JP4014776B2 - 光コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光コネクタに係り、特に、その断面の互いに直交する2方向で応力分布が異なるように形成された、いわゆる偏波保持光ファイバを突き合わせ接続可能に成端する光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
各種センサ用、ジャイロ用等に利用される光ファイバとして、伝搬する光の偏波面を保存して伝送できる、いわゆる偏波保持光ファイバが従来から提供されている。この偏波保持光ファイバには、
(1)クラッド内の応力分布を非軸対称にしたもの(応力複屈折)、
(2)クラッドを形成する素材の組成等を部分的に異ならせることで屈折率分布を非軸対象にしたもの(構造複屈折)
があり、いずれも光ファイバに大きな複屈折を予め付与しておくことで安定して偏波を伝送できるようにしたものである。前記(1)のタイプの偏波保持光ファイバとしては、いわゆるPANDA型偏波保持光ファイバ(PANDA:polarization-maintaining and absorption-reducing)が代表的である。前記PANDA型偏波保持光ファイバは、例えばB2O3を添加した石英ガラス等からなる応力付与部を有し、応力分布が非軸対称に形成されたものであり、外力等により光ファイバに曲げ等が生じても、偏波モードの結合が生じにくく、光の偏波面を保存して伝送できるものである。
前記(1)のタイプの偏波保持光ファイバ先端に光コネクタを組み立てる場合、例えばJIS C 5973に制定されるSC形光コネクタ(SC:Single fiber Coupling optical fiber connector)用のフェルール等、全長にわたって微細孔が貫通されているタイプのフェルールに前記偏波保持光ファイバを挿入するとなると、偏波保持光ファイバ先端の被覆を除去して露出させた光ファイバ(特に光ファイバ素線または裸ファイバ)に長大な挿入長を要するため挿入作業に手間が掛かって光ファイバに不用意に曲げを与えたり、微細孔内での接着剤の硬化によって、微細孔内面とここに挿入されている光ファイバとの間で応力歪みが発生し、その結果、偏波保持光ファイバの偏波特性(消光比)が変化する欠点がある。また、フェルール材質と光ファイバとの間には、多少の線膨張係数差があるため、温度特性により、偏波特性が変化する可能性もある。
【0003】
前記偏波保持光ファイバに適したフェルールとして、本出願人は、既に特願平10−192149号、特願平10−196376号を提案している。図7から図9は、これら提案に関わるフェルールを示す図であって、符号1はフェルール、2はフランジ部品、3は偏波保持光ファイバである。
図7から図9において、フェルール1はセラミック等から形成され、別のフェルール等に突き合せ接続される接合端面4に開口する微細孔5と、この微細孔5を拡張した形状に形成され該フェルール1の前記接合端面4に対向する後端部6に開口する光ファイバ収納孔7とが中心軸線上に穿設されているキャピラリになっている。フランジ部品2(図9参照)は、金属等から円筒状に形成されており、フェルール1の後端部6の外側に挿入して嵌合固定される。
フェルール1を備える光コネクタを偏波保持光ファイバ3先端に組み立てるには、まず、図7に示すように、偏波保持光ファイバ3をフェルール1に挿入し、微細孔5や光ファイバ収納孔7に設けた接着剤8(図8参照)が硬化した後、図9に示すようにフェルール1の後端部6にフランジ部品2を嵌合固定し、これらフェルール1およびフランジ部品2の外側にハウジング(図示せず)を組み上げる。フランジ部品2は、偏波保持光ファイバ3をフェルール1に挿入する前に予め偏波保持光ファイバ3に挿通しておく。偏波保持光ファイバ3は、フェルール1の後端部6から前記光ファイバ収納孔7に挿入される。フェルール1の微細孔5には、偏波保持光ファイバ3先端の被覆を除去して露出させた裸ファイバ3aが挿入され、光ファイバ収納孔7には被覆部3bが収納される。