JP2003004979A - ガイドピン - Google Patents

ガイドピン

Info

Publication number
JP2003004979A
JP2003004979A JP2001184153A JP2001184153A JP2003004979A JP 2003004979 A JP2003004979 A JP 2003004979A JP 2001184153 A JP2001184153 A JP 2001184153A JP 2001184153 A JP2001184153 A JP 2001184153A JP 2003004979 A JP2003004979 A JP 2003004979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
guide pin
ferrule
optical
block member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001184153A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamanaka
透 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tnk Sanwa Precision Co Ltd
Original Assignee
Tnk Sanwa Precision Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tnk Sanwa Precision Co Ltd filed Critical Tnk Sanwa Precision Co Ltd
Priority to JP2001184153A priority Critical patent/JP2003004979A/ja
Publication of JP2003004979A publication Critical patent/JP2003004979A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方の光コネクタである連結用ブロック部材
220に装着され、他方の光コネクタであるフェルール
300のガイド孔320に抜き差し自在に嵌挿されてこ
れらの光コネクタ相互の突き合わせ接続の位置決めに用
いられる棒状のガイドピン1において、ガイドピンを接
着剤を用いないで簡単にかつ組立精度良く固定する。 【解決手段】 フェルール300のガイド孔320に抜
き差し自在に嵌挿されるガイド部2と、微細な凹凸によ
りガイド部2より太径に形成されている嵌め込み部3と
を有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバのコネ
クタ(光コネクタ)相互の突き合わせ接続の位置決めに
用いられるガイドピンに関する。なお、本明細書中、
「光コネクタ」とは、光ファイバ同士間、光ファイバと
基板間などにおいて、光ファイバを接続する部材として
用いられるフェルールや、基板に付設され、該基板に設
けられた受光素子等をフェルールによって支持された光
ファイバと光学的に接続する際に両者間に介在されるレ
ンズを備えたブロック部材(連結用ブロック部材)等の
全てを含む意味である。
【0002】
【従来の技術】例えば、受光素子等が設けられた光素子
基板に付設された一方の光コネクタとしてのブロック部
材(連結用ブロック部材)と、前端面に光ファイバの端
面が配置された他方の光コネクタとしてのフェルールと
を着脱自在に突き合わせし、光ファイバと受光素子等と
を光学的に接続する際に用いられる光コネクタ用のガイ
ドピンが知られている。このガイドピンを用いることに
より、連結用ブロック部材(光素子基板)とフェルール
とを突き合わせ接続する際に、これらが高精度に位置決
めされる。
【0003】図4は、このガイドピンが用いられている
一対の光コネクタを示す概念図である。光素子基板40
0は、例えば、アルミニウム基板411を有し、その上
に第2基板413を介して、受光素子401が設けられ
た第1基板412が固定された構造を有している。ま
た、これらの第1基板412、第2基板413を貫通し
てアルミニウム基板411に達するガイドピン植設用の
一対の埋込ピン孔414が基板面と略直交する方向に設
けられており、この埋込ピン孔414にそれぞれガイド
ピン420の基端側が埋め込まれている。ガイドピン4
20の基端側には周方向に沿って接着剤溜まりとなるリ
ング状の溝部422が設けられている。埋込ピン孔41
4には接着剤が充填され、これにより埋込ピン孔414
にガイドピン420の基端側が固定され、ガイドピン4
20の上部側が第1基板412から外方に突出してい
る。
【0004】一方の光コネクタである連結用ブロック部
材430は、集光レンズ431が組み込まれ、一対のガ
イド孔432が設けられている。連結用ブロック部材4
30は、ガイドピン420にガイド孔432を通し、ガ
イド孔432に接着剤が充填されて、該ガイドピン42
0に固定されている。一対のガイド孔432にそれぞれ
ガイドピン420が挿入されていることにより、連結用
ブロック部材430の集光レンズ431と受光素子40
1とは光学的に同軸となっている。
【0005】また、他方の光コネクタであるフェルール
450は、前端面451に光ファイバ452の端面が配
置されており、光素子基板400から突出している一対
のガイドピン420が嵌挿される一対のガイド孔453
が設けられ、ガイド孔453は前端面451に開口して
いる。
【0006】光素子基板400にフェルール450を接
続するときは、ガイドピン420をガイド孔453に挿
