JP5384851B2 - 化粧部材の取付構造、及び、該化粧部材の取付構造を有する電線配索装置 - Google Patents

化粧部材の取付構造、及び、該化粧部材の取付構造を有する電線配索装置 Download PDF

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本発明は、例えば、被取付体に化粧部材を取り付ける化粧部材の取付構造と、この取付構造を有し、自動車の車体とこの車体に対しスライド自在に設けられたスライド体とに亘って電線を配索する電線配索装置に関するものである。
例えば、自動車には、車体としての乗員室の床に対してスライド自在なスライド体としてのシートが設けられていることがある。また、前記シートには、例えば乗員が着座しているか否かを検出する着座センサ等の電子機器が取り付けられていることがある。このため、前述した自動車には、前記シートに取り付けられた電子機器と前記床側に固定された電子機器とを接続するために、前記床と前記シートとに亘って電線を配索する種々の電線配索装置が用いられてきた(例えば特許文献1を参照。)。
図7は従来の電線配索装置を示す斜視図である。図8は図7に示された従来の電線配索装置の分解図である。図9は図7中のE−E線に沿った断面図である。図10は図9に示されたケースにモールが取り付けられた状態を示す斜視図である。
図7ないし図9に示す従来の電線配索装置201は、車体としての自動車の乗員室の床202と、この床202に矢印K2に沿ってスライド自在に設けられたスライド体としてのシート203とに亘って電線250を配索する装置である。この電線配索装置201は、床202側に取り付けられた電子機器とシート203に取り付けられた電子機器とを接続した前記電線250と、被取付体としてのケース205と、このケース205内に設けられたレール211上をシート203に連動して移動する第1プロテクタ206と、シート203に取り付けられ、第1プロテクタ206と紐により連結された第2プロテクタ230と、化粧部材としての一対のモール207a,207bと、一方のモール207aをケース205に取り付けるための複数のモールブラケット208と、を有している。
上記ケース205は、図9に示すように、厚手の板金で構成されたロアケース209及びアッパケース210が互いに重ねられて筒状に設けられている。このケース205は、ロアケース209の底壁209aが床202に当接した状態で、ボルト212等により床202に取り付けられているとともに、マット228の下に配置されている。また、ケース205には、第1プロテクタ206をケース205内からケース205の外部に導くための、矢印K2に沿って延びたスリット225が設けられている。また、アッパケース210の天井壁210aには、ケース205の剛性向上のために、凹部243と凸部242とが矢印K2に沿って交互に連続した凹凸形状が設けられている。
上記電線250は、シート203寄りの端部が、第1プロテクタ206に保持され、かつ、ケース205内からスリット225を通されてケース205の外部、即ちシート203側、に導かれている。また、電線250は、床202側の端部が、ケース205の一端部からケース205の外部に導出されている。また、図8中の符号204は、電線250を保護するコルゲートチューブである。
上記一対のモール207a,207bは、例えば、合成樹脂で構成され、ケース205に重ねられた格好で該ケース205に取り付けられる。一対のモール207a,207bは、ケース205に取り付けられると、図9中符号217で示すそれぞれの接触片がスリット225を覆って、このスリット225内に異物が侵入することを防止する。
また、上記一対のモール207a,207bのうち一方のモール207aは、前述した接触片217と、ケース205に重ねられる平板状の本体部216と、本体部216から立設した一対の立設部226と、この立設部226の本体部216から離れた側の縁から互いに近付く方向に延びた一対の延在部227とを有している。
上記複数のモールブラケット208は、図10に示すように、天井壁210aの表面が平坦な平坦部210dに取り付けられる平板状の底板部281と、底板部281の幅方向H2に沿った両端部から立設した一対の第2立設部282と、これら一対の第2立設部282の先端から互いに離れる方向に延びた一対の第2延在部286と、を有している。また、一対の第2延在部286は、それぞれ、離間部283と、離間部283から底板部281側に凹に設けられた近接部284と、を有している。