微細孔5は、収納される裸ファイバ3a外径よりも若干大きい内径を有し、例えば径125μmの裸ファイバ3aに対して数μm程度大きい内径になっている。微細孔5や光ファイバ収納孔7では、収納された裸ファイバ3aや被覆部3bが接着剤8によって固定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述のような光コネクタでは、フェルール1の後端部6に接着剤8が残りやすく(図8、図9参照)、この接着剤8が硬化した後、フランジ部品2を嵌合すると、フェルール1に対するフランジ部品2の取付精度に誤差を生じてしまう。すなわち、図9に示すように、フェルール1はフランジ部品2に形成された凹所2aに嵌合され、フェルール1の後端面6aと前記凹所2aの底面2bとが突き当てられることで位置決めされるようになっているが、フェルール後端面6aに残留したまま硬化した接着剤8が存在すると、フランジ部品2の凹所2aの底面2bが接着剤8に当接して、フェルール後端面6aとフランジ部品2側の底面2bとが正確に突き当てられなくなり、フェルール1に対してフランジ部品2が斜めに取り付けられる等の不都合が生じる。組み立てられた光コネクタでのフェルール1の位置決めは、光コネクタのハウジングとフランジ部品2との間の位置決めによってなされるので、フェルール1に対するフランジ部品2の精度が確保されないと、光コネクタのハウジングに対するフェルール1の精度を確保できなくなるおそれがある。また、これに鑑みて、フェルール1に偏波保持光ファイバ3を挿入した後、フェルール後端面6aの接着剤8を硬化前に拭取る対策も考えられるが、光ファイバ3に曲げを与えたり、フェルール1と光ファイバ3との間を回転させて微細孔5内面と接触する裸ファイバ3a表面を傷付ける等の可能性があり、問題の根本的な解決に至らない。このため、フェルール1に対するフランジ部品2の取付精度を確実に確保できる技術の開発が求められていた。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、フェルールに挿入した偏波保持光ファイバを傷めること無く、フェルールとフランジ部品との間の位置決め固定を正確に行うことができ、取付精度を確保できる偏波保持光ファイバ用の光コネクタを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の光コネクタは、前記課題を解決するため、光ファイバ先端を突き合わせ接続可能に成端する光コネクタフェルールと、この光コネクタフェルールの突き合せ接続される接合端面と対向する後端部に挿入固定されるフランジ部品と、このフランジ部品が固定された前記光コネクタフェルールを収納するハウジングとを備える光コネクタにおいて、前記光コネクタフェルールは、前記光ファイバの被覆部を収納、固定する光ファイバ収納孔と、前記光ファイバ先端に露出され、その断面の互いに直交する2方向で応力分布が異なるように形成され、偏波保持特性を有する光ファイバが挿入される微細孔とが連設されてなり、前記光ファイバ収納孔は、前記光コネクタフェルールの突き合わせ接続される接合端面に対する後端側から前記接合端面近傍に到達され、前記微細孔は、前記光ファイバ収納孔から前記接合端面に貫通されており、前記フランジ部品は、前記光コネクタフェルールの後端部が挿入固定されるフェルール収納穴と、このフェルール収納穴に挿入された前記光コネクタフェルール後端部が突き当てられるフェルール突き当て部と、このフェルール突き当て部に開口された光ファイバ挿入穴とを備え、前記フェルール突き当て部には、前記フェルール収納穴に挿入固定された前記光コネクタフェルールの後端面に対面する領域内に凹所が形成され、この凹所に前記光ファイバ挿入穴が連通され、前記凹所は、前記光ファイバ挿入穴に向けて縮径するテーパ状に窪んで形成されていることを特徴とする。
