JPH0750216B2 - 偏波保持光フアイバの固定方法 - Google Patents

偏波保持光フアイバの固定方法

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JPH0750216B2
JPH0750216B2 JP61144225A JP14422586A JPH0750216B2 JP H0750216 B2 JPH0750216 B2 JP H0750216B2 JP 61144225 A JP61144225 A JP 61144225A JP 14422586 A JP14422586 A JP 14422586A JP H0750216 B2 JPH0750216 B2 JP H0750216B2
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    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/381Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
    • G02B6/3812Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres having polarisation-maintaining light guides
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    • G02B6/3855Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture characterised by the method of anchoring or fixing the fibre within the ferrule
    • G02B6/3861Adhesive bonding

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、偏波保持光ファイバの固定方法に関する。よ
り詳細には、本発明は、その固定に際して、偏波保持光
ファイバの伝播光のクロストークを劣化することなく固
定することのできる、偏波保持光ファイバの新規な固定
方法に関する。
従来の技術 光ファイバのコアは、通常、円形の断面を有し、従っ
て、ファイバの屈曲等の僅かな外乱によっても、その内
部を伝播する光の偏波面が回転してしまう。この現象
は、たとえ単一モード光ファイバといえども例外ではな
く、例えばコヒーレント光伝送方式による通信用光ファ
イバあるいは光ファイバ応用計測器等のように、ファラ
デー効果など伝播光の偏波面を意識した使用においては
都合が悪い。
そこで、クラッド内の、コアに対して対称な位置に、例
えばクラッドとは熱膨張率の異なる材料による応力付与
部材を埋設してコアの外周に沿って異なる圧力分布を付
与し、コア断面上で直交する2つ方向で異なった屈折率
を持たせることにより、互いに直角な2つのモードの間
に大きな位相速度差を発生させ、結果的に特定の偏波を
保持することのできる応力複屈折型偏波保持光ファイバ
が開発されている。
この応力複屈折型の偏波保持光ファイバを、例えば光フ
ァイバコネクタに用いられているフェルールに固定する
際には、固定すべき偏波保持光ファイバの外径より数μ
m大きい内径の金属、ガラスもしくはセラミックからな
るキャピラリを形成したキャピラリ部材に該光ファイバ
の裸線を挿入し、更に、キャピラリと光ファイバとの間
隙に接着剤を注入して硬化することによって固定してい
た。
発明が解決しようとする問題点 第2図は、クラッド層に1対の円形断面の応力付与部材
を埋設したパンダファイバと呼ばれる応力複屈折型の偏
波保持光ファイバを、従来の固定方法に従って固定した
様子を断面図にて示すものである。
この応力複屈折型偏波保持光ファイバ6は、コア1を包
囲するクラッド2内に、応力付与部材3a、3bを備え、応
力付与部材3aおよび3bの中心を結ぶ方向とこの方向に直
角な方向とでコア1に対して異なる応力を付与すること
により、コア1に複屈折特性を発生させている。
またキャピラリ部材4は、一般に金属、ガラスあるいは
セラミックス等によって作製され、中心に固定すべきフ
ァイバよりも数μm程度大きな直径を有する貫通孔を備
えた円盤状あるいは円柱状の部材である。
第2図に示すように、偏波保持光ファイバ6はキャピラ
リ部材6の中心に穿たれたキャピラリに挿入され、ファ
イバ6とキャピラリ部材4との間隙に注入されたエポキ
シ樹脂と主成分とする接着剤5により固着されている。
ところで、第2図にも示されるように、上述のように固
定されたファイバ6は、クラッド2の外径とキャピラリ
の内径との間にあるギャップのために、実際にはこのキ
ャピラリ内の何れかの位置に偏って固定されることが避
けられない。しかしながら、このように接着剤5の層の
厚さが位置によって異なると、接着剤5の硬化時の体積
変化あるいは硬化後においても周囲の部材との膨張率差
等により、偏波保持光ファイバの外周に沿って不規則な
側圧分布が生じる。
応力複屈折型偏波保持光ファイバにおける偏波保持作用
の成立からも明らかなように、コアに付与される側圧の
変化は、コアに加わる応力の作用方向の屈折率の変化と
して顕れるので、上述のような接着剤によるコアへの不
規則な側圧は、偏波保持光ファイバの偏波保持特性を大
幅に劣化する。
従って、従来の固定方法に従うと、偏波保持光ファイバ
は、単に固定されたことによってその偏波保持特性を大
きく損なわれることになる。
そこで、本発明は偏波保持光ファイバをキャピラリに固
定しても、偏波特性が劣化することのない固定法を提供
することを目的としている。
問題点を解決するための手段 そこで、本発明に従い、固定すべき偏波保持光ファイバ
の外径よりも僅かに大きい内径を有するキャピラリに前
