JP3922230B2 - ハイブリッド車の駆動装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複数種類の駆動力源を備えたハイブリッド車の駆動装置に関するものであり、特に車両の前後輪すべてを駆動するハイブリッド車の駆動装置に関するものである。
従来、複数の駆動力源、例えば、エンジンおよびモータ・ジェネレータを有するハイブリッド車が知られている。このようなハイブリッド車においては、車両の走行状態に基づいて、エンジンおよびモータ・ジェネレータの駆動・停止などを制御することで、排出ガスおよび騒音の低減を図ることが可能である。このハイブリッド車の一例が、下記の特許文献1に記載されている。
すなわち、エンジンの動力が自動変速機の入力軸に伝達されるように構成されているとともに、エンジンから入力軸に至る動力伝達経路には、エンジンの動力を自動変速機およびモータ・ジェネレータに分配する遊星歯車装置が設けられている。この遊星歯車装置は、サンギヤおよびリングギヤおよびキャリヤを有しており、サンギヤはモータ・ジェネレータのロータに連結され、キャリヤは自動変速機の入力軸に連結されている。
さらに、前記特許文献1には、ハイブリッド駆動装置をスタンバイ四輪駆動車に用いる例が記載されている。これは、自動変速機の出力軸に、自動変速機からの出力トルクを、後輪出力軸と前輪出力軸とに分配して伝達する装置であるトランスファ(センタデフ装置)を配設したものである。自動変速機から出力されたトルクはこのトランスファに入力され、前輪出力軸と後輪出力軸とに分配される。
特許文献1に記載されているハイブリッド駆動装置においては、複数の走行モードが選択可能である。まず、モータ走行モードが選択された場合は、エンジンが停止され、モータ・ジェネレータの動力が自動変速機に伝達される。また、エンジン走行モードが選択された場合は、エンジンの動力が遊星歯車装置を経由して自動変速機に伝達される。さらに、エンジン+モータ走行モードが選択された場合は、遊星歯車装置を経由したエンジンの動力と力行駆動されたモータ・ジェネレータからの動力とが自動変速機に伝達される。
特開平9−322312号公報(段落番号0015、0129、図1、図7、図12)
しかし、特許文献1に記載された装置では、二輪駆動および四輪駆動にかかわらず、車輪に伝達されるエンジンの動力は全てトランスファを経由する構成となっているので、トランスファにおける動力の伝達損失が多くなり、駆動装置の伝達効率が低下してしまうおそれがあった。
この発明は、上記の技術的課題に着目してなされたものであり、四輪駆動車に適用可能であり、かつ動力伝達効率の低下を抑制できるハイブリッド車の駆動装置を提供することを目的とするものである。
この発明は、上記の目的を達成するために、第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、前記回転装置の回転軸線と、前記第2の駆動力源の回転軸線とが同軸上に配置され、前記伝動装置は、前記回転軸線方向で、前記回転装置と前記第2の駆動力源との間に配置されていることを特徴とするハイブリッド車の駆動装置である。
さらに、請求項2の発明は、請求項1において、前記第2の駆動力源から前記第1の車輪および前記第2の車輪の一方に至る動力の伝達を遮断し、かつ、前記第1の駆動力源の動力を、前記第2の動力分配装置を経由させて前記第1の車輪および前記第2の車輪の他方に伝達するモードを選択可能であり、前記第1の動力分配装置から、前記第2の動力分配装置に入力される動力の入力回転数よりも、前記第2の動力分配装置から出力される動力の出力回転数の方が高速となるように増速する機能を、前記第2の動力分配装置が兼備していることを特徴とするハイブリッド車の駆動装置である
請求項3の発明は、請求項1の構成に加えて、前記第1の動力分配装置は、第1のキャリヤおよび第1のサンギヤおよび第1のリングギヤが差動作用を生じるように連結された歯車機構により構成されており、前記第1のキャリヤが前記第1の駆動力源に連結され、前記第1のサンギヤが前記回転装置に連結され、前記第1のリングギヤが第1の出力軸に連結されており、前記第2の動力分配装置は、同心上に配置された第2のサンギヤおよび第2のリングギヤと、前記第2のサンギヤに噛合された第1のピニオンギヤと前記第2のリングギヤおよび前記第1のピニオンギヤに噛合された第2のピニオンギヤと、前記第1のピニオンギヤおよび第2のピニオンギヤを保持する第2のキャリヤとが、差動作用を生じるように連結された歯車機構により構成されており、前記第2のサンギヤが前記第2の車輪である後輪に連結され、前記第2のリングギヤが前記第2の駆動力源に連結されており、前記第1のリングギヤと前記第1の車輪である前輪とを係合・解放する第1のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のリングギヤとを係合・解放する第2のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のキャリヤとを係合・解放する第3のクラッチと、前記第2のキャリヤの回転・固定を制御するブレーキとが設けられており、前記第1のクラッチが前記伝動装置であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、前記第2の動力分配装置が、差動作用を生じる三つの回転要素を備えた歯車機構により構成されており、前記回転装置の回転軸線と、前記第2の駆動力源の回転軸線とが同軸上に配置され、前記伝動装置は、前記回転軸線方向で、前記回転装置と前記第2の駆動力源との間に配置されていることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、前記第2の動力分配装置が、差動作