JP3947129B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
撮影光学系を収容する鏡胴がケースの前方に突出した突出位置と、ケースの内方に収容された収容位置との間で出没可能に構成されたいわゆる沈胴式の撮像装置がある。
このような撮像装置において、撮影光学系の前方にコンバージョンレンズやフィルタなどの光学部材を設ける目的で、鏡胴を囲むようにケースの前面に環状に設けられたねじ部に円筒壁状に形成されたアダプタリングを取付可能に構成し、該アダプタリングの前端に前記光学部材を取着するようにしたものが提供されている(例えば特許文献1)。
また、撮像装置の鏡胴の前端に立体撮影用のアダプタからなる光学部材を着脱可能に設けるとともに、前記鏡筒に光学部材が取着されたときにオンされる検出スイッチを鏡筒の前端に設け、前記検出スイッチの動作に基いてフィルムに識別データを記録する撮像装置が提供されている(例えば特許文献2)。
【0003】
【特許文献1】
特許第3174205号公報
【特許文献2】
特開平10−48737号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前者の撮像装置においては、その撮影光学系がズームレンズで構成され、鏡筒の突出量がズーム動作に応じて変化するものであり、かつ、前記アダプタリングに光学部材を装着することを想定した場合、前記鏡筒が最も突出した突出位置に位置した状態で鏡筒の前端がアダプタリングに装着された光学部材にぶつからないようにしなくてはならない。
このため、光学部材と鏡筒の前端との距離を確保するために、アダプタリングや光学部材はその光軸方向の寸法を大きく設定する必要があり、また、撮影光学系に対してけられが発生しないようにアダプタリングや光学部材の径方向の寸法も大きく設定しなくてはならない。したがって、これらアダプタリングや光学部材の大型化、重量化、高コスト化を避けることができないという不都合がある。
また、後者の撮像装置においては、鏡筒に光学部材が取着されたことを検出して所定の制御を行なうことは開示されているものの、沈胴式の鏡胴の前端がアダプタリングに取着された光学部材にぶつかることに関しては何ら論及されていない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、鏡胴が光学部材などに当たることを確実に防止しつつ、光学部材やアダプタリングの小型化、軽量化、低コスト化を図る上で有利となる撮像装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、前記目的を達成するために、ケースと、前記ケースに設けられ撮影光学系を収容する鏡胴とを有し、前記鏡胴が前記ケースの前方に最も突出した突出位置と、前記ケースの内方に収容された収容位置との間で出没可能に構成された沈胴式の撮像装置であって、前記撮影光学系はズームレンズで構成され、前記鏡胴を囲むように前記ケースに設けられた環状のアダプタリング取付部と、前記アダプタリング取付部にアダプタリングが取り付けられたことを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に応じて前記鏡胴の突出量を制御する鏡胴制御手段とを備え、前記鏡胴制御手段による前記鏡胴の突出量の制御は、前記アダプタリング取付部に前記アダプタリングが取り付けられた状態で、前記鏡胴の前端が前記アダプタリングの前端よりも後方に位置する範囲内で行なわれ、前記アダプタリング取付部は第1の雌ねじで形成され、前記アダプタリングの後端には前記アダプタリング取付部に取り付けられる後端取付部が形成され、前記アダプタリングの前端にはコンバージョンレンズやフィルタなどの光学部材が取り付けられる光学部材取付部が形成され、前記後端取付部は前記第1の雌ねじに螺合する第1の雄ねじで形成され、前記光学部材取付部はコンバージョンレンズやフィルタなどの光学部材のねじ部に螺合される第2の雌ねじで形成され、前記第1の雌ねじおよび第1の雄ねじは二条