JP3986957B2 - ランプ用トランス - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
この発明は、自動車等の移動体の前照灯や家庭用などの照明として用いられる放電灯などに用いられる、ランプ用ソケット及びランプ用トランスまたはランプ用トランスの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、放電灯の中でも、メタルハライドランプ、高圧ナトリュームランプ、水銀ランプ等の高輝度放電灯(HID)は、光束が大きく、ランプ効率が高く、更に寿命が長いなどの利点を有していることから、屋内外施設、倉庫、工場等における照明灯や街灯等として用いられている。特に、近年では、自動車等の車両用の前照灯としても利用されつつある。この種の放電灯を点灯させるためには、起動時に高電圧の起動電圧を印加する事が必要であり、放電灯を安定に点灯させるための安定器に加えて起動電圧を発生するイグナイタを備えた点灯装置が必要とされる。
【0003】
図1、図2は従来の自動車用HIDヘッドランプの点灯装置を説明するための図である。なお、図1は車両側面方向から見た点灯装置の縦断面図であり、図2はイグナイタのトランス部分の模式図である。
【0004】
これらの図において、1は、HIDランプなどを内包したHIDヘッドランプのハウジングであり、このハウジング1内には、HIDランプが放射する光の光軸を集束制御して車両前方へ投射するための反射鏡としての機能を有するリフレクタ2が装着されており、その内面には反射面となる鏡面がコーテイングされている。このリフレクタ2の略中心部には、バルブソケット3に挿入されることによってハウジング1に保持されたHIDバルブ4が装着されている。HIDバルブ4を点灯させるために高電圧(例えば30KV)を発生させるイグナイタ5は、ハウジング1とは別置きされており、イグナイタ5の構成部品である高電圧を発生させるトランス6は、このイグナイタ5に内蔵されている。
【0005】
さらに、HID点灯装置の点灯制御(点灯後の点灯維持制御)を行う電源制御回路(バラスト)7は、イグナイタ5またはトランス6と一体的あるいは別体的に配設されていて、図1においては、バラスト7の筐体内にイグナイタ5が収納されている。このように構成されたHID点灯装置はHIDバルブ4へ高電圧を瞬間的に印加し、HIDバルブ4内の電極間の絶縁破壊を起こすことにより、高電圧放電を誘起し、バルブ内に充填されたガスを発光させる。8はレンズであり、HIDバルブの光束はこのレンズ8を介して所定範囲に拡散し車両前方方向を照射することで暗間走行時の車両の安全を確保している。
【0006】
また、HIDヘッドランプのハウジング1は、図1に示されるように、通常、車両前部9のバンパー9aとエンジンフード9bとの間のスペースに装着されている。なお、このような従来のHID点灯装置では、高電圧を発生させるイグナイタ5およびHID点灯装置の通電制御を行う電源制御回路(バラスト)7は、ハウジング1とは別体に構成・装着されているので、バルブソケット3への電力供給はハーネス10を介して行われる。
【0007】
また、高電圧を発生させるイグナイタ5の巻線部すなわちトランス6は、図2に示されるように構成されていて、この高電圧発生トランス6は、その中央部に配設された柱状のコア12とこのコア12の周囲を巻回する一次巻線13と、この一次巻線13の外側を巻回する二次巻線14と、この二次巻線14と上記一次巻線13の間を絶縁する絶縁部材15とから構成されている。
【0008】
このような構造にあっては、イグナイタ5とバルブソケット3とが別置きであるために、その間を高電圧用のハーネス10で接続する必要があり、このハーネス10から外部へ漏洩する電波を遮断するため、ハーネス10を高性能の電波シールド線で覆う必要があり、また、電波シールド線で覆って、カーラジオ等への影響を完全に排除するためには、コストの高い電波シールド線を用いる必要があった。
【0009】
このような問題を解決するために、高電圧部分を灯具内に備え、かつ灯具内を金属薄膜蒸着などの方法で電波シールドすることが有効であるが、その一つの方法として、高電圧を発生させるイグナイタ部分をHIDバルブと一体的に装着することが従来より考えられ、例えば、特開平3−136938号公報では、HIDバルブが装着されるバルブソケットとイグナイタとを同一基板内に併設して灯具(ハウジング)内に格納する構造が開示されている(特許文献1)
【0010】
この特開平3−136938号公報には、HIDバルブが装着された基板にイグナイタや放電ギャップが組込まれるものであるが、イグナイタの高電圧部分の電気的絶縁がなされておらず、例えば、基板に装着された電子部品およびイグナイタをレジンによって完全に被覆するなどして絶縁対策を行なった場合には、HIDバルブはイグナイタを含む電子部品から離別不能の状態で完全に一体化されたものとなる。このような形態でイグナイタを一体化した場合、HIDランプ自身の不具合あるいは寿命等によるランプ交換の際、バルブアッセンブリ全体を交換する必要があり、HIDバルブ単体交換に比べ非常にコスト高となる欠点があった。
【0011】
また、従来の装置は、図2に示すように、イグナイタ5の高電圧を発生するトランス6は一次巻線13の外側に、二次巻線14を配置するように構成されていることから、高電圧発生部としての二次巻線14が低電圧のコア12および一次巻線13と近接するため、一次巻線13と二次巻線14との間、および二次巻線14とその周囲部品との間に高電圧に対する絶縁距離をとらなければならず、絶縁部材15が厚い(幅が広い)必要があり、例えば自動車等に搭載する放電灯に対する小型化の要請に対処できないという課題が有った。
【0012】
