JP3958726B2 - 回転機器 - Google Patents

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Description

この発明は、エレーベータ用巻上機等のブレーキを有する回転機器に関するものである。
ブレーキを有する回転機器としては、例えば、エレベータ用巻上機がある。巻上機の軸受には潤滑油を使用する。この潤滑油がブレーキとブレーキが接触する回転部分との間に漏れ出ると、ブレーキの制動力が低下するので、従来、軸受の近傍にオイルシールを設けている。しかし、オイルシールは、長期間の使用によって劣化する場合などを想定すると、基本的に潤滑油が漏れる構造である。
そこで、エレベータの歯車箱に油漏れ検出器を設け、巻上機軸部から漏れ出た潤滑油を油漏れ検出器で検出し、油漏れ検出器が動作すると電話回線を介して保守会社へ通報し、保守会社がメンテナンスするものがある。油漏れ検出器は、液面位置を検出するフロートスイッチで構成され、油漏れによって貯留される潤滑油の量が所定値に達すると動作するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−302356号公報(第2頁−第3頁、図1)
上記のように、オイルシールが劣化した場合に、油漏れ検出器により漏れを検出して通報し、メンテナンスする方法では、油漏れを検出することができても、メインテナンスが終了するまでエレベータを停止させておくことが必要であり、その間エレベータを使用することができないという問題がある。
また、一度に多量の油が漏れた場合には、油漏れを検出することができても、瞬時に潤滑油が流れ出てしまい、例えば流れ出た潤滑油がブレーキが接触する回転部に付着してブレーキの制動力を低下させるという問題がある。
この発明は上記のような問題を解決するものであり、オイルシールが劣化してオイルシールから潤滑油が漏れ出た場合においても、潤滑油が、ブレーキと接触する回転部に漏れないようにして、ブレーキの制動力を保持することができるようにした回転機器を提供するものである。
本発明に係る回転機器は、軸と、軸に軸受を介して支持され、軸を中心軸として回転する回転体と、軸方向から回転体の面に、軸受けの潤滑油が漏れるのを封止するオイルシールと、潤滑油がオイルシールから漏れる可能性のある回転体の面の一部を接触面として、接触面と摺動して回転体を制動するブレーキとを備えた回転機器において、
潤滑油が漏れる可能性のある回転体の面と対向させ、オイルシールから漏れた時の潤滑油の流路となるすき間を形成するように固定・配置させた支持体を設け、
すき間流路の一部において、回転体側に、回転体に働く遠心力の方向から傾斜した方向に延びる傾斜面を配設し、
回転体の傾斜面に油阻止部を配設し、
すき間流路の油阻止部の開始位置から下流の支持体側に排出孔を設け、
すき間流路の排出孔の下流から接触面に至る途中に、すき間流路の間隙よりも小さな間隙を有する微小すき間を形成したものである。
本発明に係る回転機器によればオイルシールから漏れ出た潤滑油がブレーキが接触する回転体の接触部に流れないようにして、ブレーキの制動力を保持することができる。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明における実施の形態1の回転機器を示す断面図である。
同図に示したように、軸1に設けられた軸受1aの軸方向端部に、オイルシール2が設けられており、軸受1aの空間3に潤滑油4が充填されている。潤滑油4として、例えば、グリースが、軸1に設けられた供給穴5から注入される。産業用の回転機器等では定期的に潤滑油4を交換する。この場合、供給穴5から新しいグリスを供給し、図中の矢印で示す経路にしたがって古いグリースを排出するように抜き穴6を軸1に設ける。抜き穴6を設けることにより、軸受1aの組立体を分解することなく潤滑油4を交換できるようにしている。古いグリースは変色しているので、抜き穴6から変色していない新しいグリースが排出されるまで注入を続ける。
軸1には、軸受1aを介して軸1中心に回転する、例えば、エレベータの綱車のような回転体7が設けられている。