前述したモール207aは、図8中の一点鎖線で示すように、アッパケース10に対し、矢印K2に沿ってスライドされることで、アッパケース210の矢印K2の一方の端に位置するモールブラケット208から他方の端に位置するモールブラケット208に向かって順に、一対の第2延在部286と平坦部210dとの間に一対の延在部227が位置付けられ、かつ、延在部227と本体部216との間に一対の第2延在部286を位置付ける。このようにしてモール207aがアッパケース210則ちケース205に取り付けられる。また、他方のモール207bは、両面テープなどによりケース205に取り付けられる。
特開2006−35963号公報
前述した電線配索装置201のケース205即ち被取付体は、シート203の下部に設けられており、また、図9に示すようにマット228の下に隠れていることから、前記自動車の乗員に、床202に向かって矢印F2方向に踏み付けられることがあった。
ところが、前述したケース205の平坦部210dは、モールブラケット208及びモール207aを取り付けるために表面が平坦に形成されていて強度が低い箇所であることから、このようにケース205が踏み付けられると変形してしまう恐れがあった。このため、ケース205においては、踏み付けられた際の平坦部210dの変形や破損を防止するために、平坦部210dの板厚、即ちケース205の板厚、を分厚くする必要があり、そのために、ケース205が重量化してしまうという問題、また、材料費が多くかかってしまうという問題があった。
また、上述した問題は、前述したケース205以外の被取付体にも同様に生じる問題である。
したがって、本発明は、化粧部材が取り付けられる被取付体の軽量化とコスト低減を図ることが可能な化粧部材の取付構造、及び該化粧部材の取付構造を有する電線配索装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、被取付体に重ねられて取り付けられる長尺状の化粧部材と、前記化粧部材が前記被取付体に重ねられる方向に対し直交する第1の方向に沿ってスライドすることで、前記化粧部材を前記被取付体に固定する固定手段と、を有する化粧部材の取付構造であって、前記固定手段が、前記被取付体のうち他の部分よりも前記化粧部材に向かって突出し、前記第1の方向に沿って直線状に延びた凸部と、前記凸部の表面に前記第1の方向に沿って互いに間隔をあけて複数個取り付けられ、前記第1の方向に対し直交する第2の方向に沿った両端部が、それぞれ前記凸部の外縁よりも外側に位置付けられた複数の取付部材と、前記化粧部材から前記第2の方向に沿って互いに間隔をあけて前記被取付体に向かって立設した一対の立設部と、前記一対の立設部から前記被取付体の表面に沿って互いに近付く方向に延びた一対の延在部と、を有しているとともに、前記第1の方向に沿って直線状に延びた固定部と、を有し、そして、前記取付部材の両端部と前記被取付体との間に前記一対の延在部をそれぞれ位置付け、前記一対の延在部と前記化粧部材との間に前記取付部材の両端部をそれぞれ位置付けて、前記化粧部材を前記被取付体に固定することを特徴とする化粧部材の取付構造である。
請求項2に記載された発明は、自動車の車体と前記車体にスライド自在に設けられたスライド体とに亘って電線を配索する電線配索装置において、前記車体に取り付けられた電子機器と前記スライド体とを接続した前記電線と、前記車体に取り付けられ、前記電線を収容したケースと、前記ケースに取り付けられたレールと、前記電線を保持した状態で前記レール上を前記スライド体に連動して移動するスライダと、請求項1に記載の化粧部材の取付構造と、を有し、前記被取付体が前記ケースであることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、固定手段が、被取付体のうち他の部分よりも化粧部材に向かって突出し、第1の方向に沿って直線状に延びた凸部と、前記凸部の表面に前記第1の方向に沿って互いに間隔をあけて複数個取り付けられ、前記第1の方向に対し直交する第2の方向に沿った両端部が、それぞれ前記凸部の外縁よりも外側に位置付けられた複数の取付部材と、前記化粧部材から前記第2の方向に沿って互いに間隔をあけて前記被取付体に向かって立設した一対の立設部と、前記一対の立設部から前記被取付体の表面に沿って互いに近付く方向に延びた一対の延在部と、を有しているとともに、前記第1の方向に沿って直線状に延びた固定部と、を有しているので、被取付体の強度を向上させることができ、そのために、被取付体の板厚を薄くすることができる。その結果、被取付体の軽量化とコスト低減を図ることが可能な化粧部材の取付構造を提供することができる。また、凸部と取付部材とが合体された構造部に化粧部材を取り付けるので、取付部材の構造を簡素化することができる。
