JP3918210B2 - インクリボン巻取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、テープ状のインクリボンを巻き取るインクリボン収容カセットのリールに係合してインクリボンの強度に応じて巻き取り力を異ならせて巻き取るインクリボン巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば熱転写式のプリンタのインクリボン巻取装置がある。プリンタには、未使用のインクリボンとこのインクリボンが使用されるに応じてその使用済みのインクリボンを巻き取るリールとを内蔵したリボンカセット(或はテープ状の印刷用紙とインクリボンと使用済みとなったインクリボンを巻き取るリールとを内蔵したリボンカセット)が装着される。上記のインクリボン巻取装置は、使用済みのインクリボンを巻き取るリールに係合して、この巻取リールに駆動源からの動力をクラッチ機構を介して伝達する。
【0003】
図4は、そのようなクラッチ機構の例を示す図である。同図に示すクラッチ機構は、スプリング1の押圧荷重によって駆動伝達ギア2と被駆動盤3との間に摩擦部材4を介して発生する摩擦力により、駆動伝達ギア2から巻き取り軸5に回転駆動を伝達する構造になっている。この機構は、巻き取り抵抗が一定の限度を越えると駆動伝達ギア2が空転するようになっている。この構造によって、クラッチ機構は、インクリボンが巻き取られるに従って径が大きくなることによる回転差を吸収し、かつ、インクの溶融・転写によって印刷用紙に密着しているインクリボンを印刷用紙から引き剥がすことができる巻き取り力を維持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、熱転写方式のプリンタにおける使用済みインクリボンの巻き取りにおいて、印刷用紙からのインクリボンの剥離抵抗は、印刷濃度及びインクリボンの幅等に対応して夫々異なる。したがって、例えば、インクリボンの幅に対して必要な空転トルク(摩擦力に抗して滑りが発生する限界トルク)は、インクリボンの幅が狭ければその幅の狭いことに応じて低く、幅が広ければその幅の広いことに応じて高くしなければならない。
【0005】
しかしながら、上述したようにクラッチ機構の空転トルクがインクリボンの幅の大小に拘らず一定であるために幅の広いインクリボンでは回転トルク(巻き取りトルク)が不足し、巻き取れなかった使用済みインクリボンが印刷済みの用紙と一緒に外部に排出されるといった不具合が発生する。
【0006】
それであるからといって、回転トルクを強くすると(空転トルクを高くすると)、幅の狭いインクリボンの場合にトルクが大き過ぎ、巻き取りの途中でインクリボンが切断してしまうという問題が発生する。
【0007】
この問題の解決にあたっては、工場から出荷する前に、幅の広いインクリボンと幅の狭いインクリボンとを夫々実際に巻き取り試験を行って、丁度よい空転トルクを有するものだけを出荷するという試行錯誤的な選抜方法をとっていた。そして、結果の思わしくなかったものについては、クラッチ機構の摩擦力発生部分の各部材を適宜に交換するなどして再び実地試験を繰り返すという極めて手数のかかる手法を採用せざるを得なかった。
【0008】
本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、テープ状のインクリボンの引っ張りの強弱に応じた空転トルクで常に安定した巻き取りを行うインクリボン巻取装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以下に、本発明に係わるインクリボン巻取装置の構成を述べる。
本発明は、テープ状のインクリボンを巻き取るリールを備えたインクリボン収容カセットが装置本体に装着されたとき上記リールに係合し上記装置本体の駆動源からの駆動力を上記リールに伝達すべく該装置本体に配設されるインクリボン巻取装置に適用される。
【0010】
本発明のインクリボン巻取装置は、上記装置本体の駆動源からの駆動力が伝達される中継部材と、上記リールに係合し該リールを巻き取り方向に駆動すべく回転する第1及び第2の回転体と、該第1の回転体を支持する第1の支持部を有すると共に第1のフランジ部を有する第1の回転軸と、該第1の回転軸に外嵌し、上記第2の回転体を支持する第2の支持部を有すると共に第1のフランジ部よりも長さの短い第2のフランジ部を有する第2の回転軸と、上記第1のフランジ部と上記中継部材との間に摺動自在に設けられ該中継部材の回転力を上記第1の回転軸に伝える第1の摩擦部材と、上記第2のフランジ部と上記中継部材との間に摺動自在に設けられ該中継部材の回転力を上記第2の回転軸に伝える第2の摩擦部材と、上記中継部材と上記第2の回転体との間に介在して該第2の回転体と上記中継部材を互いに離隔する方向へ付勢する付勢部材とを備えて構成される。
