JP3631830B2 - サンルーフ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のチルトアップタイプのサンルーフ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車体のルーフパネルに開口部を形成し、ルーフパネルの開口部に蓋体を配設すると共に、蓋体の後端寄りの中央付近の下部にロック機構を配設し、ルーフパネルの開口部の前縁に蓋体の前端をヒンジを介して回動自在に連結し、ルーフパネルの開口部の両側縁の近傍の下部に車体の前後方向に沿って互いに平行な一対の固定側支持体をそれぞれ配設し、蓋体の両側縁寄りの下部に一対の固定側支持体の長手方向に沿って互いに平行な一対の可動側支持体をそれぞれ配設し、固定側支持体と可動側支持体との間に蓋体の後端を上方に向って持ち上げる連接体を配設し、可動側支持体に長孔を設け、固定側支持体に連接体の一端部を回動自在に支持し、可動側支持体の長孔に連接体の他端部を移動自在に連結し、固定側支持体と連接体の他端部との間に蓋体の後端をチルトアップ方向に付勢する付勢手段を設けたサンルーフ装置が知られている。
【0003】
ところが、従来のサンルーフ装置では、蓋体が車体のルーフパネルの開口部を閉塞する全閉状態において、蓋体の後端のロック機構によるルーフパネルの開口部の後縁に対するロックを解除した後、蓋体の後端を手でルーフパネルの開口部の後縁の上方に向って押し上げることにより、可動側支持体が蓋体の後端の上昇に伴いながら固定側支持体の上方に向って移動し、連接体が稼働側支持体の移動に伴いながら固定側支持体に対して起き上がるように回動し、連接体の他端部が付勢手段の付勢力により可動側支持体の長孔に沿って移動し、蓋体の後端を連接体によりルーフパネルの開口部の後縁から上方に持ち上がったチルトアップ状態とするものであり、付勢手段の付勢力が蓋体をチルトアップする方向に常時作用し、蓋体のチルトアップ状態の姿勢の保持を付勢手段の付勢力のみで行うので、連接体の他端部の付勢手段の付勢力に抗する可動側支持体の長孔に対する移動を行えないデッドポイントを有せず、付勢手段の伸縮の差が小さいので、付勢手段の付勢力の強いものを使用する必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上述する問題点に対処して、蓋体が車体のルーフパネルの開口部を閉塞する全閉状態において、蓋体の後端を手でルーフパネルの開口部の後縁の上方に向って押し上げると、可動側支持体の後端が蓋体の後端の上昇に伴いながら固定側支持体の後端の上方に向って移動し、連接体を可動側支持体の後端の移動に伴いながら固定側支持体に対して回動させ、係合体が連接体の回動に伴って付勢手段の付勢力に抗しながら固定側支持体のガイド孔に沿って車体の前方に移動し、係合体を連接体の長孔に沿って車体の前方に移動させ、固定側支持体のガイド孔の乗越え部が係合体の連接体の回動に伴う付勢手段の付勢力に抗する車体の前方への移動を行えないデッドポイントとなり、係合体が固定側支持体のガイド孔の乗越え部を通過すると同時に、付勢手段が係合体を連接体の長手方向に沿って車体の後方に付勢し、係合体のみを付勢手段の付勢力により固定側支持体のガイド孔に沿って車体の後方に大きく移動させ、連接体が係合体の付勢手段の付勢力による移動に伴いながら固定側支持体に対して起き上がるように回動し、連接体の固定側支持体に対する回動を付勢手段によりアシストし、蓋体の後端が連接体の回動に伴いながら可動側支持体と共にルーフパネルの開口部の後縁から上方に向って上昇し、蓋体を連接体によりルーフパネルの開口部に対して持ち上がったチルトアップ状態とし、蓋体の連接体によるチルトアップに際し、連接体が付勢手段により固定側支持体に対して起き上がったままの状態を維持し、蓋体のチルトアップ状態の姿勢を保持し、固定側支持体のガイド孔の車体の前後方向の寸法を長く設定し、係合体の固定側支持体のガイド孔に対する移動に伴う付勢手段の伸縮の差を大きく取ることが可能なサンルーフ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るサンルーフ装置は、車体のルーフパネルに開口部を形成し、前記ルーフパネルの開口部に蓋体を配設したものであって、上記課題を解決するために、前記ルーフパネルの開口部の両側縁の近傍の下部に前記車体の前後方向に沿って互いに平行な一対の固定側支持体をそれぞれ配設すると共に、前記蓋体の両側縁寄りの下部に前記一対の固定側支持体の長手方向に沿って互いに平行な一対の可動側支持体をそれぞれ配設し、前記固定側支持体と前記可動側支持体との間に前記蓋体の後端を上方に向って持ち上げる連接体を配設し、前記連接体に前記固定側支持体に対して傾斜した長孔を設け、前記連接体の長孔に係合体を移動自在に設け、前記固定側支持体に前記係合体を前記車体の前後方向に案内するガイド孔を設け、前記固定側支持体の上部に前記連接体の一端部を回動自在に支持し、前記可動側支持体の下部に前記連接体の他端部を回動自在に連結し、前記連接体の側部に前記係合体を前記車体の後方に向って付勢する付勢手段を設け、前記固定側支持体のガイド孔は、その下部に車体の前方から後方に向って下方に傾斜する部分、その上部に車体の前方から後方に向って上方に傾斜する部分、これら両部分の間の前記付勢手段の付勢力に抗して前記係合体の通過する乗越え部を有することを特徴とする構成を有するものである。