請求項2に記載された発明によれば、車体に取り付けられた電子機器とスライド体に取り付けられた電子機器とを接続した電線と、前記車体に取り付けられ、前記電線を収容したケースと、前記ケースに取り付けられたレールと、前記電線を保持した状態で前記レール上を前記スライド体に連動して移動するスライダと、請求項1に記載の化粧部材の取付構造と、を有し、前記被取付体が前記ケースであるので、ケースの軽量化とコスト低減を図ることが可能な電線配索装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る収容体、及び、該収容体を有する電線配索装置を図1ないし図6を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る化粧部材の取付構造が用いられた電線配索装置を示す斜視図である。図2は図1に示された電線配索装置の分解図である。図3は図1に示された電線配索装置のアッパケースが外された状態を示す平面図である。図4は図1中のA−A線に沿った断面図である。図5は図4に示された化粧部材の取付構造の拡大図である。図6は図5に示された凸部に取付部材が取り付けられた状態を示す斜視図である。
本発明の電線配索装置1は、図1ないし図4に示すように、「車体」としての自動車の乗員室の床2と、この床2に矢印Kに沿ってスライド自在に設けられた「スライド体」としてのシート3とに亘って電線50を配索する装置である。また、矢印Kは、前記自動車の前後方向に沿った直線状をなしている。
上記シート3には、シート3に乗員が着座しているか否かを検出する着座センサや、シート3に着座した乗員がシートベルトをしているか否かを検出するシートベルトセンサなどの電子機器が取り付けられている。
上記電線配索装置1は、複数の電線50と、複数の電線50の中間部を収容したケース5と、このケース5の長手方向の一端部5aに取り付けられるキャップ60と、このケース5の長手方向の他端部5bに取り付けられるキャップ70と、ケース5の一端部5a及び他端部5bにそれぞれ取り付けられてケース5を床2に固定する一対のブラケット65,75と、ケース5内に設けられた電線規制部材90と、ケース5内に設けられたレール11と、レール11上をシート3に連動して移動する「スライダ」としての第1プロテクタ6と、第2プロテクタ30と、化粧部材の取付構造100と、を有している。
上記複数の電線50は、それぞれ、導電性の芯線と、絶縁性の被覆部とを有した所謂被覆電線である。これら複数の電線50は、シート3に取り付けられた前記電子機器と、床2側に取り付けられたECU(Electronic Control Unit)などの電子機器とを接続している。また、これら複数の電線50は、互いに束ねられてコルゲートチューブ4(図3を参照。)内に通されている。コルゲートチューブ4は、ポリプロピレンなどの合成樹脂で蛇腹状の筒状に設けられており、内側に複数の電線50を通すことで、これら電線50を保護している。
上記ケース5は、図1ないし図4に示すように、ロアケース9と、このロアケース9に重ねられた状態でボルト12等によりロアケース9と固定されるアッパケース10と、を有している。
上記ロアケース9は、板金で構成され、長手方向が矢印Kと平行な平面形状が矩形状に設けられている。即ち、ロアケース9の幅方向は、前記自動車の幅方向Hと平行である。このロアケース9は、図4に示すように、床2と隙間をあけてこの床2上に配置される平板状の底壁9aと、この底壁9aの乗員室の内側(図4における右側に相当する。)に位置する縁から立設し、レール11及びアッパケース10の後述の内縁10fとの間にスリット25を構成する内縁壁9bと、底壁9aの乗員室の外側(図4における左側に相当する。)に位置する縁から立設した第2外縁壁9eと、この第2外縁壁9eの底壁9aから離れた上端に連なり、乗員室の外側に向かって平板状に延びた外縁9cと、底壁9aの乗員室の内側寄りの部分に設けられ、後述するレール11の底板部11aが重ねられて該レール11が取り付けられるレール取付部9dと、を有している。また、底壁9aと、内縁壁9bと、第2外縁壁9eと、外縁9cと、レール取付部9dの長手方向は、前述した矢印Kと平行である。
