JPS5911450B2 - 車両用着脱ル−フの取付構造 - Google Patents
車両用着脱ル−フの取付構造Info
- Publication number
- JPS5911450B2 JPS5911450B2 JP54103523A JP10352379A JPS5911450B2 JP S5911450 B2 JPS5911450 B2 JP S5911450B2 JP 54103523 A JP54103523 A JP 54103523A JP 10352379 A JP10352379 A JP 10352379A JP S5911450 B2 JPS5911450 B2 JP S5911450B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- removable
- removable roof
- tongue
- movable link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/08—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
- B60J7/10—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position readily detachable, e.g. tarpaulins with frames, or fastenings for tarpaulins
- B60J7/11—Removable panels, e.g. sunroofs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用着脱ルーフの取付構造に関する。
従来より車両屋根に開口を形成し、この屋根開口を着脱
自在な着脱ルーフ、いわゆるサンルーフによって覆うよ
うにした車両が知られている。
自在な着脱ルーフ、いわゆるサンルーフによって覆うよ
うにした車両が知られている。
このような着脱ルーフの一つとして着脱ルーフ前縁部に
差込み嵌着部を有すると共にその後縁部に着脱ルーフ開
閉機構を具えた着脱ルーフが提案されている。
差込み嵌着部を有すると共にその後縁部に着脱ルーフ開
閉機構を具えた着脱ルーフが提案されている。
この着脱ルーフでは差込み嵌着部が着脱ルーフ前縁部か
ら前方に円弧状に延びる舌状差込み部材と固定ルーフ側
に形成された前方に円弧状に延びる舌状差込み部材嵌入
孔とにより構成され、この舌状差込み部材嵌入孔が形成
する円弧の中心を回転中心として着脱ルーフを回転させ
つつ円弧状舌状差込み部材を円弧状嵌入孔内に差込んで
着脱ルーフ前縁部を車両屋根に固定化するようにしてい
る。
ら前方に円弧状に延びる舌状差込み部材と固定ルーフ側
に形成された前方に円弧状に延びる舌状差込み部材嵌入
孔とにより構成され、この舌状差込み部材嵌入孔が形成
する円弧の中心を回転中心として着脱ルーフを回転させ
つつ円弧状舌状差込み部材を円弧状嵌入孔内に差込んで
着脱ルーフ前縁部を車両屋根に固定化するようにしてい
る。
しかしながらこの着脱ルーフでは舌状差込み部材を単に
嵌入孔内に差込むことによって着脱ルーフ前縁部を車両
屋根に固定化するようにしているので特に着脱ルーフ部
分開放時には舌状差込み部材が嵌入孔内で前後方向に移
動して着脱ルーフがガタつくという問題があるばかりで
なく場合によっては舌状差込み部材が嵌入孔から抜けて
しまう危険性がある。
嵌入孔内に差込むことによって着脱ルーフ前縁部を車両
屋根に固定化するようにしているので特に着脱ルーフ部
分開放時には舌状差込み部材が嵌入孔内で前後方向に移
動して着脱ルーフがガタつくという問題があるばかりで
なく場合によっては舌状差込み部材が嵌入孔から抜けて
しまう危険性がある。
本発明は舌状差込み部材が嵌入孔から抜けるのを完全に
阻止できるばかりでなく着脱ルーフのガタつきを阻止で
き、更に着脱ルーフ前縁周辺部に取付けたウェザストリ
ップを押潰すことなく着脱ルーフを円滑に開閉すること
のできる着脱ルーフの取付構造を提供することにある。
阻止できるばかりでなく着脱ルーフのガタつきを阻止で
き、更に着脱ルーフ前縁周辺部に取付けたウェザストリ
ップを押潰すことなく着脱ルーフを円滑に開閉すること
のできる着脱ルーフの取付構造を提供することにある。
以下、添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第１図並びに第２図を参照すると、１は車両屋根を形成
する固定ルーフ、２はフロントウィンド、３は車両屋根
