JP3983753B2 - スライド配索装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動車の床などの車体と、車体に対しスライド自在に設けられたシートなどのスライド体とに亘って電線を配索するスライド配索装置に関する。
移動体としての自動車は、例えば、車体としての乗員室の床などに対しスライド移動自在なスライド体としてのシートを備えている。また、シートには、例えば乗員が着座しているか否かを検出する着座センサが取り付けられている。このため、前述したスライド移動自在なシートを備えた自動車は、従来から種々のスライド配索装置を備えている。
スライド配索装置は、ケース部と、レールと、スライダとしてのプロテクタと、電線とを備えている。ケース部は、前述した床に取り付けられる。レールは、直線状に形成されかつケース部内に収容されて該ケース部に取り付けられる。プロテクタは、レールの長手方向に沿って移動自在にレールに取り付けられる。プロテクタは、シートと連動して移動する。電線は、一端部がケース部内に収容され、他端部がプロテクタによりケース部外則ちシートに導かれている。
前述したスライド配索装置は、前述した電線により前述したシートに取り付けられた着座センサと車体に取り付けられたECU(Electronic Control Unit)などとを電気的に接続する。
前述した床に対し移動自在なシートを備えた自動車では、シートのスライド量をより長くすることが求められている。この場合、前述したスライド配索装置では、ケース部内に収容される電線も勿論長くなる。このため、前述したスライド配索装置は、シートの移動則ちプロテクタの移動を繰り返すと、ケース部内に収容された長い電線が、プロテクタなどに絡みつく虞が生じる。
したがって、本発明の目的は、スライド体のスライドを繰り返しても、スライダにケース部内に収容した電線が絡みつくことを防止できるスライド配索装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のスライド配索装置は、電線を自動車の車体と前記車体にスライド自在に設けられたスライド体とに亘って配索するスライド配索装置において、前記車体に取り付けられるケース部と、前記ケース部内に収容されかつ該ケース部に取り付けられるレールと、前記レールの長手方向に沿って該レールに移動自在に支持され、かつ前記スライド体と連動して移動するとともに前記電線が取り付けられたスライダと、を備え、前記ケース部には、前記レールに移動自在に設けられたスライダをケース部の外部に導くとともに前記レールの長手方向に沿って延在したスリットが設けられており、前記スライダは、前記電線をケース部内から前記スリットを通して前記スライド体に導くとともに、前記ケース部内の空間は、前記レールにより、該レールの前記スリット側に位置しかつ前記電線が前記スライド体と連動して移動する電線移動空間と、前記レールより前記スリットから離れた側に位置しかつ前記電線を収容する電線収容空間とに仕切られていることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項1に記載のスライド配索装置において、前記レールを、前記ケース部と別体に形成したことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項2に記載のスライド配索装置において、前記レールを、前記ケース部の底面に取り付け、このケース部の底面のうちレールが取り付けられる箇所は、他の箇所よりスライド体に向かって突出していることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置において、前記スライダは、前記電線を取り付けかつ該電線をケース部内から前記スリットを通して前記スライド体に導く本体部と、前記ケース部の前記レールとの間に前記スリットを位置付ける内壁面と、前記レールとの間に位置し、かつ前記本体部から前記ケースの底面に向かって突出した突出部と、を備えたことを特徴としている。
請求項5に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項4に記載のスライド配索装置において、前記スライダは、前記本体部から前記ケース部の内壁面に向かって突出した第2突出部を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置において、前記電線移動空間と前記電線収容空間との間に位置しかつ前記レールと相対する前記ケース部の内面と、前記レールとの間隔は、電線の外径より狭いことを特徴としている。
請求項7に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置において、前記ケース部は、前記車体に取り付けられるロアケースと、このロアケースに取り付けられるアッパケースと、を備え、前記ロアケースと前記アッパケースとは、互いに重なるとともに互いに固定される重なり部を備え、該重なり部が、前記電線収容空間を前記電線移動空間寄りの第1空間と、第2空間とに区画していることを特徴としている。
請求項8に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項7に記載のスライド配索装置において、前記アッパケースの外壁には、前記レールの長手方向に沿って、前記車体から離れた離間部と、前記離間部より前記車体に近づいた近接部とが、交互に設けられていることを特徴としている。
請求項9に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項1ないし請求項8のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置において、前記レールの一端部に、該レールの幅方向の一方の縁部の切り欠いた切欠き部が形成されていることを特徴としている。