ねじで構成され、前記第2の雌ねじは一条ねじで構成されていると共に、前記二条ねじのピッチを前記一条ねじのピッチの2/3以下に設定してあり、前記検出手段は複数の検出スイッチからなり、前記鏡筒制御手段は、前記検出スイッチから出力される検出信号の状態に基づいて複数のアダプタリングの何れが前記アダプタリング取付部に取着されたかを判別し、この判別結果に基づいて各アダプタリングに対応した鏡筒の突出量を制御するように構成され、前記鏡筒制御手段は、前記アダプタリング取付部にアダプタリングが取り付けられた状態で、前記鏡筒の前端が前記アダプタリングの前端よりも後方に位置する範囲内で前記鏡筒の突出量を制御することでズーム動作を行うように構成されており、前記アダプタリングは、前記後端取付部が前記アダプタリング取付部に取り付けられ、かつ、前記撮像光学系のズーム率が最も広角側に設定された状態で、前記アダプタリングの前端の前記第2の雌ねじの内径によりけられが生じない値に設定されていることを特徴とする。
そのため、アダプタリングがアダプタリング取付部に取着されていることが検出手段により検出されると、鏡胴制御手段は、鏡胴の前端がアダプタリングの前端よりも後方に位置する範囲内に位置するように鏡胴を移動させる。したがって、鏡胴の前端がアダプタリングの前端よりも前方に突出しないので、鏡胴の先端がアダプタリングの前端に取着された光学部材などに当たることがない。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下、本発明による撮像装置の第1の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るデジタルスチルカメラを斜め前方から見た斜視図、図2はデジタルスチルカメラの側面図、図3はデジタルスチルカメラ、アダプタリング、ワイドコンバージョンレンズの側面図、図4はアダプタリングとワイドコンバージョンレンズの断面図、図5は鏡胴の出没動作を制御する制御系の構成を示すブロック図である。
【0007】
図1、図2に示すように、撮像装置であるデジタルスチルカメラ10は、ケース12、鏡胴14、アダプタリング取付部16、アダプタリング18(図3)、検出手段20(図5)、鏡胴制御手段22(図5)などを備えている。
【0008】
図1に示すように、ケース12の上面には撮影モードなどを切り換えるダイヤルスイッチ1202、撮影操作を行なうためのシャッタースイッチ1204、被写体に補助光を照射するストロボ装置1206などが設けられている。
図2に示すように、ケース12の後面には画像データや文字データを表示する液晶などから構成されるディスプレイ1208、被写体像を視認するためのファインダー窓1210、撮影光学系15のズーム操作を行なうためのズーム操作スイッチ1211、電源スイッチ(不図示)などが設けられている。
図1、図2に示すように、アダプタリング取付部16は、ケース12の前面中央に環状に膨出形成され、鏡胴14はこのアダプタリング取付部16の内側に配設されている。
本実施の形態では、図2に示すように、鏡胴14は、第1の鏡胴1402と、第1の鏡胴1402の内側に相対的に移動可能に組み込まれた第2の鏡胴1404とを有した2段式の鏡胴としてから構成され、これら鏡胴1402、1404に撮影光学系15が収容され、ケース12には撮影光学系15によって導かれた被写体像を撮像して撮像信号を生成する撮像素子(不図示)が組み込まれている。
本実施の形態では、撮影光学系15はズームレンズで構成され、該ズームレンズを構成するレンズを光軸方向に移動させることによりズーム率、すなわち撮影倍率あるいは焦点距離を変化させることができるように構成されている。
鏡胴14は、鏡胴駆動機構24(図5)により出没するいわゆる沈胴式として構成されている。鏡胴14は、撮影光学系15のズーム率に応じて突出量が変化するように構成され、撮影光学系15が最も望遠側に設定され鏡胴14の突出量が最大である突出位置P1と、ケース12の内方に収容された収容位置P0との間で出没する。また、撮影光学系15が最も広角側に設定された状態では、鏡胴14は、突出位置P1と収容位置P0の中間の箇所でアダプタリング取付部16よりも前方の箇所である中間位置P2に位置するように構成されている。
