JP5255895B2 - プロテクタ、該プロテクタを有する電線配索装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、電線を収容して、該電線が傷つくことを防止するプロテクタと、該プロテクタを用いて、自動車の床などの車体とこの車体に対しスライド自在に設けられたシートなどのスライド体とに亘って電線を配索する電線配索装置に関するものである。
自動車には、車体としての乗員室の床などに対してスライド自在なスライド体としてのシートが設けられていることがある。また、前記シートには、例えば乗員が着座しているか否かを検出する着座センサ等の電子機器が取り付けられている。このため、前述したスライド自在なシートを有した自動車には、前記シートに取り付けられた電子機器と前記床側に固定された電子機器とを接続するために、前記床と前記シートとに亘って電線を配索する種々の電線配索装置が用いられてきた(例えば特許文献1を参照。)。
図9は従来の電線配索装置を示す斜視図である。図10は図9に示された従来の電線配索装置の分解図である。図11は図9中のE−E線に沿った断面図である。図12は図9に示された従来のスライダの斜視図である。図13は図12に示された従来のスライダを構成するプロテクタ本体を示す斜視図である。
図9ないし図11に示す従来の電線配索装置201は、自動車の車体としての乗員室の床202と、この床202に矢印K2に沿ってスライド自在に設けられたシート203とに亘って電線250を配索する装置である。この電線配索装置201は、床202側に取り付けられた電子機器とシート203に取り付けられた電子機器とを接続した前記電線250と、電線250の中間部を収容したケース205と、このケース205内に設けられたレール211上をシート203に連動して移動するプロテクタとしてのスライダ206と、シート203に取り付けられ、スライダ206と紐219により連結されたブラケット230と、を有している。
上記ケース205は、図11に示すように、厚手の板金で構成されたロアケース209及びアッパケース210が互いに重ねられて筒状に設けられている。このケース205は、底壁209aが床202に当接した状態でボルト212等により床202に取り付けられているとともに、マット228の下に配置されている。また、ケース205には、スライダ206をケース205の内部からケース205の外部に導くための、矢印K2に沿って延びたスリット225が設けられている。
上記スライダ206は、図12及び図13に示すように、電線250を収容したコルゲートチューブ204の端部を固定するチューブ固定部214と、プロテクタ本体264と蓋体265とが互いに組み付けられて筒状に形成された電線収容部215を有している。この電線収容部215は、ケース205の内部から前記スリット225を通されてケース205の外部に導かれている。また、この電線収容部215は、コルゲートチューブ204の端部から導出された電線250をプロテクタ本体264と蓋体265との間に通すとともに、ケース205の外部に位置付けられた上端から矢印T2に沿って該電線250を電線収容部215の外部に導出させる。また、矢印T2は、床202からシート203に向かう方向である。このようなスライダ206は、紐219によりブラケット230即ちシート203から引っ張られることで、シート203と連動して矢印K2に沿って移動する。
上記電線250は、シート203寄りの端部が、前述したようにスライダ206に保持され、電線収容部215内を通されてケース205の内部からケース205の外部に導かれ、ブラケット230に保持されている。また、電線250は、床202側の端部が、図10中のケース205の奥側の端部に位置する開口部を通されて、ケース205の内部からケース205の外部に導出されている。
特開2006−42457号公報
前述したスライダ206は、図13に示すように、プロテクタ本体264の内表面に電線250を沿わせた状態で、このプロテクタ本体264に蓋体265を組み付けることで組み立てられる。しかしながら、プロテクタ本体264の内表面に電線250を沿わせる際、当該プロテクタ本体264の角に位置する角部264a,264bにおいて電線250を大きく屈曲させなければならないので、これら角部264a,264bにおいて電線250が前記内表面から浮き上がってしまうという問題があった。さらに、プロテクタ本体264に蓋体265を組み付ける際、前記内表面から浮き上がった電線250をかみ込まないよう注意を払う必要があり、組み立て作業性が悪いという問題があった。
