JP6077746B2 - スラストすべり軸受 - Google Patents

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本発明は、回転軸の軸方向荷重を支持するスラストすべり軸受に関する。
スラストすべり軸受は、一般に、円環状の軸受面が形成された軸受台、あるいは軸受台とこれに装着される円環状のスラスト軸受板とにより構成され、対向配置された回転軸のスラストカラーから伝達される軸方向荷重を軸受部材(軸受台またはスラスト軸受板)の軸受面で支持する。潤滑油を用いる流体潤滑軸受では、軸受面への潤滑油の確実な供給と、油膜圧力の向上による負荷容量の増大とを図るために、放射状に給油溝を形成して軸受面を扇形の複数のスラストパッド面に分割したものが多く使用されている。
油膜圧力を向上させるためには、前側(潤滑油の入口側)で油膜厚さが大きく、後側(潤滑油の出口側)で油膜厚さが小さくなるようにスラストパッド面を形成して潤滑油にくさび作用を働かせる必要がある。このようなスラストすべり軸受として、くさび形状をテーパ状としたテーパランド軸受がある(例えば特許文献1)。また、テーパランド軸受における油膜厚さが最も小さくなるランド面を、スラストパッド面の周縁に沿っ所定幅に延在させて前側の給油溝に向けて開口するコ字状に形成し、ランド面の内部を前側の油膜厚さが大きくなる向きに傾斜するテーパ面としたスラストすべり軸受が公知となっている(特許文献2)。
特公昭62−12305号公報 特開平6−288411号公報
くさび作用は、スラストパッド面の幅Bと周方向長さLとの比(B/L)が小さくなるほど小さくなる特性と有しているが、特許文献2のようにランド面をコ字状に構成にすると、B/Lを大きくしなくとも、すなわちスラストパッド面の外径を大きくしなくとも、くさび効果を有効に働かせることが期待される。
しかしながら、従来のようにスラストパッド面にテーパ面を形成すると、微小寸法のテーパ加工が困難なことから、テーパ面の高さ(ランド面からの深さ)が大きくなる。そのため、回転速度が頻繁に変化する自動車エンジン用の回転軸などの支持に軸受を適用する場合、高速回転域では回転速度に応じて油膜圧力が増大するため、磨耗や摩擦抵抗の問題は生じないが、比較的低速の常用回転域では油膜圧力が増大しないため、出口側の油膜厚さが薄くなりやすい。そして、スラスト荷重が大きくなって混合潤滑となると、磨耗が発生するとともに、潤滑油のせん断力に加えて境界摩擦力が加わるため、摩擦抵抗も大きくなる。
ここで、くさび形状を、機械加工で微小寸法に加工しやすいステップ形状とし、常用回転域で油膜圧力が高くなるように段差を比較的小さな寸法に設定することで、エンジン運転中の混合潤滑を防止することが考えられる。しかし、始動時などの低速回転時(アイドリング回転数以下のとき)には、油膜圧力が低下してパッド出口での油膜厚さが小さくなる。また、くさび効果の性能係数Kは、入口での油膜厚さh(最大油膜厚さ)と出口での油膜厚さh(最小油膜厚さ)との比(h/h)が2.2のときに最大となり、この比が大きくなり過ぎると低下する特性を有しているため、出口での油膜厚さhが小さくなると、同時にくさび効果も低下することになる。そのため、回転速度が低速であるほど出口での油膜厚さhおよび油膜圧力が急激に小さくなり、始動時や停止時などの低速回転時に磨耗が発生するとともに摩擦抵抗が大きくなる。
本発明は、このような従来技術に含まれる課題を解消するべく案出されたものであり、低速回転時にも油膜圧力を高め、磨耗の発生や摩擦抵抗の増大を抑制することができるスラストすべり軸受を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明の一側面によれば、回転軸(4)の軸方向荷重を支持するスラストすべり軸受(1,21)であって、スラスト軸受部材(2)のスラスト受面(1a,21a)は、放射状に形成された給油溝(6)により扇形の複数のスラストパッド面(7)に分割されており、前記スラストパッド面には、周縁に沿って所定幅および一定の所定高さに突出し、前側の給油溝に向けて開口するコ字状の第1凸部(11)が形成された構成とする。
この構成によれば、第1凸部が平面をなすステップ軸受を構成することができ、第1凸部の高さが小さくなるように構成することにより、低速回転時にも油膜圧力を高めて摩擦抵抗や磨耗の増大を抑制できる。
また、本発明の一側面によれば、前記スラストパッド面には、前記第1凸部に囲まれる領域のうちの後側部分に前記所定高さよりも低い第2凸部(12)が形成された構成とすることができる。