入し、フェルール450の前端面451を連結用ブロッ
ク部材430に突き当てる。フェルール450を光素子
基板400に装着すると、受光素子401と光ファイバ
452とが光学的に接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た光コネクタでは、連結用ブロック部材430のガイド
孔432とガイドピン420との間に接着剤を充填し、
接着剤を硬化させてガイドピン420の中間部に連結用
ブロック部材430を固定しているため、生産性が悪い
という問題がある。
【0008】また、連結用ブロック部材430のガイド
孔432とガイドピン420の間に接着剤が侵入できる
隙間が必要であるため、連結用ブロック部材430のガ
イド孔432とガイドピン420との間には必ず相応の
遊びがあり、ガイドピン420が装着された連結用ブロ
ック部材430の組立精度に関しては、改善の余地があ
る。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、光コネクタの位置決め用に用いられるガイドピンに
おいて、連結用ブロック部材等の部材(光コネクタ)を
接着剤を用いることなく、簡単に固定でき、しかも、接
着剤を用いた場合より組立精度を向上させることができ
るガイドピンを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、請求項1記載の発明は、一対の光コネクタの一方
の光コネクタに装着され、他方の光コネクタのガイド孔
に抜き差し自在に嵌挿されてこれらの光コネクタ相互の
突き合わせ接続の位置決めに用いられる棒状のガイドピ
ンであって、前記光コネクタのガイド孔に抜き差し自在
に嵌挿されるガイド部と、微細な凹凸により前記ガイド
部より太径に形成されている嵌め込み部とを有すること
を特徴とするガイドピンを提供する。
【0011】ガイドピンのガイド部の外径よりわずかに
内径が大きく嵌め込み部よりわずかに内径が小さいガイ
ド孔を有するいずれかの光コネクタを、ガイドピンの嵌
め込み部に嵌め込むことにより、太径に形成されている
嵌め込み部の微細な凹凸の凸部がガイド孔の内面に食い
込む。従って、接着剤を用いることなく、光コネクタを
ガイドピンの嵌め込み部に固定できるため、組立工程を
簡略化し、生産性を向上させることができる。また、ガ
イドピンの嵌め込み部とその回りに装着される光コネク
タのガイド孔の間には遊びを必要としないので、ガイド
孔とガイドピンの各中心位置の一致性が従来の接着剤を
用いた場合よりも高く、組立精度が良好である。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のガ
イドピンにおいて、前記嵌め込み部の凹凸は、砥石の凹
凸が転写されて形成されていることを特徴とするガイド
ピンを提供する。
【0013】砥石をガイドピンに押圧して砥石の凹凸を
ガイドピンに転写すると、砥石の凸部がガイドピンに食
い込み、その周囲を若干盛り上がらせることで微細な凹
凸が形成され、元の径より太径になった嵌め込み部を簡
単に形成することができる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のガ
イドピンにおいて、前記ガイド部が先端側に、前記嵌め
込み部が中央部に、周方向に設けられた溝部が基端側
に、それぞれ設けられていることを特徴とするガイドピ
ンを提供する。
【0015】このガイドピンによれば、光素子基板の埋
込ピン孔に基端側を接着剤で埋め込むことで、光コネク
タとしての連結用ブロック部材をその嵌め込み部に高い
位置精度で容易に固定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガイドピンの実施
の形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は、本発明のガイドピンの一実施形態
を示す側面図である。このガイドピン1は、光ファイバ
が支持された一方の光コネクタであるフェルールと、受
光素子等を備える光素子基板に付設された他方の光コネ
クタとして機能する連結用ブロック部材との突き合わせ
接続の位置決めに用いられるもので、例えばステンレス
スチール製の棒状部材から構成される。ガイドピン1
は、その長さが例えば5〜10mmに形成され、先端側
が、フェルールのガイド孔に抜き差し自在に嵌挿される
ガイド部2となっている。ガイド部2の外径は、例えば
0.5〜2.0mmに形成されているが、その外径精度
は例えば+0、−0.003mmと非常に高い精度が要
求される。ガイド部2の先端には挿入のし易さを考慮し
て、テーパー部21が設けられている。ガイドピン1の
略中央部には、ガイド部2と同じ外径の丸棒の表面に微
細な凹凸が形成され、ガイド部2の外径によっても異な
るが、ガイド部2より0.5μm〜30μm程度、好ま
しくは0.8〜20μm程度太径にされている嵌め込み
部3が形成されている。ガイドピン1の基端側はガイド
部2と同じ外径を有し、周方向に沿って設けられた2条
のリング状の溝部41,42を有する埋込部4となって
いる。このリング状の溝部41,42は、光素子基板に
設けられたガイドピンを植設するための埋込ピン孔に挿
入されて接着剤で固定される際に接着剤溜まりとして機
能する。埋込部4の先端にはテーパー部43が形成され
ている。
【0018】嵌め込み部3の微細凹凸の形成方法として
は、外径精度に影響を与えずに元の径より0.5〜30
μm程度太径にできる方法が採用され、例えば砥石の押
圧による転写方法、サンドブラスト法、放電加工方法な
どを例示することができる。
【0019】砥石の押圧による転写を行うに当たって