【0011】
上記第1の回転体は、例えば請求項2記載のように、引っ張り強度の強いインクリボンを収容したインクリボン収容カセットに設けられたリールにのみ係合し、引っ張り強度の弱いインクリボンを収容したインクリボン収容カセットに設けられたリールには非係合となるように構成される。そして、上記第1の回転体及び上記第2の回転体は、例えば請求項3記載のように、引っ張り強度の強いインクリボンを収容したインクリボン収容カセットに設けられたリールに係合し、上記第2の回転体は、引っ張り強度の弱いインクリボンを収容したインクリボン収容カセットに設けられたリールに係合するように構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施の形態におけるインクリボン巻取装置の構成を示す分解斜視図である。図2(a),(b) は、その組み立てが完成したインクリボン巻取装置の動作状態を示す図であり、インクリボンを巻き取るインクリボン収容カセットを装置本体のインクリボン巻取装置に装着した状態を示している。
【0013】
尚、以下に示す実施の形態においては、第1の回転体は例えば丈長の巻取トップ15であり、第1の支持部は例えば先端部14−2であり、第1のフランジ部は例えば被駆動輪14−1であり、第1の回転軸は例えば長い回転軸14であり、第2の回転体は例えば丈短の巻取トップ17であり、第2の支持部は例えば先端部16−2であり、第2のフランジ部は例えば被駆動輪16−1であり、第2の回転軸は例えば短い回転軸16であり、第1の摩擦部材は例えば大輪の環状フェルト18であり、第2の摩擦部材は例えば小輪の環状フェルト19であり、中継部材は例えば巻取駆動ギア21であり、そして、付勢部材は例えば螺旋バネ23である。
【0014】
先ず、構成を説明する。図1及び図2(a) に示すように、インクリボン巻取装置10は、装置本体(例えばプリンタ)のシャーシ12に固定された支持軸13と、この支持軸13に外嵌し、下端に被駆動輪14−1を一体に形成した長い回転軸14と、この長い回転軸14に外嵌し長い回転軸14の上端に配置される丈長の巻取トップ15と、上記長い回転軸14に外嵌し、下端に上記被駆動輪14−1よりも小輪の被駆動輪16−1を一体に形成した短い回転軸16と、この短い回転軸16に外嵌し短い回転軸16の上端に配置される丈短の巻取トップ17と、短い回転軸16に外嵌し、大輪の環状フェルト18を介して被駆動輪14−1に圧接すると共に小輪の環状フェルト19を介して被駆動輪16−1に圧接する巻取駆動ギア21と、短い回転軸16に外嵌し、下端では滑りワッシャ22を介して巻取駆動ギア21を押圧し、上端では丈短の巻取トップ17の下端に圧接する螺旋バネ23とを備えている。
【0015】
上記の支持軸13には、その先端の周囲に穿設された溝13−1が設けられており、支持軸13は、その溝13−1に嵌入するカットワッシャ(C座金)24によって、長い回転軸14の逸脱を制止していると共に、長い回転軸14を回転自在に支持している。
【0016】
長い回転軸14は、その先端部14−2の周囲を非円形に切り欠かれており、この先端部14−2が、丈長の巻取トップ15の内径上端の係止部15−1に嵌合し且つ貫通する。貫通して外部に出る先端部14−2の上端周面には溝14−3が穿設されており、この溝14−3にカットワッシャ25が嵌入して、丈長の巻取トップ15の逸脱を抑止している。この丈長の巻取トップ15の胴部には、リボンカセット32のリール32−1に係合する複数の係合突起部15−2が設けられている。
【0017】
また、上記の短い回転軸16の先端部16−2は、これも周囲を非円形に切り欠かれており、この先端部16−2が丈短の巻取トップ17の内径下端の係止部17−1に嵌合する。この丈短の巻取トップ17の胴部にも、リボンカセットのリールの係合部に係合する複数の係合突起部17−2が設けられている。
【0018】
上述した丈長の巻取トップ15がカットワッシャ25により上方への逸脱を抑止されていることにより、丈長の巻取トップ15は、その下面と長い回転軸14の下端との間に、上述の短い回転軸16と、この短い回転軸16に嵌合又は外嵌する丈短の巻取トップ17、螺旋バネ23、及び巻取駆動ギア21を回転自在に位置決めしている。
【0019】
そして、丈短の巻取トップ17の下端と巻取駆動ギア21との間に螺旋バネ23が圧縮されて介在することにより、その押し付勢力にって、巻取駆動ギア21は、大輪の環状フェルト18及び小輪の環状フェルト19を介して被駆動輪14−1及び被駆動輪16−1に夫々圧接し、装置本体の不図示の駆動系からの回転駆動をこれら被駆動輪14−1及び被駆動輪16−1に伝達する。