に形成された屋根開口、４は屋根開口３を覆うように配
置された着脱ルーフを夫々示す。
する固定ルーフ、２はフロントウィンド、３は車両屋根
に形成された屋根開口、４は屋根開口３を覆うように配
置された着脱ルーフを夫々示す。
着脱ルーフ４はその前縁部に一対の差込み嵌着部Ａ、Ｂ
を有すると共にその後縁部に着脱ルーフ開閉機構Ｃを具
備し、これら差込み嵌着部Ａ。
を有すると共にその後縁部に着脱ルーフ開閉機構Ｃを具
備し、これら差込み嵌着部Ａ。
Ｂと着脱ルーフ開閉機構Ｃにより着脱ルーフ４は固定ル
ーフ１に固定される。
ーフ１に固定される。
第４図並びに第５図に差込み嵌着部Ａの拡大図を示す。
なお、差込み嵌着部Ｂは車両の長手軸線に対して差込み
嵌着部Ａと対称的な構造を有するので特に図面には示さ
ない。
嵌着部Ａと対称的な構造を有するので特に図面には示さ
ない。
第４図並びに第５図を参照すると、５は固定ルーフアウ
タパネル、６は固定ルーフインナパネル、７は着脱ルー
フアウタパネル、８は着脱ルーフインナパネルを夫々示
す。
タパネル、６は固定ルーフインナパネル、７は着脱ルー
フアウタパネル、８は着脱ルーフインナパネルを夫々示
す。
固定ルーフアウタパネル５は着脱ルーフ４の受容枠を形
成する垂直段部９を有し、更に垂直段部９の下縁部から
は垂直段部９に沿って環状に延びると共に着脱ルーフ４
の中心部に向けてほぼ水平に延びる固定ルーフインナパ
ネル内周縁部１０が突出する。
成する垂直段部９を有し、更に垂直段部９の下縁部から
は垂直段部９に沿って環状に延びると共に着脱ルーフ４
の中心部に向けてほぼ水平に延びる固定ルーフインナパ
ネル内周縁部１０が突出する。
このインナパネル内周縁部１０の垂直内端部１１には弾
発性材料からなるウェザストリップ１２が取付けられ、
このウェザストリップ１２が屋根開口３を郭成する。
発性材料からなるウェザストリップ１２が取付けられ、
このウェザストリップ１２が屋根開口３を郭成する。
一方、着脱ルーフアウタパネルＴとインナパネル８の垂
直外周端部１３にも弾発性材料からなるウェザストリッ
プ１４が取付けられる。
直外周端部１３にも弾発性材料からなるウェザストリッ
プ１４が取付けられる。
第４図並びに第５図に示されるようにアウタパネル垂直
段部９の内壁面上には断面矩形の開孔１５が形成され、
この開孔１５内に中空差込みケース１６が嵌着固定され
る。
段部９の内壁面上には断面矩形の開孔１５が形成され、
この開孔１５内に中空差込みケース１６が嵌着固定され
る。
この中空差込みケース１６内には合成樹脂材料からなる
中空スリーブ１１が挿入され、この中空スリーブ１γは
第５図かられかるようにほぼその中央部１８における断
面高さが最も小さく、この中央部１８から離れるに従っ
て断面高さが徐々に増大する。
中空スリーブ１１が挿入され、この中空スリーブ１γは
第５図かられかるようにほぼその中央部１８における断
面高さが最も小さく、この中央部１８から離れるに従っ
て断面高さが徐々に増大する。
一方、着脱ルーフインナパネル８の下壁面上には垂直フ
ランジ部１９を一体形成したブラケット２０が固定され
、このブラケット２０から前方にほぼ水平方向に延びる
舌状差込み部２１がブラケット２０に一体形成される。
ランジ部１９を一体形成したブラケット２０が固定され
、このブラケット２０から前方にほぼ水平方向に延びる
舌状差込み部２１がブラケット２０に一体形成される。
一方、中空スリーブ１γ後方のインナパネル内周縁部１
０の土壁面上にはブラケット２２が固定され、このブラ
ケット２２にコ字型可動リンク２３がピボットピン２４
により枢着される。
０の土壁面上にはブラケット２２が固定され、このブラ
ケット２２にコ字型可動リンク２３がピボットピン２４
により枢着される。
ピボットピン２４の周りにはコイルばね２５が挿着され
、このコイルばね２５のばね力によって可動リンク２３
は第５図において時計回りに常時付勢される。
、このコイルばね２５のばね力によって可動リンク２３
は第５図において時計回りに常時付勢される。
一方、第５図に示すようにブラケット２０の垂直フラン
ジ部１９には可動リンク２３と係合可能な掛止溝２６が
形成される。
ジ部１９には可動リンク２３と係合可能な掛止溝２６が
形成される。
第８図から第１０図に第１図の着脱ルーフ開閉機構Ｃの
拡大図を示す。
拡大図を示す。
第８図から第１０図を参照すると、２７は固定ルーフイ
ンナパネル６の下壁面に固締された基台、２８は着脱ル
ーフインナパネル８の下壁面に固締された一対のブラケ
ット。
ンナパネル６の下壁面に固締された基台、２８は着脱ル
ーフインナパネル８の下壁面に固締された一対のブラケ
