JP4128324B2 - ランプソケット - Google Patents

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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/53Bases or cases for heavy duty; Bases or cases for high voltage with means for preventing corona or arcing
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/05Two-pole devices
    • H01R33/06Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば自動車のヘッドライトのような高輝度放電灯などとして用いられるランプを装着するためのランプソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車用ヘッドライトは、ハロゲンランプに比べ光束が大きく、ランプ効率が高く、さらに寿命が長いなどの利点を有する高輝度放電灯(以下、HIDという)へと移行しつつあり、その点灯装置は、主に放電ランプと、高電圧放電を瞬時に行うためのイグナイタと、これを制御するためのバラストとで構成されている。そして、前記点灯装置のランプを装着するランプソケットは、高電圧側端子と低電圧側端子とを有し、イグナイタで発生させた高電圧(例えば30KV)を瞬時にランプへ印加するため、前記高圧側端子と前記低圧側端子との間に、両者間を完全に電気絶縁するための絶縁シール部材を配設した構造としている。
【0003】
具体的には、ランプソケットの中央部にランププラグの高電圧側が接続される高電圧端子が、かつランプソケットの外周よりにランププラグの低電圧側が接続される低電圧側端子がそれぞれ設けられ、さらには、前記両端子間を完全に電気絶縁するための絶縁シール部材を介在させる構造となっており、前記高電圧側端子と前記低電圧側端子との間の絶縁性能および耐圧性能を高めることにより高電圧に対処可能な構造としている。
【0004】
このような構造のランプソケットにおいて、絶縁シール部材は、高電圧側端子を取り囲む円筒状ガイド部の外側に嵌め込むだけであり、このため、例えばランプ交換等に際しランプソケットからランプを引き抜いた場合、前記絶縁シール部材がランプ側に付着した状態で離脱することがあり、これに気づかず新しいランプを装着すると、前記絶縁シール部材が無い状態で組付けられることによって、絶縁不良を起こし点灯装置が損傷することがある。
【0005】
このような不具合を排除するために、別部材を追加することによって前記絶縁シール部材の離脱を防止する構造としたランプソケットは、例えば特開平10−64643号公報によって既に知られている。
【0006】
図10は前記特開平10−64643号公報に開示された従来のランプソケットを示す断面図である。図において、1はHID等のランプ、2はランププラグであり、このランププラグ2は円筒状の低電圧側端子3と中心部の高電圧側端子4とを有している。5は前記ランププラグ2を挿脱可能に差し込み保持させるランプソケット、6はそのランプソケット5の内部に一体形成された円筒状のガイド部、7はそのガイド部6内を介して前記ランプソケット5に挿入固着された高電圧側端子であり、この高電圧側端子7は前記ランププラグ2の高電圧側端子4に接続されるものである。8は前記ランプソケット5の周壁部と前記ガイド部6との間で前記ランプソケット5に挿入固着された低電圧側端子であり、この低電圧側端子8は前記ランププラグ2の低電圧側端子3に接続されるものである。9は円筒状の絶縁シール部材であり、前記ガイド部6の外周面部に被せられ、高電圧側(高電圧側端子4,7側)と低電圧側(低電圧側端子3,8側)との間を電気絶縁するものである。10は前記ガイド部6内に挿入固着される円筒状のストッパであり、このストッパ10は、前記絶縁シール部材9を前記ガイド部6への嵌め込み方向に押える外向き鍔状の押え片部10aを軸方向一端に有している。
【0007】
次に動作について説明する。