【0020】
図2(a) は、幅の広いインクリボン31を巻き取る厚いリボンカセット32を、装置本体(例えばプリンタ)のカセット受部33により位置決めして、インクリボン巻取装置10に装着した状態を示している。
【0021】
同図(a) の場合、リール32−1の高さが、巻き取るインクリボン31の広いテープ幅に対応して高いから、インクリボン巻取装置10の丈長の巻取トップ15及び丈短の巻取トップ17が2つともリボンカセット32のリール32−1の孔に嵌入して、それらの係合突起部15−2及び係合突起部17−2が共にリール32−1に係合している。
【0022】
これにより、リボンカセット32のリール32−1は、丈長の巻取トップ15及び丈短の巻取トップ17の両方から回転駆動を受けるようになる。この回転駆動のトルクは、丈長の巻取トップ15と丈短の巻取トップ17の駆動力を合わせた分だけ強い。一方、この厚いリボンカセット32のリール32−1に巻き取られるインクリボン31はテープ幅が広い分だけ引っ張り強さが強い。上記の強い回転トルクによる回転駆動は、引っ張り強さの強いインクリボン31の巻き取りに丁度見合っている。
【0023】
そして、同図(b) は、幅の狭いインクリボン35を巻き取る薄いリボンカセット36を、カセット受部33により位置決めして、インクリボン巻取装置10に装着した状態を示している。この場合は、リボンカセット36のリール36−1の高さが、巻き取るインクリボン35の狭いテープ幅に対応して低いから、インクリボン巻取装置10の上方に位置する丈長の巻取トップ15の係合突起部15−1はリール36−1を突き抜け、丈短の巻取トップ17の係合突起部17−2のみがリール36−1に係合している。
【0024】
これにより、リボンカセット36のリール36−1は、丈短の巻取トップ17のみから回転駆動を受けることになる。この回転駆動のトルクは、丈短の巻取トップ17の駆動力のみである分だけ弱い。一方、この薄いリボンカセット36のリール36−1に巻き取られるインクリボン35はテープ幅が狭い分だけ引っ張り強さが弱い。上記の弱い回転トルクによる回転駆動は、引っ張り強さの弱いインクリボン35の巻き取りに丁度見合っている。
【0025】
このように、インクリボン巻取装置10のリール回転駆動力(回転トルク)は、巻き取るインクリボンのテープ幅に応じて変化する。すなわち、テープ幅が狭ければ回転トルクは弱く、テープ幅が広ければ回転トルクは強くなる。これによって、常にインクリボンの引っ張り強さに対応する適切な回転トルクでリールを駆動することができる。
【0026】
ところで、インクリボンの引っ張り強さは、必ずしもテープ幅に比例するわけではない。例えば一巻きのインクリボンで出来るだけ多量の印刷を行えるようにしたいという場合には、インクリボンのベースフィルムを極力薄く形成し、この上に塗布するインクも許容され得る限り薄く塗布する。そうすると、テープの体積が減少するから、同じ大きさのリボンカセットに、より長いインクリボンを収容することができる。インクリボンが長いほど印刷できる量が増加する。ところが、このようにインクリボンの構成が全体として薄いと引っ張り強さが弱くなる。
【0027】
図3は、そのようなテープ幅が広くて厚みの薄い(つまりテープ幅は広いが引っ張り強さが弱い)インクリボンのリボンカセットの構成と、このリボンカセットとインクリボン巻取装置10との係合状態を示す図である。同図に示すリボンカセット38は、テープ幅が広くて厚さの薄いインクリボンを捲き取るリール38−1を備えている。このリール38−1は、インクリボンを巻着する胴輪部はインクリボンの広いテープ幅に対応して長いが、内径に形成される巻取トップとの係合部が、上方が切り欠かかれていて非係合部38−1aを形成し、下方のみが係合部38−1bを形成している。
【0028】
このため、巻き取るインクリボンの広いテープ幅に対応してリール38−1の高さが高く、このリール38−1にインクリボン巻取装置10の丈長の巻取トップ15及び丈短の巻取トップ17がともに嵌入していても、丈長の巻取トップ15の係合突起部15−2はリール32−1に係合せず、丈短の巻取トップ17の係合突起部17−2のみがリール32−1に係合する。
【0029】
したがって、この場合も、リボンカセット38のリール38−1は、丈短の巻取トップ17のみから回転駆動を受けることになる。そして、この回転駆動のトルクは、丈短の巻取トップ17の駆動力のみである分だけ弱く、リボンカセット38のテープ幅は広いが引っ張り強さが弱いインクリボンの巻き取りに丁度見合っている
【0030】