この構成によれば、より低速での回転時の油膜圧力を高めることができ、摩擦抵抗や磨耗の増大を一層効果的に抑制できる。
また、本発明の一側面によれば、前記第1凸部および前記第2凸部が樹脂被膜層からなる構成とすることができる。これにより、凸部を容易に形成することができる。
また、本発明の一側面によれば、前記第1凸部および前記第2凸部が金属めっきからなる構成とすることができる。これにより、耐摩耗性の高い凸部を形成することができる。
また、本発明の一側面によれば、前記スラスト軸受部材のスラスト受面には機械加工による条痕(3a)が形成され、前記第1凸部および前記第2凸部が前記条痕上に形成された構成とすることができる。
この構成によれば、スラスト軸受面に対する凸部の付着力を高めることができる。また、凸部が磨耗しても、条痕の谷部には凸部の分子が残っており、条痕の平均厚さ分だけ油膜厚さを薄くできる、すなわち凸部が残っているのと同じ状態にできるため、磨耗し易い材料で凸部を形成した場合や回転軸の偏心量が大きい場合に効果を持続させることができる。
このように本発明によれば、浮力を高めるとともに十分な厚さの油膜を確保することのできるスラストすべり軸受を提供することができる。
実施形態に係るスラストすべり軸受の正面図 図1中のII−II線に沿う断面図 変形実施形態に係るスラストすべり軸受の正面図 図3中のIV−IV線に沿う断面図 実施形態に係る軸受における回転数と油膜厚さの関係を示すグラフ 図1に示す凸部の状態変化を示す概念図
以下、図面を参照して、本発明に係るスラストすべり軸受(以下、単に軸受と称する。)1の実施の形態について詳細に説明する。なお、図2および図4においては紙面の縦方向の寸法を誇張して示している。
図1および図2に示すように、軸受1は、円環板状を呈し、表面が平坦面とされた金属製のスラスト軸受板2と、スラスト軸受板2の表面に設けられた金属からなる第1コーティング層3とを主要構成要素として備えている。軸受1は、第1コーティング層3側の前面(以下、軸受面1aと称する。)を回転シャフト4のスラストカラー5に対向させて配置され、スラストカラー5から伝達される軸方向荷重を軸受面1aで支持する。なお、スラストカラー5は、回転シャフト4と一体化されており、矢印で示すように図1において時計回りに回転する。
第1コーティング層3には機械加工による条痕3a(図6参照)が形成されている。条痕3aは、ボーリング加工により形成してもよく、プレス加工などによるマイクログルーブ仕上げなどによって形成してもよい。
軸受1には、等角度間隔で放射状に延びる8つの給油溝6が形成されており、軸受面1aが扇形8つのスラストパッド面7に分割されている。給油溝6は、軸受面1aに開口してスラスト軸受板2に至る深さに形成されており、後側すなわち回転方向下流側のスラストパッド面7に潤滑油を供給する。
各スラストパッド面7においては、周縁に沿って所定幅および一定の所定高さに突出し、前側の給油溝6に向けて開口するコ字状の第2コーティング層8が第1コーティング層3の表面に形成されている。第2コーティング層8は、径方向内側縁に沿って周方向に延びる円弧状の内側部と、径方向外側縁に沿って周方向に延びる円弧状の外側部と、潤滑油の出口となる後縁に沿って径方向に延びる直線状の後端部とから構成される。ここでは、内側部および外側部の幅がともに1.5mmとされ、後端部の幅(径方向の中心位置における周長)が6mmとされており、内側部、外側部および後端部の高さがともに5.5μmとされている。
また、各スラストパッド面7においては、周縁に沿って所定幅および一定の所定高さに突出し、前側の給油溝6に向けて開口するコ字状の第3コーティング層9が第2コーティング層8の表面に形成されている。第3コーティング層9は、径方向内側縁に沿って周方向に延びる円弧状の内側部と、径方向外側縁に沿って周方向に延びる円弧状の外側部と、潤滑油の出口となる後縁に沿って径方向に延びる直線状の後端部とから構成される。ここでは、内側部および外側部の幅がともに第2コーティング層8と同じ1.5mmとされ、後端部の幅(径方向の中心位置における周長)が2mmとされており、内側部、外側部および後端部の高さがともに0.5μmとされている。なお、第3コーティング層9の厚さは、第2コーティング層8の厚さよりも薄く、1μm以下が好ましい。
つまり、第2コーティング層8は、後端部のうち前側の幅4mmの部分のみが露出して軸受面1aを構成しており、その他の部分は第3コーティング層9により被されている。言い換えれば、スラストパッド面7には、第3コーティング層9によって周縁に沿って6μmの高さに突出し、前側の給油溝6に向けて開口するコ字状の第1凸部11が形成されるとともに、第1凸部11に囲まれる領域のうちの後側部分に5.5μmの高さに突出する第2凸部12が形成されている。なお、第1凸部11の内側部および外側部の幅は、1mm〜2mmが好ましい。