【0009】
アダプタリング取付部16は、図2に示すように、鏡胴14の外周面と間隔を空けて該外周面を囲む円筒壁部1602と、円筒壁部1602の内周面に形成された第1の雌ねじ1604とにより構成されている。
円筒壁部1602の内周面のケース12寄りの箇所には第1の雌ねじ1604よりも径方向内側に突出した環状の段部1606が形成されている。
【0010】
アダプタリング18は、図3、図4に示すように、鏡胴14の外径よりも大きな寸法の内径を有する円筒壁状に形成されている。
アダプタリング18の後端には、アダプタリング取付部16の第1の雌ねじ1604に螺合する第1の雄ねじ1802(後端取付部)が形成され、第1の雄ねじ1802を第1の雌ねじ1604に螺合することでアダプタリング18の後端がアダプタリング取付部16に着脱可能に取着される。
アダプタリング18の前端には、第1の雄ねじ1802の外径よりも大きな内径の第2の雌ねじ1804が形成されている。この第2の雌ねじ1804は、光学部材としてのワイドコンバージョンレンズ30の雄ねじ3002に螺合するように形成され、第2の雌ねじ1804を雄ねじ3002に螺合することでアダプタリング18の前端がコンバージョンレンズ30に着脱可能に取着される。本実施の形態では第2の雌ねじ1804によって光学部材取付部が構成されている。また、本実施の形態では、第1の雌ねじ1604および第1の雄ねじ1802は二条ねじで構成され、第2の雌ねじ1804は一条ねじで構成されている。
アダプタリング18は、その後端がアダプタリング取付部16に取り付けられた状態で、アダプタリング18の前端が鏡胴14の突出位置P1よりも後方箇所に位置するように構成されている。
また、本実施の形態では、アダプタリング18は、その後端がアダプタリング取付部16に取り付けられた状態で、アダプタリング18の前端が鏡胴14の中間位置P2よりも前方箇所に位置するように構成されている。
また、本実施の形態では、アダプタリング18は、該アダプタリング18の後端がアダプタリング取付部16に取り付けられ、かつ、撮影光学系15のズーム率が最も広角側に設定された状態で該撮影光学系15にけられが生じないように構成され、アダプタリング18の前端の第2の雌ねじ1804の内径も前記けられが生じない値に設定されている。
【0011】
ワイドコンバージョンレンズ30は、図4に示すように、アダプタリング18を介してアダプタリング取付部16に取着されることで、撮影光学系15の焦点距離を短縮しズーム率(画角)を広角側に変換する1つ以上のレンズ3006からなる光学系を有するものであり、図4において符号3004は飾りリングを示す。
【0012】
検出手段20は、アダプタリング取付部16にアダプタリング18が取り付けられたことを検出するもので、図4に示すように、アダプタリング取付部材16の段部1606に配設された可動ピン2002と、この可動ピン2002の動きを検出する検出スイッチ2004とを有している。
可動ピン2002は、図4に示すように、段部1606に出没可能に設けられており、その前端が段部1606から前方に突出した状態となるように常時付勢されている。
検出スイッチ2004は、図4に示すように、アダプタリング取付部16にアダプタリング18が取着されることにより、該アダプタリング18の後端部分1806によって可動ピン2002が押圧され、可動ピン2002突出した状態から没入された状態に動かされると、この動きを検出しオン・オフ信号からなる検出信号を鏡胴制御手段22に出力するように構成されている。
【0013】
図5に示すように、鏡胴制御手段22は、ズーム操作スイッチ1211から供給されるズーム操作信号と、検出スイッチ2004から供給される検出信号とに基づいて鏡胴駆動機構24を制御することにより、鏡胴14の突出量を制御するように構成されている。
