイド部22が挿通用開口部40内へ挿入された状態では、第1側面壁26における主部壁面26A(図1、図3参照)が挿通用開口部40の第1端面40A(図1、図5参照)に当接され、又第1側面壁26における端部壁面26B(図3参照)が挿通用開口部40の第2端面40B(図5参照)に当接され、更に背面壁24における主部壁面24B(図2参照)が挿通用開口部40の第3端面40C(図2、図5参照)に当接される。従って、第1側面壁26における主部壁面26Aとこれに対面する第1の爪18とで車両幅方向への位置決めがなされ、第1側面壁26における端部壁面26Bとこれに対面する背面壁24における主部壁面24Bとで車両前後方向への位置決めがなされる。
【0049】
その結果、本実施形態によれば、一方向(爪離脱方向;図2の矢印D方向)に対してのみ、第2の爪20は強度を備えていればよいことになる。すなわち、第2の爪20を第2の係合部38との関係で観た場合、爪係合方向(弾性変形した第2の爪20が復元する方向)への強度は、ガイド部22で確保すればよいことから第2の爪20には要求されず、第2の爪20には爪離脱方向(第2の爪20が第2の係合部38から外れる方向;矢印D方向)への強度のみが要求される。換言すれば、第2の爪20とガイド部22に強度を分配することができ、第2の爪20の強度を落とすことができる。第2の爪20の強度を落とすことができるということは、それだけ弾性変形し易くすることができることを意味する。その結果、本実施形態によれば、爪嵌合による組付性向上と爪の強度確保の両立を図ることができる。
【0050】
補足すると、本実施形態の構成の説明において、「(図3において)第2の爪20の第2の脚部20Aの主部端面20A’は、ガイド部22の第1側面壁26の端部壁面26Bと同一平面上か又はこれよりも僅かに控えた位置に位置されている」という記載をしたが、このことは第2の爪20に爪係合方向への強度が要求されないことを意味する。
【0051】
なお、上記ガイド部22を備えていない従来構造の場合には、図10に示される如く、第2の爪106は爪係合方向(図10の矢印ロ方向)と爪離脱方向(図10の矢印ハ方向)の二方向に留める必要がある。このため、第2の爪106自体に高い剛性が要求され、第2の爪106の強度調節も困難であり、本実施形態とは相違している。
〔ガイド部22に頂壁30を設けたことについて〕
本実施形態では、前述したガイド部22に位置決め時の規制面となる三面を相互に繋ぐ頂壁30を設けたので、ガイド部22を補強することができる。このため、ガイド部22の各規制面の面剛性を高めることができる。その結果、本実施形態によれば、スカッフプレート10のセンタピラーガーニッシュ12への組付精度を向上させることができる。なお、第2側面壁28は補強リブとして機能する要素であるので、第2側面壁28もガイド部22の補強に寄与している。
〔その他の効果について〕
本実施形態によれば、スカッフプレート10の連結部10Cをセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bへ嵌合させる際に、相手部品である連結部12Bを図5の二点鎖線で示される如く撓ませることができ、この撓みを利用して爪嵌合させることができる。従って、その分、第2の爪20の第2の係合部38への掛かり代を増やすことができる。
【0052】
また、従来構造の場合には、図10に示される如く、スカッフプレート100の張出部100Bに矢印ニ方向への外力が作用したときに、第2の爪106の離脱方向(矢印ホ方向)が外力の作用方向に対して同一回転方向となる。これに対して、本実施形態では、第2の爪20の弾性変形方向を第1の爪18の弾性変形方向に対して90度異なるように設定したので、スカッフプレート10を離脱させようとする外力の作用方向と第2の爪20の第2の係合部38からの離脱方向とが同一回転方向にはならない。従って、本実施形態によれば、スカッフプレート10がセンタピラーガーニッシュ12から不用意に外れることはない。
【0053】