まず、ランプソケット5のガイド部6の外周に絶縁シール部材9を嵌め込み装着し、次いで、前記ガイド部6内にストッパ10を挿入固着することにより、そのストッパ10の押え片部10aが前記絶縁シール部材9におけるランププラグ2側の端部に当接し、これによって、前記絶縁シール部材9の抜け出しを防止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のランプソケットは以上のように構成されているので、絶縁シール部材9の離脱防止手段として別部材のストッパ10が必要であり、その分だけランプソケット5の付属部品点数が増えて構造が複雑化するのみならず、コストアップを招くという課題があった。また、前記絶縁シール部材9は、一般にシリコンゴムで成形されて柔軟性が高いためにランププラグ2の内壁面と前記絶縁シール部材9の外壁面との界面に粘着した際に、ランプ1を交換等のために引き抜くと、前記ストッパ10によって前記絶縁シール部材9の離脱は防止できるものの、該絶縁シール部材9は柔軟性に富んで引き裂きに弱いため、部分的に捲れたり裂けたりし易く、正常な絶縁機能を保持できなくなるなどの課題があった。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、従来のストッパのような別部材を必要とせず、部品点数が減少してコスト低減が図れると共に、ランプ交換等の際に、絶縁シール部材がランププラグ側に付着したままソケット本体から離脱するのを防止でき、かつ、新品ランプ組付け時の絶縁シール部材の欠品や位置ずれ、噛み込み、あるいは亀裂等に起因したランプ損傷や不点灯などの不具合を解消することが可能なランプソケットを得ることを目的とする。
【0010】
また、この発明は、ソケット本体側の端子自体で絶縁シール部材の離脱を防止できるランプソケットを得ることを目的とする。
【0011】
さらに、この発明は、ソケット本体側の端子と絶縁シール部材との両者で前記絶縁シール部材の離脱を防止することができるランプソケットを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るランプソケットは、ランププラグを挿脱可能に嵌合するソケット本体と、このソケット本体のプラグ嵌合部に配置された中央部端子および側部端子と、前記中央部端子と側部端子との間を電気絶縁する絶縁シール部材と、前記中央部端子と前記絶縁シール部材の少なくとも一方に形成され、相手側に係止して前記絶縁シール部材の離脱を防止する離脱防止手段を備えたランプソケットにおいて、前記離脱防止手段は前記中央部端子に形成され、外筒部の一端開口側に対し前記中央部端子に接触させる内筒部を連続形成して構成された前記絶縁シール部材の前記内筒部を抱え込むように構成されているものである。
【0013】
この発明に係るランプソケットは、ランププラグを挿脱可能に嵌合するソケット本体と、このソケット本体のプラグ嵌合部に配置された中央部端子および側部端子と、前記中央部端子と側部端子との間を電気絶縁する絶縁シール部材と、前記中央部端子と前記絶縁シール部材の少なくとも一方に形成され、相手側に係止して前記絶縁シール部材の離脱を防止する離脱防止手段を備え、前記中央部端子は前記ソケット本体に挿入固定する端子脚部と、前記ランププラグに通電する略対称的配置の一対の接触爪部と、この接触爪部と前記端子脚部とに連続し、前記一対の接触爪部の相対位置を規定する位置決め部位とからなり、前記接触爪部と前記位置決め部位の少なくとも一方に離脱防止手段が形成されたランプソケットにおいて、前記離脱防止手段が前記中央部端子に形成され、外筒部の一端開口側に対し前記中央部端子に接触させる内筒部を連続形成して構成された前記絶縁シール部材の前記内筒部を抱え込むように構成されているものである。
【0015】
この発明に係るランプソケットの離脱防止手段は、中央部端子に形成され、単一円筒状に形成された絶縁シール部材をソケット本体内への嵌合方向に押え込むように構成されているものである。
【0016】
この発明に係るランプソケットは、ランププラグを挿脱可能に嵌合するソケット本体と、このソケット本体のプラグ嵌合部に配置された中央部端子および側部端子と、前記中央部端子と側部端子との間を電気絶縁する絶縁シール部材と、前記中央部端子と前記絶縁シール部材の少なくとも一方に形成され、相手側に係止して前記絶縁シール部材の離脱を防止する離脱防止手段を備え、前記中央部端子は、前記ソケット本体に挿入固定する端子脚部と、ランププラグに通電する略対称的配置の一対の接触爪部と、この接触爪部と前記端子脚部とに連続し、前記一対の接触爪部の相対位置を規定する位置決め部位とからなり、前記接触爪部と前記位置決め部位の少なくとも一方に前記離脱防止手段が形成されたランプソケットにおいて、前記離脱防止手段が前記絶縁シール部材の内筒部の内周壁部に形成した内向き突起部と、前記中央部端子における前記内筒部との当接部に形成され、前記内向き突起部に係止させる係止凹部とからなっているものである。
【0019】