【0006】
蓋体が車体のルーフパネルに形成した開口部を閉塞する全閉状態の位置から、蓋体の後端を手でルーフパネルの開口部の後縁の上方に向って押し上げると、可動側支持体の後端が蓋体の後端の上昇に伴いながら固定側支持体の後端の上方に向って移動し、固定側支持体と可動側支持体との間に配設した連接体が可動側支持体の後端の移動に伴いながら固定側支持体に対して回動し、連接体の長孔に設けた係合体が連接体の回動に伴って付勢手段の付勢力に抗しながら固定側支持体に設けたガイド孔に沿って車体の前方に移動すると共に、係合体を連接体に設けた長孔に沿って車体の前方に移動させる。
【0007】
また、固定側支持体のガイド孔に形成した乗越え部が係合体の連接体の回動に伴う付勢手段の付勢力に抗する車体の前方への移動を行えないデッドポイントとなり、係合体が固定側支持体のガイド孔の乗越え部を通過すると同時に、連接体の側部に設けた付勢手段が係合体を連接体の長手方向に沿って車体の後方に付勢し、係合体のみを付勢手段の付勢力により固定側支持体のガイド孔に沿って車体の後方に大きく移動させ、連接体が係合体の付勢手段の付勢力による移動に伴いながら固定側支持体に対して起き上がるように回動し、連接体の固定側支持体に対する回動を付勢手段によりアシストし、蓋体の後端が連接体の回動に伴いながら可動側支持体と共にルーフパネルの開口部の後縁から上方に向って上昇し、蓋体が連接体によりルーフパネルの開口部に対して持ち上がったチルトアップ状態となり、ルーフパネルの開口部が車体の後方に向って開口する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】
図1において、1は車体のルーフパネルであり、ルーフパネル1には、図2に示すように、開口部2が形成され、ルーフパネル1の開口部2には蓋体としてサンルーフリッド3が配設されている。
【0010】
ルーフパネル1の開口部2の両側縁の近傍の下部には、図1及び図2に示すように、車体の前後方向に沿って互いに平行な一対の固定側支持体となるベースブラケット4,4がそれぞれ配設されると共に、サンルーフリッド3の両側縁寄りの下部には、図3に示すように、ベースブラケット4,4の長手方向に沿って互いに平行な一対の可動側支持体となるリンクブラケット5,5がそれぞれ配設されている。
【0011】
ベースブラケット4とリンクブラケット5との間には、図1,図4及び図5に示すように、サンルーフリッド3の後端を上方に向って持ち上げる連接体としてチルトリンク6が配設され、チルトリンク6には、図6に示すように、ベースブラケット4に対して車体の前方から後方に向って斜め下方に傾斜した長孔7が設けられると共に、チルトリンク6の長孔7には、図7に示すように、係合体となる係合ピン8が移動自在に設けられている。
【0012】
ベースブラケット4には、図1及び図4に示すように、係合ピン8を車体の前後方向に案内するガイド孔9が設けられ、ベースブラケット4の後端寄りの上部には、図6に示すように、チルトリンク6の一端部が回動自在に支持され、リンクブラケット5の中央付近の下部にはチルトリンク6の他端部が回動自在に連結されている。
【0013】
チルトリンク6の側部には、図1,図4及び図5に示すように、係合ピン8を車体の後方に向って付勢する付勢手段として引張コイルバネ10が設けられ、ベースブラケット4のガイド孔9には、図6に示すように、引張コイルバネ10の付勢力に抗して係合ピン8の通過する乗越え部11が形成されている。
【0014】
ルーフパネル1の中央よりも前方には、図1に示すように、開口部2が形成されると共に、ルーフパネル1の開口部2の内周縁には下方に向って折曲した水切片12が形成されている。
【0015】
ルーフパネル1の開口部2には、図1に示すように、サンルーフリッド3が配置され、サンルーフリッド3の全周には、図2に示すように、全閉時の雨洩れを防止するためのウェザストリップ13が設けられ、ウェザストリップ13はルーフパネル1の開口部2の水切片12の内側面に圧接されている。
【0016】
サンルーフリッド3の後端寄りの中央付近の下部にはロック機構(図示せず)が配設され、サンルーフリッド3がルーフパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態の時に、サンルーフリッド3の後端はロック機構によりルーフパネル1の開口部2の後縁に対してロックされるようになっている。
【0017】
サンルーフリッド3は透明または半透明のガラス板あるいは合成樹脂板よりなり、ウェザストリップ13は弾性材料よりなる。
【0018】
ルーフパネル1の開口部2の内周縁寄りの下部にはルーフハウジング(図示せず)が配設されている。