また、前述した問題の解決策の一つとして、プロテクタ本体264の内表面に両面テープ260を貼り、この両面テープ260によって電線250を仮固定することで、該電線250の前記内表面からの浮き上がりを防止する方法が挙げられているが、この方法は、両面テープ260を使用することで部品点数の増加とコストアップを招いてしまうという問題があった。
また、前述した問題は、電線配索装置201のスライダ206として用いられるプロテクタ以外のプロテクタにも同様に生じる問題である。
したがって、本発明は、コストアップを招くことなく容易に組み立てることができるプロテクタ、及び該プロテクタを有する電線配索装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、底板とこの底板の両縁から立設した一対の側板とを有するプロテクタ本体と、前記底板と平行でかつ前記一対の側板間を閉塞する状態で前記プロテクタ本体に取り付けられる蓋体と、を有し、前記プロテクタ本体と前記蓋体との間に電線を収容するプロテクタにおいて、前記底板連なりかつ前記底板の角に位置する角部と平行に延在した延在壁を有し、そして、前記電線が前記角部と前記延在壁との間に通された後に、前記プロテクタ本体に前記蓋体が取り付けられて組み立てられることを特徴とするプロテクタである。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記底板の一端部に連なり、前記電線を内側に通したコルゲートチューブの端部を固定する固定部をさらに有していることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、自動車の車体と前記車体にスライド自在に設けられたスライド体とに亘って配索された電線と、前記車体に対して固定されたレールと、前記電線を保持した状態で前記レール上を前記スライド体に連動して移動するスライダと、を有する電線配索装置において、前記スライダが、請求項1または請求項2に記載されたプロテクタであることを特徴とする電線配索装置である。
請求項1に記載された発明によれば、前記底板連なりかつ前記底板の角に位置する角部と平行に延在した延在壁を有し、そして、前記電線が前記角部と前記延在壁との間に通された後に、前記プロテクタ本体に前記蓋体が取り付けられて組み立てられるので、プロテクタ本体の底板に電線を沿わせる際に該電線が角部において底板から浮き上がることを防止でき、そのために、プロテクタ本体に蓋体を組み付ける際に電線をかみ込む心配がないので、コストアップを招くことなく容易に組み立てることができるプロテクタを提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記底板の一端部に連なり、前記電線を内側に通したコルゲートチューブの端部を固定する固定部をさらに有しているので、該固定部にコルゲートチューブを固定した後に、電線を角部と延在壁との間に通すようにすることで、さらに容易に組み立てることができるプロテクタを提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、コストアップを招くことなく容易に組み立てることができる電線配索装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る電線配索装置を図1ないし図8を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る電線配索装置を示す斜視図である。図2は図1に示された電線配索装置の分解図である。図3は図1に示された電線配索装置のアッパケースが外された状態を示す平面図である。図4は図1中のA−A線に沿った断面図である。図5は図1に示されたスライダの斜視図である。図6は図5に示されたスライダを別の角度から見た斜視図である。図7は図5に示されたスライダを構成するプロテクタ本体を示す斜視図である。図8は図7に示されたプロテクタ本体の側面図である。
電線配索装置1は、自動車の車体としての乗員室の床2と、この床2に矢印Kに沿ってスライド自在に設けられたシート3とに亘って電線50を配索する装置である。また、矢印Kは、前記車体の前後方向に沿った直線状をなしている。