第2コーティング層8および第3コーティング層9は、底摩擦抵抗および高耐熱性の単一樹脂からなる樹脂被膜層として形成することができる。あるいは、単一合成樹脂に固体潤滑剤を含む複合樹脂からなる樹脂被膜層として形成してもよい。樹脂被膜層は、例えば、第1コーティング層3を脱脂、洗浄、余熱して、スプレー塗装またはスクリーン印刷により表面に樹脂被膜層となる塗料を塗布し、この塗料を高温反応硬化させることで形成される。
第2コーティング層8および第3コーティング層9の主材となる樹脂としては、ポリアミド樹脂(PA)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミドイミド樹脂(PAI)、ポリイミド樹脂(PI)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などを用いることができる。また、これらの樹脂のなかから選択される2種以上の複合樹脂を用いてもよい。なお、「複合樹脂」とは、樹脂ブレンド、ポリマーアロイ、共重合体化等を含むものである。
一方、固体潤滑剤としては、二硫化モリブデン(MoS)や二硫化タングステン(WS)などの遷移金属硫化物、グラファイト、六方晶ボロンナイトライド、合成マイカ、タルクのフィラーなどの無機固体潤滑剤や、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、四弗化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル(PFA)などのフッ素系樹脂からなるフィラーが挙げられる。これらは単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。
或いは、第2コーティング層8および第3コーティング層9を金属めっき層により形成してもよい。金属めっき層の主材としては、錫、銅、銀などの軟質金属およびこれらの合金を用いることができる。金属めっき層は、例えばめっき処理あるいは蒸着により形成することができる。
このように構成された軸受1によれば、浮力を高めるとともに十分な厚さの油膜を確保することができる。すなわち、平面をなす第1凸部11がステップ軸受における第1の段差D1を構成し、第1の段差D1の高さが6μmという小さな値とされたことにより、低速回転時にも油膜圧力が高くなり、摩擦抵抗や磨耗の増大が抑制される。そして、平面をなす第2凸部12がステップ軸受における第2の段差D2を構成し、第2の段差D2の高さが、第1の段差D1の1/2以下である0.5μmというより小さな値とされたことにより、より低速での回転時の油膜圧力が高くなり、摩擦抵抗や磨耗の増大が一層効果的に抑制される。
<変形実施形態>
次に、図3および図4を参照して変形実施形態に係る軸受21について説明する。なお、実施形態と同様の部材や部位には同一の符号を付し、その構成および効果についての説明を省略する。
変形実施形態に係る軸受21は、上記実施形態と同様にスラスト軸受板2と第1コーティング層3とを主要構成要素として備える。一方、各スラストパッド面7においては、第1コーティング層3の表面(軸受面21a)に第2コーティング層28のみが形成されている。第2コーティング層28は、ここでは、内側部および外側部の幅がともに1.5mmとされ、後端部の幅(径方向の中心位置における周長)が6mmとされており、内側部、外側部および後端部の高さがともに6μmとされている。言い換えれば、スラストパッド面7には、第2コーティング層28によって周縁に沿って6μmの高さに突出し、前側の給油溝6に向けて開口するコ字状の第1凸部11のみが形成されている。
軸受21がこのように構成されていても、平面をなす第1凸部11がステップ軸受の第1の段差D1を構成し、第1の段差D1の高さが6μmという小さな値とされたことにより、低速回転時にも油膜圧力が高くなり、摩擦抵抗や磨耗の増大が抑制される。
<作用効果>
次に、図5を参照して上記実施形態および変形実施形態の効果についてより詳細に説明する。図5は、横軸に回転シャフト4の回転速度を、縦軸に出口での油膜厚さをとったグラフであり、(B)は(A)中のB部拡大図を示している。グラフ中、実線は上記実施形態による2段ステップの軸受1を示し、一点差線は上記変形実施形態による1段ステップの軸受21を示し、破線は、上記変形実施形態と同様の構成で第1凸部11の高さのみを常用回転域で油膜圧力が高くなるように機械加工で可能な限り小さく段差を形成した従来の1段ステップ軸受を示している。