また、鏡胴制御手段22は、前記電源スイッチがオフされたときに、鏡胴14を収容位置P0に位置させ、電源スイッチがオンされたときに、鏡胴14を中間位置P2に位置させるように鏡胴14の突出量の制御を行なう。
鏡胴制御手段22は、例えば、制御プログラムを格納するROMと、ワーキングエリアを提供するRAMと、前記電源スイッチ、ズーム操作スイッチ1211、検出スイッチ2004や鏡胴駆動機構24との信号の授受を司るインターフェースと、前記ROMの制御プログラムを実行することにより制御動作を実行するCPUとを含むいわゆるマイクロコンピュータで構成されている。
【0014】
次に、デジタルスチルカメラ10を用いて撮影する際の動作について説明する。
まず、デジタルスチルカメラ10を単体で使用する場合、すなわちアダプタリング18およびワイドコンバージョンレンズ30をケース12に取着しないで使用する場合について説明する。
前記電源スイッチがオフ状態にある場合、鏡胴14は収容位置P0に位置してケース12内方に収容されているため、鏡胴14がケース12の外部の物などにぶつかって無理な力を受けることが防止されている。
また、この際、可動ピン2002は前端が段部1606から突出した状態に付勢されている。
前記電源スイッチがオンされると、検出スイッチ2004からは、アダプタリング18が取着されていないないことを示す検出信号が鏡胴制御手段22に供給される。これにより、鏡胴制御手段22は、鏡胴駆動機構24を制御して鏡胴14を撮影可能な位置である中間位置P2に移動させる。ユーザーはこの状態で、ファインダ窓1210あるいはディスプレイ1208を視認しつつ、所望のズーム率が得られるように、ズーム操作スイッチ1211を操作する。これにより、鏡胴制御手段22は、ズーム操作スイッチ1211の操作信号の応じて鏡胴駆動機構24を制御し鏡胴14を中間位置P2と突出位置P1との間で移動させる。
そして、ユーザーがシャッタスイッチ1204を押下することによって撮影がなされる。
【0015】
次に、デジタルスチルカメラ10にアダプタリング18およびワイドコンバージョンレンズ30を取り付けて使用する場合について説明する。
まず、図3に示すように、アダプタリング18の第2の雌ねじ1804にワイドコンバージョンレンズ30の雄ねじ3002を螺合してアダプタリング18の前端にワイドコンバージョンレンズ30を取着する。
次に、図4に示すように、デジタルスチルカメラ10の前記電源スイッチをオフして鏡胴14が収容位置P0に位置された状態で、アダプタリング18の第1の雄ねじ1802をアダプタリング取付部16の第1の雌ねじ1604に螺合する。これにより、ワイドコンバージョンレンズ30およびアダプタリング18はアダプタリング取付部16に取着される。
この際、図4に示すように、第1の雄ねじ1802が第1の雌ねじ1604に螺合されることで、アダプタリング18の後端部分1806が可動ピン2002の前端に当接し可動ピン2002が段部1606に没入された状態に維持される。
ここで、前記電源スイッチがオンされると、検出スイッチ2004からは、アダプタリング18が取着されていることを示す検出信号が鏡胴制御手段22に供給される。これにより、鏡胴制御手段22は、鏡胴駆動機構24を制御して鏡胴14の前端がアダプタリング18の前端よりも後方に位置する範囲内に位置するように鏡胴14を移動させる。本実施の形態では、鏡胴制御手段22による鏡胴14の突出量の制御は、撮影光学系15のズーム率が最も広角となる鏡胴14の突出量で行なわれ、これにより鏡胴14が中間位置P2に移動され、その中間位置P2で鏡筒14の位置が固定され、ズーム動作が禁止される。
すなわち、鏡胴制御手段22による鏡胴14の突出量の制御は、アダプタリング取付部16にアダプタリング18が取り付けられた状態で、鏡胴14の前端がアダプタリング18の前端よりも後方に位置する範囲内で行なわれる。したがって、鏡胴14の前端がワイドコンバージョンレンズ30のレンズ3006に当たることがない。
これにより、撮影光学系15のズーム率がワイドコンバージョンレンズ30の光学系の作用によりさらに広角側に変換される。