請求項10に記載の本発明のスライド配索装置は、請求項1ないし請求項9のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置において、前記スリットと、前記レールとは、該レールの幅方向に沿って互いに位置ずれしていることを特徴としている。
請求項1に記載された本発明のスライド配索装置によれば、レールが、ケース部内を電線移動空間と電線収容空間とにわける。このため、電線移動空間と電線収容空間との間を電線が移動することを防止できる。
請求項2に記載された本発明のスライド配索装置によれば、レールをケース部と別体に形成したので、レールの寸法精度を高精度に保つことができる。
請求項3に記載された本発明のスライド配索装置によれば、ケースの底面のレールを取り付けた箇所が他の箇所よりスライド体に近づいている。このため、スリットを通ってケース部内に侵入した異物は、確実に前述した他の箇所に位置付けられる。
請求項4に記載された本発明のスライド配索装置によれば、スライダの突出部がレールとケース部の内壁面との間に位置しかつ底面に向かって突出している。このため、スリットを通してケース部内に侵入した異物は、スライダとレールとの間に侵入しようとしても突出部と干渉する。
請求項5に記載された本発明のスライド配索装置によれば、スライダの第2突出部はケース部の内壁面に向かって突出している。このため、スリットを通してケース部内に侵入した異物は、第2突出部と干渉して、スライダから確実に遠ざけられる。
請求項6に記載された本発明のスライド配索装置によれば、レールとケース部の内面との間隔が、電線の外径より狭いので、電線が、電線移動空間と電線収容空間との間を移動することを確実に防止できる。
請求項7に記載された本発明のスライド配索装置によれば、ロアケースとアッパケースの重なり部が、電線収容空間を第1空間と第2空間とに区画している。このため、電線収容空間の電線は、レールの幅方向に沿って変位して、第1空間と第2空間とに亘って移動することを防止できる。
請求項8に記載された本発明のスライド配索装置によれば、アッパケースの外壁に離間部と近接部とが交互に設けられているので、アッパケース則ちケース部の剛性を向上させることができる。
請求項9に記載された本発明のスライド配索装置によれば、レールの一端部に切欠き部が設けられている。このため、切欠き部によりレールにスライダを容易に取り付けることができる。また、切欠き部がレールの幅方向の一方の縁部を切り欠いているので、レールの残った箇所が、砂や水などの液体などが移動することを防止できる。
請求項10に記載された本発明のスライド配索装置によれば、スリットとレールとが該レールの幅方向に沿って位置ずれしている。このため、スリットを介してケース部内に侵入した異物が、レールに重なることを防止できる。また、杖などの異物がケース部に侵入しても、該異物がレールに接触することを防止できるので、レールが変形や破損することを防止できる。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、電線移動空間と電線収容空間との間を電線が移動することを防止できる。このため、電線がスライダなどに絡みつくことを防止できる。
請求項2に記載の本発明は、レールをケース部と別体に形成したので、レールの寸法精度を高精度に保つことができる。
請求項3に記載の本発明は、スリットを通ってケース部内に侵入した異物は、確実に前述した他の箇所に位置付けられる。このため、ケース部内に侵入した異物がスライダの移動を妨げることを防止できる。
請求項4に記載の本発明は、スリットを通してケース部内に侵入した異物は、スライダとレールとの間に侵入しようとしても突出部と干渉する。このため、ケース部内に侵入した異物が、スライダとレールとの間に挟まることを防止でき、スライダの移動を妨げることを確実に防止できる。
請求項5に記載の本発明は、スリットを通してケース部内に侵入した異物は、第2突出部と干渉して、スライダから確実に遠ざけられる。このため、ケース部内に侵入した異物がスライダの移動を妨げることをより確実に防止できる。
請求項6に記載の本発明は、レールとケース部の内面との間隔が、電線の外径より狭いので、電線が、電線移動空間と電線収容空間との間を移動することを確実に防止できる。このため、電線がスライダなどに絡みつくことを防止できる。
請求項7に記載の本発明は、ロアケースとアッパケースの重なり部が、電線収容空間を第1空間と第2空間とに区画している。このため、電線収容空間の電線は、レールの幅方向に沿って変位して、第1空間と第2空間とに亘って移動することを防止できる。したがって、電線が、電線収容空間内で絡み合うことを防止でき、電線が破損することを確実に防止できる。
請求項8に記載の本発明は、アッパケースの外壁に離間部と近接部とが交互に設けられているので、アッパケース則ちケース部の剛性を向上させることができる。
請求項9に記載の本発明は、レールの一端部に切欠き部が設けられている。このため、切欠き部によりレールにスライダを容易に取り付けることができる。また、切欠き部がレールの幅方向の一方の縁部を切り欠いているので、レールの残った箇所が、砂や水などの液体などが移動することを防止できる。
請求項10に記載の本発明は、スリットとレールとが該レールの幅方向に沿って位置ずれしている。このため、スリットを介してケース部内に侵入した異物が、レールに重なることを防止できる。したがって、ケース部内に侵入した異物がスライダの移動を妨げることをより一層確実に防止できる。また、杖などの異物がケース部に侵入しても、該異物がレールに接触することを防止できるので、レールが変形や破損することを防止できる。
本発明の一実施形態にかかるスライド配索装置1を、図1ないし図11に基づいて説明する。スライド配索装置1(以下、単に配索装置と記す)は、図1に示すように、自動車の車体としての乗員室の床2と、この床2に矢印Kに沿ってスライド自在に設けられたスライド体としてのシート3とに亘って電線13(図9及び図10に示す)を配索する。