【0019】
ルーフパネル1の開口部2の両側縁の近傍の下部には、図1及び図2に示すように、車体の前後方向に沿って互いに平行なベースブラケット4,4がそれぞれ配設され、ベースブラケット4の平板状の基体14の中央よりも僅かに後方の外側縁には、図8及び図9に示すように、上方に向って折曲した側壁15が形成されると共に、ベースブラケット4の基体14の内側縁には、図10に示すように、上方に向って折曲した側壁16が形成されている。
【0020】
ベースブラケット4の側壁15には、図4及び図8に示すように、ガイド孔9が設けられている。
【0021】
ベースブラケット4の側壁16の中央よりも僅かに後方には、図6及び図10に示すように、側壁15のガイド孔9と対向する位置にガイド孔9が設けられている。
【0022】
ベースブラケット4の側壁15,16のガイド孔9,9の一端寄りには、図8及び図10に示すように、車体の前方から後方に向って僅かに斜め下方に傾斜した直線部17,17がそれぞれ形成されると共に、ベースブラケット4の側壁15,16のガイド孔9,9の他端寄りには車体の前方から後方に向って斜め上方に傾斜した直線部18,18がそれぞれ形成され、ベースブラケット4の側壁15,16のガイド孔9,9の直線部17,17と直線部18,18との間には円弧状の乗越え部11,11がそれぞれ形成されている。
【0023】
ベースブラケット4の側壁16の中央よりも前方には、図8及び図9に示すように、透孔19が穿設されると共に、ベースブラケット4の側壁16の後縁部には、図10に示すように、透孔20が穿設されている。
【0024】
ベースブラケット4の基体14の後端には、図8及び図9に示すように、車体の後方に向って突出した突片21が形成されると共に、ベースブラケット4の基体14の突片21の端縁には、図10に示すように、上方に向って折曲した立上り壁22が形成され、ベースブラケット4の立上り壁22の両側縁には側方に向って開口する切欠凹部23,23がそれぞれ形成されている。
【0025】
ベースブラケット4の基体14の前端寄りには、図8及び図9に示すように、通孔24が穿設されると共に、ベースブラケット4の基体14の後端寄りには、図10に示すように、通孔25が穿設されている。
【0026】
ベースブラケット4の基体14の通孔24,25には、図8及び図9に示すように、上方よりボルト26,26がそれぞれ挿通され、ベースブラケット4の基体14の通孔24,25の周囲の上面には、図10に示すように、ボルト26,26の頭部27,27が溶接によりそれぞれ固着されている。
【0027】
ベースブラケット4は図示しないルーフハウジングに複数のボルト26,26により固定されている。
【0028】
サンルーフリッド3の両側縁寄りの下部には、図2及び図3に示すように、車体の前後方向に沿って互いに平行なリンクブラケット5,5がそれぞれ配設され、リンクブラケット5の前端寄りの外側縁には、図11及び図12に示すように、下方に向って折曲した垂下壁28が形成されると共に、リンクブラケット5の中央付近の外側縁には下方に向って折曲した垂下壁29が形成されている。
【0029】
リンクブラケット5の垂下壁28の下端寄りには、図11に示すように、透孔30が穿設されると共に、リンクブラケット5の垂下壁29の下端寄りには透孔31が穿設されている。
【0030】
ベースブラケット4の側壁16の中央よりも前方の外側とリンクブラケット5の垂下壁28の下端寄りの外側との間には、図1及び図4に示すように、フロントリンク32が配設され、フロントリンク32の一端部には、図6及び図7に示すように、ベースブラケット4の側壁16の透孔19と同一中心軸線上に嵌合孔33が穿設されると共に、フロントリンク32の他端部にはリンクブラケット5の垂下壁28の透孔30と同一中心軸線上に嵌合孔34が穿設されている。
【0031】
ベースブラケット4の側壁16の中央よりも前方の外側には、図4及び図5に示すように、水平軸線上に沿って外方に突出した支持ピン35が設けられ、ベースブラケット4の側壁16の透孔19には、図13に示すように、支持ピン35に形成した小径部36が嵌入され、支持ピン35の小径部36の先端にはベースブラケット4の側壁16の透孔19の周囲の内側に臨んで圧潰したカシメ部37が形成され、支持ピン35はベースブラケット4の側壁16の透孔19にカシメ止めにより固定されている。
【0032】
フロントリンク32の嵌合孔33には、図13に示すように、支持ピン35が嵌合され、支持ピン35には、図4及び図5に示すように、フロントリンク32の一端部が回動自在に支持されている。
【0033】
リンクブラケット5の垂下壁28の下端寄りの外側には、図4及び図5に示すように、水平軸線上に沿って外方に突出した連結ピン38が設けられ、リンクブラケット5の垂下壁28の透孔30には、図14に示すように、連結ピン38に形成した小径部39が嵌入され、連結ピン38の小径部39の先端にはリンクブラケット5の垂下壁28の透孔30の周囲の内側に臨んで圧潰したカシメ部40が形成され、連結ピン38はリンクブラケット5の垂下壁28の透孔30にカシメ止めにより固定されている。
