JP2566961B2 - 光ファイバコネクタフェル−ル - Google Patents

光ファイバコネクタフェル−ル

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JP2566961B2
JP2566961B2 JP62143312A JP14331287A JP2566961B2 JP 2566961 B2 JP2566961 B2 JP 2566961B2 JP 62143312 A JP62143312 A JP 62143312A JP 14331287 A JP14331287 A JP 14331287A JP 2566961 B2 JP2566961 B2 JP 2566961B2
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芳隆 森本
武 隠岐
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信の分野で用いられ、光ファイバ同士、
あるいは光ファイバと光回路部品等とを接続する光ファ
イバコネクタフェルールに係わり、特にファイバ端部の
整合が確実に行える光ファイバコネクタフェルールに関
する。
〔従来の技術〕
従来この種の光ファイバコネクタフェルールとして第
5図に示すものが知られている。すなわち、接続すべき
1対の光ファイバ1、2の各端部を円筒部材3の内部孔
4に挿入して突き合わせ、円筒部材3内に充填した整合
材5によって光ファイバ1、2を互いに接続するもので
ある。このようなフェルール構造によると、各光ファイ
バ1、2の端面の凹凸は整合材5によって平滑化され、
ファイバ内を通る光は散乱することなく一方から他方に
伝達されることになる。従って、接続すべきファイバ端
面は特別に高い面精度を必要とすることなく、応力破断
等による切断端面形成で十分であり、組み立て作業が比
較的容易に行える。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、前述した従来の光ファイバコネクタフェル
ールの構造では、円筒部材3の内部孔4に直接的に光フ
ァイバ1、2を挿入し、整合材5で固定するもので、内
部孔4内のファイバ端部接合部分に空気抜き用の逃げ孔
がない。
このため、整合材5の充填時に気泡が巻き込まれ、接
続すべきファイバ1、2間で光が散乱する状態となるこ
とがあり、必ずしも高品質のファイバ接続が得られな
い。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、円
筒部材内のファイバ接続端部位置で整合材に気泡が巻き
込まれることがなく、高品質のファイバ接続が容易に行
える光ファイバコネクタフェルールを提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、接続すべき1対の光ファイバの各端部を円
筒部材の内部孔に挿入して突き合わせ、円筒部材内に充
填した整合材により光ファイバを互いに接続保持する光
ファイバコネクタフェルールにおいて、円筒部材の内部
孔の一端側が大径で他端が小径となっており、この小径
側にこの小径部分とほぼ同一外径のキャピラリを同軸的
に挿入するとともに、円筒部材の内部孔が大径となって
いる位置にキャピラリの周壁に内外周部を貫通する切欠
を形成し、かつ円筒部材の内部孔はキャピラリの外周側
で切欠と連通し、かつ円筒部材端部にて外部に連通して
おり、光ファイバはキャピラリ内に挿入し切欠部分で互
いに突き合わせ整合材で固定してなることを特徴としこ
れにより整合材がキャピラリの切欠から円筒部材の内部
孔を介して端部を介し外方に通気可能となるようにし、
もって前記の目的を達成せんとするものである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。
第1図は光ファイバコネクタフェルールの縦断面図、
第2図は第1図のII-II線断面の形状をそれぞれ示して
いる。
フェルール本体としての円筒部材6には、一端側が大
径、他端側が小径となった内部孔7が形成されている。
この内部孔7の小径側(第1図の左側)からキャピラリ
8が挿入されている。キャピラリ8は、円筒部材6の内
部孔7の小径部分とほぼ同一外径のもので、その内部孔
7の小径部分に嵌合固定される。このキャピラリ8の挿
入端側は内部孔7の大径部分までにわたっており、その
挿入端の内周部分にはテーパが形成され端部側が次第に
広口となり、後述の光ファイバの挿入が容易に行われる
ようにしてある。また、このキャピラリ8の中間部分に
は、周壁を貫通する切欠9が形成されている。この切欠
9は、円筒部材6の内部孔7の大径部分に位置してい
る。すなわち、この切欠9を介して、キャピラリ8の内
部が円筒部材6の内部孔7と連通し、内部孔7はさらに
外方へと連通している。このものにおいて、キャピラリ
8内はあらかじめこのキャピラリ8の内径よりも外径が
若干小さい内蔵ファイバ10が、軸心を円筒部材6の中心
軸と一致させた状態で挿入固定されている。この内蔵フ