電線13は、それぞれ、導電性の芯線と、絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。電線13は、複数束ねられて、コルゲートチューブ4(図2に示す)内に通されている。コルゲートチューブ4は、合成樹脂としての例えばPP(ポリプロピレン)などからなり筒状に形成されている。また、コルゲートチューブ4は、蛇腹状に形成されている。コルゲートチューブ4は、内側に複数の電線13を通すことで、これらの電線13を保護している。
図示例では、シート3は、図1中の一点鎖線で示す位置と、二点鎖線で示す位置とに亘って、前述した矢印Kに沿ってスライドする。矢印Kは、直線状をなしている。また、シート3には、図示しない着座センサや、シートベルトセンサなどの電子機器が取り付けられている。着座センサは、シート3に乗員が着座しているか否かを検出する。シートベルトセンサは、シート3に着座した乗員がシートベルトをしているか否かを検出する。前述した電線は、前述したセンサが検出した情報を車体などに取り付けられる各種のECU(Electronic Control Unit)に伝送する。
配索装置1は、図1及び図2に示すように、直動装置14を備えている。直動装置14は、図3に示すように、ケース部5と、レール11と、スライダとしてのプロテクタ6とを備えている。ケース部5は、図1ないし図5に示すように、ロアケース9と、アッパケース10と、化粧部材としての一対のモール7と、固定機構8(図3などに示す)と、を備えている。
ロアケース9と、アッパケース10は、互いに取り付けられて、レール11を収容する本明細書に記したケースをなしている。ロアケース9は、板金からなり、長手方向が矢印Kと平行な平面形状が矩形状に形成されている。ロアケース9は、平板状の底板部9aと、この底板部9aの縁から立設した内縁壁9bとを備えている。底板部9aは、床2上に重ねられる。底板部9aは、本明細書に記した底面をなしている。ロアケース9の内縁壁9bは、本明細書に記したレール11との間に後述のスリット25を位置付けるケース部5の内壁面をなしている。内縁壁9bは、底板部9aの乗員室の内側に位置する縁から立設している。また、底板部9aと、内縁壁9bの長手方向は、前述した矢印Kと平行である。
アッパケース10は、厚手の板金からなり、長手方向が矢印Kと平行な平面形状が矩形状に形成されている。アッパケース10は、平板状の天井部10aと、この天井部10aの縁から立設した外縁壁10bとを備えている。天井部10aは、底板部9aと間隔をあけて、該底板部9aと平行に配される。天井部10aは、本明細書に記したアッパケース10の外壁をなしている。外縁壁10bは、天井部10aの乗員室の外側に位置する縁から立設している。また、天井部10aと、外縁壁10bの長手方向は、前述した矢印Kと平行である。
アッパケース10とロアケース9は、外縁壁10bがロアケース9の底板部9aの乗員室の外側の縁に重なり、天井部10aが底板部9aと間隔をあけた状態で、互いに固定される。そして、アッパケース10とロアケース9則ちケース部5は、図2に示すボルト12などにより前述した床2に固定される。こうして、ケース部5は、車体としての床2に取り付けられる。また、アッパケース10とロアケース9とが互いに固定されて床2に取り付けられると、アッパケース10の乗員室の内側に位置する内縁と、ロアケース9の内縁壁9bとが間隔をあける。
前述した構成のロアケース9は、底板部9aに直動装置14の後述するレール11の底板部11aが重ねられて、レール11が取り付けられる。そして、アッパケース10の外縁壁10bがロアケース9の外縁に重ねられ、アッパケース10の天井部10aがロアケース9の底板部9aと間隔をあけて平行に配されて、アッパケース10とロアケース9とが互いに固定されて、床2に取り付けられる。このとき、アッパケース10とロアケース9とレール11の長手方向は、互いに平行であるとともに、前述した矢印Kと平行である。このため、矢印Kは、本明細書に記したレール11の長手方向をなしている。
また、ロアケース9の底板部9aのレール11が重ねられる箇所9cは、図3ないし図5に示すように、底板部9aの他の箇所よりシート3に向かって突出している。前記箇所9cは、勿論、レール11及びケース9,10の長手方向に沿って直線状に延びている。また、前記箇所9cの表面は、平坦に形成されている。
さらに、ケース部5内の空間Cのうち前述した箇所9cよりスリット25側を電線移動空間40と呼ぶ。また、ケース部5内の空間Cのうち前述した箇所9cよりスリット25から離れた側を電線収容空間41と呼ぶ。前述したケース部5は、電線移動空間40内で電線13がスプロテクタ6と一体に、シート3と連動して移動することを許容する。前述したケース部5は、電線収容空間41内にコルゲートチューブ4で覆われた電線13を収容する。
また、アッパケース10の天井部10aには、図6に示すように、ケース部5及びレール11の長手方向則ち矢印Kに沿って、離間部42と、近接部43とが、交互に設けられている。離間部42は、ロアケース9の底板部9a則ち床2より離れている。近接部43は、離間部42よりロアケース9の底板部9a則ち床2に近づいている。
さらに、ロアケース9とアッパケース10は、図5に示すように、それぞれ、前述した電線収容空間41内で互いに重なる重なり部44,45を備えている。重なり部44,45は、ケース部5及びレール11の長手方向則ち矢印Kに沿って直線状に延びている。ロアケース9の重なり部44は、底板部9aよりアッパケース10に向かって突出している。アッパケース10の重なり部45は、天井部10aの近接部43と面一であり該近接部43の一部分である。また、重なり部44,45は、図2中のケース部5の奥側の端部から該ケース部5の長手方向の中央に亘って設けられている。また、重なり部44,45で、ロアケース9とアッパケース10とは、互いに溶接されて固定されている。