また、軸1には、支持体9が固定されており、支持体9は回転体7との間に、オイルシール2から漏れ出た潤滑油4の流路となるすき間10が形成されるように配設されている。すき間10の回転体7側には、オイルシール2から漏れ出た潤滑油4の流れを阻止する油阻止部として撥油処理部11が、ブレーキ23との接触面8に至る途中に形成されている。
なお、支持体9には、接触面8と対向する部分に切り欠きが設けられ、ブレーキ23のブレーキシューが駆動され、切り欠き部を通って接触面8と接触できるように構成されている。
オイルシール2が長期間の使用によって摩耗し、潤滑油4であるグリースが漏れ出たり、グリースが劣化して遊離した低粘度の基油がオイルシール2から漏れて、漏れ出たグリースまたは基油が回転体7の壁面を伝わって、ブレーキ23との接触面8に流れることによりブレーキの制動力が低下することが予想される。
この実施の形態では、図2に示したように、オイルシール2から漏れ出たグリースまたは基油が、すき間10における撥油処理部11に到達して表面張力により撥油処理部11の箇所で堰き止められて球状になって溜まる。球状になって溜まったグリースまたは基油は自重や回転体7の遠心力の作用などによって滴下され、支持体9側に流れる。従って、オイルシール2から漏れ出たグリースまたは基油は、接触面8まで流れることはなく、ブレーキの制動力は保たれる。
撥油処理法としては、フッ素系の樹脂を塗布、または焼き付ける。フッ素系の樹脂としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエタン−パーフルオロアルキリビニールエーテル共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、CF系ポリマー等がある。
オイルシール2としては、リップシール、メカニカルシールを用いることができ、また、シールが内包された密閉型の玉軸受1aを用いてもよい。
図3及び図4は、この実施の形態における油阻止部の他の例を示す断面図である。この場合は、オイルシールから漏れ出た潤滑油4が支持体9に飛散して支持体9の面を流れる場合を想定している。
図3に示したように、すき間10の支持体9側に、溝12と排出穴13を設けている。図4に示したように、オイルシール2から漏れ出た潤滑油4は、撥油処理部11で堰き止められて支持体9に飛散して溝12から排出穴13を通って外部に排出される。
図5は、この実施の形態において、支持体9に撥油処理部11を形成した例を示す断面図である。この場合も、オイルシールから漏れ出た潤滑油4が支持体9に飛散して支持体9の面を流れる場合を想定している。
図5に示したように、オイルシール2から漏れ出た潤滑油4が支持体9の面を流れて撥油処理部11に至ると、撥油処理部11で流れが阻止され、ある程度の大きさになるまで撥油処理部11と支持体9そのものの面との境界で球状に成長した後、支持体9の撥油処理部11を転がり、溝12に流れ込み、排出穴13から外部に排出される。このように、支持体9にも撥油処理部11を設けることにより、潤滑油4が速やかに外部に排出されるため、すき間の内部に潤滑油4の揮発成分が発生するのを防止することができる。
図5では、回転体7及び支持体9の両方に撥油処理部11を設けた場合を示しているが、上記のように、オイルシールから漏れ出た潤滑油4が支持体9に飛散して支持体9の面を流れる場合を想定した場合には、回転体7の撥油処理部11は必要としない。
実施の形態2.
図6、図7及び図8は、この発明における実施の形態2の回転機器を示す断面図であり、上記実施の形態1と同一符号は同一部分または相当部分を示す。
図6に示したように、この実施の形態においては、油阻止部としてすき間10の途中にすき間10の間隙幅よりも間隙幅が狭い微小すき間14を設けている。また、微小すき間14につながる溝12と、溝12につながる排出穴13とを設けている。
図7に示したように、オイルシール2から漏れ出た潤滑油4は、微小すき間14の表面張力の作用によって流れが堰き止められ、溝12から排出穴13を通って外部に排出される。従って、オイルシール2から漏れ出た潤滑油4は、接触面8まで流れることはなく、ブレーキの制動力は保たれる。
図7では、微小すき間14の間隙幅が長手方向に一定の場合を示したが、図8に示したように、微小すき間14の間隙幅が長手方向にテーパー形状であっても同様の効果が得られる。
実施の形態3.