上記スリット25は、ケース5の内外を連通した隙間であり、ケース5及びレール11の長手方向則ち矢印Kに沿って直線状に延びている。スリット25は、第1プロテクタ6の後述の電線収容部15をケース5内からケース5の外部則ちシート3に向かって導くための隙間である。
上記第2外縁壁9eは、底壁9aから離れるにしたがって徐々にシート3に近付く方向に曲げられた曲面状に設けられている。上記外縁9cは、その面方向が底壁9aの面方向と平行に設けられており、後述するアッパケースの外縁10cと重ねられる。上記レール取付部9dは、底壁9aの他の箇所よりシート3に向かって突出しており、レール11及びロアケース9の長手方向に沿って直線状に延びている。また、レール取付部9dの表面は、平坦に設けられている。
さらに、上記底壁9aには、図2に示すように、当該底壁9aを貫通した平面形状が円形の貫通穴9fが、底壁9aの長手方向に沿って互いに間隔をあけて複数設けられている。これら複数の貫通穴9fには、後述する電線規制部材90の各円柱部92が通される。
上記アッパケース10は、板金で構成され、長手方向が矢印Kと平行な平面形状が矩形状に設けられている。即ち、アッパケース10の幅方向は、前記自動車の幅方向Hと平行である。このアッパケース10は、上記底壁9aと間隔をあけて該底壁9aと平行に配置される、即ち底壁9aと相対する、平板状の天井壁10aと、この天井壁10aの乗員室側に位置する縁から立設した立設壁10eと、この立設壁10eの天井壁10aから離れた上端に連なり、乗員室の内側に向かって平板状に延びた上壁10bと、天井壁10aの乗員室の外側に位置し、上記外縁9cと重なる外縁10cと、上壁10bに設けられ、後述するモールブラケット8が重ねられて該モールブラケット8が取り付けられるモール取付部10dと、を有している。また、天井壁10aと、立設壁10eと、上壁10bと、外縁10cと、モール取付部10dの長手方向は、前述した矢印Kと平行である。
上記天井壁10aは、ロアケースの底壁9aのうち貫通穴9fが設けられた部分と相対する位置に配置されている。上記立設壁10eは、ケース5の幅方向の略中央部に配置されている。また、立設壁10eの前記上端は、ロアケース9の内縁壁9bの上端と高さが等しい。また、前記「高さ」とは、床2からシート3に向かう方向Tに沿った位置を意味する。また、上記上壁10bの乗員室の内側の内縁10fは、ロアケース9の内縁壁9bと間隔をあける。上記外縁10cは、平板状に設けられ、その面方向が天井壁10aの面方向と平行に設けられている。上記モール取付部10dは、上壁10bの他の箇所よりシート3に向かって突出しており、アッパケース10の長手方向に沿って直線状に延びている。また、モール取付部10dの表面は、平坦に設けられている。
前述したアッパケース10とロアケース9とは、互いに重ねられた外縁9cと外縁10cとがボルト12等によって固定されることにより互いに組み付けられて、筒状のケース5を構成する。また、このケース5は、図1に示すように、長手方向の両端部5a,5bにそれぞれ取り付けられた一対のブラケット65,75が、ボルト12等により床2に固定されることで、底壁9aが床2との間に間隔をあけた状態でこの床2に取り付けられる。また、ロアケース9とアッパケース10とが組み付けられた状態において、ロアケース9とアッパケース10とレール11の長手方向は、互いに平行であるとともに、前述した矢印Kと平行である。
さらに、前述したアッパケース10とロアケース9とは、それぞれ、周知のロール成形や押出成形などによって、シート3のスライド方向、即ち第1プロテクタ6のスライド方向、に沿って断面形状が一定の長尺構造物が設けられ、この長尺構造物が所定の長さに切断され、かつ、ボルト12を通すための穴等が打ち抜かれるなどして設けられている。また、前記ロール成形とは、帯板状の板金が、連続的に配列された複数対の成形ロール間を順次通過されることで該成形ロールの表面形状に沿って変形されて、円筒状や角筒状などの様々な形状に加工される加工方法を言う。
また、本明細書においては、ケース5の内側の空間のうちレール取付部9dよりスリット25側を電線移動空間40と呼び、レール取付部9dよりスリット25から離れた側を電線収容空間41と呼ぶ。前述したケース5は、電線移動空間40内で電線50が第1プロテクタ6と一体に、シート3と連動して移動することを許容し、電線収容空間41内にコルゲートチューブ4で覆われた電線50を収容する。