さらに、従来構造においても第2の爪106の周囲にガイド部を設定することは可能であるが、従来構造の場合には第1の爪104と第2の爪106の弾性変形方向が同一方向であるため、型抜きを考慮すると、図7に示される構造(即ち、第2の爪106の両脇にL字形の一対のガイド部116を設定したもの)を採るか、或るいは、図8に示される構造(即ち、第2の爪106の周囲にコ字形のガイド部122を設定したもの)を採ることになる。しかしながら、図7に示される構造の場合、ガイド部116の幅Eが大きくなるため、相手方の部品である連結部118の挿通用開口部120の開口幅Eも大きくなり、そのためブリッジ部118Aの中央が弱くなるという不利がある。また、図8に示される構造の場合には、図7に示される構造に比べれば、ガイド部122の幅F及び連結部124における挿通用開口部126の開口幅Fも小さくなるが、その反面ガイド部122の端末部122Aが開いているため、当該端末部122Aの強度が低下するという不利が生じる。これに対し、本実施形態では、ガイド部22は第2の爪20を包囲するように形成されかつ頂壁30等によって補強されているため、このような不利は生じない。なお、上記図7及び図8に示される構造においては、ガイド部116、122の形状を判り易くするために、当該ガイド部116、122を挿通用開口部120、126の開口幅よりも大きく描いている。
【0054】
なお、本実施形態では、スカッフプレート10の連結部10Cとセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bとの爪嵌合による連結構造に対して本発明を適用したが、これに限らず、種々の自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造に対して本発明は適用可能である。
【0055】
また、本実施形態では、スカッフプレート10及びセンタピラーガーニッシュ12のいずれも樹脂部品であるが、本発明が適用される二部品は金属製であってもよい。但し、適用対象となる二部品が樹脂部品である場合に、本発明が特に有効であることは前述した通りである。
【0056】
さらに、本実施形態では、スカッフプレート10の連結部10C及びセンタピラーガーニッシュ12の連結部12Bのいずれも略L字形の断面形状を成していたが、少なくとも一方の部品の連結部の断面形状が略L字形を成していればよい。つまり、本実施形態を例にすれば、センタピラーガーニッシュ12の連結部12Bの断面形状は略L字形でなくても、平板状であっても差し支えない。
【0058】
また、本実施形態では、ガイド部22が補強部として機能する頂壁30を備えているが、嵌合時のガイド機能とその際の位置決め機能を備えることにより、爪嵌合による組付性向上と爪の強度確保の両立を図ることを効果とする請求項1記載の本発明との関係においては、頂壁30等の補強部を備えていない構成も含まれる。
【0059】
また、本実施形態では、平面視で略コ字形を成す連結部12Bを備えたセンタピラーガーニッシュ12を取付相手としたが、図9に示される如く、平面視で略「ロ」の字形を成す連結部50Aを備えたセンタピラーガーニッシュ50を取付相手としてもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の本発明に係る自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造は、少なくとも一方の部品の連結部の断面形状が略L字形を成す二部品を爪嵌合によって相互に連結する場合において、一方の部品側に形成される第1の爪と第2の爪の弾性変形方向を互いに直交させたので、第1の爪及び第2の爪間の距離を長くとることができると共に第1の爪と第1の係合部との嵌合力及び第2の爪と第2の係合部との嵌合力を強くすることができ、これらの結果、嵌合状態の安定性を確保することができるという優れた効果を有する。
【0061】
また、請求項1記載の本発明に係る自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造は、一方の部品の連結部の第2の爪の周囲に設けたガイド部を他方の部品の連結部に設けた挿通用開口部に挿入させる構成を採り、更に当該ガイド部に他方の部品の連結部に対する一方の部品の連結部の位置決めを成すための第1規制面乃至第3規制面を設けたので、第2の爪に要求される強度を一方向に対する強度のみにすることができる。すなわち、第2の爪を第2の係合部との関係で観た場合、爪係合方向(弾性変形した第2の爪が復元する方向)への強度は、ガイド部で確保すればよいことから第2の爪には要求されず、第2の爪には爪離脱方向(第2の爪が第2の係合部から外れる方向)への強度のみが要求される。換言すれば、本発明によれば、第2の爪とガイド部に強度を成分ごとに分配することができる。このため、本発明によれば、爪嵌合による組付性向上と爪の強度確保の両立を図ることができるという優れた効果が得られる。
