JPS6216096Y2 - - Google Patents

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JPS6216096Y2
JPS6216096Y2 JP1981155495U JP15549581U JPS6216096Y2 JP S6216096 Y2 JPS6216096 Y2 JP S6216096Y2 JP 1981155495 U JP1981155495 U JP 1981155495U JP 15549581 U JP15549581 U JP 15549581U JP S6216096 Y2 JPS6216096 Y2 JP S6216096Y2
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JP1981155495U
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車の屋根に開口を形成し、こ
の開口に透明板を設けたサンルーフ車において、
透明板の日除けとして使用するシエード板の脱着
を容易に行なえるようにした、サンルーフ車のシ
エード装置に関するものである。
自動車には、屋根に開口を形成してここに透明
板を設けたサンルーフ車と呼ばれるものがある。
また、このサンルーフ車にも透明板を屋根の開口
に嵌め込んだままのものと、スライド式またはヒ
ンジ式により屋根の開口に対して開閉自在とした
ものがある。このように開閉自在としたものは、
透明板を開けたときに通気性が向上するので、換
気性が高まることになる。
ところでサンルーフ車は、上述のように屋根の
一部が透明板で形成されることになるため、太陽
の位置によつては直射日光が車内に入ることにな
つて、暑さ又はまぶしさを感ずることになる。そ
こで必要に応じて透明板の裏面に不透明板を取り
付けることが望ましい。このように不透明板を取
り付けるには、その着脱が容易に行なわれるよう
にする必要がある。
この考案はこの点に関してなされたもので、こ
の考案の基本的な構成は、屋根の開口に開閉自在
に取り付けられる透明板に対しやや小さい相似形
に作られたシエード板を備え、このシエード板の
一縁の凹部を、透明板の一縁を開閉自在に支持す
るヒンジのヒンジカバーと屋根との間の空隙内に
差し込み、他縁は透明板を閉じた状態に保持する
ロツク部材に設けたフツクによつて保持するよう
にしたものである。
次に、この考案の一実施例を図について説明す
ると、第1図において1は乗用車であつて、2は
その屋根である。この屋根2には開口3が形成さ
れており、ここに透明板4の前縁がヒンジ5によ
つて取り付けられ、反対側の後縁(第1図の右
方)が開くようになつている。6は透明板4を屋
根に閉じた状態に保持するロツク部材、7は開口
3の外周に取り付けられたウエザストリツプであ
る。
第2図は第1図のものの要部を断面で示したも
のである。この図に示すように、透明板4の下面
にはシエード板8が取り付けられることになる。
この取付けは、前述のようにシエード板8の一縁
(前縁)をヒンジ5のカバーと透明板4の下面と
の間の空隙内に差し込み、シエード板8の他縁
(後縁)をロツク部材6に設けた後述のフツクに
よつて保持することによつて行なわれる。
第3図は透明板4の前縁を支持するヒンジ5
と、後縁を屋根2に保持するロツク部材6とを示
しており、まずヒンジ5から説明すると、屋根2
の開口3の周縁部分には、屋根2の上下を挟むよ
うに、ほぼL字状のフレーム9と、ほぼC字状の
リーンフオースメント10とが、ボルト11とナ
ツト12とによつて取り付けられている。そして
フレーム9はウエザストリツプ7を把持し、リー
ンフオースメント10はガーニツシユ13を把持
している。14は屋根2の裏側に内張りされたル
ーフサイレンサである。
15はヒンジカバーであつて、このヒンジカバ
ー15は第4図、第13図に示すような形状にな
つており、その基部16に設けられた孔17に第
3図に示すようにボルト18を挿通し、ナツト1
9に螺合することによつて、前述のフレーム9お
よび後述するヒンジスプリング20と共締めで前
縁側のフレーム9に固定されることになる。ヒン
ジカバー15には第4図に示すように、平行状態
の起立部21が設けられており、この部分がヒン
ジ5の第3図に示す部分を両側からおおうことに
なる。
第3図において22はブラケツトであり、この
ブラケツト22は、透明板4を貫通している止金
23にボルト24を螺合することによつて、透明
板4に取り付けられている。このブラケツト22
には、端部をクリツプ25で止めた水平の軸26
により、ほぼL字状のヒンジレバー27が枢着さ
れている。このヒンジレバー27は、軸26から
の距離が第3図における上縁と右縁とで異なつて
いて、軸26から上縁までの距離が大きく、軸2
6から右縁までの距離が小さい一種のカムを形成
している。そしてこのカム面は、次に説明するヒ
ンジスプリングホルダ28の下面に接するように
なつている。
ヒンジスプリングホルダ28は第5図に示すよ
うな形状をしたもので、弾性を有する材質で製作
されている。このヒンジスプリングホルダ28は
奥の部分に溝29,30が形成されており、左右
方向の中央部には、溝29,30に直交する方向
に長孔31が形成されている。ヒンジスプリング