【0034】
フロントリンク32の嵌合孔34には、図14に示すように、連結ピン38が嵌合され、連結ピン38には、図4及び図5に示すように、フロントリンク32の他端部が回動自在に支持され、フロントリンク32の他端部は連結ピン38を介してリンクブラケット5の垂下壁28の下端寄りの外側に連結されている。
【0035】
図1及び図4に示すように、フロントリンク32はベースブラケット4の基体14と略平行な伏せ倒れた状態となっている。
【0036】
ベースブラケット4の側壁16の後縁部の外側とリンクブラケット5の垂下壁29の下端寄りの内側との間には、図1及び図4に示すように、チルトリンク6が配設され、チルトリンク6の本体41の一端部には、図15及び図16に示すように、ベースブラケット4の側壁16の透孔20と同一中心軸線上に嵌合孔42が穿設されると共に、チルトリンク6の本体41の他端部には、図17に示すように、リンクブラケット5の垂下壁29の透孔31と同一中心軸線上に嵌合孔43が穿設されている。
【0037】
チルトリンク6の本体41の中央と他端との間には、図16及び図17に示すように、車体の前方から後方に向って斜め下方に傾斜した長孔7が穿設されている。
【0038】
チルトリンク6の本体41の中央と他端との間の上縁には、図15及び図16に示すように、外方に向って折曲した張出片44が形成されると共に、チルトリンク6の張出片44の端縁にはベースブラケット4の側壁15の内側に臨んで下方に向って折曲した側壁45が形成されている。
【0039】
チルトリンク6の側壁45には、図15及び図16に示すように、本体41の長孔7と対向する位置に車体の前方から後方に向って斜め下方に傾斜した長孔7が穿設されている。
【0040】
ベースブラケット4の側壁16の後縁部の外側には、図6及び図7に示すように、水平軸線上に沿って外方に突出した支持ピン46が設けられ、ベースブラケット4の側壁16の透孔20には、図18に示すように、支持ピン46に形成した小径部47が嵌入され、支持ピン46の小径部47の先端にはベースブラケット4の側壁16の透孔20の周囲の内側に臨んで圧潰したカシメ部48が形成され、支持ピン46はベースブラケット4の側壁16の透孔20にカシメ止めにより固定されている。
【0041】
チルトリンク6の本体41の嵌合孔42には、図18に示すように、支持ピン46が嵌合され、支持ピン46には、図6及び図7に示すように、チルトリンク6の本体41の一端部が回動自在に支持されている。
【0042】
リンクブラケット5の垂下壁29の下端寄りの内側には、図6及び図7に示すように、水平軸線上に沿って内方に突出した連結ピン49が設けられ、リンクブラケット5の垂下壁29の透孔31には、図19に示すように、連結ピン49に形成した小径部50が嵌入され、連結ピン49の小径部50の先端にはリンクブラケット5の垂下壁29の透孔31の周囲の外側に臨んで圧潰したカシメ部51が形成され、連結ピン49はリンクブラケット5の垂下壁29の透孔31にカシメ止めにより固定されている。
【0043】
チルトリンク6の本体41の嵌合孔43には、図19に示すように、連結ピン49が嵌合され、連結ピン49には、図6及び図7に示すように、チルトリンク6の本体41の他端部が回動自在に支持され、チルトリンク6の本体41の他端部は連結ピン49を介してリンクブラケット5の垂下壁29の下端寄りの内側に連結されている。
【0044】
チルトリンク6の本体41の長孔7と側壁45の長孔7との間には、図3及び図7に示すように、水平軸線上に沿って係合ピン8が移動自在に設けられ、係合ピン8の中央の外周には、図20に示すように、環状溝52が形成されると共に、係合ピン8の先端には小径部53が形成され、係合ピン8の小径部53には抜止め防止用のワッシャ54が嵌合され、係合ピン8の小径部53の先端にはワッシャ54の一面に臨んで圧潰したカシメ部55が形成されている。
【0045】
チルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7には、図20に示すように、係合ピン8の先端寄り及び基端寄りがそれぞれ嵌入され、係合ピン8の先端寄り及び基端寄りはチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7に沿って車体の前後方向に移動されるようになっている。
【0046】
図4及び図6に示すように、係合ピン8の先端寄り及び基端寄りはチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7の一端寄りにそれぞれ位置され、図1に示すように、チルトリンク6はベースブラケット4の基体14と略平行な伏せ倒れた状態となっている。
【0047】
ベースブラケット4の側壁15のガイド孔9及び側壁16のガイド孔9には、図20に示すように、係合ピン8の基端部及び先端部がそれぞれ嵌入され、係合ピン8の基端部及び先端部はチルトリンク6の回動に伴いながらベースブラケット4の側壁15のガイド孔9及び側壁16のガイド孔9に沿って移動されるようになっている。