上記シート3には、シート3に乗員が着座しているか否かを検出する着座センサや、シート3に着座した乗員がシートベルトをしているか否かを検出するシートベルトセンサなどの電子機器が取り付けられている。
上記電線配索装置1は、図1ないし図4に示すように、複数の電線50と、複数の電線50の中間部を収容したケース5と、ケース5内に設けられた電線規制部材90と、ケース5の長手方向の両端部5a,5bにそれぞれ取り付けられた一対のキャップ80,70と、ケース5の長手方向の両端部5a,5bにそれぞれ取り付けられ、該ケース5を床2に取り付ける一対の取付金具85,75と、ケース5内に設けられたレール11と、ケース5に取り付けられた複数のモールブラケット8と、ケース5に取り付けられた一対のモール7a,7bと、レール11上をシート3に連動して移動するプロテクタとしてのスライダ6と、シート3に取り付けられたブラケット30と、スライダ6とブラケット30とを連結した連結部材としての紐19と、を有している。
上記複数の電線50は、それぞれ、導電性の芯線と、絶縁性の被覆部とを有した所謂被覆電線である。これら複数の電線50は、シート3に取り付けられた前記電子機器と、床2側即ち前記車体に取り付けられたECU(Electronic Control Unit)などの電子機器とを接続している。また、これら複数の電線50は、互いに束ねられてコルゲートチューブ4(図3を参照。)内に通されている。コルゲートチューブ4は、ポリプロピレンなどの合成樹脂で蛇腹状の筒状に設けられており、内側に複数の電線50を通すことで、これら電線50を保護している。
上記ケース5は、ロアケース9と、このロアケース9に重ねられた状態でボルト12によりロアケース9と固定されるアッパケース10と、を有している。
上記ロアケース9は、板金で構成され、長手方向が矢印Kと平行な平面形状が矩形状に設けられている。即ち、ロアケース9の幅方向は、前記車体の幅方向Hと平行である。このロアケース9は、図4に示すように、床2と隙間をあけてこの床2上に配置される平板状の底壁9aと、この底壁9aの乗員室の内側(図4における右側に相当する。)に位置する縁から立設し、レール11及びアッパケース10の後述の内縁10fとの間にスリット25を構成する内縁壁9bと、底壁9aの乗員室の外側(図4における左側に相当する。)に位置する縁から立設した第2外縁壁9eと、この第2外縁壁9eの底壁9aから離れた上端に連なり、乗員室の外側に向かって平板状に延びた外縁9cと、底壁9aの乗員室の内側寄りの部分に設けられ、後述するレール11の底板部11aが重ねられて該レール11が取り付けられるレール取付部9dと、を有している。また、底壁9aと、内縁壁9bと、第2外縁壁9eと、外縁9cと、レール取付部9dの長手方向は、前述した矢印Kと平行である。
上記スリット25は、ケース5の内外を連通した隙間であり、ケース5及びレール11の長手方向即ち矢印Kに沿って直線状に延びている。スリット25は、スライダ6の後述の電線収容部15をケース5内からケース5の外部即ちシート3に向かって導くための隙間である。
上記第2外縁壁9eは、底壁9aから離れるにしたがって徐々にシート3に近付く方向に曲げられた曲面状に設けられている。上記外縁9cは、その面方向が底壁9aの面方向と平行に設けられており、後述するアッパケースの外縁10cと重ねられる。上記レール取付部9dは、底壁9aの他の箇所よりシート3に向かって突出しており、レール11及びロアケース9の長手方向に沿って直線状に延びている。また、レール取付部9dの表面は、平坦に設けられている。
さらに、上記底壁9aには、図4に示すように、当該底壁9aを貫通した平面形状が円形の貫通穴9fが、底壁9aの長手方向に沿って互いに間隔をあけて複数設けられている。これら複数の貫通穴9fには、後述する電線規制部材90の各円柱部92が通される。
上記アッパケース10は、板金で構成され、長手方向が矢印Kと平行な平面形状が矩形状に設けられている。即ち、アッパケース10の幅方向は、前記車体の幅方向Hと平行である。このアッパケース10は、上記底壁9aと間隔をあけて該底壁9aと平行に配置される、即ち底壁9aと相対する、平板状の天井壁10aと、この天井壁10aの乗員室側に位置する縁から立設した立設壁10eと、この立設壁10eの天井壁10aから離れた上端に連なり、乗員室の内側に向かって平板状に延びた上壁10bと、天井壁10aの乗員室の外側に位置し、上記外縁9cと重なる外縁10cと、上壁10bに設けられ、後述するモールブラケット8が重ねられて該モールブラケット8が取り付けられるモール取付部10dと、を有している。また、天井壁10aと、立設壁10eと、上壁10bと、外縁10cと、モール取付部10dの長手方向は、前述した矢印Kと平行である。