上記のようなランプアッセンブリによる交換を必要とせず経済的でしかも小型化が可能な他の方法として、HIDバルブを装着保持するバルブソケット3にイグナイタ5(トランス6や放電ギャップ他電子部品を含む)を一体的に組付けることが考えられる。この構造については、トランスをバルブソケット部分の外周部分に配置して一体化した特開平8−315631号公報(特許文献2)や特開平8−315624号公報(特許文献3)があり、また、トランスをバルブソケット部分の軸方向に配置して一体化した特開平7−114805号公報(特許文献4)がある。
【0013】
なお、現在、当社から出願中のPCT出願PCT/JP99/02020(1999年4月15日国際出願日)には、トランスをバルブソケット部分の軸方向に配置することについて説明されており(特許文献5)、また、特願2000−231948号(2000年7月31日出願)には、トランスをバルブソケット部分の軸方向に配置して一体化した際の高電圧端子について説明されている(特許文献6)
【0014】
なお、本願発明の比較例として、上記当社出願について、図3、図4を用いて説明する。
【0015】
図3は、当社出願中のイグナイタ一体型バルブソケットの外観を示しており、また、図4はイグナイタ一体型バルブソケットに用いられるトランスの概略構造を説明するためのイグナイタ一体型バルブソケットの中央断面模式図を示している。
【0016】
20はイグナイタ一体型バルブソケットであり、23はイグナイタ一体型ソケット20の上部ケース、24は下部ケース、25はイグナイタ一体型ソケット20内に設置されるトランス、26は樹脂成形されたボビン、27は一次コイル、28は二次コイル、29は図示しないHIDバルブ21が装着される際に、その端子と接触・接続される高電圧端子、30は高電圧端子の外周部に円筒状に突出しボビン26と一体的に形成されたガイド部であり、このガイド部30にHIDバルブ21側の端子が挿入される。32は低電圧端子であり、HIDランプの低電圧側の端子が接触・接続される。33はボビン26の中心部に挿入されたコア、である。なお、HIDバルブ21を安定点灯させるためのコンデンサ、電子回路、放電ギャップおよびトランス25などは、全て上部ケース23及び下部ケース24により構成されるイグナイタ一体型バルブソケット20の筐体の内部に収容されている。
【0017】
なお、図示はしないが、前記上部・下部ケース23、24内はその内部に格納されたトランス25、駆動制御用電子回路34他部品の絶縁処理および防水処理を目的としてレジン材が充満される。
【0018】
また、25は高電圧発生用のトランスであり、ボビン26の中央部に配されたコア33の外側に二次コイル28が巻回され、その二次コイル28のさらに外側に一次コイル27が巻回された構造となっている。二次コイル28の高電圧側出力端子28aはコア33の端子つまり高電圧端子29に接続され、また二次コイルの低電圧側入力端子28bは一次コイル27の出力端子27aに接続され、両端子は同電位とされている。
【0019】
このような構成によれば二次コイル28が従来の構造と異なり一次コイル27の内側に配されており、その出力端子28aを中心のコア33の端子として用いる事ができるので、その取付が容易となり、しかも絶縁容積を小さくする事ができるため部品点数の削減および小型化が可能である。また高電圧を発生する二次コイル28が高電圧発生トランス25の中央部に集中しているため、周囲の部材との絶縁距離を確保できることから外部に対する絶縁処理も容易となる。
【0020】
【特許文献1】
特開平3−136938号公報
【特許文献2】
特開平8−315631号公報
【特許文献3】
特開平8−315624号公報
【特許文献4】
特開平7−114805号公報
【特許文献5】
国際公開WO00/64221号公報
【特許文献6】
特開2002−042999号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0021】
しかしながらこのような構造によるイグナイタ一体型バルブソケット20は、コア33の組付け時の脱落防止について考慮されておらず、例えばコア33の外径とボビン26の中央穴内径との仕上がり寸法差によっては両者間の隙間が大きくなる場合があり、前記トランス25の核となるコア33を前記ボビン26の中央穴の所定位置に保持し難くなる。この状態ではイグナイタ一体型バルブソケット20の組立て時に、コア33が所定位置から移動し易く、また場合によっては離脱することもありえるために、トランス25の性能悪化もしくは製品不良を防ぐために、両者の加工寸法精度を高め、機械的な嵌合寸法を中間嵌め(隙間略零)相当の寸法関係にする必要があり、このことにより、製品加工費および寸法管理検査費等が大幅に増加するという問題点が生じていた。
【0022】
また、高電圧側端子29を前記ボビン26に所定の深さで常に安定的に挿入することができず、例えば、製品の量産性の面から高電圧側端子の安定的自動挿入が必要とされるが、その際の挿入力が大きい場合には、その挿入力が接触爪に加わるため接触爪が必要以上に変形し、HIDバルブの装着保持性および接触状態の悪化をもたらす危険があり、また、接触爪の強度が高い場合にはその受け座となる樹脂部分が変形あるいは破損することも想定され、手作業による挿入を余儀なくされ、生産性を向上させることができなかった。
【0023】
さらに、高電圧側端子をボビンに挿入保持する必要があるため、高電圧側端子29の抜け落ち防止策を行う必要があるために、高電圧側端子29は、ボビン26の円筒状ガイド部30の底面に高電圧端子29を挿入するための貫通孔が設けられ、またコア33が挿入されるボビン26の中心穴壁面の一部に軸方向に延びた案内溝が設けられている(図示せず)。従って前記高電圧端子はこの部分に自動的に挿入されるが、高電圧端子29、連通穴および案内溝の寸法バラツキによっては高電圧端子29が挿入組付け後に位置ずれを起こしたり、抜け落ちたりする危険性があり、組付け後のチェック工程が必要となり、製造コストの増大を招いていた。