この光コネクタは、その断面の互いに直交する2方向で応力分布が異なるように形成され、偏波保持特性を有するいわゆる偏波保持光ファイバを突き合わせ接続可能に成端する光コネクタである。この光コネクタに内蔵された光コネクタフェルールでは、その接合端面近傍にまで到達された光ファイバ収納孔により、微細孔の長さが、光ファイバ収納穴から接合端面までの短い範囲に限定される。このため、この微細孔に挿入された偏波保持光ファイバは、微細孔内の接着剤の均一度等の影響を受けにくく、応力分布が維持され、光特性が確保される。光コネクタフェルールの後端部は、フランジ部品のフェルール収納穴に挿入して固定される。そして、光コネクタフェルールの光ファイバ収納孔や微細孔には、フランジ部品の光ファイバ挿入穴を介して光ファイバが挿入される。光コネクタフェルール後端面(後端部側の端面)では、光ファイバ収納孔に注入された接着剤の付着、盛り上がり等が生じても、フランジ部品のフェルール収納穴の最奥部であるフェルール突き当て部に形成された凹所によって、これら接着剤が収納され、光コネクタフェルールに対するフランジ部品の取付精度に影響することを防止できる。なお、フランジ部品の光ファイバ挿入穴は、光ファイバを挿入可能な大きさ(断面寸法)であれば良いが、凹所は、光コネクタフェルールの後端面に開口する光ファイバ収納孔を含んでその周囲の後端面にも対面する大きさの領域に形成することが好ましい。なお、本発明では、光ファイバ挿入穴を凹所と一致する大きさとして、光ファイバ挿入穴自体を凹所としても機能させる構成も含む。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の光コネクタの一実施形態を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、この光コネクタ10は、光コネクタフェルール11(以下「フェルール」と略称する)と、このフェルール11の外側に組み立てられたハウジング12、つまみ13、フェルール11の後端部11aに挿入固定されるフランジ部品18を備えて構成されている。フェルール11は、中心軸線に沿って微細孔14が穿設された断面円形のスリーブであって、ジルコニアセラミックやその他のセラミック、結晶化ガラス等から形成される。
【0008】
図2は、フェルール11を示す断面図である。
図2において、フェルール11には、光ファイバ心線である光ファイバ15の被覆部15aを収納、固定する光ファイバ収納孔16と、前記光ファイバ15先端の被覆を除去して露出させた光ファイバ15b(本実施の形態では裸ファイバ)が挿入される微細孔14とが連設されている。
前記光ファイバ収納孔16は、突き合わせ接続後端側(図2右側)から、フェルール11の突き合わせ接続される接合端面17近傍に到達されている。前記微細孔14は、前記光ファイバ収納孔16から前記接合端面17に亘って貫通されている。光ファイバ収納孔16、微細孔14の径は、光ファイバ15の被覆部15a径や光ファイバ15b径よりも若干(数μm)大きい程度であり、例えば、光ファイバ収納孔16の径は1mm程度、微細孔14の径は125〜130μm程度に形成される。微細孔14の長さは、フェルール11の全長の3分の1以下になっている。具体的には、フェルール11の接合端面17から、フェルール11の後端部11aに挿入固定されたフランジ部品18後端までの全長Lは、例えば16mmに設計され、微細孔14の長さは、その3分の1あるいはそれよりも短い長さになる。微細孔14および光ファイバ収納孔16には、図示しないエポキシ等の接着剤が設けられている。
【0009】
このフランジ部品18は、光コネクタ10のハウジング12内にフェルール11を位置決め支持するものであり、ステンレス等の金属やプラスチック等の十分な剛性を有する素材からスリーブ状に形成されている。このフランジ部品18は、前記フェルール11の後端部11aが挿入固定されるフェルール収納穴18aと、このフェルール収納穴18aに挿入固定された前記フェルール後端部11aが突き当てられるフェルール突き当て部18bと、このフェルール突き当て部18bに開口されて前記フェルール収納穴18aと同軸に延在する光ファイバ挿入穴18cとを備えるスリーブ状に形成されている。フェルール後端部11aに対するフランジ部品18の固定は、フェルール後端部11aとフェルール収納穴18aとの嵌合、接着剤による接着固定等、各種構成が採用可能である。本実施の形態では、フェルール後端部11aとフェルール収納穴18aとの嵌合により、フェルール後端部11aに対してフランジ部品18を固定するものとして説明する。