記偏波保持光ファイバの裸線端部を挿入し、前記キャピ
ラリの内面と前記固定すべき偏波保持光ファイバの外周
との間隙に接着剤を充填して硬化する偏波保持光ファイ
バの固定方法であって、該接着剤と該偏波保持光ファイ
バとの接触領域の長さが、該偏波保持光ファイバの軸方
向で0.1mm以上、1mm以下の範囲にあることを特徴とする
偏波保持光ファイバの固定方法が提供される。
作用 本発明に従う偏波保持光ファイバの固定方法は、偏波保
持光ファイバの固定に際して、接着剤と偏波保持光ファ
イバとの接触長さが1mmを越えないようにすることは主
要な特徴がある。
即ち、従来の固定方法において発生する偏波保持特性の
劣化は接着剤からの応力付与によるものであるから、固
定すべき偏波保持光ファイバと接着剤との接触面積が減
少すれば、接着剤による不規則な側圧が減少することが
考えられる。
この点、従来技術の固定に用いられていたフェルールの
キャピラリの長さは約7mmに及び、この長さに亘って偏
波保持光ファイバが接着剤から受ける影響は極めて大き
かった。
そこで、本発明者等は、偏波保持光ファイバが接着剤か
ら受ける応力を極力低減すべく、各種検討を重ねた結
果、接着剤により偏波保持光ファイバを固定する長さを
1mm以下とすることによって、接着剤が偏波保持作用に
及ぼす影響を実質的に解消し得ることを見出した。
但し、接着剤によって固定する長さが0.1mm未満になる
と、接着強度が小さくなり、偏波保持光ファイバを固定
することが困難となるので、接着剤による固定長さは0.
1mm以上1mm以下の範囲とした。
実施例 第1図は、本発明による固定方法に従って偏波保持光フ
ァイバを固定した様子を軸断面で示したものである。
すなわち、フェルール9の端部に長さ1mmのキャピラリ
を備えたキャピラリ部材8を取り付け、このキャピラリ
内に偏波保持光ファイバの裸線6を挿入した後、エポキ
シ樹脂接着剤によりを固定した。尚、このとき、フェル
ール9の内部には、偏波保持光ファイバ8の被覆の端部
が挿入されている。
固定した偏波保持光ファイバはΔ=0.3%、2a=8μ
m、2b=125μm、B=3.5×10-4のパンダファイバと呼
ばれる応力複屈折型偏波保持光ファイバであり、また、
用いたフェルール9はステンレス製で、その端部近傍に
セラミック製のキャピラリ部材8を収納した。このキャ
ピラリ部材の貫通孔即ちキャピラリの内径は127〜128μ
mの範囲であり、キャピラリの長さは1mmとした。
これらの部材を用いて、従来の方法と同様に、偏波保持
光ファイバ6をキャピラリ部材8に挿入し、エポキシ系
樹脂による接着剤で固定した後、図中の右側端面を研磨
して、偏波保持光ファイバ7を伝播した光が射出される
ように仕上げた。
また、比較のために、同じ材質と寸法で、キャピラリの
長さのみを変えたキャピラリ部材を作製し、これを用い
て偏波保持光ファイバを固定して前述の本発明の方法に
従う偏波保持光ファイバと共に、固定部を経た伝播光の
クロストーク量の変化を測定した。
即ち、キャピラリの長さlを0〜10mmまで1mm毎に変化
したキャピラリ部材に各々偏波保持光ファイバを固定
し、波長1.3μmの光を注入して、固定部を経た後に射
出されたこの光を測定した。この射出光のクロストーク
量をグラフにして第3図に示す。
第3図に示すように、キャピラリの長さが1mmを越える
と急激にクロストークが増大する一方、1mmのものにつ
いては、固定しない偏波保持光ファイバのクロストーク
両と実質的に同じ値を2回の測定に亘って示し、実用上
殆どクロストークがないといえるまでの良好な結果が得
られた。
発明の効果 以上詳述の如く、本発明の固定方法に従って固定された
偏波保持光ファイバでは、その伝播光の偏波保持特性が
維持され、かくして偏波保持光ファイバを通常のコネク
タ部品にも容易に適合させることができる。
従って、コヒーレント光伝送方式による通信用光ファイ
バあるいは光ファイバ応用計測器等のように、伝播光の
偏波面を意識した偏波保持光ファイバの利用の拡大を図
ることができる。
このように、本発明に従って、コヒーレント光の利用と
いう光伝送の分野の新たな局面が展開される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う実施例を説明するものであり、
応力付与複屈折型偏波保持光ファイバをフェルール内に
固定した様子を軸方向の断面図で示すもであり、 第2図は、従来の光ファイバの固定方法を、その軸に垂
直な断面にて示した図であり、 第3図は、キャピラリの長さを変化して測定した伝播光
のクロストーク量の変化を示すグラフである。 (主な参照番号) 1……コア、 2……クラッド、 3……応力付与部材、 4、8……キャピラリ部材、 5……接着剤、 6……偏波保持光ファイバ、 7…被覆、 9……フェルール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定すべき偏波保持光ファイバの外径より
    も僅かに大きい内径を有するキャピラリに前記偏波保持
    光ファイバの裸線端部を挿入し、前記キャピラリの内面
    と前記固定すべき偏波保持光ファイバの外周との間隙に
    接着剤を充填して硬化する偏波保持光ファイバの固定方
    法であって、 該接着剤と該偏波保持光ファイバとの接触領域の長さ
    が、該偏波保持光ファイバの軸方向で0.1mm以上、1mm以
    下の範囲にあることを特徴とする偏波保持光ファイバの
    固定方法。
  2. 【請求項2】前記キャピラリが、金属、ガラスあるいは
    セラミックスにより作製されたキャピラリ部材に穿たれ
    た貫通孔であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の偏波保持光ファイバの固定方法。
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