上記一対のキャップ60,70は、合成樹脂で構成され、ケース5の両端部5a,5bの開口部をそれぞれ塞ぐ格好で該ケース5に取り付けられる。これら一対のキャップ60,70は、ケース5内に収容された電線50がケース5外に飛び出すことを防止する。また、図2中奥側の端部5aに取り付けられるキャップ60には、ケース5内に収容された電線50、即ちコルゲートチューブ4、をケース5外に引き出すための引き出し口である溝が設けられている。この溝は、キャップ60のアッパケース10に当接する外表面から凹に設けられており、アッパケース10との間に電線50の外径、即ちコルゲートチューブ4の外径、よりも大きい穴を構成する。このような溝から引き出された電線50は、前述した車体に取り付けられたECUなどの電子機器に接続されている。また、一対のキャップ60,70は、ケース5が床2に固定された状態でその底面が床2に当接する。
上記一対のブラケット65,75は、板金にプレス加工が施されて得られるものであり、ボルト12等により床2に固定されることで、ケース5を床2に取り付ける。
上記電線規制部材90は、図3に示すように、ケース5の一端部5aから該ケース5の長手方向の中央に亘って設けられている。電線規制部材90は、合成樹脂等で構成され、長手方向が矢印Kと平行な四角柱状の角柱部91と、この角柱部91の底面91aから円柱状に突出した複数の円柱部92と、角柱部91の側面91bに設けられ、コルゲートチューブ4の外周に巻き付いて該コルゲートチューブ4を固定する複数の電線固定部93と、を有している。前記角柱部91の高さ方向の寸法は、ケース5の底壁9aから上壁10aまでの距離と等しい。また、前記「高さ方向の寸法」とは、角柱部91を構成する面のうち、円柱部92が突出した底面91aからこの底面91aに相対する上面91cまでの寸法を意味する。前記複数の円柱部92は、角柱部91の長手方向に沿って互いに間隔をあけて設けられている。これら円柱部92の直径は、貫通穴9fの直径よりもわずかに小さい。
前述した電線規制部材90は、図4に示すように、角柱部91の底面91aがロアケース9の底壁9aに当接し、各円柱部92が各貫通穴9fからケース5外に突出した状態でボルト12等によりロアケース9に固定され、このロアケース9の底壁9aとアッパケース10の天井壁10aとの間に配置される。このように電線規制部材90がケース5に組み付けられ、さらにケース5が床に取り付けられた状態において、角柱部91の上面91cが天井壁10aに当接し、角柱部91の底面91aが底壁9aに当接し、円柱部92が貫通穴9fからケース5外に突出して該円柱部92の下面92aが床2に当接する。このような電線規制部材90は、ケース5内で電線50の配索形体を規制するとともに、ケース5が自動車の乗員に踏み付けられた際に、前述した一対のキャップ60,70と共に支えとなって、荷重が底壁9aにかかることを防止する。即ち、電線規制部材90は、ケース5の剛性を補強する。
さらに、前述した電線規制部材90により、電線収容空間41は、電線移動空間40寄りの第1空間46と、電線移動空間40から離れた第2空間47とに区画されている。これら第1空間46と第2空間47とは、ケース5の他端部5bで互いに連なっている。前記第2空間47には、コルゲートチューブ4及び電線50の床2寄りの部分が収容される。また、前記第1空間46には、前記第2空間47からケース5の他端部5b内を通されたコルゲートチューブ4及び電線50のシート3寄りの部分が収容される。
上記レール11は、板金で構成され、ロアケース9と別体で設けられている。このレール11は、図4に示すように、平面形状が長手方向が矢印Kと平行な矩形状に形成されている。また、レール11は、平板状の底板部11aと、この底板部11aの幅方向(矢印Kに直交する方向)の両縁から立設した一対の鉤壁11bとを有している。前記底板部11aは、レール取付部9dの平坦な表面上に重ねられ、溶接などによりこのレール取付部9dに固定されている。前記一対の鉤壁11bは、底板部11aの幅方向の両縁から互いに平行に直線状に立設した後、互いに近付く方向に底板部11aと平行に延びて、断面形状が鉤状に形成されている。
前述したレール11は、図4に示すように、前記スリット25と、レール11の幅方向に沿って位置ずれした位置に配されている。また、レール11及びレール取付部9dは、ケース5の内側の空間をスリット25寄りの電線移動空間40と、スリット25から離れた側の電線収容空間41とに仕切っている。さらに、レール11と、このレール11に相対するアッパケース10の上壁10bの内表面との間隔Dは、コルゲートチューブ4の外径Rより狭い。