【0010】
図3に示すように、このフランジ部品18の外側にはリング状のフランジ部18eが突設されており、このフランジ部18eの周方向複数箇所には溝18fが形成されている。フランジ部品18が挿入固定されたフェルール11をハウジング12に組み込むと、ハウジング12内部の溝や突起等によってフランジ部品18が位置決めされることで、フェルール11も位置決めされる。また、フランジ部18eの溝にハウジング12内部の突起等が係合することで、フェルール収納穴18aの中心軸線回りのフランジ部品18の回転が規制されるので、フランジ部品18に挿入固定されているフェルール11も中心軸線回りの回転(微細孔14を中心とする回転)が規制される。光ファイバ15が挿入固定されたフェルール11にフランジ部品18を挿入固定し(フランジ部品18は、フェルール11への光ファイバ15の挿入前に光ファイバ15に挿通しておく)、このフランジ部品18付きのフェルール11の外側にハウジング12を取り付けて光コネクタ10を組み立てれば、ハウジング12に対してフェルール11が正確に位置決めされることで、光ファイバ15も光コネクタ10の所定位置に正確に位置決めされる。また、ハウジング12に対するフェルール11の軸回りの回転が規制されていることで、光ファイバ15の回転も規制される。応力複屈折タイプの偏波保持光ファイバである光ファイバ15では、その断面方向の直交する2方向で応力分布に起因する屈折率の違いがあるが、この光ファイバ15が挿入固定されたフェルール11が軸回りの回転を規制してハウジング12に位置決めされることで、光ファイバ15の断面方向での屈折率の分布もハウジング12に対して所定の分布に設定される。
【0011】
図2に示すように、前記フェルール突き当て部18bにはテーパ状に窪んだ形状の凹所18dが形成されている。この凹所18dは、前記フェルール収納穴18aに挿入嵌合された前記フェルール11の後端面11b全体に対面するようにして前記フェルール突き当て部18bに形成されており、丁度、前記光ファイバ挿入穴18cのフェルール収納穴18a側の端部を拡張した形状になっている。
【0012】
光ファイバ15の、予め光ファイバ15bを露出させておいた先端を、フランジ部品18を貫通させ、フェルール11の後端側から光ファイバ収納孔16に挿入すると、光ファイバ15bが微細孔14に挿入され、被覆部15aが光ファイバ収納孔16に挿入される。光ファイバ収納孔16のフェルール後端面11b側端部には、該光ファイバ収納孔16をテーパ状に拡張した形状のテーパ部16aが形成されているから、光ファイバ収納孔16への光ファイバ15の挿入は容易になされる。光ファイバ収納孔16と微細孔14との間には、テーパ部19が設けられているので、光ファイバ収納孔16から微細孔14への光ファイバ15bの挿入は円滑になされる。接着剤は、光ファイバ15bの挿入前に、光ファイバ収納孔16や微細孔14に塗り込んでおく。接着剤は、例えば、フェルール11先端(接合端面側)から真空引きすることにより、微細孔14内に充填させることができる。
フェルール11の接合端面17は、後工程で研磨されることにより、この接合端面17および光ファイバ15b先端面に、目的形状が得られる。
【0013】
図4は、光ファイバ15の一例を示す断面図である。
図4において、例えば、光ファイバ15の、径125μm程度のクラッド15cの中心には、径数μm〜10μm程度のコア15dが設けられ、このコア15dの両側には一対の応力付与部15eが設けられている。クラッド15cの外側は、一次被覆部15fおよび二次被覆部15gからなる二重構造の被覆部15aにより被覆されている。
前記応力付与部15eは、B2O3を添加した石英ガラスからなるものであり、光ファイバ15bは、両応力付与部15eによって、その断面方向の直交する2方向の応力分布を異ならしめ、屈折率に違いを持たせたものであり、光ファイバ15bは、いわゆる偏波保持光ファイバになっている。すなわち、光ファイバ15の光ファイバ15bのコア15dおよびその近傍の光導波部に作用する応力は、両応力付与部15e、15eを通る光ファイバ15b直径方向(以下x方向)の方が、これに垂直の別の直径方向(以下「y方向」)よりも大きく、コア15dおよびその周囲からなる伝送路を伝送する伝送光は、x偏波モードに比べてy偏波モードの屈折率の方が大きく、直交する2偏波モードの結合が生じにくく、これにより、偏波保持特性が安定に得られるようになっている。