上記天井壁10aは、ロアケースの底壁9aのうち貫通穴9fが設けられた部分と相対する位置に配置されている。上記立設壁10eは、ケース5の幅方向の略中央部に配置されている。また、立設壁10eの前記上端は、ロアケース9の内縁壁9bの上端と高さが等しい。また、前記「高さ」とは、床2からシート3に向かう方向Tに沿った位置を意味する。また、上記上壁10bの乗員室の内側の内縁10fは、ロアケース9の内縁壁9bと間隔をあける。上記外縁10cは、平板状に設けられ、その面方向が天井壁10aの面方向と平行に設けられている。上記モール取付部10dは、上壁10bの他の箇所よりシート3に向かって突出しており、アッパケース10の長手方向に沿って直線状に延びている。また、モール取付部10dの表面は、平坦に設けられている。
前述したアッパケース10とロアケース9とは、互いに重ねられた外縁9cと外縁10cとがボルト12等によって固定されることにより互いに組み付けられて、筒状のケース5を構成する。また、このケース5は、図1に示すように、長手方向の両端部5a,5bにそれぞれ取り付けられた一対の取付金具85,75が、ボルト12等により床2に固定されることで、底壁9aが床2と隙間をあけた状態でこの床2に取り付けられる。また、ロアケース9とアッパケース10とが組み付けられた状態において、ロアケース9とアッパケース10とレール11の長手方向は、互いに平行であるとともに、前述した矢印Kと平行である。
さらに、前述したアッパケース10とロアケース9とは、それぞれ、周知のロール成形や押出成形などによって、シート3のスライド方向、即ちスライダ6のスライド方向、に沿って断面形状が一定の長尺構造物が設けられ、この長尺構造物が所定の長さに切断され、かつ、ボルト12を通すための穴等が打ち抜かれるなどして設けられている。また、前記ロール成形とは、帯板状の板金が、連続的に配列された複数対の成形ロール間を順次通過されることで該成形ロールの表面形状に沿って変形されて、円筒状や角筒状などの様々な形状に加工される加工方法を言う。
また、本明細書においては、ケース5の内側の空間のうちレール取付部9dよりスリット25側を電線移動空間40と呼び、レール取付部9dよりスリット25から離れた側を電線収容空間41と呼ぶ。前述したケース5は、電線移動空間40内で電線50がスライダ6と一体に、シート3と連動して移動することを許容し、電線収容空間41内にコルゲートチューブ4で覆われた電線50を収容する。
上記電線規制部材90は、図2中のケース5の奥側の端部5aから該ケース5の長手方向の中央に亘って設けられている。電線規制部材90は、合成樹脂等で構成され、長手方向が矢印Kと平行な四角柱状の角柱部91と、この角柱部91の底面91aから円柱状に突出した複数の円柱部92と、角柱部91の側面91bに設けられ、コルゲートチューブ4の外周に巻き付いて該コルゲートチューブ4を固定する複数の電線固定部93と、を有している。前記角柱部91の高さ方向の寸法は、ケース5の底壁9aから上壁10aまでの距離と等しい。また、前記「高さ方向の寸法」とは、角柱部91を構成する面のうち、円柱部92が突出した底面91aからこの底面91aに相対する上面91cまでの寸法を意味する。前記複数の円柱部92は、角柱部91の長手方向に沿って互いに間隔をあけて設けられている。これら円柱部92の直径は、貫通穴9fの直径よりもわずかに小さい。
前述した電線規制部材90は、図4に示すように、角柱部91の底面91aがロアケース9の底壁9aに当接し、各円柱部92が各貫通穴9fからケース5外に突出した状態でボルト12等によりロアケース9に固定され、このロアケース9の底壁9aとアッパケース10の天井壁10aとの間に配置される。このように電線規制部材90がケース5に組み付けられ、さらにケース5が床に取り付けられた状態において、角柱部91の上面91cが天井壁10aに当接し、角柱部91の底面91aが底壁9aに当接し、円柱部92が貫通穴9fからケース5外に突出して該円柱部92の下面92aが床2に当接する。