この発明に係るランプソケットは、ランププラグを挿脱可能に嵌合するソケット本体と、このソケット本体のプラグ嵌合部に配置された中央部端子および側部端子と、前記中央部端子と側部端子との間を電気絶縁する絶縁シール部材とを備えたランプソケットにおいて、外筒部の一端側に対し前記中央部端子に接触させる内筒部を連続形成して絶縁シール部材を構成し、前記ソケット本体に対するランププラグの差し込み装着時に、前記ランププラグによって前記中央部端子が外向きに押し広げられ、その中央部端子の外向き広がり部位で前記絶縁シール部材の内筒部を抱え込むように構成した離脱防止手段を有するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるランプソケットにランププラグを差し込みセットした状態を示す断面図、図2は図1中の絶縁シール部材を示す拡大断面図、図3は図1の要部拡大断面図であり、図10と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図において、11はソケット本体(ランプソケットともいう)5にガイド部6内を介して差し込み固着される高電圧側端子(中央部端子)であり、この高電圧側端子11は、前記ガイド部6内に嵌め込まれて略対称位置に配置され、かつ略対称形状に形成された一対の接触爪部11a,11aを有している。11bは前記両接触爪部11a,11aのそれぞれの先端寄り背面に形成された係止凹部である。なお、前記高電圧側端子11は、板金プレス加工で製作された板状折り曲げ部材からなるもので、その板金プレス行程中に前記係止凹部11bが形成されるものである。
【0021】
12はランププラグ2とソケット本体5相互の高電圧側と低電圧側とを電気絶縁するための絶縁シール部材であり、この絶縁シール部材12は、外筒部13と、この外筒部13の軸方向一端に連続して該外筒部13よりも短く一体形成された内筒部14とからなり、その内筒部14の内周には前記係止凹部11bに係止させるための内向き突起部15が一体形成され、該内向き突起部15は尖鋭リブ状に形成されている。なお、前記内向き突起部15は、図2に示すような断面三角形状のほか、断面半円形状、断面台形状等であってもよく、また、その数は特定されるものでない。また、内筒部14は、外筒部13の軸方向一端に連続的ではなく部分的に設けるようにしてもよい。さらに、内向き突起部15も部分的に設けるようにしても良い。
【0022】
以上において、前記高電圧側端子11の係止凹部11bと前記絶縁シール部材12の内向き突起部15は、前記高電圧側端子11および前記絶縁シール部材12を前記ソケット本体5に組立てた状態で前記絶縁シール部材12の離脱を防止するための離脱防止手段を構成するものである。
【0023】
次に、ソケット本体5に対する低電圧側端子(側部端子)8と高電圧側端子11および絶縁シール部材12の組立手順について説明する。
まず、ソケット本体5のガイド部6の外周に絶縁シール部材12の外筒部13を嵌め込むことにより、前記絶縁シール部材12の内筒部14が前記ガイド部6内に嵌め込まれ、そのガイド部6が前記絶縁シール部材12によって部分的に覆われる。
【0024】
次いで、低電圧側端子8をソケット本体5の周壁部とガイド部6との間から前記ソケット本体5の所定位置に差し込み固着し、かつ高電圧側端子11を前記ガイド部6内から前記ソケット本体5の所定位置に差し込み固着する。この状態では、前記絶縁シール部材12の内向き突起部15と、前記高電圧側端子11の接触爪部11a,11aとが噛み合った状態となる。このように組付けられたランプソケット5にランププラグ2が嵌合セットされる。
【0025】
以上説明した実施の形態1によれば、高電圧側端子11の接触爪部11a,11aの背面に係止凹部11bを形成すると共に、外筒部13と内筒部14とからなる絶縁シール部材12の前記内筒部14の内周に内向き突起部15を形成し、前記高電圧側端子11および前記絶縁シール部材12のソケット本体5に対する組付け位置で前記係止凹部11bと前記内向き突起部15とが噛み合うように構成したので、ランプ1を取り外す際に、たとえ前記絶縁シール部材12が前記ランププラグ2に貼り付いたままソケット本体5から離脱しようとしても、そのソケット本体5に一体化された高電圧側端子11の係止凹部11bに前記内向き突起部15が係止され、しかも、その係止状態では、前記高電圧側端子11の係止凹部11b付近が、ランププラグ2の高電圧側端子4と前記絶縁シール部材12の内筒部14との間に挟み込まれ、かつ、前記内筒部14が、前記高電圧側端子の接触爪部11a,11aと、ソケット本体5に一体のガイド部6との間に挟み込まれているため、前記絶縁シール部材12が前記ガイド部6から離脱するようなことがないという効果がある。
【0026】
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2によるランプソケットにランププラグを嵌め込んだ状態を示す断面図であり、図1から図3および図10と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図において、12aは単一の円筒体からなる絶縁シール部材12の軸方向一端に一体形成された内向き鍔部であり、この内向き鍔部12aは、ソケット本体5のガイド部6に対する絶縁シール部材12の嵌め込み位置で、その絶縁シール部材12の先端に当接させるものである。