【0014】
この光コネクタ10によれば、図2に示すように、フェルール11の接合端面17とその近傍まで到達された光ファイバ収納孔16との間の狭い領域に形成された短い(例えば2〜3mm)微細孔14内に光ファイバ15bが挿入されるため、微細孔14内の接着剤の均一度等は殆ど問題にならず、微細孔14内の光ファイバ15bの応力分布に影響を与える要因、主に、硬化前後の応力分布の不均一さや、光ファイバ15bと接着剤との多少の温度特性の違い等の問題が解消され、偏波保持光ファイバである光ファイバ15の偏波保持特性等の光特性が安定に維持される。
この光コネクタ10によれば、偏波保持光ファイバの偏波保持特性を示す特性指標である、いわゆるクロストークが改善される。クロストークは、十分な長さを確保した偏波保持光ファイバの入射端と出射端との間における、xまたはy偏波モードの消光比として測定されるものであり、前記光コネクタ10の適用により、別の光ファイバや光部品との接続部近傍の光ファイバ15(微細孔14内の光ファイバ15)に目的の偏波保持特性が安定に維持されることにより、低クロストークが確実に維持される。このため、この光コネクタ10を、光ファイバジャイロスコープ等の光ファイバセンサ類に適用すると、低クロストークにより、高いセンサ特性が安定に得られる。
また、発明者等の検討では、前記微細孔14の長さが、前記フェルール10の全長の3分の1以下であると、光ファイバ15bを含む光ファイバ15の偏波保持特性の、コネクタ成端の前後での変化を低減させることができ、しかも、フェルール14と光ファイバ15bとの間の微小な温度特性の違いによる影響も受け難いことが判明した。
【0015】
ところで、フェルール後端部11aとフランジ部品18のフェルール収納穴18aとの挿入嵌合は、光ファイバ挿入穴16や微細孔14への光ファイバ15の挿入後、光ファイバ挿入穴16や微細孔14の内部の接着剤20が硬化してから行う。凹所18dは、フェルール収納穴18aのフェルール突き当て部18bからテーパ状に窪んだ形状になっており、一方、フェルール11の外周面は断面円形(図3参照)のフェルール収納穴18a内面と精密に一致する円筒面になっており、フェルール11は、フェルール収納穴18aが凹所18dによって縮径する位置までフェルール収納穴18aに挿入され、凹所18dの前記フェルール収納穴18aに臨む開口部近傍に存在するフェルール突き当て部18bに突き当てられるようにして、挿入深さL1で正確に位置決めされる。フランジ部品18のフェルール収納穴18aに挿入したフェルール後端部11aがフェルール突き当て部18bに突き当てられても、フェルール後端面11b(後端部11a側の端面)近傍には凹所18dが存在するため、フェルール後端面11bに付着したまま硬化した接着剤20や、光ファイバ挿入孔16から盛り上がった状態で硬化した接着剤20がフェルール後端面11bに存在しても、これらフェルール後端面11bに存在する接着剤20はフランジ部品18の凹所18dに収納されてフランジ部品18のフェルール突き当て部18bに当接されることは無いから、したがって、フェルール後端部11aをフランジ部品18のフェルール収納穴18aに挿入嵌合しても、フェルール11に対するフランジ部品18の取付精度を正確に確保できる。凹所18dは、深さ(この凹所18dのフェルール収納穴18aとの境界からの寸法)が0.5mm以上あれば、光ファイバ挿入孔16から盛り上がった状態で硬化した接着剤20の収納に充分機能する。
なお、凹所18dは、フェルール後端面11bに突出状態に存在する接着剤20を収納できる大きさであればよく、凹所18dの大きさや形状は適宜変更可能であり、例えば、フェルール突き当て部18bに開口する光ファイバ挿入穴18c近傍のみとすることも可能である。