上記第1プロテクタ6は、合成樹脂で構成されており、図1及び図4に示すように、スライド部13と、チューブ固定部14と、電線収容部15とを有している。前記スライド部13は、電線収容部15から下方に突出しており、レール11内に収容されて該レール11の長手方向に沿ってスライド自在にレール11に支持されている。即ち、第1プロテクタ6は、レール11の長手方向に沿ってスライド自在に設けられている。前記チューブ固定部14は、コルゲートチューブ4の端部を固定している。前記電線収容部15は、筒状に設けられており、一端が前記チューブ固定部14に連なっている。また、電線収容部15は、スライド部13がレール11にスライド自在に支持されると、他端が前述したスリット25を通ってケース5よりシート3側に突出する。この電線収容部15は、コルゲートチューブ4の端部から導出された電線50を内側に通して、該電線50をケース5からシート3に導く。また、電線収容部15には、電線50を固定する電線固定部15aが設けられている。
上記第2プロテクタ30は、合成樹脂で構成されており、図1及び図4に示すように、電線収容部15から渡された電線50を内側に位置付ける第2電線収容部31と、シート3に取り付けられるフランジ部32と、を有している。前記第2電線収容部31には、電線50を固定する電線固定部31aが設けられている。
また、前述した第1プロテクタ6と第2プロテクタ30のフランジ部32とには、紐19が掛け渡されている。このため、第1プロテクタ6は、レール11の長手方向則ち矢印Kに沿って移動自在に設けられ、かつ、前記紐19により第2プロテクタ即ちシート3から引っ張られることで、シート3と連動して矢印Kに沿って移動可能に設けられている。
上記化粧部材の取付構造100は、「被取付体」としてのケース5に重ねられて取り付けられる長尺状の「化粧部材」としての一対のモール7a,7bと、一方のモール7aがケース5に重ねられる方向に対し直交する第1の方向に沿ってスライドすることで、一方のモール7aをケース5に固定する固定手段と、を有している。また、前記「モール7aがケース5に重ねられる方向」は、前述した床2からスライドシート3に向かう方向Tと平行である。また、前記「第1の方向」は、矢印Kと平行である。
上記一対のモール7a,7bは、それぞれ、合成樹脂で板状に構成されており、長手方向が矢印Kと平行になる向きでケース5に取り付けられている。また、これら一対のモール7a,7bは、床2の表面と平行でかつ矢印Kに対し直交する方向に沿って互いに間隔をあけて配置され、互いの間にスリット25を位置付ける。また、スリット25は、第1プロテクタ6の電線収容部15が通される。即ち、一対のモール7a,7bは、互いの間に電線収容部15を位置付ける。
また、上記一対のモール7a,7bは、図4に示すように、ケース5に重ねられる平板状の本体部16と、この本体部16から立設しかつ第1プロテクタ6の電線収容部15と接触する弾性変形自在な接触片17と、を一体に有している。これら一対のモール7a,7bの接触片17は、アッパケース10の内縁10fとロアケース9の内縁壁9bとの間、即ちスリット25、を覆って、この間に異物などが侵入することを防止する。
また、上記一対のモール7a,7bのうち乗員室の内側に位置するモール7bは、両面テープなどによりロアケース9の内縁壁9bに取り付けられる。また、上記一対のモール7a,7bのうち乗員室の外側に位置するモール7aは、後述するモールブラケット8に取り付けられる固定部20を有しており、後述する固定手段によりケース5に固定される。
上記固定手段は、図5及び図6に示すように、「凸部」としての前述したアッパケース10のモール取付部10dと、このモール取付部10dの表面に前記第1の方向、即ち矢印K、に沿って互いに間隔をあけて複数個取り付けられた「取付部材」としてのモールブラケット8と、モール7aに設けられた固定部20と、を有している。
上記複数のモールブラケット8は、それぞれ、平板状に設けられており、前記第1の方向に対し直交する「第2の方向」に沿った幅、即ち矢印Hに沿った幅、がモール取付部10dの幅よりも大きく設けられている。これらモールブラケット8は、幅方向の中央部81がモール取付部10dの平坦な表面に溶着などによって取り付けられている。また、モールブラケット8は、幅方向の両端部82がモール取付部10dの両端部、即ち外縁、よりも外側に位置付けられている。