【0027】
図5は図4中の高電圧側端子を示す全体斜視図であり、図において、16はソケット本体5の所定位置に挿入固定される高電圧側端子11の端子脚部、17はその端子脚部16の上部に形成された位置決め部位であり、この位置決め部位17の両側に左右対称形状をなす一対の接触爪部11a,11aが折曲形成されている。
【0028】
ここで、前記端子脚部16および位置決め部位17について、前記実施の形態1では図示および説明を行っていないが、前記実施の形態1の場合の高電圧側端子11にあっても、この実施の形態2の場合と同様に前記端子脚部16および位置決め部位17を有し、その位置決め部位17の両側に左右対称形状をなす一対の接触爪部11a,11aが折曲形成されているものである。
【0029】
図4,図5において、11c,11cは前記接触爪部11a,11aのそれぞれに相対方向へ向けて湾曲凸状に形成された湾曲部であり、これらの湾曲部11c,11cはランププラグ2の高電圧側端子4に挟み込み接触させるものである。11d,11dは前記湾曲部11c,11cの先端側で相反する方向に反り返る外向き折曲片部であり、これらの外向き折曲片部11d,11dは、前記ソケット本体5のガイド部6先端との間で前記絶縁シール部材12の内向き鍔部12aを挟み込むものである。従って、前記外向き折曲片部11d,11dは、前記ガイド部6に対する前記絶縁シール部材12の嵌合方向に該絶縁シール部材を押え込むための離脱防止手段を構成するものである。
【0030】
次に、ソケット本体5に対する低電圧側端子8と高電圧側端子11および絶縁シール部材12の組立手順について説明する。
まず、ソケット本体5のガイド部6の外周に絶縁シール部材12を嵌め込む。これにより、前記絶縁シール部材12の内向き鍔部12aが前記ソケット本体5のガイド部6上端に当接する。
【0031】
次いで、前記実施の形態1の場合と同じ要領で低電圧側端子8および高電圧側端子11をソケット本体5に差し込み固着する。この状態では、前記ソケット本体5のガイド部6の内壁面に前記高電圧側端子11の接触爪部11a,11aが接触し、かつ、その接触爪部11a,11aの先端側の外向き折曲片部11d,11dが前記絶縁シール部材12の内向き鍔部12aを前記ガイド部6の上端との間で挟み込んだ組付状態となる。
【0032】
このようにして絶縁シール部材12と低電圧側端子8および高電圧側端子11が組付けられたランプソケット5にランププラグ2を差し込みセットすると、ランププラグ2の高電圧側端子4がランプソケット5の高電圧側端子11の接触爪部11a,11a間に挿入され、その接触爪部11a,11aの湾曲部11c,11cが前記ランププラグ2の高電圧側端子4を挟み込んで接触し、かつランププラグ2の低電圧側端子3とランプソケット5の低電圧側端子8とが接触する。
【0033】
以上説明した実施の形態2によれば、単一円筒形状の絶縁シール部材12の軸方向一端に内向き鍔部12aを形成すると共に、ソケット本体5側の高電圧側端子11の接触爪部11a,11aに外向き折曲片部11d,11dを形成し、その外向き折曲片部11d,11dによって前記内向き鍔部12aを前記ソケット本体5のガイド部6上端との間で挟み込むように構成したので、ランププラグ2の引き抜き時に絶縁シール部材12がランププラグ2(低電圧側端子3)に貼り付いたままソケット本体5から離脱するようなことがなく、安定的な絶縁機能を保持できるという効果がある。
【0034】
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3によるランプソケットにランププラグを嵌め込んだ状態を示す断面図、図7は図6中の高電圧側端子を示す全体斜視図であり、図1から図5および図10と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図において、11e,11eは高電圧側端子11の接触爪部11a,11aの上端部にカーリング形成したカール部であり、これらのカール部11e,11eはソケット本体5のガイド部6に対する絶縁シール部材12の嵌合方向に該絶縁シール部材12の内筒部14の上端を押え込む離脱防止手段となるものである。
【0035】
なお、この実施の形態3において、絶縁シール部材12は、前記実施の形態1の場合と同様に外筒部13と内筒部14とからなって、その内筒部の内周に内向き突起部15が一体形成されているものであり、また、前記接触爪部11a,11aにおける前記内向き突起部15との対応部分は、その内向き突起部15に沿って湾曲形成されているものである。