尚、リボンカセット38のリール38−1を、丈長の巻取トップ15とだけ係合するように形成してもよく、したがって、リボンカセットが厚い場合は、つまりインクリボンのテープ幅が広い場合は、図2(a) に示したリール32−1の構成、図3に示したリール38−1の構成、及びこれとは逆に丈長の巻取トップ15とだけ係合する構成の3通りの回転トルクを実現することができる。
【0031】
尚、上述の一実施の形態では、丈短の巻取トップ17の下端と巻取駆動ギア21との間に螺旋バネ23が圧縮されて介在しており、その押し付勢力で巻取駆動ギア21は、大輪の環状フェルト18及び小輪の環状フェルト19を介して被駆動輪14−1及び被駆動輪16−1に夫々圧接するようにしているが、これに限らず、螺旋バネ23に代えて、弾性力を有するゴム材などを使用するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、テープ幅に応じて又はテープの引っ張り強度に応じてリール駆動トルクを変化させるので、テープ幅や引っ張り強度に応じた適切な回転トルクをテープに与えることができ、したがって、幅の広いテープを使用しているときに発生しがちなトルク不足による巻き取り不良や幅の狭いテープを使用しているときに発生しがちなトルク過多によるテープ切れ等の不具合を解消し、これにより、テープ幅に拘りなく安定した巻き取りを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施の形態におけるインクリボン巻取装置の構成を示す分解斜視図である。
【図2】 (a),(b) は組み立てが完成したインクリボン巻取装置にインクリボンを巻き取るインクリボン収容カセットを装着した状態を示す図である。
【図3】 テープ幅は広いが引っ張り強さが弱いインクリボンのリボンカセットの構成とインクリボン巻取装置との係合状態を示す図である。
【図4】従来のクラッチ機構の例を示す図である。
【符号の説明】
1 スプリング
2 駆動伝達ギア
3 被駆動盤
4 摩擦部材
5 巻き取り軸
10 インクリボン巻取装置
12 装置本体のシャーシ
13 支持軸
13−1 溝
14 長い回転軸
14−1 被駆動輪
14−2 先端部
14−3 溝
15 丈長の巻取トップ
15−1 係止部
15−2 係合突起部
16 短い回転軸
16−1 被駆動輪
16−2 先端部
17 丈短の巻取トップ
17−1 係止部
17−2 係合突起部
18、19 環状フェルト
21 巻取駆動ギア
22 滑りワッシャ
23 螺旋バネ
24、25 カットワッシャ
31、35 インクリボン
32、36、38 リボンカセット
32−1、36−1、38−1 リール
33 カセット受部
38−1a 非係合部
38−1b 係合部
Claims (3)
- テープ状のインクリボンを巻き取るリールを備えたインクリボン収容カセットが装置本体に装着されたとき前記リールに係合し前記装置本体の駆動源からの駆動力を前記リールに伝達すべく該装置本体に配設されるインクリボン巻取装置において、
前記装置本体の駆動源からの駆動力が伝達される中継部材と、
前記リールに係合し該リールを巻き取り方向に駆動すべく回転する第1及び第2の回転体と、
該第1の回転体を支持する第1の支持部を有すると共に第1のフランジ部を有する第1の回転軸と、
該第1の回転軸に外嵌し、前記第2の回転体を支持する第2の支持部を有すると共に第1のフランジ部よりも長さの短い第2のフランジ部を有する第2の回転軸と、
前記第1のフランジ部と前記中継部材との間に摺動自在に設けられ該中継部材の回転力を前記第1の回転軸に伝える第1の摩擦部材と、
前記第2のフランジ部と前記中継部材との間に摺動自在に設けられ該中継部材の回転力を前記第2の回転軸に伝える第2の摩擦部材と、
前記中継部材と前記第2の回転体との間に介在して該第2の回転体と前記中継部材を互いに離隔する方向へ付勢する付勢部材と、
を備えたことを特徴とするインクリボン巻取装置。 - 前記第1の回転体は、引っ張り強度の強いインクリボンを収容したインクリボン収容カセットに設けられたリールにのみ係合し、引っ張り強度の弱いインクリボンを収容したインクリボン収容カセットに設けられたリールには非係合となることを特徴とする請求項1記載のインクリボン巻取装置。
- 前記第1の回転体及び前記第2の回転体は、引っ張り強度の強いインクリボンを収容したインクリボン収容カセットに設けられたリールに係合し、前記第2の回転体は、引っ張り強度の弱いインクリボンを収容したインクリボン収容カセットに設けられたリールに係合することを特徴とする請求項1記載の巻取装置。
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