さらに、上記モールブラケット8の両端部82は、表面が中央部81の表面と面一に連続した離間部82aと、この離間部82aから上壁10d側に凹に設けられた近接部82bと、を有している。そして、図5に示すように、離間部82aの上壁10dから離れた側の表面から近接部82bの上壁10d寄りの表面までの距離L1は、本体部16と延在部27との間隔L2よりもわずかに小さく形成されている。このことから、離間部82aの上壁10dから離れた側の表面が本体部16に当接し、近接部82bの上壁10d寄りの表面が延在部27に当接する。ただし、前記距離L1及び前記間隔L2は、公差が考慮されて設定されている。
上記固定部20は、本体部16から前記第2の方向、即ち矢印H、に沿って互いに間隔をあけてアッパケース10の上壁10bに向かって立設した一対の立設部26と、これら一対の立設部26の本体部16から離れた側の端部から上壁10bの表面に沿って互いに近付く方向に延びた一対の延在部27とを有している。また、これら一対の立設部26と一対の延在部27とは、前記第1の方向、即ち矢印K、に沿って直線状に延びている。
前述したモール7aは、図2中の一点鎖線で示すように、アッパケース10に対し、矢印Kに沿ってスライドされることで、アッパケース10の矢印Kの一方の端に位置するモールブラケット8から他方の端に位置するモールブラケット8に向かって順に、モールブラケット8の両端部82と上壁10dとの間に延在部27が位置付けられ、かつ、延在部27と本体部16との間にモールブラケット8の両端部82を位置付ける。このようにしてモール7aがケース5に取り付けられる。
また、前述した電線配索装置1のモール7aとアッパケース10即ちケース5との間には、床2上に敷かれるマット28の端部が圧入される。そして、マット28の端部は、モール7aとアッパケース10とのうち少なくとも一方に固定される。
このように、本発明では、アッパケース10の上壁10bに、当該上壁10bの他の箇所よりシート3に向かって突出したモール取付部10dが設けられているので、上壁10b及びケース5の強度を向上させることができ、そのために、ケース5即ちアッパケース10の板厚を薄くすることができる。よって、ケース5の軽量化とコスト低減、即ち材料費の削減、を図ることが可能になる。また、モール取付部10dとモールブラケット8とが合体された構造部にモール7aを取り付けるので、モールブラケット8の構造を簡素化することができる。
また、前述した電線配索装置1は、シート3の下部に設けられており、また、マット28の下に隠れていることから、前記自動車の乗員に、図4の矢印F方向に踏み付けられる可能性がある。この点において、本発明では、上述したモール取付部10dによってケース5の強度が高くされているだけでなく、ケース5が前述した電線規制部材90、及び、一対のキャップ60,70により底壁9aが床2との間に間隔をあけた状態で床2に取り付けられているので、矢印F方向に沿ってアッパケース10に荷重が加えられた際に、電線規制部材90、及び、一対のキャップ60,70が支えとなって前記荷重が底壁9aにかかることなく一対のキャップ60,70を介して床2に伝わり、そのために、ケース5に生じる応力が小さくなる。
よって、ケース5の剛性、即ち強度、を、従来の底壁209aが床202に当接する構造のケース(図7ないし図9に示すケース205を参照。)に要求される剛性よりも低くすることが可能になるので、従来の構造のケースに行われていた剛性向上のための凹部243と凸部242とで構成された凹凸形状などを省くことができるとともに、ケース5の板厚を薄くできることでケース5の軽量化及び材料費の削減が可能になる。即ち、本発明のケース5においては、ロアケース9やアッパケース10に、高いコストがかかる加工を施さずとも、前述した生産性の高いロール成形や押出成形などによって製造されたロアケース9とアッパケース10と、電線規制部材90と一対のキャップ60,70とを用いて十分な剛性を確保することができる。
さらに、図4に示すように、ケース5が取り付けられる床2の表面に、凸部2aのような車種によってそれぞれ形状の異なる凹凸がある場合でも、ケース5の底壁209aは床2との間に間隔をあけて配されるので、該ケース5の底壁209aを前記凹凸に合わせて設計する必要がなく、キャップ60,70の底面のみを前記凹凸に合わせて設計すれば良いので、このケース5を異なる車種間で共用化することが可能となる。
その結果、剛性が高く、コストが低く、軽量であり、設計自由度が高くて複雑な表面形状の床にも配置することができ、さらにケース5を異なる車種間で共用化することが可能な電線配索装置1を提供することができる。