ユーザーがファインダ窓1210あるいはディスプレイ1208を視認しつつ、シャッタスイッチ1204を押下することによって撮影がなされる。
なお、本実施の形態では、この状態でズーム操作スイッチ1211を操作しても、鏡胴制御手段22がズーム動作を禁止しているので、鏡胴14の位置は中間位置P2に固定されたままとなる。
【0016】
このように構成された撮像装置10によれば、鏡胴制御手段22による鏡胴14の突出量の制御がアダプタリング取付部16にアダプタリング18が取り付けられた状態で、鏡胴14の前端がアダプタリング18の前端よりも後方に位置する範囲内で行なわれるので、鏡胴14の前端がアダプタリング18の前端に取着されたワイドコンバージョンレンズ30のレンズ3006などの光学部材にぶつかることがない。
また、突出位置P1に位置した鏡胴14の前端がワイドコンバージョンレンズ30などの光学部材に当たらないようにする場合と違って、光学部材およびアダプタリング18の光軸方向および径方向の寸法を大きくする必要が無い。
したがって、鏡胴14が光学部材に当たることを確実に防止しつつ、これら光学部材およびアダプタリング18の小型化、軽量化、低コスト化を図る上で有利となる。
また、このように光学部材およびアダプタリング18が小型化されることにより、これら光学部材およびアダプタリング18が取着された状態でデジタルスチルカメラ10を運んだり、載置したりする際の取り扱いを容易にする上でも有利となる。
【0017】
また、本実施の形態では、アダプタリング取付部16の第1の雌ねじ1604およびアダプタリング18の第1の雄ねじ1802が二条ねじで構成され、アダプタリング18の第2の雌ねじ1804が一条ねじで構成されている。したがって、ワイドコンバータレンズ30の雄ねじ3002の外径と、アダプタリング取付部16の第1の雌ねじ1604の内径が例え一致していたとしても、ワイドコンバータレンズ30の雄ねじ3002が一条ねじであり、第1の雌ねじ1604が二条ねじであるため、雄ねじ3002を第1の雌ねじ1604に螺合することを確実に防止することができる。このため、ワイドコンバージョンレンズ30を誤って直接アダプタリング取付部16に取着してしまい、鏡胴14の前端がワイドコンバージョンレンズ30のレンズ3006にぶつかってしまうといった不都合を確実に防止する上で有利となる。
また、前記二条ねじのピッチを例えば0.4とし、前記一条ねじのピッチを例えば0.75とし、二条ねじのピッチを一条ねじのピッチの2/3以下に設定すると、二条ねじのピッチが一条ねじのピッチと大きく異なるため、二条ねじに一条ねじを螺合することがより困難となり、雄ねじ3002を第1の雌ねじ1604に螺合することを確実に防止する上でより有利となる。
また、アダプタリング18の第2の雌ねじ1804のモジュールを例えばM46とし、アダプタリング取付部16の第1の雌ねじ1604のモジュールを例えばM45.5とし、両者が異なる値となるように設定すれば、雄ねじ3002を第1の雌ねじ1604に螺合することを確実に防止する上でより有利となる。
また、アダプタリング18の第2の雌ねじ1804の外径を一般的なフィルターやコンバージョンレンズのねじの外径と一致した寸法に設定するとともに、アダプタリング取付部16の第1の雌ねじ1604の外径を前記寸法とは異なる寸法に設定すれば、雄ねじ3002を第1の雌ねじ1604に螺合することを確実に防止する上でより有利となる。
【0018】
また、アダプタリング取付部16にアダプタリング18が取り付けられ、かつ、アダプタリング18に光学部材を取り付けない状態で使用したとしても、鏡胴14の前端がアダプタリング18の前端よりも後方に位置しているので、アダプタリング18によって鏡胴14の前端が保護され、物などが鏡胴14の前端にぶつかって鏡胴14や鏡胴駆動機構24が破損することを防止する上で有利となる。