【0062】
請求項2記載の本発明に係る自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造は、請求項1に記載の発明において、前述したガイド部に第1規制面乃至第3規制面を相互に繋ぐ補強部を設けたので、ガイド部の強度(各規制面の面剛性)を高めることができ、その結果、一方の部品の他方の部品への組付精度を向上させることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るスカッフプレートのセンタピラーガーニッシュへの爪嵌合による連結構造の要部拡大断面図(図5の1−1線に沿う断面図)である。
【図2】本実施形態に係るスカッフプレートのセンタピラーガーニッシュへの爪嵌合による連結構造の要部拡大断面図(図5の2−2線に沿う断面図)である。
【図3】図1及び図2に示されるスカッフプレート側の第2の爪及びガイド部を天地を逆にした状態で示す要部拡大斜視図である。
【図4】スカッフプレートの連結部の拡大斜視図である。
【図5】センタピラーガーニッシュの連結部の拡大斜視図である。
【図6】スカッフプレート及びセンタピラーガーニッシュの組付状態を示す斜視図である。
【図7】本実施形態の効果を説明するための対比構造例(門構えタイプ)を示す斜視図である。
【図8】本実施形態の効果を説明するための対比構造例(コ字形タイプ)を示す斜視図である。
【図9】センタピラーガーニッシュの連結部の別の構成例を示す図5に対応する斜視図である。
【図10】従来例に係るスカッフプレートのセンタピラーガーニッシュへの爪嵌合による連結構造の要部拡大断面図(図1に対応する断面図)である。
【図11】図10に示されるスカッフプレート側の一対の爪が弾性変形した状態を示す断面図(組付途中の状態を示す断面図)である。
【符号の説明】
10 スカッフプレート(一方の部品)
10C 連結部
12 センタピラーガーニッシュ(他方の部品)
12B 連結部
18 第1の爪
20 第2の爪
22 ガイド部
24B 主部壁面(第3規制面)
26A 主部壁面(第1規制面)
26B 端部壁面(第2規制面)
30 頂壁(補強部)
36 第1の係合部
38 第2の係合部
40 挿通用開口部
40A 第1端面
40B 第2端面
40C 第3端面
50 センタピラーガーニッシュ(他方の部品)
50A 連結部

Claims (2)

  1. 少なくとも一方の部品の連結部の断面形状が略L字形を成す二部品を爪嵌合によって相互に連結する場合に適用される自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造であって、
    一方の部品の連結部には、当該連結部の外形形状を爪の脚部として利用しかつ板厚方向へ弾性変形可能とされた第1の爪と、この第1の爪から離間した位置に単独で設けられかつ第1の爪の弾性変形方向に対して直交する方向へ弾性変形可能とされた第2の爪と、が形成されており、
    他方の部品の連結部には、第1の爪が弾性的に係合される第1の係合部と、第2の爪が弾性的に係合される第2の係合部と、が形成されており、
    さらに、前記一方の部品の連結部における第2の爪の周囲には当該第2の爪の延出方向と同一方向へ延出されたガイド部が形成されていると共に、前記他方の部品の連結部には当該ガイド部が挿入されかつ第2の爪が係合される第2の係合部も兼ねた挿通用開口部が形成されており、
    当該ガイド部は、第1の爪と対面した状態で挿通用開口部の一辺に当接する第1規制面と、第1の爪の弾性変形方向と直交する方向に位置する挿通用開口部の他の二辺に当接する第2規制面及び第3規制面と、を備えることで、他方の部品の連結部に対する一方の部品の連結部の位置決めを成している、
    ことを特徴とする自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造。
  2. 前記ガイド部には、第1規制面乃至第3規制面を相互に繋ぐ補強部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動車の内装部品の爪嵌合による連結構造。
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