【0048】
図4及び図6に示すように、係合ピン8の基端部及び先端部はベースブラケット4の側壁15のガイド孔9及び側壁16のガイド孔9の一端部にそれぞれ位置されている。
【0049】
ベースブラケット4の立上り壁22と係合ピン8との間には、図4及び図5に示すように、チルトリンク6の本体41の外側に長手方向に沿って引張コイルバネ10が配設され、ベースブラケット4の立上り壁22の切欠凹部23,23には、図7及び図18に示すように、引張コイルバネ10の一端のフック56が引掛けて掛止されると共に、係合ピン8の環状溝52には、図20に示すように、引張コイルバネ10の他端のフック57が引掛けて掛止され、係合ピン8は引張コイルバネ10により車体の後方に向って常時引張られている。
【0050】
図1においては、サンルーフリッド3がルーフパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態となり、サンルーフリッド3の全周のウェザストリップ13がルーフパネル1の開口部2の内周縁の水切片12に圧接して車室内と外部との密閉遮断を行うようになっている。
【0051】
次に、この実施の形態の作用について説明する。
【0052】
[サンルーフリッド3のチルトアップ]
サンルーフリッド3が図1に示すルーフパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態の位置から、サンルーフリッド3の後端の図示しないロック機構によるルーフパネル1の開口部2の後縁に対するロックを解除した後、サンルーフリッド3の後端を手でルーフパネル1の開口部2の後縁の上方に向って押し上げると、リンクブラケット5の後端がサンルーフリッド3の後端の上昇に伴いながらベースブラケット4の基体14の後端の上方に向って移動すると同時に、リンクブラケット5の垂下壁28がベースブラケット4の基体14の前端寄りの上方に向って僅かに移動し、リンクブラケット5の垂下壁29がベースブラケット4の基体14の中央付近の上方に向って移動し、図21に示すように、リンクブラケット5はベースブラケット4に対して車体の前方から後方に向って斜め上方に傾斜した状態となる。
【0053】
リンクブラケット5の垂下壁28のベースブラケット4の基体14の前端寄りの上方への移動により、連結ピン38がリンクブラケット5の垂下壁28と共にベースブラケット4の基体14の前端寄りの上方に向って僅かに移動し、フロントリンク32が連結ピン38の移動に伴いながら支持ピン35を支点として図4の時計方向に回動し、図21に示すように、フロントリンク32はベースブラケット4の基体14に対して起き上がった状態となる。
【0054】
リンクブラケット5の垂下壁29のベースブラケット4の基体14の中央付近の上方への移動により、連結ピン49がリンクブラケット5の垂下壁29と共にベースブラケット4の基体14の中央付近の上方に向って移動し、チルトリンク6が連結ピン49の移動に伴いながら支持ピン46を支点として図4の時計方向に回動し、係合ピン8の基端部及び先端部がチルトリンク6の回動に伴って引張コイルバネ10の引張力に抗しながらベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の直線部17及び側壁16のガイド孔9の直線部17に沿って僅かに車体の前方に移動する。
【0055】
係合ピン8の基端部及び先端部のチルトリンク6の回動に伴う引張コイルバネ10の引張力に抗するベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の直線部17及び側壁16のガイド孔9の直線部17に沿った車体の前方への移動により、係合ピン8の先端寄り及び基端寄りが引張コイルバネ10の引張力に抗しながらチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7に沿って一端寄りから一端に向って僅かに車体の前方に移動する。
【0056】
係合ピン8の先端寄り及び基端寄りの引張コイルバネ10の引張力に抗するチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7に沿った車体の前方への移動により、係合ピン8の基端部及び先端部がチルトリンク6の回動に伴いながらベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の乗越え部11及び側壁16のガイド孔9の乗越え部11を通過し、係合ピン8の基端部及び先端部はベースブラケット4の側壁15,16のガイド孔9,9の直線部17,17から直線部18,18に入り込む。
【0057】