前述した重なり部44,45により、電線収容空間41は、電線移動空間40寄りの第1空間46と、電線移動空間40から離れた第2空間47とに区画されている。また、第1空間46と第2空間47とは、ケース部5の図2中手前側の端部で互いに連なっている。電線収容空間41は、第2空間47にコルゲートチューブ4の床2寄りの一端部を収容し、コルゲートチューブ4の中央部をケース部5の図2中手前側の端部内を通し、第1空間46にコルゲートチューブ4のシート3寄りの他端部を収容する。ロアケース9は、電線収容空間41の第2空間47内でコルゲートチューブ4の一端部を固定している。
一対のモール7は、それぞれ、合成樹脂からなり板状に形成されている。一対のモール7は、長手方向が前述した矢印Kと平行な格好で、前述したケース部5に重ねられる。一対のモール7は、床2の表面と平行でかつ矢印Kに対し直交する方向に沿って互いに間隔をあけて配され、互いの間に前述したプロテクタ6の後述する鉛直部30b,31bを位置付ける。
また、一対のモール7は、図3などに示すように、前述したケース部5に重ねられる平板状の本体部16と、この本体部16から立設しかつプロテクタ6の鉛直部30b,31bと接触する弾性変形自在な接触片17を一体に備えている。一対のモール7の接触片17は、プロテクタ6の鉛直部30b,31bと接触しない状態では、互いに接触して、アッパケース10の内縁とロアケース9の内縁壁9bとの間を覆って、この間に異物などが侵入することを防止する。
一対のモール7のうち図1ないし図3中左側に位置する一方のモール7(以下符号7aで示す)は、固定機構8によりアッパケース10に取り付けられる。
図1ないし図3中右側に位置する他方のモール7(以下符号7bで示す)は、両面テープ18(図3に示す)などによりロアケース9の内縁壁9bに取り付けられる。このように、モール7a,7bは、本体部16が矢印Jに沿ってケース部5に重ねられて、該ケース部5に取り付けられる。なお、矢印Jは、床2などの表面に対し直交する方向で、図示例では鉛直方向に沿っている。このため、矢印Jは、勿論、矢印Kに対し直交している。
固定機構8は、図9などに示す固定部材19と、一方のモール7aに一体に設けられた固定部20とを備えている。
固定部材19は、図3に示すように、ケース部5のアッパケース10の表面に重ねられて、該アッパケース10に取り付けられる平板状の底板部21と、底板部21から立設した立設部22と、この立設部22の底板部21から離れた側の縁から外方向に延びた延在部23とを備えている。
底板部21の平面形状は、矩形状に形成されている。底板部21の長手方向は、矢印Kと平行である。立設部22は、底板部21の幅方向(矢印Kに対し直交する方向)の両縁からアッパケース10の上方則ちモール7aに向かって立設している。延在部23は、各々の立設部22の前述した縁からアッパケース10則ちケース部5の表面に沿って、矢印Kに対し直交する方向でかつ固定部材19の外方向に延びている。
前述した構成の固定部材19は、底板部21の長手方向が矢印Kに沿い、かつ矢印Kに沿って互いに間隔をあけてアッパケース10則ちケース部5の表面に取り付けられる。また、固定部材19は、底板部21の長手方向が矢印Kに沿うことで、前述した矢印Jに対し直交する方向に直線状に延びている。
固定部20は、モール7aの本体部16から立設した一対の第2立設部26と、この第2立設部26のモール7aの本体部16から離れた側の縁から一対の第2立設部26が互いに近づく方向に延びた第2延在部27とを備えている。
一対の第2立設部26は、固定部材19の底板部21の幅方向(矢印Kに対し直交する方向)に沿って互いに間隔をあけて配されている。一対の第2立設部26は、互いに平行に配されている。一対の第2立設部26は、互いの間に固定部材19を位置付ける。第2立設部26は、モール7aの本体部16からアッパケース10則ちケース部5に向かって立設している。
第2延在部27は、第2立設部26の前述した縁からアッパケース10則ちケース部5の表面に沿って延びている。
前述した構成の固定部20は、前述した第2立設部26と第2延在部27とに亘って、前述した矢印Kに沿って直線状に延びている。則ち、固定部20は、前述した矢印Jに対し直交する方向に直線状に延びている。
前述した構成の固定機構8は、モール7aをアッパケース10則ちケース部5に対し、矢印Jに対し直交する矢印Kに沿ってスライドすることで、アッパケース10の矢印Kの一方の端に位置する固定部材19から他方の端に位置する固定部材19に向かって順に、延在部23とケース部5との間に第2延在部27を位置付け、第2延在部27とモール7aの本体部16との間に延在部23を位置付ける。そして、モール7aをアッパケース10則ちケース部5に固定する。
前述したケース部5は、一方のモール7aと他方のモール7bとの間にケース部5の内外を連通するスリット25を設けている。スリット25は、モール7a,7b、ケース10,11則ちケース部5及びレール11の長手方向則ち矢印Kに沿って直線状に延びている。スリット25は、プロテクタ6をケース部5内からケース部5の外部則ちシート3に向かって導く。
レール11は、板金からなり、ロアケース9則ちケース部5と別体に形成されている。レール11は、平面形状が長手方向が矢印Kと平行な矩形状に形成されている。レール11は、平板状の底板部11aと、この底板部11aの幅方向(矢印Kに直交する方向)の両縁から立設した一対の鉤壁11bとを備えている。
底板部11aは、ロアケース9の底板部9a上に重ねられ、溶接などによりこのロアケース9の底板部9aに固定される。このため、レール11は、ロアケース9を介して床2に取り付けられる。一対の鉤壁11bは、底板部11aの幅方向の両縁から互いに平行に直線状に立設した後、互いに近づく方向に底板部11aと平行に延びて、断面形状が鉤状に形成されている。レール11の長手方向としての矢印Kは、前述したアッパケース10とロアケース9との双方の長手方向と平行である。矢印Kは、シート3のスライド方向と平行である。
レール11は、前記スリット25と、幅方向に沿って位置ずれした位置に配されている。則ちレール11とスリット25とは、レール11の幅方向に沿って、互いに位置ずれしている。