ット。
２９はピボットピン３０によりブラケット２８に枢着さ
れたハンドル部材、３１．３２はリンク部材を夫々示す
。
れたハンドル部材、３１．３２はリンク部材を夫々示す
。
これらリンク部材３１．３２の後方端部に一体形成され
た円筒部３３．３４は夫々ハンドル部材２９上に一体形
成されたブラケット３５．３６の貫通孔３７．３８内に
回動可能に挿入され、一方各リンク部材３１．’３２の
前方端部に一体形成された円筒突起部３９．４０は夫々
基台２Ｔに穿設された貫通孔４１，４２内に回動可能か
つ着脱自在に嵌着される。
た円筒部３３．３４は夫々ハンドル部材２９上に一体形
成されたブラケット３５．３６の貫通孔３７．３８内に
回動可能に挿入され、一方各リンク部材３１．’３２の
前方端部に一体形成された円筒突起部３９．４０は夫々
基台２Ｔに穿設された貫通孔４１，４２内に回動可能か
つ着脱自在に嵌着される。
各リンク部材円筒部３３，３４の内端部には夫々リング
４３ 、４４が取付けられ、これら両リング４３．４４
間に圧縮ばね４５が挿入される。
４３ 、４４が取付けられ、これら両リング４３．４４
間に圧縮ばね４５が挿入される。
一方、リンク部材円筒部３３，３４内には貫通ランド４
６が挿入され、この貫通ロンド４６の一端部はリンク部
材円筒部３３に固定されると共にその他端部はリンク部
材円筒部３４内に摺動可能に挿入される。
６が挿入され、この貫通ロンド４６の一端部はリンク部
材円筒部３３に固定されると共にその他端部はリンク部
材円筒部３４内に摺動可能に挿入される。
第２図に示すように着脱ルーフ４が屋根開口３を完全に
閉鎖しているときには差込み嵌着部Ａは第５図に示す状
態にあり、一方着脱ルーフ開閉機構Ｃは第８図に示す状
態にある。
閉鎖しているときには差込み嵌着部Ａは第５図に示す状
態にあり、一方着脱ルーフ開閉機構Ｃは第８図に示す状
態にある。
このとき第５図並びに第８図からウェザストリップ１４
は固定ルーフアウタパネル１の垂直段部９と密封的に接
触しており、一方ウエザストリップ１２は着脱ルーフイ
ンナパネル８と密封的に接触していることがわかる。
は固定ルーフアウタパネル１の垂直段部９と密封的に接
触しており、一方ウエザストリップ１２は着脱ルーフイ
ンナパネル８と密封的に接触していることがわかる。
更に第５図かられかるように舌状差込み部２１は中空差
込みケース１６内に深く差込まれており、また可動リン
ク２３はブラケット２０の掛止溝２６と係合してほぼ水
平な倒伏位置にある。
込みケース１６内に深く差込まれており、また可動リン
ク２３はブラケット２０の掛止溝２６と係合してほぼ水
平な倒伏位置にある。
一方、第８図においてバンドル部材２９が矢印にで示す
方向に回動せしめられ、バンドル部材２９が第１１図に
示す位置に移動せしめられると着脱ルーフ４は第３図に
示されるように部分開放状態となる。
方向に回動せしめられ、バンドル部材２９が第１１図に
示す位置に移動せしめられると着脱ルーフ４は第３図に
示されるように部分開放状態となる。
このように着脱ルーフ４の後方部が持ち上げられるとそ
れに伴って可動リンク２３がブラケット２０の掛止溝２
６と係合したままコイルばね２５のばね力によって時計
回りに若干回動する。
れに伴って可動リンク２３がブラケット２０の掛止溝２
６と係合したままコイルばね２５のばね力によって時計
回りに若干回動する。
一方、このように可動リンク２３が回動すると、舌状差
込み部２１は中空差込みケース１６内かられずかばかり
引抜かれ、同時に着脱ル−フ４がわずかばかり後退する
。
込み部２１は中空差込みケース１６内かられずかばかり
引抜かれ、同時に着脱ル−フ４がわずかばかり後退する
。
従ってこのときウエザス） ＩＪツブ１４は垂直段部９
から離れる方向に移動するためにウェザストリップ１４
が垂直段部９との間で押潰される危険性はない。
から離れる方向に移動するためにウェザストリップ１４
が垂直段部９との間で押潰される危険性はない。
また、着脱ルーフ４が部分開放状態にあるときには第６
図に示されるように可動リンク２３がほぼ水平に近い状
態で掛止溝２６と係合しているために着脱ルーフ４にか
なり大きな水平方向の力が加わったとしても舌状差込み
部２１が中空差込みケース１６内から抜は出す危険性は
ない。
図に示されるように可動リンク２３がほぼ水平に近い状
態で掛止溝２６と係合しているために着脱ルーフ４にか
なり大きな水平方向の力が加わったとしても舌状差込み
部２１が中空差込みケース１６内から抜は出す危険性は
ない。
一方、第１０図においてリンク部材３１，３２を圧縮ば
ね４５に抗して互いに引寄せてリンク部材３１．３２の