【0024】
本発明は上記の問題点に着目して成されたものでありその目的とするところは、部品の加工寸法組立て精度等を高めることなく、コア33の離脱防止を行うことができ、より安定的に所定の深さで挿入可能となり、さらに、挿入後の高電圧端子29の抜け落ち防止を確実に行うことができる高電圧端子の形状と、量産性に優れたトランス部分の製造方法を提供することにあり、ひいては小型低価格のイグナイタ一体型ランプ用ソケット、また、そのランプ用トランス、さらに、ランプ用トランスの製造方法を提供する事を目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るランプ用トランスは、コイルが巻回されるボビンと、ボビンに挿入されたコアと、ボビンに設けられ、コイルとランプの高電圧側接点とを接続する高電圧端子とを備え、高電圧端子は、ランプに接続されるランプ端子部と、ボビン内でコアと当接するコア当接部と、二次コイルが接続される二次コイル接続部とを有し、コアを保持する保持手段を高電圧端子に設けるとともに、高電圧端子のコア当接部がコアをボビン壁面に押圧することにより、コアがボビンに対して保持されるものである。また、この発明に係るランプ用トランスは、コア当接部に凸部を有するものである。
【0025】
【発明の効果】
この発明に係るランプ用トランスは、コアを保持する保持手段を高電圧端子に設け、高電圧端子のコア当接部がコアをボビン壁面に押圧することによりコアはボビンに対して保持されるものであるので、コアを簡単な構成で保持することができるとともに保持手段を簡単な構成で高電圧端子に設けることができ、装置の小型化、コストの低減を図ることができる。
【0027】
また、コア当接部に凸部を有するものであるので、プレス加工などによりコア当接部を形成でき、コア当接部を簡単な加工で高電圧端子に設けることができ、作業効率の向上を図ることができる。
【0034】
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための最良の形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
まず、トランス部分以外の点については、上述した従来例及び先の当社出願と同様であるが、イグナイタ一体型バルブソケット20の分解斜視図である図5を用いて簡単に説明を行なう。
【0030】
図5中、21はHIDバルブ(放電バルブ)、22は放電バルブ21のバルブプラグ、23はイグナイタ一体型バルブソケット20を構成する上部ケース、24は下部ケース、25はトランス、26はボビン、27、28はそれぞれ一次コイル(一次巻線)、二次コイル(二次巻線)、29は高電圧端子、30はボビン26に一体形成されたガイド部、31はガイド部30の外側を覆うようにガイド部30に被せられる、例えばシリコンゴム製の絶縁シール部材、32は低電圧端子、33はコア、34は電子回路、35は図示しない電源制御回路(バラスト)へ接続される低電圧用のハーネスである。
【0031】
また、図6を用いてHID点灯装置の点灯制御関係の構成を説明する。
この図において、80はスイッチ、81はコンデンサであり、このスイッチ80とコンデンサ81とトランス25によってイグナイタ20は構成される。また、トランス25には一次コイル13と二次コイル14とが設けられていて、二次コイルの出力側端子14aがHIDバルブ21の高電圧側の端子に印加される。
【0032】
また、イグナイタ20により点灯された後は、電源制御回路7によって点灯維持の電圧供給・点灯制御(交流印加)が行なわれる。
【0033】
図7はこの発明の実施の形態1に係わるイグナイタ一体型バルブソケットに用いられる高電圧端子29の斜視図であり、図8は前記高電圧端子29がボビン26に挿入された状態のトランス25の軸方向断面図である。
【0034】
図7、図8中、29は、HIDバルブ(HIDランプ)9の端子と接触・接続される高電圧端子である。41はこの高電圧端子29の脚部であり、トランス25のボビン26内にコア33に沿って挿入されると共にその先端のコイル絡げ部48に二次コイルからのコイル線が絡げられ(巻き付けられ)、接続される。42は高電圧端子29の頭部であり、HIDバルブ(HIDランプ)9の端子と接触・接続される端子となる部分である。43は頭部42から左右に延びた腕部であり、44および45は左右の腕部43から上方に延びた接触爪であり、この接触爪44および45はHIDバルブ9装着時にバルブプラグ22を挟み込む形で向き合うよう形成されているので、確実にバルブプラグ22と接触・接続することができる。
【0035】
このような部位からなる高電圧端子29は、その脚部41が部分的または全体的に湾曲することができるように脚部41に湾曲部46が設けられている。脚部41が湾曲した高電圧端子29はボビン26の中央部に設けられているガイド穴70に挿入され、その後、ボビン26中央にあるコア挿入穴62にコア33が挿入組付けされる。このとき脚部41に設けた湾曲部46がコア33により壁面方向に押圧され、湾曲部46の弾性により生ずる付勢力でコア33はコア挿入穴の片壁面側に圧接させる方向に押圧されているので、コア33をボビン26内に挿入することにより、コア33はボビン26内に固定されることとなる。
【0036】
また、高電圧端子29は、切り抜いた金属板をプレス加工することにより成形すればよいが、その際に、脚部41を必要量だけ折り曲げることにより、湾曲部46は形成することができる。
【0037】