係合ピン8の基端部及び先端部のチルトリンク6の回動に伴う引張コイルバネの引張力に抗するベースブラケット4の側壁15,16のガイド孔9,9の乗越え部11,11の通過により、引張コイルバネ10が係合ピン8をチルトリンク6の長手方向に沿って車体の後方に引張り、係合ピン8の基端部及び先端部が引張コイルバネ10の引張力によりベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の直線部18及び側壁16のガイド孔9の直線部18に沿って車体の後方に移動し、チルトリンク6が係合ピン8の引張コイルバネ10の引張力による移動に伴いながら支持ピン46を支点として図4の時計方向に回動し、図21及び図22に示すように、係合ピン8の基端部及び先端部はベースブラケット4の側壁15のガイド孔9及び側壁16のガイド孔9の他端部に位置する。
【0058】
図21及び図22に示すように、係合ピン8の基端部及び先端部が引張コイルバネ10の引張力によりベースブラケット4の側壁15のガイド孔9及び側壁16のガイド孔9の他端部に達した時に、引張コイルバネ10が最も縮んで係合ピン8の車体の後方への移動を行えない状態となる。
【0059】
係合ピン8の基端部及び先端部の引張コイルバネ10の引張力によるベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の直線部18及び側壁16のガイド孔9の直線部18に沿った車体の後方への移動により、係合ピン8の先端寄り及び基端寄りが引張コイルバネ10の引張力によりチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7に沿って一端から他端に向って車体の後方に移動し、図21及び図22に示すように、係合ピン8の先端寄り及び基端寄りはチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7の他端部に位置し、チルトリンク6はベースブラケット4の基体14に対して起き上がった状態となる。
【0060】
フロントリンク32及びチルトリンク6の連結ピン38及び連結ピン49の移動に伴う支持ピン35及び支持ピン46を支点とした回動により、フロントリンク32が連結ピン38を介してリンクブラケット5の垂下壁28をベースブラケット4の基体14の前端寄りの上方の高い位置で支持すると共に、チルトリンク6が連結ピン49を介してリンクブラケット5の垂下壁29をベースブラケット4の基体14の中央付近の上方の高い位置で支持し、図21に示すように、引張コイルバネ10が係合ピン8を介してチルトリンク6をベースブラケット4の基体14に対して起き上がったままの状態に維持し、図23に示すように、サンルーフリッド3の後端がチルトリンク6によりルーフパネル1の開口部2の後縁から上方に向って持ち上がったチルトアップ状態となり、ルーフパネル1の開口部2が車体の後方に向って開口する。
【0061】
そして、図23に示すように、サンルーフリッド3の姿勢をチルトリンク6によりチルトアップ状態のままに保持することができる。
【0062】
[サンルーフリッド3のチルトダウン]
サンルーフリッド3が図23に示すルーフパネル1の開口部2を車体の後方に向って開口するチルトアップ状態の位置から、サンルーフリッド3の後端を手でルーフパネル1の開口部2の後縁に向って下方に引き下げると、リンクブラケット5の後端がサンルーフリッド3の後端の下降に伴いながらベースブラケット4の基体14の後端の上部に向って下方に移動すると同時に、リンクブラケット5の垂下壁28がベースブラケット4の基体14の前端寄りの上部に向って僅かに下方に移動し、リンクブラケット5の垂下壁29がベースブラケット4の基体14の中央付近の上部に向って下方に移動し、図4に示すように、リンクブラケット5はベースブラケット4と略平行な状態となる。
【0063】
リンクブラケット5の垂下壁28のベースブラケット4の基体14の前端寄りの上部に向う下方への移動により、連結ピン38がリンクブラケット5の垂下壁28と共にベースブラケット4の基体14の前端寄りの上部に向って僅かに下方に移動し、フロントリンク32が連結ピン38の移動に伴いながら支持ピン35を支点として図21の反時計方向に回動し、図4に示すように、フロントリンク32はベースブラケット4の基体14と略平行な伏せ倒れた状態となる。
【0064】
リンクブラケット5の垂下壁29のベースブラケット4の基体14の中央付近の上部に向う下方への移動により、連結ピン49がリンクブラケット5の垂下壁29と共にベースブラケット4の基体14の中央付近の上部に向って下方に移動し、チルトリンク6が連結ピン49の移動に伴いながら支持ピン46を支点として図21の反時計方向に回動し、係合ピン8の基端部及び先端部がチルトリンク6の回動に伴って引張コイルバネ10の引張力に抗しながらベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の直線部18及び側壁16のガイド孔9の直線部18に沿って車体の前方に移動する。
【0065】