円筒突起部３９．４０を基台２１に形成された貫通孔４
１．４２から引抜くとバンドル部材２９はリンク部材３
１．３２と共に基台２７から分離される。
ね４５に抗して互いに引寄せてリンク部材３１．３２の
円筒突起部３９．４０を基台２１に形成された貫通孔４
１．４２から引抜くとバンドル部材２９はリンク部材３
１．３２と共に基台２７から分離される。
次いで着脱ルーフ４の後方部を第１１図に示す位置より
も更に上方に持ち上げると第７図に示されるように掛止
溝２６と可動リンク２３との係合が解除され、次いで舌
状差込み部２１が中空差込みケース１６から完全に引抜
かれ、斯くして着脱ルーフ４が固定ルーフ１から取りは
ずされる。
も更に上方に持ち上げると第７図に示されるように掛止
溝２６と可動リンク２３との係合が解除され、次いで舌
状差込み部２１が中空差込みケース１６から完全に引抜
かれ、斯くして着脱ルーフ４が固定ルーフ１から取りは
ずされる。
このように着脱ルーフ４の後方部を第１１図に示す位置
よりも更に上方に持ち上げる間ウェザストリップ１４は
垂直段部９よりも更に引離されるためにウェザストリッ
プ１４が垂直段部９との間で押潰される危険性は全くな
い。
よりも更に上方に持ち上げる間ウェザストリップ１４は
垂直段部９よりも更に引離されるためにウェザストリッ
プ１４が垂直段部９との間で押潰される危険性は全くな
い。
なお、第１図かられかるように着脱ルーフ４が固定ルー
フ１から取りはずされると可動リンク２３はコイルばね
２５のばね力によってブラケット２２に形成されたスト
ッパ４Ｔに当接し、斯くして可動リンク２３は第１図に
示されるような起立位置に保持される。
フ１から取りはずされると可動リンク２３はコイルばね
２５のばね力によってブラケット２２に形成されたスト
ッパ４Ｔに当接し、斯くして可動リンク２３は第１図に
示されるような起立位置に保持される。
一方、着脱ルーフ４を固定ルーフ１に取付ける際にはま
ず始めに第１図に示されるように舌状差込み部２１の先
端部を中空差込みケース１６内に挿入し、次いでブラケ
ット２０の掛止溝２６を可動リンク２３と係合せしめた
後に着脱ルーフ４の後方部を引下げればよい。
ず始めに第１図に示されるように舌状差込み部２１の先
端部を中空差込みケース１６内に挿入し、次いでブラケ
ット２０の掛止溝２６を可動リンク２３と係合せしめた
後に着脱ルーフ４の後方部を引下げればよい。
第１２図並びに第１３図に本発明による別の実施例を示
す。
す。
なお、第１２図並びに第１３図において第４図並びに第
５図と同様な構成要素は同一の符号で示す。
５図と同様な構成要素は同一の符号で示す。
第４図並びに第５図を参照すると、舌状差込み部２１を
有するブラケット２０が下方に延びる一対の垂直フラン
ジ部５０．５１を有し、このフランジ部５０，５１にコ
字型可動リンク５２がピボットピン５３により枢着され
る。
有するブラケット２０が下方に延びる一対の垂直フラン
ジ部５０．５１を有し、このフランジ部５０，５１にコ
字型可動リンク５２がピボットピン５３により枢着され
る。
ピボットピン５３の周りにはコイルばね５４が挿着され
、このコイルばね５４のばね力によって可動リンク５２
は第１３図において時計回りに常時付勢される。
、このコイルばね５４のばね力によって可動リンク５２
は第１３図において時計回りに常時付勢される。
一方、固定ルーフインナパネル内周縁部１０上には可動
リンク５２と係合可能な掛止溝５５を形成したブラケッ
ト５６が固定される。
リンク５２と係合可能な掛止溝５５を形成したブラケッ
ト５６が固定される。
第１３図に示すよう“に着脱ルーフ４が全閉位置にある
ときには可動リンク５２はブラケット５６の掛止溝５５
と係合してほぼ水平な倒伏位置にある、一方、第１３図
において鎖線で示されるように着脱ルーフ４が開放され
るときには可動リンク５２がブラケット５６の掛止溝５
５と係合したままコイルばね５４のばね力によって時計
回りに回動する。
ときには可動リンク５２はブラケット５６の掛止溝５５
と係合してほぼ水平な倒伏位置にある、一方、第１３図
において鎖線で示されるように着脱ルーフ４が開放され
るときには可動リンク５２がブラケット５６の掛止溝５
５と係合したままコイルばね５４のばね力によって時計
回りに回動する。
次いで舌状差込み部２１が中空差込みケース１６から完
全に引抜かれると可動リンク５２はフランジ部５０に形
成されたストッパ５γと当接した状態に保持される。
全に引抜かれると可動リンク５２はフランジ部５０に形
成されたストッパ５γと当接した状態に保持される。
以上述べたように本発明によれば着脱ルーフ４を開放す