上述のように構成から、ボビン26にコア33を挿入組付けした際、脚部41に設けた湾曲部46の弾性付勢力がコア33をコア挿入穴の片壁面に圧接させる方向に作用することとなり、例えば部品移動時等においても所定以上の外力が加わらない限り離脱し難くなる。
【0038】
従って、コア33の抜け止めなどの部品を追加することなく、コア33をボビン26に仮止めすることができ、HIDランプの組立時などにコア33が抜けてしまうことがない。
【0039】
また、同様に、高電圧端子29もボビン26に仮止めすることができ、HIDランプの組立時などにコア33が抜けてしまうことがない。
【0040】
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2に係わるイグナイタ一体型バルブソケットに用いられる高電圧端子29の斜視図であり、図10は前記高電圧端子29がボビン26に挿入された状態のトランス25の軸方向断面図である。
図中、実施の形態1と同様のものについては、同一符号を付して説明を省略する。
【0041】
図9、図10中において、脚部41には、実施の形態1における湾曲部46の代わりに隆起部47を設けるものである。この隆起部47は、脚部41に円弧状(三角形状でもよい)の突起を設けるものであり、プレス加工により形成すればよい。
【0042】
この隆起部47がコア33により壁面方向に押圧されることにより、隆起部47の弾性により生ずる付勢力でコア33はコア挿入穴の片壁面側に圧接させる方向に押圧されているので、コア33をボビン26内に挿入することにより、コア33はボビン26内に固定されることとなる。
【0043】
上述のような構成から、ボビン26にコア33を挿入組付けした際、脚部41に設けた隆起部47の弾性付勢力がコア33をコア挿入穴の片壁面に圧接させる方向に作用することとなり、例えば部品移動時等においても所定以上の外力が加わらない限り離脱し難くなる。
【0044】
従って、コア33の抜け止めなどの部品を追加することなく、コア33をボビン26に仮止めすることができ、HIDランプの組立時などにコア33が抜けてしまうことがない。
【0045】
また、同様に、高電圧端子29もボビン26に仮止めすることができ、HIDランプの組立時などにコア33が抜けてしまうことがない。
【0046】
実施の形態3.
図11はこの発明の実施の形態3に係わるイグナイタ一体型バルブソケットに用いられる高電圧端子29の斜視図であり、図12は前記高電圧端子29がボビン26に挿入された状態のトランス25の軸方向断面図である。
図中、実施の形態1と同様のものについては、同一符号を付して説明を省略する。
【0047】
図11、図12において、脚部41には、実施の形態1における湾曲部46の代わりに、挿入後に折り曲げられる折曲部63を脚部41の先端に設けるものである。
【0048】
この折曲部63は、高電圧端子29がボビン26中央部に設けられているガイド穴70に挿入され、ボビン26の中央にあるコア挿入穴にコア33が挿入組付けされた後、脚部41の先端部分をコア33側に折り曲げることにより形成され、この折曲部63により、コア33の開放側端面を支承し、コア33の仮止めを行なっている。
また、折曲部63は、高電圧端子29の抜け止めとしても機能しているものである。
【0049】
上述のように構成されていることから、ボビン26に高電圧端子29およびコア33を挿入組付けしたあと、前記コア33の開放端側端面からはみ出した部分の高電圧端子脚部41先端をコア33側に折り曲げて折曲部63を形成し、コア33をその開放側から支承しているので、例えば、部品移動時等においても所定以上の外力が加わらない限り離脱し難くなる。
【0050】
従って、コア33の抜け止めなどの部品を追加することなく、コア33をボビン26に仮止めすることができ、HIDランプの組立時などにコア33が抜けてしまうことがない。
【0051】
また、同様に、高電圧端子29もボビン26に仮止めすることができ、HIDランプの組立時などにコア33が抜けてしまうことがない。
【0052】
実施の形態4.
図13はこの発明の実施の形態4に係わるイグナイタ一体型バルブソケットに用いられる高電圧端子29の斜視図であり、図14は前記高電圧端子29がボビン26に挿入された状態のトランス25の軸方向断面図である。
図中、実施の形態1と同様のものについては、同一符号を付して説明を省略する。
【0053】
図13、図14において、高電圧端子29はボビン26中央部に設けられているガイド穴70に挿入され、その後、ボビン26の中央にあるコア挿入穴にコア33が挿入組付けされた後、脚部41の先端部を約90度程度捻じ曲げることにより、捻曲部64を形成することにより、コイル絡げ部48の凸部65によって、コア33の開放側端面を支承している。
また、捻曲部64は、高電圧端子29の抜け止めとしても機能しているものである。
【0054】
なお、図13に示される高電圧端子29は、捻曲部64が形成された後の状態を示している。
【0055】
上述のように構成されていることから、ボビン26に高電圧端子29およびコア33を挿入組付けしたあと、前記コア33の開放端側端面からはみ出した部分の高電圧端子脚部41先端を捻じ曲げて捻曲部63を形成し、コア33をその開放側から支承しているので、例えば、部品移動時等においても所定以上の外力が加わらない限り離脱し難くなる。
【0056】
従って、コア33の抜け止めなどの部品を追加することなく、コア33をボビン26に仮止めすることができ、HIDランプの組立時などにコア33が抜けてしまうことがない。
【0057】
また、同様に、高電圧端子29もボビン26に仮止めすることができ、HIDランプの組立時などにコア33が抜けてしまうことがない。
【0058】
実施の形態5.