係合ピン8の基端部及び先端部のチルトリンク6の回動に伴う引張コイルバネ10の引張力に抗するベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の直線部18及び側壁16のガイド孔9の直線部18に沿った車体の前方への移動により、係合ピン8の先端寄り及び基端寄りが引張コイルバネ10の引張力に抗しながらチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7に沿って他端から一端に向って車体の前方に移動する。
【0066】
係合ピン8の先端寄り及び基端寄りの引張コイルバネ10の引張力に抗するチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7に沿った車体の前方への移動により、係合ピン8の基端部及び先端部がチルトリンク6の回動に伴いながらベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の乗越え部11及び側壁16のガイド孔9の乗越え部11を通過し、係合ピン8の基端部及び先端部はベースブラケット4の側壁15,16のガイド孔9,9の直線部18,18から直線部17,17に入り込む。
【0067】
係合ピン8の基端部及び先端部のチルトリンク6の回動に伴う引張コイルバネの引張力に抗するベースブラケット4の側壁15,16のガイド孔9,9の乗越え部11,11の通過により、引張コイルバネ10が係合ピン8をチルトリンク6の長手方向に沿って車体の後方に引張り、係合ピン8の基端部及び先端部が引張コイルバネ10の引張力によりベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の直線部17及び側壁16のガイド孔9の直線部17に沿って僅かに車体の後方に移動し、チルトリンク6が係合ピン8の引張コイルバネ10の引張力による移動に伴いながら支持ピン46を支点として図21の反時計方向に回動し、図4及び図6に示すように、係合ピン8の基端部及び先端部はベースブラケット4の側壁15,16のガイド孔9,9の一端部に位置する。
【0068】
図4及び図6に示すように、係合ピン8の基端部及び先端部が引張コイルバネ10の引張力によりベースブラケット4の側壁15のガイド孔9及び側壁16のガイド孔9の一端部に達した時に、引張コイルバネ10が縮んで係合ピン8の車体の後方への移動を行えない状態となる。
【0069】
係合ピン8の基端部及び先端部の引張コイルバネ10の引張力によるベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の直線部17及び側壁16のガイド孔9の直線部17に沿った車体の後方への移動により、係合ピン8の先端寄り及び基端寄りが引張コイルバネ10の引張力によりチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7に沿って一端から他端に向って僅かに車体の後方に移動し、図4及び図6に示すように、係合ピン8の先端寄り及び基端寄りはチルトリンク6の本体41の長孔7及び側壁45の長孔7の一端寄りに位置し、チルトリンク6はベースブラケット4の基体14と略平行な伏せ倒れた状態となる。
【0070】
フロントリンク32及びチルトリンク6の連結ピン38及び連結ピン49の移動に伴う支持ピン35及び支持ピン46を支点とした回動により、フロントリンク32が連結ピン38を介してリンクブラケット5の垂下壁28をベースブラケット4の基体14の前端寄りの上部の低い位置で支持すると共に、チルトリンク6が連結ピン49を介してリンクブラケット5の垂下壁29をベースブラケット4の基体14の中央付近の上部の低い位置で支持し、図4に示すように、引張コイルバネ10が係合ピン8を介してチルトリンク6をベースブラケット4の基体14と略平行な伏せ倒れたままの状態に維持し、サンルーフリッド3の全周のウェザストリップ13がルーフパネル1の開口部2の水切片12の内側面に圧接し、図1に示すように、サンルーフリッド3がルーフパネル1の開口部2を閉塞する全閉状態となる。
【0071】
また、係合ピン8の基端部及び先端部がチルトリンク6の回動に伴って引張コイルバネ10の引張力に抗しながらベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の乗越え部11及び側壁16のガイド孔9の乗越え部11に達した時に、ベースブラケット4の側壁15のガイド孔9の乗越え部11及び側壁16のガイド孔9の乗越え部11は引張コイルバネ10が最も伸びて係合ピン8の車体の前方への移動を行えないデッドポイントとなる。
【0072】
なお、上述した本発明の実施の形態では、従来のように、サンルーフリッドの前端をヒンジを介してルーフパネルの開口部の前縁に回動自在に連結する必要がない。
【0073】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明のサンルーフ装置によれば、蓋体が車体のルーフパネルの開口部を閉塞する全閉状態において、蓋体の後端を手でルーフパネルの開口部の後縁の上方に向って押し上げることにより、可動側支持体の後端が蓋体の後端の上昇に伴いながら固定側支持体の後端の上方に向って移動するので、連接体を可動側支持体の後端の移動に伴いながら固定側支持体に対して回動することができ、係合体が連接体の回動に伴って付勢手段の付勢力に抗しながら固定側支持体のガイド孔に沿って車体の前方に移動するので、係合体を連接体の長孔に沿って車体の前方に移動することができる。