また、レール11の図2中手前側の一端部11cには、図7及び図8に示すように、切欠き部48が形成されている。切欠き部48は、図8中の二点鎖線で示すように、レール11の一端部11cのスリット25寄りの鉤壁11bと、底板部9aのスリット25寄りの縁部と、スリット25から離れた側の鉤壁11bの前述したスリット25寄りの縁部とが切りかかれて形成されている。このように、切欠き部48は、レール11の一端部11cの該レール11の幅方向のスリット25寄りの一方の縁部が切りかかれて形成されている。
さらに、前述したレール11は、ケース部5内の空間をスリット25寄りの電線移動空間40と、スリット25から離れた側の電線収容空間41とに仕切っている。さらに、レール11と相対するアッパケース10のスリット25寄りの縁部10cの内面との間隔Dは、図3ないし図5に示すように、コルゲートチューブ4の外径Rより狭い。アッパケース10の縁部10cの内面は、前述した電線移動空間40と、電線収容空間41との間に位置している。アッパケース10の縁部10cの内面は、本明細書に記したレール11と相対するケース部5の内面をなしている。また、前述したコルゲートチューブ4の外径Rは、本明細書に記した電線の外径をなしている。
プロテクタ6は、図9及び図10に示すように、本体部32と、摺動部33と、連結部34と、離間阻止部35と、固定部36と、二組の一対の凸部15a,15bと、突出部49と、第2突出部50とを備えている。本体部32は、摺動部33がレール11内に侵入すると、このレール11上に配される。本体部32は、プロテクタ本体30と、このプロテクタ本体30と取り付けられる蓋体31とを備えている。プロテクタ本体30と蓋体31との双方則ちプロテクタ6は、図3に示すように、正面からみてL字状に形成されている。
プロテクタ本体30は、絶縁性の合成樹脂からなり、図9及び図10に示すように、平行部30aと、平行部30aから折り曲がった鉛直部30bと、を一体に備えている。平行部30aは、ロアケース9とアッパケース10との双方と平行に配される平板状に形成されている。鉛直部30bは、平行部30aの端に連なっているとともに、平行部30aから一対のモール7a,7b間を通ってシート3に向かって延びて、ケース部5よりシート3側に突出する。
プロテクタ本体30は、平行部30aと鉛直部30bとに亘って則ちその全長に亘って、略樋状に形成されている。
蓋体31は、絶縁性の合成樹脂からなり、図9及び図10に示すように、平行部31aと、平行部31aから折り曲がった鉛直部31bと、を一体に備えている。平行部31aは、ロアケース9とアッパケース10との双方と平行に配される平板状に形成されている。鉛直部31bは、平行部31aの端に連なっているとともに、平行部31aから一対のモール7a,7b間を通ってシート3に向かって延びて、ケース部5よりシート3側に突出する。
蓋体31は、平行部31aと鉛直部31bとに亘って則ちその全長に亘って、略平板状に形成されている。
また、プロテクタ本体30と蓋体31とは、平行部30a,31a同士が互いに重なり、鉛直部30b,31b同士が互いに重なった状態で、互いに取り付けられる。このとき、蓋体31の平行部31aが、プロテクタ本体30の平行部30aより床2寄りに位置し、蓋体31の鉛直部31bが、プロテクタ本体30の鉛直部30bよりモール7b寄りに位置している。
また、蓋体31は、一対の側板33間を閉塞する状態で、プロテクタ本体30に取り付けられる。さらに、プロテクタ本体30と蓋体31とは、平行部30a,31aの鉛直部30b,31bから離れた側の端部間にコルゲートチューブ4のシート3寄りの他端部を挟んで、このコルゲートチューブ4のシート3寄りの他端部を固定している。
また、前述した平行部30a,31aは、プロテクタ本体30と蓋体31の一端部をなしている。鉛直部30b,31bは、プロテクタ本体30と蓋体31の他端部をなしている。
摺動部33は、図3、図9及び図10に示すように、厚手の平板状に形成されている。摺動部33は、その両表面が底板部11aの表面と平行な状態で、レール11内に侵入する。摺動部33は、レール11の一端部11cに設けられた切欠き部48を通って、該レール11内に挿入される。摺動部33は、レール11内に侵入すると、該レール11の長手方向則ち矢印Kに沿って移動自在にレール11に支持されている。摺動部33則ちプロテクタ6は、レール11の長手方向則ち矢印Kに沿って移動自在に設けられている。
連結部34は、一端が蓋体31の平行部31aに連なり、他端が摺動部33に連なって平板状に形成されている。連結部34の両表面は、前述した矢印Jと平行である。
離間阻止部35は、プロテクタ本体30の鉛直部30bの平行部30aから離れた側の端部に設けられている。離間阻止部35は、図10などに示すように、一対の延在壁37を備えている。一対の延在壁37は、プロテクタ本体30の鉛直部30bの両縁に連なっているとともに、プロテクタ本体30の鉛直部30bの両縁から互いに近づく方向に延びている。離間阻止部35は、一対の延在壁37で蓋体31を押さえて、この蓋体31が底板32則ちプロテクタ本体30から離れることを防止する。
固定部36は、図10に示すように、プロテクタ本体30の平行部30aに設けられた係止爪38と、蓋体31の平行部31aに設けられた係止受け孔39と、を備えている。このため、固定部36は、プロテクタ本体30と蓋体31の平行部30a,31aに設けられている。
係止爪38は、プロテクタ本体30の平行部30aから蓋体31の平行部31aに向かって延在している。係止受け孔39は、蓋体31の平行部31aを貫通しており、係止爪38が係止する。固定部36は、係止爪38が係止受け孔39内に侵入して、該係止受け孔39に係止することで、プロテクタ本体30の平行部31aと蓋体31の平行部31aとを互いに固定する。