図15はこの発明の実施の形態5に係わるイグナイタ一体型バルブソケットに用いられる高電圧端子29の斜視図であり、図16は前記高電圧端子29がボビン26に挿入された状態のトランス25の軸方向断面図である。
図中、実施の形態1と同様のものについては、同一符号を付して説明を省略する。
【0059】
この実施の形態5は、高電圧端子29の脚部41の先端部分に設けられる幅狭形状を有するコイル絡げ部48について説明するものである。
【0060】
図15、図16において、高電圧端子29がボビン26中央部に設けられているガイド穴70に挿入され、その後、ボビン26の中央にあるコア挿入穴にコア33が挿入組付けされている。このとき、前記コア33は前述の実施の形態1から4に示した何れかの方法により離脱防止が行われる。そして、次工程で、ボビン26に二次コイル28が回巻されるが、その際の、二次コイル28の巻始部を巻き付けるために、コイル絡め部48が高電圧端子29脚部先端に設けられている。
【0061】
このことから、ボビン26に二次コイル28を回巻する際にその巻始部を前記高電圧端子29のコイル絡げ部48に巻き付けることにより固定した後、ボビン26の外周溝にそれぞれ所定の巻数回巻できる。従って、コイルを回巻するための特別な突起などの巻始部固定ピン等を別途必要とせず、直接高電圧端子29にコイルを絡げることができるため作業性が著しく改善され、自動組付機による量産性が向上する。
【0062】
実施の形態6.
図17はこの発明の実施の形態6に係わるイグナイタ一体型バルブソケットに用いられる高電圧端子29をボビン26に挿入する際の組付け状態を示す軸方向断面図である。
図中、実施の形態1と同様のものについては、同一符号を付して説明を省略する。
この実施の形態6は、高電圧端子29をボビン26に挿入する挿入方法について説明するものである。
【0063】
この図17において、高電圧端子29の接触爪44、45の頂点は、各々頭部42の頂点より若干(数ミリメートル程度であればよい)低く設定されている。
【0064】
ここで、図17中、50は高電圧端子29をボビン26に挿入するための挿入治具である。この挿入治具50の押圧面51は平面状でありかつボビン26に一体的に形成されたガイド部30を覆う広さを有している。従って、高電圧端子29をボビン26に挿入する際、挿入治具50の押圧面51が高電圧端子29の頭部42を押圧することで高電圧端子29が挿入され始め、挿入治具50の押圧面51がガイド部30の開放端側端面に接触した段階で、挿入治具50は停止し、高電圧端子29のボビン26への挿入は完了となる。
【0065】
実施の形態6は上述のように構成されていることから、高電圧端子29挿入組付けの際、挿入治具50の押圧面51がボビン26のガイド部30により規制されるため、常時所定の深さで高電圧端子29の挿入組付けを行うことができ、挿入組付け安定性が向上する。
【0066】
また、ボビン26と高電圧端子29の腕部43との間に、図17中に示されるように隙間66を設けることができ、ボビン26の表面(ボビン26は樹脂モールド成形などにより形成されるので、その表面は精度は低くなる)にて位置決めをすることがないので、高電圧端子29の挿入組付け安定性を向上させることができる。
【0067】
さらに、高電圧端子29の脚部41がボビン26の下部より突出する量も一定となるので、上記実施の形態3、4において説明した脚部41を用いたボビン26への仮止めの場合に、安定した作業を行なうことができ、さらには、実施の形態5において説明したコイル絡げ部48への二次コイルの巻回も安定した位置で行なうことができ、特に、自動巻回機を使った作業を安定して行なうことができる。
【0068】
実施の形態7.
図18はこの発明の実施の形態7に係わるイグナイタ一体型バルブソケットに用いられる高電圧端子29の形状を説明するための背面図であり、また図19はボビン26の軸方向断面図である。
図中、実施の形態1と同様のものについては、同一符号を付して説明を省略する。
【0069】
この実施の形態7は、高電圧端子29に設けられた拡大部49について説明するものである。
図18、図19において、49は高電圧端子29の頭部42に近い脚部41部分の幅方向に拡大した形状をもつ拡大部である。この拡大部49は脚部先端方向にその幅が徐々に狭くなるテーパ面49aを有しており、また拡大部49の最幅広部は鋭角的な角部49bを持つ。なお、拡大部49の鋭角的な角部49bと左右の腕部43との間には脚部41とほぼ同じ幅の首部72を有する。
【0070】
また、ボビン26にはガイド部30の内側に高電圧端子29の脚部41を挿入するためのガイド穴70が設けられ、かつ、ボビン26のコア挿入穴62の内壁面にはガイド穴70に位置する部分から軸方向全長に渡り壁面に彫り込まれた案内溝部71が設けられている。なお、案内溝部71の幅は、高電圧端子29の脚部41に設けられた拡大部49の最大幅より若干狭く設定されている。ここで、脚部41の幅寸法をW1、拡大部49の最大幅寸法をW3、ボビン26側に設けられた案内溝部71の溝幅をW2とし、また腕部43の下面から拡大部49上面までの寸法をA1、ボビン26のガイド穴70の厚さ方向寸法をA2とすると、それらの大小関係は、W1<W2<W3、また、A1>A2としている。
【0071】
このような構成により、高電圧端子29をボビン26のガイド穴70および案内溝部71に挿入する際、テーパ面49aを有する拡大部49は、テーパ面49a側(すなわち、挿入方向側)へは移動し易く、高電圧端子29の挿入はスムーズに行われるが、角部49b側(すなわち、挿入方向逆方向側)へは、角部49bがガイド穴70または案内溝部71の幅方向壁面に食い込むことにより、高電圧端子29がボビン26から離脱(すなわち、挿入逆方向に抜けること)し難くなっている。
【0072】
また、高電圧端子29の首部72のA1寸法をボビン26のガイド穴70の厚さ方向寸法A2より若干大きくしているので、案内溝部71の幅方向寸法をガイド穴70の幅方向寸法より若干小さく設定したとしても、拡大部49の角部49bは確実にガイド穴70を通過した状態まで挿入され、食い込むこととなり、高電圧端子29離脱防止を確実に行うことができる。
【0073】
実施の形態8.