用を生じる三つの回転要素を備えた歯車機構により構成されており、前記第2の駆動力源から前記第1の車輪および前記第2の車輪の一方に至る動力の伝達を遮断し、かつ、前記第1の駆動力源の動力を、前記第2の動力分配装置を経由させて前記第1の車輪および前記第2の車輪の他方に伝達するモードを選択可能であり、前記第1の動力分配装置から、前記第2の動力分配装置に入力される動力の入力回転数よりも、前記第2の動力分配装置から出力される動力の出力回転数の方が高速となるように増速する機能を、前記第2の動力分配装置が兼備していることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、前記第2の動力分配装置が、差動作用を生じる三つの回転要素を備えた歯車機構により構成されており、前記第1の動力分配装置は、第1のキャリヤおよび第1のサンギヤおよび第1のリングギヤが差動作用を生じるように連結された歯車機構により構成されており、前記第1のキャリヤが前記第1の駆動力源に連結され、前記第1のサンギヤが前記回転装置に連結され、前記第1のリングギヤが第1の出力軸に連結されており、前記第2の動力分配装置を構成する歯車機構は、前記三つの回転要素として第2のキャリヤおよび第2のサンギヤおよび第2のリングギヤを有しており、前記第2のキャリヤが前記第2の駆動力源に連結され、前記第2のサンギヤが、第2の出力軸を介して前記第1の車輪である前輪に連結され、前記第2のリングギヤが、第3の出力軸を介して前記第2の車輪である後輪に連結されており、前記第2の出力軸と前記前輪を係合・解放する第1のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のキャリヤとを係合・解放する第2のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第3の出力軸とを係合・解放する第3のクラッチと、前記第2のサンギヤの回転・固定を制御するブレーキとが設けられており、前記第3のクラッチが前記伝動装置であることを特徴とするものである。
請求項7の発明は、第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、前記第2の動力分配装置が、差動作用を生じる三つの回転要素を備えた歯車機構により構成されており、前記第1の動力分配装置は、第1のキャリヤおよび第1のサンギヤおよび第1のリングギヤが差動作用を生じるように連結された歯車機構により構成されており、前記第1のキャリヤが前記第1の駆動力源に連結され、前記第1のサンギヤが前記回転装置に連結され、前記第1のリングギヤが第1の出力軸に連結されており、前記第2の動力分配装置を構成する歯車機構は、同心上に配置された第2のサンギヤおよび第2のリングギヤと、前記第2のサンギヤに噛合された第1のピニオンギヤと、前記第2のリングギヤおよび前記第1のピニオンギヤに噛合された第2のピニオンギヤと、前記第1のピニオンギヤおよび第2のピニオンギヤを保持する第2のキャリヤとを有し、前記第2のサンギヤおよび前記第2のリングギヤおよび前記第2のキャリヤが差動作用を生じるように連結されており、前記第2のサンギヤが前記第2の車輪である後輪に連結され、前記第2のリングギヤが前記第2の駆動力源に連結されており、前記第1のリングギヤと前記第1の車輪である前輪とを係合・解放する第1のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のリングギヤとを係合・解放する第2のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のキャリヤとを係合・解放する第3のクラッチと、前記第2のキャリヤの回転・固定を制御するブレーキとが設けられており、前記第1のクラッチが前記伝動装置であることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、第1の駆動力源から第1の動力分配装置に伝達された動力が第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路で車輪に伝達される。したがって、車輪に伝達される動力が経由する動力分配装置の数が少ないので、第1の駆動力源から出力された動力の損失を抑制でき動力の伝達効率を向上させることができる。
さらに、請求項1の発明によれば、回転装置と第2の駆動力源との間から車輪に動力が伝達される。そのため、車輪と伝動装置とを連結する部材の長さを回転軸線方向で短縮できる。
加えて、請求項2の発明によれば、請求項1の効果に加えて、第2の駆動力源からの第1の車輪および第2の車輪の一方に至る動力が遮断されるため、動力伝達損失が低減できる。また、第2の動力分配装置の出力回転数が第2の動力分配装置の入力回転数よりも高速となるために、入力側の回転数、すなわち、第1の駆動力源の回転数は低く抑えることができる。そのため、燃費がさらに向上する。さらに、動力分配と、増速とが一つの動力分配装置でおこなわれるために、部品点数の増加を抑制できる。
さらに、請求項3の発明においても、請求項1の発明と同様の効果を得られる。
さらに、請求項4の発明によれば、第1の駆動力源から第1の動力分配装置に伝達された動力が第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路で車輪に伝達される。したがって、車輪に伝達される動力が経由する動力分配装置の数が少ないので、第1の駆動力源から出力された動力の損失を抑制でき動力の伝達効率を向上させることができる。また、請求項5の発明によれば、回転装置と第2の駆動力源との間から車輪に動力が伝達される。そのため、車輪と伝動装置とを連結する部材の長さを回転軸線方向で短縮できる。