さらに、前述した電線規制部材90により、電線収容空間41は、電線移動空間40寄りの第1空間46と、電線移動空間40から離れた第2空間47とに区画されている。これら第1空間46と第2空間47とは、ケース5の図2中手前側の端部5bで互いに連なっている。前記第2空間47には、コルゲートチューブ4及び電線50の床2寄りの部分が収容される。また、前記第1空間46には、前記第2空間47からケース5の図2中手前側の端部5b内を通されたコルゲートチューブ4及び電線50のシート3寄りの部分が収容される。即ち、電線規制部材90は、電線50のケース5内における配索形体を規制するとともに、ケース5の剛性を補強する。
上記一対のキャップ80,70は、合成樹脂で構成され、ケース5の両端部5a,5bの開口部をそれぞれ塞ぐ格好で該ケース5に取り付けられる。これら一対のキャップ80,70は、ケース5内に収容された電線50がケース5外に飛び出すことを防止する。また、図2中奥側の端部5aに取り付けられるキャップ80には、ケース5内に収容された電線50をケース5外に引き出すための引き出し口である溝が設けられている。この溝は、キャップ80のアッパケース10に当接する外表面から凹に設けられており、アッパケース10との間に電線50の外径、即ちコルゲートチューブ4の外径、よりも大きい穴を構成する。このような溝から引き出された電線50は、前述した車体に取り付けられたECUなどの電子機器に接続されている。
上記レール11は、板金で構成され、ロアケース9と別体で設けられている。このレール11は、図4に示すように、平面形状が長手方向が矢印Kと平行な矩形状に形成されている。また、レール11は、平板状の底板部11aと、この底板部11aの幅方向(矢印Kに直交する方向)の両縁から立設した一対の鉤壁11bとを有している。前記底板部11aは、レール取付部9dの平坦な表面上に重ねられ、溶接などによりこのレール取付部9dに固定されている。前記一対の鉤壁11bは、底板部11aの幅方向の両縁から互いに平行に直線状に立設した後、互いに近付く方向に底板部11aと平行に延びて、断面形状が鉤状に形成されている。
前述したレール11は、図4に示すように、前記スリット25と、レール11の幅方向に沿って位置ずれした位置に配されている。また、レール11及びレール取付部9dは、ケース5の内側の空間をスリット25寄りの電線移動空間40と、スリット25から離れた側の電線収容空間41とに仕切っている。さらに、レール11と、このレール11に相対するアッパケース10の上壁10bの内面との間隔Dは、コルゲートチューブ4の外径Rより狭い。
上記複数のモールブラケット8は、図2及び図4に示すように、それぞれ、平板状に設けられている。これら複数のモールブラケット8は、モール取付部10dの長手方向に沿って互いに間隔をあけて、モール取付部10dの表面に取り付けられている。また、モールブラケット8は、矢印Kと直交する方向の幅がモール取付部10dの幅よりも大きく設けられており、その両端部82がモール取付部10dの両端部よりも外側に配置されている。このようなモールブラケット8は、モール7aの後述の固定部20を取り付ける。
上記一対のモール7a,7bは、それぞれ、合成樹脂で板状に構成されており、長手方向が矢印Kと平行になる向きでケース5に取り付けられている。また、これら一対のモール7a,7bは、床2の表面と平行でかつ矢印Kに対し直交する方向に沿って互いに間隔をあけて配置され、互いの間にスリット25を位置付ける。このスリット25は、スライダ6の後述する電線収容部15が通される。即ち、一対のモール7a,7bは、互いの間に電線収容部15を位置付ける。
また、上記一対のモール7a,7bは、図4に示すように、ケース5に重ねられる平板状の本体部16と、この本体部16から立設しかつスライダ6の電線収容部15と接触する弾性変形自在な接触片17と、を一体に有している。これら一対のモール7a,7bの接触片17は、アッパケース10の内縁10fとロアケース9の内縁壁9bとの間、即ちスリット25、を覆って、この間に異物などが侵入することを防止する。
また、上記一対のモール7a,7bのうち乗員室の外側に位置する一方のモール7aは、さらに、前述したモールブラケット8に取り付けられる固定部20を有している。この固定部20は、本体部16から幅方向Hに沿って互いに間隔をあけて立設した一対の立設部26と、この立設部26の本体部16から離れた先端から、上壁10bの表面に沿って互いに近付く方向に延びた一対の延在部27とを有している。また、立設部26と延在部27とは、矢印Kに沿って直線状に延びている。