【0016】
また、光コネクタ10の光コネクタフェルール11、フランジ部品18以外の部品は、JIS C5973に制定されるいわゆるSC形光コネクタ(Single fiber Coupling optical fiber connector)用のものを使用することができる。すなわち、光コネクタフェルール11は、光ファイバ収納孔16と微細孔14とを内部に具備した構造になっているので、光ファイバ15bの微細孔14への挿入長を短くするとは言っても、光コネクタフェルール11としては、光ファイバ収納孔16の長さを調整すること等によって、JIS C 5973に制定されるSC形光コネクタ用の光コネクタフェルールと同じ長さ、同じ外形のものを使用することができる。フランジ部品18も適宜寸法調整することでJIS C 5973に制定されるSC形光コネクタ用のハウジングやプラグフレーム等に適用可能とすることができる。その他のハウジング12等の光コネクタ10の構成部品も、JIS C 5973に制定されるSC形光コネクタ用のものをそのまま採用することができる。
このため、この光コネクタ10は、JIS C 5973に制定されるSC形光コネクタと同等に取り扱うことができ、接続作業性に優れ、製造コスト面で有利である。
【0017】
なお、本発明に係る光コネクタとしては、前述したSC形光コネクタに限定されず、これと同様に光コネクタフェルールを有する各種光コネクタに適用可能である。例えば、JIS C 5970に制定されるいわゆるFC形光コネクタ(Fiber transmission system optical Connector)や、JIS C 5983に制定されるいわゆるMU形光コネクタ(Muniature-Unit coupling optical fiber connector)、いわゆるST形光コネクタ(「ST形光コネクタ」はAT&T社の商標)等にも適用可能である。
光コネクタの種類に応じて、光コネクタフェルールの外径も変更される場合があり、例えば、MU形光コネクタに適用される光コネクタフェルールの外径は、1.25mm程度に形成される。
【0018】
図5は、FC形光コネクタへの適用例である。但し、図5の光コネクタ10A、10A1は、必ずJIS C 5970に合致するものである必要は無い。
図5において光コネクタ10A先端にはフェルール11が設けられ、この光コネクタ10Aのハウジング21には、前記フェルール11の後端部に挿入固定されたフランジ部品18(図示せず)が収納固定されている。この光コネクタ10Aは、ハウジング21に回転自在に設けられたナット21aを、雌形光コネクタ22(光コネクタアダプタ)の螺着スリーブ22aに対して螺着することで光コネクタ10Aの雌形光コネクタ22に対する接続状態が維持され、逆回転により螺着状態を解除することで接続解除されるネジ螺着方式になっている。光コネクタ10A先端のフェルール11は、雌形光コネクタ22の両側の螺着スリーブ22aに連通させて雌形光コネクタ22内に収納固定された円筒状の位置決めスリーブ22bに挿入されることで、反対側に接続された別の光コネクタ10A1(光コネクタ10Aと同じ構造のもの)のフェルール11に対して精密に位置決めされ、前記位置決めスリーブ22b内にて突き合わせ接続されるようになっている。フェルール11の外側に設けられた円筒状のスリーブ21bは、雌形光コネクタ22の位置決めスリーブ22bの外側に挿入嵌合されるものであり、位置決めスリーブ22bに挿入したフェルール11の位置決め精度の安定確保に寄与する。この光コネクタ10A、10A1でも、フェルール11とフランジ部品18とが正確に位置決めして固定されていることで、雌形光コネクタ22内でのフェルール11の位置決め精度を高精度に確保でき、各フェルール11に挿入固定された光ファイバ15同士を高精度の位置決め精度を以って接続できる。なお、各光コネクタ10A、10A1は、ハウジング21、スリーブ21b、フランジ部品18等が、雌形光コネクタ22の螺着スリーブ22aや位置決めスリーブ22bに対してキーとキー溝との挿入係合等によって回り止めされて軸回りの回転方向に位置決めされるようにすることで、各フェルール11を単に突き合わせ接続可能な位置に位置決めするのみならず、その軸回りの回転方向にも位置決めできようになり、各フェルール11内に挿入固定されている光ファイバ15同士をその屈折率分布を一致あるいは目的角度だけずらして正確に突き合わせ接続することができる。