さらに、請求項5の発明によれば、第1の駆動力源から第1の動力分配装置に伝達された動力が第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路で車輪に伝達される。したがって、車輪に伝達される動力が経由する動力分配装置の数が少ないので、第1の駆動力源から出力された動力の損失を抑制でき動力の伝達効率を向上させることができる。また、請求項6の発明によれば、第2の駆動力源からの第1の車輪および第2の車輪の一方に至る動力が遮断されるため、動力伝達損失が低減できる。また、第2の動力分配装置の出力回転数が第2の動力分配装置の入力回転数よりも高速となるために、入力側の回転数、すなわち、第1の駆動力源の回転数は低く抑えることができる。そのため、燃費がさらに向上する。さらに、動力分配と、増速とが一つの動力分配装置でおこなわれるために、部品点数の増加を抑制できる。さらに、請求項6または7の発明においても、第1の駆動力源から第1の動力分配装置に伝達された動力が第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路で車輪に伝達される。したがって、車輪に伝達される動力が経由する動力分配装置の数が少ないので、第1の駆動力源から出力された動力の損失を抑制でき動力の伝達効率を向上させることができる。
つぎにこの発明を具体例に基づいて説明する。図1はこの発明の対象とする車両、具体的には四輪駆動車のパワートレーンに本発明を実施した、実施例を示す図である。本パワートレーンは、エンジン1と、モータ・ジェネレータ(以下、仮に第1モータ・ジェネレータもしくはMG1と記す)2と、このエンジン1の動力を第1モータ・ジェネレータ2および出力軸18に分配する第1動力分配装置50と、第2モータ・ジェネレータ8とで構成されている。まず、エンジン1の後方に第1モータ・ジェネレータ2が配置され、第1モータ・ジェネレータ2の後方に第1動力分配装置50が配置され、さらに第1動力分配装置50の後方にチェーン駆動装置6が配置され、その後方には第2モータジェネレータ8が配置されている。ここで、「後方」とは、車両の前後方向における後方という意味である。
エンジン1は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの燃料を燃焼させて動力を出力する公知の動力装置であって、スロットル開度(吸気量)や燃料供給量、着火時期(自己着火時点を含む)などの運転状態を電気的に制御できるように構成されている。そのエンジン1の制御は、例えば、マイクロコンピュータを主体とする電子制御装置(E−ECU、図示せず)によっておこなうように構成されている。
また、第1モータ・ジェネレータ2は、例えば同期電動機を用いることが可能であり、この第1モータ・ジェネレータ2は、電動機としての機能と発電機としての機能とを生じるように構成されている。さらに第1モータ・ジェネレータ2にはインバータ(図示せず)を介してバッテリーなどの蓄電装置(図示せず)が電気的に接続されている。そして、前記インバータを制御することにより、第1モータ・ジェネレータ2の出力トルクあるいは回生トルクを適宜に設定するようになっている。なお、第1モータジェネレータ2のステータ(図示せず)はケーシング(図示せず)に固定されており、回転しないようになっている。
さらに、第1動力分配装置50は、遊星歯車機構により構成されている。この遊星歯車機構は外歯歯車であるサンギヤ5と、そのサンギヤ5に対して同心円上に配置された内歯歯車であるリングギヤ3と、これらサンギヤ5とリングギヤ3とに噛合しているピニオンギヤを自転かつ公転自在に保持しているキャリヤ4とを三つの回転要素として差動作用を生じる公知の歯車機構である。前記エンジン1の出力軸が第1の回転要素であるキャリヤ4に連結されている。言い換えれば、キャリヤ4が入力要素となっている。
これに対して第2の回転要素であるサンギヤ5に、第1モータ・ジェネレータ2のロータ(図示せず)が連結されている。したがってサンギヤ5がエンジン1に対する反力要素となっており、また第3の回転要素であるリングギヤ3が出力軸18に連結されている。
第2動力分配装置51すなわちトランスファ、さらに言い換えればセンターディファレンシャルは、遊星歯車機構により構成されている。この遊星歯車機構は外歯歯車であるサンギヤ11と、そのサンギヤ11に対して同心円上に配置された内歯歯車であるリングギヤ10と、これらサンギヤ11とリングギヤ10とに噛合しているピニオンギヤを自転かつ公転自在に保持しているキャリヤ12とを三つの回転要素として差動作用を生じる公知の歯車機構である。そして、出力軸18がクラッチC2を経由して第1の回転要素であるキャリヤ12に連結されている。また、第2モータ・ジェネレータ8のロータ(図示せず)が減速ギヤ9を経由してキャリア12に連結されている。言い換えれば、キャリヤ12が入力要素となっている。
これに対して第2の回転要素であるサンギヤ11は、クラッチC1を経由してチェーン駆動装置6に連結されている。また第3の回転要素であるリングギヤ10が、リヤプロペラシャフト16に連結されている。出力軸16(リヤプロペラシャフト)には、リヤディファレンシャル19、およびリヤドライブシャフト27を経由して後輪22が連結されている。なお、出力軸18と出力軸16とは、クラッチC3を経由して連結されている。
チェーン駆動装置6は二つのスプロケット23、24とチェーン25とにより構成され、そのうち一方のスプロケット24にはクラッチC1を経由して出力軸17がインナーシャフトとして連結されている。この出力軸17は中空軸となっており、その出力軸17の内部に出力軸18が同軸上に設けられており、出力軸17と出力軸18は相対回転が可能なように構成されている。また、出力軸17,18と平行にフロントプロペラシャフト15が設けられている。