は、まず、所定の外径精度で仕上げ加工され、テーパー
部21,43、リング状の溝部41,42を設けたガイ
ドピンを予め作製する。そして、嵌め込み部3の長さと
同じ厚み(幅)を有する円盤形砥石を用い、円盤形砥石
の周面をガイドピンの所定の部位に押圧し、砥石の周面
の凹凸をガイドピンの側面に転写する。これにより、砥
石表面より突出した砥粒がガイドピンの表面に食い込
み、その周囲を逆に盛り上がらせ、盛り上がった凸部が
元の外径より太径になる。
【0020】このような増径方法によれば、微細凹凸面
をガイドピンの任意の部位に対し、ガイド部の外径精度
に影響を与えることなく設けることが可能であり、好ま
しい。しかも、表面粗さは、砥石の粗さや押圧力によっ
て調節することができる。ガイドピンが太ければ、押圧
力を高くすることができるため、粗さを大きくすること
も可能である。また、簡単な処理で凹凸面が形成できる
ため、嵌め込み部を備えるガイドピンを低コストで製造
することができる。
【0021】図1に示した本発明のガイドピンは、図2
に示すように、受光素子と光ファイバとを集光レンズを
介して光学的に接続するもので、具体的には、一方の光
コネクタとしての集光レンズを有する連結用ブロック部
材220が付設された光素子基板200と、他方の光コ
ネクタとしての光ファイバを有するフェルール300と
を接続する用途に用いられる。
【0022】ここで、光素子基板200は、光ファイバ
に対応して配置されている受光素子201が設けられた
第1基板211を有している。第1基板211は、第2
基板212を介してアルミニウム基板213上に固定さ
れており、これらの第1基板211、第2基板212を
貫通してアルミニウム基板213に達するガイドピン1
植設用の一対の埋込ピン孔215が基板面と略直交する
方向に設けられている。それぞれの埋込ピン孔215に
はガイドピン1の埋込部4が嵌入され、第1基板211
の表面に連結用ブロック部材220の突出面(下面)が
当接し、ガイドピン1が基板面より突出している。ガイ
ドピン1のリング状の溝部41、42と埋込ピン孔21
5の間の空隙には接着剤が充填されて埋込ピン孔215
にガイドピン1の埋込部4が固定されている。
【0023】合成樹脂から構成される一方の光コネクタ
である連結用ブロック部材220には、集光レンズ22
1が組み込まれ、両端部に集光レンズ221の光軸方向
と一致する方向に貫通されているガイド孔222が設け
られている。連結用ブロック部材220のガイド孔22
2が、ガイドピン1の嵌め込み部3の回りに装着され、
連結用ブロック部材220の下面が第1基板211の表
面に突き当たった位置で固定される。ガイド孔222の
内径はガイドピン1のガイド部2の外径よりやや大きく
嵌め込み部3の外径よりやや小さくなっている。連結用
ブロック部材220の集光レンズ221と受光素子20
1とは光学的に同軸となっている。
【0024】一方、厚板状のフェルール300は、前端
面301に光ファイバ310の端面が配置されており、
両端側には連結用ブロック部材220から突出している
一対のガイドピン1のガイド部2が抜き差し自在に嵌挿
されるガイド孔320がそれぞれ設けられている。ガイ
ド孔320は前端面301に開口している。
【0025】連結用ブロック部材220にフェルール3
00を接続する際には、ガイドピン1にフェルール30
0のガイド孔320を嵌入して進入させる。フェルール
300はガイドピン1によって案内され、フェルール3
00の前端面301が連結用ブロック部材220に突き
当って停止する。
【0026】フェルール300を連結用ブロック部材2
20に接続すると、受光素子201と光ファイバ310
とが集光レンズ221を介して光学的に接続される。そ
して、光ファイバ310で伝送された光は、集光レンズ
221により受光素子201に集光され、受光素子20
1で電気信号に変換される。なお、光素子基板200に
設けられた図示しない発光素子からの光は、集光レンズ
221を介して光ファイバ310により伝送される。
【0027】また、図2では、光ファイバ310として
は2本しか図示していないが、実際には4〜12芯の光
ファイバが用いられ、これに対応した集光レンズ22
1、受光素子201等が設けられる。
【0028】本発明のガイドピン1は、受光素子20
1、集光レンズ221、光ファイバ310の光軸を一致
させ、接続損失が少なくなるように、光素子基板20
0、連結用ブロック部材220、フェルール300の高
精度な位置決めを可能としている。
【0029】連結用ブロック部材220を本発明のガイ
ドピン1に固定する作業では、連結用ブロック部材22
0の一対のガイド孔222を光素子基板200から突出
している一対のガイドピン1のそれぞれの先端から挿入
し、太径になっている嵌め込み部3に圧入するだけでよ
い。
【0030】これにより、嵌め込み部3の微細な凹凸の
凸部が樹脂で構成されるガイド孔222の内面に食い込
み、ガイド孔222を嵌め込み部3に固定することがで
きる。嵌め込み部3とガイド孔222との間には、従来
のように、所定量の接着剤を充填可能とするほどの遊び
は必要でなく、接着剤を充填した場合のように片寄って
固定されることがなく、両者の中心位置の一致精度が高
いため、連結用ブロック部材220に対するフェルール
300の位置精度はきわめて良好である。また、連結用
ブロック部材220をガイドピン1に固定するに当たっ
て、接着剤を用いる必要がないため、生産性に優れ、低
コストで提供することができる。
【0031】上記説明では、本発明のガイドピン1は、
連結用ブロック部材220(光素子基板200)とフェ
ルール300とを突き合わせ接続するときにこれらの位
置決めを正確にできるように構成されていたが、本発明