ァイバ10の挿入端は、キャピラリ8の切欠9の位置に一
致している。なお、円筒部材6、キャピラリ8および内
蔵ファイバ10の各端面の所要の形状精度に研磨等により
形成してある。
しかして、このように内蔵ファイバ10を備えた構造の
円筒部材6に対し、内部孔7の大径側(第1図の右側)
から接続用の光ファイバ11が挿入されている。この光フ
ァイバ11は、挿入端側が内蔵ファイバ10とほぼ同径で、
基部側が円筒部材6の内部孔7とほぼ近似径である。そ
して、この光ファイバ11の先端はキャピラリ8内に挿入
され、整合材12によって内蔵ファイバ10との突き合わせ
位置で固定保持されている。
このような実施例の構造によると、両ファイバ10、11
の接合端部に位置してキャピラリ8に切欠9が形成さ
れ、その切欠9は円筒部材6の内部孔7を介して外方に
連通しているため、充填される整合材に混入する気泡
は、キャピラリ8の切欠9から内部孔7を介して円筒部
材6の外方に容易に抜き出される。従って、接続すべき
両ファイバ10、11の端部間の整合材12には気泡の巻き込
みもなく、高精度の光接続が得られることになる。
なお、整合材12としては、光学的に透明な接着材を用
い、かつその屈折率はファイバ材料とほぼ等しいものと
する。これにより、接続される両ファイバ10、11の端面
の面粗さ、また直角度が多少劣っていても、ファイバ端
面の凹凸が平滑化され、ファイバ内を通る光は散乱等の
おそれなく伝達されることになる。なお、内蔵ファイバ
10は、接続用の光ファイバ11とコア径、比屈折率差等の
構造パラメータができるだけ同じものを使用することが
望ましい。
この結果、光ファイバ接続に際し、特殊な端面形成装
置や端面検査用顕微鏡等を使用する必要がなく、工場以
外の屋外、例えばマンホール内等での作業性の悪い場所
においても、容易かつ短時間で光ファイバコネクタの組
み立てが可能となる。
なお、前記実施例では、円筒部材6の内部孔7を径の
異なる構造とし、大径な内部孔側から気泡等の抜き出し
が行われるようにしたが、本発明はそのようなものに限
らず、例えば第3図に示すように、内部孔7の径は全体
として均一とし、大径部分に代わる気泡抜き用の溝7aを
形成してもよい。また、第4図に示すように、内部孔7
の大径部分7bの断面形状を三角形その他の多角形として
もよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、円筒部材の内部
孔の一端側が大径で他端が小径となっており、この小径
側にこの小径部分とほぼ同一外径のキャピラリを同軸的
に挿入することにしたので、円筒部材内でキャピラリを
切欠の位置が内部孔の大径部分に位置するように確実に
固定することができる。しかも、キャピラリ自体に切欠
を設けたので、これに内蔵されるファイバの先端位置を
切欠の位置に精度良く合わせることができる。整合材に
混入している気泡は両ファイバの突き合わせ時にその突
き合わせた箇所に配置されたこの切欠から内部孔の大径
部分を通って外方に容易に抜き出されるので、これらフ
ァイバの端部間の整合材に気泡が巻き込まれることがな
く高精度の光接続が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図のII-II線断面図、第3図および第4図はそれぞれ
他の実施例を示す断面図、第5図は従来例を示す縦断面
図である。 6……円筒部材、7……内部孔、8……キャピラリ、9
……切欠、10、11……光ファイバ、12……整合材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−96308(JP,A) 特開 昭61−25109(JP,A) 実開 昭50−55852(JP,U) 実開 昭60−76305(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続すべき1対の光ファイバの各端部を円
    筒部材の内部孔に挿入して突き合わせ、前記円筒部材内
    に充填した整合材により前記光ファイバを互いに接続保
    持する光ファイバコネクタフェルールにおいて、 前記円筒部材の内部孔の一端側が大径で他端が小径とな
    っており、この小径側にこの小径部分とほぼ同一外径の
    キャピラリを同軸的に挿入するとともに、前記円筒部材
    の内部孔が大径となっている位置にキャピラリの周壁に
    内外周部を貫通する切欠を形成し、かつ前記円筒部材の
    内部孔は前記キャピラリの外周側で切欠と連通し、かつ
    円筒部材端部にて外部に連通しており、光ファイバは前
    記キャピラリ内に挿入し切欠部分で互いに突き合わせ整
    合材で固定してなることを特徴とする光ファイバコネク
    タフェルール。
JP62143312A 1987-06-10 1987-06-10 光ファイバコネクタフェル−ル Expired - Fee Related JP2566961B2 (ja)

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