【0074】
また、固定側支持体のガイド孔の乗越え部が係合体の連接体の回動に伴う付勢手段の付勢力に抗する車体の前方への移動を行えないデッドポイントとなり、係合体が固定側支持体のガイド孔の乗越え部を通過すると同時に、付勢手段が係合体を連接体の長手方向に沿って車体の後方に付勢するので、係合体のみを付勢手段の付勢力により固定側支持体のガイド孔に沿って車体の後方に大きく移動することができ、連接体が係合体の付勢手段の付勢力による移動に伴いながら固定側支持体に対して起き上がるように回動するので、連接体の固定側支持体に対する回動を付勢手段によりアシストすることができ、蓋体の後端が連接体の回動に伴いながら可動側支持体と共にルーフパネルの開口部の後縁から上方に向って上昇するので、蓋体を連接体によりルーフパネルの開口部に対して持ち上がったチルトアップ状態とすることができ、蓋体の連接体によるチルトアップに際し、連接体が付勢手段により固定側支持体に対して起き上がったままの状態を維持するので、蓋体のチルトアップ状態の姿勢を保持することができる。
【0075】
さらに、固定側支持体のガイド孔の車体の前後方向の寸法を長く設定するので、係合体の固定側支持体のガイド孔に対する移動に伴う付勢手段の伸縮の差を大きく取ることができ、付勢手段の付勢力の強いものを使用する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すサンルーフ装置の要部側断面図
【図2】図1の平面図
【図3】図1の要部正断面図
【図4】図1の要部拡大正面図
【図5】図4の平面図
【図6】図4の要部切断正面図
【図7】図4の要部平面図
【図8】図4のベースブラケットの正面図
【図9】図8の平面図
【図10】図8の要部切断正面図
【図11】図4のリンクブラケットの正面図
【図12】図11の平面図
【図13】図4の要部側断面図
【図14】図4の要部側断面図
【図15】図4のチルトリンクの正面図
【図16】図15の平面図
【図17】図15の要部切断正面図
【図18】図4の要部側断面図
【図19】図4の要部側断面図
【図20】図4の要部側断面図
【図21】リンクブラケットの後端のチルトリンクによるベースブラケットに対する上方への移動状態を示す正面図
【図22】図21の要部切断正面図
【図23】サンルーフリッドのチルトアップ状態を示す要部側断面図
【符号の説明】
1 ルーフパネル
2 開口部
3 サンルーフリッド
4 ベースブラケット
5 リンクブラケット
6 チルトリンク
7 長孔
8 係合ピン
9 ガイド孔
10 引張コイルバネ
11 乗越え部
12 水切片
13 ウェザストリップ
14 基体
15 側壁
16 側壁
17 直線部
18 直線部
19 透孔
20 透孔
21 突片
22 立上り壁
23 切欠凹部
24 通孔
25 通孔
26 ボルト
27 頭部
28 垂下壁
29 垂下壁
30 透孔
31 透孔
32 フロントリンク
33 嵌合孔
34 嵌合孔
35 支持ピン
36 小径部
37 カシメ部
38 連結ピン
39 小径部
40 カシメ部
41 本体
42 嵌合孔
43 嵌合孔
44 張出片
45 側壁
46 支持ピン
47 小径部
48 カシメ部
49 連結ピン
50 小径部
51 カシメ部
52 環状溝
53 小径部
54 ワッシャ
55 カシメ部
56 フック
57 フック

Claims (1)

  1. 車体のルーフパネルに開口部を形成し、前記ルーフパネルの開口部に蓋体を配設したサンルーフ装置において、前記ルーフパネルの開口部の両側縁の近傍の下部に前記車体の前後方向に沿って互いに平行な一対の固定側支持体をそれぞれ配設すると共に、前記蓋体の両側縁寄りの下部に前記一対の固定側支持体の長手方向に沿って互いに平行な一対の可動側支持体をそれぞれ配設し、前記固定側支持体と前記可動側支持体との間に前記蓋体の後端を上方に向って持ち上げる連接体を配設し、前記連接体に前記固定側支持体に対して傾斜した長孔を設け、前記連接体の長孔に係合体を移動自在に設け、前記固定側支持体に前記係合体を前記車体の前後方向に案内するガイド孔を設け、前記固定側支持体の上部に前記連接体の一端部を回動自在に支持し、前記可動側支持体の下部に前記連接体の他端部を回動自在に連結し、前記連接体の側部に前記係合体を前記車体の後方に向って付勢する付勢手段を設け、前記固定側支持体のガイド孔は、その下部に車体の前方から後方に向って下方に傾斜する部分、その上部に車体の前方から後方に向って上方に傾斜する部分、これら両部分の間の前記付勢手段の付勢力に抗して前記係合体の通過する乗越え部を有することを特徴とするサンルーフ装置。
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