前述したモール7aは、図2中の一点鎖線で示すように、アッパケース10に対し、矢印Kに沿ってスライドされることで、アッパケース10の矢印Kの一方の端に位置するモールブラケット8から他方の端に位置するモールブラケット8に向かって順に、当該モールブラケット8の両端部とアッパケース10との間に延在部27が位置付けられ、かつ、延在部27と本体部16との間に当該モールブラケット8の両端部82を位置付ける。このようにしてモール7aがアッパケース10即ちケース5に取り付けられる。また、他方のモール7bは、両面テープなどによりロアケース9の内縁壁9bに取り付けられる。
また、前述した電線配索装置1のモール7aとアッパケース10即ちケース5との間には、床2上に敷かれるマット28の端部が圧入される。そして、マット28の端部は、モール7aとアッパケース10とのうち少なくとも一方に固定される。
上記スライダ6は、合成樹脂で構成されており、図4ないし図6に示すように、レール11内に収容されて該レール11の長手方向に沿ってスライド自在にレール11に支持されたスライド部13と、コルゲートチューブ4の端部を固定するチューブ固定部14と、チューブ固定部14に連なり、筒状に設けられた電線収容部15と、電線50を固定する第1電線固定部66と、を有している。
上記チューブ固定部14は、コルゲートチューブ4の端部を表面上に位置付ける一方の挟持部63と、この挟持部63にヒンジ62bを介して連なり、挟持部63との間にコルゲートチューブ4の端部を挟持する他方の挟持部62と、を有している。一方の挟持部63の前記ヒンジ62bから離れた縁部には、ロック突起63aが設けられている。他方の挟持部62の前記ヒンジ62bから離れた縁部には、ロック突起63aに係止可能なロックアーム62aが設けられている。
上記電線収容部15は、スライド部13がレール11にスライド自在に支持されると、一端が前述したスリット25を通ってケース5よりシート3側に突出する。この電線収容部15は、コルゲートチューブ4の端部から導出された電線50を内側に通して、該電線50をケース5からブラケット30に導く。また、電線収容部15の中央部には、紐19の一端を引っ掛けるための円柱状の取付部材68が取り付けられている。また、前述したスライド部13は、電線収容部15の他端の外表面から突出している。
上記第1電線固定部66は、図5に示すように、電線載置部67と、結束部材69と、を有している。
上記電線載置部67は、電線収容部15の一端でかつ電線収容部15のスライド方向に沿った外縁部から前記スライド方向に沿って棒状に延び、電線収容部15から離れた先端に穴67aが設けられた構成である。電線載置部67は、その表面上に電線収容部15の一端から導出された電線50を位置付ける。
上記結束部材69は、帯状のバンド部69aと、バンド部69aの一端に枠状に設けられ、バンド部69aの他端側を挿通係止させる係止部69bと、を有している。この結束部材69は、バンド部69aが穴67aに通され、そして、該バンド部69aが電線50の電線載置部67の表面に位置付けられた部分の外周に巻き付けられて、係止部69bに挿通係止されることで、電線載置部67と電線50とを共に結束する。即ち電線50を電線載置部67に固定する。また、結束部材69は、電線50を当該電線50の長手方向が前記スライド方向、即ち矢印K、と平行になる向きで結束する。即ち固定する。
さらに、上記スライダ6は、プロテクタ本体60と蓋体61とが互いに組み付けられて設けられている。前記プロテクタ本体60は、図5ないし図8に示すように、前述したチューブ固定部14と、前述した電線載置部67と、前述した電線収容部15を構成する配索部64と、配索部64の縁部に設けられたロックアーム64a,64bと、を有している。前記蓋体61は、配索部64と組み付けられることで電線収容部15を構成し、かつ、配索部64との間に電線50を収容するカバー部65と、カバー部65の縁部に設けられた前記ロックアーム64a,64bに係止可能なロック突起65a,65bと、前述したスライド部13と、を有している。
上記配索部64は、図7及び図8に示すように、屈曲した板状に形成され、表面上に電線50を位置付ける底板641と、この底板641の両縁から立設した一対の側板642と、延在壁643,644と、を有している。