オイルシール2から漏れる潤滑油4の粘度が小さい場合や、多量の潤滑油4が漏れて溝12に溜まることを想定する場合は、微小すき間14のすき間を小さくする必要がある。
図9及び図10は、この発明における実施の形態3の回転機器を示す断面図であり、上記実施の形態1と同一符号は同一部分または相当部分を示す。
図9(a)に示したように、微小すき間14の中心から溜まった潤滑油の表面までの寸法をH、微小すき間14の隙間の寸法をh、潤滑油4の表面張力をγ、潤滑油4の密度をρ、潤滑油4と回転体7との接触角をθ(図におけるθは接触角+90゜を示している)とすると、すき間10内に保持できる潤滑油4の高さHは下記式(1)で表される。なお、下記式(1)でgは重力加速度である。
H=(2γ・cosθ)/(ρ・g・h)…(1)
したがって、潤滑油4の高さHを保持するために、微小すき間14の空隙hを、(2γ・cosθ)/(ρ・g・H)とする。潤滑油4の高さHを大きくするためにはhを小さくすることが必要になるが、微小すき間14の空隙hを小さくすることは組立性が悪くなり、コストが高くなる欠点がある。
この場合、図9(b)に示したように、微小すき間14及びその周辺に撥油処理部11を形成する。撥油処理を施し鉄板における潤滑油の接触角は撥油処理をしていない鉄板における接触角の4倍以上大きくすることができる。従って、微小すき間14及びその周辺に撥油処理部11を形成することによって、接触角θが大きくなり、微小すき間14の空隙hを小さくすることなく、保持できる潤滑油4の高さHを大きくすることができる。
また、それほど多量の潤滑油4は漏れないと想定できる場合には、微小すき間14の空隙hを大きくすることができるので、組立の裕度を大きくすることができ、低コストで信頼性が高い回転機器を得ることができる。
また、図9(b)では、微小すき間14及びその周辺以外の箇所にも撥油処理部11を形成しているが、想定する漏れ量が少ない場合には、微小すき間14及びその周辺のみに撥油処理部11を形成してもよい。
また、図10(a)に示したように、組立時に回転体7と支持体9の微小すき間14の端面が軸方向にずれた場合、撥油処理部11を形成することによって、潤滑油は微小すき間14の出口側でも堰き止められて封止される。
また、撥油処理は微小すき間14及びその周辺全体に施してもよいが、撥油性能を向上させるためには、図10(b)に示したように、潤滑油が入る微小すき間14の上流側端面には撥油処理部11を形成せず、すき間内の周面及び下流側端面に撥油処理部11を形成するのが好ましい。それは、撥油処理部11が形成されている箇所と形成されていない箇所との境界面での表面張力の差が大きくなり、潤滑油4が微小すき間14に進入し難くなるからである。
以上のように、微小すき間14及びその周辺に撥油処理部11を形成することによって、多量の潤滑油4が、オイルシール2から漏れても微小すき間14で封止され、ブレーキシューとの接触面に伝わることはなく、ブレーキの制動力が保持された信頼性の高い回転機器が得られる。
また、微小すき間14に塵埃が進入した場合には、潤滑油4が毛細管現象によって塵埃を伝わって漏れることがある。しかし、撥油処理部11を形成することによって、潤滑油4が塵埃を伝わって広がる力よりも表面張力による撥油効果が大きくなるため、潤滑油4は広がらず、球状になって封止される。従って、潤滑油4はブレーキとの接触面8に伝わることはなく、ブレーキの制動力が保持された信頼性の高い回転機器が得られる。
実施の形態4.