のガイドピンはこのような形態に限られず、例えば、フ
ェルール同士間のように種々の光コネクタの位置決めに
用いることができる。また、微細な凹凸により太径に構
成されている嵌め込み部を有する限り、各光コネクタの
形状等に合わせて、種々の形態とすることができる。
【0032】例えば、図3に示すガイドピン1bは、基
端にフランジ部6が一体に設けられ、基端側に微細な凹
凸により太径に構成されている嵌め込み部3bが形成さ
れ、先端側は光コネクタのガイド孔に抜き差し自在に嵌
挿されるガイド部2bとなっている。
【0033】このようなガイドピン1bは、例えば光フ
ァイバ同士を突き合わせ接続するフェルール相互の位置
決めに用いられる。一方のフェルールに設けられたガイ
ド孔の後端側からガイドピンの先端側を通し、フェルー
ルの前端面よりガイドピンの先端部分が突き出すように
ピン孔に嵌入され、フェルールに装着される。他方のフ
ェルールには、突き出したガイドピンが嵌入されるガイ
ド孔が設けられ、このガイド孔にガイドピンが嵌入され
ることによって位置決めが行われる。
【0034】一方のフェルールのガイド孔にガイドピン
を装着するとき、該フェルールのガイド孔の内面にガイ
ドピン1bの嵌め込み部3bが食い込んでガイドピン1
bが該ガイド孔に固定される。そのため、フェルールに
ガイドピンを装着して固定する操作が極めて簡単にな
り、ガイドピン付フェルールの製造コストの低減を図る
ことができる。
【0035】(試験例)図1に示したものと同様の構造
のガイドピン1を30本(No.1〜No.30)製作
した。各ガイドピン1を、図2に示したものと同様の光
コネクタの一種である連結用ブロック部材220に形成
したガイド孔222に対し、該ガイドピン1の嵌め込み
部3が嵌合されるように挿入した。そして、ガイドピン
1の軸方向に力を加え、ガイド孔222内で位置ずれし
始める力を抜去力として測定した。なお、各ガイドピン
1は直径0.7mmであり、連結用ブロック部材220
は、エポキシ系樹脂から成形され、そのガイド孔222
は直径0.7mm、該孔の長さ(連結用ブロック部材2
20の厚み)は1.8mmであった。結果を表1に示
す。
【0036】
【表1】
【0037】従来の接着剤を用いたガイドピンの固定手
段の場合で、上記試験例と同様の方法により測定した際
の抜去力は、約1.5kgf〜約2.0kgfの範囲で
ある。従って、上記表から明らかなように、本発明によ
れば、接着剤を用いていないにも拘わらず、太径の嵌め
込み部を形成するという簡易な手段により、従来とほぼ
同様の抜去力を発揮できるガイドピンを提供できること
がわかる。
【0038】
【発明の効果】本発明のガイドピンは、微細な凹凸によ
り太径にされた嵌め込み部を備えるので、嵌め込み部に
嵌挿される光コネクタを接着剤を用いることなく簡単に
固定でき、しかも、接着剤を用いる必要がないため、組
立精度良く固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガイドピンの一実施形態を示す側面図
である。
【図2】図1のガイドピンが用いられている光コネクタ
を示す概略構成図である。
【図3】本発明のガイドピンの他の実施形態を示す側面
図である。
【図4】従来のガイドピンが用いられている光コネクタ
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ガイドピン 2 ガイド部 3 嵌め込み部 4 埋込部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の光コネクタの一方の光コネクタに
    装着され、他方の光コネクタのガイド孔に抜き差し自在
    に嵌挿されてこれらの光コネクタ相互の突き合わせ接続
    の位置決めに用いられる棒状のガイドピンであって、 前記光コネクタのガイド孔に抜き差し自在に嵌挿される
    ガイド部と、微細な凹凸により前記ガイド部より太径に
    形成されている嵌め込み部とを有することを特徴とする
    ガイドピン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガイドピンにおいて、 前記嵌め込み部の微細な凹凸は、砥石の凹凸が転写され
    て形成されていることを特徴とするガイドピン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のガイドピンにおいて、 前記ガイド部が先端側に、前記嵌め込み部が中央部に、
    周方向に設けられた溝部が基端側に、それぞれ設けられ
    ていることを特徴とするガイドピン。
JP2001184153A 2001-06-18 2001-06-18 ガイドピン Withdrawn JP2003004979A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001184153A JP2003004979A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 ガイドピン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001184153A JP2003004979A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 ガイドピン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003004979A true JP2003004979A (ja) 2003-01-08

Family