チェーン駆動装置6を構成する他方のスプロケット23にはフロントプロペラシャフト15が接続され、その二つのスプロケット23,24にチェーン25が巻き掛けられている。フロントプロペラシャフト15の前方にはフロントディファレンシャル20が連結され、フロントディファレンシャル20にはフロントドライブシャフト26を経由して前輪21が連結されている。なお、出力軸17はブレーキB1により、回転を固定できるようになっている。
さらに前記第2モータ・ジェネレータ8は、インバータ(図示せず)を経由してバッテリー(図示せず)に接続されている。そして、マイクロコンピュータを主体とする電子制御装置(MG2−ECU、図示せず)によってインバータを制御することにより、第2モータ・ジェネレータ8の力行および回生ならびにそれぞれの場合におけるトルクを制御するように構成されている。なお、第2モータ・ジェネレータ8のステータ(図示せず)はケーシング(図示せず)に固定されており、ステータ(図示せず)は回転しないようになっている。
エンジン1の最適燃費運転はリングギヤ3の回転数(出力回転数)を一定とした場合、第1モータ・ジェネレータ2の回転数を高低に変化させることにより、エンジン1の回転数を連続的に(無段階に)変化させることでおこなわれる。すなわち、エンジン1の回転数を例えば燃費が最もよい回転数に設定する無段変速制御を、第1モータ・ジェネレータ2および動力分配装置50を制御することによっておこなうことができる。なお、このように遊星歯車機構により構成された動力分配装置50を用いて動力を分割する方式のハイブリッド駆動装置は機械分配式ハイブリッド駆動装置と呼ばれる。
図2に各走行モードとブレーキ・クラッチの入切との関係を示す。これらのブレーキ・クラッチの入切の制御は図5に示す電子制御装置100によりおこなわれる。したがって、次に述べる走行モードの切替もこの電子制御装置100により制御される。まず、第1のモードである通常四輪駆動モードについて述べる。この通常四輪駆動モードは四輪駆動車が、例えば舗装路を走行する場合に選択されるモードである。
この通常四輪駆動モードが選択された場合、ブレーキB1およびクラッチC2は解放され、クラッチC1、クラッチC3が係合される。すると、エンジン1から出力されたトルクの一部は、第1動力分配装置50により第1モータ・ジェネレータ2へ伝達されて、第1モータ・ジェネレータ2により反力が生じるとともに、エンジントルクの一部はリングギヤ3から出力軸18に出力される。出力軸18のトルクはクラッチC3を経由し、さらにリヤディファレンシャル19を経由し、リヤドライブシャフト27を駆動し、後輪22を駆動する。このように、通常四輪駆動モードが選択された場合は、エンジントルクは後輪22に伝達され、前輪21には伝達されない。
一方、通常四輪駆動モードが選択されると、第2モータ・ジェネレータ8から出力されたトルクは、第2動力分配装置51により、出力軸17と出力軸16とに分配される。出力軸17に分配されたトルクは、クラッチC1を経由して、チェーン駆動装置6に伝達される。チェーン駆動装置6に伝達されたトルクは、フロントプロペラシャフト15を駆動し、フロントディファレンシャル20、フロントドライブシャフト26を経由して、前輪21を駆動する。出力軸16に分配されたトルクはリヤディファレンシャル19、リヤドライブシャフト27を経由して後輪22を駆動する。すなわち、第2モータ・ジェネレータ8の出力トルクは前後輪21,22の両方を駆動する。
なお、通常四輪駆動モードが選択された場合は、クラッチC2が解放されるため、第2動力分配装置51の機能により出力軸16と出力軸17との相対回転が許容される。
次に、第2の四輪駆動モードについて述べる。この第2の四輪駆動モードは、四輪駆動車が、不整地を走行する時等に使用するモードである。この第2の四輪駆動モードを選択すると、クラッチC1、クラッチC2、クラッチC3が係合され、ブレーキB1は解放される。クラッチC2、クラッチC3が係合されると、第2動力分配機構51を構成する遊星歯車機構全体が一体回転する。そのため、前輪21または後輪22がスリップした場合でも、出力軸16と出力軸17とが同じ回転数となる。つまり、このモードを選択した場合は、前後輪21,22の駆動力配分が均等になる。この第2の四輪駆動モードにおいても、エンジン1および第2モータ・ジェネレータ8の両方によって前後輪21,22が駆動される。
次に、第3のモードである高速走行時二輪モードが選択された場合について述べる。すなわち、高速走行時のように、車両の慣性力が大きく、高い駆動力が必要ない場合に第3のモードが選択される。第3のモードが選択されると、エンジン1によって後輪22が駆動される。このとき、第2モータ・ジェネレータ8は第1モータジェネレータ2やバッテリー(図示せず)の状態等によっては力行・回生してもよい。なお、このモードを選択すると、ブレーキB1およびクラッチC2が係合され、クラッチC1およびクラッチC3は解放される。
この高速走行時二輪駆動モードを選択した時の共線図を図3に示す。なお、数字は各要素の符号を示しており、上段のかっこ付きで示してある数字が図4の実施例の場合であり、下段のかっこなしで示してある数字が図1の実施例の場合である。
ブレーキB1によって出力軸17が固定されると、サンギヤ11が固定される。したがって遊星歯車機構41の共線図は図3の直線Aに示すようになり、キャリア12の回転数よりも、リングギア10の回転数が高速となる。また、遊星歯車機構40の共線図は図3の直線Bに示すようになり、エンジン1の回転数よりもリングギヤ3の方が高回転数となる。なお、クラッチC1が解放されているので、前輪21に駆動力が伝達されることはない。すなわち、後輪22のみが駆動される。