図11及び図12は、この発明における実施の形態4の回転機器を示す断面図であり、図において、上記実施の形態1と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
上記実施の形態2及び3では、微小すき間14を回転体7の面と支持体9の面で構成した。回転体7と支持体9は鋳物で作られる場合もあり、加工面の表面粗さが大きくなることがあり、潤滑油4を封止する機能が低下することがある。
この実施の形態では、図11に示したように、回転体7と支持体9の双方にリング状部材15を挿入して、リング状部材15の面で、微小すき間14を構成する。
リング状部材15は、別途加工して組み立てることによって、加工精度がよくなり、表面粗さを小さくすることができ、封止性能が良好になり、加工組立コストも廉価にすることができる。
さらに封止性能を高めるためには、図12(a)に示したように、上記実施の形態3と同様に、リング状部材15に撥油処理部11を形成する。同図(b)に示したように、撥油処理部11を形成したリング状部材15を回転体7及び支持体9に挿入することによって、潤滑油4の接触角θが大きくなって潤滑油4を封止する封止性能が向上し、多量の潤滑油4が漏れてもブレーキとの接触面8に潤滑油が伝わることはなく、ブレーキの制動力が保持された信頼性の高い回転機器が得られる。
また、撥油処理部11は潤滑油が入る微小すき間14の上流側端面には撥油処理部11を形成せず、すき間内の周面及び下流側端面に形成しているが、微小すき間14及びその周辺全体に施してもよい。
また、密着性のよい撥油処理部11を形成するためには、撥油処理を行う表面にめっきを施すことが必要になる場合があり、回転体7及び支持体9に直接めっきを施すと加工・組立コストが高くなるが、リング状部材15を用い、リング状部材15にめっきを施すことによって、加工・組立コストを廉価にすることができる。
また、リング状部材15は、例えば、PTFE等のような撥油性の部材で形成することによって、撥油処理の工程を省くことができる。
また、回転体7が鋳物で作製される場合には、オイルシール2の接触面についても同様に、加工面の表面粗さが大きくなり、加工精度が悪くなる。そのため、オイルシール2の寿命が短くなって潤滑油4が漏れやすくなる。別途加工したリング状部材22を回転体7に挿入し、オイルシール2とリング状部材22とが接触し、摺動するように構成することによって、オイルシール2の寿命を長くすることができる。
実施の形態5.
図13及び図14は、この発明における実施の形態5の回転機器を示す断面図であり、図において、上記実施の形態1と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
回転機器の運転状態や環境の雰囲気によっては、温度が上昇して潤滑油4の粘度が低下して、漏れやすくなることも想定される。温度上昇が高い環境下で潤滑油4が多量に漏れることが考えられる場合には、図13に示したように、油阻止部としてすき間10の途中に凹凸部16を設ける。
例えば、図14に示したように、凹凸部16をノコギリ歯状の形状とする。オイルシール2から漏れた潤滑油4は、ノコギリ歯の頂点に溜まり、支持体9側に滴下される。すなわち、凹凸部16は潤滑油4を切り取る効果を有する。支持体9側に滴下された潤滑油は排出穴13から外部に排出される。
以上のように、この実施の形態では、すき間10の途中に凹凸部16を設けたので、回転機器の温度が上昇して低粘度の潤滑油が漏れた場合であっても、回転体7側の接触面8には伝わらないようにすることができ、ブレーキの制動力を保持した信頼性の高い回転機器が得られる。
実施の形態6.
図15は、この発明における実施の形態6の回転機器を示す断面図であり、図において、上記実施の形態1と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
図15に示したように、この実施の形態では、凹凸部16に撥油処理部11を形成している。撥油処理部11を形成することによって、凹凸部16における潤滑油4を切り取る効果がさらに大きくなる。
撥油処理部11は、図15(a)に示したように凹凸部16の全面に形成してもよいが、図15(b)に示したように、撥油処理部11を潤滑油4が流れる下流側の面のみに形成することによって、凹凸部16の撥油処理された面と撥油処理されていない面との境界における潤滑油の表面張力がより一層大きくなる。すなわち、凹凸部16における潤滑油4を切り取る効果がより一層大きくなる。
実施の形態7.
図16は、この発明における実施の形態7の回転機器を示す断面図であり、図において、上記実施の形態1と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
この実施の形態では、図16に示したように、凹凸部16と微小すき間14とを組み合わせて配置している。
微小すき間14を組み合わせて配置することによって、大量に漏れた潤滑油4が、凹凸部16で切り取られて支持体9の溝12に溜まったときに、微小すき間14で堰き止められ、排出穴13から外部に排出されるので、回転体7側の接触面8に伝わらないようにすることができる。
実施の形態8.