ホルダ28の溝30には、第3図に示すように前
述したヒンジスプリング20の後端の係止部32
が係合することになる。
第6図は、ヒンジスプリングホルダ28の長孔
31に係合するノブ33を示すもので、このノブ
33には2本のピン34,35が平行に取り付け
られており、このピン34,35がヒンジスプリ
ングホルダ28の溝29,30に係合することに
なる(第3図、第5図参照)。このような構成の
ヒンジ5において、ヒンジカバー15と透明板4
の下面との間には、シエード板8の前縁部を挟持
するに足る空隙36が形成されている(第3図、
第13図、第15図、第16図参照)。
次に第3図に示すロツク部材6の部分を説明す
ると、透明板4には止金37が貫通しており、透
明板4の下面にホルダ38を固定している。この
ホルダ38にはオープンレバー39の基端が軸4
0によつて枢着されている。オープンレバー39
の途中部分には突片41が一体に設けられてお
り、ここにリンク42の右端が軸43によつて枢
着されている。一方、フレーム9には板状のブラ
ケツト44が一体に接合されている。このブラケ
ツト44は両側を下方に折り曲げて折曲部45に
形成してある。44は箱状のカバーであつて、そ
の右端で折曲部45を把持するようになつてい
る。このカバー46には、前述したリンク42の
左端が軸47で枢着されている。
このような構成の透明板保持装置は、オープン
レバー39を下方に引いた後、押し上げることに
よつて、第7図に示すように透明板4の後縁を押
上げることができる。この場合、透明板4のヒン
ジ5側は、ウエザストリツプ7を圧縮することに
よつて若干回動することになる。
一方、この装置は透明板4を屋根2から取外す
こともできる。透明板4を取外す場合には、まず
第8図に示すようにヒンジレバー27を軸26を
中心にして反時計方向に回動させ、ヒンジスプリ
ングホルダ28の下面に接するカム面を、軸26
からの距離が第3図の状態よりも小さくなるよう
にする。これにより、ヒンジスプリングホルダ2
8は第3図に示す状態より開くことになる。
次にノブ33の下部を第9図に示すように左方
に押し、ピン35でヒンジスプリング20の係止
部32を押し上げ、ヒンジスプリングホルダ28
の溝30との係合を解く。この状態で第10図に
示すように透明板4、止金23、ブラケツト2
2、ヒンジスプリングホルダ28、ヒンジレバー
27の一体品を右方に引くことにより、透明板4
を屋根2から取外すことができることになる。な
お、このときロツク部材6側は透明板4を屋根2
より開いた状態にしておき、カバー46をブラケ
ツト44の折曲部45より取外せば良いが、他の
部分で離れるようにしてもよい。
第11図はシエード板8を示すもので、このシ
エード板8は第12図に示すように、2枚のウレ
タン材49,50の間に塩化ビニルのシート51
を挟んで一体化し、周囲に金属棒から成るフレー
ム52を入れ、透明板4に対しやや小さい相似形
に作つたものである。そしてその前縁と後縁に凹
部53,54が設けられていて、シエード板8を
透明板4下面に正しく位置させたとき、前縁の凹
部53は第14図に示すようにブラケツト22の
両側と後側とを囲み、後縁の凹部54はロツク部
材6の位置に対応していて、第18図に示すよう
にホルダ38の両側と前側とを囲むようになつて
いる。ウレタン材49,50としては、屋根2の
裏側に内張りされたルーフサイレンサ14の余り
材を用いることもできる。
次に、このシエード板8を透明板4の下面に装
着するための構造を説明すると、ヒンジ5側は透
明板4の下面とヒンジカバー15との間の空隙3
6にシエード板8前縁の凹部53を差し込むだけ
であるので、何の問題もない(第14図、第15
図、第16図参照)。ロツク部材6側は、第17
図に示すような形状のブラケツト55とフツク5
6とを用いてシエード板8の後縁を透明板4との
間で把持することになる。
ブラケツト55は板体を段状に折り曲げ、その
一部を更に直角に折り曲げて係止部57としたも
のである。そしてこのブラケツト55には、この
ブラケツト55をホルダ38(第3図参照)と共
に透明板4の下側に取り付けるための孔58と、
フツク56の一端に設けられたピン59を挿通す
るための孔60とが穿設されている。フツク56
はピン59をブラケツト55の孔60に挿通し、
かしめ等の抜止め手段を施して、ブラケツト55
に対して水平に回動可能に取付けられることにな
る(第18図参照)。ブラケツト55は、第3
図、第7図、第18図、第19図に示すように透
明板4とホルダ38とを結合する止金37によ
り、透明板4のホルダ38との間に取り付けられ
ている。第17図、第19図に示すように、フツ
ク56の一部は下方に突出させて、指掛け部61
にしてある。
このように構成されたシエード板8の後縁取付
部はフツク56を水平に回動させることにより、
シエード板8の係止と解放とを行なうことができ
る。すなわち、シエード板8を下方から透明板4
に押し当て、前方に押して前縁の凹部53をヒン
ジ5のヒンジカバー15と透明板4下面との間の
空隙36に差し込み、後縁のホルダ38の部分で
フツク56により係止することになる。シエード
板8を取り去るときは、フツク56を第18図の
鎖線で示した位置に回動させた後、シエード板8
を下げながら後方に引けばよい。