上記のように、第1のモードが選択された場合、エンジントルクは、第2動力分配装置51を経由せずに後輪22を駆動する。つまり、エンジン1からの動力伝達経路中における動力の損失を抑制でき、駆動力の伝達効率を向上させることができる。
また、第2動力分配装置51は第2モータ・ジェネレータ8の後方に設置される。したがって、第1モータ・ジェネレータ2と第2モータ・ジェネレータ8とを近づけることができる。そのため駆動装置のねじり剛性が向上し、駆動装置で発生する振動の周波数と、駆動装置の共振周波数とが一致することを回避できる。そのため、不要な共振等を抑制することができる。
さらに、チェーン駆動装置6は、車両の前後方向で第1モータ・ジェネレータ2と第2モータ・ジェネレータ8の間に配置されている。したがって、フロントプロペラシャフト15は短くてすむ。そのため、駆動装置全体を小型化することができる。
また、第3のモードが選択されたとき、すなわち、高速走行時二輪駆動モードが選択された場合は、エンジン1の出力は第1動力分配装置50により増速され、第2動力分配装置51により更に増速されて出力軸16に出力される。したがって、出力軸16の回転数に比べてエンジン1の回転数を低く抑えることができ、高速走行時の燃費を低く抑えることができる。
さらに、第3のモードである高速走行時二輪駆動モードが選択された場合には、動力循環状態、すなわち、「第2モータ・ジェネレータ8で発電した電力が、第1モータ・ジェネレータ2でトルクに変換され、このトルクがさらに第2モータ・ジェネレータ8に伝達され、第2モータ・ジェネレータ8で発電するという状態」が抑制される。すなわち、車輪21,22に動力が出力されないという状態が防止され、燃費をさらに向上させることができる。
また、第2動力分配装置51は第2モータ・ジェネレータ8で発生したトルクを前後輪に分配するトランスファの機能を有しているとともに、ブレーキB1を係合することで、二輪走行モード時にキャリア12の回転速度よりもリングギヤ10の回転速度を早くする増速機としても動作する。つまり動力分配の機能と、増速の機能との二つの機能を併せ持っている。そのため、専用の機能を有する装置を別個に用意する場合に比べて、部品点数の増加を抑制することができる。
さらに、前輪21、後輪22の駆動は、フロントプロペラシャフト15や出力軸16を使用しておこなわれる。そのため、リヤドライブシャフト27に第2モータ・ジェネレータ8を連結したり、リアディファレンシャル19内に第2モータ・ジェネレータ8を配置したりすることがない。そのため、ディファレンシャル19,20、ドライブシャフト26,27等は既存のものを流用することができる。
つぎに、この発明の対象となる四輪駆動車のパワートレーンの他の実施例を以下に説明する。図4は、この他の実施例の構成を示す具体例であり、動力分配装置を二組の遊星歯車機構を組み合わせて構成した例である。なお、図4の実施例において図1の構成と同じ構成については図1と同じ符号を付してある。また、図4に示す実施例は、図1に示す実施例の変形例であり、図1の構成と同じ部分ついて得られる作用・効果は同一のものである。
第1動力分配装置50は遊星歯車機構より構成され、遊星歯車機構のリングギヤ3には、クラッチC1を経由しチェーン駆動装置6が接続されている。
一方、遊星歯車機構40のリングギヤ3は、出力軸18およびクラッチC3を経由して第2動力分配装置51にも連結されている。第2動力分配装置51はダブルピニオン型遊星歯車機構によって構成されている。すなわちサンギヤ11とリングギヤ10とが同心円上に配置され、サンギヤ11とリングギヤ10との間には、互い噛み合った状態でキャリヤ12によって保持されたピニオンギヤ13,14が配置されている。その一方のピニオンギヤ14がサンギヤ11に噛み合い、かつ他方のピニオンギヤ13がリングギヤ10に噛み合っている。また、第2モータ・ジェネレータ8のロータ(図示せず)は減速ギヤ9を経由してリングギヤ10に連結されている。さらに、出力軸18との間の動力伝達経路にクラッチC2が設けられている。
リングギヤ10は第2モータ・ジェネレータ8に減速ギヤ9を経由して連結されている。そして、そのキャリヤ12がクラッチC3を経由して出力軸18に連結されているとともに、ブレーキB1によってキャリア12の回転が選択的に阻止されるように構成されている。また、サンギヤ11には出力軸16、リヤディファレンシャル19、およびリヤドライブシャフト27を経由して、後輪22が接続されている。
各走行モードとブレーキ・クラッチの入切との関係は、図2に示す関係と同様である。まず、第1のモードである通常四輪駆動モードについて述べる。通常四輪駆動モードではクラッチC1とC3とが係合される。したがって、エンジン1から出力されたトルクは第1動力分配装置50により第1モータ・ジェネレータ2へ伝達されて第1モータ・ジェネレータ2により反力が生じるとともに、エンジントルクの一部はリングギヤ3を経由してが出力軸18に出力される。出力軸18のトルクはクラッチC3を経由し、さらにリヤディファレンシャル19を経由し、リヤドライブシャフト27を駆動し、後輪22を駆動する。また、クラッチC1を経由してチェーン駆動装置6を経由してフロントプロペラシャフト15、フロントディファレンシャル20およびフロントドライブシャフト26を経由して前輪21を駆動する。すなわち、エンジン1から出力されたエンジントルクは、前後輪21,22の両方を駆動する。また、エンジン1から前輪21に伝達される動力は第2動力分配装置51を通過しないことになる。
一方、第2モータ・ジェネレータ8から出力されたトルクは、第2動力分配装置51を経由して、出力軸16に伝達される。出力軸16に伝達されたトルクは、リヤディファレンシャル19、リヤドライブシャフト27を経由して後輪22を駆動する。すなわち、第2モータ・ジェネレータ8の出力トルクは後輪22のみを駆動する。