一対の凸部15a,15b同士は、図3に示すように、互いの間に摺動部33の連結部34を位置付けている。一対の凸部15a,15bのうち一方の凸部15aは、蓋体31の平行部31a則ちプロテクタ6からレール11の鉤壁11bの底板11aと平行な部分に向かって凸に形成されている(突出している)。凸部15aは、図9及び図10に示すように、矢印K則ちレール11の長手方向に沿って直線状に延びている。また、凸部15aの表面の矢印Kに直交(交差)する断面形状は、蓋体31の平行部31a則ちプロテクタ6からレール11の鉤壁11bの底板11aと平行な部分に向かって凸の曲面に形成されている。図示例では、凸部15aの表面の矢印Kに直交(交差)する断面形状は、円弧状に形成されている。
一対の凸部15a,15bのうち他方の凸部15bは、摺動部33の平板部33則ちプロテクタ6からレール11の鉤壁11bの底板11aと平行な部分に向かって凸に形成されている(突出している)。凸部15bは、図9及び図10に示すように、矢印K則ちレール11の長手方向に沿って直線状に延びている。また、凸部15bの表面の矢印Kに直交(交差)する断面形状は、蓋体31の平行部31a則ちプロテクタ6からレール11の鉤壁11bの底板11aと平行な部分に向かって凸の曲面に形成されている。図示例では、凸部15bの表面の矢印Kに直交(交差)する断面形状は、円弧状に形成されている。
一対の凸部15a,15bは、矢印Jに沿って、互いの間にレール11の鉤壁11bの底板11aと平行な部分を位置付けている(挟んでいる)。一対の凸部15a,15bは、レール11の鉤壁11bの底板11aと平行な部分と接触している。なお、矢印Jは、凸部15a,15bが突出する方向をなしている。
このように、一対の凸部15a,15bは、互いに間隔をあけて配されている。一対の凸部15a,15b間に、レール11を位置付けている。一対の凸部15a,15bは、それぞれ、プロテクタ6からレール11に向かって凸でかつレール11に接触するとともに、矢印Kに沿って直線状に延びている。
前述したように、凸部15a,15bがレール11に接触することで、レール11とプロテクタ6とが互いに接触している。
突出部49は、図11中に点線で示す本体部32の蓋体31の平行部31aの鉛直部31b寄りの端部からロアケース9の底板部9aに向かって突出している。突出部49は、プロテクタ6がレール11に取り付けられると、ケース部5のロアケース9の内縁壁9bと、前記レール11との間に位置する。
第2突出部50は、図11中に点線で示す本体部32の蓋体31の鉛直部31bの平行部31a寄りの端部からロアケース9の内縁壁9bに向かって突出している。図示例では、突出部49と、第2突出部50とは一体に形成されている。
前述した構成のプロテクタ6は、プロテクタ本体30の平行部30aと蓋体31の平行部31aとの間に挟んだコルゲートチューブ4内の電線13を、プロテクタ本体30と蓋体31との間に収容する。本体部32則ちプロテクタ6は、電線13をケース部5内からスリット25を通してシート3に導く。
前述した構成のプロテクタ6は、以下に示すように、組み立てられる。ます、平行部30a,31a同士を平行な状態とし、かつ鉛直部30b,31b同士を平行な状態として、蓋体31とプロテクタ本体30とを間隔をあけて位置付ける。そして、図10に示すように、平行部30a,31a間にコルゲートチューブ4の他端部を位置付けて、電線13をプロテクタ本体30内を通して、シート3側に導いておく。
その後、蓋体31の鉛直部31bを一対の延在壁37よりプロテクタ本体30の鉛直部30b側に位置付けて、蓋体31とプロテクタ本体30の鉛直部30bと一対の延在壁37の表面に沿って、平行部30a,31a同士が近づく方向に、蓋体31をプロテクタ本体30に近づく方向にスライドする。そして、蓋体31の鉛直部31bを一対の延在壁37よりプロテクタ本体30の鉛直部30b側に位置付けて、係止爪38を係止受け孔39に係止して、図9に示すように、プロテクタ6を組み立てる。前述したように組立られたプロテクタ6は、摺動部33がレール11の一端部11cに設けられた切欠き部48を通して、レール11内に挿入されて、前述したレール11に取り付けられる。
また、前述した構成のプロテクタ6とシート3には、図示しないひもなどが掛け渡されている。このため、プロテクタ6は、ケース部5の長手方向則ち矢印Kに沿って移動自在に設けられ、かつ前述したひもなどによりシート3から引っ張られることで、シート3と連動して、前述した矢印Kに沿って移動可能に設けられている。また、プロテクタ6は、チューブ固定部14にコルゲートチューブ4の他端部を固定し、かつプロテクタ本体30と蓋体31との間に電線13を収容することで、該電線13が取り付けられている。
また、前述した配索装置1のモール7aとアッパケース10則ちケース部5との間には、床2上に敷かれるマット28の端部が圧入される。そして、マット28の端部は、モール7aとアッパケース10とのうち少なくとも一方に固定される。
本実施形態によれば、レール11が、ケース部5内を電線移動空間40と電線収容空間41とにわける。このため、電線移動空間40と電線収容空間41との間を電線13則ちコルゲートチューブ4が移動することを防止できる。このため、コルゲートチューブ4則ち電線13がプロテクタ6などに絡みつくことを防止できる。
また、レール11をケース部5のロアケース9やアッパケース10と別体に形成したので、レール11の寸法精度を高精度に保つことができる。
さらに、ロアケース9の底板部9aのレール11を取り付けた箇所9cが他の箇所よりシート3に近づいている。このため、スリット25を通ってケース部5内に侵入した異物は、確実に前述した他の箇所に位置付けられる。このため、ケース部5内に侵入した異物がプロテクタ6の移動を妨げることを防止できる。
また、プロテクタ6の突出部49がレール11とケース部5のロアケース9の内縁壁9bとの間に位置しかつ底板部9aに向かって突出している。このため、スリット25を通してケース部5内に侵入した異物は、プロテクタ6とレール11との間に侵入しようとしても突出部49と干渉する。このため、ケース部5内に侵入した異物が、プロテクタ6とレール11との間に挟まることを防止でき、プロテクタ6の移動を妨げることを確実に防止できる。