この考案は上述のように構成したものであるか
ら、シエード板8側には係止部材を何も取付ける
必要がなく、従来設られていたヒンジ5とロツク
部材6とを利用し、ロツク部材6側にフツク56
を設けるのみの簡単な構成で、シエード板8の着
脱を容易に行なえることになる特長がある。
またシエード板8の一縁には凹部53を、他縁
には凹部54をそれぞれ設け、凹部53はヒンジ
カバー15と透明板4の下面との間の空隙36内
に差し込むようになつており、凹部54はロツク
部材6に対応した位置になつているので、シエー
ド板8を透明板4の下面に装着する際の位置決め
が、簡単に正確に行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を施した乗用車の屋根の部分
を示す斜視図、第2図は第1図の−線に沿つ
て切断した状態を拡大して示した斜視図、第3図
はヒンジとロツク部材とを示す断面図、第4図は
ヒンジカバーの斜視図、第5図はヒンジスプリン
グホルダの斜視図、第6図はノブの斜視図、第7
図はロツク部材の作動状態を示す断面図、第8図
ないし第10図はヒンジの作動状態を示す断面
図、第11図はシエード板の斜視図、第12図は
第11図のXII−XII線に沿う拡大断面図、第13図
はヒンジカバーの断面図、第14図はヒンジカバ
ーの部分にシエード板の前縁を差し込んだ状態を
示す平面図、第15図は第14図の−線
に沿う断面図、第16図は第14図の−
線に沿う断面図、第17図はブラケツトとフツク
の斜視図、第18図はシエード板の後縁を係止し
た状態を示す平面図、第19図は第18図の
線に沿う断面図である。 2……屋根、3……開口、4……透明板、5…
…ヒンジ、6……ロツク部材、8……シエード
板、15……ヒンジカバー、36……空隙、5
3,54……凹部、56……フツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の屋根に開口を形成し、該開口に透明板
    を設けたサンルーフ車において、前記透明板の一
    縁を屋根に開閉自在に支持するヒンジと、該ヒン
    ジに取付けられて該ヒンジを両側からおおい前記
    透明板の下面との間に空隙を有するヒンジカバー
    と、前記透明板の前記一縁とは反対側の他縁を屋
    根に対して閉じた状態に保持するロツク部材と、
    前記透明板に対しやや小さい相似形に作られ一縁
    には前記ヒンジカバーと透明板の下面との間の空
    隙内に差し込まれる凹部を有し他縁には前記ロツ
    ク部材に対応した位置に凹部を有するシエード板
    と、前記ロツク部材に水平に回動可能に取付けら
    れ前記シエード板の他縁を前記透明板の下面に保
    持するフツクとを具備することを特徴とするサン
    ルーフ車のシエード装置。
JP15549581U 1981-10-21 1981-10-21 サンル−フ車のシエ−ド装置 Granted JPS5860514U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15549581U JPS5860514U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 サンル−フ車のシエ−ド装置

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JP15549581U JPS5860514U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 サンル−フ車のシエ−ド装置

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Publication Number Publication Date
JPS5860514U JPS5860514U (ja) 1983-04-23
JPS6216096Y2 true JPS6216096Y2 (ja) 1987-04-23

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ID=29948073

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JP15549581U Granted JPS5860514U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 サンル−フ車のシエ−ド装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646736Y2 (ja) * 1985-03-29 1994-11-30 マツダ株式会社 自動車用トリムの取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6139625Y2 (ja) * 1981-06-17 1986-11-13

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JPS5860514U (ja) 1983-04-23

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