図17は、この発明における実施の形態8の回転機器を示す断面図であり、図において、上記実施の形態1と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
長期にわたって回転機器を使用し、例えば、潤滑油4としてのグリースを用いた場合、グリースから遊離した基油成分が気化することも想定される。この場合、すき間10を気化した微小なミスト状の潤滑油が通過して回転体7側の接触面8に付着することが考えられる。
この実施の形態では、図17に示したように、すき間10の途中に多孔性材料からなる油吸収部材17を配置している。油吸収部材17は、交換可能なように金具18で支持体9に固定し、回転体7と接触するように配置する。金具18は、軸1を中心としたリング状部を有し、このリング状部と油吸収部材17によってミスト状の潤滑油が回転体7側の接触面8へ流通しないようにしている。
また、ミスト状の潤滑油が多量に漏れて油吸収部材17に浸透し、油吸収部材17から漏れる場合を想定し、支持体9に油吸収部材17から漏れた潤滑油を受ける多孔性部溝19と多孔性部排出穴20を設け、多孔性部排出穴20を通して油吸収部材17から漏れた潤滑油を外部に排出するようにしている。
多孔性材料としては、燒結金属、セラミック、多孔性プラスチック等の多孔性材料やフェルト等の繊維材料を使用することができる。
この実施の形態によれば、油吸収部材17を設けたので、ミスト状の潤滑油が回転体7側の接触面8に付着しないようにすることができ、ブレーキの制動力を保持した信頼性の高い回転機器が得られる。
また、油吸収部材17を回転体7と接触するように配置しているので、塵埃がすき間10から回転体7側の接触面8に浸入しないようにすることができる。
また、多孔性部溝19と多孔性部排出穴20を設けたので、ミスト状の潤滑油が多量に漏れて油吸収部材17に浸透し、油吸収部材17から漏れた場合、油吸収部材17から漏れた潤滑油を外部に排出し、回転体7側の接触面8に流れないようにすることができる。
実施の形態9.
図18及び図19は、この発明における実施の形態9の回転機器を示す断面図であり、図において、上記実施の形態1と同一符号は、同一部分または相当部分を示している。
ミスト状の潤滑油は回転体7または支持体9の表面に付着し、液状になって流れることも想定される。
この実施の形態では、図18及び図19に示したように、回転体7と油吸収部材17との接触部近傍に多孔性部凹凸21を設けて、液状になったミスト状の潤滑油が油吸収部材17へ浸透する量を少なくしている。
多孔性部凹凸21によって、液状になったミスト状の潤滑油は堰き止められ支持体9側に滴下され、金具18の微小なすき間から多孔性部溝19へ流れでる、あるいは金具18のすき間から油吸収部材17へ浸透し、多孔性部溝19へ流れ出る。さらに、多孔性部溝19へ流れ出た潤滑油は多孔性部排出穴20から外部に排出される。
また、図19(a)及び(b)に示したように、多孔性部凹凸21の全体(a)あるいは油吸収部材17に近い側(b)に撥油処理部11を形成することによって、液状になったミスト状の潤滑油を堰き止める効果がより大きくなる。
この発明の回転機器は、例えば、エレベータの巻上機、ホイスト等、ブレーキを有する回転機器として有効に利用することができる。
この発明における、実施の形態1の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態1の回転機器を示す断面図である。 実施の形態1における油阻止部の他の例を示す断面図である。 実施の形態1における油阻止部の他の例を示す断面図である。 実施の形態1において、支持体に撥油処理部を形成した例を示す断面図である。 この発明における、実施の形態2の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態2の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態2の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態3の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態3の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態4の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態4の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態5の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態5の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態6の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態7の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態8の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態9の回転機器を示す断面図である。 この発明における、実施の形態9の回転機器を示す断面図である。