また、前述した実施形態では、前述した矢印Tに対し直交するとともにケース5の長手方向Kに沿って、ケース5に対しモール7aをスライドすることで、モール7aをケース5に固定している。しかしながら、本発明では、前述した矢印Tに対し直交しかつ矢印Kに対し交差する方向に沿って、ケース5に対しモール7aをスライドすることで、モール7aをケース5に固定するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、一方のモール7aを前記固定手段でケース5に固定している。しかしながら、本発明では、他方のモール7bを前記固定手段でケース5に固定しても良い。要するに、本発明では、複数のモール7a,7bのうち少なくとも1つを前述した固定手段でケース5に固定すれば良い。
また、本発明の化粧部材の取付構造は、電線配索装置1に限ることなく、例えば、シートレールカバーなどの長尺状の化粧部材の取り付けに適用することができる。
また、前述した実施形態では、ケース5がロアケース9とアッパケース10との2部材で構成されていたが、本発明では、ケースが1部材で構成されていても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る化粧部材の取付構造が用いられた電線配索装置を示す斜視図である。 図1に示された電線配索装置の分解図である。 図1に示された電線配索装置のアッパケースが外された状態を示す平面図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 図4に示された化粧部材の取付構造の拡大図である。 図5に示された凸部に取付部材が取り付けられた状態を示す斜視図である。 従来の電線配索装置を示す斜視図である。 図7に示された従来の電線配索装置の分解図である。 図7中のE−E線に沿った断面図である。 図9に示されたケースにモールが取り付けられた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 電線配索装置
2 床(車体)
3 シート(スライド体)
5 ケース(被取付体)
6 第1プロテクタ(スライダ)
7a モール(化粧部材)
8 モールブラケット(取付部材)
10d モール取付部(凸部)
11 レール
20 固定部
26 立設部
27 延在部
50 電線
82 端部
100 化粧部材の取付構造

Claims (2)

  1. 被取付体に重ねられて取り付けられる長尺状の化粧部材と、前記化粧部材が前記被取付体に重ねられる方向に対し直交する第1の方向に沿ってスライドすることで、前記化粧部材を前記被取付体に固定する固定手段と、を有する化粧部材の取付構造であって、
    前記固定手段が、
    前記被取付体のうち他の部分よりも前記化粧部材に向かって突出し、前記第1の方向に沿って直線状に延びた凸部と、
    前記凸部の表面に前記第1の方向に沿って互いに間隔をあけて複数個取り付けられ、前記第1の方向に対し直交する第2の方向に沿った両端部が、それぞれ前記凸部の外縁よりも外側に位置付けられた複数の取付部材と、
    前記化粧部材から前記第2の方向に沿って互いに間隔をあけて前記被取付体に向かって立設した一対の立設部と、前記一対の立設部から前記被取付体の表面に沿って互いに近付く方向に延びた一対の延在部と、を有しているとともに、前記第1の方向に沿って直線状に延びた固定部と、を有し、そして、
    前記取付部材の両端部と前記被取付体との間に前記一対の延在部をそれぞれ位置付け、前記一対の延在部と前記化粧部材との間に前記取付部材の両端部をそれぞれ位置付けて、前記化粧部材を前記被取付体に固定することを特徴とする化粧部材の取付構造。
  2. 自動車の車体と前記車体にスライド自在に設けられたスライド体とに亘って電線を配索する電線配索装置において、
    前記車体に取り付けられた電子機器と前記スライド体に取り付けられた電子機器とを接続した前記電線と、前記車体に取り付けられ、前記電線を収容したケースと、前記ケースに取り付けられたレールと、前記電線を保持した状態で前記レール上を前記スライド体に連動して移動するスライダと、請求項1に記載の化粧部材の取付構造と、を有し、
    前記被取付体が前記ケースであることを特徴とする電線配索装置。
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