るために着脱ルーフ４の後方部を持ち上げるときにウェ
ザストリップ１４が固定ルーフアウタパネル５の垂直段
部９から離れる方向に移動するためにウェザストリップ
１４が垂直段部９との間で押潰されることはなく、斯く
してウェザストリップ１４の寿命を大巾に延ばすことが
できる。
るために着脱ルーフ４の後方部を持ち上げるときにウェ
ザストリップ１４が固定ルーフアウタパネル５の垂直段
部９から離れる方向に移動するためにウェザストリップ
１４が垂直段部９との間で押潰されることはなく、斯く
してウェザストリップ１４の寿命を大巾に延ばすことが
できる。
また着脱ルーフ４の全閉時或いは部分開放時においては
可動リンク２３，５２がほぼ水平倒伏位置にあるために
舌状差込み部２１は中空差込みケース１６内で前後方向
に移動することがなく、斯くして着脱ルーフ４のガタつ
きを阻止することができる。
可動リンク２３，５２がほぼ水平倒伏位置にあるために
舌状差込み部２１は中空差込みケース１６内で前後方向
に移動することがなく、斯くして着脱ルーフ４のガタつ
きを阻止することができる。
更に、特に着脱ルーフ部分開放時において舌状差込み部
２１が中空差込みスリーブ１６から抜は出す危険性は全
くなく、従って着脱ルーフ４が固定ルーフ１から抜は落
ちる危険性は全くない。
２１が中空差込みスリーブ１６から抜は出す危険性は全
くなく、従って着脱ルーフ４が固定ルーフ１から抜は落
ちる危険性は全くない。
なお、本発明者の実験によれば本発明に係る着脱ルーフ
の取付構造は車両前後方向に対して３０Ｇ１車両横方向
に対して３０Ｇの耐慣性力試験を満足することが判明し
ている。
の取付構造は車両前後方向に対して３０Ｇ１車両横方向
に対して３０Ｇの耐慣性力試験を満足することが判明し
ている。
第１図は車両屋根の平面図、第２図は着脱ルーフ全閉時
を示す第１図の■−■線に沿ってみた側面断面図、第３
図は着脱ルーフ部分開放時を示す第２図と同様に表わし
た側面断面図、第４図は第１図の差込み嵌着部Ａの拡大
平面図、第５図は第４図の■−ｖ線に沿ってみた側面断
面図、第６図は着脱ルーフ部分開放時を示す第５図と同
様の側面断面図、第１図は着脱ルーフの取りはずし作業
時を示す第５図と同様の側面断面図、第８図は第１０図
のｎｘ−■Ｘ線に沿ってみた第１図の着脱ルーフ開閉機
構Ｃの側面断面図、第９図は第８図の底面図、第１０図
は第８図のＸ−Ｘ線に沿ってみた平面図、第１１図は着
脱ルーフ部分開放時を示す第８図と同様な側面断面図、
第１２図は第１図の差込み嵌着部Ａの別の実施例の拡大
平面図、第１３図は第１２図の側面断面図である。 １・・・・・・固定ルーフ、３・・・・・・屋根開口、
４・・・・・・着脱ルーフ、１２，１４・・・・・・ウ
ェザストリップ、１６・・・・・・中空差込みケース、
２１・・・・・・舌状差込み部、２３・・・・・・可動
リンク、２５・・・・・・コイルばね、２６・・・・・
・掛止溝、Ａ、Ｂ・・・・・・差込み嵌着部、Ｃ・・・
・・・着脱ルーフ開閉機構。
を示す第１図の■−■線に沿ってみた側面断面図、第３
図は着脱ルーフ部分開放時を示す第２図と同様に表わし
た側面断面図、第４図は第１図の差込み嵌着部Ａの拡大
平面図、第５図は第４図の■−ｖ線に沿ってみた側面断
面図、第６図は着脱ルーフ部分開放時を示す第５図と同
様の側面断面図、第１図は着脱ルーフの取りはずし作業
時を示す第５図と同様の側面断面図、第８図は第１０図
のｎｘ−■Ｘ線に沿ってみた第１図の着脱ルーフ開閉機
構Ｃの側面断面図、第９図は第８図の底面図、第１０図
は第８図のＸ−Ｘ線に沿ってみた平面図、第１１図は着
脱ルーフ部分開放時を示す第８図と同様な側面断面図、
第１２図は第１図の差込み嵌着部Ａの別の実施例の拡大
平面図、第１３図は第１２図の側面断面図である。 １・・・・・・固定ルーフ、３・・・・・・屋根開口、
４・・・・・・着脱ルーフ、１２，１４・・・・・・ウ
ェザストリップ、１６・・・・・・中空差込みケース、
２１・・・・・・舌状差込み部、２３・・・・・・可動
リンク、２５・・・・・・コイルばね、２６・・・・・
・掛止溝、Ａ、Ｂ・・・・・・差込み嵌着部、Ｃ・・・
・・・着脱ルーフ開閉機構。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 着脱ルーフの前線部に差込み嵌着部を有すると共に
その後縁部に着脱ルーフ開閉機構を具えた着脱可能な着
脱ルーフにおいて、上記差込み嵌着部を着脱ルーフ前縁
部から前方に突出する舌状差込み部材と固定ルーフ側に
形成された該舌状差込み部材嵌入孔とにより構成し、更
に該嵌入孔後方の固定ルーフ上に起立位置から水平倒伏