ID=19023963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001184153A Withdrawn JP2003004979A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 ガイドピン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003004979A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003029092A (ja) * 2001-07-19 2003-01-29 Furukawa Electric Co Ltd:The ガイドピン及びそれを用いた光コネクタ接続方法
US7948694B2 (en) 2004-08-23 2011-05-24 Osram Opto Semiconductor Gmbh Apparatus for an optoelectronic device and componnent having an optoelectronic device and an apparatus
WO2012079819A1 (en) * 2010-10-26 2012-06-21 Fci Alignment pin and optical communication system

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003029092A (ja) * 2001-07-19 2003-01-29 Furukawa Electric Co Ltd:The ガイドピン及びそれを用いた光コネクタ接続方法
JP4629925B2 (ja) * 2001-07-19 2011-02-09 古河電気工業株式会社 光コネクタ
US7948694B2 (en) 2004-08-23 2011-05-24 Osram Opto Semiconductor Gmbh Apparatus for an optoelectronic device and componnent having an optoelectronic device and an apparatus
WO2012079819A1 (en) * 2010-10-26 2012-06-21 Fci Alignment pin and optical communication system
CN103201661A (zh) * 2010-10-26 2013-07-10 Fci公司 对准销与光学通信系统
US9052480B2 (en) 2010-10-26 2015-06-09 Fci Alignment pin and optical communication system
CN103201661B (zh) * 2010-10-26 2015-06-17 Fci公司 对准销与光学通信系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6742936B1 (en) Low-loss intermatable ferrules for optical fibers and a method of fabrication thereof
US7121734B2 (en) Ferrule
US20050220424A1 (en) Optical connector and assembling method for the same
EP1122564A2 (en) Ferrule for an optical fiber and manufacturing method thereof
JPH01213607A (ja) 光学装置に光ファイバ軸合せフェルールを取付ける方法
US5675681A (en) Interconnection element for multifiber cables
US20030142922A1 (en) Passive alignment of fiber optic array
JP2003004979A (ja) ガイドピン
JPS617813A (ja) 光フアイバ接続器
JPH08220379A (ja) 光ファイバコネクタフェルール
JP2006153939A (ja) 光ファイバ固定具及びその組立方法ならびにそれを用いた光コネクタ
JPH09184942A (ja) 多心光コネクタ
JP2001208936A (ja) フェルール用筒状体及びフェルール
JP4061161B2 (ja) 光デバイスの製造方法
JP2002139655A (ja) 多心光ファイバコネクタの構造
JP2004093695A (ja) ファイバスタブとその製造方法、光レセプタクルとその製造方法及びこれを用いた光モジュール
JP3811387B2 (ja) 光ファイバ固定具及びその製造方法
JP3493281B2 (ja) 光ファイバフェルール及びこれを用いた光ファイバコネクタ
JP4127659B2 (ja) 光レセプタクルとその製造方法及びこれを用いた光モジュール
EP0154262A2 (en) Ferrule for optical fiber connector
JP3838912B2 (ja) 光ファイバ固定具とその製造方法およびこれを用いた光ファイバコネクタ
JPS61138216A (ja) 半導体レ−ザモジユ−ル
JP2822510B2 (ja) 光ファイバ用フェルール
JPH0990167A (ja) 光ファイバ用フェルール取付け治具
JP2011064779A (ja) 光ファイバ付フェルール及びこれを使用した光コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080902