符号の説明
1 軸、1a 軸受、2 オイルシール、3 空間、4 潤滑油、5 供給穴、
6,13 排出穴、7 回転体、8 接触面、9 支持体、10 すき間、
11 撥油処理部、12 溝、14 微小すき間、15,22 リング状部材、
16 凹凸部、17 油吸収体、18 金具、19 多孔性部溝、
20 多孔性部排出穴、21 多孔性部凹凸、23 ブレーキ。

Claims (19)

  1. 軸と、上記軸に軸受を介して支持され、上記軸を中心軸として回転する回転体と、上記軸方向から上記回転体の面に、上記軸受けの潤滑油が漏れるのを封止するオイルシールと、上記潤滑油が上記オイルシールから漏れる可能性のある上記回転体の面の一部を接触面として、上記接触面と摺動して上記回転体を制動するブレーキとを備えた回転機器において、
    上記潤滑油が漏れる可能性のある上記回転体の面と対向させ、上記オイルシールから漏れた時の潤滑油の流路となるすき間を形成するように固定・配置させた支持体を設け、
    上記すき間流路の一部において、上記回転体側に、上記回転体に働く遠心力の方向から傾斜した方向に延びる傾斜面を配設し、
    上記回転体の傾斜面に油阻止部を配設し、
    上記すき間流路の上記油阻止部の開始位置から下流の上記支持体側に排出孔を設け、
    上記すき間流路の上記排出孔の下流から上記接触面に至る途中に、上記すき間流路の間隙よりも小さな間隙を有する微小すき間を形成したことを特徴とする回転機器。
  2. 上記油阻止部が、上記潤滑油をはじく撥油処理部であることを特徴とする請求項1記載の回転機器。
  3. 上記撥油処理部が、上記回転体及び支持体の両方に形成されていることを特徴とする請求項2記載の回転機器。
  4. 上記すき間流路方向に対して上記回転体に形成された撥油処理部の開始位置が上記支持体に形成された撥油処理部の開始位置と終了位置の間であることを特徴とする請求項3に記載の回転機器。
  5. 上記オイルシールから上記すき間に漏れた潤滑油の上記微小すき間からの高さをH、上記潤滑油の表面張力をγ、上記微小すき間における上記潤滑油の接触角をθ、上記潤滑油の密度をρ、上記微小すき間の間隙をh、重力加速度をgとしたとき、上記微小すき間の間隙hを、(2γ・cosθ)/(ρ・g・H)よりも小さくしたことを特徴とする請求項1記載の回転機器。
  6. 上記微小すき間に上記潤滑油をはじく撥油処理部を形成したことを特徴とする請求項1記載の回転機器。
  7. 上記微小すき間における内部の周面及び下流側の端面に上記撥油処理部を形成し、上記微小すき間における上流側端面には上記撥油処理部を形成していないことを特徴とする請求項6記載の回転機器。
  8. 上記微小すき間の間隙幅が長手方向に一定であることを特徴とする請求項1記載の回転機器。
  9. 上記微小すき間の間隙幅が長手方向にテーパ形状であることを特徴とする請求項1記載の回転機器。
  10. 上記微小すき間は、上記回転体に挿入した1つのリング状部材の表面と、上記支持体に挿入した他の1つのリング状部材の表面とで形成したことを特徴とする請求項1記載の回転機器。
  11. 上記リング状部材に上記潤滑油をはじく撥油処理部を形成したことを特徴とする請求項10記載の回転機器。
  12. 上記油阻止部が、上記回転体の面側に形成された凹凸であることを特徴とする請求項1記載の回転機器。
  13. 上記凹凸に、上記潤滑油をはじく撥油処理部を形成したことを特徴とする請求項12記載の回転機器。
  14. 上記すき間流路方向に対して上記凹凸面の頂部から底部へ向かう面に撥油処理部を形成したことを特徴とする請求項13記載の回転機器。
  15. 上記すき間流路の上記油阻止部から上記接触面に至る途中において、多孔性部材からなる油吸収部材が配置されていることを特徴とする請求項1記載の回転機器。
  16. 上記油吸収部材の近傍の上記潤滑油漏れ側すき間に、多孔性部凹凸を形成したことを特徴とする請求項15記載の回転機器。
  17. 上記多孔性部凹凸に撥油性処理部を形成したことを特徴とする請求項16記載の回転機器。
  18. 上記油吸収部材と上記回転体とがすき間がないように接していることを特徴とする請求項15記載の回転機器。
  19. 上記回転体における上記オイルシールとの接触面に、別途表面加工したリングを配設したことを特徴とする請求項1記載の回転機器。
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