位置まで回動可能なばね付勢の可動リンクを取付けると
共に着脱ルーフ前縁部下側面上に該可動リンクと係合可
能な掛止溝を形成し、該掛止溝を可動リンクに係合して
舌状差込み部材を上記嵌入孔内に挿入した際に可動リン
クが上記起立位置から水平倒伏位置側に倒伏し、舌状差
込み部材を該嵌入孔から引き抜いて該掛止溝と可動リン
クとの保合を解除した際に可動リンクがばね力により自
動的に回動して上記起立位置をとるようにした車両用着
脱ルーフの取付構造。 ２ 着脱ルーフの前縁部に差込み嵌着部を有すると共に
その後縁部に着脱ルーフ開閉機構を具えた着脱可能な着
脱ルーフにおいて、上記差込み嵌着部を着脱ルーフ前縁
部から前方に突出する舌状差込み部材と固定ルーフ側に
形成された該舌状差込み部材嵌入孔とにより構成し、更
に該嵌入孔後方の着脱ルーフ前縁部下側面上に起立位置
から水平倒伏位置まで回動可能なばね付勢の可動リンク
を取付けると共に該着脱ルーフ前縁部下方の固定ルーフ
上に該可動リンクと係合可能な掛止溝を形成し、該掛止
溝を可動リンクに係合して舌状差込み部材を上記嵌入孔
内に挿入した際に可動リンクが上記起立位置から水平倒
伏位置側に倒伏し、舌状差込み部材を該嵌入孔から引き
抜いて該掛止溝と可動リンクとの係合を解除した際に可
動リンクがばね力により自動的に回動して上記起立位置
をとるようにした車両用着脱ルーフの取付構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54103523A JPS5911450B2 (ja) | 1979-08-16 | 1979-08-16 | 車両用着脱ル−フの取付構造 |
| US06/174,627 US4351560A (en) | 1979-08-16 | 1980-08-01 | Removable roof of a motor vehicle |
| DE3030818A DE3030818C2 (de) | 1979-08-16 | 1980-08-14 | Fahrzeugdach mit innerhalb einer Dachöffnung angeordnetem Dacheinsatz |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54103523A JPS5911450B2 (ja) | 1979-08-16 | 1979-08-16 | 車両用着脱ル−フの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5628015A JPS5628015A (en) | 1981-03-19 |
| JPS5911450B2 true JPS5911450B2 (ja) | 1984-03-15 |
Family
ID=14356278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54103523A Expired JPS5911450B2 (ja) | 1979-08-16 | 1979-08-16 | 車両用着脱ル−フの取付構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4351560A (ja) |
| JP (1) | JPS5911450B2 (ja) |
| DE (1) | DE3030818C2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS631378U (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0059859A3 (en) * | 1981-03-05 | 1983-03-30 | Prestigue Aluminum Products, Inc. | Motor vehicle roof vent and security latch therefor |
| US4541665A (en) * | 1981-12-23 | 1985-09-17 | Cars & Concepts, Inc. | Sunroof |
| JPS58191629A (ja) * | 1982-05-06 | 1983-11-08 | Aisin Seiki Co Ltd | チルト式サンル−フ |
| DE3223750C2 (de) * | 1982-06-25 | 1985-01-31 | Ford-Werke AG, 5000 Köln | Ausstell-Schiebedach für Kraftfahrzeuge |