次に、第2のモードである不整地走行四輪駆動モードについて述べる。このモードを選択すると、クラッチC1、クラッチC2、クラッチC3が係合される。クラッチC2、クラッチC3が係合され、エンジントルクおよび第2モータ・ジェネレータ8のトルクが第2動力分配装置51へ伝達されると、第2動力分配装置51を構成する遊星歯車機構が一体回転する。そのため、出力軸16と出力軸18が同じ回転数となる。また、このモードを選択した場合は、前後輪の駆動力配分が均等になる。なお、エンジン1から前輪21に伝達される動力は第2動力分配装置51は通過しない。
次に、第3のモードである高速走行時二輪駆動モードについて述べる。この高速走行時二輪駆動モードを選択するとブレーキB1およびクラッチC2が係合される。この高速走行時二輪駆動モードを選択した時の共線図を図3に示す。
ブレーキB1によってキャリア12が固定されると、遊星歯車機構41の共線図は図3の直線Aに示すようになり、リングギヤ10の回転数よりも高速な回転数をサンギヤ11に得ることができる。また、遊星歯車機構40の共線図は図3の直線Bに示すようになり、エンジン1の回転数よりも高速な回転数をリングギヤ3に得ることができる。また、クラッチC1が解放されているので、前輪21に駆動力が伝達されることはない。すなわち、後輪22のみが駆動される。
リングギヤ10にはエンジン1がクラッチC2を経由して連結されており、クラッチC2は係合されている。すなわち、遊星歯車機構40の出力要素であるサンギヤ11がリングギヤ10に連結されているので、リングギヤ10はエンジン1によって駆動されることになる。したがって、第2モータ・ジェネレータ8は、サンギヤ11で得られた回転数で空転することになる。したがって、エンジントルクのみで後輪22が駆動されることになる。
図5の実施例においても、第1のモードである通常四輪駆動モードや第2のモードである不整地走行四輪駆動モードが選択された場合には、エンジン1の動力の一部が第2動力分配装置51を経由せずに前輪21へ伝達される。したがって、動力損失を抑制することができる。
ここで、上述した各具体例とこの発明との関係を簡単に説明すると、エンジン1が「第1の駆動力源」に相当し、第2モータ・ジェネレータ8が「第2の駆動力源」に相当する。また、第1モータ・ジェネレータ2が「回転装置」に相当する。また、前輪21または後輪22が「車輪」および「第1の車輪」および「第2の車輪」に相当する。さらに第1動力分配装置50が「第1の動力分配装置」に相当し、第2動力分配装置51が「第2の動力分配装置」に相当する。また、クラッチC1が、この発明の第1のクラッチに相当し、クラッチC2が、この発明の第2のクラッチに相当し、クラッチC3が、この発明の第3のクラッチに相当する。さらに、キャリヤ4が、この発明の第1のキャリヤに相当し、サンギヤ5が、この発明の第1のサンギヤに相当し、リングギヤ3が、この発明の第1リングギヤに相当する。さらに、キャリヤ12が、この発明の第2のキャリヤに相当し、サンギヤ11が、この発明の第2のサンギヤに相当し、リングギヤ10が、この発明の第2リングギヤに相当し、ピニオンギヤ14が、この発明の第1のピニオンギヤに相当し、ピニオンギヤ13が、この発明の第2のピニオンギヤに相当する。また、出力軸18が、この発明の第1の出力軸に相当し、出力軸17が、この発明の第2の出力軸に相当し、出力軸16が、この発明の第3の出力軸に相当する。また、図1のクラッチC3および図5のクラッチC1が、この発明の「伝動装置」を兼ねる。また、第3のモード、すなわち高速走行時二輪駆動モードが「モード」に相当する。
なお、ブレーキB1およびクラッチC1,C2,C3は油圧制御式、電磁制御式のいずれでもよい。また、本発明における「第1の駆動力源」と「第2の駆動力源」とは、駆動力の発生の原理が異なる。本実施例では「第1の駆動力源」として熱エネルギーを運動エネルギーに変換する内燃機関を用い、「第2の駆動力源」としては電気エネルギーと運動エネルギーとを相互に変換するモータ・ジェネレータを使用する場合を述べている。なお、「第1の駆動力源」は内燃機関の他に外燃機関等を用いてもよい。要は、「第1の駆動力源」は熱エネルギーを運動エネルギーに変換する装置であればよい。
ここで、再度、本発明の構成を記すと、外歯歯車であるサンギヤと、そのサンギヤに対して同心円上に配置された内歯歯車であるリングギヤと、これらサンギヤとリングギヤとに噛合しているピニオンギヤを自転かつ公転自在に保持しているキャリヤとを三つの回転要素として差動作用を生じる遊星歯車機構を有するハイブリッド車の駆動装置において、第1の駆動力源が第2のクラッチを介して前記遊星歯車機構のキャリヤに連結され、第2の駆動力源が前記遊星歯車のキャリヤに連結され、前記遊星歯車機構のサンギアが第1の車輪に第1のクラッチを介して連結され、前記遊星歯車機構のリングギヤが第2の車輪に第2の出力軸を介して連結され、前記サンギヤと前記第1の車輪とを連結する第1の出力軸の回転を止めるブレーキを有し、前記第2の出力軸と、前記第1の駆動力源とが第3のクラッチを介して接続され、かつ、前記ブレーキおよび前記第1ないし第3のクラッチの係合・解放の組み合わせを変化させることにより、前記第1の駆動力源の出力トルクが前記第1の車輪のみを駆動し前記第2の駆動力源の出力トルクが前記第1の車輪と前記第2の車輪との両方を駆動する第1のモードと、前記第1の駆動力源と前記第2の駆動力源とがいずれも前記第1の車輪と前記第2の車輪との両方を駆動する第2のモードと、前記第1の駆動力源のみが前記第2の車輪のみを駆動する第3のモードとを切り替えることが可能なことを特徴とするハイブリッド車の駆動装置である。