同図に示すように、従来の1段ステップ軸受では、始動時などの低速回転時にはパッド出口での油膜厚さが小さくなっている。これに対し、変形実施形態による1段ステップの軸受21では、出口での油膜厚さが従来の1段ステップ軸受に比べて大きくなっている。さらに、実施形態に係る2段ステップの軸受1では、より低速回転域において出口での油膜厚さが変形実施形態による1段ステップの軸受21に比べて大きくなっている。
上記したように、出口での油膜厚さが小さくなると、同時にくさび効果も低下するが、本発明では、出口での油膜厚さを大きくできるため、低速回転域で油膜厚さが急激に小さくなって摩擦抵抗や磨耗が増大することを抑制できることがわかる。
そして、上記実施形態では、図6の左上に示すように、第1コーティング層3の表面に条痕3aが形成され、第2コーティング層8(第1凸部11、第2凸部12)が条痕3a上に形成されるため、第2コーティング層8の第1コーティング層3に対する付着力が高くなっている。また、図6の左下に示すように、第2および第3コーティング層8,9が磨耗しても、条痕3aの谷部には第2コーティング層8の分子が残ることで、条痕3aの平均厚さ分だけ油膜厚さが薄くなる、すなわち図6の右下に示すように第2コーティング層8が残っているのと同じ状態になるため、磨耗し易い材料で第2および第3コーティング層8,9を形成した場合や回転シャフト4のスラスト荷重が大きい場合にも効果が持続する。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では、軸受1が回転シャフト4のスラストカラー5を支持しているが、軸受を軸受壁に対向するように回転シャフトに一体に設け、軸受壁のスラスト受面との間で軸荷重を支持するようにしてもよい。また、上記実施形態では軸受1を円環板状としているが、扇形の半円板状としてもよい。この他、各部材や部位の具体的構成や配置、数量など、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。一方、上記実施形態に示した本発明に係る軸受1の各構成要素は必ずしも全てが必須ではなく、少なくとも本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
1,21 軸受
1a,21a 軸受面
2 スラスト軸受板
3 第1コーティング層
3a 条痕
4 回転シャフト
6 給油溝
7 スラストパッド面
8,28 第2コーティング層
9 第3コーティング層
11 第1凸部
12 第2凸部

Claims (4)

  1. 回転軸の軸方向荷重を支持するスラストすべり軸受であって、
    スラスト軸受部材のスラスト受面を扇形の複数のスラストパッド面に分割するように放射状に形成された給油溝と、
    前記スラストパッド面に当該スラストパッド面の周縁に沿って所定幅および一定の所定高さに突出するように形成され、前側の給油溝に向けて開口するコ字状の平面をなす第1凸部と、
    前記スラストパッド面における前記第1凸部に囲まれる領域のうち、前記回転軸の回転方向下流側である後側部分のみに幅方向の全域にわたって前記所定高さよりも低く突出するように形成され、平面をなす第2凸部とを有し、
    前記スラストパッド面が前記回転軸の回転方向に沿って2段のステップ形状をなすことを特徴とするスラストすべり軸受。
  2. 前記第2凸部が前記スラストパッド面の上に形成された第1樹脂皮膜層を有する1層の樹脂被膜層からなり、
    前記第1凸部が前記第1樹脂皮膜層と前記第1樹脂皮膜層の上に形成された第2樹脂皮膜層とを有する2層の樹脂被膜層からなることを特徴とする、請求項1に記載のスラストすべり軸受。
  3. 前記第2凸部が前記スラストパッド面の上に形成された第1金属めっき層を有する1層の金属めっきからなり、
    前記第1凸部が前記第1金属めっき層と前記第1金属めっき層の上に形成された第2金属めっき層を有する2層の金属めっきからなることを特徴とする、請求項1に記載のスラストすべり軸受。
  4. 前記スラスト軸受部材のスラスト受面には条痕が形成され、前記第1凸部および前記第2凸部が前記条痕上に形成されていることを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のスラストすべり軸受。
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