図5はこの発明の実施の形態8に係わるイグナイタ一体型バルブソケットの組立て方法を説明するための断面斜視図である。
図中、上記各実施の形態と同様のものについては、同一符号を付して説明を省略する。
【0074】
図5において、イグナイタ一体型バルブソケット20の組立て方法として、一例を説明する。
【0075】
まず、トランス25を組み立てる。トランス25はボビン26に高電圧端子29を挿入組付けした後コア33を挿入し、二次巻線28の回巻開始部分を高電圧端子29の脚部末端のコイル絡げ部48に回巻した上で、ボビン26の各層に二次コイル28を回巻しその末端をボビン26の仮固定部(図示せず)に絡げ、二次コイル28の外側に一次コイル13を回巻する。その後、ボビン26に一体形成されたガイド部30の外側に絶縁シール部材31を挿入組付けすることで完了する。
【0076】
次に、トランス25を下部ケース24の隔壁内に収容し、この状態でトランス25と下部ケース24の隔壁内との間に生ずる隙間に溶融した樹脂を充填し硬化させることによりトランス25と下部ケース24とを一体化させる。
【0077】
樹脂硬化後、低電圧端子32および電子回路34を取り付け、その上方より上部ケース23を被せることでイグナイタ一体型バルブソケット20の組付けが完了する。
【0078】
実施の形態8は上述のような組み立て方法としたことから、トランスASSY25の自動組付けが可能となり、かつ単純な部品構成にしたことから組付け作業が非常に容易に行える利点がある。また上記構成および組付け方法としたことで大幅な小型化も可能となった。
【0079】
従って、組付け作業の効率的自動化が行えることにより著しく生産性が向上し、小型軽量のイグナイタ一体型バルブソケットをより安価に提供することができる。
【0080】
上記各実施の形態では、自動車用の前照灯に用いた例を示したが、船舶、列車などのその他の移動体に用いてもよく、更には、屋内外施設、倉庫、工場、家庭等における照明灯や街灯等に用いてもよい。
【0081】
上記各実施の形態について説明したが、各実施の形態は、次のような特徴も持つものである。
各実施の形態の特徴の一つとして次のことが挙げられる。
【0082】
樹脂で形成されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻され、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印加するための高電圧側端子とで構成されるトランスと、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子部品と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、トランス組立て段階において前記ボビンの中央穴に挿入された前記コアが抜け落ちないようにコアの離脱防止手段を有する事を特徴とするイグナイタ一体型バルブソケットとすることにより、樹脂で成形されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻されたボビンと、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印可するための高電圧側端子と、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子回路と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、トランス部分の組立て時にボビン中央穴に挿入されたコアの離脱防止手段を設けたものであるので、かかる離脱防止手段を設けたことで、バルブソケットと一体的に構成されるイグナイタの一部品であるトランス部分を組み立てる際、ボビン中央穴にコアを挿入した段階で、次ぎの工程に移行するまでの間確実にコアを所定位置に固定できるため、次工程までの移送段階または次工程作業中にコアが所定位置から移動したり、あるいは離脱したりすることがなくなることから、低コストで生産性に富むトランスを提供できる。
【0083】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
コアの離脱防止手段は、高電圧側端子脚部の弾性力によって前記ボビンの中央穴に挿入組付けされたコアを付勢する構造のコア離脱防止手段であり、バルブソケットは、コアの離別防止手段として、前記高電圧端子脚部の弾性力を利用してコアを一方向に押し当てるための付勢力を与えて、前記コアの離脱防止を行うことにより、前記ボビンの案内溝に挿入された高電圧側端子のバネ性を利用し前記ボビン中央穴に挿入されたコアを、コアと高電圧側端子とが接触する側と反対側の穴壁面に押し当てるための付勢力を与える構成としたため、部品点数を増やすことなく容易にコアを安定保持することができ、コストアップを招かずにコアの離脱防止が行える。
【0084】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
前記コアの離脱防止手段は、前記高電圧側端子の脚部にコア側へ突出する隆起部を設け、前記隆起部の弾性力により前記コアを付勢する構造のコア離脱防止手段であり、バルブソケットは、前記高電圧端子の脚部に部分的にコア側へ突出した隆起部を設ける形状とし、前記ボビンの案内溝に挿入された高電圧側端子脚部のコア側に突出した隆起部によって前記ボビン中央穴に挿入されたコアを押圧する構成としたため、部品点数を増やすことなく容易にコアを安定保持することができコストアップを招かずにコアの離脱防止が行える。
【0085】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
前記コアの離脱防止手段は、前記高電圧側端子の脚部を湾曲させ、前記湾曲部の弾性力により前記コアを付勢する構造のコア離脱防止手段であり、バルブソケットは、前記高電圧端子の脚部が適正範囲内で一方向に湾曲する形状とし、前記ボビンの案内溝に挿入された高電圧側端子の湾曲脚部によるバネ性により前記ボビン中央穴に挿入されたコアを所定の径方向に押圧する構成としたため部品点数を増やすことなく容易にコアを安定保持することができ、コストアップを招かずにコアの離脱防止が行える。
【0086】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
前記コアの離脱防止手段は、前記コアの抜け側端面を前記高電圧側端子脚部末端で支承する構造のコア離脱防止手段であり、バルブソケットは、ヨーク中央穴に挿入されたコアの抜け側端面を、前記高電圧側端子の脚部略先端部分で支承することで、前記コアの抜け側端面を前記高電圧側端子の脚部略先端で支承することにより軸方向移動を規制する構成としたため部品点数を増やすことなく容易にコアを安定保持することができコストアップを招かずにコアの離脱防止が行える。