【0036】
以上説明した実施の形態3によれば、ソケット本体5側の高電圧側端子11における接触爪部11a,11aの上端部にカール部11e,11eを形成し、これらのカール部11e,11eによって、絶縁シール部材12の内筒部14を、前記ソケット本体5のガイド部6に対する前記絶縁シール部材12の嵌合方向に押えるように構成したので、ランププラグ2の引き抜き時に絶縁シール部材12がランププラグ2に貼り付いたままソケット本体5から離脱するようなことがなく、安定的な絶縁機能を保持できるという効果がある。
【0037】
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4によるランプソケットにランププラグを嵌め込んだ状態を示す断面図、図9は図8中の高電圧側端子を示す全体斜視図であり、図1から図7および図10と同一または相当部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
【0038】
この実施の形態4では、前記実施の形態1および前記実施の形態3の場合と同様に絶縁シール部材12を形成すると共に、ソケット本体5に対するランププラグ2の差し込み装着時に、ランププラグ2の高電圧側端子4によって前記ソケット本体5側の高電圧側端子11の接触爪部11a,11aの相互が外向きに押し広げられることで、それらの接触爪部11a,11aの両者が相反する方向に反り返り変形して前記絶縁シール部材12の内筒部14を抱え込むように構成したものである。
【0039】
このように、前記接触爪部11a,11aの両者が相反する方向に反り返り変形することで、それらの接触爪部11a,11aの外向き反り返り部位は、前記内筒部14を抱え込む離脱防止手段となるものである。なお、前記ランププラグ2の高電圧側端子4が接触する前の前記接触爪部11a,11aの開口部寸法d1に対して前記接触爪部11a,11aと接触する部分の高電圧側端子4の径d2が、d1<d2の関係となるように形成することが好ましい。
【0040】
以上説明した実施の形態4によれば、ソケット本体5に対するランププラグ2の差し込み装着時に、ランププラグ2の高電圧側端子4によって前記ソケット本体5側の高電圧側端子11の接触爪部11a,11aの相互が押し広げられ、それらの接触爪部11a,11aの両者が相反する方向に反り返り変形して前記絶縁シール部材12の内筒部14を抱え込むように構成したので、ランププラグ2の引き抜き時に絶縁シール部材12がランププラグ2に貼り付いたままソケット本体5から離脱するようなことがなく、安定的な絶縁機能を保持できるという効果がある。
【0043】
この発明によれば、外筒部の一端開口側に対し中央部端子の背面に当接させる内筒部を連続形成してなる絶縁シール部材の前記内筒部を抱え込む離脱防止手段を中央部端子に形成するように構成したので、ソケット本体側の中央部端子そのものによって絶縁シール部材の離脱を防止できるという効果がある。
【0044】
この発明によれば、単一円筒状に形成された絶縁シール部材をソケット本体内への嵌合方向に押え込むための離脱防止手段を中央部端子に形成するように構成したので、ソケット本体側の中央部端子そのものによって絶縁シール部材の離脱を防止できるという効果がある。
【0045】
この発明によれば、絶縁シール部材の内筒部の内周壁部に内向き突起部を形成し、かつ、中央部端子における前記内筒部との当接部には係止凹部を形成し、前記内向き突起部と前記係止凹部を係止させるように構成したので、前記絶縁シール部材と中央部端子とによって、その他の別部材を必要とせずに前記絶縁シール部材の離脱防止機能を発揮させることができるという効果がある。
【0048】
この発明によれば、ソケット本体に対するランププラグの差し込み装着時に、ランププラグの中央部端子によって前記ソケット本体側の中央部端子が外向きに押し広げられ、その外向き広がり部位が前記絶縁シール部材の内筒部を抱え込むように構成したので、構成が簡単であり、しかもソケット本体側の中央部端子だけで絶縁シール部材の離脱防止機能を発揮させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるランプソケットにランププラグを差し込みセットした状態を示す断面図である。
【図2】 図1中の絶縁シール部材を示す拡大断面図である。
【図3】 図1の要部拡大断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるランプソケットにランププラグを嵌め込んだ状態を示す断面図である。