さらに、プロテクタ6の第2突出部50は、ケース部5のロアケース9の内縁壁9bに向かって突出している。このため、スリット25を通してケース部5内に侵入した異物は、第2突出部50と干渉して、プロテクタ6から確実に遠ざけられる。このため、ケース部5内に侵入した異物がプロテクタ6の移動を妨げることをより確実に防止できる。
また、レール11とケース部5のアッパケース10の縁部10cとの間隔Dが、コルゲートチューブ4の外径Rより狭いので、コルゲートチューブ4則ち電線13が、電線移動空間40と電線収容空間41との間を移動することを確実に防止できる。このため、コルゲートチューブ4則ち電線13がプロテクタ6などに絡みつくことを防止できる。
さらに、ロアケース9とアッパケース10の重なり部44,45が、電線収容空間41を第1空間46と第2空間47とに区画している。このため、電線収容空間41の電線13則ちコルゲートチューブ4は、レール11の幅方向に沿って変位して、第1空間46と第2空間47とに亘って移動することを防止できる。したがって、コルゲートチューブ4則ち電線13が、電線収容空間41内で絡み合うことを防止でき、コルゲートチューブ4則ち電線13が破損することを確実に防止できる。
また、アッパケース10の天井部10aに離間部42と近接部43とが交互に設けられているので、アッパケース10則ちケース部5の剛性を向上させることができる。
さらに、レール11の一端部11cに切欠き部48が設けられている。このため、切欠き部48によりレール11にプロテクタ6を容易に取り付けることができる。また、切欠き部48がレール11の幅方向の一方の縁部を切り欠いているので、レール11の残った箇所が、砂や水などの液体などが移動することを防止できる。
また、スリット25とレール11とが該レール11の幅方向に沿って位置ずれしている。このため、スリット25を介してケース部5内に侵入した異物が、レール11に重なることを防止できる。したがって、ケース部5内に侵入した異物がプロテクタ6の移動を妨げることをより一層確実に防止できる。
また、杖などの異物がスリット25を通してケース部5に侵入しても、該異物がレール11に接触することを防止できるので、レール11が変形や破損することを防止できる。
前述した実施形態では、ロアケース9の底板部9aのレール11を取り付けた箇所9cを他の箇所よりシート3寄りに配している。しかしながら、本発明では、図12に示すように、ロアケース9の底板部9aのレール11を取り付けた箇所9cを他の箇所と面一にしても良い。なお、図12において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
また、前述した実施形態では、レール11をロアケース9則ちケース部5と別体にしている。しかしながら、本発明では、図13に示すように、レール11をロアケース9則ちケース部5と一体にしても良い。なお、図13において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
さらに、前述した実施形態では、突出部49と、第2突出部50との双方をプロテクタ6に設けている。しかしながら、本発明では、図14に示すように、プロテクタ6に、第2突出部50を設けることなく突出部49のみ設けても良い。なお、図14において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
また、前述した実施形態では、突出部49と第2突出部50と一体に形成している。しかしながら、本発明では、図15に示すように、突出部49と第2突出部50とを別体に形成しても良い。なお、図15において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
さらに、前述した実施形態では、ロアケース9とアッパケース10とのそれぞれに互いに重なる重なり部44,45を設けている。しかしながら、本発明では、図16に示すように、重なり部44,45を設けなくても良い。なお、図16において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
前述した実施形態では、アッパケース10の天井部10aに離間部42と近接部43とを長手方向に沿って交互に設けている。しかしながら、本発明では、図17に示すように、アッパケース10の天井部10aに近接部43のみ設けても良い。なお、図17において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。勿論、本発明では、アッパケース10の天井部10aに離間部42のみ設けても良い。
前述した実施形態では、スリット25とレール11を該レール11の幅方向に沿って位置ずれする位置に配している。しかしながら、本発明では、図18に示すように、スリット25とレール11とを、該レール11の幅方向に沿って位置ずれさせなくても良い。なお、図18において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
前述した実施形態では、前述した矢印Jに対し直交する矢印Kに沿って、ケース部5に対しモール7aをスライドすることで、モール7aをケース部5に固定している。しかしながら、本発明では、前述した矢印Jに対し直交しかつ矢印Kに対し交差する方向に沿って、ケース部5に対しモール7aをスライドすることで、モール7aをケース部5に固定するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、一方のモール7aを固定機構8でケース部5に固定している。しかしながら、本発明では、他方のモール7bを固定機構8でケース部5に固定しても良い。要するに、本発明では、複数のモール7a,7bのうち少なくとも一つを前述した固定機構8でケース部5に固定すれば良い。