また、本発明の図4に示す実施例は、サンギヤとリングギヤとが同心円上に配置され、サンギヤとリングギヤとの間に、互い噛み合った状態でキャリヤによって保持された二つのピニオンギヤが配置されており、その一方のピニオンギヤがサンギヤに噛み合い、かつ他方のピニオンギヤがリングギヤに噛み合っている遊星歯車機構を有するハイブリッド車の駆動装置において、第1の駆動力源が第3のクラッチを介して前記遊星歯車機構のキャリヤに連結され、第2の駆動力源が前記遊星歯車のリングギヤに連結され、前記遊星歯車機構のサンギヤが第2の車輪に連結され、前記遊星歯車機構のキャリヤと前記第1の駆動力源とを連結する第1の出力軸と第1の車輪とが第1のクラッチを介して連結され、前記第2の駆動力源と前記遊星歯車機構のリングギヤとを接続する第2の出力軸と前記第1の出力軸とが第2のクラッチを介して連結され、前記キャリヤを選択的に固定するブレーキを有し、かつ、前記ブレーキおよび前記第1ないし第3のクラッチの係合・解放の組み合わせを変化させることにより、前記第2の駆動力源の出力トルクが前記第2の車輪のみを駆動し前記第1の駆動力源の出力トルクが前記第1の車輪と前記第2の車輪との両方を駆動する第1のモードと、前記第1の駆動力源と前記第2の駆動力源とがいずれも前記第1の車輪と前記第2の車輪との両方を駆動する第2のモードと、前記第1の駆動力源のみが前記第2の車輪のみを駆動する第3のモードとを切り替えることが可能なことを特徴とするハイブリッド車の駆動装置である。
この発明の一例である四輪駆動車を模式的に示すスケルトン図である。 四輪駆動車で選択できる各走行モードと、ブレーキ・クラッチの入切動作との関係を示す図表である。 図1または図4に示す駆動装置についての共線図である。 この発明の他の例を模式的に示すスケルトン図である。 ブレーキおよびクラッチC1からクラッチC3の制御系の接続図である。
符号の説明
1…エンジン(第1の駆動力源)、 2…第1モータ・ジェネレータ(回転装置)、 50…第1動力分配装置(動力分配装置)、 51…第2動力分配装置(動力分配装置)、 16,17…出力軸、 18…出力軸(動力伝達経路)、 8…第2モータ・ジェネレータ(第2の駆動力源)、 4,12…キャリヤ、 5,11…サンギヤ、 3,10…リングギヤ、 13,14…ピニオンギヤ、 15…フロントプロペラシャフト、 B1…ブレーキ、 6…チェーン駆動装置、 C1,C3…クラッチ(伝動装置)、 C2…クラッチ、 19…リヤディファレンシャル、 22…後輪(車輪)、 20…フロントディファレンシャル、 21…前輪(車輪)、 60…回転軸線、 27…リヤドライブシャフト、 26…フロントドライブシャフト、 23,24…スプロケット、 25…チェーン、 9…減速ギヤ、 100…電子制御装置。

Claims (7)

  1. 第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、
    前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、
    前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、
    前記回転装置の回転軸線と、前記第2の駆動力源の回転軸線とが同軸上に配置され、
    前記伝動装置は、前記回転軸線方向で、前記回転装置と前記第2の駆動力源との間に配置されていることを特徴とするハイブリッド車の駆動装置。
  2. 前記第2の駆動力源から前記第1の車輪および前記第2の車輪の一方に至る動力の伝達を遮断し、かつ、前記第1の駆動力源の動力を、前記第2の動力分配装置を経由させて前記第1の車輪および前記第2の車輪の他方に伝達するモードを選択可能であり、前記第1の動力分配装置から、前記第2の動力分配装置に入力される動力の入力回転数よりも、前記第2の動力分配装置から出力される動力の出力回転数の方が高速となるように増速する機能を、前記第2の動力分配装置が兼備していることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車の駆動装置。
  3. 前記第1の動力分配装置は、第1のキャリヤおよび第1のサンギヤおよび第1のリングギヤが差動作用を生じるように連結された歯車機構により構成されており、前記第1のキャリヤが前記第1の駆動力源に連結され、前記第1のサンギヤが前記回転装置に連結され、前記第1のリングギヤが第1の出力軸に連結されており、
    前記第2の動力分配装置は、同心上に配置された第2のサンギヤおよび第2のリングギヤと、前記第2のサンギヤに噛合された第1のピニオンギヤと前記第2のリングギヤおよび前記第1のピニオンギヤに噛合された第2のピニオンギヤと、前記第1のピニオンギヤおよび第2のピニオンギヤを保持する第2のキャリヤとが、差動作用を生じるように連結された歯車機構により構成されており、前記第2のサンギヤが前記第2の車輪である後輪に連結され、前記第2のリングギヤが前記第2の駆動力源に連結されており、
    前記第1のリングギヤと前記第1の車輪である前輪とを係合・解放する第1のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のリングギヤとを係合・解放する第2のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のキャリヤとを係合・解放する第3のクラッチと、前記第2のキャリヤの回転・固定を制御するブレーキとが設けられており、前記第1のクラッチが前記伝動装置であることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車の駆動装置。
  4. 第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、
    前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、