なお、本実施の形態では、アダプタリング取付部16にアダプタリング18が取り付けられた状態で、鏡胴14の位置が中間位置P2に固定され、ズーム動作を禁止したが、鏡胴制御手段22による鏡胴14の突出量の制御は、鏡胴14の前端がアダプタリング18の前端よりも後方に位置する範囲内で行なわれればよく、前記範囲内で鏡胴14が移動されることによりズーム動作がなされてもかまわない。
【0019】
次に、第2の実施の形態について説明する。
図6はアダプタリングとテレコンバージョンレンズの断面図である。
第2の実施の形態では、図6に示すように、コンバージョンレンズとしてのテレコンバージョンレンズ32と、該テレコンバージョンレンズ32用のアダプタリング19とをデジタルスチルカメラ10に取着している。
アダプタリング19は、鏡胴14の外径よりも大きな寸法の内径を有する円筒壁状に形成されている。
アダプタリング19の後端には、アダプタリング取付部16の第1の雌ねじ1604に螺合する第1の雄ねじ1902が形成され、第1の雄ねじ1902を第1の雌ねじ1604に螺合することでアダプタリング19の後端がアダプタリング取付部16に着脱可能に取着される。
アダプタリング19は、その後端がアダプタリング取付部16に取り付けられた状態で、アダプタリング19の前端が鏡胴14の突出位置P1よりも前方箇所に位置するように構成されている。
また、アダプタリング19は、アダプタリング取付部16に取着されても、アダプタリング19の後端部分1906が可動ピン2002に当接しないように形成されている。
したがって、アダプタリング取付部16にアダプタリング19が取着されても、検出スイッチ2004はアダプタリングが取着されたことを示す検出信号を鏡胴制御手段22に供給しない。
【0020】
アダプタリング19の前端には、第1の雄ねじ1902の外径よりも大きな内径の第2の雌ねじ1904が形成されている。この第2の雌ねじ1904は、テレコンバージョンレンズ32の雄ねじ3202に螺合するように形成され、第2の雌ねじ1904と雄ねじ3202を螺合することでテレコンバージョンレンズ32がアダプタリング19の前端に着脱可能に取着される。本実施の形態では第2の雌ねじ1904によって光学部材取付部が構成されている。また、本実施の形態では、第1の雌ねじ1604および第1の雄ねじ1902は二条ねじで構成され、第2の雌ねじ1904は一条ねじで構成されている。
テレコンバージョンレンズ32は、アダプタリング19を介してアダプタリング取付部16に取着されることで、撮影光学系15の焦点距離を延長しズーム率(画角)を望遠側に変換する1つ以上のレンズ3206からなる光学系を有するものであり、図6において符号3204は飾りリングを示す。
【0021】
次に、デジタルスチルカメラ10にアダプタリング19およびテレコンバージョンレンズ32を取り付けて使用する場合について説明する。
まず、図6に示すように、アダプタリング19の第2の雌ねじ1904にテレコンバージョンレンズ32の雄ねじ3202を螺合してアダプタリング19の前端にテレコンバージョンレンズ32を取着する。
次に、デジタルスチルカメラ10の前記電源スイッチをオフして鏡胴14が収容位置P0に位置された状態で、アダプタリング19の第1の雄ねじ1902をアダプタリング取付部16の第1の雌ねじ1604に螺合する。これにより、テレコンバージョンレンズ32およびアダプタリング19はアダプタリング取付部16に取着される。
この際、第1の雄ねじ1902が第1の雌ねじ1604に螺合されても、アダプタリング19の後端部分1906が可動ピン2002の前端に当接しない。
ここで、前記電源スイッチがオンされると、検出スイッチ2004からは、アダプタリングが取着されていることを示す検出信号が鏡胴制御手段22に供給されない。したがって、鏡胴制御手段22は、デジタルスチルカメラ10を単体で使用している場合と同様に、中間位置P2および突出位置P1の間で鏡胴14を移動させるズーム動作を行なう。
この際、アダプタリング取付部16にアダプタリング19が取り付けられた状態で、鏡胴14の前端が突出位置P1に移動しても、アダプタリング19の前端が鏡胴14の突出位置P1よりも前方箇所に位置しているので、鏡胴14の前端がテレコンバージョンレンズ32のレンズ3206に当たることがない。