【図5】 図4中の高電圧側端子を示す全体斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるランプソケットにランププラグを嵌め込んだ状態を示す断面図である。
【図7】 図6中の高電圧側端子を示す全体斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるランプソケットにランププラグを嵌め込んだ状態を示す断面図である。
【図9】 図8中の高電圧側端子を示す全体斜視図である。
【図10】 従来のランプソケットを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ランプ、2 ランププラグ、3 低電圧側端子、4 高電圧側端子、5 ソケット本体(ランプソケット)、6 ガイド部、8 低電圧側端子(側部端子)、11 高電圧側端子(中央部端子)、11a 接触爪部、11b 係止凹部、11c 湾曲部、11d 外向き折曲片部、11e カール部、12 絶縁シール部材、12a 内向き鍔部、13 外筒部、14 内筒部、15 内向き突起部、16 端子脚部、17 位置決め部位。

Claims (5)

  1. ランププラグを挿脱可能に嵌合するソケット本体と、このソケット本体のプラグ嵌合部に配置された中央部端子および側部端子と、前記中央部端子と側部端子との間を電気絶縁する絶縁シール部材と、前記中央部端子と前記絶縁シール部材の少なくとも一方に形成され、相手側に係止して前記絶縁シール部材の離脱を防止する離脱防止手段を備えたランプソケットにおいて、
    前記離脱防止手段は前記中央部端子に形成され、外筒部の一端開口側に対し前記中央部端子に接触させる内筒部を連続形成して構成された前記絶縁シール部材の前記内筒部を抱え込むように構成されていることを特徴とするランプソケット。
  2. ランププラグを挿脱可能に嵌合するソケット本体と、このソケット本体のプラグ嵌合部に配置された中央部端子および側部端子と、前記中央部端子と側部端子との間を電気絶縁する絶縁シール部材と、前記中央部端子と前記絶縁シール部材の少なくとも一方に形成され、相手側に係止して前記絶縁シール部材の離脱を防止する離脱防止手段を備え、前記中央部端子は、前記ソケット本体に挿入固定する端子脚部と、前記ランププラグに通電する略対称的配置の一対の接触爪部と、この接触爪部と前記端子脚部とに連続し、前記一対の接触爪部の相対位置を規定する位置決め部位とからなり、前記接触爪部と前記位置決め部位の少なくとも一方に前記離脱防止手段が形成されたランプソケットにおいて、
    前記離脱防止手段は前記中央部端子に形成され、外筒部の一端開口側に対し前記中央部端子に接触させる内筒部を連続形成して構成された前記絶縁シール部材の前記内筒部を抱え込むように構成されていることを特徴とするランプソケット。
  3. 離脱防止手段は中央部端子に形成され、単一円筒状に形成された絶縁シール部材をソケット本体内への嵌合方向に押え込むように構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のランプソケット。
  4. ランププラグを挿脱可能に嵌合するソケット本体と、このソケット本体のプラグ嵌合部に配置された中央部端子および側部端子と、前記中央部端子と側部端子との間を電気絶縁する絶縁シール部材と、前記中央部端子と前記絶縁シール部材の少なくとも一方に形成され、相手側に係止して前記絶縁シール部材の離脱を防止する離脱防止手段を備え、前記中央部端子は、前記ソケット本体に挿入固定する端子脚部と、前記ランププラグに通電する略対称的配置の一対の接触爪部と、この接触爪部と前記端子脚部とに連続し、前記一対の接触爪部の相対位置を規定する位置決め部位とからなり、前記接触爪部と前記位置決め部位の少なくとも一方に前記離脱防止手段が形成されたランプソケットにおいて、
    前記離脱防止手段は、前記絶縁シール部材の内筒部の内周壁部に形成した内向き突起部と、前記中央部端子における前記内筒部との当接部に形成され、前記内向き突起部に係止させる係止凹部とからなっていることを特徴とするランプソケット。
  5. ランププラグを挿脱可能に嵌合するソケット本体と、このソケット本体のプラグ嵌合部に配置された中央部端子および側部端子と、前記中央部端子と側部端子との間を電気絶縁する絶縁シール部材とを備えたランプソケットにおいて、外筒部の一端側に対し前記中央部端子に接触させる内筒部を連続形成して絶縁シール部材を構成し、前記ソケット本体に対するランププラグの差し込み装着時に、前記ランププラグによって前記中央部端子が外向きに押し広げられ、その中央部端子の外向き広がり部位で前記絶縁シール部材の内筒部を抱え込むように構成した離脱防止手段を有することを特徴とするランプソケット。
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