【0019】
図6は、ST形光コネクタへの適用例である。
図6において、光コネクタ10Bは、バヨネット方式によって雌形光コネクタ24(光コネクタアダプタ)に接続されるようになっている。つまり、光コネクタ10B先端のフェルール11を雌形光コネクタ24の位置決めスリーブ24a内に挿入し、前記フェルール11の後端部に挿入固定されたフランジ部品181を収納するハウジング23先端に回転自在に設けられたスリーブ23aを雌形光コネクタ24の位置決めスリーブ24a外側に挿入し、スリーブ23aに形成された溝23bを、雌形光コネクタ24の位置決めスリーブ24aの突起24bに挿入して引っ掛けるようにして係合させることで、雌形光コネクタ24に接続される。また、前記突起24bに対する溝23bの係合を解除すれば、雌形光コネクタ24に対する光コネクタ10Bの接続を解除できる。なお、フランジ部品181は、フランジ部181aにキー182が突設されていること以外は、図2、図3等に示したフランジ部品18と同様の構成になっている。
雌形光コネクタ24は対向する両側に位置決めスリーブ24aを備えており、例えば、この雌側光コネクタ24の両側に光コネクタ10Bを接続すると、各光コネクタ10Bのフェルール11が、それぞれ位置決めスリーブ24aに挿入され、精密に位置決めされて突き合わせ接続され、光コネクタ10B同士が接続される。この光コネクタ10Bでも、フェルール11とフランジ部品181とが正確に位置決めして固定されていることで、雌形光コネクタ22内でのフェルール11の位置決め精度を高精度に確保できるから、各フェルール11に挿入固定された光ファイバ15同士を高精度の位置決め精度を以って接続できる。
なお、図6に示した光コネクタ10Bでは、フランジ部品181のフランジ部181aに突設したキー182を、雌側光コネクタ24の位置決めスリーブ24aにスリット状に形成したキー溝24cに挿入することで、光コネクタ10Bの位置決めスリーブ24aに対する軸回りの回転が規制される。このため、位置決めスリーブ24aに挿入したフェルール11は、単に雌側光コネクタ24に両側から挿入されたフェルール11同士の突き合わせ接続が可能な位置に位置決めされるのみならず、前記軸回りの回転方向にも位置決めされるため、各フェルール11に挿入固定された光ファイバ15同士をその屈折率分布を一致あるいは目的角度だけずらして正確に突き合わせ接続することができる。
【0020】
なお、図5、図6では、いずれも光コネクタアダプタを介して同じ構造の光コネクタを接続する構成を例示したが、これに限定されず、例えば光コネクタアダプタに対する係合構造や嵌合構造が異なる光コネクタ同士を接続する場合でも、本発明に係るフェルールとフランジ部品とを備える構成の光コネクタであれば、偏波保持光ファイバ同士の接続に適用して同様に優れた接続精度が得られ、各光ファイバの屈折率分布をも高精度に位置決めして接続できる効果が得られる。例えば、レセプタクルと光コネクタ(光コネクタプラグ)との接続等でも、レセプタクルと光コネクタとがそれぞれ本発明に係るフェルールとフランジ部品とを備える構成であれば、やはり、前述の効果を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光コネクタによれば、光コネクタフェルールの接合端面近傍にまで到達された光ファイバ収納孔から前記接合端面までの短い微細孔に、偏波保持光ファイバが挿入されるようになっているので、
(1)微細孔に挿入された偏波保持光ファイバは、微細孔内の接着剤の均一度等の影響を受けにくく、応力分布が維持され、偏波保持特性が安定に確保される、
(2)前記光ファイバ収納孔および前記微細孔を備えた光コネクタフェルールは、その外形を、既存の一般的な光コネクタフェルールと同等とすることができ、これにより、光コネクタの光コネクタフェルール以外の部品を変更する必要が無いので、接続作業性の向上、低コスト化を実現できる、