| JPS59190022A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-27 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 自動車における換気窓用覆蓋のロツク装置 |
| JPS61200026A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-04 | Honda Motor Co Ltd | 車両における脱着式屋根板の掛け金装置 |
| US4715649A (en) * | 1986-12-29 | 1987-12-29 | Asc Incorporated | Locator and hold-down latch for removable vehicle roof panels |
| IT216990Z2 (it) * | 1989-03-21 | 1991-10-21 | Iveco Fiat | Botola di ventilazione per la cabi na di guida di un veicolo industriale |
| DE19738829C1 (de) * | 1997-09-05 | 1999-02-18 | Daimler Benz Ag | Aus zwei Dachteilen bestehende Dachanordnung |
| US6286898B1 (en) * | 2000-08-11 | 2001-09-11 | Vuteq Corporation | Vehicle sunroof with weatherstrip mounting flange |
| US20060278127A1 (en) * | 2005-06-14 | 2006-12-14 | United States Gypsum Company | Gypsum products utilizing a two-repeating unit dispersant and a method for making them |
| CA2670198C (en) * | 2007-04-13 | 2011-10-04 | Curtis Industries Llc | Quick-attach/detach cab for vehicle |
| US9085330B2 (en) * | 2013-03-13 | 2015-07-21 | Paccar Inc | Fairing mounting assembly |
| US10793061B2 (en) * | 2019-02-15 | 2020-10-06 | Honda Motor Co., Ltd. | Methods of mounting an auxiliary lighting system to a vehicle and related systems |
| US12077938B2 (en) * | 2021-10-12 | 2024-09-03 | Caterpillar Inc. | Secondary control system and method for mounting with service orientation |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1492333A (en) * | 1975-02-27 | 1977-11-16 | Ford Motor Co | Vehicle roof |
| US4067604A (en) * | 1975-10-07 | 1978-01-10 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Vehicle roof |
| DE2615276C3 (de) * | 1976-04-08 | 1979-03-08 | Webasto-Werk W. Baier Gmbh & Co, 8031 Stockdorf | Fahrzeugdach |
| DE7635933U1 (de) * | 1976-11-13 | 1977-03-31 | Webasto-Werk W. Baier Gmbh & Co, 8031 Stockdorf | Fahrzeugdach |
| US4231608A (en) * | 1977-07-29 | 1980-11-04 | Wisco Corporation | Sunroof structure |