これにより、撮影光学系15のズーム率がテレコンバージョンレンズ32の光学系の作用によりさらに望遠側に変換される。
ユーザーがファインダ窓1210あるいはディスプレイ1208を視認しつつ、シャッタスイッチ1204を押下することによって撮影がなされる。
【0022】
このように構成された撮像装置10によれば、アダプタリング取付部16にアダプタリング19が取り付けられた状態で、鏡胴14の前端が突出位置P1に移動しても、アダプタリング19の前端が鏡胴14の突出位置P1よりも前方箇所に位置しているので、鏡胴14の前端がテレコンバージョンレンズ32のレンズ3206にぶつかることがない。
したがって、鏡胴14がテレコンバージョンレンズ32に当たることを確実に防止することができる。
また、本実施の形態においても、テレコンバータレンズ32の雄ねじ3202、第1の雌ねじ1604の2つのねじをそれぞれ一条ねじ、二条ねじとすること、あるいは、前記2つのねじのピッチを異ならせること、あるいは、前記2つのねじのモジュールを異ならせること、あるいは、前記2つのねじの径を異ならせることによって第1の実施の形態と同様に、テレコンバージョンレンズ32を誤って直接アダプタリング取付部16に取着してしまい、鏡胴14の前端がテレコンバージョンレンズ32のレンズ3206にぶつかってしまう不都合を確実に防止することができる。
【0023】
なお、上述した実施の形態では、前記撮像光学系15がズームレンズで構成されたものとして説明したが、本発明は撮影光学系15は焦点距離や画角が単一であっても無論適用可能である。
また、上述した実施の形態では、検出手段20の可動ピン2002が押圧されたか否かに基づいてアダプタリング18がアダプタリング取付部16に取着されたか否かを検出し、この検出結果に応じて鏡胴制御手段22が鏡筒14の突出量を制御するように構成したが、次のような変形例としてもよい。
例えば、図7に示すように、アダプタリング取付部16の段部1606に、第1、第2、第3の可動ピン2202A、2202B、2202Cが設けられ、各可動ピン2202A、2202B、2202Cが段部1606から突出する部分の長さが互いに異なっており、各可動ピンに別々の検出スイッチ(不図示)が接続されている。
アダプタリング18は、第1、第2、第3のアダプタリングの3種類が用意されている。
第1のアダプタリング18は、第1の雄ねじ1806が第1の雌ねじ1604に螺合した状態で、第1の可動ピン2202Aのみを押圧する寸法で形成されている。
第2のアダプタリング18は、第1の雄ねじ1806が第1の雌ねじ1604に螺合した状態で、第1、第2の可動ピン2202A、2202Bの2つを押圧する寸法で形成されている。
第3のアダプタリング18は、第1の雄ねじ1806が第1の雌ねじ1604に螺合した状態で、第1、第2、第3の可動ピン2202A、2202B、2202Cの全てを押圧する寸法で形成されている。
このように構成すれば、鏡筒制御手段22は、各検出スイッチから出力される検出信号の状態に基づいて第1、第2、第3のアダプタリングの何れがアダプタリング取付部16に取着されたかを判別することができ、この判別結果に基づいて各アダプタリングに対応して鏡胴14の突出量を制御することが可能となる。
したがって、第1、第2、第3のアダプタリングにそれぞれ異なる倍率のコンバージョンレンズを取り付け、これら各アダプタリングをアダプタリング取付部16に取着した状態で、鏡胴14の前端が、それぞれのコンバージョンレンズに当たらないように鏡筒制御手段22によって鏡胴14の突出量を制御できる。
なお、上述した実施の形態では、撮像装置をデジタルスチルカメラ10として説明したが、本発明は、ビデオカメラなどの種々の撮像装置に無論適用可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、鏡胴がコンバージョンレンズなどの光学部材に当たることを確実に防止しつつ、光学部材やアダプタリングの小型化、軽量化、低コスト化を図る上で有利となる撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のデジタルスチルカメラを斜め前方から見た斜視図である。