【0087】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
前記コアの離脱防止手段は、前記高電圧側端子の脚部末端をコア側に折り曲げ、前記折り曲げ部において前記コアの抜け側端面を支承する構造のコア離脱防止手段であり、バルブソケットは、前記コア挿入組付け後に前記高電圧端子の脚部先端をコア端面側へ折り曲げる構成としたことで、前記コアの末端部を前記高電圧端子の脚部先端折り曲げ部にて位置規制する構成としたため部品点数を増やすことなく容易にコアを安定保持することができコストアップを招かずにコアの離脱防止が行える。
【0088】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
前記コアの離脱防止手段は、前記高電圧側端子の脚部末端に切り欠き部を設け、前記切り欠き部を捩じることにより、前記捩じり部切り欠きの肩部において前記コアの抜け側端面を支承する構造のコア離脱防止手段であり、バルブソケットは、前記コア挿入組付け後に前記高電圧端子の脚部先端に設けた切り欠き部分を捩じり、前記切り欠き部の肩面でコアの抜け側端面を支承する構成としたことで、前記コアの末端部を前記高電圧端子の脚部先端切り欠き部の肩面で前記コアの軸方向移動を規制する構成としたため部品点数を増やすことなく容易にコアを安定保持することができコストアップを招かずにコアの離脱防止が行える。
【0089】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
樹脂で形成されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻され、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印加するための高電圧側端子とで構成されるトランスと、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子部品と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、高電圧側端子の首部に幅方向へ張り出す張出部を設け、前記張り出し部はその幅が前記高電圧端子の挿入方向から見て徐々に拡大するテーパ状の傾斜面を有し、バルブソケットは、樹脂で成形されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻されたボビンと、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印加するための高電圧側端子と、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子回路と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、高電圧側端子の脚部に幅方向に高電圧側端子の首部に幅方向へ張り出す張出部を設け、前記張り出し部はその幅が前記高電圧端子の挿入方向から見て徐々に拡大するテーパ状の傾斜面を有することで、ボビンの略中央部に設けられた高電圧側端子挿入穴の幅方向寸法に対し前記高電圧側端子の張り出し部の最大寸法が大きく設定されているため、前記高電圧側端子を押圧挿入する際、樹脂で形成された前記ボビン側挿入穴は前記テーパ状張り出し部によって幅方向に押し広げられる。この時前記テーパ状張り出し部の肩部は鋭角に構成されているため、高電圧側端子が離脱しようとしてもボビン側に食い込む形で抜け難くなり、簡単な構成で高電圧側端子の離脱防止を行う事ができ所定位置に確実に固定することができる。
【0090】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
樹脂で形成されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻され、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印加するための高電圧側端子とで構成されるトランスと、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子部品と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、高電圧側端子の接触爪以外の部分に押部を設け、ボビンに一体成形されたガイド部の開口端面側で前記高電圧側端子の挿入深さを規定し、バルブソケットは、樹脂で成形されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻されたボビンと、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印可するための高電圧側端子と、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子回路と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、高電圧側端子の接触爪以外の部分に押部を設け、ボビンに一体成形されたガイド部の開口端面側で前記高電圧側端子の挿入深さを規定することで、高電圧側端子をボビンに押圧挿入する際、接触爪ではなく押圧部に力を加えるため接触爪の変形を防止でき、かつまた前記高電圧側端子の押圧部と前記ボビンの円筒状ガイド部開口側端面とに跨る同一平面を有する挿入治具を用いることにより前記高電圧側端子が所定の深さまで挿入されると、前記治具の同一面が前記ヨークの中央部に一体的に成形された円筒状ガイドの開口端側端面に当接するため、前記高電圧側端子は所定深さ以上に挿入されることはない。従って前記円筒状ガイド部開放端側端面と前記高電圧側端子の押圧部とが常に同じ高さになるよう規制されるため、高電圧側端子の挿入深さをより安定的に決定することができる。
【0091】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