さらに、前述した実施形態では、車体としての床2と床2に対してスライド自在なスライド体としてのシート3とに亘って電線13を配索している。しかしながら、本発明では、車体としてのボディパネルとこのボディパネルに対してスライド自在なドアとに亘って電線13を配索しても良く、車体としてのルーフパネルとこのルーフパネルに対してスライド自在なサンルーフとに亘って電線13を配索しても良い。要するに、本発明では、車体と車体に対してスライド自在なスライド体とに亘って電線13を配索すれば良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかるスライド配索装置の構成を示す斜視図である。 図1に示されたスライド配索装置の一部を分解して示す斜視図である。 図1中のIII−III線に沿う断面図である。 図1中のIV−IV線に沿う断面図である。 図1中のV−V線に沿う断面図である。 図2中のVI−VI線に沿う断面図である。 図2に示されたスライド配索装置のレールの一端部を示す平面図である。 図7に示されたレールの一端部を示す斜視図である。 図1に示されたスライド配索装置の直動装置のプロテクタの斜視図である。 図9に示されたプロテクタの分解斜視図である。 図9に示されたプロテクタの正面図である。 図3に示されたスライド配索装置の変形例の要部を示す断面図である。 図3に示されたスライド配索装置の他の変形例の要部を示す断面図である。 図11に示されたプロテクタの変形例の要部を示す正面図である。 図11に示されたプロテクタの他の変形例の要部を示す正面図である。 図3に示されたスライド配索装置の別の他の変形例の要部を示す断面図である。 図6に示されたスライド配索装置のアッパケースの変形例を示す断面図である。 図3に示されたスライド配索装置の更に別の他の変形例の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 スライド配索装置
2 床(車体)
3 シート(スライド体)
5 ケース部
6 プロテクタ(スライダ)
9 ロアケース
9a 底板部(底面)
9b 内縁壁(内壁面)
10 アッパケース
10a 天井部(外壁)
10c 縁部(ケース部の内面)
11 レール
11c 一端部
13 電線
25 スリット
32 本体部
40 電線移動空間
41 電線収容空間
42 離間部
43 近接部
44,45 重なり部
46 第1空間
47 第2空間
48 切欠き部
49 突出部
50 第2突出部
D 間隔
R コルゲートチューブの外径(電線の外径)
K レールの長手方向

Claims (10)

  1. 電線を自動車の車体と前記車体にスライド自在に設けられたスライド体とに亘って配索するスライド配索装置において、
    前記車体に取り付けられるケース部と、
    前記ケース部内に収容されかつ該ケース部に取り付けられるレールと、
    前記レールの長手方向に沿って該レールに移動自在に支持され、かつ前記スライド体と連動して移動するとともに前記電線が取り付けられたスライダと、を備え、
    前記ケース部には、前記レールに移動自在に設けられたスライダをケース部の外部に導くとともに前記レールの長手方向に沿って延在したスリットが設けられており、
    前記スライダは、前記電線をケース部内から前記スリットを通して前記スライド体に導くとともに、
    前記ケース部内の空間は、前記レールにより、
    該レールの前記スリット側に位置しかつ前記電線が前記スライド体と連動して移動する電線移動空間と、
    前記レールより前記スリットから離れた側に位置しかつ前記電線を収容する電線収容空間とに仕切られていることを特徴とするスライド配索装置。
  2. 前記レールを、前記ケース部と別体に形成したことを特徴とする請求項1記載のスライド配索装置。
  3. 前記レールを、前記ケース部の底面に取り付け、このケース部の底面のうちレールが取り付けられる箇所は、他の箇所よりスライド体に向かって突出していることを特徴とする請求項2記載のスライド配索装置。
  4. 前記スライダは、
    前記電線を取り付けかつ該電線をケース部内から前記スリットを通して前記スライド体に導く本体部と、
    前記ケース部の前記レールとの間に前記スリットを位置付ける内壁面と、前記レールとの間に位置し、かつ前記本体部から前記ケースの底面に向かって突出した突出部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置。
  5. 前記スライダは、
    前記本体部から前記ケース部の内壁面に向かって突出した第2突出部を備えたことを特徴とする請求項4記載のスライド配索装置。
  6. 前記電線移動空間と前記電線収容空間との間に位置しかつ前記レールと相対する前記ケース部の内面と、前記レールとの間隔は、電線の外径より狭いことを特徴とする請求項1ないし請求項5のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置。
  7. 前記ケース部は、前記車体に取り付けられるロアケースと、このロアケースに取り付けられるアッパケースと、を備え、
    前記ロアケースと前記アッパケースとは、互いに重なるとともに互いに固定される重なり部を備え、該重なり部が、前記電線収容空間を前記電線移動空間寄りの第1空間と、第2空間とに区画していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置。
  8. 前記アッパケースの外壁には、前記レールの長手方向に沿って、前記車体から離れた離間部と、前記離間部より前記車体に近づいた近接部とが、交互に設けられていることを特徴とする請求項7記載のスライド配索装置。
  9. 前記レールの一端部に、該レールの幅方向の一方の縁部の切り欠いた切欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置。
  10. 前記スリットと、前記レールとは、該レールの幅方向に沿って互いに位置ずれしていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のうちいずれか一項に記載のスライド配索装置。
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