【図2】デジタルスチルカメラの側面図である。
【図3】デジタルスチルカメラ、アダプタリング、ワイドコンバージョンレンズの側面図である。
【図4】アダプタリングとワイドコンバージョンレンズの断面図である。
【図5】鏡胴の出没動作を制御する制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】アダプタリングとテレコンバージョンレンズの断面図である。
【図7】検出手段の変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
10……デジタルスチルカメラ、12……ケース、14……鏡胴、15……撮影光学系、16……アダプタリング取付部、18、19……アダプタリング、20……検出手段、22……鏡筒制御手段、30……ワイドコンバージョンレンズ、32……テレコンバージョンレンズ。
Claims (2)
- ケースと、前記ケースに設けられ撮影光学系を収容する鏡胴とを有し、前記鏡胴が前記ケースの前方に最も突出した突出位置と、前記ケースの内方に収容された収容位置との間で出没可能に構成された沈胴式の撮像装置であって、
前記撮影光学系はズームレンズで構成され、
前記鏡胴を囲むように前記ケースに設けられた環状のアダプタリング取付部と、
前記アダプタリング取付部にアダプタリングが取り付けられたことを検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に応じて前記鏡胴の突出量を制御する鏡胴制御手段とを備え、
前記鏡胴制御手段による前記鏡胴の突出量の制御は、前記アダプタリング取付部に前記アダプタリングが取り付けられた状態で、前記鏡胴の前端が前記アダプタリングの前端よりも後方に位置する範囲内で行なわれ、
前記アダプタリング取付部は第1の雌ねじで形成され、
前記アダプタリングの後端には前記アダプタリング取付部に取り付けられる後端取付部が形成され、
前記アダプタリングの前端にはコンバージョンレンズやフィルタなどの光学部材が取り付けられる光学部材取付部が形成され、
前記後端取付部は前記第1の雌ねじに螺合する第1の雄ねじで形成され、
前記光学部材取付部はコンバージョンレンズやフィルタなどの光学部材のねじ部に螺合される第2の雌ねじで形成され、
前記第1の雌ねじおよび第1の雄ねじは二条ねじで構成され、
前記第2の雌ねじは一条ねじで構成されていると共に、前記二条ねじのピッチを前記一条ねじのピッチの2/3以下に設定してあり、
前記検出手段は複数の検出スイッチからなり、
前記鏡筒制御手段は、前記検出スイッチから出力される検出信号の状態に基づいて複数のアダプタリングの何れが前記アダプタリング取付部に取着されたかを判別し、この判別結果に基づいて各アダプタリングに対応した鏡筒の突出量を制御するように構成され、
前記鏡筒制御手段は、前記アダプタリング取付部にアダプタリングが取り付けられた状態で、前記鏡筒の前端が前記アダプタリングの前端よりも後方に位置する範囲内で前記鏡筒の突出量を制御することでズーム動作を行うように構成されており、
前記アダプタリングは、前記後端取付部が前記アダプタリング取付部に取り付けられ、かつ、前記撮像光学系のズーム率が最も広角側に設定された状態で、前記アダプタリングの前端の前記第2の雌ねじの内径によりけられが生じない値に設定されている、
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記コンバージョンレンズは前記撮影光学系の画角を広角側に変換するワイドコンバージョンレンズであることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
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