| US4115955A (en) * | 1977-08-01 | 1978-09-26 | Aldrich Darrell L | Panel and hinge assembly |
| DE2751495A1 (de) * | 1977-11-18 | 1979-05-23 | Empire Automotive | Sonnendach fuer fahrzeug sowie zweiteilige trennbare befestigung zur verbindung einer seite eines sonnendachs mit einem abschnitt eines rahmens |
-
1979
- 1979-08-16 JP JP54103523A patent/JPS5911450B2/ja not_active Expired
-
1980
- 1980-08-01 US US06/174,627 patent/US4351560A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-08-14 DE DE3030818A patent/DE3030818C2/de not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS631378U (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4351560A (en) | 1982-09-28 |
| DE3030818A1 (de) | 1981-02-26 |
| DE3030818C2 (de) | 1985-06-20 |
| JPS5628015A (en) | 1981-03-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5911450B2 (ja) | 車両用着脱ル−フの取付構造 | |
| US4530412A (en) | Vehicle hood support and secondary latch | |
| US5879049A (en) | Device for actuating a sun-roof of motor vehicles and the like | |
| US4342481A (en) | Removable roof equipped with a wind deflector plate | |
| US4371204A (en) | Pivotal roof vent panel apparatus | |
| JP4031083B2 (ja) | 牽引フックカバーの取付構造 | |
| US4781410A (en) | Removable roof assembly with improved wind deflector | |
| JPS61200025A (ja) | 自動車のチルト・スライド式サンル−フ | |
| JP5016159B2 (ja) | 取外し可能なサイドメンバを備えた車両キャブリオレ構造体 | |
| GB2345723A (en) | Lock for automobile fittings | |
| US7506913B2 (en) | Bed covering apparatus | |
| CN110712504B (zh) | 天窗装置 | |
| US4729597A (en) | Vehicle roof structure having longitudinal beam and left and right removable roof lids | |
| JPS60244631A (ja) | 自動車のシ−ト装置 | |
| JPH045371Y2 (ja) | ||
| JPS5814100Y2 (ja) | 車両用着脱ル−フのロック装置 | |
| JPS6216096Y2 (ja) | ||
| JP2604996Y2 (ja) | 自動車用灰皿 | |
| JPH08207671A (ja) | 両開き可能なルーフボックス | |
| KR200265578Y1 (ko) | 자동차용 콘솔 리드 박스의 도어 개폐 구조 | |
| JPS6237900Y2 (ja) | ||
| JPH0245054Y2 (ja) | ||
| JP3631830B2 (ja) | サンルーフ装置 | |
| JP3269261B2 (ja) | サンルーフのシェード連動構造 | |
| JPS602976Y2 (ja) | 車両用開閉屋根における可動ル−フの抜け止め機構 |