(3)光コネクタフェルールの後端部をフランジ部品のフェルール収納穴に挿入固定しても、前記フェルール収納穴のフェルール突き当て部にてフェルール後端面に対面する位置に形成された凹所に、フェルール後端面に存在する接着剤が収納され、この接着剤がフランジ部品に当接することを防止できるので、光コネクタフェルールに対するフランジ部品の取付精度を高精度に確保できる、
(4)前記(3)により、フランジ部品の取り付け前のフェルール後端面の接着剤の拭取り作業等が不要になるため、光コネクタの組み立て作業性が向上するとともに、この拭取り作業によって光ファイバを傷める等の不都合も防止できる
といった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光コネクタの1実施形態を示す斜視図である。
【図2】 図1の光コネクタの光コネクタフェルールを示す正断面図である。
【図3】 図1の光コネクタに適用されるフランジ部品を示す斜視図である。
【図4】 図1の光コネクタに適用される光ファイバを示す断面図である。
【図5】 本発明の光コネクタのFC形光コネクタへの適用例を示す斜視図である。
【図6】 本発明の光コネクタのST形光コネクタへの適用例を示す斜視図である。
【図7】 偏波保持光ファイバに適した光コネクタの一例を示す図であって、前記光コネクタを構成する光コネクタフェルールを示す正断面図である。
【図8】 図7の光コネクタフェルールに挿入した光ファイバを接着剤で固定した状態を示す正断面図である。
【図9】 図8の光コネクタフェルールの後端部に挿入固定したフランジ部品が、光コネクタフェルール後端面に存在する接着剤により正常に固定できない状態を示す正断面図である。
【符号の説明】
10、10A、10A1、10B…光コネクタ、11…光コネクタフェルール、11a…光コネクタフェルールの後端部、11b…光コネクタフェルールの後端面、12…ハウジング、14…微細孔、15…光ファイバ(光ファイバ心線)、15a…被覆部、15b…光ファイバ(偏波保持光ファイバ)、16…光ファイバ収納孔、17…接合端面、18…フランジ部品、18a…フェルール収納穴、18b…フェルール突き当て部、18c…光ファイバ挿入穴、凹所…18d。
Claims (1)
- 光ファイバ(15)先端を突き合わせ接続可能に成端する光コネクタフェルール(11)と、この光コネクタフェルールの突き合せ接続される接合端面と対向する後端部(11a)に挿入固定されるフランジ部品(18)と、このフランジ部品が固定された前記光コネクタフェルールを収納するハウジング(12、21、23)とを備える光コネクタにおいて、
前記光コネクタフェルールは、前記光ファイバの被覆部(15a)を収納、固定する光ファイバ収納孔(16)と、前記光ファイバ先端に露出され、その断面の互いに直交する2方向で応力分布が異なるように形成され、偏波保持特性を有する光ファイバ(15b)が挿入される微細孔(14)とが連設されてなり、
前記光ファイバ収納孔は、前記光コネクタフェルールの突き合わせ接続される接合端面(17)に対する後端側から前記接合端面近傍に到達され、前記微細孔は、前記光ファイバ収納孔から前記接合端面に貫通されており、
前記フランジ部品は、前記光コネクタフェルールの後端部が挿入固定されるフェルール収納穴(18a)と、このフェルール収納穴に挿入された前記光コネクタフェルール後端部が突き当てられるフェルール突き当て部(18b)と、このフェルール突き当て部に開口された光ファイバ挿入穴(18c)とを備え、
前記フェルール突き当て部には、前記フェルール収納穴に挿入固定された前記光コネクタフェルールの後端面(11b)に対面する領域内に凹所(18d)が形成され、この凹所に前記光ファイバ挿入穴が連通され、
前記凹所は、前記光ファイバ挿入穴に向けて縮径するテーパ状に窪んで形成されていることを特徴とする光コネクタ(10、10A、10A1、10B)。
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