    前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、
    前記第2の動力分配装置が、差動作用を生じる三つの回転要素を備えた歯車機構により構成されており、
    前記回転装置の回転軸線と、前記第2の駆動力源の回転軸線とが同軸上に配置され、前記伝動装置は、前記回転軸線方向で、前記回転装置と前記第2の駆動力源との間に配置されていることを特徴とするハイブリッド車の駆動装置。
  5. 第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、
    前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、
    前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、
    前記第2の動力分配装置が、差動作用を生じる三つの回転要素を備えた歯車機構により構成されており、
    記第2の駆動力源から前記第1の車輪および前記第2の車輪の一方に至る動力の伝達を遮断し、かつ、前記第1の駆動力源の動力を、前記第2の動力分配装置を経由させて前記第1の車輪および前記第2の車輪の他方に伝達するモードを選択可能であり、前記第1の動力分配装置から、前記第2の動力分配装置に入力される動力の入力回転数よりも、前記第2の動力分配装置から出力される動力の出力回転数の方が高速となるように増速する機能を、前記第2の動力分配装置が兼備していることを特徴とするハイブリッド車の駆動装置。
  6. 第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、
    前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、
    前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、
    前記第2の動力分配装置が、差動作用を生じる三つの回転要素を備えた歯車機構により構成されており、
    記第1の動力分配装置は、第1のキャリヤおよび第1のサンギヤおよび第1のリングギヤが差動作用を生じるように連結された歯車機構により構成されており、前記第1のキャリヤが前記第1の駆動力源に連結され、前記第1のサンギヤが前記回転装置に連結され、前記第1のリングギヤが第1の出力軸に連結されており、
    前記第2の動力分配装置を構成する歯車機構は、前記三つの回転要素として第2のキャリヤおよび第2のサンギヤおよび第2のリングギヤを有しており、前記第2のキャリヤが前記第2の駆動力源に連結され、前記第2のサンギヤが、第2の出力軸を介して前記第1の車輪である前輪に連結され、前記第2のリングギヤが、第3の出力軸を介して前記第2の車輪である後輪に連結されており、
    前記第2の出力軸と前記前輪を係合・解放する第1のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のキャリヤとを係合・解放する第2のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第3の出力軸とを係合・解放する第3のクラッチと、前記第2のサンギヤの回転・固定を制御するブレーキとが設けられており、前記第3のクラッチが前記伝動装置であることを特徴とするハイブリッド車の駆動装置。
  7. 第1の駆動力源および第2の駆動力源と、前記第1の駆動力源の動力を車輪および回転装置に分配する第1の動力分配装置とを有するハイブリッド車の駆動装置において、
    前記第2の駆動力源の動力を第1の車輪および第2の車輪に分配する第2の動力分配装置と、
    前記第1の駆動力源から前記第1の動力分配装置に伝達された動力の一部または全部を、前記第2の動力分配装置とは異なる動力伝達経路を経由して前記第1の車輪または前記第2の車輪のいずれか一方に伝達する伝動装置とが設けられているとともに、
    前記第2の動力分配装置が、差動作用を生じる三つの回転要素を備えた歯車機構により構成されており、
    前記第1の動力分配装置は、第1のキャリヤおよび第1のサンギヤおよび第1のリングギヤが差動作用を生じるように連結された歯車機構により構成されており、前記第1のキャリヤが前記第1の駆動力源に連結され、前記第1のサンギヤが前記回転装置に連結され、前記第1のリングギヤが第1の出力軸に連結されており、
    前記第2の動力分配装置を構成する歯車機構は、同心上に配置された第2のサンギヤおよび第2のリングギヤと、前記第2のサンギヤに噛合された第1のピニオンギヤと、前記第2のリングギヤおよび前記第1のピニオンギヤに噛合された第2のピニオンギヤと、前記第1のピニオンギヤおよび第2のピニオンギヤを保持する第2のキャリヤとを有し、前記第2のサンギヤおよび前記第2のリングギヤおよび前記第2のキャリヤが差動作用を生じるように連結されており、前記第2のサンギヤが前記第2の車輪である後輪に連結され、前記第2のリングギヤが前記第2の駆動力源に連結されており、
    前記第1のリングギヤと前記第1の車輪である前輪とを係合・解放する第1のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のリングギヤとを係合・解放する第2のクラッチと、前記第1の出力軸と前記第2のキャリヤとを係合・解放する第3のクラッチと、前記第2のキャリヤの回転・固定を制御するブレーキとが設けられており、前記第1のクラッチが前記伝動装置であることを特徴とするハイブリッド車の駆動装置。
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