樹脂で形成されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻され、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印可するための高電圧側端子とで構成されるトランスと、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子部品と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、前記ボビンの略中央部に挿入された高電圧側端子の脚部末端部分に、二次コイルの回巻開始端を回巻接続し、バルブソケットは、樹脂で成形されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻されたボビンと、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印可するための高電圧側端子と、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子回路と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、前記ボビンの略中央部に挿入された高電圧側端子の脚部末端部分に、二次コイルの回巻開始端を回巻接続することで、通称「からげ」と呼ばれるコイル巻き始めの引っ掻け突起部をボビンに設ける必要がなく、また直接高電圧側端子に「からげる」ためハンダ作業も容易になることから、生産性を向上させる事が出来る。
【0092】
また、他の特徴として、次のことが挙げられる。
樹脂で形成されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻され、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印加するための高電圧側端子とで構成されるトランスと、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子部品と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、前記ボビンの略中央部に配設されたスリット状開口部に、前記高電圧側端子の脚部を挿入し、その後、前記ボビン中央に配設された穴に前記コアを挿入し、更にその後前記高電圧側端子の脚部に前記二次コイルの回巻開始端を回巻し、次いで二次コイルを前記ボビンに回巻しその外層部に一次コイルを回巻する順序でトランス部分が組み立てられ、バルブソケットは、樹脂で成形されたボビンに一次コイルおよび二次コイルが回巻されたボビンと、前記ボビン中央穴に挿入された透磁率の高いコアと、前記ボビンの略中央部に挿入され、前記二次コイルとの結線によりランプの高電圧側プラグに高電圧を印可するための高電圧側端子と、前記ボビンの外側に挿入され、ランプの低電圧側プラグと接続する低電圧側端子と、前記高電圧の発生制御を行うための電子回路と、これらを収納する下部ケースおよび上部ケースとを有するイグナイタ一体型バルブソケットにおいて、前記ボビンの略中央部に配設されたスリット状開口部に、前記高電圧側端子の脚部を挿入し、その後、前記ボビン中央に配設された穴に前記コアを挿入し、更にその後前記高電圧側端子の脚部に前記二次コイルの回巻開始端を回巻し、次いで二次コイルを前記ボビンに回巻しその外層部に一次コイルを回巻する順序でトランス部分が組み立てられることで、トランス単体の自動組立てが可能となり生産効率が非常に向上することから、イグナイタ一体型ランプソケットの大幅な低コスト化を図ることができる。
【0093】
以上のように、この発明におけるランプ用ソケット及びランプ用トランスまたはランプ用トランスの製造方法は、自動車等の移動体の前照灯や家庭用などの照明として用いられる放電灯ランプや放電灯ランプを点灯するための放電灯点灯装置などに適用される。
【図面の簡単な説明】
【0094】
【図1】 従来のHID点灯装置の車両装着状態を説明するための断面図を示す。
【図2】 従来のHID点灯装置に用いられるトランスの模式図を示す。
【図3】 比較例のイグナイタ一体型バルブソケットの斜視図を示す。
【図4】 比較例のイグナイタ一体型バルブソケットのトランス部分をモデル化した模式図を示す。
【図5】 本発明の実施の形態1におけるイグナイタ一体型バルブソケットの組立て方法を説明するための断面斜視図を示す。
【図6】 本発明の実施の形態1におけるHID点灯装置の点灯制御関係の構成を説明するための説明図である。
【図7】 本発明の実施の形態1における高電圧端子の斜視図を示す。
【図8】 本発明の実施の形態1におけるトランス部の断面図を示す。
【図9】 本発明の実施の形態1における高電圧端子の斜視図を示す。
【図10】 本発明の実施の形態2におけるトランス部の断面図を示す。
【図11】 本発明の実施の形態2における高電圧端子の斜視図を示す。
【図12】 本発明の実施の形態3におけるトランス部の断面図を示す。
【図13】 本発明の実施の形態3における高電圧端子の斜視図を示す。
【図14】 本発明の実施の形態4におけるトランス部の断面図を示す。
【図15】 本発明の実施の形態5における高電圧端子の斜視図を示す。
【図16】 本発明の実施の形態5におけるトランス部の断面図を示す。
【図17】 本発明の実施の形態6における高電圧端子挿入状態を示すトランス部の断面図を示す。
【図18】 本発明の実施の形態7における高電圧端子の斜視図を示す。
【図19】 本発明の実施の形態7におけるボビンの断面図を示す。
【符号の説明】
1 ハウジング、2 リフレクタ、3 バルブソケット、4 HIDバルブ、5 イグナイタ、6 高電圧発生トランス、7 電源制御回路(バラスト)、8 レンズ、9 車両前部、9a バンパー、9b エンジンフード、10 ハーネス、12 コア、13 一次巻線、14 二次巻線、14a 出力側端子、15 絶縁部材、20 イグナイタ一体型バルブソケット、21 HIDバルブ(放電バルブ)、22 バルブプラグ、23 上部ケース、24 下部ケース、25 トランス、26 ボビン、27 一次コイル(一次巻線)、28 二次コイル(二次巻線)、28a 出力端子、29 高電圧端子、30 ガイド部、31 絶縁シール部材、32 低電圧端子、33 コア、34 電子回路、35 ハーネス、41 脚部、42 頭部、43 腕部、44,45 接触爪、49 拡大部、49a テーパ面、49b 角部、62 コア挿入穴、70 ガイド穴、71 案内溝部、72 首部。

Claims (2)

  1. コイルが巻回されるボビンと、
    該ボビンに挿入されたコアと、
    前記ボビンに設けられ、前記コイルとランプの高電圧側接点とを接続する高電圧端子とを備え、
    前記高電圧端子は、ランプに接続されるランプ端子部と、前記ボビン内で前記コアと当接するコア当接部と、二次コイルが接続される二次コイル接続部とを有し、前記コアを保持する保持手段を前記高電圧端子に設けるとともに、前記高電圧端子の前記コア当接部が前記コアを前記ボビン壁面に押圧することにより、前記コアが前記ボビンに対して保持されることを特徴とするランプ用トランス
  2. 前記コア当接部に凸部を有することを特徴とする請求項1記載のランプ用トランス。
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