上記底板641は、底板641の一端に位置する第1底板641aと、この第1底板641aの外縁部から立設した第2底板641bと、この第2底板641bの前記第1底板641aから離れた外縁部から立設した第3底板641cと、を有している。また、これら第1底板641a、第2底板641b、第3底板641cは、平面視が長方形状に形成されている。また、第1底板641aの角に位置し、かつ、第2底板641bに隣接した箇所を、「角部6a」と呼ぶ。また、第2底板641bから離れた第3底板641cの角に位置し、かつ、電線載置部67と隣接した箇所を、「角部6b」と呼ぶ。これら角部6a,6bにおいては、電線50が直角に近い角度に曲げられる。
上記延在壁643は、第2底板641bに連なり、角部6aと平行に、板状に延在している。即ち、延在壁643は、一端部が第2底板641bに連なり、他端部がプロテクタ本体60の如何なる部分にも接していない。この延在壁643と角部6aとの間には、電線50が通される。また、電線50が通される際には、延在壁643の前記他端部と角部6aとの間から延在壁643の前記一端部に向かって通される。
上記延在壁644は、第3底板641cの一方の縁から立設した前記側板642に連なり、角部6bと平行に、板状に延在している。即ち、延在壁644は、一端部が側板642に連なり、他端部がプロテクタ本体60の如何なる部分にも接していない。この延在壁644と角部6bとの間には、電線50が通される。また、電線50が通される際には、延在壁644の前記他端部と角部6bとの間から延在壁644の前記一端部に向かって通される。
また、チューブ固定部14は、第1底板641a即ち底板641の一端に連なっている。そして、チューブ固定部14に固定されたルゲートチューブ4の端部から導出された電線50は、第1底板641aの表面上に位置付けられる。即ち、チューブ固定部14は、特許請求の範囲に記載した「固定部」に相当する。
上記カバー部65は、図6に示すように、プロテクタ本体60に取り付けられた状態で、底板641と平行でかつ一対の側板642間を閉塞する板状の閉塞板部651と、この閉塞板部651の両縁から立設し、プロテクタ本体60に取り付けられた状態で、一対の側板642の外表面に重なる一対の重なり板部652と、を有している。また、カバー部65がプロテクタ本体60に取り付けられた状態で、閉塞板部651は、底板641との間に延在壁643,644を位置付ける。
また、スライド部13は、閉塞板部651の外表面から突出している。
前述したスライダ6を組み立てる際には、まず、コルゲートチューブ4の端部をチューブ固定部14に固定し、コルゲートチューブ4の端部から導出された電線50を、第1底板641aの表面上に沿わせるとともに延在壁643と角部6aとの間に通す。続いて、角部6aにおいて電線50を曲げて配索方向を変更し、該電線50を第2底板641bの表面上に沿わせるとともに延在壁644と角部6bとの間に通す。そして、角部6bにおいて電線50を曲げて配索方向を変更し、該電線50を電線載置部67の表面上に沿わせ、結束バンド69で該電線50を固定する。さらに、前述したように電線50の配索が完了して該電線50が取り付けられたプロテクタ本体60に蓋体61を取り付けて、スライダ6の組み立てが完了する。
このように、本発明では、電線50が角部6aと延在壁643との間、及び、角部6bと延在壁644との間に通された後に該電線50から手を離しても、この電線50がプロテクタ本体60からこぼれること即ち外れることがないので、電線50をプロテクタ本体60の底板641に容易に沿わせることができる。また、電線50が角部6aと延在壁643との間、及び、角部6bと延在壁644との間に通された後に、プロテクタ本体60に蓋体61が取り付けられてスライダ6が組み立てられるので、プロテクタ本体60の底板641に電線50を沿わせる際に該電線50が角部6a,6bにおいて底板641から浮き上がることを防止でき、そのために、プロテクタ本体60に蓋体61を組み付ける際に電線50をかみ込む心配がない。よって、両面テープなどの別部材を用いることなく、低コストで容易にスライダ6を組み立てることができる。
さらに、本発明では、チューブ固定部14にコルゲートチューブ4固定した後に、該電線50を角部6aと延在壁643との間、及び、角部6bと延在壁644との間に通すようにすることで、さらに容易にスライダ6を組み立てることができる。
上記ブラケット30は、合成樹脂で構成されており、図4に示すように、シート3に取り付けられるシート取付部32と、このシート取付部32に取り付けられた紐19の他端を引っ掛けるための取付部材(図示せず。)と、前記シート取付部32と一体で設けられ、スライダ6から渡された電線50を遊挿する電線囲い部31と、前記電線囲い部31内に位置付けられた電線50を固定する第2電線固定部36と、を有している。また、前記「遊挿」とは、電線50などの挿入されたものが空間的に余裕のある状態で電線囲い部31内に挿入されていることを意味する。
上記第2電線固定部36は、電線囲い部31に設けられた一対の貫通穴と、結束部材33と、を有している。前記結束部材33は、帯状のバンド部33aと、バンド部33aの一端に枠状に設けられ、バンド部33aの他端側を挿通係止させる係止部33bと、を有している。この結束部材33は、バンド部33aが前記一対の貫通穴に通され、そして、該バンド部33aが、一対の貫通穴間に位置する部分に沿わされた電線50外周に巻き付けられて、係止部33bに挿通係止されることで、一対の貫通穴間に位置する部分と電線50とを共に結束する。また、結束部材33は、電線50の第1電線固定部66から電線囲い部31に掛け渡された部分をU字状に弛ませた状態で結束する。即ち固定する。また、結束部材33は、電線50を当該電線50の長手方向が前記スライド方向、即ち矢印K、と平行になる向きで結束する。
前述したスライダ6の取付部材68とブラケット30の前記取付部材とは、紐19により互いに連結されている。このため、スライダ6は、レール11の長手方向即ち矢印Kに沿って移動自在に設けられ、かつ、前記紐19によりブラケット即ちシート3から引っ張られることで、シート3と連動して矢印Kに沿って移動可能に設けられている。
また、前述した実施形態では、プロテクタが電線配索装置1のスライダ206として用いられる場合を説明したが、本発明のプロテクタは、電線配索装置1以外のものに用いられても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る電線配索装置を示す斜視図である。 図1に示された電線配索装置の分解図である。 図1に示された電線配索装置のアッパケースが外された状態を示す平面図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 図1に示されたスライダの斜視図である。 図5に示されたスライダを別の角度から見た斜視図である。 図5に示されたスライダを構成するプロテクタ本体を示す斜視図である。 図7に示されたプロテクタ本体の側面図である。 従来の電線配索装置を示す斜視図である。 図9に示された従来の電線配索装置の分解図である。 図9中のE−E線に沿った断面図である。 図9に示された従来のスライダの斜視図である。 図12に示された従来のスライダを構成するプロテクタ本体を示す斜視図である。
符号の説明
1 電線配索装置
2 床(車体)
3 シート(スライド体)
6 スライダ(プロテクタ)
6a,6b 角部
11 レール
14 チューブ固定部(固定部)
50 電線
60 プロテクタ本体
61 蓋体
641 底板
642 側板
643,644 延在壁

Claims (3)

  1. 底板とこの底板の両縁から立設した一対の側板とを有するプロテクタ本体と、前記底板と平行でかつ前記一対の側板間を閉塞する状態で前記プロテクタ本体に取り付けられる蓋体と、を有し、前記プロテクタ本体と前記蓋体との間に電線を収容するプロテクタにおいて、
    前記底板連なりかつ前記底板の角に位置する角部と平行に延在した延在壁を有し、そして、
    前記電線が前記角部と前記延在壁との間に通された後に、前記プロテクタ本体に前記蓋体が取り付けられて組み立てられる
    ことを特徴とするプロテクタ。
  2. 前記底板の一端部に連なり、前記電線を内側に通したコルゲートチューブの端部を固定する固定部をさらに有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 自動車の車体と前記車体にスライド自在に設けられたスライド体とに亘って配索された電線と、前記車体に対して固定されたレールと、前記電線を保持した状態で前記レール上を前記スライド体に連動して移動するスライダと、を有する電線配索装置において、
    前記スライダが、請求項1または請求項2に記載されたプロテクタである
    ことを特徴とする電線配索装置。
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